苦しみ抜いている5月も残り2日!
月・火もご来店には恵まれませんでした汗。
不甲斐ない。。。
が、水曜日はご来店(とご連絡)に恵まれてスーツやシャツのご注文、 “♡ Camo” socksのお取り置き依頼、13周年Tシャツの「カラー&サイズオーダー」依頼等々がありました!
本当にありがたいです。
そして、水曜日も書いたけれどLife Goes Onです!
加えて、僕の信条はDon’t Look Backです!!
残りの2日間を元気いっぱいに、そして熱い情熱を込めて全力でやり切るのみです。
さあ、がんばろうぜ!!
ところで。
「情熱」といえば。
今日は最近お作りした情熱的で鮮やかなOrangeのバルマカーンコートをご紹介します。
LOUD GARDENから徒歩30秒のご近所、というか隣接するビルの1Fで和食店をやっていたこの界隈の重鎮G様からご注文いただいた1着です。
G様はコロナ禍になって1年くらいで「閉店する!」とパッと店をたたみ今は湘南の方で優雅な生活をなさっている御仁で、よき意味でちょっとだけ危険な香りがするダンディです。
しかし。。。
あのやめっぷりは本当に潔かったです。
僕もとってもびっくりすると同時に「おお、すげー!さすがGさん」「絶対に真似でいない」と思ったものです。
ちなみにG様は確かLOUD GARDENがオープンする2年前に開店なさったのですが、LOUD GARDENオープン直後に初めてお会いした時から既に重鎮だった記憶があります笑。
そんなG様には本当に可愛がってもらいました。
たくさんの楽しい思い出があります。
思い出したら今でも爆笑できるあれこれや、このDiary等ではとても書けないようなあれこれ!
そんなG様から久し振りにご注文いただいたのが今日ご紹介するコートです。
閉店後5年くらい?
そして、閉店後しばらくして当時住んでいらっしゃった神泉からお引っ越しなさったので今はかなり遠距離です。
はい、時間も経ち距離も遠くなりました。
にも関わらず、しばしば「元気ですか?」と店に立ち寄ってくださり、こうして新たなご注文もくださることには感謝しかありません泣。
という訳で、今日はそんなちょっと危険な香りがするダンディにご注文いただいたクールにしてホットにして情熱的なコートをご紹介します!
今日ご紹介するG様のバルマカーンコートは ↓こちら↓ です。

素材は国内の名門Cottonメーカーによる「太番手糸を使ってややハードめに織り上げたハリのあるツイル(綾織)組織」が特徴的な100% Cottonです。
国内のCotton業界ではいわゆるカツラギというボディですね。
羽織コートとしては最高のボディだと思います。
が、しかし、ボディよりなにより!!
やっぱりこの素材、そしてこのコートの最大の特徴・魅力はカラーです!!
超スーパーヴィヴィッドなOrangeが最高にキレイですよね〜!
袖を通す度に元気が出ること間違いなし。
道ゆく人から注目を浴びること間違いなし。
金運がさらにアップすること間違いなし。
三拍子揃ったナイスOrangeだと思います。
ちなみに、G様は当初Off white系を考えていらっしゃいました。
THE STYLE COUNCIL時代のPAUL WELLER先輩が着ていたようないわゆるステンカラーコートがイメージでした。
が、段々と話が脱線していきこちらのOrangeになりました!
そういう「まさかの展開」もオーダーメイドの醍醐味かもしれません。
そういえば、火曜日は肌寒かったのでダウンジャケットを着ている人を見かけました(!?)。
ひょっとしたらG様もお召しくださったかもしれませんね。
もし湘南方面でこのカラーのコートを着ているダンディを見かけたら、多分それはG様です!
とにもかくにも!!
いかがでしょうか!?
すごく素敵ですよね!?
薄手の羽織りコート、スプリングコートって。。。
気候の変化に拍車がかかっている昨今ではそう頻繁に見なくなったアイテム、10年後には絶滅危惧種になるかもしれないアイテムです。
でも、それだからこそ薄手の羽織りコート、スプリングコートって超スーパー粋だと思います。
デザインは「セミステンカラー + フライフロント(比翼仕立て)+ シングルブレステッド4ボタン + ラグランスリーヴ + ウェルト(箱)仕様の*縦ポケット + センターベント」、フィッティングはややゆったり、シルエットはAラインでお作りしました。
*縦ポケット:実際には手を入れやすくするために少し斜めにしています
クラシックにしてモダン、ポップにしてロック、華やかにしてそこはかとない気品。。。
間違いなくOne of a kindな1着だと思います。
また、上述の通りややハードめに織り上げられた素材なので2年、3年、5年と着込むうちにイイ感じに柔らかく、クタッとしてくると思います。
はい、経年変化も楽しい1着だと思います。
とにもかくにも、かなりの自信作です!!
それが証拠に、先週末にご配送したところ着荷直後にG様から「相変わらず上出来ですよ!」とお褒めのお言葉が届きました。
ありがたき幸せです!
続いて、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。
カラーです。


カラーは一般的なセミステンカラーより小さめにしました。
ウィメンズに近い小ささだと思います。
僕のような顔デカ男ならもっと大きい方がイイのは間違いありません笑!
が、G様は小顔なのと今回はシュッとした&すっきりした感じにしたいというご意向があったので小さめにしました。
具体的には一般的なセミステンカラーの長さは9.0cm~10.0cm程度ですがこちらは7.0cmです。
「7.0cmはかなり小さめだろうな」と思っていましたが、こうして仕上がってみると全然「小さいな」という感じではないですね!
むしろモダンな感じがするので、僕のような顔デカ男でも大丈夫かもしれません。
「次回バルマカーンコートを作る時はこれくらいにしようかな?」と思った次第です。
また、右の衿下にはさりげなく表素材とほぼ同じOrange糸でHという刺繍をお入れしました。
G様のイニシャルはTGなのでHは入っていません。
はい、TGだと東京読売巨人軍のイニシャルなので、クラシックな広島東洋カープのマークHにしていただきました。
というのもちろん冗談で、ちょっとした意図があってのHです!
その意図は。。。
ここでは書けません汗。
カラーの裏面(下画像)は表素材を使用しました。
バルマカーンコートは「衿立て」をすることが多いアイテムなのでこれが基本です。
ポケットです。

バルマカーンコートにはこのウェルトポケットがベストマッチですよね!
ライニングです。

エレガントなペイズリージャカードライニングです。
表素材とライニングのなんとも「上品なコントラスト」がとても素敵ではないでしょうか?
この上品なコントラストが生まれているのはライニングの緯糸(ヨコイト)にOrangeが使われているゆえです。
はい、こちらのライニングはいわゆるSolaroタイプなのです!
さすがはG様、ナイスセンス!
袖口です。

ポケット同様にシンプルかつバルマカーンコートの定番であるタブつき仕様にしました。
「あくまで飾りだから」ということでアジャストボタンはおつけしませんでした。
同時にご注文いただいだシャツもご紹介します。


とってもキレイなWhiteシャツですよね!
このデザインはG様の定番です。
以上です。
G様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
お作りいただいたコートの画像を見たらフツフツと元気が湧いてきました!
青山近辺にいらした折にはぜひともまたいらしてください。
30th. May. 2025
Ryoji Okada