「父親の七回忌法要(おかげさまですごくいい時間が過ごせました!)」や「若干の体調不良(金曜日になっても咳が止まらなかったので土曜日午前中にかかりつけのクリニックに行ったら『岡田さんは咳が残りやすい体質だから体調不良後に咳が残っている感じですね』とのことで新たな薬を処方してもらうなどしました)」や「ありがたいことに先週平日にたくさんいただいたご注文の処理」や「大量に仕上がったご注文品の検品&撮影」等々でかなりバタバタしていてあまり細かくNPBをチェックできなかったのですが。。。
4.12 Satに奪首したカープはこの金土日に2位Tとの3連戦を闘いました。
ペナントレースはまだまだ序盤ですし、敵地甲子園球場ですし、坂倉選手・秋山選手・モンテロ選手・佐々木選手・アドゥワ投手・黒原投手を欠いているチーム事情がありますし、T打線がかなりホカホカになっているっぽいし、初戦はカープ打線が苦手にしている村上選手が先発でしたし。。。
金曜日は「3連敗は絶対に阻止。1勝2敗でも合格。勝ち越せれば99点。3連勝をしようものならビックリ仰天!」といった心境でした。
して結果は!
初戦は、森下投手が初回にあっさり2点を献上したことを知り「ああ、こりゃ劣勢ムード確実じゃん。。。」と思った直後に華麗な逆転劇を演じての完勝!
初回に30球を投じた森下投手も最終的には完投(124球/4被安打/5奪三振/3与四球/2失点)し3勝目をマークしました。
2戦目は苦しみながらも7回0失点でT打線を抑えた床田投手、先発起用に見事に応えた羽月選手、素晴らしい守備で床田投手を支えた矢野選手の躍動があり見事な零封勝ち!
昨日行われた3戦目は大敗でした。
3戦目はいろいろあったみたいですが、負け試合ですしまったくフォローをしていません笑。
先に2勝していただけに昨日の負けは残念ですが。。。
甲子園での3連戦を2勝1敗で乗り切れたのは好材料以外の何物でもありません!
今日はお休みで明日からは本拠地マツダスタジアムでSとの2連戦に臨みます。
元気がないS相手ですから、できればふたつ取りたいですね!
Go! CARP!
ところで。
「華麗」「見事」「好材料」といえば。
昨日もこのDiaryで書いた通り今日は昨日に引き続きオーダーメイドシャツの新作コレクションをご紹介するつもりでした。
が、しかし。。。
おとといの午後イチくらいに予期せぬ極上のブツが入荷したので急遽方向転換してそちらをご紹介することにしました。
見事なほどに華麗な好材料。。。
いや、これはもう!
くどくど説明せずにご覧いただいた方が早いです。
という訳で、早速ご紹介します!!
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
なんと!?
昨日オーダーメイドシャツ用の新作コレクション4マークをご紹介した「あの」LibertyのLiningコレクションであります!!
HFWが150周年を迎えたLibertyとコラボレイトして今春リリースした新作なのですが僕はおとといまでその存在をまったく知りませんでした汗。
はい、着荷して「ん?C社さんから荷物??なんだろう???この形状はバンチブックかな????Bashあたりがリニュアルされたのかしら?????」などと思いながら開封してぶったまげた!という訳です。
少し上で「くどくど説明せずに!」と書きましたが、まずHFWについて簡単にご説明します。
Huddersfield Fine Worsteds(以下HFW)は英国における「高級毛織物の聖地:England北部に位置するYorkshire西部の街Huddersfield」に拠点を置く、そして「英国王室御用達の証:ロイヤルワラントを授かるHardy Minnis」や「日本でも馴染みの深いMartin Sons & Co.」を傘下に収める世界最大級のマーチャントです。
といっても、日本ではそこまで知られていない気がします。
が、しかし、世界的な視点で見ると、Martin Sons & Co.のFrescoを筆頭とした「歴史と伝統に最大限の敬意を表した豊かなコレクション」が長きに渡ってSavile Rowのビスポークテイラーや世界的ビッグブランドから絶大な信頼を集めている「テイラードウェア業界になくてはならない存在」です。
それが証拠に、僕がGIEVES & HAWKESのクリエイションに携わっていた1995年から2004年頃の間、本国のReady-to-wearコレクションでは必ず毎シーズンHFWの素材が複数使われていました。
もちろんBespoke部門ではバンチブックも取り扱っていたと記憶しています。
その一方で、made in Italyの素材を積極的に取り入れるなど、HFWがクリエイティヴィティを重視した極めて柔軟な方針を示していることもテイラードウェア業界内では有名です。
最近は多くのUKマーチャントが 「コレクションにmade in England/made in Scotland/made in Ireland以外の素材を組み込むこと」に躊躇がなくなりましたが、HFWはかなり早い時期からその方針をとっています。
という「クラシック/トラディショナルとモダン/アヴァンギャルドの両面を大事にする企業哲学」が見事に反映されたヴァラエティ豊かなHFWのバンチブックコレクションは圧巻の一言です。
FrescoやCasual Classic Linensは前者の代表例で、竹繊維を100%使用したBambooやアジアでは数冊しか流通していないという触れ込みのロックかつレアなBash Ⅱ(←もちろんLOUD GARDENでも取り扱っています!)やLOUD GARDENでも大人気のスーパーファンシーなライニングコレクション:Flash Liningsシリーズは後者の代表例といえるでしょう。
LOUD GARDENでは、HFWのバンチブックも(フルコレクションではありませんが)かなりの冊数を取り扱っていますのでご来店の際にはぜひともチェックをしてみてください。
さて!
肝心のLiberty Linings by HFWですが!!
リリースによれば「Londonの中心部に所在するLibertyのデザインスタジオにて大切に保存されている60,000を超える手書きのアーカイヴパターンからHFWが選りすぐった57マークをコンパイルした絶品Liningコレクション」です。
皆さんもきっとご存知なあのパターンやあのパターンもコンパイルされています!
品質はFlash Liningsのプリントコレクションと同じ「上質なSilkを思わせるふくよかで柔らかくて滑らかな*Viscose(100% Viscoseです)」、組織はマイクロツイル(綾織)です。
*Viscose:ヴィスコースはレイヨンの一種です
プリントはネクタイ用シルクの産地としても有名なイタリア北部にあるComo湖のふもとに拠点を構える名門プリンターが担当しています。
ということは、クオリティも「間違いない」ですね!
続いて!
いよいよ!!
冒頭から収録順に全マークを一気に披露します。
ではいきましょう!
最高に充実していますよね!
次回のスーツあるいはジャケットのライニングは絶対にこのバンチブックからセレクトしたいです!!
皆さんはどれがお好きですか?
以上です。
これにてLiningコレクションがまたしても充実しました。
同じくHFWの合計4冊もある(Vol.4は2冊あるので実際には5冊!?)Flash Linings、A WORKROOM時代からお世話になっているLBDのPlain & Fancy Linings、先日新作をご紹介したTCS、国産の100% Cuproプリントコレクション等々のバンチブックがある訳ですから、手前味噌ながら素晴らしい品揃えだと思います!
お時間がある時にぜひとも隅から隅までご覧ください。
21st. Apr. 2025
Ryoji Okada