1週間後に迫った共催イヴェントJoji Shimamoto × LOUD GARDENですが、水曜日に5回目か6回目の打ち合わせをしました。
そして、昨日から「イヴェント告知週間」を始めました。
具体的に告知のために何をしているかというと。。。
外苑西通り沿いのウィンドウディスプレイをイヴェント告知ヴァージョンに変えたり、会期中に販売するアートグッズを一部セッティングしたり、店内に告知Popをペタペタっと貼ったりを始めたりしました。
アートグッズはJoji君のアートをプリントしたゼロックス、トートバッグ、レンズクリーナーが入荷しました。
会期初日までにTシャツやマグカップも到着しますし彼が過去にリリースした写真集も入荷しています!
また、イヴェント用のエクスクルーシヴ素材で使用したアート作品も入荷済みです。
更に、我々が作ったポストカードも完成しました
これにて、紙媒体は昨日仕上がったポストカードとJoji君が作った三つ折りリーフレットの2種になりました。
ご来店の際はぜひともチェックしてみてください。
また、つい先日Joji君が彼のwebsite内にイヴェント専用特別ページを作ってくれました。
だけでなく、そのトップに昨日クールな動画がアップロードされました!
それから、来週はオープニングレセプション(4.11 Fri 18:30~)の打ち合わせにYOU THE ROCK★さんとJoji君が訪ねてくれるとのことです。
ますます気合が入る日々です!
どうぞよろしくお願いします!!
でも、イヴェントはもちろん重ねゆく日々もすごく大事です。
この土日のご来店をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
ところで。
「素材」といえば。
今日は1週間振りに新作バンチブックをご紹介します。
本当はもっと頻繁にご紹介したいけれど。。。
この1週間は新作バンチブックより優先したいスーパーホットなネタがたくさんあったので仕方がない!
でも、次は1週間は空けずにやりたいと思います。
14回目の今日はLoro Piana/ロロピアーナとともにイタリアンミルの最高峰(= 世界最高峰)と評されるErmenegildo Zegna/エルメネジルドゼニアの新作です。
Ermenegildo Zegnaは。。。
諸般の事情というか大人の事情というか、色々ありましてA WORKROOM時代から積極的には取り扱ってきませんでした。
なぜかご要望をいただくことがあまりなかったというのも理由のひとつですけれど、積極的に取り扱わなかったのはやはり「事情」の方が大きいでしょうか笑。
書くと長くなりそうなので「事情」の詳細は割愛しますが、もしも知りたいという方がいらっしゃいましたらお気軽に店頭でお尋ねください。
そんなErmenegildo Zegnaですが、2022 Spring/Summerシーズンから、つまり3年前から「単独で収録されているバンチブック」の手配を始めました。
複数のイタリアンミルで構成されたバンチブックにErmenegildo Zegnaの素材が収録されていたことはしばしばありましたけれど、単独収録のバンチブックとなるとどうでしょう。。。超久し振り。。。というよりもLOUD GARDENをオープンさせてから初めてでした!
なので、僕もすごく入荷を楽しみにしていたのですがやっぱり素晴らしかったです。
webで見たり、この業界にいる数少ない友人の店舗で見せてもらったりしているためコレクション概要は少なからず知っていたのですが、やっぱり現物を手元に置いてじっくり見て触ると全然違いますもんね。
3年前に「おお!やっぱイイな〜!」と感嘆したことを今でも鮮明に覚えています。
今日ご紹介するのは単独収録のバンチブックを取り扱い始めて7シーズン目となるErmenegildo Zegnaの新作です。
果たして半年振りの新作の内容はどうでしょうか!?
早速見ていきましょう!
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
Ermenegildo Zegnaをフルコレクション揃えるとなるとかなり膨大な量になりますので今シーズンもひとまず1冊、「いいところ取り」をしたバンチブックのみを手配しました。
具体的には「Traveller、15 MilMil 15、Cool EffectといったErmenegildo Zegnaを代表するシリーズ」と「JerseyやLoopといった2020年代らしいシリーズ」がナイスなバランスでコンパイルされた1冊です。
また、Spring/Summer向けSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)とAll Season向けSuitingがこれまたナイスバランスなのも嬉しい限りの1冊です。
*ここ最近は後者をお求めの方が多いせいかこのバンチブックも後者のヴォリュームが「厚め」です
とにもかくにも、「さすがZenga!」な極めて充実した素晴らしいコレクションに仕上がっていますのでご来店の際にはぜひともじっくりと時間をかけてご覧になってください。
もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、今日も気合を入れて、できるだけ丁寧に全マークをじっくりご紹介してから最後に「僕のBest 5」を披露します。
皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように!
Jersey
2019年にZegnaグループの傘下に入ったJerseyのスペシャリストDondiとコラボレートしたコレクションです。
( Dondiではなく)Ermenegildo Zegnaの名を冠してあるだけあってとてもシックな「顔」に仕上がっていると思います。
*Dondiの名を冠しているコレクションも存在します
上画像はLinenベースのJerseyです。
*品質の詳細は後述します
伸縮性に乏しいといわれるLinenを使ったJersey素材とは「さすがはErmenegildo Zegna!」だと思います。
Linen由来の通気性、清涼感、カジュアル感、豊かな発色、野趣味に恵まれると同時にJerseyならではの伸縮性と快適性に富んでいる訳ですから素晴らしいの一言ですよね!
伸縮性に富んでいるということは、(テンションが分散されるため)シワになりにくいということも意味するので「Linenはシワがちょっと」という方にも胸を張ってオススメできます!!
清涼感あふれるカラーリングのトラディショナルチェックも◎ではないでしょうか。
ちなみに、LinenブレンドではありますがErmenegildo Zegna目線だとこちらもAll Season扱いになります。
ウエイトもそこそこありますし、それも納得です!
が、個人的には色柄を含め「やっぱりSpring/Summerシーズンがメインになるのかな?」と思います。
では、詳細を。
上2マーク:60% Cotton + 40% Linen(400/440g)のグレンチェックです。優しいナチュラルカラーが素敵ですよね!こちらはダブルフェイス仕上げで裏面はハウンズトゥースになっています。
上から3番目/4番目:96% Cotton + 4% Polyamide(340/380g)のハウンズトゥースです。GoldとSilverにも見えるBrownとMideum Greyがとってもナイスではないでしょうか?「ほぼほぼオールLinenでもここまで伸びるんだ!?」と少々びっくりなストレッチ性の高さも「すごい」です!こちらはダブルフェイスではありません。
上から5/6/7番目:60% Cotton + 40% Linen(310/340g)のハウンズトゥースです。これからの季節の快適なこと間違いなしの素晴らしい素材だと思います!こちらもダブルフェイスではありません。
1番下:90% Linen + 10% Cotton(425/475g)のオーヴァーチェックです。ヘヴィなウエイトを想像させない軽快さと端正な色柄が自慢の素材です!また、他の7マークよりも少しハードなタッチなのもすごくイイと思います!
下画像はWoolベースのJerseyです。
Jerseyっぽさがほとんどない織物のような優雅な「顔」が自慢です。
では、詳細を。
1番上:シャークスキンのような「顔」を持つAll Season向けのCotton Jerseyです。品質は100% Cotton(235/265g)ながらまるで細番手糸を使用した100% Wool素材のような風合いが白眉な逸品です。今日ご紹介するバンチブックにコンパイルされているJersey中最もライトウェイトですがかなりしっかりと打ち込んでいるのでジャケットはもちろんスーツを作ってもすごくイイと思います。潔くもこちらのBlue 1カラー展開です。
上から2番目/3番目:All Season向けのCotton + Wool Jerseyです。立体感のあるギンガムチェックがとってもクール&モダンクラシックな素材です。品質は43% Cotton + 42% Wool + 15% Polyester(350/390g)です。こちらもジャケットだけではなくスーツにも使えるボディです。
上から4/5/6番目:All Season向けのWool + Cotton Jerseyです。完全に「織物の顔」をしているグレンチェックが極めてダンディな素材です。品質は62% Wool + 38% Cotton(350/390g *140cm巾)です。こちらもジャケットだけではなくスーツにも使えるボディです。また、こちらはダブルフェイス仕上げで裏面は無地になっています。
上から7番目:All Season向けのWool + Cottonl Jerseyです。Blueグラデーションのオーヴァーチェックがとてもスタイリッシュな素材です。品質は64% Wool + 36% Cotton(450/500g)です。こちらもジャケットだけではなくスーツにも使えるボディです。そして、こちらもまたダブルフェイス仕上げで裏面はハウンズトゥースになっています。
1番下:All Season向けのWool + Cotton Jerseyです。ニュアンスのあるメランジBlueがすごく知的だと思います。品質は63% Wool + 37% Cotton(390/430g *145cm巾)です。こちらもジャケットだけではなくスーツにも使えるボディです。そして、こちらもまたダブルフェイス仕上げで裏面はシックなNavy Blue無地になっています。
毎シーズンのことながら、Ermenegildo ZegnaのJersey Collectionはかようにたくさんの異なるテイスト・アプローチを持った素材が百花繚乱したナイスな内容に仕上がっています!
皆さんはどのジャージーがお好きですか?
Traveller
Travellerはその名の通り移動や出張の多いビジネスパーソンに向けて開発された「優れた強撚糸使いによる反発力の強さ」に由来する「高い抗シワ性」と「抜群のシワ回復力」を誇るErmenegildo Zegnaのベストセラーボディです。
「シワになりにくい」「移動の多い方に最適」といったワードを至るところで目にする昨今ですが、その元祖に近い存在がこのTravellerです。
それが証拠に。。。
GIEVES & HAWKESのデザイン/企画をしていた頃(25年から30年くらい前の期間?)にイデアビエラやプルミエールヴィジョンといったヨーロッパで行われていた/行われている素材展へ頻繁に出かけていたのですが、その頃からTravellerはあったと記憶しています。
Travellerより歴史が古いHigh Performanceももちろんありました。
当時は「世界最高峰の高級毛織物産地」であるビエラ地区で高機能素材を取り扱っているミルはほぼ皆無だったはずです。
記憶に残っているのは、Trabaldo TognaのナチュラルストレッチとこのTraveller(とHigh Performance)くらいです。
「そっち系」の素材はプラート地区のミルがやる/得意という棲み分けがあったんですよね。
Ermenegildo Zegnaの高い先見性が垣間見えるエピソードではないでしょうか。
そうそう、Travellerで作ったスーツを愛用していたErmenegildo Zegnaを愛するダンディなT先輩が出張後に「岡ちゃん、Travellerはやっぱりいいわ!」とよく自慢していた旧き佳き思い出も蘇りました!
T先輩もそろそろ定年かな?
さすがにまだかな?
それから、まだ時々谷町四丁目駅近くにあったピーナツの殻を地面に落とすスタイルのジャズバーに行っているかな?
昨年久し振りに天満橋に行ったらだいぶ様子が変わっていたように見えたのであのジャズバー自体がないかもしれませんね。
*色々と記憶違いがあったらすみません汗
いずれにしても、世界中のアパレル企業やテイラーが長きに渡ってフューチャーし続けている事実、つまり世界中のビジネスパーソンから長く支持されているという事実はTravellerが誇る機能の高さを明確に証明していると思います。
もちろんこの素材の素晴らしさは機能だけではなく、最上級原料しか使わないErmenegildo Zegnaならではの高い品質にもあります。
優雅な光沢、しっとりとした滑らかな肌触り、そして繊細な色柄とたくさんの魅力が詰まった逸品です!
All Season向けとAutumn/Winter向けの2ボディが存在するTravellerですがこのバンチブックはSpring/Summerシーズン用ということで前者のみがコンパイルされています。
品質は100% Wool(250g)、組織はツイル(綾織)です。
上:柄物5マークです。上3マークがオーヴァーチェックで下2マークが遠目には無地にも見えるマイクロダイヤ柄です。Ermenegildo Zegnaらしいクラッシーな色柄がとても素敵ですね!
中:マイクロピンヘッドやシャークスキン等の織柄無地12マークです。バーズアイにBrownがあるのが嬉しいですし繊細なヘリンボンはどれもすごくカッコいい思います!
下:完全な無地10マークです。Indigo Blueっぽい右中央の3マークを含めBlueのヴァリエーションが白眉過ぎます!
15 MilMil 15
「高品質素材だけを生産しているErmenegildo Zegnaの中でも最高級との誉れ高いSuiting:15 MilMil 15」は、15μ(マイクロン)という極細の原毛を使用していることからその名前がつけられた超絶に高級なコレクションです。
Ermenegildo Zegnaは「Super表記」を嫌います(例えば、Super 130’sと表記してしまうと他のSuper 130’s表記をしている有象無象と同じクオリティだと思われてしまう恐れがあるためだそうです!素晴らしい矜持ですよね!)のでこの素材にもSuper表記はありませんが、少々野暮かもしれませんが仮に15μ原毛をSuper表記で表現するとSuper 170’sに該当します。
この業界では細番手糸を使用した素材をSuper Fineという言葉で表現しますが、こちらならどうでしょう。。。
Extremely Super FineとかUltimate Super Fineといった言葉を使いたくなりますね!
その品質の素晴らしさは触っていただければ「瞬時に」お分かりいただけると思います。
King of Zegna’s fabricという異名をとるのも納得です。
ぜひともご来店の際には実際に触ってみてください。
14.5μのSuper 180’s原料を使っているDragoのSkyfallも甲乙付け難いほどに素晴らしいのですが、その出自の影響もあるのかあちらは敢えて少しハードに仕上げている素材が少なくありません。
一方、この15 MilMil 15は「原料の秀逸さを極限まで活かそう」というコンセプトで織られているため、単純に肌触りの「とろみ」で比べたらSkyfallより格段に「上」です。
ちなみにLOUD GARDENではまだ承ったことがないのです(汗)が、この素材で仕立てた先輩のスーツは見たことがあります。
惚れ惚れするほどの美しさでした!
僕も人生で一度は作ってみたいです。
品質は100% Wool(220/230g/m)です。
15 MilMil 15はクインディッチ・ミルミル・クインディッチと読みますが、この業界では短縮して「ミルミル」と呼ぶのが一般的です。
ミルミルというワードの響きは少々アレですよね。
でも、この業界では「やっぱりミルミルは最高だよね」という会話を大真面目にすることが頻繁にあります笑。
上:スーパーシックなチェック6マークと素材感のある無地1マークです。
中:エレガントの極致なストライプとヘリンボンとシャドウストライプです。
下:完全な無地7マークです。
LOUD GARDENではまだご注文いただいたことがありませんが、お取引先に伺うとかなり売れているそうです!?
この時代に。。。
いや、この時代だからこそ。。。
15 MilMil 15のような雲上素材を求める人が増えているのかもしれません。
LOUD GARDENもこの波に乗り遅れていはいけない!!
という訳で、どなたかぜひともご注文をお願いします。
本当に超ウルトラスーパー素晴らしい素材です。
Bielmonte
強力なヴィンテージテイストを感じさせる豊かなハリとコシを特徴に持つBielmonteです。
「釈迦に説法」というやつだとは思いますが。。。
一般的にイタリアンミルの素材はその滑らかな肌触りと豊かな光沢感が持ち味です。
そして、Ermenegildo Zegnaこそイタリアンミルを代表する存在です。
が、こちらのBielmonteはその持ち味の「真逆」をいくかなりのハードタッチが印象的な素材です。
個人的には「大好物」です!
品質は90% Wool + 10% Silk(250g/m)です。
このハードなタッチでSilkブレンドというのも「にくい」ところです!
それだけなく、Bielmonteは環境保護の視点から「染めや仕上げの段階でクロムを筆頭にした環境や身体に有害な物質を一切使用しない」という素晴らしい特徴も持っています。
環境にやさしい素材で作った服を長く着る!
これほどサステイナブルなことはないと思います。
Cool Effect
Cool Effectは「温暖化が進む世界に生きるすべてのビジネスパーソンに過酷な夏を少しでも快適に過ごして欲しい」というErmenegildo Zegnaの熱い想いを実現させるために独自開発した「太陽光を反射させる特殊トリートメント」を施した素材です。
そのトリートメントを施した素材は表面温度を約10度も低くするという実験結果が得られています。
加えて、強撚糸で織り上げているため耐久性に優れると同時にしなやかな光沢に恵まれているのも魅力です。
ウエイトも200g前後と超軽量、盛夏にスタイリッシュなビジネススタイルを装うのにこれ以上の素材は存在しないと思います!
上3マーク:端正極まりないシャドウストライプ3マークです。こちらは、ツイル組織で100% Wool(220g)です。
下3マーク:こちらはトロピカル(平織)組織です。品質はストライプが100% Wool(200g)で無地(Midnight Blueです)が100% Wool(220/230g/m)です。
いずれも「いかにも」な涼しげな色柄ではなくシックかつエレガントな色柄なのがすごくイイですよね。
Loop
Loopは数年前にリリースされたエコフレンドリーなボディです。
具体的には「紡績の際に発生するこれまでは廃棄していた余剰羊毛をブレンド/ミックスして織り上げられたSuiting」です。
それゆえの「Loop/ループ = 循環」という名称です。
Fratelli Tallia Di DelfinoのHoney Wayもそうですが、多くのミルがそれぞれのやり方で循環やサステイナブルや環境について考えている昨今です。
こういった流れに対して冷ややかな皮肉屋も世の中には少なからずいると思いますが、実際の行動に起こしているのはとってもプレシャスですよね。
僕も見習わなくては!
また、肝心のクオリティですが「廃棄していた余剰な原料を使っている」としてもそこは天下のErmenegildo Zegnaです!
しっとりした肌触りと洗練されたカラーが魅力の素晴らしい「作品」に仕上がっています。
それもそのはず。。。
余剰羊毛には15 MilMil 15やTrofeoから出たモノも含まれているとか。。。
なんと贅沢な「余剰」「廃棄」でしょうか!!
品質は100% Wool(240g)、組織はトロピカルです。
1番下はBlackです。
Jerseyからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
とても洗練されたそしてJerseyっぽくない「顔」がすごく気に入りました。
上述の通り、「LinenブレンドボディのJersery」というのもすごく好きです
僕はこちらならカジュアルなJerseyだからこそややフォーマルテイストが強めのデザインで「料理」したいです。
具体的には「ワイド巾:10.0cm巾のピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + カッタウェイフロント + 前後差8.0cmのハッキング/スランテッドポケット + アウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)つき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」といった感じです。
ボタンはBlueに染めたマザーオブパール(白蝶貝)ボタンにしたいです。
また、Jerseyの特性を活かすために毛芯も肩パッドもたれ綿もなくしたアンコンストラクテッド仕立て&大身返しにしたいです。
きっと快適そのものな1着に仕上がることでしょう!
着脱時等のスムーズさのためにボディライニングは背中にちょこっとだけ観音開きでつけて袖裏は通常通りにしたいです。
このカラーのJerseyですからライニングはWhite無地がいいかな?
でも、完全な無地ではなくジャカードにしたいです。
既製品ではまず見つけられないであろうOne of a kindなJerseyジャケットが仕上がると思います。
Travellerからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
渋くて知的なGreyベースのオーヴァーチェックです!
今春Greyのスーツを久し振りに作ったらすごくよかったので「もう1着!」と考えているのですがこれはその有力候補です!
僕はこちらならクラシカルでジェントルマンなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットが「10.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×ふたつがけ + 前後差8.0cmのスランテッド/ハッキングポケット + アウトサイドチケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスが「ベルトループレス + サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」といったイメージです。
ボタンはmade in Engalndのリアルホーン(本水牛)ボタンにしたいです。
カラーはもちろんGreyです!
ライニングはウインドウペーンのカラーを拾ってBlue系のロックなプリントライニングにしたいです!!
15 MilMil 15からは ↓こちら↓ をセレクトしました。
15 MilMil 15のような絶品素材で初めてスーツを作る場合、無地とか極めてシックな色柄をセレクトするのが普通(というか王道)ですよね。
ですが、僕はやや変人的側面を持っているので、まずはチェックに強く心惹かれてしまいました。
でも、やっぱり作るならこれくらいシックな「顔」の素材がいいかな?とも。。。
高価(ランクP)なのでなかなか手が出ませんけれど、絶対にいつか!
LOUD GARDENが15周年を迎えられたら。。。とか
僕が60歳になった時に。。。とか。
節目を迎えた時に自分へのご褒美として作りたいです!!
クラシックに「料理」するのが「正攻法」なのは間違いないですけれど、どうせならばLOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいエッヂーなスリーピーススーツを作ってみたいです。
いつか。。。
必ず!!!
絶対に!!!
間違いなく!!!
Bielmonteからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
僕はこちらなら今秋作った&今春も作った最近のお気に入り:ミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
デザインは、ジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3つがけ + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドチケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスが「ハイライズ + ベルトループレス + サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。
この素材ならバイカラーにしなくてもイイかな?
ボタンはくるみボタン、ライニングはハイコントラストになるカラーリングのド派手なプリントライニングにしたいです。
Cool Effectからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
日本の厳しい夏にこの素材で仕立てたスーツで街を闊歩したい!
できれば涼しい顔をして汗もかかずに!!
という素材です。
といっても。。。
日本の夏で。。。
涼しい顔は可能でも汗をかかないのは無理ですね!
それはともかく、僕はこちらなら個性派ジェントルマンスタイルで「料理」したいです。
となると、このストライプですからやっぱりお得意の 「縦横斜め」な ↓こちら↓ がイイでしょうか!?
ジャケット:7.5cm巾のセミノッチドラペル + シングルブレステッド&段返りの3ボタン + クラシックフロント + 前後差6.0cmのスランテッド/ハッキングポケット + ホリゾンタル裁断したアウトサイドチケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ
ヴェスト:ラペルレス + シングルブレステッド6ボタン + 上前(ウワマエ:前身頃の左手側)を正バイアス裁断 + 下前(シタマエ:前身頃の右手側)をホリゾンタル裁断 +(ウェルトポケット仕様の)ウエストポケットをヴァーティカル裁断
ボトムス:ベルトループレス + サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム
間違いなくスタイリッシュに仕上がると思います!
このデザインでは久しく、多分5年くらい作っていないのでそろそろ本当に作りたいです!
ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはBlue系のロックなプリントライニングにしたいです。
以上です。
次回は3D Woolと名づけられたハイパーなストレッチ性を誇るSuitingが大量にコンパイルされたTollegno 1900の新作をご紹介予定です。
乞うご期待ください!
5th. Apr. 2025
Ryoji Okada