The list of the [ Ryoji Okada ] category.
「父親の七回忌法要(おかげさまですごくいい時間が過ごせました!)」や「若干の体調不良(金曜日になっても咳が止まらなかったので土曜日午前中にかかりつけのクリニックに行ったら『岡田さんは咳が残りやすい体質だから体調不良後に咳が残っている感じですね』とのことで新たな薬を処方してもらうなどしました)」や「ありがたいことに先週平日にたくさんいただいたご注文の処理」や「大量に仕上がったご注文品の検品&撮影」等々でかなりバタバタしていてあまり細かくNPBをチェックできなかったのですが。。。
4.12 Satに奪首したカープはこの金土日に2位Tとの3連戦を闘いました。
ペナントレースはまだまだ序盤ですし、敵地甲子園球場ですし、坂倉選手・秋山選手・モンテロ選手・佐々木選手・アドゥワ投手・黒原投手を欠いているチーム事情がありますし、T打線がかなりホカホカになっているっぽいし、初戦はカープ打線が苦手にしている村上選手が先発でしたし。。。
金曜日は「3連敗は絶対に阻止。1勝2敗でも合格。勝ち越せれば99点。3連勝をしようものならビックリ仰天!」といった心境でした。
して結果は!
初戦は、森下投手が初回にあっさり2点を献上したことを知り「ああ、こりゃ劣勢ムード確実じゃん。。。」と思った直後に華麗な逆転劇を演じての完勝!
初回に30球を投じた森下投手も最終的には完投(124球/4被安打/5奪三振/3与四球/2失点)し3勝目をマークしました。
2戦目は苦しみながらも7回0失点でT打線を抑えた床田投手、先発起用に見事に応えた羽月選手、素晴らしい守備で床田投手を支えた矢野選手の躍動があり見事な零封勝ち!
昨日行われた3戦目は大敗でした。
3戦目はいろいろあったみたいですが、負け試合ですしまったくフォローをしていません笑。
先に2勝していただけに昨日の負けは残念ですが。。。
甲子園での3連戦を2勝1敗で乗り切れたのは好材料以外の何物でもありません!
今日はお休みで明日からは本拠地マツダスタジアムでSとの2連戦に臨みます。
元気がないS相手ですから、できればふたつ取りたいですね!
Go! CARP!
ところで。
「華麗」「見事」「好材料」といえば。
昨日もこのDiaryで書いた通り今日は昨日に引き続きオーダーメイドシャツの新作コレクションをご紹介するつもりでした。
が、しかし。。。
おとといの午後イチくらいに予期せぬ極上のブツが入荷したので急遽方向転換してそちらをご紹介することにしました。
見事なほどに華麗な好材料。。。
いや、これはもう!
くどくど説明せずにご覧いただいた方が早いです。
という訳で、早速ご紹介します!!
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
なんと!?
昨日オーダーメイドシャツ用の新作コレクション4マークをご紹介した「あの」LibertyのLiningコレクションであります!!
HFWが150周年を迎えたLibertyとコラボレイトして今春リリースした新作なのですが僕はおとといまでその存在をまったく知りませんでした汗。
はい、着荷して「ん?C社さんから荷物??なんだろう???この形状はバンチブックかな????Bashあたりがリニュアルされたのかしら?????」などと思いながら開封してぶったまげた!という訳です。
少し上で「くどくど説明せずに!」と書きましたが、まずHFWについて簡単にご説明します。
Huddersfield Fine Worsteds(以下HFW)は英国における「高級毛織物の聖地:England北部に位置するYorkshire西部の街Huddersfield」に拠点を置く、そして「英国王室御用達の証:ロイヤルワラントを授かるHardy Minnis」や「日本でも馴染みの深いMartin Sons & Co.」を傘下に収める世界最大級のマーチャントです。
といっても、日本ではそこまで知られていない気がします。
が、しかし、世界的な視点で見ると、Martin Sons & Co.のFrescoを筆頭とした「歴史と伝統に最大限の敬意を表した豊かなコレクション」が長きに渡ってSavile Rowのビスポークテイラーや世界的ビッグブランドから絶大な信頼を集めている「テイラードウェア業界になくてはならない存在」です。
それが証拠に、僕がGIEVES & HAWKESのクリエイションに携わっていた1995年から2004年頃の間、本国のReady-to-wearコレクションでは必ず毎シーズンHFWの素材が複数使われていました。
もちろんBespoke部門ではバンチブックも取り扱っていたと記憶しています。
その一方で、made in Italyの素材を積極的に取り入れるなど、HFWがクリエイティヴィティを重視した極めて柔軟な方針を示していることもテイラードウェア業界内では有名です。
最近は多くのUKマーチャントが 「コレクションにmade in England/made in Scotland/made in Ireland以外の素材を組み込むこと」に躊躇がなくなりましたが、HFWはかなり早い時期からその方針をとっています。
という「クラシック/トラディショナルとモダン/アヴァンギャルドの両面を大事にする企業哲学」が見事に反映されたヴァラエティ豊かなHFWのバンチブックコレクションは圧巻の一言です。
FrescoやCasual Classic Linensは前者の代表例で、竹繊維を100%使用したBambooやアジアでは数冊しか流通していないという触れ込みのロックかつレアなBash Ⅱ(←もちろんLOUD GARDENでも取り扱っています!)やLOUD GARDENでも大人気のスーパーファンシーなライニングコレクション:Flash Liningsシリーズは後者の代表例といえるでしょう。
LOUD GARDENでは、HFWのバンチブックも(フルコレクションではありませんが)かなりの冊数を取り扱っていますのでご来店の際にはぜひともチェックをしてみてください。
さて!
肝心のLiberty Linings by HFWですが!!
リリースによれば「Londonの中心部に所在するLibertyのデザインスタジオにて大切に保存されている60,000を超える手書きのアーカイヴパターンからHFWが選りすぐった57マークをコンパイルした絶品Liningコレクション」です。
皆さんもきっとご存知なあのパターンやあのパターンもコンパイルされています!
品質はFlash Liningsのプリントコレクションと同じ「上質なSilkを思わせるふくよかで柔らかくて滑らかな*Viscose(100% Viscoseです)」、組織はマイクロツイル(綾織)です。
*Viscose:ヴィスコースはレイヨンの一種です
プリントはネクタイ用シルクの産地としても有名なイタリア北部にあるComo湖のふもとに拠点を構える名門プリンターが担当しています。
ということは、クオリティも「間違いない」ですね!
続いて!
いよいよ!!
冒頭から収録順に全マークを一気に披露します。
ではいきましょう!
最高に充実していますよね!
次回のスーツあるいはジャケットのライニングは絶対にこのバンチブックからセレクトしたいです!!
皆さんはどれがお好きですか?
以上です。
これにてLiningコレクションがまたしても充実しました。
同じくHFWの合計4冊もある(Vol.4は2冊あるので実際には5冊!?)Flash Linings、A WORKROOM時代からお世話になっているLBDのPlain & Fancy Linings、先日新作をご紹介したTCS、国産の100% Cuproプリントコレクション等々のバンチブックがある訳ですから、手前味噌ながら素晴らしい品揃えだと思います!
お時間がある時にぜひとも隅から隅までご覧ください。
21st. Apr. 2025
Ryoji Okada
ここ数日このDiaryだけではなくLOUD GARDENの公式websiteや公式Facebook pageでも連呼している通り、今日:4.20 Sunは父親の七回忌法要のため開店から16:00頃まで僕は店にいません。
何卒ご了承ください。
もちろん店舗自体は通常通り11:00に開店します。
いや、通常通りどころかいつも以上に元気いっぱいに竹林君が開店してくれるはずです!
皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしています。
僕も会食が終わったら急ぎ店に駆けつけるつもりです。
皆さん、どうぞ素敵な日曜日を。
ところで。
「元気いっぱい」といえば。
今日から数日間に渡ってオーダーメイドシャツ用の新作コレクションを全力でご紹介します。
金曜日に入荷したばかりのスーパーホットなコレクションです!
僕のスケジュールや少々の体調不良もあって、撮影や準備にかなりの時間と労力を要する新作バンチブックのご紹介は来週末あたりから再度頑張りたいと思います。
もし楽しみにしてくださっている方がいらっしゃいましたら本当に面目ありません!
今月中にあと3回はやるつもりです!!
さて、オーダーメイドシャツ用の新作コレクションですが。
先月の初回にも書いた通り、今シーズンはここ数シーズンと同様に3ヶ月連続で新作投入がなされます。
今回はその3ヶ月目、つまり最終月です。
3ヶ月連続の場合「初月:ドレッシーな色柄が中心で最もマーク数が多め」「2ヶ月目:個性的なカジュアル素材が多めになりマーク数も(初月ほどではないけれど)多め」「3ヶ月目:個性的な色柄オンリーでマーク数は少なめ」という流れになる傾向が強いです。
果たして今シーズンは。。。
全体的なテイストの流れ(1ヶ月目:ドレッシーな素材が中心 → 2ヶ月目:カジュアル系素材が増える)こそ今までと同じながら、マーク数の「山」が変わりました。
具体的には1ヶ月目より2ヶ月目(= 今月)の方が10マーク以上も多くなりました。
ほほぅ。。。
これは。。。
気候の変化もありここ数年Spring/SummerシーズンもAutumn/Winterシーズンも立ち上がりが少し遅れるケースが増えていることを(通常コレクションを手配している)シャツファクトリーさんがケアしているゆえかもしれません。
3ヶ月目の傾向は従来通りの模様です。
ここまでは先月書いた通りです。
そして、3ヶ月目の今回ですが新作コレクションが入荷して気づいたことがあります。
個性派が多いという傾向は確かに従来通りですが意外にもマーク数が多めでした!
これは嬉しい!!
毎シーズン「3ヶ月目は量こそ少ないけれど質は濃厚!」というようなコメントを添えることが多かったのですが、2025年4月は「質はもちろん超濃厚!そして量も多めです!」と胸を張れそうです。
ご来店の際にはぜひとも自慢のコレクションをじっくり見てやってください。
きっと見るだけでも元気いっぱいになれると思います!
もちろん電話/e-mail/SNSでのご注文・お問い合わせも可能です。
その際には個別画像左上に記す「FMから始まる品番」でご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう!
初日の今日ご紹介するのはLibertyの新作4マークです。
2025 Spring/Summerシーズンは創業150周年、Libertyの記念すべきアニヴァーサリーシーズンです。
Arthur Lasenby Libertyは1875年にLondonのRegent Streetに最初の店舗をオープンしました。
Arthurtは妻のEmmaと世界中を旅し、織物や装飾品や工芸品から芸術作品までユニークでスタイリッシュな商品を探し集め、型破りな店を個性的な商品で埋め尽くしました。
その中には日本で買い付けた品々も多くあったそうです。
当時のLondonにおいて極めてユニークだった1号店は圧倒的な成功を収めます。
19世紀後半のLibertyはLondonで最もファッショナブルなショッピングスポットのひとつでした。
常連客でもあった「あの」Oscar Wildeが1889年に「Libertyは芸術的な顧客に選ばれる店だ」と書いていることや、1890年代に多くのイギリス人デザイナーと強い関係を築いたのはその最たる証左です。
Archibald Knoxを含むこれらのデザイナーの多くは、Arts and Crafts movementやArt Nouveauとして知られる芸術スタイルを実践しており、Libertyはそのようなデザイナーを奨励することでArt Nouveauの発展に貢献しました。
イタリアではArt NouveauがLondonの店舗にちなんでStile Liberty(Liberty Styleのイタリア語)として知られるようになったほどです。
そんなLibertyに魅了された影響力のあるアーティストやデザイナーたちは個性とキャラクターにあふれた「最強に刺激的なミューズ」でもありました。
その後、1924年にGreat Marlborough Streetに2隻の木材船を利用したテューダー様式の壮大な店舗を構えました。
それが現在のLiberty本店です。
以降も順調な成長を続ける中で、その革新的なジュエリーコレクションがデザインとテクニックの限界を押し広げ、コンテンポラリースタイルに強い影響を与え続けて現代に至ることは有名な話です。
加えて、Parisにアトリエを併設したことでファッションにおいても繁栄を極め、Libertyは当時の著名なクチュリエたちに多大なインスピレーションを与えました。
もちろん、永きに渡ってLibertyの象徴的な存在であり続けているLibertyプリントが今もなお世界中で人気を集め続けていることも見逃せません。
かように偉大にして華麗な歴史を誇るLibertyは次のステージに進むべく、創業者Arthur Lasenby Libertyの精神を受け継ぎ新たな冒険を始めています。
テキスタイル部門においては、新世代のデザイナーたちがデジタル作品からクラシックなデザインの再構築までテクノロジーの限界に挑んでいます。
そして、Libertyは今春「伝統と未来を称える」というベースコンセプトを持った150周年記念コレクション “Retold” を発表しました。
今回入荷したこちらの4マークはいずれもRetoldからセレクトされた極上素材です。
*LOUD GARDENで取り扱うLiberty専用バンチブック:Liberty Fabricsは「毎シーズン膨大なマーク数がリリースされる英国Liberty社のニューコレクション」からシャツファクトリーさんの企画チームが厳選した素材を新作として迎え入れています
いずれもシルキーな肌触りを追求して生まれた定番のタナローンボディ(組織は平織です)で品質は100% Cotton、糸番手は経糸(タテイト)が70番手単糸(タンシ)で緯糸(ヨコイト)が100番手単糸です。
また、今シーズン入荷した素材はすべてmade in Italyです。
節目の150周年ということもあり、前置きが少し長くなりましたが。。。
ご覧の通り、とっても華やかで優雅なLibertyらしい4マークが入荷しました。
先月入荷した4マークも素晴らしかったですがこの4マークも最高です!
いやはや、どれもすごく作ってみたくなりますよね!
Libertyの人気柄は比較的完売するのが早いので「お!」とお思いになられた方は「善は急げ!」でお願いします。
続いて、全マークを「個別画像」で見ていきましょう!
が、その前に。
Libertyはリピートの大きいパターンが多いため、入荷したバンチブック用のカットサンプルだけだと全貌が分かりにくい、あるいは仕上がりをイメージしにくいという問題があります。
そこで、少しでも全貌を把握しやすいように/仕上がりをイメージしやすいようにカットサンプル画像の下にもうひとつ画像をおつけします。
これは2.5年くらい前に導入された「バンチブックのカットサンプル裏に貼ってある品番シール横のQRコード」にスマートフォンをかざすと出てくる画像です。
QRコード自体は「通常コレクション」の全マークについています。
「QRコードを取り込んで仕上がりイメージを確認する作業」はなかなかどうして楽しいので、ご来店の際にはぜひともスマートフォンをかざしてみてください!
オーダーメイドシャツ:¥23,100~
*今回入荷した新作はすべて100% Cottonです
*今回入荷した新作はすべて(Libertyとしては)レアなmade in Italyです
*LOUD GARDENで取り扱っているLiberty FabricsコレクションはLiberty Londonが毎シーズンリリースする膨大なパターン/素材の中から選りすぐった素材のみをコンパイルしています
FM78306:Mawson Melbury
1906年頃にテキスタイルデザイナー兼壁紙デザイナーのSidney Mawson/シドニー・モーソンが創作したデザインをベースに生み出されたMawson Melburyです。
Libertyは20世紀初頭に蔓、果物、花の咲く木などがふんだんに描かれた彼のプリント素材を盛んに販売していました。
伝統的なArts and Crafts movementのフローラルパターンをトロピカル風にアレンジし、甘美なブラックベリーが太陽の光を浴びながら様式化された見事なユリの花に囲まれて輝いている様を優美に描いたこのMawson Melburyはそのレガシーともいえます。
Libertyならではの上品さ溢れる華やかさと共存する力強いカラーリング由来の色気がとってもナイスな逸品だと思います。
僕はこちらなら最近のお気に入りデザイン/スタイルである「ギャザースタイル + ラージラウンドカッタウェイカラー + コンヴァーチブル仕様の大丸シングルボタンカフス + フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタン」で作りたいです。
カラー&カフスの裏面をWine RedかPinkが効いたプリント素材にしてもより楽しいかもしれませんし、衿先にRedかYellow糸でスパイダー刺繍を入れても一層楽しいかもいしれませんし、カラーとカフスにPink糸でハンドスティッチを入れても更に楽しいかもしれません!
とってもLibertyっぽいんだけれど、Libertyのバンチブックに収めると異彩を放つMawson Melbury。
僕はかなり好きです!
FM78307:Mary Crane
Mary CranはLibertyが所蔵している1880年代のアーカイヴブックから発見された「Silkに*ブロックプリントされた最初期の作品(のひとつ)」です。
*ブロックプリント:ブロック(木版)に染料をつけ、生地に押して柄を描く染色技法のこと
もう少し突っ込んでご説明すると、Arts and Crafts movementにおいて極めて重要な役割を担ったデザイナーWalter Craine/ウォルター・クレインの妻Mary Frances Crane/メリー・フランシス・クレインにちなんでセレクトされたこのMary Craneは、柔らかなで優しいシルエットの花と葉を持つ小枝が密生して描かれた極めてLibertyらしい気品あるボタニカルパターンです。
という「由緒正しい」柄はもちろん、Libertyとしては比較的珍しい2カラー構成なのもナイスですよね!
なんともいえないモダンレトロテイストが素敵だと思います。
そして、間違いなくボタニカルパターンとしてはとっても合わせやすい1枚が仕上がると思います。
僕はこちらなら「ギャザースタイル + ループ仕様のNewラウンドタブカラー + ラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント + 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパールボタン」で作りたいです。
最近何枚かこのデザインで作ったところすごく具合がイイんです!
ヴェリークラシックに仕上げたいのでカラーとカフスはWhite無地(あるいはPink無地)にしてもいいかもしれません。
刺繍もウエスト部分にPink糸の筆記体でDLBと入れるにとどめたいかな?
*Don’t Look Backの略です笑
いずれにしても、この素材で作ったシャツは今春作ったBlack Mohair TwillスリーピーススーツにもCharcoal Grey Vintage Tonikダブルブレステッドスーツにも合うと思いますし、先日仕込みが終わったばかりのNavy Blueのスリーピーススーツとも相性良好なはずです!
ネクタイはPinkあるいはWine Redをセレクトしたいです。
FM78308:Colleen’s Orchard
Colleen’s Orchardは1950年代初頭にLiberty初の自社デザインスタジオを設立したColleen Farr/コリーン・ファーが、1960年に手描きした作品です。
フレッシュなカラーパレットで彩られたこの素晴らしくフルーティーなパターンは「葉の茂った枝に散りばめられたジューシーなチェリーのポップさ」がSpring/Summerシーズンの軽やかで楽しげなエッセンスを表現しています。
基本的に「柄は大きければ大きいほどイイ!」と思っているかなり極端な感性を持つ僕ですが、このColleen’s Orchardに限ってはすごく小さく描かれているのが好きです!
なんというか、それによって柄が持つチャーミングさが引き立っていると思うからです。
皆さんはいかがですか?
僕はこちらでもFM78307:Mary Craneと同じ「ギャザースタイル + ループ仕様のNewラウンドタブカラー + ラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント + 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパールボタン」で作りたいです。
ただ、こちらの場合はカラーとカフスの裏面はRed系のプリント素材にしたりバックヨークにはRed糸でてんとう虫刺繍を入れたりして遊び心を加えたいです!
FM78309:Pru Roskrow
1980年代にLibertyのテキスタイルデザインスタジオを率いたPru Roskrow/プルー・ロスクローにちなんで名づけられたこのアーティスティックなパンジーのパターンは、1990年に彼女が制作したアート作品のひとつがベースになっています。
絵画的なアプローチでフローラルパターンを表現したPru Roskrowのスタイルが、楽しげな花びらのメドレーで蘇り熱狂的に祝福されています。
これは!
間違いなく袖を通す度に元気いっぱいになれる1枚が仕上がる素材ですよね!!
FM78306:Mawson Melburyと同じデザインで「料理」してももちろんスタイリッシュに違いないけれど。。。
ややゆったりサイズのロングシャツを作ってもカッコいいと思います!
ジャケット代わりの羽織アイテムとしてこの素材のロングシャツを着たら。。。
ロックですよね〜!!
今月入荷した4マークは以上です。
う〜〜ん、どれも素敵!
本当に全マーク作ってみたいです!
いや。。。
先月入荷した4マークを含めて全8マークを作ってみたいです汗。
という訳で、最後に今月入荷した4マークと先月入荷した4マークの「集合写真」をご紹介しますね。
↓こちら↓ です。
手前味噌ながら。。。
圧巻の8マーク!
皆さんはどれがお好きですか??
次回はThomas MasonとGrandi & Rubinelliの新作をご紹介予定です。
乞うご期待ください!
20th. Apr. 2025
Ryoji Okada
今夏ウィーンに行く!
ということで、今更ながらMOZARTの音楽に少しでも馴染んでおこうと音源を入手しました。
まず購入したのは10枚組と5枚組のBox Setです、
同タイミングで購入したにも関わらず前者は2週間ほど前に届き後者はまだ届きません。。。
しかも後者は届かなそうな気配すらする表示が出ていました。
THE WATERBOYSの新譜で失敗した(まだ届かない!)こともありa社で購入したのですが。。。
なんだよ〜〜!
でも、まあ、僕にはどうしようもないことなので届かないようなら別の音源を購入します。
無事に届いた10枚組は超スーパー初心者向けなんでしょう、それぞれのDiscに「映画のモーツァルト」とか「おはようモーツァルト」といった名前がついています。
ここ数日は「仕事がはかどるモーツァルト」なる名前がついたDisc 5を聴いているのですが、これがまた不思議なもので本当に仕事がはかどるんですよね〜!
なのでなかなかDisc 6に進めません笑
恐るべし、MOZART!!!
という感じで、出発までにもう少しあれこれ勉強したいと思います。
そういえば、クラシック音楽といえば僕が以前から複数の音源を所有しているHERBERT VON KARAJANもオーストリアの人でしたね!
生まれは僕らも訪れる予定のザルツブルグとか。
もし余裕があればそっちも「掘りたい」な。
ところで。
「同タイミング」「僕」といえば。
2日連続で今春僕が作ったスーツをご紹介します。
昨日は父親の七回忌法要に着ていくことを第一義の目的として作ったBlack Mohair Twillのスリーピーススーツをご紹介しました。
念のために予習を兼ねて昨日も着たのですがやっぱり具合はサイコーに良好です!
明日は「やっぱり亮二さんは変わり者ね。でも、素敵よ」と親戚一同から称賛をもらってきます笑。
今日ご紹介するのはそのスリーピーススーツと同タイミングで作ったCahrcoal Greyのダブルブレステッドスーツです。
秋に作ったMODかつアーバンミリタリーなBrown Mohair Flannelのダブルブレステッドスーツがすごくよかったので同じデザインで作りました。
あのデザインはややカジュアルテイストがある素材の方が合うのかな?と思っていましたがそうでもなかったです!
大いに気に入りました!!
では、早速ご紹介しましょう。
今回作ったダブルブレステッドスーツは ↓こちら↓ です。
素材は。。。
いつだったかな??
10年以上前に個人的に購入したDORMEUIL謹製のヴィンテージTonikです!
当時はあまりCharcoal Greyのスーツに興味がなかったので「どなたかお客様が作らないかな?」と思い購入した記憶があります。
なので、着分セールの時とかにさりげなく何度か破格で出したりもしたのですが全然売れませんでした笑。
めちゃくちゃ極上な素材なのですが売れなかったのは。。。
どうやらPR力が足りなかったようです。
が、しかし、そうこうしているうちにCharcoal Greyのスーツにまた興味が湧き始めたので今回作ることにしました。
今思えば売れ残ってくれて本当によかったです!
購入した時に聞いた話では1970年代中盤から後半くらいのTonikだそうです。
20年以上前に同じ時期に織られたヴィンテージTonikでブレザーを作ったことがある(同じ問屋さんから時代の裏づけがある着分を購入したので「同じ時期」なのは間違いないと思います)のですが、その仕上がりが最強クラスに素晴らしかったので今回もすごく楽しみにしていました!
結果、ご覧の通り超ウルトラファビュラスに仕上がったので大満足しています。
Tonikについては。。。
もう書くまでもありませんよね!?
デザインは以下のようにキメています!
ジャケット:9.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3つがけ + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ややハイウエスト + アウトサイドチケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ
ボトムス:ハイライズ + ベルトループレス + サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム
カラー(上衿)やターンバックカフス、くるみボタン等のパーツは昨日ご紹介したスリーピーススーツのメイン素材Black Mohair Twillを使っています。
ライニングは僕がこのダブルブレステッドスーツで使って完売となった “♡ Camo” silk c/# GPです。
いつも上前(ウワマエ:左手側の前身頃)のラペル(下衿)裏に入れている楽曲タイトルですが、今回はDon’t Look Backにしました。
Don’t Look Backを使うのは2回目です。
なので、違う楽曲タイトルも考えたのですが「①すごく好きな言葉なこと」「②DON’T LOOK BACKと背中にプリントしたシャツを合わせたいこと」等々を考えて今回もDon’t Look Backにしました。
他にも様々なLOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいギミックを満載にして作りました。
では、そのギミックたちを「寄り画像」で見ていきましょう!
ミリタリーテイストのあるデザインなのでフロントは「逆合わせ」もできる仕様にしました。
こちらの画像はウィメンズジャケットのように右手側の前身頃が前にきているのがお分かりだと思います。
意外とこの着方も悪くないかな?
バストアップの「寄り画像」です。
シャープなピークトラペル。
実際に細いロープを入れて構築するマスキュリンなロープドショルダー。
スリーヴライニングを使用しポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにした胸ポケットの袋地。
Black糸で開けたフラワーホール(衿穴)。
そして、ナイスアクセントとなっているBlackパーツ!
バストアップだけでも楽しいギミックがてんこ盛りです!
特にこの中だと。。。
胸ポケット袋地のポケットスクウェア仕様は「極めて小粋な便利ディテイル」としてとっても好評です。
もちろんポケットとしても機能しますので、例えばホワイト無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。
ペンは胸ポケットに入れない方がイイですけれど。
カラークロス(上衿裏のフェルト生地)はBlackにしました。
このダブルブレステッドスーツのアクセントカラーはBlackなのでここは迷うことはなかったです。
Don’t Look Back刺繍です。
筆記体の方がクールな気もするのですが、視認性の高さをとって僕はいつもブロック体にしています。
Don’t Look Back!!
いつも胸に刻んでおきたい言葉です。
刺繍糸はもちろんBlackです!
ポケットです。
前後差8.0cmの超急アングルがとってもシャープですよね〜!
*ハッキング/スランテッドポケットのアングルは0.5cm単位で決めています
また、両玉縁がBlackなのも極めてクールではないでしょうか?
そして、左右ウエストポケット下のヒドゥンポケットもスーパーナイスなギミックだと手前味噌ながら思います。
ライニングです。
上述の通り、僕が使って完売となったのですが。。。
このライニングが使えて本当によかったです。
なにせ、ご覧の通り表素材と最強のハーモニー&コントラストを奏でているこれ以上にないライニングですから!
スリーヴライニングは昨日ご紹介したBlack Mohair Twillのスリーピーススーツでも使ったBlackベース × Redハートプリントライニングにしました。
袖先です。
—–
—–
はい、いずれアップチャージ不要のディテイルです。
ボトムスのサイドアジャスターです。
定番的なデザインではなく、ちょっとピストルっぽいデザインにしてみました。
これ、結構気に入りました!
昨日ご紹介したスリーピーススーツの剣っぽいデザインもカッコいいですけれど。。。
僕はこちらの方がより好きかもしれません。
また、何年もブレイシズを使っていないのですがここ何回かはブレイシズボタンもつけています。
というのも。。。
最近フレンチカフス(ダブルカフス)のシャツをまた作り始めているんですよね。
多分6年くらいは作っていなかったと思います。
そして、やっぱりカフリンクスを選ぶのってすごく楽しいんです!
ブレイシズも同じことがいえると思うので「復活」に備えてボタンもつけたという訳です。
ボタンフライフロントです。
ジップフロントの方が間違いなく機能的ではあります。
でも、僕はGIEVES & HAWKES時代からずっとボタンフライフロントです。
昔ながらの仕様だからでしょうか、なんだかこの方が好きなんです。
時々妻に「はずれてるよ。ちゃんとボタンして!」と叱られますけれど笑。
この画像だと表素材がかなり黒っぽく見えていますが、それは僕の取り方が悪いせいです汗。。。
着るとこうなります。
いかがでしょうか?
昨日に続いてめちゃくちゃカッコよくないですか??
モデルはともかく、少なくともスーツは!?
いずれにせよ、昨日ご紹介したBlack Mohair Twillのスリーピーススーツもこのダブルブレステッドスーツも間違いなくオーダーメイドでしかあり得ないスーパーエキサイティングな1着だと思います。
「いや〜、オーダーメイドってやっぱりサイコーに楽しい!!」とこの2着を着る度に改めてしみじみ思う日々です。
そして、先日もう1着スリーピーススーツを仕込んだのですがその仕上がりが今から待ち遠しくて仕方がない日々です。
今春まだ「仕込み」をしていない皆さんもぜひオーダーをお願いします。
以上です。
明日は父親の七回忌法要なので僕は開店から16:00頃まで店にいません。
申し訳ありません。
もちろん店舗自体は元気に通常営業しています。
ご来店をお待ちしています!
19th. Apr. 2025
Ryoji Okada
何度かこのDiaryでも書いた通り4.20 Sunは父親の七回忌法要があります。
法要自体は11:00からなのですが、その後は親族で会食をする予定です。
会食は14:30くらいで終わるのかな??
場所がどこかは把握していませんが、岡田家の墓は根津のお寺にあるので池の端とかお寺の近隣だと思います。
ということは、会食終了後に地下鉄で急ぎ戻るとして早くて15:30前後かな?
遅くとも16:00には戻れると思います。
はい、つまり4.20 Sunは開店から16:00くらいまで店頭にいません!
何卒ご了承ください。
ここ最近ご注文品が仕上がったお客様には漏れなくそのことをお伝えしていますが、そうでない方にはお伝えできていません。
もちろん店自体は通常営業かつ竹林君がバシッと店を守ってくれるので安心です。
が、しかし、念のためにお知らさせてもらいます。
ところで。
「七回忌法要」といえば。
今日は「そういえば、父親の七回忌法要で着ていくBlack Suitがないんだよね〜」ということで今春作ったスリーピーススーツをご紹介します!
なぜ「ない」かといえば。。。
父親が亡くなった時に比べて、(ウエイトトレーニングの成果により)胸回りと(デブ化により)ウエスト回りがかなり大きくなってしまったからです。。。
30代の頃なら、1ヶ月もあれば6kgくらい絞るのはイージーでした。
が、50代でそれは不可能(だと思う)。
なので、作りました。
では、さっそくご紹介しましょう!
今回作ったスリーピーススーツは ↓こちら↓ です。
素材は今春「いの一番」にご紹介したWilliam Halsteadの名ボディMohair TwillのBlack無地です。
「Kid Mohair由来の気品あふれる光沢と豊かなハリコシ」「ツイル(綾織)組織由来の贅沢な素材感」「深みのある美しいBlack」が三位一体となった逸品です。
品質は76% Wool + 24% Kid Mohair(330 /360g/m)で組織はツイルです。
「七回忌法要に向けてBlack Suitを作っておかないとなぁ」と昨秋くらいからずっと思っていたものの、なかなか素材が決まりませんでした。
が、1月下旬に入荷したこのTwill Mohairボディが7カラーコンパイルされているブックレットWilliam Halstead for “A Gentleman At The Bar” を見て「これだ!これがあった!!」と閃きました。
それからデザインの構想を練るなどして約2ヶ月後に仕上がったのがこちらです。
以来、店頭ではもちろんJoji Shimamoto × RYOJI OKADAイヴェントのオープニングレセプションでも着用しましたが具合はサイコーです!
ちなみに。。。
カラー(上衿)がGreyなのは。。。
工房が間違いました。。。
僕はBlackにしたかったのですが。。。
でも。。。
「これもまたRYOJI OKADAらしくてイイかな?」と思いそのままにしています。
七回忌法要には親族全員が間違いなく「ザ・礼服」な装いをしてくると思いますけれど、一族内で僕が異端児的存在なのはみんな知っていますしきっと「あなたらしいね」とポジティヴに捉えてくれることでしょう。
デザインは以下のようにキメています!
ジャケット:10.0cm巾&ラウンドシェイプエッヂのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + クラシックフロント + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ハイウエスト + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ
ヴェスト:ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン + チェストポケットレス
ボトムス:ハイライズ + ベルトループレス + サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム
ボタンはくるみボタン、ライニングはBlackベース × Redハートのプリントライニングにしました。
いつも上前(ウワマエ:左手側の前身頃)のラペル(下衿)裏に入れている楽曲タイトルですが、今回は亡き父親の七回忌法要で着ることが作るきっかけとなったこともありInto The Mysticにしました。
はい、VAN MORRISONの名曲です。
他にも様々なLOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいギミックを満載にして作りました。
では、そのギミックたちを「寄り画像」で見ていきましょう!
バストアップの「寄り画像」です。
エレガントでセクシーでモダンなフレイヴァーを生み出す上述したラウンドシェイプエッヂのピークトラペル。
実際に細いロープを入れて構築するマスキュリンなロープドショルダー。
ライニングを使用しポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにした胸ポケットの袋地。
そして、工房の間違いとはいえイイ具合のデザインアクセントになっているカラーのGrey!
バストアップだけでも楽しいギミックがてんこ盛りです!
特にこの中だと。。。
胸ポケット袋地のポケットスクウェア仕様は「極めて小粋な便利ディテイル」としてとっても好評です。
もちろんポケットとしても機能しますので、例えばホワイト無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。
ペンは胸ポケットに入れない方がイイですけれど。
カラークロス(上衿裏のフェルト生地)はRedにしました。
ライニングのハートや刺繍糸など。。。
このスリーピーススーツは「秘められたアクセントカラー」としてRedを採用したのでカラークロスもレッドにしました。
思わず「衿立て」をして披露したくなりますけれど。。。
七回忌法要ではハメを外さないようにしないとですね笑。
Into The Mystic刺繍です。
筆記体の方がクールな気もするのですが、視認性の高さをとって僕はいつもブロック体にしています。
神秘の世界へ旅立った亡き父親にも見えると嬉しいな。
ウエストポケットです。
前後差8.0cmの超急アングルがとってもシャープですよね〜!
*ハッキング/スランテッドポケットのアングルは0.5cm単位で決めています
ライニングです。
今回は比較的シック(?)なライニングにしました。
スカルプリントも考えたのですが、見つかったら母親に呆れられると思いやめておきました笑。
こちらは100% Curpoのプリントライニングでmade in Japanです。
袖先です。
このスリーピーススーツは全体的にいつもより抑えたデザイン・ディテイルにしていますが袖先だけは遊び心を爆発させました!
—–
—–
はい、いずれアップチャージ不要のディテイルです。
ヴェストです。
ヴェリークラシックなダブルブレステッドスタイルで作りました。
ウォッチチェイン用ホールとくるみボタンはグレイにしました。
これを見たら。。。
ジャケットのカラーがGreyなのはますますイイかもしれません!
意外や工房のファインプレイだったかも!!
こういった「災転じてなんとやら」もまたオーダーメイドならではの楽しさかもしれませんね。
それはともかく、ライダースジャケットに合わせたりと単品使いができそうなのも嬉しい限りです。
ボトムスのサイドアジャスターです。
定番的なデザインではなく、ちょっと剣っぽいデザインにしてみました。
これ、結構気に入りました!
また、何年もブレイシズは使っていないのですがここ何回かはブレイシズボタンもつけています。
*この画像では見えません汗
というのも。。。
最近フレンチカフス(ダブルカフス)のシャツをまた作り始めているんですよね。
多分6年くらいは作っていなかったと思います。
そして、作ってみるとやっぱりカフリンクスを選ぶのってすごく楽しいんです!
ブレイシズも同じことがいえると思うので「復活」に備えてボタンもつけたという訳です。
ボタンフライです。
ファスナーの方が間違いなく機能的ではあります。
でも、僕はGIEVES & HAWKES時代からずっとボタンフライです。
昔ながらの仕様だからでしょうか。
なんだかこの方が好きなんです。
時々妻に「はずれてるよ。ちゃんとボタンして!」と叱られますけれど笑。
いや、本当に七回忌法要の時はいつにも増して気をつけないといけないです!
着るとこうなります。
Joji Shimamoto × LOUD GARDENイヴェントの初日、つまりオープニングレセプションの日はこのスタイルでした!
シャツは先日このDiaryでご紹介したBlackシャツです。
もちろん日曜日はホワイトシャツにします。
そうそう、なんとも光栄なことにこのスーツをトルソに飾っていた4.1 Tueに「(3着中)最後の1着はこれと同じ感じで!」と一部のディテイルこそ違えどこのスリーピーススーツと同素材・同デザインのスーツを承りました。
K様、いつも本当にありがとうございます!
以上です。
いや〜!
やっぱりファッション/スタイリングは楽しい!!
次はジャケットを仕込みたいです!!!
皆さんもぜひお願いします。
18th. Apr. 2025
Ryoji Okada
主催した我々も楽しんだJoji Shimamoto × LOUD GARDENイヴェントは会期終了後にも様々な「余波」を生み出しています。
いずれも嬉しい余波です!
が、しかし、ひとつだけ嬉しくない余波も。。。
僕の体調が少しおかしくなっているのです。
具体的には月曜日の閉店後くらいに「もしかした体調が崩れる?」という予感がしました。
そして、その予感は的中し火曜日の朝には喉の調子が少しおかしくなりだるさも感じました。
なので、火曜日と水曜日は以前にもらった喉用の処方薬を服用して、午前中はベッドでじっとしていました。
悪寒も発熱もまったくないし、関節等は全然痛くないし、食欲も絶好調だし、お腹の具合もバッチリだし、鼻水は少し出るけれどそれは花粉症ゆえにいつものことだし。。。
インフルエンザやコロナではなさそうなので「軽い風邪かな?」と思ったけれど、水曜日の夕方にはかなり調子が戻ったので風邪ですらないのかも?
時々発症する咳喘息かあるいはイヴェント最終日に動画のシューティングをしたので少し喋ったこととイヴェントを走り抜いた疲労からくる単なる体調不調かな?
でも、油断は禁物!
今日もできる限りゆっくり過ごして体調を整えたいと思います。
という感じで今は楽観的ですが、だるさがピークだった火曜日の夜は冴えない気分でした。
だって、シンプルになんとも情けない限りだし、もしも大事に至ったら店の営業をどうするかの問題も出てくるし日曜日にある父親の七回忌法要を欠席して母親を悲しませることになりかねないですもの。。。
が、しかし、Xでとあるポストを見て元気をもらいました!
そのポストとは。。。
僕が高校時代から愛しているバンドTHE WATERBOYSのシンガー/ギタリスト/ソングライターのマイクさんことMIKE SCOTTが現地時間の4.14 Mon 20:00から「あの」Rough Trade Eastで新譜のPRを兼ねたイヴェントをやったんですよね。
その時の写真がポストされたんですけれど。。。
マイクさんはRYOJI OKADAメイドのシャツをお召しでした!
これは嬉しい!!
嬉し過ぎる!!!
そりゃね、作ってくれたんだから着ますよ、もちろん!
でも、それをそんなイヴェントの時に着てくれるなんて超光栄じゃないですか〜!!
そう考えたら。。。
あのポストが良薬となって復活できたのかな?
ありがとう、マイクさん!!
マイクさんがお召しだったのは ↓こちらのシャツ↓ です。
Libertyの大胆かつ華やかなフローラルパターン:Christelle Silhouetteのタナローン素材でお作りした1枚です。
Christelle Silhouetteは長年クラシックレンジとして人気を博した「17世紀にヨーロッパへ持ち込まれた美しいインド更紗からインスピレーションを得たChristelle」を拡大し、2トーンヴァージョンとして再着色したニュークラシックパターンです。
存在感あふれる大きめの草花が最高に素敵ではないでしょうか!
深いネイヴィブルーと豊かなグリーンのコントラストも素晴らしく上品です。
かようにポップでありながらもエレガントな傑作素材をクラシカルにそしてどこかロックに「料理」したのがこちらのシャツです。
具体的には「ナポリラウンドカラー」「大丸シングルボタンカフス」「フレンチフロント(裏前立)」「ポケットレス仕様」というデザインでお作りしました。
「素材のカラーとベストマッチしているネイヴィブルーボタン」「職人の矜持を感じさせるフロントの見事な柄合わせ」等のこだわりのディテイルも見逃せません。
という1枚です。
以上です。
マイクさん、いつも本当にありがとうございます!
ニューアルバム楽しみです!!
実は。。。
なんだか知らないけれどまだ届いていません。。。
そして、amazonで頼み直そうと思ったら欠品中でした。。。
くそー!!!!!
17th. Apr. 2025
Ryoji Okada