The list of the [ Ryoji Okada ] category.
今日は木曜日。
つまり、LOUD GARDENの定休日。
が、カツカツに予定を入れています。
午前中は歯科医院とGGでのトレーニングと日用品の買い出しです。
歯科医院は銀の詰め物が取れたので対応してもらいます。
少し前に「今後は銀の詰め物が取れたらすべて白くする!」とこのDiaryで宣言しましたが今回は上の奥歯なので思案中です。
保険適用ではないのでお金がかかりますもんね。。。
どうしようかな?
午後は原宿で1時間ほど商談をしてから散髪に!
ファッション業界では絶対にNGだとは分かっているのですが僕は散髪に行くのが苦手です。
ほんとダメですよね〜。
ちなみに、今日は2024年2回目の散髪です。
53歳にもなって、しかも2024年にもなって2ブロックにしているので、 10日に1回くらいは妻にお願いしてバリカンで刈ってはいるのですがそれでも小汚い印象が強い現状はまったくいただけません。
2025年こそ!!
1年に4回は行きたいですね。
それでも少ないけれど。。。
とにもかくにも、さっぱりしてきます。
目指せ!最近の爽やかPaul Weller先輩!!
その後、16:15前後から18:00前後は店に出ます。
上記時間帯に「どうしてこの日時しか無理!」というお得意様が2組/3名ご来店になります。
定休日ですが大歓迎です!
なので、もし「それなら俺も!」「私も!」という方がいらっしゃいましたらぜひともお気軽にいらしてください。
上記時間帯は確実にいます!
お休みゆえに少し軽装かもしれませんが。
いや、お得意様がいらっしゃるのは確実な訳だからタイドアップくらいはしよう!
という感じでかなり忙しないお休みになりそうです。
再来週はHEATWAVEのライヴがあるし。。。
来週は少しゆっくりしたいな!
皆さんもどうぞよき1日をお過ごしください。
ところで。
「タイドアップ」といば。
先週都内某所でレディトゥウエア(既製品)のネクタイを購入しました。
もちろんLOUD GARDENのオーダーメイドネクタイはサイコーに魅力的なのでしばしば作っている(最近は100% Wool&ネイヴィブルーのソリッドネクタイを作りました)のですが、最近UKを代表する(というかUKで唯一の方が正しいかな?)プリントシルクメーカーAdamleyの新作がなかなか入荷しないんですよね。
なので、ここ1.5年ほどかな?
プリントネクタイが作れないでいました。
が、先週2本のプリントネクタイにハートを射抜かれたので一瞬にして購入しました!
という訳で早速ご紹介します。
↓こちら↓ です。
いずれもDrake’sです!
どちらも超気に入ったのですが、特に左のストライプはLOUD GARDENのオーダーメイドネクタイで展開されることがないテイストなので発見した瞬間に「やったぜ!」と思いました。
美しいハンドの三つ巻き仕様も見事です。
右のオレンジも鮮やかでキレイですよね〜!
そうだっ!!
今日はこのどちらかを締めて店に出よう!!!
ちなみに、一緒にマルチカラーストライプのニットウエアも購入しました。
何度かこのDiaryでも書いていますが、2024年秋は若い頃のようにファッション熱が燃えに燃えあがっているので「まだまだ作る/買うぞっ!」という意気込みでいます。
皆さんもぜひともお願いします!
12th. Dec. 2024
Ryoji Okada
ここ1週間ほど、LOUD GARDENではBob Marley、Jimi Hendrix、Mick Jagger、Jimmy Page、Robert Plant、Tom Waits、Iron Maiden、The Black Crowes、Oasis、吾妻光良 & The Swinging Boppers、泉谷しげる、SIONといった偉大なミュージシャン/バンドの名前やJim Jarmusch、The Coen Brothers、Goodfellas、Grand Budapest Hotelといった映画関連のワードが飛び交っています。
あ、それから、カープ、スワローズ、田中将大投手、現役ドラフトといったNPB関連のワードも少なからず飛び交っています!
お客様から依頼された、あるいは自分が着たいエモーショナルな服を作るだけでなく、「エキサイティングカルチャーのクロスロード」みたいな場所にしたい!
LOUD GARDENを作った時には確かにそんな想いを持っていました。
そして、この1週間ほどはその想いが花開き根付いていることを少しばかり実感できました。
Xをもう一度やり始めようと思い立って1ヶ月ほど。。。
敬愛する音楽家のマイクさんことThe WaterboysのMike Scottがリポストしてくれたのも嬉しかったなぁ
そんな日々です。
なので、今日はLED ZEPPELINの名盤Presence( 1976年作品)を堪能しています!
ところで。
「エモーショナル」「エキサイティング」といえば。
今日はとてもエキサイティングでエモーショナルなヴェストを3着ご紹介します!
(分厚い本の)読書やフラメンコギターやジェントルマンな装いといった素敵かつ知的なご趣味をたくさんお持ちのお得意様:M様からご注文いただいた個性あふれるヴェストたちです。
装いにシックな彩りを与えてくれる、そしてシーズンによってはアウター的にも使えるヴェストはここ数年の隠れた人気アイテムです。
先日もかなりユニークで縫製難易度が高いカジュアルなヴェストを2着承りました。
あの2着も間違いなく素敵に仕上がるだろうなぁ。
縫製にやや苦戦していますけれど汗。
今日ご紹介する3着も上記の2着ほどではないものの少し苦戦しました。
そういえば、聞いたところによれば最近どこの工房でもヴェストを熟知した職人が少なくなっているようです。
なので、難しいデザイン・ディテイルのヴェストを作れるテイラーは近い将来絶滅危惧種になるかもしれません。
そういった意味でもLOUD GARDEN/RYOJI OKADAは貴重だな!
な〜んて思ったり。
それはともかく。。。
今日ご紹介するヴェストは3着ともすごくカッコいいです!
という訳で、早速ご紹介しましょう。
3-1: Navy blue shawl collar double-breasted waistcoat
「世界3大ミル(毛織物メーカー)の一角に数えられるTallia Di Delfino」のベストセラーコレクション:Napoliからセレクトいただいた素材でお作りしたダブルブレステッドヴェストです。
「ベストセラーも納得のSuper 130’s Wool原料を使用した極上ボディ」と「繊細かつモダンなグレイッシュなネイヴィブルー」が素晴らしくシック&エレガントな逸品です。
そんな逸品を個性あふれるクラシカルデザインで「料理」したのがこちらのヴェストです。
具体的には「ショウルカラー + 6ボタン3がけのダブルブレステッド + トライアングルフロント」といったデザインでお作りしました。
結果、ご覧の通り極めてスマートで少々セクシーな1着に仕上がりました!
美しい輝きが印象的なブラックの国産リアルホーン(本水牛)ボタンも見逃せません。
3-2: Grey u-neck double-breasted waistcoat
こちらも同じくTallia Di Delfinoのベストセラーコレクション:Napoliからセレクトいただいた素材でお作りしました。
「細かなストライプあるいはヘリンボンのような立体感を感じさせる地組織」と「シックなグレイグラデーション」、そして「Napoliならではの極上ボディ」が素晴らしくダンディ&クラッシーな逸品です。
デザインは「大きく胸がカットされたUネック + 6ボタン3がけのダブルブレステッド + トライアングルフロント」です。
結果、ご覧の通り素材とデザインの個性が高い次元で見事な化学反応を起こしたスタイリッシュ極まりない1着に仕上がりました!
美しい輝きが印象的なブラックの国産リアルホーン(本水牛)ボタンも見逃せません。
3-3: Black u-neck single-breasted waistcoat
モダンな素材作りに定評があるイタリアンミルStronaの素材でお作りしたシングルレステッドヴェストです。
「オールシーズン着用可能なボディ」と「上品な光沢」と「深いブラック」が絶妙なハーモニーを奏でている美しい素材です。
そんな美素材をこれまた個性あふれるクラシカルデザインで「料理」したのがこちらの1着です。
具体的には「大きく胸がカットされたUネック + 4ボタンのシングルブレステッド + トライアングルフロント」といったデザインでお作りしました。
結果、ご覧のように極めてシックでエレガントなヴェストに仕上がりました!
美しい輝きが印象的なブラックの国産リアルホーン(本水牛)ボタンも見逃せません。
以上です。
いずれも最高に素敵です!
やっぱりジェントルマンのファッションにヴェストは欠かせないですね。
僕も新しいヴェストを1着作りたいなぁ。。。と思っています。
特に3-1と3-2は今まで作ったことがないデザインなのでチャレンジしたい気がします。
ちなみにですが。。。
1番難しかったのは3-2だそうです。
「Uネック + ダブルブレステッド」というのがその理由だそうです。
上述した職人の話の続きですが。。。
少なくなる以前に、最近はUネックを「知らない(作ったことがない)」職人しかいない工房もあるようで。。。
という時代にも関わらず、そしてお時間こそ少し長めにいただきましたけれど、M様のご希望通りにバッチリ仕上げられてよかったです。
ちょっとだけ自賛したくなります。
そして、3着ものヴェストを高級素材でオーダーしてくださったM様にこの場を借りて改めて厚く御礼を申し上げたいです。
M様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
ぜひともまた個性あふれるM様らしいこだわりのご注文をお願いいたします。
11th. Dec. 2024
Ryoji Okada
昨日は2024年に残されたNPB最後のイヴェントである現役ドラフトが開催されました。
現役ドラフトは各球団が2人以上の同制度対象者をリストアップ(リストアップされた選手/投手は未公表)し、必ず1人以上を指名する「環境を変えれば。。。という選手/投手にもう一度チャンスを与えよう」という目的で2022年に始まった制度です。
残念ながらカープは今までその恩恵をほとんど受けていません。
敢えてあげるなら、昨年現役ドラフトで放出した中村祐投手が移籍先のLで躍動したのが最も大きな「成功例」かな?
中村祐投手はカープに残ったとしてもなかなか活躍の場はなかったでしょうから。。。
が、Dの細川選手やTの大竹投手を筆頭に他球団には特大の「成功例」がいくつかあります。
基本的にFA戦線に打って出ない、外国人選手も多くは獲得しないカープですからそろそろ現役ドラフトで「当てたい」ところですが、それにはそれなりの「対価」を用意しないと確率は上がりません。
その「対価」、つまりリストアップされた選手/投手ですが、専門誌等の予想では遠藤投手やケムナ投手、林選手、中村健選手等の名前があがっていました。
確かに遠藤投手と林選手は他球団で活躍する可能性はあるかもしれませんね。
という現役ドラフトでしたが、カープが放出したのはなんと矢崎投手でした!
びっくり!?
そして、獲得したのはふたり、カープだけ2巡目指名を行いBuから山足選手をFから鈴木投手を獲得しました。
ふたりも獲得して。。。
また枠が。。。
でもまあ仕方がない。
3人とも心機一転、新天地で存在感を示して欲しいですね!
ところで。
「残された」といえば。
現在絶賛開催中の2,200yen off for “Wrinkle Free Shirt” campaignも残された会期が少なくなってきました。
具体的には12.16 Monまで、残り会期は今日を含んで6営業日のみです!
あっという間に終盤戦です!
爆発的にご注文があるキャンペーンではありませんが、そして今のところ悪くない推移ですが、残す6営業日で10枚ほど受注があれば最高に嬉しい!などと思っています。
つきましては。。。
「検討中」とか「リンクルフリーのシャツ作ってみたいんだよね」とか「開催中なんだ!?知らなかった」という方がいらっしゃいましたらぜひよろしくお願いします。
具体的には ↓このようなキャンペーン↓ です。
—–
11.29 Fri – 12.16 Sunの期間限定で「国産Wrinkle Free/リンクルフリー(形態安定)素材を使用したオーダーメイドシャツ」を「定価の¥2,200 off」にて承ります。
諸般の事情から普段はほとんどのキャンペーンで対象外となる人気素材です!
とてもお得なこの機会をぜひともご利用くださいませ。
—–
定価のスターティングプライスは上記の通り¥14,300ですから、キャンペーン中のスターティングプライスは¥12,100になります!
ちなみに。。。
「素材の価格および工賃の高騰」が激しい昨今ですが、¥14,300シリーズは今秋拡充に成功しました。
もちろんそのスターティングプライスシリーズも値引きしちゃいます!
そう考えるとますます&とっても値頃感があるプライスですよね。
手前味噌ですが。。。
素晴らしい!!
また、Wrinkle Free素材は2枚キャンペーンには出てこない上に普段のキャンペーンでは対象外となることがほとんどです。
つまり、確実に今回が最安値になります。
つきましては、ご検討中の方がいらっしゃいましたらぜひこの機会をご利用ください。
もちろん嬉しいのは価格だけではありません!!
はい、その高い機能性です。
それが証拠に今まで10枚以上作ってくださっている「この素材の大ファン」というお得意様がたくさんいらっしゃいます!
僕も何枚かWrinkle Free素材で作ったことがあるのですが、お洗濯が本当に楽チンなんです。
そして、その抗シワ能力は着用時にも発揮されるのも嬉しい限りではないでしょうか!?
また、「風合い」が通常の素材と遜色ないのも魅力だと思います。
これは、LOUD GARDENで取り扱っているWrinkle Free素材の原料と加工方法によるところが大きいです。
具体的には上質な細番手原料を使っていること。
そして、紡績段階でWrinkle Free加工をしていること。
この2点です。
特に後者はとっても重要で、素材に仕上がった後や製織段階で加工をすると風合いが損なわれがちです。
が、糸になる段階/紡績段階で加工をすることで原料が持つ豊かな風合いを極力損なわないように仕上げられます。
もちろん前者も重要です。
ひと昔前だと形態安定シャツ市場は100% Polyester素材がほとんどでした。
その点、LOUD GARDENが取り扱っているWrinkle Free素材は100% Cottonが中心です。
100% Polyesterの素材もありますが、それはCOOLMAX Wrinkle Free(11マーク)だけです。
COOLMAXはそれ自体がPolyester繊維ですからこれは仕方がありません。
いや、仕方がないというよりも。。。
COOLMAXシリーズの肌触りはすごく滑らかでいい感じ、まるで100% Cottonのごとしです!
加えて、Cotton + Polyesterの素材もありますが、それはSOLOTEX Wrinkle Free Stretch(9マーク)だけです。
SOLOTEXもそれ自体がPolyester繊維ですからこれは仕方がありません。
いや、これもまた仕方がないというよりも。。。
SOLOTEXは超優れたPolyester繊維ですから、そして高いストレッチ性を誇る繊維ですから大歓迎のブレンドだと思います。
*「混率」は素材によって異なりますがおおよそ2/3がCottonで1/3がPolyesterです。
また、SOLOTEX Wrinkle Free Stretchはこれまでキャンペーン対象外でしたがタフネゴシエイトの成果で今回は対象にすることができました!
とにもかくにも、とても素晴らしいコレクションですのでご来店の際にはぜひともチェックをしてみてください。
今回作成したフライヤーです。
いつもより真面目な感じに作りました!
面白みはな少ないかもしれませんが「それもまたよし!」だと思っています。
Wrinkle Freeコレクションはかなりクラシックですしね!
ちなみに裏面にはキャンペーンの詳細等が印刷されています。
多めに作ったのでご来店の際にはぜひとももらってやってください!
そういえば、日曜日に竹林君が「これ、まだたくさん余っていますし裏のディスプレイボックスで使っていいですか?」と提案してくれました!
キャンペーンを盛り上げようという気持ちと作ったフライヤーを無駄にしたくないという気持ちが嬉しいです。
という訳で、ご来店の際にはバックドアに向かって左側にあるディスプレイボックスもチェックしてやってください。
とにもかくにも。。。
¥2,200 off for “Wrinkle Free Shirt” campaignをどうぞよろしくお願い申し上げます。
続いて、フライヤーに掲載した素材をご紹介します。
こちらは100% Cottonシリーズのクラシカルな柄物たちです。
無地が多いWrinkle Freeコレクションですが、コレクションに知的な彩りを加えてくれているこのイングリッシュテイストあふれる柄物たちの存在は大きいです!
カラーもいいんですよね〜!
全マーク作ってみたいです。
こちらは定価が¥18,700~ですので、キャンペーン期間中は16,500~でお作りいただけます。
拡充したスターティングプライスライン9マークです。
どれも端正なドレスシャツが仕上がること間違いなしの色柄ですよね!
キャンペーン期間中は¥12,100~でお作りいただけます。
これはとってもリーズナブル!!
個人的にはずっと「シンプルなホワイトドレスシャツを作らねば!」と思っているので「こちらで作っておいてもいいかな〜?」と思っています。
こちらも品質は100% Cottonです。
もちろん国産素材です。
*申し訳ありません、右下のグラフチェックは完売となりました汗
以上です。
¥2,200 off for “Wrinkle Free Shirt” campaign!
中途半端な気持ちだと絶対に追い込みができないので更なる気合を入れて臨みます!!
よろしくお願いします!!!
10th. Dec. 2024
Ryoji Okada
今日は諸般の事情で竹林君がお休みします。
ということは。。。
はい、僕ひとり体制です。
水曜日はいつもそうですから、ひとり体制には慣れっこですがそれでもやっぱりちょっと寂しいのも事実です。
水曜日より月曜日の方が営業時間が長いですしね。
という訳で。。。
お近くまでいらした折にはぜひとも激励にお立ち寄りください!
今日もお天気は良好のようです。
そして、先日ご紹介した通り明治神宮外苑ではとてもナイスなイヴェント:Tokyo Christams Market 2024が開催されていますし外苑イチョウ並木の美しい黄葉もまだ見頃をキープしていると思います。
そしてそして、LOUD GARDENでは2,200yen off for “Wrinkle Free Shirt” campaignが開催されています。
皆さんのご来店を心よりお待ち申し上げております。
ところで。
「美しい」といえば。
今日は最高に美しい100% Cashmere Collectionをご紹介します。
6年前にLoro Piana謹製の極上100% Camelhairでダブルブレステッドのチェスターフィールドコートを作って以来コートを作っていない僕です。。。
その6年の間に既製品のコートは複数着買っているにも関わらずオーダーメイドのコートは1着も作っていない僕です。。。
2024年は「絶対にコートを作るぞ!」と年始に思ったのにまだ仕込めていない僕です。。。
テイラーの店主としてはまったくもってダメダメですね汗。。。
そんな僕ですが「次は100% Cashmereで作りたいかも」と思っています。
そんな時に懐具合と合わせても候補に上がるのが今日ご紹介するMTRことManifattura Tessile Risaliti/マニファットゥーラ・テッシーレ・リサリーティのPure Cashmereコレクションです。
5年ほど定番として扱っているのですがここ数年まったくご紹介できていなかったのと、先日「MTRでしたっけ?あのカシミアはまだ取り扱っていますか?」というお問い合わせをお得意様からいただいたので今回改めてご紹介します。
素晴らしいクオリティかつ見事なカラーヴァリエーション、そして嬉しいハイコストパフォーマンスのナイスコレクションですのでご来店の際にはぜひともじっくりとご覧ください。
では、早速ご紹介します。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブック(というかブックレット)です。
シックなブラウンカヴァーがナイスな見開き2ページのブックレットです。
MTRはイタリアンミルの聖地とも呼ばれるBiella/ビエッラ(我々はビエラと呼びます)ではなく、トスカーナ州にある産地Prato/プラート(我々はプラトーと呼びます)に拠点を置いています。
made in Firenzeという表記もそれゆえです。
紡績メーカーをルーツに持つ同社は大手の傘下に入ることが少なくないイタリアンミル業界では珍しくなりつつある家族経営の(現在は2代目だそうです)「高級かつ貴重な繊維を確保すること」と「優れた素材を生産するための企業努力を決して怠らないこと」を信念に掲げている企業です。
また、モンゴル、南アメリカ、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど世界中から調達される原毛はすべてトレサビリティを意識しているという現代的な側面も特徴的です。
特にカシミアなどの高級素材を得意としていて、その品質の高さは「世界を代表するフランスのラグジュアリーメゾンHがMTRのカシミアを重用している」ことからもお分かり頂けると思います。
続いて、肝心の中身を見てみましょう。
ブラック(上画像)とそれ以外の8カラー(下画像)の9カラー展開です。
優雅な毛並みと高級感あふれる光沢が見事極まりない逸品です!
あのHが重用するのも納得です。
なだけでなく、リーズナブルというのも嬉しい限りです!
あれはあれで超最高に素晴らしいのですが。。。
例えば、Colomboの100% Cashmereシリーズとこちらとだと。。。
コートの場合、税込¥132,000もこちらがお安いです!?
しつこいようですが、あのHも重用しているPure Cashmereなのに!です。
天下のHだったら当然税込¥1,000,000は軽く超えてくることでしょう!?
よそ様はよそ様ですけれどね。。
ウェイトは440g/m、打ち込みも素晴らしく、王道デザインのコートをお作りいただければ「一生物」に近い1着が仕上がることと思います。
クラシカルなダークカラーもいい(以前に左上のチャーコールグレイでご注文をいただきましたが最高にラグジュアリーでした!)ですけれど、ライトカラーもスタイリッシュですよね。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
僕は ↓こちらの↓ シルヴァーグレイ?オフホワイト?がすごく気になっています。
久し振りにポロコートを作りたいですね!
あるいは、ダブルブレステッドのブレザーを作ってもスーパークールかもしれません!!
これだけライトなカラーの、しかもPure Cashmereのダブルブレステッドブレザーって。。。
カッコいいこと間違いありませんよね〜!
以上です。
2024-2025 Autumn/Winterシーズンのバンチブック紹介も残すところあと2回!
まだご紹介できていない新作バンチブックが8冊ほどあるのですが。。。
どれとどれをセレクトするか!?
乞うご期待ください。
9th. Dec. 2024
Ryoji Okada
中山美穂さんの訃報にはショックを受けました。
完全な同世代ですし、スーパースターでしたし、僕が通っていた中学校のすぐ近く(というか横)で「毎度おさわがせします」というTVドラマの撮影があり学校中が上を下への大騒ぎになったことがあるのですがその時にチラッと見た中山さんが神々しいほど光り輝いていましたから、なんというかずっと勝手に親近感を覚えていました。
ご冥福をお祈りします。
ところで。
「同世代」といえば。
今日は僕と同世代にして、同じ町田エリアのご出身で、(恐らく)日本で最も有名かつ最高に美味しいパン屋さんを経営なさっているロックなお得意様O様からご注文いただいたクール&カリスマティックなジャケットをご紹介します!
数日前に某SNSにて今日ご紹介するジャケットをお召しになっている時にお撮りになったお写真を拝見しましたが超スーパーお似合いでした!
このジャケットは。。。
くどくど能書きや前説を書く必要はないと思います。
という訳で、早速ご紹介します!
↓こちら↓ です。
デニムの聖地として世界的に有名な岡山県産のカモフラージュデニムでお作りしたジャケットです。
素材は「ジャカードで表現した精緻なカモフラージュ柄」と「美しいブルーグラデーション」が絶妙なハーモニーを奏でると同時に強烈なインパクトを放つ傑作デニムです。
デザインは「素材のミリタリーテイストやインパクトの強さをより引き立てるべくアヴァンギャルドに」という考えもありましたが、敢えてややフォーマルテイストのあるモダンクラシックスタイルでまとめました。
その成果がこのクール&シャープ&スタイリッシュな佇まいです。
具体的には「ハイゴージーライン&8.0cm巾のピークトラペル + 絶妙なポジションのシングルブレステッド2ボタン + 前後差4.5cmとやや急アングルのハッキング/スランテッドポケット + ややディープ:25.0cm長のセンターヴェント」といったデザインでお作りしました。
「ウインドウペーンのカラークロス(上衿裏のフェルト生地)」「カラークロス左前ハシに筆記体でお入れしたネーム刺繍」「made in Japanのファンシーボタン」「表素材とロックなハーモニーを奏でている100% Cuproのレオパードプリントライニング」「5個ボタン/リアルボタンホール(本開き切羽)/スランテッドボタンホール/色違いボタンホールと “遊び心の宝庫” なスリーヴボタン」といったオーダーメイドならではの遊び心溢れるエキサイティングなディテイルも見逃せません。
「アヴァンギャルドな素材でディテイルにこだわって作るジャケットってかっこいいなぁ!」としみじみ思った1着、超スーパー自信作です!
では、そのディテイルを「寄り画像」で見てみましょう。
カラークロスです。
表素材とカラークロスとネーム刺繍のカラーが見事なハーモニーを奏でていますよね!
こういうさりげないこだわり。。。
とってもいいですよね〜!
そして、思わず「衿立て」をしたくなりますね。
ポケットです。
前後差4.5cmのアングル(LOUD GARDENではポケットの角度を前後差・0.5cm単位で決めます)がすごくいい感じです!
アングルが緩やかな方が作りやすいためか一般的な既製服やシンプルないわゆるパターンオーダーのジャケット/スーツだと3.0cm程度のアングルが多いようですが、それだとちょっと物足りない。。。ですよね。
LOUD GARDEN/RYOJI OKADAでは4.5cmが最も多く、最大は9.0cm(!?)までいくお得意様もいらっしゃいます。
という細かなディテイルもやっぱり大事だと思います。
ライニングです。
こちらは今秋デビューしたmade in Japanの100% Cuproプリントライニングからセレクトいただきました。
カモフラージュとレオパード!
最高にロックなコンビネーションだと思います。
しかし。。。
ブルーのレオパードプリントとはゴキゲンですよね〜!
このライニングは僕もいつか使ってみたいです。
スリーヴボタンです。
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
以上です。
ご記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんが、僕もこの素材でゴキゲンなブツを作ったんですね〜!
はい、ワイドシルエットのボトムスです。
このジャケットを見たら。。。
スーツにしたくなりますね。
O様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
また、ロックなアイテムをよろしくお願いいたします。
8th. Dec. 2024
Ryoji Okada