The list of the [ Hiroshima Carp ] category.
*7.29 Wedは休業いたします
今日から7月最後の週末です!
力不足が祟ってか、先の3連休は1勝1敗1分(しかも1勝はかなりの辛勝)といったあまり冴えない結果だったのでこの週末はなんとか盛り上がりたいです!
この1週間であれこれやれることを全力でやったし、3連休前に取り組んだことだってまだ効力は残っているはずだし、”♡ Camo” silkの新作は最高だし、体調は万全だし!!
ますます暑さは厳しいし、昨日は「惨敗」だったし、LOUD GARDENが参加している商店会と東京ヤクルトスワローズ球団との取り組みがあるため昨日からウインドウにGreenのスワローズユニフォームを飾っていて今日は僕もGordenさんもGreenのスワローズユニフォームを着て業務につくというテイラーとは思えない佇まいだけれど。。。
今日も1日頑張るぞ!!
ちなみにGreenのスワローズユニフォームですが。。。
はいそうです!
昨日から(明日まで)ここ数年連続して商店会が参加している「さあ、ミドれ。」イヴェントが開催されているのです!!
毎年2回開催されるのですが今年2回目となるこの3日間は。。。
遂に対戦相手がカープになりました汗。
でも、まあ、現状の状態ならね〜。
カープの応援にそこまで熱が入らないのが正直なところですからこの3日間は全面的にスワローズを応援しようと思っています!
その成果か、昨日は見事なサヨナラ勝ちでした笑。
Go! SWALLOWS!
Go! LOUD GARDEN!
ところで。
「2」といえば。
2日振りに「オーダーメイドシャツ2枚 = 税込¥22,000~キャンペーン」のオススメ着分をご紹介します。
今日は久し振りにLOUD GARDENで最も人気が高いThomas Masonのオススメ着分を2マークセレクトしました。
いずれもとってもナイスな着分です!
「どうしてこれがまだ残っているの!?」と思えるほどのナイスさです!!
という訳で、早速ご紹介を始めましょう。
今日ご紹介するオススメ着分は ↓こちら↓ です。

どちらも最高にスタイリッシュ!
と同時に、確かなEnglishテイストが素晴らしい!!
そう思うのですがいかがでしょうか?
詳細は後述するとして、まずは超名門Shirting(シャーティング:シャツ向けテキスタイル)メーカーThomas Masonについて再度ご説明します。
Thomas Masonの歴史は「産業革命の真っ只中である1796年にSir Thomas MasonがEngland北西部のLancashireに工場を建てること」から始まりました。
1796年といえば今から230年前。。。
EuropeはNapoléon Bonaparteが台頭した時期で、我が国は11代将軍徳川家斉の時代で、USAはまだ建国20年目でした。
すごい歴史ですよね!
「節目の15年目突入!」などと喜んでいるようではまだまだです汗。
創業からほどなくしてThomas MasonのShirtingは、主に貴族や上流階級をクライアントに持つLondonはWestendで活躍するテイラーたちから愛用されるようになります。
その後、評判が評判を呼び他国にも輸出されるようになりす。
そのような経緯を経てますます発展したThomas MasonのShirtingはLondonにおける「エレガンスのスタンダード」となります。
そして、1875年にはSt. James Streetに拠点を構えます。
St. James Streetと交わるJermyn Streetがその当時から「Men’s Shirtの聖地」と呼ばれていたと同時に(シャツだけでなく)シューズやアンブレラやステッキなどを扱う業者が集中していたからです。
確かにあの周辺はある意味ではSavile Row以上に歴史の重みとロマンが感じられるエリアですよね。
(8年くらい行っていないから最近はどうなっているか分からないけれど)周辺のパブにはバシッとバンカーストライプのスリーピーススーツでキメたスタイリッシュなヤングジェントルマンたちが集まっていますし!
1914年に第1次世界大戦が始まると、Thomas Masonは政府からの要請を受けてパイロット用の防水性・耐火性を備えた新しい素材の製造実験に参加します。
第1次大戦が終わり、Londonは再びジェントルマンのエレガンスを発信する地となりSavile RowとJermyn Streetは活気を帯びます。
そして、1936年にはRoyal Familyのシャツ作りを担当していたTurnbull & Asserの独占サプライヤーに任命されます。
同年、当時はファッションリーダーとしても有名だったPrince Of Wales(皇太子)がEdward Ⅷとして即位し世界の注目を集めましたが、その時に着用したシャツのShirtingもThomas Masonが手掛けました。
1960年代に入るとTHE BEATLESが世界を席巻します。
音楽にとどまらずファッションやアート、生活様式に至るまで影響を与えたポップカルチャーの台頭はまさに「革命」でした。
この時代に、それまでアンダーウェア扱いに近くあくまで脇役的存在だったシャツにも光が当たります。
Thomas Masonのユニークで大胆なストライプやチェックも大いに注目を集めました。
そして、1992年。
その文化的価値を誰よりも深く認識すると同時にその所有を熱望していたAlbiniが遂にThomas Masonを傘下に収めます。
「王道のクラシックストライプから大胆で斬新なパターンまで時代を超えたエレガンスを誇る最高品質のShirting」。
Thomas Masonが積み重ねてきた伝統・遺産が現行コレクションからもまったく失われていないのは、AlbiniがThomas Masonに抱いていた大いなるリスペクトゆえに違いありません。
どちらもすごくカッコいいですが。。。
皆さんはどちらがよりお好きですか?
なお、いずれも品質は100% Cottonで希少な1点モノです。
つきましては、もし気になる方がいらっしゃいましたらどうぞお早めにご注文あるいはお取り置きのご連絡をお願いします。
*お電話/e-mail/SNSのメッセージ等でのご注文・お取り置きは個別画像左上に記すSFから始まる品番でお願いします
*お取り置きは1週間程度を目安にお願いします
*インポート着分は2枚税込¥33,000~です
続いて、左から「個別画像」とともに詳しい説明を加えていきます。
SF91581

パキッと端正にしてキレイなNavy blueとWhiteのナイスコントラストが印象深いモダンクラシックストライプです。
なんともスタイリッシュなクインティプルストライプがイイですよね〜!
毎回のように書いていますが、バンチブックコレクションにコンパイルされている素材と異なりキャンペーン専用着分には基本的に糸番手の表記がありません。
*バンチブックコレクションにコンパイルされている素材には必ず糸番手が表記されています
*キャンペーン専用着分の一部にも糸番手が表記されています
そしてこちらの着分にも表記がありませんでした。
*表記がないのは該当着分が太番手だからという訳ではなくキャンペーン専用着分はあちこちから調達しているゆえ純粋に糸番手が不明だからだと聞いています
が、肌触りからすると間違いなくかなりの細番手糸を使用しているはずです。
バンチブックコレレクションにコンパイルされている素材で最も近いタッチなのは、経糸(タテイト)が120番手双糸(ソウシ)で緯糸(ヨコイト)が70番手単糸(タンシ)のDowningでした。
着分のエンド部分から緯糸を取り出して確認しところやはり単糸だったしDowningの可能性はかなり高いかな?
*経糸は新たにどこかを大きくカットしないと取り出せないため分からない(カットできない)のですがこの肌触りなら間違いなく細番手の双糸だと思います
こちらの方がDowningよりもう少し高密度な感じもしますけれど。。。
その高密度に由来する少しパリッとした肌触りもこちらの魅力です。
ちなみに、バンチブックコレクションにコンパイルされているDowningのプライスは¥33,000~です。
そして、このキャンペーンにおけるインポート着分のプライスは1枚換算で¥16,500~です。
いやはや。。。
お安い!!
という訳で、このストライプに「ピン!」ときた方はぜひともこの機会をお逃しなきようお願いします。
僕はこちらならスーパークラシックなドレスシャツを作りたいです。
具体的には「ギャザースタイル + Newラウンドタブカラー + 9.0cm巾のラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス仕様」で作りたいです。
最近何度か同じデザインのシャツを作っているのですがすご〜〜く具合がイイんです!
ボタンはLOUD GARDENが持っているオーダーメイドシャツ用ボタンの中で最もエレガントな二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタンにしたいです。
そして、カラーとカフスの裏面はNavy Blue系のLibertyプリント素材にしてバックヨークにRed糸で音符刺繍を入れたいです。
刺繍はRed, White and Blueのトリコロールを作りたいのとストライプを五線譜に見立てて音楽愛を表現したいのとでRed糸の音符にしたいと思いました♪♪
オーダーメイドって「ストーリー」が大事ですからね!
間違いなく超スーパーエレガントかつエキサイティングな1枚に仕上がると思います。
これはかなり作ってみたいな!!
組織はポプリン/ブロード(平織)です。
SF97205

Grey, Black and Blueのタータンチェックです。
組織はツイル(綾織)です。
ややロックテイストすら感じさせるカラーリングのタータンチェックが最高にクールですよね!
これはカッコいい!!
しっかり打ち込んだツイル組織由来の少々ミリタリータッチを感じさせる素材感もナイス!!
それでいて細番手糸ならではの贅沢な肌触りが損なわれていないのも嬉しい!!
タータンチェックはどうしても「トラディショナル臭」がしますよね。
もちろんそれが魅力な訳ですが。
しかしながら、こちらは「トラディショナル臭」皆無!!
アーバンタータンあるいはモダンタータンとでも呼びたくなるような洗練さが魅力です。
トラディショナルなタータンチェックも一部のパンクスたちが身にまとったこともありロックテイストはもちろんある訳ですが、こちらはそれよりクールでシャープな佇まいなのがイイと思います!!
僕はこちらならややモード&ミリタリーに「料理」したいです。
具体的には「ハイネックショートレギュラー + 8.0cm巾のスクウェアシングルボタンカフス + クラシックプラケットフロント(本前立)+ インボックスプリーツ&ボタンどめフラップつき角落ポケット + エポーレットつき」で作りたいです。
ボタンはBlackマザーオブパール(黒蝶貝)ボタンにして、カラーとカフスとエポーレットとポケットフラップはBlack無地素材にしたいです。
そして、カラーとカフスのエッヂにはBlackのハンドスティッチを入れてカラーにBlue糸でスカル&ボンズ刺繍を入れたいです。
モード&ミリタリーなだけでなく、ロックにもキマりそうですね!
アウター使いもしたいのでいつもより少しだけゆったり作りたいです。
最後にキャンペーンの概要を以下にお知らせします。
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「ファクトリーの閑散期利用」「国内有力素材メーカー/マーチャントの協賛 」「ご注文を一定量集めてからの一斉裁断」といった条件が整って初めて実現する「オーダーメイドシャツ2枚キャンペーン」を8.9 Sunまで会期延長いたしました。諸般の事情からいつ開催が不可能になってもおかしくないキャンペーンです。また、シャツファクトリーさんの幹部曰く「御社の販売価格は弊社のシャツでは業界最安値です!」とのことです。ぜひともこの機会にまとめ買いをお願い申し上げます。
オーダーシャツ(made in Japan)× 2枚 = ¥22,000~
*キャンペーン専用の「国産250/インポート150の着分コレクション」と「国産素材11マークのスワッチコレクション」をご用意いたしました
*延長に際して着分を25本追加投入いたしました
*3枚目以降は奇数でのご注文も承ります
*お出来上がりはご注文の約2.5ヶ月後を予定しております(通常コレクションの納期は1ヶ月以内です)
*インポート着分は2枚で¥33,000~です
*お電話やe-mailでのご注文も承っております。詳細はお問い合わせください
*会期中はこのDiaryや各種SNSでオススメ着分を随時ご紹介いたします
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どうぞよろしくお願いします!
25th. Jul. 2026
Ryoji Okada
セ・パ交流戦に入って悪夢の6連敗を喫するなど黒星を積み重ねているカープですが少しだけ明るい材料も出始めています。
特に投手陣は顕著で、火曜日の試合が雨天中止になった影響で来週に回ることになりましたが遂に2022年のドラフト1位ルーキー斉藤投手が一軍で先発しますし、右背中筋肉の炎症で1ヶ月ほど三軍にいたターノック投手が昨日二軍で実戦復帰しましたし、黒原投手も実戦復帰後何度か二軍で登板しています(先週土曜日は打たれましたが。。。)し、無期限二軍調整中の大瀬良投手も水曜日の登板内容はまずまずだったようです。
栗林投手の続報がないのは気になるものの、ここまでは決して悪くない投手陣がすぐに大崩れする可能性はなさそうです。
何度も書いている通り、支配下枠があと3つ空いているのでなんとか速球が売りの右腕を獲得してリリーフ陣の層を厚くして欲しいけれど。。。
一方で野手は依然として深刻です。
セ・パ交流戦でつまづいたのは最初のカードで守備の乱れからMに3タテを喰らったのが大きかったですね〜。
打てない、出塁もしない、守備は乱れる。。。
プラス、走塁ミスが少なくない、エンドランのサインが出ていたり自分が最後の打者になりかねないシーンなのに見逃し三振をする選手がいるという始末。。。
昨日の負け方もひどかったので投手陣と野手陣の溝が心配になります。。。
期待されたドラフト1位カルテット:小園選手・中村奨選手・佐々木選手・平川選手が揃いも揃っていまだにひどい状態であること。
ファビアン選手とモンテロ選手の状態がよくないこと。
困った時にチームを引っ張るべきヴェテラン:秋山選手・野間選手・堂林選手が二軍にいたり不調だったりで頼りにならないこと。
問題は山積していて、支配下契約をされたばかりの名原選手が躍動中なのと坂倉選手が好調なのと正捕手を勝ち取った持丸選手がなんとか踏ん張っていることと現役ドラフトで獲得した辰見選手が走りまくっていることだけが救いといった感じです。
*坂倉選手は少し状態が落ちてきたっぽいですが汗。。。
また、「足が速い」という理由(← 恐らく)で出塁率が低い選手を2番に置きたがる首脳陣にも疑問を呈したいですね。
MLBとNPBは別物とはいえ同じ競技です。
そして、「優れた打者により多くの打席を与える」という考え方は極めて理に適っていると思います。
出塁率もOPSも打率もチームトップかつ捕手の負担がなくなったチーム最強打者:坂倉選手を名原選手の状態が落ちるまでは2番に置く起用もアリ(名原選手の状態が落ちたら1番起用もアリ)だと思うし、ファビアン選手がもし状態を上げてきたら上位に置くべきだと思うし、今季に限っては四球を選べている菊池選手を時々お休みしてもらいながら&状態が良好そうなら上位に置く起用は悪くないと思うし、現状は三振が多く低出塁率の平川選手と大盛選手は下位におくしかないと思うし、現状の小園選手を3番に置くメリットは皆無だと思うしエトセトラ。
坂倉選手は「得点圏打率が良好なため主軸の方が」という意見もあるようですが、基本的に得点圏打率は打率と似た数字に収束するとデータが示しているので上位に置いて欲しいです。
それから、昨日もそうでしたが代打で出てくる選手の迫力のなさよ。。。
いやはや。。。
選手層が薄い!!
なので、これまた何度も書いているけれど有能な助っ人野手も獲得すべし!!
とはいえ、投手はともかくとして、今から獲得できる助っ人野手がすぐに結果を残すのは難しいかもしれません。
そう考えると小園選手が復調するのが一番なんですけどね〜。
加えて、再度二軍での調整を命じられた中村奨選手や今季まだ昇格できていない末包選手あたりですよね。
もちろん再昇格した平川選手、水曜日にいわゆる「親子ゲーム」で出場した二軍戦で自打球を当てて負傷したものの一軍にいる佐々木選手の飛躍にも期待したいです。
ちなみにですが。。。
首脳陣は上記した打順の話なんて散々検討していると思います、よね?
でも、昨季の報道や今季の起用を考えると出塁率は気にしていないような気がします。
あ、それから犠打を多用する「責任逃れ采配」もやめていただきたい!
なにはともあれ、セ・パ交流戦も残り3カード。
今日からはBuとの3連戦@マツダスタジアムです。
昨日の負けで「やっぱり今季もダメか」「補強するにしてもToo Lateだ」「Xデイは近いかも」と思いましたが。。。
こうなれば全部勝て!!
話はそれからだ!!
ところで。
「黒」といえば。
今日は最近お作りした2本のBlackトラウザースをご紹介します。
いずれも最高にクールでスタイリッシュなトラウザースです。
が、同じクール&スタイリッシュなBlackトラウザースでも素材からシルエット、デザイン、ディテイルまで方向感は完全に「真逆」です。
もしもReady-to-wear(既製品)ならば間違いなく同じブランドで展開していることはないでしょう。
オーダーメイドの醍醐味ってそんなところにもありますよね!
ファッション/スタイルって本来は「ブランドを着る」のではなく「着る人がブランド」ですから、その時々によって様々なテイストやデザインやフィット感のウェアを着るのが最もファッショナブル/スタイリッシュです。
今日ご紹介する2本もそうですが、ファッション/スタイルを知り尽くした、クラシックなテイラードウェアからモードなメゾンブランドまで着倒してきた、ファッションだけでなくカルチャーに対してもディープな人間が主宰するテイラーならそんな様々な方向感のウェアをクール&スタイリッシュにまとめることができます!
はい、手前味噌ながらRYOJI OKADA/LOUD GARDENのことです!!
という自画自賛は置いておいて。。。
早速ご紹介します!
まずは極薄素材でお作りしたワイドトラウザースから。


こちらは、この業界に長くいる僕から見ても「いつも本当にオシャレだな〜!」と脱帽せざるを得ない洒落者・伊達者・粋人のM様がご注文してくださった1本です。
M様はインテリア業界の方なのですが、インテリア業界とヘアサロン業界は我々がびっくりするようなファッション上級者がゴロゴロいる業界ですよね!
さて、M様はこれまでにワイドトラウザースを2本作ってくださっています。
しっかりしたボディのBlack無地素材で1本、美しいメランジが特徴のBrown無地素材で1本。
いずれも最高に素敵でした!
今回はそんなM様からいただいた「以前に作ってもらったBlackの感じで夏用が欲しいんです。ペラペラに薄い素材で作れますか?」というご意向を受けてお作りしました。
ペラペラに薄い素材。
世の中にはたくさんあります!
でも、薄いながらもきっちりとした耐久性があって、深みのあるBlackがあって、M様にふさわしいモード感のある趣を持つ素材となるとそんなに多くありません。
なので、(先日ご紹介したマツシマライズ様のLeopard Fake Furほどではないけれど)かな〜り探しました。
結果、すごくナイスな「65% Polyester + 35% Rayon&プレインウィーヴ(平織)の国産素材」が見つかったのでそちらでお作りしました。
具体的には、ケアのしやすいPolyesterと滑らかなRayonのサイロコンパクトヤーンを使用することで毛羽の少ないクリアな表面感と心地よい肌触りを実現した逸品です。
抗ピリング性と抗シワ性にも優れるなどユーティリティな側面を併せ持つのも嬉しい限り。
Lime等のカラー展開もあるので僕も「どれかで作ってみたいな〜!」と思いました。
また、「しなやかな風合いを持つ一方でキレイなシルエット/ドレープを表現できる極薄素材なのでシャツを作るお取引先もいますよ」と仕入れ先から聞きました。
シャツでいうと100番手双糸(ソウシ)使いのポプリン/ブロードに近い薄さですし、100% Cottonでは出せない風合いおよび深いBlackなので確かにシャツを作りたいという気持ちになるのも分かります。
そう考えたら。。。
超スーパースタイリッシュなM様ですし、シャツもオススメすればよかったかも汗。
このトラウザースと抜け感のあるゆったりフィッティングシャツのスーツ!
最高じゃないですか!!
失敗した汗。。。
それはともかく。。。
そんな特別な国産素材ですからこちらは通常のバンチブックにはコンパイルされていません。
はい、LOUD GARDEN/RYOJI OKADAが独自ルートで手配するエクスクルーシヴコレクションからセレクトいただきました。
デザイン/ディテイルは「トライアングル持ち出しつき + 2インプリーツ + 下前(シタマエ:右手側の前身頃)ウエストバンド(腰帯)下にウォッチポケットつき + ベルトループ&チイループつき + ボタンフライフロント + ストレートヘム + くるみボタン」です。
シルエットは膝から裾に向かってややテイパードしたワイドシルエットです。
僕だと裾巾を30.0cmとかにしがちなのですが、やや控えめというのが伊達者のM様らしいです!
詳細の数値は「企業秘密」です笑。
続いては「あの」Ventileでお作りしたアーバンミリタリーなスリムトラウザースです。


こちらは、A WORKROOM時代から長くご愛顧をいただいている&いつも一見するとシックかつミニマムながらそこここにヒネリが加えられたご注文をしてくださる大学教授のお得意様T様からご注文いただきました。
T様もこれまでにほぼ同じシルエットのトラウザースを複数作ってくださっています。
なだけでなく、今回はこちらのトラウザース作成中にシャツ2枚の追加オーダーもいただきました。
本当にありがたいです!
そちらのシャツもすごく素敵なのでまた別の機会にご紹介します!!
今回は「夏に普段使いするCottonトラウザースでBlackあるいはDark Grey。とにかく丈夫そうな素材が理想です。可能ですか?」というご意向でした。
となると。。。
やっぱりVentile/ヴェンタイルが最有力候補ですよね!?
Ventileとは ↓こんなCotton素材↓ です。
—–
VentileはEngland北西部のLancashire州に拠点を構えていたTalbot Weaving社が開発し1943年から1980年の40年余りに渡って展開した軍事用素材です。
具体的には「細番手のCotton双糸を限界まで打ち込み超高密度に織り上げられた100% Cotton素材」を指します。
防水性・防寒性に優れた素材があまり存在しなかった第二次世界大戦中当時、海上における空中線で戦闘機が撃ち落とされ海中に投げ出されたパイロットが直面する最大の困難は救出時まで寒さに耐える続けることでした。
そんな状況に危機感を覚えたUK空軍の要請を受けてTalbot Weaving社が生み出した超高密度Cotton素材こそがVentileでした。
細番手のCotton双糸を使って驚くほど高密度に織られたことに由来する高い防水性を発揮したVentileはたくさんのパイロットたちを寒さから守り命を救いました。
ご存知の通り、現代ではGORE-TEXを筆頭に防水性に優れる素材はたくさん存在します。
そして、もちろんVentileの防水性はGORE-TEXに及びません。
が、GORE-TEXが存在しない当時はVentileこそが防水素材の王様だったのです!
その防水原理ですが、Ventileは従来のCotton素材に比べて30%程度も多くの糸を使用しています。
「30%程度の増量」は当時の常識からすると「限界を超えた」超ハードな打ち込みに由来します。
オリジナルVentileは空気が乾燥している時には経糸(タテイト)と緯糸(ヨコイト)の隙間が約10μあり通気性もありましたが、衣服が濡れると糸が膨張して経糸と緯糸の隙間が3~4μに収縮し効果的に浸水を防ぐことができたといわれています。
また、当時の素材の中では通気性と透湿性に優れ着心地も悪くないというメリットも重宝がられる理由だったそうです。
こちらはそんなロマンあふれるVentileを我が国の某大手テキスタイルメーカーが忠実に再現したナイスコレクションです。
上で引き合いに出したGORE-TEXのような現代的な「顔」ではなく、とても高機能には思えないクラシカルな「顔」なのもイイですよね!
ブルゾンやボトムスはもちろん、この「顔」ならドレッシーなデザインのスーツを作っても◎ですもの!
それから、レインコートにも「間違いない」と思います。
品質は100% Cotton(225g/m *146cm巾)です。
超高密度でも糸番手が細いのでウエイトがそこまでヘヴィにならない理屈です。
上記のロマンとともに細番手由来のシックな光沢も魅力です。
—–
もしかすると見覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは新作バンチブック紹介の時に書いた文章です。
はい、つまりこちらは通常のバンチブックにコンパイルされている素材です。
今回はVentileのBlackを含めて複数のご提案をしたところ、T様は迷わずVentileをセレクトなさいました!
さすがは「こだわりのT様」です!!
今回はまず素材をワンウォッシュしてからお仕立てしました。
そして、前回お作りいただいた同シルエットのトラウザースより部分的に㍉単位で少しだけ大きく/長くしました。
というのも、こちらは「普段使い」ということでご自宅でのお洗濯を想定しています。
縫製前のワンウォッシュは先に縮めた上で縫製しようと考えてのことで、部分的に大きく/長くしたのはお洗濯での縮みを考えてのことです。
いくら業務用のワンウォッシュをしてもやはりガンガン水洗いすると縮みますからね!
最終的にどれくらい縮むかの正確なデータを持っている訳ではありませんが、このような配慮ができるところもLOUD GARDENの自慢です!!
デザイン/ディテイルは「スクウェア持ち出しつき + 0プリーツ + ベルトループ&チイループつき + ジップフロント + ミシンでタタキ縫ったストレートヘム + made in EngalndのCharcoalリアルホーン(本水牛)ボタン + 膝裏ナシ仕様」です。
ミシンでタタキ縫ったストレートヘムと膝裏ナシ仕様はご家庭でのお洗濯を想定してのことです。
シルエットはかなりのスリムシルエットです。
これは、T様のご体型自体がすごくスリムでいらっしゃることにもよります。
20年以上ご体型に変化がないT様。。。
すご過ぎます!!
以上です。
素材もシルエットもデザインもディテイルも全然違うBlackトラウザース!
手前味噌ながらいずれもとてもよくできたと思います!!
M様、いつも本当にありがとうございます。
ぜひともOさんの送別会やりましょう!!
T様、いつも本当にありがとうございます。
お送りしたトラウザースとシャツのお召し具合等に気になる点がございましたらどうぞ何なりと仰ってください。
5th. Jun. 2026
Ryoji Okada
昨日は今季初めての神宮球場でした!
結果は。。。
またしても負け。。。
しかも最悪なサヨナラ負け。。。
「そういえば最近全然勝ち試合を観ていないな」と思って過去3年の神宮球場における年間成績を調べたら。。。
2023年 2勝10敗
2024年 4勝7敗
2025年 3勝9敗
でした。
3年間の通算成績は35試合9勝26敗で勝率.257という状態です。。。
もうちょっと長い視点:2020年から2025年で見ると少しマシだけれどそれでも75試合28勝45敗2分で勝率.384という。。。
なるほど、最近全然勝ち試合を観ていない訳です笑。
「我慢」「育てる」も結構だし、まだ開幕したばかりだけれど。。。
「横一線」「競争」というからには状態の悪い選手を上位に固定するのはやめて欲しいですけどね。
仮に状態が悪くても上位で使い続けてOKなのは小園選手だけでしょう。
とにもかくにも!
今日は勝つ!!
ところで。
「3」といえば。
今日は3日振りに新作バンチブックをご紹介します。
14回目の今日は「複数メーカーの極上Jacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)とTrousering(トラウザリング:ボトムス向けテキステイル)が百花繚乱している見応えたっぷりのバンチブック:Jacket & Trousers」です。
過去13回は*基本的にSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)のバンチブックだったので、早くこのバンチブック(あるいは他のJacketingのバンチブック)もご紹介したかったのですが。。。
*Loro PianaなどJacketingもコンパイルされているバンチブック・Holland & SherryのSummer TargetなどJacketにも適した素材がコンパイルされているバンチブックが複数あったことはこのDiaryをご覧いただいている方ならご存知だと思います
JacketingのバンチブックはSuitingのそれよりも労力と時間がかかる傾向にあるんですよね。。。
なので、後回しになりがちです汗。
が、複数のお得意様からJacketingのお問い合わせをいただいたこともあり今日はこちらにしました。
モチヴェーションをあげていただき感謝です!!
では、早速ご紹介しましょう。
*これまでにご紹介した13回(+ 番外編2回)分のリンク集は末尾にあります
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。

世界3大Italianミルの一角を成すFratelli Tallia Di Delfino。
通好みの名門ItalianミルE.Thomas。
マニアックな素材を得意とするUKミルLassiere Mills。
Japanミルの代表的存在Miyuki。
タイトルにも記した上記のトップミル4社を筆頭に、たくさんのミルによる素晴らしいJacketing/Trouseringが「これでもか!」とコンパイルされている1冊です。
今日はこの「見始めたらあれもこれも作りたくなるに違いない魅惑の極上コレクション」の片鱗を全力を傾けて熱い気持ちとともにご紹介します。
ぜひご堪能ください!
前回も書きましたが。。。
様々な注意を払って写真撮影をしているものの。。。
やはり実物の素晴らしさを100%表現できていない画像が少なからずあるのも事実です。
かといって全マークをすべて個別画像でお見せすることも叶いません。
つきましては、ご来店の際にぜひともじっくりと最初から最後までチェックをしてみてください。
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「Fratelli Tallia Di Delfino – FTD Gold Collection -の上から5番目をもう少し分かりやすい画像で見てみたい」とか「E.Thomasのイチオシが気に入ったので前回と同じデザイン・サイズのジャケットを作っておいて!」とか「AngericoのWool Cotton Seersuckerはジャケットだとおいくら?」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。
すぐにご対応します!
また、複数ミルのJacketingがコンパイルされているバンチブックは他に2冊あります。
ご来店の際はぜひともそちらの2冊とあわせてじっくりご覧ください。
*残りの2冊も極力早めにご紹介したいと思っています
Fratelli Tallia Di Delfino:FTD Gold Collection

つい先日もご紹介しましたが、まずはFratelli Tallia Di Delfino(以下FTD)についてササっと「復習」しましょう!
—–
FTDは1903年にBella/ビエッラ地区のStrona/ストローナに発祥した120年以上の歴史を誇るItaly屈指の最高級テキスタイルメーカーです。
その最大の特徴は「高級織物」しか生まれえない生産背景にあります。
具体的には、FTDの生産が「豊富な水資源により古くから繊維・織物産業が根づいてきた環境」の中で「梳毛織物においてはSuper 120’s ~ 200’s(17.5 ~ 13.5μ*)のみを扱うなど常に最高級原料を使用」し「最新設備と伝統技術に基づいた生産体制を構築」して行われていることにあります。
世界中から熱い支持を集めている「繊細な表現」はこの生産背景の賜物といえます。
また、Italy(つまり、世界)トップクラスとの誉れ高いクリエイティヴチームが担当するデザインも特徴的で、毎シーズン「歴史に裏打ちされたクラシックな感性」と「時代を引っ張っていくという高い志」が絶妙なバランスで融合されたコレクションをリリースしています。
2008年にはMarzottoグループの傘下に入り、これまでに培ってきたレガシーはそのままにスケールメリットを獲得したことでエコフレンドリーな新機軸を打ち出すなど更なる躍進を遂げてますます業界内のプレゼンスを高めている点も見逃せません!
*μ=マイクロン
—–
バンチブック冒頭にコンパイルされているのはそんな最高級ミルFTDの最上位Jacketingボディ:FTD Gold Collectionです。
具体的には「上質なCashmereにも匹敵するクオリティを誇る14.5μのSuper 180’s原料を使用した極上以外に表現のしようがない素晴らしい質感を持ったボディ」です。
14.5μといえば。。。
あのErmenegildo Zegnaが誇るハイエンドSuting:15 MilMil 15より繊維が細いということを意味します。
さすがFTD!!
品質は100% Super 180’s Wool(270g/m)、組織はツイル(綾織)です。
驚くほど滑らかな肌触りかつ軽量設計で織り上げられているので、軽快に作れば少し肌寒い時にカシミアのストールを羽織るような感覚で着用できる贅沢至極な1着が仕上がることでしょう。
まさに「羽織るスーパーラグジュアリー」ですね!
もちろんカチッと作れば「究極のクラッシージャケット」に仕上がること間違いなしです!
素材の極上さを際立たせる方向ではなく、ナチュラルで優しくてモダンクラシックにまとめられた上品な色柄も見事の一言です。
今シーズンから登場した無地2マーク(下2マーク)のカラーもとてもイイですよね!
BlackやNavy BlueやBrownではなく、ニュアンスの効いたBlueと少し温かみのあるLight Greyというのも「さすがFTD!オシャレだな〜」と思います。
これだけの素材です!
気品あふれる紳士淑女に絶対のオススメです。
僕もすごく作ってみたいです!
僕にはちょっと気品が足りないと思うけれど笑。
そんな僕のイチオシは。。。
後述します!
こちらは我が国だと盛夏を除いたAll Seasonタイプのボディです。
Fratelli Tallia Di Delfino:FTD Luxury Collection

FTD Luxury Collectionは、創業以来120年もの間「Excellence Italia:イタリアの伝統・技術・感性の結晶」というヴィジョンを磨き上げてきたFTDが誇るハイレンジのJacketingコレクションです。
具体的には「エレガント&ラグジュアリー」をコンセプトにSilkやLinenなどを贅沢にブレンドした爽やかでシックなSummer Tweedコレクションです。
具体的な品質と特徴は以下の通りです。
上2マーク:71% Wool + 17 % Silk + 12% Linen(235g/m)のヘリンボンです。「最高級のSilkに由来する美しい光沢」「Line特有の横に走るスラブヤーンが生み出す絶妙なカジュアルテイスト」「トップItalianミルならではの繊細なメランジカラーリング」といったたくさんの魅力を持った素材です。見た目よりかなりライトなウエイトも嬉しい限りではないでしょうか。
1番下:78% Wool + 13% Silk + 9% Linen(230g/m)の無地です。優しいBlueがとっても素敵だと思います。他の3マークに比べて少しカリッとした肌触りも特徴的です。この肌触りは強撚糸使いによるものです。強撚糸使いということはシワになりにくいはずです!ご旅行やご出張のおともにも最適かもしれません。
1番下:50% Wool + 40% Silk + 10% Linen(230g/m)のネNavy Blue無地です。ホップサック調組織由来のスポーティさと40%もブレンドされている最高級Silk由来の光沢が見事なハーモニーを奏でている「ラグジュアリーを極めたブレザー向け素材」です。その光沢の美しさはぜひとも店頭でお確かめいただきたいです!
Fratelli Tallia Di Delfino:Canapa

Canapaは「FTDらしい洗練されたカラーリングとざっくりとした肌触り」が特徴のSummer Tweedコレクションです。
Canapaとは麻の一種:大麻から生まれる繊維で、英語でいうHempに近い(広義では同じ)繊維です。
同じ麻系の繊維でもLinenより更に丈夫で、吸水性も高く、簡単に摩耗せず、虫もつきにくく、経年による風合いの変化を堪能できるとても優れた繊維です。
また、Linenよりも爽やかな肌触りも特徴的です。
このような特性から、Canapaによる織物は主にテーブルクロスやベットカバー等、生活に密着したところで2000年以上も前から活躍していたようです。
FTDはItalyの伝統でもあるCanapa産業の文化的継承事業にも取り組んでおり、Franch LinenやBergian Linenとの差別化を自ら展開するCanapaコレクションで表現しています。
品質はすべて75% Canapa + 25% Wool(310g/m)です。
Whiteもすごくカッコいいし、コロニアルテイストが香るチェックもすごく素敵だと思います。
もちろん1番上のNavy Blueも「間違いない」ですよね!?
皆さんはどのCanapaがお好きですか?
E.Thomas:Luxury Summer Tweed

E.Thomas/Eトーマスは1922年にItalyのSwitzerland国境にほど近いLugano/ルガーノという湖の一角でErnesto Thomasによって創業されました。
以来、実に1世紀以上もの長きに渡って「高品質なWool素材をはじめ、CashmereやSilk、Linen、Mohairといった高級原料/天然原料を使用したラグジュアリーかつクリエイティヴな素材」を作り続けています。
年間生産量がそこまで多くないせいか、あるいはかつてエージェントさんから伝え聞いた「多く流通させることが目的ではない。セールスも量より質!」という方針のせいか、日本における知名度はそこまで高くないですがその品質の高さは間違いありません!
それが証拠に僕の知る限りテイラー業界内にもファンが少なくないミルです。
かくいう僕も、洗練されたItaly的感覚と旧き佳きUK的なモノづくりに強く共感してCarlo Barberaとともに一時期すごく憧れていました。
結構お高いのとバンチブックにあまりコンパイルされることがないのとでこの業界に30年以上いるにも関わらず確か2着しか作れていませんけれど汗。
でも、いつかまた作りたいと常々思っています。
こちらは。そのE.Thomasの本領が発揮されたラグジュアリーなSummer Tweedコレクション:Luxury Summer Tweedです。
品質は37% Silk + 37% Linen + 26% Wool(270g/m)です。
SilkとLinenとWoolの3者混(サンシャコン)素材は多くの場合Woolの比率が一番高いのですが、こちらはなんと贅沢にもSilkとLinenだけで74%!
極上の肌触りの納得!!
さすがE.Thomasです。
やや大きめサイズにしてE.Thomasがいうところの「Italian British」を体現するかのようなグレンチェックもすごくイイですよね〜!
最新のボディかつこれだけ素晴らしい仕上がりながら2マークというのが少し寂しいけれど。。。
2マークだけでもかなりのインパクトだと思います。
それが証拠に上のBeige × Blueは既にご注文をいただきました!
Dondi by Ermenegildo Zegna:Luxury Comfort Jersey

Dondi/ドンディは1970年にItaly北部で創業された世界屈指の高級Jerseyメーカーです。
2019年にErmenegildo Zegnaの傘下に入り、現在はCashmereやWoolを中心とした最高品質のJerseyのみを生産しています。
以前からトップメゾンがこぞって愛用するJerseyメーカーであったと同時にファッショントレンドの変化によってJerseyの需要が増加していることもあり「近年最も注目されるテキスタイルメーカー」として業界内でのプレゼンスを急激に高めています。
柔らかくとろけるようなタッチと洗練されたカラーリング、そして歴史ある専業メーカーならではの安定した品質を兼ね備えたDondiのJersey素材は「極上の着心地」と「織物とはまた異なる気品」を誇ります。
天然繊維の使用を重視するというポリシーも嬉しい限りですね!
こちらの2マークはいずれも世界的にリクエストが多かったというセットアップ(= ジャケット + ボトムス)対応可能ボディです。
つまり、その群を抜いた快適さとDondiらしいシックな「顔」に、ボトムスにも使えるしっかりとした素材感が加えられた「Jerseyらしからぬ高級感ときっちり感を兼ね備えたスーパーナイスなボディ」です。
素晴らしい!
品質はそれぞれ異なり、上のBrown無地が75% Cotton + 25% Polyester(350g/m *140cm巾)で、下のシャドウストライプが品92% Cotton + 7% Polyamide + 1% Polyurethane(340g/m *145cm巾)です。
いずれもぱっと見はそこまでJerseyっぽくない「顔」がすごくイイですよね。
下はJerseyには珍しいシャドウストライプとマットな質感がすごくカッコいいと思います。
さすがはDondi!
そして、さすがはErmenegildo ZegnaとのWネームコレクションだけはあります!
*Dondi単独ネームのコレクションも存在します
「次世代の最高級トラヴェラー素材」の素晴らしさをぜひともご体験ください!
*Jersey素材は織物ほどの伸長回復率を持っておりません(仕上がりが安定しない部分がある)ので誠に勝手ながら特性をご理解の上ご注文をお願いします
Lassiere Mills:Heritage

マニアックな素材作りに定評があるUKミル:Lassiere Mills/ラッシャーミルズのモダンヴィンテージJacketing:Heritageです!
こちらの2マークは「世界的な素材展:Milano Unica/ミラノウニカにて各国のデザイナーに絶賛されたクラシカルなJacketingコレクション:Heritage」から特に評判が高かったWhite × Blackに絞ってセレクトされた「逸材」だそうです。
Lassiere Millsらしくクラシック・トラディショナル・ヴィンテージ・モダンといった様々な要素が絶妙にブレンドされた超スーパーナイスなJacketingだと思います。
これだけナイスだとセレクトされなかった他のマークを見たい衝動にも駆られますが。。。
品質は52% Wool + 48% Cotton(360g)、組織はツイルです。
まずはプロフェッショナルが絶賛したのも納得なCottonブレンドのモダンレトロなボディが最高にイイです!!
そして、360g/mというウエイトを生み出しているしっかりとした打ち込みがイイです!!
そしてそして、それらをより一層引き立てている色柄もイイです!!
かなりしっかりしているのでジャケットはもちろんのことコートやパンツにも使えそうなのも嬉しい限りだし、Cottonブレンドなので経年で段々とクタッとしてくるであろうことを想像すると楽しくてたまりなくなります。
Dondiの次にこのハードタッチな素材を持ってくる「編集力」もなかなかですよね〜!
正直に書けば「そんなに売れる素材ではないのかな?」と思いますが、僕はすごく作ってみたいです。
絶対にカッコいい1着が仕上がると思います。
ちなみに、Lassiere Millsは ↓このようなミル↓ です。
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伝統的な物作りと最新のトレンドを巧みに融合させたクリエイションを特徴に持つLassiere Millsは比較的若い(といっても初老に入りつつある僕よりもはるかに年上ですが笑)ミルで、1949年にUK毛織物の聖地Huddersfield/ハダースフィールドにて設立されました。
基本的にはSuper 100’s~180’s Wool・Worsted Cashmere・Pure Silkといったラグジュアリー原料を使用した素材がコレクションの中心を担います。
ゴルフ4大タイトルのひとつマスターズのグリーンジャケットを提供しているメーカーである事もこの業界では「密かに有名」です。
また、Bower Roebuck同様にScabalグループの一員でもあります。
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William Halstead:Royal Heritage Mohair

LOUD GARDENではCrown Flannelの人気で局所的に超有名なWilliam Halsteadですが、本来はMohair素材を最も得意としています。
具体的には ↓このようなミル↓ です。
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William HalsteadはEngland北部にあるWest Yorkshire/ウエストヨークシャー州Bradford/ブラッドフォードにて1875年に創業されたミルです。
「William HalsteadといえばMohair素材」と称されるWilliam Halstead。
「British Mohairの大家」とも呼ばれるWilliam Halstead。
とにかくWilliam HalsteadはMohair素材が得意です。
名門マーチャントのバンチブックにコンパイルされているmade in EnglandのMohairブレンド素材はその多くがWilliam Halstead謹製なのもこの業界では有名な話です。
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2025 Spring/Summerシーズンも少なからぬお得意様からWilliam HalsteadのMohairブレンド素材でスーツやジャケットのご注文をいただきました。
こちらはそんなWilliam Halsteadの本領が発揮された “Royal Heritage Mohair” なるロマンある名前がつけれたJacketingです。
もう1マークよりハードなJacketingもコンパイルされているのですがそちらは既に完売になったため今日はご紹介を割愛しました。
他にも1マークだけコンパイルされていたNovara等も完売になったためご紹介を割愛しています。。
いつもなら「例えば1ヶ月後にご覧いただいたら新たな完売が出ているはずなので現時点で完売している素材だけを割愛しても意味がない」と思い完売マークもご紹介しているのですが、このバンチブックにはNovaraが1マーク、William Halsteadが2マークのみしかコンパイルされていないため(特に前者は)完売しているのに熱心にご紹介する必要がないと思い割愛しました。
閑話休題。
こちらは(通常のMohairよりもソフトな)Kid Mohairを使用することで現代的なアレンジを加えたクラシックホップサックです。
品質は74% Wool + 26% Kid Mohair(290g/m)です。
「現代的なアレンジ」といってもかなりバシバシ、見た目以上に相当強力なハリコシに恵まれています。
かなりディープ&ダークなNavy Blueもシックでイイと思います。
軽快ながらも威厳のあるブレザーをお探しの方にオススメしたいです!
Marling & Evans:English Summer Tweed

Undyed British Woolのスマッシュヒット等で、この10年くらい実力派UKミルとして世界中で注目を集めているMarling & EvansのEnglish Summer Tweedです。
品質は48% Wool + 28% Linen + 24% Silk(290g/m)、組織はツイルです。
キレイ&モダンなBrownからBeigeのグラデーションカラーリングで「料理」したトラディショナルパターンとSilkブレンドならではの豊かな質感および光沢とLinenブレンド由来の絶妙なカジュアル感等々、特徴的な魅力がたくさんある逸品です。
どちらかというとカントリーによりやすいカラーリング&パターンですがかなりアーバンな「顔」に仕上がっているのもナイスですよね!
すごくカッコいい1着が仕上がると思います。
Marling & Evansは ↓このようなミル↓ です。
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Maring & Evansは1782年にEngland南西部のStroud/ストラウドに紡績・製織・整理の機能を持つ一貫生産体制のメーカーとして設立されました。
19世紀にはFlannelで広く知られるようになり、1920年代にはRolls Royceが厚手のFlannelを車の内装に使用したことでも話題になりました。
1960年代には現在のHuddersfieldに移転、Flannel、Saxony、Lambswool、Shetland、Undyed British WoolといったUKスタイルの素材だけを展開して今日に至ります。
特に「British Wool(UK産Wool)のナチュラルカラー糸で生産するUndyed British Wool」はその生産工程のこだわりを数多くのメディアが取り上げるなど、Marling & Evansの代名詞的存在にまで育ちました。
具体的には「希少なBritish Woolのみを使用して」「紡績・製織工程に染料や化学物質は使用せず」「フィニッシュ工程では天然の石鹸を使用して」Undyed British Woolは生産されています。
加えて、全生産工程が半径5マイル以内の工場で行われるため二酸化炭素の排出量が最小限に抑えられています。
Undyed British Woolは環境への負荷が抑えられると同時に昔ながらのBritish Woolの味わいが見事に表現されたこの時代に相応しい傑作なのです。
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*こちらはUndyed British Woolではありません
Lanificio Di Pray


1948年創業、Biella地区のミルとしては比較的若い企業(といっても創業78年!)Lanificio Di Pray/ラニフィーチョ・ディ・プライ(以下Di Pray)の9マークです。
Di Prayは主に「しなやかな風合いと精細な色柄が特徴的なMen’s向けJacketing」を得意とするミルです。
こちらの9マークもご覧の通り。いかにもDi Prayらしいとってもキレイなカラーリングが魅力的なJacketingです。
品質は下画像の下から2番目:Blueのチェックのみ81% Wool + 11% Silk + 8% Linen(240g/m)で、他はすべて65% Wool + 21% Silk + 14% Linen(230g/m)です。
Silk特有の美しい発色と豊かな光沢を活かした青い空に映えるカラーリングが見事ですよね!
全マークが素晴らしいと思いますが、僕は特に上画像の上から3番目と4番目が特に気になります。
こちらの2マークの詳細は後述します!
他には上画像の上から2番目のややくすんだ(ゆえに合わせやすいに違いない)Green、下画像上から2番目の渋さと力強さが共存したRedも興味津々です。
この画像では分かりにくいのですが(汗)、下画像の1番下のチェックもすごくカッコいいです!
Drago

まずはDrago/ドラゴについて。
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Dragoは1973年にUmbertoとLauraのDrago夫妻によって紡績工場として創設されました。
創設直後からBiella地区の主要なミル(毛織物工場)と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収。
両社は2001年に合併をします。
以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。
「Super 130’sを中心にSuper 160’sやSuper 180’s原料を使用したボディを常時多数展開していることに加えて、Super表記のトップクオリティSuper 210’s原料を使用したボディの開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたボディも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。
またルーツである紡績業に目を移すと、Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては「世界の約70%を生産している超強力なサプライヤー」としても有名です。
映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツの素材を手掛けたことからスタートしたSuper 180’s Woolシリーズ:Skyfallが世界中でベストセラーを記録している点も見逃せません。
—–
上記の通り、ルーツである紡績で圧倒的な強みを持つDragoは「自由自在に糸を開発できる」という強力な独自性を誇ります。
Skyfallを筆頭に近年リリースされたクリエイティヴなボディの数々はその独自性を背景に生まれました。
こちらのもそんなDragoならではの独自性が見事に反映された「Linenの軽やかさとWoolの上質さが高い次元で化学反応を起こした軽量ボディの快作」です。
具体的な品質はLinen 60% + 40% Wool(260g/m)です。
この肌触りと品質だとウエイトはもっとヘヴィになるのが通常ですが、そこはさすがが自由自在に糸を開発できるDragoです!
紡績面での開発力を駆使してこれだけ軽量に仕上ています。。
極めてスタイリッシュなカラーリングと水彩画のような描かれた方のウインドウペーンにもDragoの高いクリエイティヴィティを強く感じます。
Marzotto

Marzotto/マルゾットはFratelli Tallia Di DelfinoやGuabello/グアベロ、Marlane/マルラーネといった豊かな歴史と確かな個性を持つ高級ミルを傘下に収める老舗テキスタイルメーカーです。
その品質の高さは「提携しているAustralia屈指の優良牧場から供給される原毛の紡績からフィニッシングまでのサイクルを自社に集約し徹底管理すること」から生まれています。
また、「メンズだけでなくウィメンズ向けの素材も多く作ってきた実績」と「化学繊維を使うことを厭わない未来志向の姿勢」もMarzottoの独自性を際立たせています。
Marzottoの傘下に入って以降、Fratelli Tallia Di Delfinoがコレクションの幅を飛躍的に広げると同時に極めて野心的な素材開発に成功するなど質量ともに大きな躍進を遂げていますが、この大躍進にもMarzottoの独自性とスケール(の大きさ)が多大な影響を与えています。
というMarzottoの歴史はかなり古く、Italyに統一王国が誕生する前の1836年にグループ創業者である貴族Luigi MarzottoがVicenza/ヴィチェンツァ近郊のValdagno/ヴァルダーニョにある小さな毛織物工場への投資を始めたことが起源です。
その後、1950年代にはレディトゥウェア/既製服の生産も始めるなど巨大グループ企業へと成長します。
*現在はアパレル部門は切り離しています
190年近い長い歴史の中で育まれた伝統に驕ることなく時代の薫りを的確に掴み取り刷新を続ける原材料選び。
トレンドをふんだんに取り入れた高いデザイン性。
先を見据え日々徹底して行われている特殊機能の研究と開発。
そして、持ち前のスケールメリット/生産能力があって初めて実現する「現代の多様なニーズに全面対応可能な豊かなヴァリエーション展開」。
まさに「進化する老舗」!
それがMarzottoです。
Marzottoは既製品を作るアパレルメーカーやメゾンに多く供給しているためか、今まではあまりバンチブックにコンパイルされることがありませんでした。
僕も何度かJacketing専用のバンチブックに数マークだけコンパイルされていたことしか記憶にありませんでしたが、昨年Suitingのバンチブックが登場しました!
そのバンチブックはなかなかナイスかつ今シーズンも「現役」なのでご来店の際にはぜひともチェックしてみてください。
さて、こちらの3マークですが、いかにもMarzottoらしいカラーリングがナイスなSummer Tweedに仕上がっています。
品質はいずれも86% Wool + 9% Silk + 5% Linen(275g/m)です。
強撚糸由来のシャリッとした肌触りと軽快さ、モダンなカラーリング(特に下2マーク)、9%ながらブレンドされたSilk由来の高級感等々が魅力です。
Marlane:Lounge Jacket

上述の通り、MarlaneはFratelli Tallia Di DelfinoやGuabelloといった名門とともにひとつ前でご紹介したMarzottoが率いるItaly有数の繊維産業グループ:Marzotto Groupの一員です。
創業は1952年と上記の名門に比べてかなり若いのですが、その「若さ」を活かした野心的な素材作りに定評があります。
具体的には業界屈指の秀でた光沢、独特のソフト加工による柔らかな風合、前回ご紹介した今シーズンデビューのニューシリーズZero Gravityに代表される高い機能性といった特徴を持つひとクセもふたクセもある個性的な素材を多く世に送り出しています。
また、昨今ではエコフレンドリーな取り組みに熱心なことも見逃せません。
一時期はGuebelloのセカンドライン的な立ち位置にいたこともありましたが、現在は完全に「独り立ち」していて、昨今の日本における知名度はGuabelloより高いくらいです。
こちらの5マークには得意の機能性が付加されている素材はありませんがそれでもかなり個性的です!
1番上:65% Wool + 27% Cotton + 8% Linen(235g/m)のSummer Tweedです。Blueグラデーションで描いたオーヴァーチェックがとてもモダンですよね!よき意味でジャリっとした肌触りもモード感があって◎だと思います。
上から2番目:メッシュ組織のBlue Jacketingです。品質は100% Wool(270g/m)です。強撚糸を使用したメッシュ組織ボディなので通気性と抗シワ性に優れるという特徴も持ちます。出張や旅行でも使うジャケットにこれ以上にない1着が仕上がる素材です。
上から3番目/4番目:優しいカラーリングが魅力のJacketingです。品質は100% Wool(270g/m)とひとつ上でご紹介したメッシュ組織と同じですが肌触りは全然違います!こちらはしっとりとした高級感あふれる肌触りが自慢です。
1番下:Marlaneの定番Jacketingです。All Season着用可能な(我が国なら盛夏を除くAll Seasonの方が正しい書き方かもしれません汗)Navy Blueジャケットをお探しの方にイチオシの素材です。品質は100% Wool(270g/m)です。
Lanificio T.G. di Fabio:Contemporary Texture Jacket

A WORKROOM時代に僕が自分用のスーツに多用したLanificio T.G. di Fabio/ラニフィーチョ・TG・ディ・ファビオ(以下TG Fabio)のSummer Tweedです。
なぜ多用していたかというと。。。
TG Fabioはモードブランドにも多く供給しているだけあってコレクションがとてもクリエイティヴだったのとプライスが比較的リーズナブルだったからです。
それから、当時の僕は私服だとアヴァンギャルドなデザインを選ぶことが多かった(仕事服もそうだったかな?笑)一方で、PradaとかJil SanderとかRaf SimonsとかDries Van Notenといった比較的シックなデザインのブランドもかなり好んでいました。
そんなPradaが頻繁に使っているという話を聞いたことも多用した理由のひとつかもしれません。
記憶によれば、最低でもフロッキープリントでストライプを表現した素材のスーツを3着か4着、ジャカード素材でパンツを2本位は作ったと思います。
それだと「多用」と胸を張るには少ないかな汗。
というTG Fabioは、1995年に現オーナーFabio Tallia Galoppoが長年共同経営者として勤めたBiella地区有数のミルを退き「より気軽でファッション性の高い素材の提供」を目指して設立しました。
設立後ほどなくして「マーケットの綿密な研究を経て生まれた斬新かつクラシカルなコンセプトのコレクション」が支持を集め成長を続けた結果、ここ数年の生産数量は50,000反にまで達していて時代が求めるミルへと成長しつあります。
Europeの著名なファッションメーカーとの共同研究によって生み出される「古い慣習にとらわれることなく時代に沿ったセンスと柔軟な発想に満ちたコレクション」は見応え抜群です!
このバンチブックに収録されているこちらはアヴァンギャルド度こそ低めですがやはり極めて個性的です。
Contemporary Texture Jacketという名前にも納得の「さすがのひとひねり」が効いたJacketingだと思います。
品質は45% Cotton + 33% Linen + 22% Wool(270g/m)です。
モダンなカラーリングな料理したセクスタプルウインドウペーンがスタイリッシュですよね!
Angelico:Wool Cotton Seersucker

クリエイティヴなデザインと比較的リーズナブルなプライスが魅力のItalianミルAngelicoのWool Cotton Seersuckerです。
Angelicoは1950年の創業以来Italyにおける「最高級毛織物の一大産地」「Woolの聖地」であるBiellaに拠点を構え、「紡績 → 製織 → 染色 → 整理」の工程を一貫して自社で行なっています。
上記のリーズナブルなプライスはこの一環工程の賜物といわれています。
また、「柔らかく繊細で滑らかな肌ざわり」と「発色の美しさ」を特徴とする毛織物が一般的なItalyの中にあって、その優れた特徴はしっかり残しながらも強いハリコシのあるボディや斬新なアイディアの新作を毎シーズン多数リリースしている独自性と高いクリエイティヴィティも見逃せません。
なお、僕も最近まで知らなかったのですがItalyのプロバスケットボールリーグ:セリエAに所属するPallacanestro Biella/パッラカネストロビエッラのメインスポンサーを務めているそうです。
Biellaにバスケットボールチームがあったんですね!
そして、そのメインスポンサーを務めるほどAngelicoは現地におけるプレゼンスが高いのでしょう!!
そういえば、この文章を書いていたらBiellaを初めて訪れた時「おお、Angelicoも結構デカいな!!」と思った記憶が蘇りました。
前を通っただけで中には入っていませんが。。。
それはともかく、肝心のこちらですが。。。
品質は60% Wool + 40% Cotton(220g/m)です。
クラシカルなSeersuckerといえば100% Cottonが王道ですが、最近ではより通気性に優れた100% WoolのSeersuckerもしばしば目にします。
が、Wool + Cottonは結構珍しいと思います。
両者のイイどころ取りをしたかのような「リラックスムードとエレガントな質感が絶妙なハーモニーを奏でている」新感覚のSeersucker、夏向けのカジュアルジャケット/スーツに絶対のオススメです。
ちなみに、何度もこのDiaryでは書いていますが。。。
Seersuckerとは「しじら(縞状のしぼ)」の入った織物のことです。
もう少し具体的に書くと「波状の凹凸のある部分」と「平らな部分」を交互に表現することで縦方向に縞状のしぼを走らせた織物のことです。
このしじらにより肌への接地面積が少なくなること、つまり「肌へのベトつきが少なくなり」「通気性に富み」「さらっとした肌触りに恵まれる」ことこそがSeersuckerの真髄です。
毎年さまざまな高機能素材がリリースされる昨今ですが、Linenとともに100年以上に渡って「メンズファッションにおけるSpring/Summerシーズン向け素材の代名詞的存在」として君臨し続けているSeersuckerこそが現代のSpring/Summerシーズンにおいても「本命」なのかもしれません。
加えて、Seersuckerは「しじらによってシワになりにくい/元からシワ(というかしぼ)があるので仮にシワになっても目立ちにくい」「見た目にも涼しげである」「色鮮やかなストライプやチェックも存在する」といった魅力も併せ持っています。
また、日本ではシンプルに「サッカー」と表現されることも少なくありません。
Seersuckerの主な品質は100% Cottonで、我々はウールやシルクで作られたSeersuckerを便宜上「ウールサッカー」「シルクサッカー」などと呼ぶことが多いです。
ということは、こちらなら「ウールコットンサッカー」あるいは「綿麻サッカー」と呼ぶのが日本風でしょうか?
こちらはSeersuckerには珍しいチェックというのもすごくナイスですよね!
Miyuki


1905年に名古屋市で創業された日本最高峰のミル:御幸毛織の素材がバンチブック初登場です!
*LOUD GARDENが取り扱っていないバンチブックでは取り扱いがあったかもしれません
御幸毛織さんは。。。
毎シーズン25マーク程度の新規原反を仕込んでいたGieves & Hawkes時代に一度も接点がありませんでした。
葛利毛織さん、橋本毛織さん、三星毛糸さん等々には何度も足を運び原反を発注していましたが、御幸毛織さんには一度も発注しませんでした。
いや、それどころかお邪魔したこともないです。
当時僕がお世話になっていた会社は取引があったと思うんですけどね。
お邪魔したこともないのにアレなのですが、御幸毛織さんはちょっと尾州のミルとは違う存在なんですよね。。。
尾州で僕を可愛がってくれた皆さんもから「御幸さんは行ったの?」という言葉を聞いた記憶がないですしもしかしたら業界内でも孤高の存在だったのかもしれません。
なにせ、Austrailiaでの原毛管理から最終整理工程までを全て自社で一貫して手掛けている/手掛けられるミルなんて日本ではきっと御幸毛織さんくらいですもんね。
日本毛織さんはまた毛色が少し違う会社ですし。。。
とにもかくにも、かくかくしかじかで、日本最高峰との誉れ高いことは知っていてもそのコレクションはまったく知りませんでした。
今回はそんな「天下の」御幸毛織さんの素材が6マークも登場!
これはなんとも嬉しい邂逅となりました!!
ちなみに、初めて御幸毛織さんの素材を見て触った感想は。。。
「さすが!」でした。
上:エフォートレスな気品をまとったWool Seersuckerです。品質は88% Wool + 12% Polyester(215g/m)。長年日本の厳しい夏と対峙してきた御幸毛織さんの高い技術力が生み出した驚異的なライトウエイトと強力なしじらが見事の一言です!シックなカラーリングもナイスですよね。
下:いわゆるポーラと呼ばれるプレインウィーヴ/トロピカル(平織)組織の3Plyボディです。品質は100% Wool(320g/m *140cm巾)です。通常の150cm巾に換算すると343g/m。(よき意味で)なかなかヘヴィです!かなり強めに打ち込んだゆえのマニアックなハリコシと御幸毛織さんならではの気品あるとろみを兼ね備えたこの素材感からは職人の技巧とトップミルならではの洗練さを感じます。
いずれも名素材だと思います!
Sondrio:Academy / Royal Party / Parade

数多くのメゾンブランドが顧客でもあるItalyを代表する名門天然素材メーカーSondrio/ソンドリオのクリエイティヴな無地コレクションです。
SondrioはSwitzerlandとの国境近い北Italyに位置するSondrioに拠点を持つCottonをはじめとした天然素材を得意とするミルです。
天然素材の中でも特にCotton系素材のヴァリエーションは圧倒的で、クラシカルな無地から特徴的な柄ものまで数多く取り揃えています。
こちらの7マークもすべてがSondrioらしくとってもスタイリッシュです。
ぱっと見はカラー違いの7マークに見えますが、実は少々個性が異なる3つのボディから構成されています。
上3マークはAcademyと名づけられた王道&定番Cottonツイルです。
Italianミルらしい上品なカラーと上質な風合いはSondrioならではです。
品質は100% Cotton(350g/m)です。
Pure Cottonボディとしては軽量ですが、ハイエンドCottonメーカーらしくしっかりと打ち込んでいるので上品&快適&モダンなスーツやトラウザースをお仕立ていただけます。
Sondrioを代表するこのボディはあまりバンチブックにコンパイルされることがないので定番ながらかなり新鮮です!
上から3番目はRoyal Partyと名づけられた高密度サテン(朱子織)の100% Cotton(460g/m)です。
高密度由来のしっかりとした「芯」となめらかな風合いが奇跡的なバランスで共存している、Sondrioが「Cottonのスペシャリスト」である本領を発揮したクリエイティヴ極まりないボディです。
サテンならではの深みのある光沢も素晴らしいの一言です!
Royal Partyという名前も伊達ではありませんね!
下3マークはSondrioのニュースタンダードであるストレッチCottonコレクション:Paradeです。
品質は97% Cotton + 3% Polyurethane(380g/m)です。
上質なコットンを惜しみなくしっかりと打ち込んだ素材の手触りは柔らかさの中にハリコシがあります。
もちろんPolyurethane混紡由来の高いストレッチ性も魅力です。
上記の説明文に「あれ?デジャヴ?」と思った方は鋭い&ディープ過ぎるこのDiaryの読者様として何か進呈したいです!
はい、前回ご紹介したItalian Contemporaryでご紹介した内容と同じなのです。
というのも、このバンチブックとItalian Contemporaryは編集した会社が同一なのです。
なので、まったく同じ素材がコンパイルされているという訳です。
LOUD GARDENはその会社がリリースしているバンチブックはすべて購入していますが、全部ではなくセレクトして購入しているテイラーさんもいらっしゃるはずですからね。
「かぶり」が出ることもあります。
Sondrio:Sartorial Cotton & Linen

こちらはどこか高貴な佇まいを持つモダンレトロボディにコロニアルテイストのカラーを乗せたSartorial Cotton & Linenです。
品質は55% Cotton + 45% Linen(360g/m)、Linen由来の野趣味とカジュアル感、強い打ち込み由来のヴィンテージタッチが白眉です。
今日ご紹介したSondrioの4ボディの中で最も打ち込みが強いと思います。
説明文は最も短いけれど。。。
個人的にこの2マークはすごく好きです!
Olimpias:Summer Corduroy

Olimpiasは不勉強なことに1年前にこのバンチブックに初登場して初めて知りました汗。
リリースによれば。。。
—–
Olimpiasは1982年に創業された、かつてCotton工業が盛んだったVenezia地方をルーツに持つCottonメーカーです。
紡績部門と製織部門を所有することに由来する優れた開発力と徹底した品質管理力を武器に昨今急激にプレゼンスを高めている「注目株」です。
—–
こちらはそんなOlimpiasの春から秋にかけてぴったりのライトウエイトCorduroyコレクションです。
品質は100% Cotton(260g/m *148cm巾)です。
made in Italyならではのなめらかな風合いと美しいカラーリングが特徴です。
トレンドのCorduroyですが、軽量品は意外と少ないためこちらはマーケットにビタッとハマる可能性を秘めていると思います。
春先は暖かく、秋口は暑過ぎない「丁度よい塩梅の上品なコーデュロイ」です。
夏場のリゾート地で着てもダンディ極まりないと思います。
頑張れば、東京の夏でも着れる!
僕はそう思います。
全マークのご紹介は以上です。
最後に、今日の「僕のオススメBest 5」をご紹介します。
いつも書いていますけれど、あくまで「今日の」なので、そしてどれも素晴らしい素材なので明日には変わっているかもしれません!
なお、今日も前回・前々回に続いて「寄り画像」の下に置いた仕上がりイメージ画像を置きます。
こちらのバンチブックは仕入先がこのようなとてもナイスなイメージ画像を提供してくれているのです!
素晴らしい!!
FTDからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


FTD Gold Collectionのグレンチェックです。
このDiaryで何度か書いた通り、RedとYellowに続きここ最近Greenがすごく気になっている僕です。
こちらのカラーリングに強く惹かれました。
ひとつ下のBrownグラデーションのウインドウペーンや無地2マークと悩みましたけれど。
僕はこちらならEnglishジェントルマンスタイルでキメたいと思います!
具体的には「7.5cm巾のセミノッチドラペル + 真ん中ひとつがけ/段返りのシングルブレステッド3ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはBlueグラデーションのスカルプリントライニングにしたいです。
とても洗練されたシックな素材なのでフラワーホール(衿穴)や一部ボタンホールのカラーは変えなくてもイイかな?
でも、カラークロス(上衿裏のフェルト生地)はNavy Blueにしたいです。
E.Thomasからは ↓こちら↓ をセレクトしました。



はい、上述の通りこちらは既にご注文をいただきました!
中画像は屋外で撮影したご注文いただいたお得様H様用の着分です。
どっからどう見ても。。。
素敵ですよね!
H様にはこだわりいっぱいのロックな1枚をご注文いただきました。
間違いなく超ウルトラスタイリッシュに仕上がるはずです。
仕上がり次第またこのDiaryでご紹介します!
乞うご期待ください。
Lassiere Millsからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


このモダンレトロ/モダンヴィンテージな佇まいがたまりません!
White部分がPure Whiteに近いWhiteなのもカッコいいです!!
仕上がりイメージ画像はジャケットになっていますが、このボディならボトムスも間違いなく可能!!
という訳で、僕はこちらならフォーマルテイストが強めのスリーピーススーツを作りたいと思いました。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.5cm幅のターンナップヘム」で作りたいと思いました。
ボタンはくるみボタン、ライニングはBlack & Whiteのロックなプリントライニングにしたいです。
そして、フラワーホールやボタンホールはBlack & Whiteを混在させたいです。
Di Prayからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


Di PrayのSilkブレンドボディはどれも素晴らしいです!
以前から興味津々でしたが、今シーズンデビューしたこの2カラーには魅了されました。
なにしろ、素晴らしく美しくモード感もある「顔」ですから!
僕はこの2カラーを巧みに使ったややミリタリー&MODなダブルブレステッドジャケットを作りたいです。
具体的には「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
ボタンはくるみボタン、ライニングはLiberty Fabricsからモノトーン系のフローラルプリントライニングをセレクトしたいです。
「2カラーの巧みな使い方」ですが、メインは右のGreyにして、カラー(上衿)・くるみボタン・胸ポケット・ウエストポケット/アウトサイドティケットポケットの両玉縁といったパーツは左を使いたいです。
ちなみに、リリースによれば左はNavy Blueですが僕には何度確認してもBlackに見えます。。。
なので、仮にNavy Blueでもこのコンビネーションがイイと思いました!
そして、カラークロスとフラワーホールとボタンホールの一部はBlackにしたいです。
Miyukiからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


御幸毛織さんの新作も全マークが素敵なので悩みました。。。
が、今日の僕はこちらに最も心惹かれました。
シックなLight Greyのストライプがすごくイイですよね〜!!
これからの季節にこちらの素材で作ったダンディなスーツをまとい涼しげな顔をして街を闊歩する。。。
サイコーに違いありません!
僕はこちらならタイトフィット&クラシカルなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ボタンはBrownマザーオブパール(茶蝶貝)ボタン、ライニングはBrown系のポップなプリントライニングにしたいです。
そして、ストライプおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホールや一部ボタンホールはBrownにしたいです。
以上です。
今日ご紹介したJacket & TrousersもそうでしたがJecketingのバンチブックは大量のミル(の新作)が凝縮されているケースが多いのでやっぱり「撮影 + 下調べ + テキスト作成」等々にめちゃくちゃ時間がかかります。
特にこのバンチブックは1マークのみしかコンパイルされているミルも多く。。。
結局なんと7時間以上を費やしました。。。
かといって、生成AIなるものにテキストを書かせるわけにもいきません。。。
もちろん、楽しみにしてくださっているお得意様が少なからずいらっしゃることを知っているのと準備および作業をするとすごく勉強になるので心折れることは決してありません。
という訳で、数日以内に「節目の15回」をご紹介予定です!
乞うご期待ください。
3rd. Apr. 2026
Ryoji Okada
今日は木曜日なのでLOUD GARDENは定休日です。
そして、LOUD GARDENからほど近い神宮球場では火曜日からカープが「まさかの首位対決」となった3連戦に挑んでいます。
という訳で、3週間くらい前からだったかな?
少し前から行くことを決めていたので今日は今季初の現地観戦に臨みます!
もちろんカープを全力応援しますが。。。
Sはですね〜。
LOUD GARDENも参加している商店会が球団さんと交流があったり、僕が通っているGGでよく某選手がトレーニングをしていたり、複数のお得意様がかなり熱狂的なファンだったり。。。
そして、この3連戦からつば九郎も復活したというし。。。
「敵!」という感じには思えないチームなんですよね。
ここ2シーズンは仲良くBクラスですしね。
そんなこんなで、昨季はおととい先発し勝利投手になった小川投手にマダックスを成し遂げられた試合や今季からMLBに移籍したM.Murakamiが「置き土産」のようなバックスクリーン3発弾を見せつけた試合を生観戦しましたがそこまで腹が立ちませんでした笑。
特に後者はめちゃくちゃ良席だったけれど、「ええモン見れたわ!」みたいな感じでした。
だが、しかし、今日の試合は、もちろん時期尚早過ぎるのは分かっているけれど、もし勝てば一応は同率首位復帰となる試合なので負けられません!
先発は雨天中止となった昨日からスライド登板する岡本投手です。
スライド登板は調整が難しいと聞くし、シーズン序盤でスライド登板するのは珍しいと思うのですが、岡本投手はすごく観てみたかったので大歓迎!
とても楽しみです。
一方で平川選手が抹消になってしまったのはすごく残念です。。。
軽傷という報道が出ていましたので早く戻ってきて欲しいです!
そして、これを機会に打順を組み替えて欲しいですね。
とにもかくにもまずは岡本投手の快投に期待をしたいです。
Go! OKAMOTO!
Go! CARP!
ところで。
「全力」といえば。
かくかくしかじかで夕方(17:00頃)には神宮球場に向かうつもりですが。。。
それまでは今日も全力で仕事をしようと思います!
なにせ3月はあまりに不甲斐ない結果でしたから。
そして、昨日も書いた通り4月は昨年の実績が「重い」ですから。
この難局を乗り越えるためには「強烈な努力/Intense effort」を重ねるしかありません。
なにせ、己の自負では50歳を超えた今でも反骨精神を込めた最高の作品を作り続けているつもりだし、今季のバンチブックはどこもカラーの打ち出しが強めで大充実しているし、こんな時代だからこそ衿つきシャツやスーツでキメるのがカッコいいこと間違いなしだし!!
先月末と昨日はお天気もあってかなり憂鬱で心折れ気味でしたが今日で切り替えたいです。
DON’T LOOK BACK YOU’RE NOT GOING THAT WAY
これしかない!

実は、年明けくらいからずっと14周年Tシャツのことを考えていました。
周年Tシャツはかなり初期から「いつかやりたい」と思っているデザインアイディアがいくつかあります。
既に実現した「いつかやりたいデザインアイディア」は「6周年:ROCK」や「7周年:他社様(この時は円谷プロダクション様)とのコラボレイト」や「9周年:Skullだらけ」や「12周年:ユニフォーム風」などがあります。
まだ実現していない「いつかやりたいデザインアイディア」は「ラテン数字」「バンドのツアーTシャツ風」「日本語(らうどがーでんはあまりにベタなので漢数字とか愛とか」「セクシーデザイン(具体的なイメージは湧いていないけれどいつかやってみたいと思っています)」「Sugar Skull」「カープ関連」「好きな英語の文章」などがあります。
年明けからいくつもアイディアを出してはボツにしてきたのですが、上記の中ではラテン数字:XIVやSugar Skullが候補にあがりました。
XIVはまだ候補に残っていますが、Sugar Skullは「敬遠なさる方もいらっしゃるからSkull系は3年に一度くらい」というやんわりとした決まりがある&12周年がSkull系だったので却下しました。
という産みの苦しみを例年のように重ねてきましたが、恐らく今年は「好きな英語の文章:DON’T LOOK BACK YOU’RE NOT GOING THAT WAY」になります。
フォントもいろいろ研究してみたのですがこの感じがイイかな?と。
*DON’T LOOK BACKとYOU’RE NOT GOING THAT WAYの配置や文字の大きさ等は変わる可能性が高いですし、DON’T LOOK BACKだけになる可能性もあります
すごく好きな言葉だし、見た目もかなりカッコいいし、以前からやってみたいアイディア(好きな英語の文章)だったし、今までにないタイプの周年Tシャツになりそうだし、Skull系と違って敬遠なさる方も少なさそうだしエトセトラ。
「とってもよさそう!」と思っているのですがいかがでしょうか?
また、ご意見がありましたらお聞かせください!
お得意様から貴重なご助言をいただき変更した過去(11周年Tシャツでした!)もありますので何かあればぜひお願いします。
あ、もちろん文字のBlack部分は “♡ Camo” になります。
2nd. Apr. 2026
Ryoji Okada
劇的なサヨナラ勝ちで幕を開けた今季のカープですが開幕2戦目の昨日は投手戦の末に勝利!
開幕2連勝を飾りました!
獲得の報道が出た際には僕もかなり興奮した新助っ人ターノック投手が素晴らしい投球:7回94球5被安打7奪三振0与四死球0失点を披露したのは今季の展望的にも大きいですね〜!!
あと、ルーキー平川選手のレーザービームも素晴らしかったです。
今日は栗林投手が先発します。
全カープファンが配置転換の大成功を望んでいる訳ですが、先発ローテーション組の6投手中で開幕前に最も不安を残したのは栗林投手なんですよね。
ただ、明日は試合がないので早めの継投が可能です。
首脳陣もそれを想定して「日曜日の男」に栗林投手を指名したのでしょう。
という訳で、5回でOKなので不安を払拭する快投に期待したいです!
もちろん。。
Dはドラフト時に栗林投手とちょっとした因縁が生まれた高橋宏投手が先発ですから投げ勝って欲しいのが本音ですけれど。
そのためにもドラフト1位カルテットを含む野手陣の援護にも期待したいです!!
Go! KURIBAYASHI!
Go! CARP!
ところで。
「2」といえば。
今日は2日振りに新作バンチブックをご紹介します。
2回連続で名門Italianミル(毛織物工場)の極上バンチブックをご紹介したので今日はmade in UKのナイス素材が多数コンパイルされているバンチブック:British Classicsをご紹介することにしました。
何事もバランスが大事ですから!
もうすぐ仕上がる僕のスリーピーススーツも今日ご紹介するバンチブックにコンパイルされているBower Roebuckの着分を使っています。
そのせいでなんだかBower Roebuckの新作をご紹介したくなった。。。
という理由もあるかも?
あの着分はバンチブックにコンパイルされていないけれど。。。
という訳で、12回目の今日はBower Roebuckを筆頭にしたUKミル/ブランドの新作が55マークもコンパイルされている見どころ満載のバンチブックをご紹介します。
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。

Bower Roebuck、Marling & Evans、Lassiere Mills、William Laycock、Spence Bryson、Brisbane MossのSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)がコンパイルされている1冊です。
今日も最初から最後まで全マークが見所。
抜粋してのご紹介はできなそうなので全マークを熱く&丁寧にご紹介します。
とはいえ。。。
様々な注意を払って写真撮影をしているものの。。。
やはり実物の素晴らしさを100%表現できていない画像が少なからずあるのも事実です。
つきましては、ご来店の際にはぜひともじっくりと最初から最後までチェックをしてみてください!
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「Bower RoebuckのBlack & Whiteグレンチェックをもう少し質感と柄が分かりやすい画像で見てみたい」とか「Lassiere Milssのイチオシがよさそうだけれどこのタッチでmade in Italyの素材はある?」とか「Spence BrysonのイチオシGreenがすごくよさそうなので前回と同じデザインとサイズでスーツを作っておいて!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。
すぐにご対応します!
それでは、前回と同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介して、最後に「僕のBest 5」を披露します!
Bower Roebuck:Royal 140 Magnificent


1899年創業、UKにおける毛織物産業の聖地Huddersfield/ハダースフィールドに拠点を構える名門ミルBower Roebuck/バウアーローバックのRoyal 140 Magnificentです。
その歴史は127年と前回ご紹介したFratelli Tallia Di Delfinoより4年だけ長い程度なのですが、実はBower Roebuckには前身となるテキスタイルメーカーがありその会社は1500年代から存在していたようです。
1500年代というと。。。
日本は戦国時代じゃありませんか!?
凄まじい歴史ですよね!
このエピソードからも毛織物がいかに人類と密接だったかが分かります。
「という気が遠くなるほどの長きに渡って積み重ねてきた歴史と伝統に裏打ちされた確かな技術と知見」および「モダンなテイストを躊躇なく作品に落とし込む高い感性」こそがBower Roebuckの最大の特徴にして最強の武器です。
「1970年~1980年代に世界で初めてSuper 120’sやSuper 150’s原料を使用した素材の生産に成功した」「ScabalやDormeuilといった名門マーチャントのコレクションを多く任されている」「ビッグなクチュールブランドおよびBrioniやKitonといった超一流のテイラードウエアブランドからも重用されている」といった数々の逸話がそれを如実に物語っています。
また、上記の通りマーチャントやブランドへの供給が多いこともあり、バンチブックに登場することがあまりないという事実もすごく「くすぐられる」気がします!
それが証拠に。。。
Bower Roebuckの素材がLOUD GARDENで取り扱うバンチブックにコンパイルされたのは1年前:2025 Spring/Summerシーズンが初めて(今シーズンが3回目)だと思います。
というBower Roebuckは1900年代後半からScabalグループの傘下に入っていますが、現在でも自社ファクトリーを持つミルとして確かなプレゼンスを保持しています。
「あそこ」とか「あそこ」のように傘下内の「いちブランド」になっていないところも◎ですよね!
こちらのRoyal 140 Magnificentは「その優れた技術力と高い感性で時代を牽引してきた歴史を誇るBower Roebuckが最も得意としてきたハイエンドラインのアーカイヴから再発見されたSuper140’s原料を使用したボディ」のフィニッシングにアレンジを加えて復刻した「モダンクラシックな傑作コレクション」にして「Bower Roebuckの最高級Suiting」です。
上質なSilkのごとき極上の肌触り、美しく気品あふれるドレープ、深く優美な光沢。。。
画像だけではなかなか伝わらないのが少し歯痒いですが、非の打ち所がない贅沢さです。
それでいて、「UKミルらしい芯を感じる頼り甲斐」がさりげなく残されているのも嬉しい限りです。
Bower RoebuckのRoyal 140 Magnificent。
UKのTop of topをぜひともご体験ください。
品質は100% Super 140’s Wool(275g/m)、組織はツイル(綾織)です。
超高級原料を紡績した細番手糸で製織したクリアカットのツイルボディですのでいわゆるFour Seasonsタイプです。
*後述の通り一部はマットウーステッド(平織)ボディです
日本では盛夏を除いたAll Seasonといったイメージでしょうか。
デビューシーズンは(Magnificentがついていない)Royal 140の名前で同じSuper 140’s原料を使用した絶品ボディをリリースしていますが、あちらは250g/mなのでこちら:Royal 140 Magnificentの方が少しヘヴィです。
僕もそうですが「やっぱりヘヴィな素材の方がイイよね!」という粋人・伊達者・好事家には嬉しいグレードアップではないでしょうか?
上:珠玉の無地8マークです。上3マークはマットウーステッドボディです。マットウーステッドならではのやや控えめな光沢(とはいえかなりラグジュアリーですが。。。)とフラットな素材感がとってもスタイリッシュです!下から2番目はGreenで1番下はWine Redです。下から3番目はBlackではなくMidnight Blueです。フォーマルにも使えるBlackではないスーツをお探しの方に大オススメです!
下:ヴェリーモダンクラシックでスーパースタイリッシュなチェック4マークとリッチでエレガントな佇まいが堪らなく素敵なストライプ1マークです。ストライプが1マークだけなのはやや寂しいですがすごくナイスなストライプなのでヨシとしたいです。迷わないで済むという話もありますしね!
Marling & Evans:ME High Twist


クラシックとモダンが高い次元で絶妙な融合を果たしたHigh Twist Suitingです。
いわゆる「Frescoタイプ」のSutingですね。
その特徴は一般的なFrescoタイプのSuitingよりややマイルドな素材感と上品で落ち着きのあるメランジが見事に表現されたことに由来するラグジュアリーな雰囲気です。
後者はMarling & Evans/マーリング&エヴァンスが他のUKミルとは異なる糸背景を有しているからこその特徴です。
カラーリングの多彩さが人気の理由(のひとつ)であるMaring & Evansですが、その人気にも個性的な糸背景が寄与しています。
品質は100% Wool(280g/m)です。
FrescoタイプのSuitingとしては比較的ライトウエイト、そして上記したややマイルドな素材感も極めて特徴的、かなり「新感覚なFresocoタイプのSuiting」なのでご来店の際にはぜひとも触ってみてください。
といった特徴に加えて、Frescoタイプが持つべき魅力をきっちりと抑えている点も◎だと思います。
ちなみにFrescoは1907年にMartin Sons & Co.が開発したマスターピースです。
具体的には太めの強撚糸を使用しプレインウィーヴ/トロピカル(平織)組織で織り上げた「高い通気性」「最高のハリコシ」「独特のシャリ感」「優れた抗シワ性」「美しい仕立て映え」を誇るSuitingです。
Suitingとはいえ。。。
かなりざっくりした素材感を持つのでジャケットやトラウザースを単品でお作りになる方もたくさんいらっしゃいます。
なお、リリース後100年以上が経った現在もMartin Sons & Co.を傘下に収めるHFW:Huddersfield Fine Woerstedが商標を保持しているため、HFW傘下のマーチャント/ミル以外のテキスタイルメーカーがFrescoを名乗ることは許されません。
今日を含めてこのDiaryでしばしば「Frescoタイプ」「Frescoに似たタイプ」という表現を使うのはそのせいです。
しかし。。。
100年以上の歴史を誇るのはもちろん、現在も商標を保持し続けるほどヴァリューが高い(つまり、現在も売れている)素材だというのもすごいですよね!
僕は「オリジナルにしか宿らない価値」が確かにあると思うタイプの人間なので、Frescoタイプの素材なら「やっぱりMartin Sons & Co.のFrescoに限る」と思っています。
が、しかし、Holland & SherryのAirescoとDragoのFrescanaとこちらは別です!
なぜならば!?
いずれもしっかりと基本(高い通気性・豊かなハリコシ・独特のシャリ感・優れた抗シワ性・美しい仕立て映え)は抑えている一方で他社とは一線を画す確かな魅力を持っているからです!
上:無地8マークです。「ど定番」的なカラーに落とし込んでいる1番上のNavy Blueは別ですが、その下7マークの繊細で優しいカラーリングとメランジはかなり個性的だと思います!
下:グレンチェック2マークです。わずか2マークですが。。。いずれもとってもナイスです!
Marling & Evans:Undyed British Wool

ひとつ上でご紹介したME High Twistの説明文が長くなってしまったのでMarling & Evansの説明はこちらでします。
Marling & Evansは ↓このようなミル↓ です。
—–
Maring & Evansは1782年にEngland南西部のStroud/ストラウドに紡績・製織・整理の機能を持つ一貫生産体制のメーカーとして設立されました。
19世紀にはFlannelで広く知られるようになり、1920年代にはRolls Royceが厚手のFlannelを車の内装に使用したことでも話題になりました。
1960年代には現在のHuddersfieldに移転、Flannel、Saxony、Lambswool、Shetland、Undyed British WoolといったUKスタイルの素材だけを展開して今日に至ります。
特に「British Wool(UK産Wool)のナチュラルカラー糸で生産するUndyed British Wool」はその生産工程のこだわりを数多くのメディアが取り上げるなど、Marling & Evansの代名詞的存在にまで育ちました。
具体的には「希少なBritish Woolのみを使用して」「紡績・製織工程に染料や化学物質は使用せず」「フィニッシュ工程では天然の石鹸を使用して」Undyed British Woolは生産されています。
加えて、全生産工程が半径5マイル以内の工場で行われるため二酸化炭素の排出量が最小限に抑えられています。
Undyed British Woolは環境への負荷が抑えられると同時に昔ながらのBritish Woolの味わいが見事に表現されたこの時代に相応しい傑作なのです。
—–
Stroudも行ったなぁ!
列車で一時的に立ち寄っただけだったけれどすごく可愛らしい駅が印象に残っています。
それはともかく、こちらの4マークはいずれもUndyed British Woolです。
なので、4マークともすべてBritih Wool原毛そのままのカラーを活かして無染色で仕上げられています。
「いかにも!」といった風情のナチュラルでオーガニックな色柄が素敵ですよね。
残念なことに僕はまだUndyed British Woolで作ったことがないのですが近いうちに必ず作りたいと思っています。
品質は100% Wool(300g)です。
Undyed British Woolについてもう少し詳しく書くと ↓このような素材↓ です。
—–
「Woolの女王」と称されるBritih Wool原毛そのままのカラーを活かして無染色で仕上げたUndyed British Woolコレクション。
British WoolはWhiteだけでなく、BlackやGrey、Ivory、Dark Brown等の品種が存在します。
そうしたナチュラルなカラーを活かして染めずに織り上げられるUndyed British Woolは、「大量の水を必要とする染色工程」が不要なサステイナブルテキスタイルとして近年Europeを中心に世界中で注目を集めています。
また、British Woolは一般的なWoolと比べてクリンプが多く強い弾力性を誇ります。
それゆえ素材に織り上がると、まるで「品種改良が進む前のWoolに近い」と称賛されるほどのハリコシに恵まれます。
—–
とってもロマンがあるコレクションですよね!
皆さんはどれが最もお好きですか?
僕は。。。
後述します!
Lassiere Mills:Classic Mohair

伝統的な物作りと最新のトレンドを巧みに融合させたクリエイションを特徴に持つLassiere Mills/ラッシャーミルズは比較的若い(といっても初老に入りつつある僕よりもはるかに年上ですが笑)ミルで、1949年にHuddersfieldにて設立されました。
基本的には、Super 100’s~180’s Wool・Worsted Cashmere・Silk・Mohairといったラグジュアリー原料を使用した素材がコレクションの中心を担います。
間もなく始まるゴルフ4大タイトルのひとつMasters Tournamentのグリーンジャケットを提供しているメーカーである事もこの業界では「密かに有名」です。
また、Lassiere MillsはBower Roebuck同様にScabalグループの一員です。
こちらのClassic Mohairと名づけられたプレインウィーヴ/トロピカル組織のMohairブレンドSuitingはLassiere Millsのベストセラーボディです。
品質は95% Wool + Mohair 5%(270g/m)です。
テイラードスーツに美しいアクセントを加えるMohair特有の豊かな光沢とハリコシとシャリ感、高い通気性等の優れた特徴が堪能できるベストセラーも納得の素晴らしいボディです。
5%オンリーのブレンドですがとてもそうは思えない、20%~30%程度はブレンドされていそうな「Mohair感」も白眉です。
潔くもチェックなしの無地3マーク + ストライプ3マーク展開というのもイイと思います
ストライプにGreen(1番下)があるのも個人的にはすごく嬉しい限りです!
William Laycock:Chelsea Summer


William Laycock/ウィリアムレイコックは1835年にEngland北部のBradford/ブラッドフォードにあるLaisterdyke/レイスターダイクで創業された老舗テキスタイルメーカーです。
トラディショナルな生産背景とエッヂーな感性を駆使したSuitingがコレクションの中心で、特にSouth Africa産のハイエンドCape Town Mohair糸を使用したSuitingが有名です。
現在はScabalグループに入っていて、そのことでより安定した生産体制がWilliam Laycockのブランド価値を最大限に高めています。
ふ〜む、今シーズンのこのバンチブック:British Classicsは「Scabal軍団」が猛勢ですね!
いずれもナイス素材ばかりだからなんの問題もありませんが、なんらかの「政治力」があってのことかもしれません。
それはともかく、こちらのChelsea Summerは「時代に流されない普遍的な美しさを備えたヴェリーEnglishなスーツを作るためのクラシックコレクション:Chelsea」のプレインウィーヴ/トロピカルボディです。
*ChelseaはAutumn/Winterシーズン向けのツイルボディです
品質は100% Wool(235g/m)、夏にも比較的涼しく着用できる素材設計をした春夏(+ 初秋)用のオーセンティックSuitingです。
あくまでクラシックながらも遊びが豊かな色柄が多いのが嬉しいですよね!?
上:モダンクラシックなストライプ4マークです。
下:いかに「ヴェリーEnglsih」なチェック4マークと無地1マークです。
ご多分に漏れず各種素材の値上がりも激しい昨今ですが。。。
William LaycockはUK素材の中だと比較的控えめプライスなのも◎だと思います。
Spence Bryson:Classical Irish Linen


老舗Irish LinenメーカーSpence Brysonの定番ボディです。
Spence Brysonは1891年の創業からハイクオリティなLinenをEurope中に供給、目の肥えた貴族たちを魅了してきました。
UK王室御用達の勅許を受けているのもそのハイクオリティの証左です。
また、現在Irish Linenを名乗ることが許されるのは「Irish Linenの品質保持を目的として1928年に設立された業界管理組織:Irish Linen Guild」のメンバーのみで、Spence Brysonはその代表的なメーカーでもあります。
世界一美しいといわれる光沢感とその豊かで優しい肌触りは、Irelandにて長く培われてきた伝統と技術、そしてたくさんの努力によって支えられています。
こちらの9マークも品質はもちろん100% Irish Linenです。
組織はプレインウィーヴ/トロピカル、ウエイトは後述します。
上:しっかり打ち込んだこれぞ「定番 of 定番」のPure Irish inenです。ウエイトは370g/m(145cm巾)です。Black(1番下)からWine Red(上から4番目)まで揃ったカラーヴァリエーションも見事の一言だと思います!今年は久し振りにPure Irish Linenのスーツを作りたいです!
下:やや太番手の糸を使用して少々粗めに&Canvas風に織り上げたPure Irish Linenです。ウエイトは380g/m(143cm巾)です。150cm巾で換算すると実に400g/m近いウエイトになりますが。。。これはサイコーですね!優しいカラーもとても新鮮です。
もちろんItalianミルのソフトなLinenも軽快で素敵だと思います。
が、僕はやっぱりハードに打ち込んだIrish Linenの方が好みです。
という訳で。。。
Spence Brysonのコレクションには大いに興奮させられます!
あ、Italian Linenですが少し前にご紹介したSolbiatiのPure Linenはすごくよかったです!
関係のない話ですが。。。
また、Irelandに行きたいな!
Brisbane Moss:Classical Cotton

Brisbane Mossは1858年にEnglandのYorkshire/ヨークシャーで創業されたUK随一の老舗Cottonメーカーです。
その流行り廃りを度外視したオーセンティックなコレクションや素晴らしい仕立て映えを約束する強く打ち込まれたボディは、本質にこだわる粋人たち、UKを代表する名門アウターブランド、世界中のテイラーから長きに渡って熱心な支持を集め続けています。
クラス感のある希少なCotton素材をお探しの方にまずもってご紹介したいメーカーです。
「希少な」というワードですが。。。
不勉強なことに詳細を深くは把握していませんが、ここ数年UKのCotton系メーカーはさまざまな困難と対峙しているようでコレクションを縮小したり廃業したりするメーカーが増えていると聞きます。
例えば、VelvetやCorduroyを作るメーカーも今はほとんど存在しないんじゃないかな?
このBrisbane Mossも現代にアジャストするためなのか、ヘヴィウエイトのコレクションを一部継続しない/廃番にする等の少々残念な「動き」を見せています。
加えて、ここ数年はバンチブックにコンパイルされることもほとんどなくなりました。
「あれ」とか「あれ」とか。。。
多くのUKマーチャントが手がけるCotton系バンチブック素材の「織元」は多くの場合Brisbane Mossなので、実際にはBrisbane Mossの「作品」に出会えなくなった訳ではありませんがやっぱり少し寂しいです。
が、しかし、今回こちらのバンチブックには久し振りにBrisbane Mossの作品が登場しました!
これはとても嬉しいサプライズでした!!
Brisbane Mossらしくしっかりとした素材感ながらゴワゴワせず、スーツやジャケットやボトムスになったらすっきりと仕上がりそうなボディなのも◎だと思います。
品質は100% Cotton(285g/m *146cm巾)です。
カラーは上からPink、Beige、Green、Terracottaです。
個性的なカラーヴァリエーションもイイですよね!?
以上が全マークのご紹介です。
やっぱりバンチブックのご紹介は熱が入るので時間がかかりますね汗。。。
前回もそうだったけれど写真撮影も入れるとここまでで5時間以上を費やしています汗。。。
他のテイラーさんはどうしているんだろう?
でも、とても丁寧かつ熱い気持ちでご紹介できているのでヨシとしましょう。
しかも、こうして写真を撮って下調べをして自分の言葉で綴ってみるとかなり勉強になりますしね!
最後に、今日の「僕のBest 5」をご紹介します。
いつも書いていますけれど、あくまで「今日の」なので、そしてどれも素晴らしい素材なので明日には変わっているかもしれません!
なお、今日も前回に続いて「寄り画像」の下に置いた仕上がりイメージ画像を置きます。
こちらのバンチブックは仕入先がこのようなとてもナイスなイメージ画像を提供してくれているのです!
素晴らしい!!
Bower Roebuck:Royal 140 Magnificentからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


Royal 140 Magnificentは贅沢極まりないボディなので間違いなく無地もイイです!
そして、1マークだけコンパイルされているシックなGreyストライプもきっとスーパーダンディ&クラッシーな1着が仕上がることでしょう。
が、今日の僕は洗練されたBlueグラデーションが印象深いこちらに最も心惹かれました。
「寄り画像」の下に置いた仕上がりイメージ画像のようなヴェリークラシックなスーツがイイ気もします。。。
が、しかし、僕はこちらならフォーマルテイストがいい塩梅にブレンドされたスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ボタンはくるみボタン、ライニングはBlueグラデーションのスカルプリントライニングにしたいです。
そして、ウインドウペーンおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)や一部ボタンホールはBlueにしたいです。
きっと超スーパーRoyalでMagnificentな1着が仕上がると思います!!
Marling & Evans:Undyed British Woolからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


登場以来「いつか絶対作りたい!」と思い続けて。。。
どうでしょう?
10年以上経っているのかな??
そろそろ「時は来た」かもしれません!
という訳で、もし作るならこちらの2素材を巧みに使ってゴキゲン1着を作ってみたいです。
例えば、ノーフォークジャケット + ニッカボッカーズも間違いなく素敵でしょう!
敢えてオーヴァーコートを作るのもアリに違いありません!!
が、今日の僕はミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツを作りたい気持ちでいます。
はい、昨春Dark GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルです。
具体的なデザインは、ジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。
ボタンはくるみボタン、ライニングはLiberty LinigsからキレイなBrown系のフローラルプリントライニングをセレクトしたいです!
また、「2素材の巧みな使い方」ですが、メインで使うのは左のウインドペーンにして、カラー(上衿)やターンバックカフスやくるみボタン等のパーツを右の無地にしたいです。
そして、パーツ使いをした無地でもトラウザースを作っておいて時々ジャケット単品とセットアップして愉しみたいですね。
ボディはウインドウペーンでブリム/ヴァイザー(つば)は無地にしたNewsboy Capも作りたいですね!
Lassiere Mills:Classic Mohairからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


パキッと力強いBlack + Whiteカラーリングが最高にカッコいいですよね!
「ストライプのピッチ/巾はワイドであればワイドなほどイイ」と常々思っている僕ですが、このボディ&カラーリングに限ってはこちらの約1.0cm巾が「正しい」と思います。
完璧な調和です!
僕はこちらならもちろん、LOUD GARDEN/RYOJI OKADAのアイコンモデル的存在である「縦横斜め:Vertical, horizontal and diagonalなスリーピーススーツ」で作りたいです。
やっぱりここ最近の気分としては。。。
オリジナルヴァージョンではなくアレンジヴァージョンがイイかな?
「アレンジヴァージョン」とは、昨秋ノンフィクションライターの石戸諭様からご注文いただいたCrown Flannelのスリーピーススーツとほぼ同じデザインです。
あちらはジャケットのデザインがオリジナルの「縦横斜め」とかなり違うんですよね。
具体的には ↓こんなデザイン/ディテイル↓ で「料理」したいです。
ジャケット:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジション&着脱式拝みボタン仕様のシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ホリゾンタル裁断したアウトサイドティケットポケットつき + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ
ヴェスト:ラペルレス + シングルブレステッド6ボタン + 上前(ウワマエ:前身頃の左手側)を正バイアス裁断 + 下前(シタマエ:前身頃の右手側)をホリゾンタル裁断 + ウェルト仕様のウエストポケットをヴァーティカル裁断
トラウザース:ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム
ボタンはmade in EnglandのBlackリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはBlack & Whiteのロックなプリントライニングにしたいです。
そして、ストライプおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスと一部ボタンホールはWhiteにしたいです。
Spence Brysonからは ↓こちら↓ をセレクトしました。


Spence Bryson(の上画像7マーク)はどれも作ってみたいです!
なので、かなり悩みました。
最終的にはWhiteとWine RedとBlackとこちらのBlueで悩みました。
なにしろ、どれも素晴らしいカラーですから!!
ですが、今日の「気分」はこちらのBlueでした。
とてもキレイでハンサムなBlueですよね!?
Pure Linenですからカジュアルテイスト強めに「料理」するのが正攻法だとは思います。
僕も初めはそちら方面のイメージを抱きました。
が、しかし、考えた結果、僕は敢えてフォーマルテイストが色濃いスリーピーススーツを作りたいと思いました!
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいと思いました。
ボタンはくるみボタン、ライニングはLiberty LinginsからNavy Blueベースのフローラルプリントライニングをセレクトしたいです。
そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはNavy Blueにしたいです。
Spence Brysonからは ↓こちら↓ もセレクトしました。


久し振りにバンチブック上で出会えたBrisbane Mossからのセレクトも考えました。
具体的にはPinkがすごく気になっています!
ですが、今日は僅差でこちらが僕の心により刺さりました。
このGreen!
そしてざっくりしたボディ!!
そしてそしてSpence Bryson謹製のPure Linen!!!
サイコーです。
僕はこちらならタイトフィット&クラシカルなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)ボタン、ライニングはLiberty Liningsから鮮やかなGreen系のフローラルプリントライニングをセレクトしたいです。
そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール(衿穴)や一部ボタンホールは鮮やかなGreenにしたいです。
以上です。
こうなれば!
今月中にもう1回ご紹介をしたいです。
できるかどうかは分かりませんが頑張ります!!
乞うご期待ください。
29th. Mar. 2026
Ryoji Okada