Ryoji Okada Official Website

Diary

New bunch book collection for 2025 Spring/Summer vol.9: Fratelli Tallia Di Delfino / Marling & Evans / Baird McNutt / Drago / etc. etc.

Hiroshima Carp / Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 3月の水曜日は「14:00-20:00」で営業いたします

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ “Polka Dots” Shirting入荷!

  ☑︎ “Music Legends on Cards!” Shirting入荷!

  ☑︎ “Dinosaurs” Shirting入荷!

  ☑︎ 俺のMODなダブルブレステッドスーツ

  ☑︎ 俺のNo Surrenderなツイードジャケット

  ☑︎ 俺のMake a splashなシャツ

  ☑︎ 新たな “♡ Camo” socks を作ります!

 

< New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1 William Halstead

  ☑︎ vol.2 Holland & Sherry – Crystal Springs –

  ☑︎ vol.3: Smith Woollens – Abacus –

  ☑︎ vol.4: TCS

  ☑︎ vol.5: Drago

  ☑︎ vol.6: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.7: Bower Roebuck / Lassiere Mills etc.

  ☑︎ vol.8: E.Thomas / Dondi / Marlene etc.

 

 

 

打線の冷え冷え状態が続いていたカープですがおとといのオープン戦では若手野手が躍動しました。

期待のプロスペクト田村選手が3打数3安打1本塁打1打点、(4年目ですが28歳ですから若手とったいえないかもしれませんが)長打力がウリの末包選手が5打数4安打1打点、キャンプ中は状態がよさそうに見えたもののオープン戦に入ってからはからっきしダメだった林選手が4打数2安打1本塁打2打点!

素晴らしい。

二俣選手も安定していますし、こういった状態が続くとね、開幕に向けてチームも活気づきます!

今日から3日間は本拠地マツダスタジアムでMとの3連戦です。

更なる躍動、見応えのある試合に期待したいです!

Go! CARP!

 

 

 

ところで。

「見応え」といえば。

今日は3日振りに新作バンチブックをご紹介します。

新作バンチブックのご紹介は今日が9回目、「オーダーメイドシャツ向けの新作コレクションが入荷する前に終わらせる!」と決めた10回まであと1回まできました。

木曜日に10回目分の写真も撮りましたから間違いなくその目標も達成できそうです!

よかった!!

さて、9回目の今日は「複数メーカーの極上Jacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)とTrousering(トラウザリング:ボトムス向けテキステイル)が百花繚乱している」見応えたっぷりのバンチブック:Jacket & Trousersをご紹介します。

過去8回でJacketingはHolland & SherryのCrystal Springsだけだったので、早くこのバンチブックもご紹介したかったのですが。。。

JacketingのバンチブックはSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)のそれよりも労力と時間がかかる傾向にあるんですよね。。。

なので、後回しになりがちです汗。

が、複数のお得意様からJacketingのお問い合わせをいただいたこともあり今日はこちらにしました。

モチヴェーションをあげていただき感謝です!!

では、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。

 

 

3大イタリアンミルの一角を成すFratelli Tallia Di Delfino。

Undyed British Woolで名を馳せたイングリッシュミルMarling & Evans。

Irish Linenの重鎮Baird McNutt。

上記の極めて通好みな3社を筆頭に、たくさんのミルによる素晴らしいJacketing/Trouseringが「これでもか!」とコンパイルされている1冊です。

今日はこの「見始めたらあれもこれも作りたくなるに違いない魅惑の極上コレクション」の片鱗を全力を傾けて熱い気持ちとともにご紹介します。

ぜひご堪能ください!

とはいえ。。。

様々な注意を払って写真撮影をしているつもりではありますけれど、それでもやっぱり実物の素晴らしさを100%表現できていない画像が少なからずあると思いますし、かといって全マークをすべて個別画像でお見せすることも叶いません。

つきましては、ご来店の際にぜひともじっくりと最初から最後までチェックをしてみてください。

もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「Fratelli Tallia Di Delfino Gold Collectionの上から4番目をもう少し分かりやすい画像で見てみたい」とか「Baird McNuttのイチオシシャークスキンが気に入ったので前回と同じデザイン・サイズのスーツを作っておいて!」とか「AngericoのWool Cotton Seersuckerはジャケットだとおいくら?」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。

すぐにご対応します!

また、複数ミルのJacketingがコンパイルされているバンチブックは他に2冊あります。

ご来店の際はぜひともそちらの2冊とあわせてじっくりご覧ください。

*残りの2冊も極力早めにご紹介したいと思っています

では、冒頭に収録されているFratelli Tallia Di Delfinoから見ていきましょう。

 

 

Fratelli Tallia Di Delfino 4-1:Gold Collection

 

 

まずは、Fratelli Tallia Di Delfinoについてささっと「復習」しましょう!

—–

Loro Piana/ロロ・ピアーナ、Ermenegildo Zegna/エルメネジルド・ゼニアとともに世界3大ミル(毛織物工場)の一角を担う存在」として世界中のビッグメゾンやトップテイラーから高い評価を得ているFratelli Tallia Di Delfino/フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ(以下FTD)は1903年イタリアのビエラ地方Strona(ストローナ)に発祥した120年以上の歴史を誇るイタリア屈指の最高級テキスタイルメーカーです。

その最大の特徴は「高級織物」しか生まれえない生産背景にあります。

具体的には、FTDの生産が「豊富な水資源により古くから繊維・織物産業が根付いてきた環境」の中で、「梳毛織物においてはSuper 120’s ~ 200’s(17.5 ~ 13.5μ*)のみを扱うなど常に最高級原料を使用」し、「最新設備と伝統技術に基づいた生産体制」のもとで行われていることにあります。

世界中から熱い支持を集めている「繊細な表現」はこの生産背景の賜物といえます。

また、イタリア(つまり、世界)トップクラスとの誉れ高いクリエイティヴチームが担当するデザインも特徴的で、毎シーズン「歴史に裏打ちされたクラシックな感性」と「時代を引っ張っていくという高い志」が絶妙なバランスで融合されたコレクションをリリースしています。

2008年にはMarzottoグループの傘下に入り、これまでに培ってきたレガシーはそのままにスケールメリットを獲得したことでエコフレンドリーな新機軸を打ち出すなど更なる躍進を遂げてますます業界内のプレゼンスを高めている点も見逃せません!

*μ=マイクロン

—–

バンチブック冒頭にコンパイルされているのはそんな最高級ミルFTDの最上位Jacketingボディ:Gold Colletionのチェック6マークです。

具体的には「上質なCashmereにも匹敵するクオリティを誇る14.5 μのSuper 180’s原料を使用した極上以外に表現のしようがない素晴らしい質感を持ったボディ」です。

品質は100% Super 180’s Wool(270g/m)、組織はツイル(綾織)です。

驚くほど滑らかな肌触りかつ軽量設計で織り上げられているので少し肌寒い時にカシミアのストールを羽織るような感覚で着用できる贅沢至極な1着が仕上がることでしょう。

まさに「羽織るスーパーラグジュアリー」ですね!

素材の極上さを際立たせる方向ではなく、ナチュラルで優しくてモダンクラシックにまとめられた上品な色柄も見事の一言です。

気品あふれる紳士淑女に絶対のオススメです。

僕もすごく作ってみたいです!

僕にはちょっと気品が足りないと思うけれど笑

作るなら軽快な仕立てにしたいですね。

 

 

Fratelli Tallia Di Delfino 4-2:Luxury Collection

 

 

こちらは「エレガント&ラグジュアリー」をコンセプトにSilkやLinenなどを贅沢にブレンドした爽やかでシックなサマーツイードコレクション:Luxury Collectionです。

具体的な品質と特徴は以下の通りです。

1番上:70% Wool + 17 % Silk + 12% Linen + 1% Polyurethane(270g/m)のブルー無地です。ターコイズに近いブルーがえもいわれぬ気高さを感じさせますよね!ホップサック調組織由来の軽快さとPulyurethaneブレンド由来のストレッチ性の高さも魅力です。

中:50% Wool + 40% Silk + 10% Linen(230g/m)のネイヴィブルー無地です。ホップサック調組織由来のスポーティさと40%もブレンドされている最高級シルク由来の光沢が見事なハーモニーを奏でている「ラグジュアリーを極めたブレザー素材」です。その光沢の美しさはぜひとも店頭でお確かめいただきたいです!

1番下:46% Wool + 31% Silk + 23% Linen(250g/m)の無地です。優しいニュアンスのブルーがとっても素敵だと思います!こちらはツイル組織です。

 

 

Fratelli Tallia Di Delfino 4-3:Canapa

 

 

 

こちらの6マークはCanapaと名づけられた「FTDらしい絶妙なカラーリングとざっくりとした肌触り」が特徴のサマーツイードコレクションです。

Canapaとは麻の一種:大麻から生まれる繊維で、英語でいうHempに近い(広義では同じ)繊維です。

同じ麻系の繊維でもLinenより更に丈夫で、吸水性も高く、簡単に摩耗せず、虫もつきにくく、経年による風合いの変化を堪能できるとても優れた繊維です。

また、Linenよりも爽やかな肌触りも特徴的です。

このような特性から、Canapaによる織物は主にテーブルクロスやベットカバー等、生活に密着したところで2000年以上も前から活躍していたようです。

FTDはイタリアの伝統でもあるCanapa産業の文化的継承事業にも取り組んでおり、フランス産やベルギー産のLinenとの差別化を自らのコレクション、このCanapaコレクションで表現しています。

品質はすべて75% Canapa + 25% Wool(310g/m)です。

とてもロマンあふれるナイスコレクションですよね!

上画像:クリエイティヴな色柄が楽しいチェック3マークです。

下画像:上品かつ重厚なコロニアルテイストを感じさせる珠玉の無地3マークです。

皆さんはどのCanapaがお好きですか?

僕は。。。

後述します!

 

 

Fratelli Tallia Di Delfino 4-4:Napoli

 

 

FTDの世界的ベストセラーボディNapoliのJacketingです。

Napoliとは。。。

名うてのビスポークテイラー/サルトリアが集う街としてSavile Rowと並び称されるNapoli。

関わり深いその聖地に相応しい上質で仕立て映えのする最高級素材を提供するという役割を120年以上に渡り担ってきた歴史や哲学を宿すFTDのベストセラー&世界的定番がこのNapoliです。

具体的には17.0μという究極のウール原料のみを使用したFour Seasonsタイプのボディです。

NapoliはSuitingがメインのボディではありますが、そして2025 Spring/Summerシーズン向けのバンチブックにコンパイルされているのはこちらの1マークだけですがJacketingの展開もあります。

という希少性も高めなこちらは、さりげない凹凸を持つホップサック調組織の定番素材です。

ご覧の通り「スポーティながらも高級感あふれる佇まい」と「色気のあるネイヴィブルー」が魅力です。

軽快にして優雅で大人の色気に満ちたジャケット/ブレザーをお探しの方に絶対のオススメです。

品質は100% Super 130’s wool(240g/m)です。

 

 

Novara by Ermenegildo Zegna

 

 

Tessitura Di Novara/テッシトゥーラ・ディ・ノヴァラは1932年創業のSilk専業メーカーです。

そのクオリティの高さは業界でも折り紙つきで、それが証拠に世界最高峰のイタリアンミルErmenegildo ZegnaがSilk部門を強化する目的で2009年に買収しました。

以来、Zegnaグループ内の1ブランドとして確固たる地位を築き、Silkを中心に様々な原料を使った素材をコレクションに加えながら着実な成長を続けています。

こちらの3マークはいずれも極めてNovaraらしいSilk Tweed、品質は76% Wool + 24% Silk(240g)です。

24%のブレンドながら、まるで100% Silkのような光沢と滑らかさを実現しているのはさすがの一言です。

Novara単独ではなくNovara by Ermenegildo Zegna名義なのはその自信の表れでしょうか?

*織りネーム(素材タグ)にもErmenegildo ZegnaとNovaraが併記されています

いずれにしても、Silkの美しさがひときわ際立つ見事な仕上がりの美しい素材です。

今まで一度も作ったことがないミルなので、その真髄を味わうためにもぜひとも作ってみたいです。

作るなら。。。

シルクの光沢がより強調される1番上のネイヴィブルーでしょうか。

 

 

Dondi by Ermenegildo Zegna

 

 

Dondi/ドンディは1970年に北イタリアで創業された世界屈指の高級Jerseyメーカーです。

2019年にErmenegildo Zegnaの傘下に入り、現在はCashmereやWoolを中心とした最高品質のJersey素材のみを生産しています。

以前からトップメゾンがこぞって愛用するJerseyメーカーであったと同時にファッショントレンドの変化によってJersey素材の需要が増加していることもあり「近年最も注目されるテキスタイルメーカー」として業界内でのプレゼンスを急激に高めています。

柔らかくとろけるようなタッチと洗練されたカラーリング、そして歴史ある専業メーカーならではの安定した品質を兼ね備えたDondiのJersey素材は「極上の着心地」と「織物とはまた異なる気品」を誇ります。

基本的に天然繊維のみを使用するというポリシーも嬉しい限りですね!

上2マークは前回ご紹介したバンチブック:Italian Contemporaryにもコンパイルされていた世界的にリクエストが多かったというセットアップ(= ジャケット + パンツ)対応可能なニューボディです。

つまり、その群を抜いた快適さとDondiらしいシックな「顔」に、パンツにも使えるしっかりとした素材感が加えられたスーパーナイスな「Jerseyらしからぬ高級感ときっちり感を誇る」ニューボディです。

素晴らしい!

さりげないシャドウストライプとぱっと見はそこまでJerseyっぽくない「顔」もすごくイイですよね。

さすがはDondi!

そして、さすがはErmenegildo ZegnaとのWネームコレクションだけはあります!

*Dondi単独ネームのコレクションも存在します

品質は92% Cotton + 7% Polyamide + 1% Polyurethane(340g/m *145cm巾)です。

「次世代の最高級トラヴェラー素材」の素晴らしさをぜひともご体験ください!

下1マークはJacket推奨の100% Cotton(358g/m)Jerseyです。

シックかつ爽やかなベイジュが素敵ですよね。

*Jersey素材は織物ほどの伸長回復率を持っておりませんので誠に勝手ながら特性をご理解の上ご注文をお願いします

 

 

William Halstead

 

 

2023-2024 Autumn/Winterシーズンにセンセーショナルなデビューを果たした「グッドオールド紡毛フランネルコレクション:Crown Flannel」で多くの粋人を魅了したWilliam Halstead/ウイリアム・ハルステッドはイングランド北部に位置するウェストヨークシャー州ブラッドフォードにて1875年に創業された老舗ミルです。

このDiaryでも2年連続でCrown Flannelを超大絶賛しましたし、William Halsteadを「Autumn/Winterシーズンに強いミル」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが実はそうではありません。

「William HalsteadといえばMohair素材」とも「British Mohairの大家的存在」とも呼ばれる存在ですし、名門マーチャントのバンチブックにコンパイルされているmade in EnglandのMohairブレンド素材はその多くがWilliam Halstead謹製なのも有名な話ですから、我々の業界では「William Halstead = Spring/Summerシーズンに圧倒的存在感を示すミル」という認識が基本です。

*例えば今秋僕がダブルブレステッドスーツを作ったVBCのMohair Flannelを筆頭にMohairをAutumn/Winterシーズン向け素材にブレンドするケースが増えている今日この頃ですがメンズのテイラードウェア業界では依然として「MohairはSpring/Summer向け原料」という印象が強いです

というWilliam Halstead の本領が発揮された “Royal Heritage Mohair” なるロマンある名前がつけれたJacketingがこちらの2マークです。

特に上の仕上がりが白眉で、その素晴らしさは2025 Spring/Summerシーズンのトップバッターとしてご紹介したMohair Twillコレクション “A Gentleman At The Bar” に匹敵するレヴェルに達していると思います。

具体的には「ヴィンテージテイストあふれるざっくりした織」と「Mohairならではの豊かなハリコシ/光沢/通気性」と「やや明るめのネイヴィブルー」が三位一体となったクラシカルウェイトのダブルポップサックで、品質は70% Wool + 30% Mohair(450g/m)です。

Spring/Summerシーズン向けのボディにも関わらず、一般的なOvertcoating(オーヴァーコーティング:コート向けテキスタイル)よりヘヴィな、そしてCrown Flannelと同じ450g/mというウエイトには感動しました!

これはもう。。。

「一生モノ」というつもりでブレザーを作って、何年もかけて「味」を深めていくのにこれ以上にない逸品中の逸品だと思います!

超オススメ素材なので、複数のお得意様にオススメしたところ。。。

早くもご注文をいただきました!

嬉しい限りです。

I様、いつも本当にありがとうございます。

下はKid Mohairを使用することで現代的なアレンジを加えたクラシックホップサックです。

品質は74% Wool + 26% Kid Mohair(290g/m)です。

上を見た/触った後だと少し物足りなく感じるの致し方ないと思いますが、それでもすごく素晴らしい素材だと思います。

見た目以上に相当強力なハリコシに恵まれた素材です。

軽快ながらも威厳のあるブレザーをお探しの方にオススメしたいです!

 

 

Marling & Evans

 

 

「いかにもUKミルらしいテイスト」がとってもダンディなサマーツイード5マークです。

それが証拠に、この5マークにはEnglish Summer Tweedという堂々たる名称が冠せられています!

品質はすべて50% Wool + 50% Linen(290g/m)です。

どれもすごくカッコいいですよね。

特にトラディショナルなチェックとモダンなカラーリングが絶妙なハーモニーを奏でている下2マークはかなりツボです!

また、このボディはかなりしっかりと打ち込んでいるので、ワイドシルエットならボトムスもイケると思います。

なので、僕は1番上あるいは1番下で1930’sを彷彿とさせるスリーピーススーツを作ってみたいです。

Marling & Evans/マーリング&エヴァンスは ↓こんなミル↓ です。

—–

Maring & Evansは1782年にイングランド南西部のStroudに紡績・製織・整理の機能を持つ一貫生産体制のメーカーとして設立されました。

19世紀にはフランネル素材で広く知られるようになり、1920年代にはロールスロイスが厚手のフランネル素材を車の内装に使用したことでも話題になりました。

1960年代には現在のHuddersfieldに移転、Flannel、Saxony、Lambswool、Shetland、Undyed British Woolといった英国スタイルの素材だけを展開して今日に至ります。 

特に「英国羊毛のナチュラルカラー糸で生産するUndyed British Wool」はその生産工程のこだわりを数多くのメディアが取り上げたこともありMarling & Evansの代名詞的存在にまで育ちました。

具体的には「希少な英国羊毛のみを使用して」「紡績・製織工程に染料や化学物質を使用せず」「フィニッシュ工程では天然の石鹸を使用して」Undyed British Woolは生産されています。

加えて、全生産工程が半径6マイル以内の工場で行われるため二酸化炭素の排出量が最小限に抑えられています。

Undyed British Woolは環境への負荷が抑えられると同時に昔ながらのブリティッシュウールの味わいが見事に表現されたこの時代に相応しい傑作なのです。

*こちらの5マークはいずれもUndyed British Woolではありません。

—–

 

 

Baird McNutt

 

 

Baird McNutt/ベアード・マクナットは1912年創業のハイエンドIrish Linenメーカーです。

「紡績から製織までの工程を一貫して自社で行うこだわり」「17世紀よりIrelandで受け継がれてきた職人の技術」「きれいな湧水を使用した染色工程やウォッシング由来の豊かで鮮やかなカラーリング」といった他社では真似のできない特徴が支持され、歴史あるアメリカンブランドへの素材供給や名門マーチャントへの別注素材供給を行っていることで有名な「Irish Linenの重鎮・大御所」的存在の貴重なミルです。

もう少しだけ突っ込んだ説明を加えると、多くのLinenメーカーはCottonと同じ工程でLinenの生産をしていますがBaird McNuttは手間のかかるIrish Linenの伝統的な手法を今もなお頑なに守っています。

それによって「オールドクラシックLinen」と呼びたくなるような独特の風合いが生まれます

実はあのバンチブックやあのバンチブックの100% Linen素材もBaird McNutt謹製です。

そして、僕が知る限りBaird McNuttの名前でバンチブックに登場するのはこのバンチブックが初めてだと思います。

*オーダーメイドシャツ用の通常コレクションには一度入荷したことがあります

素晴らしい!

品質はすべて100% Linen(320g/m)、組織はツイルです。

初登場ということで6マークとやや控えめなコレクションですがご覧の通り内容は濃厚です!

まず左上:ブルーのシャークスキンがサイコーにイイ!

100% Linenのシャークスキンってすごくレアですもんね。

それになんとも絶妙なトーンのブルーも素敵です!!

そして、右の2マーク:グレンチェックもイイ!

もちろん無地3マークもイイ!

夏もダンディ&エレガントにキメたいという方に大オススメのスーパーナイスコレクションです。

ちなみに、前々回ご紹介したバンチブック:British ClassicsにコンパイルされているSpence Brysonの100% Linenコレクションはよりヘヴィでカチッとしたトロピカル(平織)組織です。

いずれ劣らぬ名素材ですので、Linenのスーツあるいはジャケット/ボトムスをお考えの方はぜひとも両方をチェックしてみてください。

 

 

Drago

 

 

まずはDrago/ドラゴについて。

—–

Dragoは1973年にUmbertoとLauraのDrago夫妻によって紡績工場として創設されました。

創設直後からビエラ地区の主要なミル(毛織物工場)と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収。

両社は2001年に合併します。

以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。

「Super 130’sを中心にSuper 160’sやSuper 180’s原料を使用した素材を常時多数展開していることに加えて、Super表記のトップクオリティSuper 210’s原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。

またルーツである紡績業に目を移すと、Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては「世界の約70%を生産している超強力なサプライヤー」としても有名です。

映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツの素材を手掛けたことからスタートしたSuper 180’s Woolシリーズ:Skyfallが世界中でベストセラーを記録している点も見逃せません。

—–

上記の通り、ルーツである紡績で圧倒的な強みを持つDragoは「自由自在に糸を開発できる」という強力な独自性を誇ります。

Skyfallを筆頭に近年リリースされたクリエイティヴなボディの数々はその独自性を背景に生まれました。

こちらの5マークもそんなDragoならではの独自性が見事に反映された「Linenの軽やかさとWoolの上質さが高い次元で化学反応を起こした軽量ボディの快作」です。

具体的な品質はLinen 60% + 50% Wool(260g/m)です。

この肌触りと品質だとウエイトはもっとヘヴィになるのが通常ですが、そこはさすがが自由自在に糸を開発できるDragoです!

紡績面での開発力を駆使してこれだけ軽量に仕上ています。。

極めてスタイリッシュなカラーリングにもDragoの高いクリエイティヴィティを強く感じます。

 

 

Lanificio Di Pray

 

 

1948年創業、ビエラ地区のミルとしては比較的若い企業(といっても創業77年!)Lanificio Di Pray/ラニフィーチョ・ディ・プライ(以下Di Pray)の7マークです。

Di Prayは主に「しなやかな風合いと精細な色柄が特徴的なMen’s向けJacketing」を得意とするミルです。

こちらの7マークもご覧の通り。いかにもDi Prayらしいとってもキレイなカラーリングが魅力的なJacketingです

品質はすべて65% Wool + 21% Silk + 14% Linen(230g/m)です。

Silk特有の美しい発色と豊かな光沢を活かした青い空に映えるカラーリングが見事ですよね!

全マークが素晴らしいと思いますが、僕は下2マークのチェックが特に好きです。

前者はこれ以上にないほど洗練されたカラーリングが、後者はラグジュアリーの中にさりげなく表現したヴィンテージテイストが刺さりました。

 

 

Lanificio T.G. di Fabio

 

 

A WORKROOM時代に僕が自分用のスーツに多用したLanificio T.G. di Fabio/ラニフィーチョ・TG・ディ・ファビオ(*以下TG Fabio)の新作4マークです。

なぜ多用していたかというと。。。

TG Fabioはモードブランドにも多く供給しているだけあってコレクションがとてもクリエイティヴだったのとプライスが比較的リーズナブルだったからです。

それから、当時の僕は私服だとアヴァンギャルドなデザインを選ぶことが多かった(仕事服もそうだったかな?笑)一方で、PradaとかJil SanderとかRaf SimonsとかDries Van Notenといった比較的シックなデザインのブランドもかなり好んでいました。

そんなPradaが頻繁に使っているという話を聞いたことも多用した理由のひとつかもしれません。

記憶によれば、最低でもフロッキープリントでストライプを表現した素材のスーツを3着か4着、ジャカード素材でパンツを2本位は作ったと思います。

それだと「多用」と胸を張るには少ないか汗。

というTG Fabioは、1995年に現オーナーFabio Tallia Galoppo/ファビオ・タリア・ガロッポが長年共同経営者として勤めたビエラ地区有数のミルを退き「より気軽でファッション性の高い素材の提供」を目指して設立しました。

設立後ほどなくして「マーケットの綿密な研究を経て生まれた斬新かつクラシカルなコンセプトのコレクション」が支持を集め成長を続けた結果、ここ数年の生産数量は50,000反にまで達していて時代が求めるミルへと成長しつあります。

ヨーロッパの著名なファッションメーカーとの共同研究によって生み出される「古い慣習にとらわれることなく時代に沿ったセンスと柔軟な発想に満ちたコレクション」は見応え抜群です!

このバンチブックに収録されている4マークはアヴァンギャルド度こそ低めですがやはり極めて個性的です。

Contemporary Texture Jacketという名前にも納得の「さすがのひとひねり」が効いたJacketingだと思います。

上2マーク:45% Cotton + 33% Linen 22% Wool(270g/m)のセクスタプルウインドウペーンです。

下2マーク:40% Cotton + 33% Linen 25% Wool + 2% Silk(270g/m)のボールドストライプです。

サマーツイード調の素材感とヴィンテージテイストが強いルックスがとてもクールですよね!

このボディはスーツでもいけそうなので僕ならスリーピーススーツを作ると思います!

 

 

Marlane

 

 

Marlane/マルラーネは1952年創業のMarzottoグループに属する中高級ミルです。

イタリアのビエラ地方にコントロールオフィスを持ち、Marzotto本体とは一線を画し同じく傘下のGuabelloやSondrioとともに独立運営されています。

上品な艶と独特のソフト加工による柔らかな風合いを特徴に持つSuper 100’s ~ 120’sのウーステッドSuitingが主戦力ですが、昨今では強力なストレッチ素材やエコフレンドリー素材といった今日的な素材も多く手がけています。

比較的リーズナブルなプライスも魅力のひとつです。

というイタリアンミルのJacketingコレクション6マークです。

上4マークと1番下は100% Wool(270g/m)、下から2番目は66% Cotton + 20% Viscose + 12% Linen + 2% Polyurethane(280g/m)のハイパーストレッチ素材です。

下から2番目はArmani等のブランドが好んで使いそうなボディだと思います。

最近のゆったり目のトレンドにピッタリかもしれません!

 

 

Angelico

 

 

クリエイティヴなデザインと比較的リーズナブルなプライスが魅力のイタリアンミルAngelico/アンジェリコの5マークです。

いずれも60% Wool + 40% Cotton(220g/m)のWool Blend Seersuckerです。

クラシカルなシアサッカーといえば100% Cottonが王道ですが、最近ではより通気性に優れた100% WoolのSeersuckerもしばしば目にします。

が、Wool + Cottonは結構珍しいと思います。

両者のイイどころ取りをしたかのような「リラックスムードとエレガントな質感が絶妙なハーモニーを奏でている」新感覚のSeersucker、夏向けのカジュアルジャケット/スーツに絶対のオススメです。

ちなみに、何度もこのDiaryでは書いていますが。。。

Seersuckerとは「しじら(縞状のしぼ)」の入った織物のことです。

もう少し具体的に書くと「波状の凹凸のある部分」と「平らな部分」を交互に表現することで縦方向に縞状のしぼを走らせた織物のことです。

このしじらにより肌への接地面積が少なくなること、つまり「肌へのベトつきが少なくなり」「通気性に富み」「さらっとした肌触りに恵まれる」ことこそがSeersuckerの真髄です。

毎年さまざまな高機能素材がリリースされる昨今ですが、Linenとともに100年以上に渡って「メンズファッションにおけるSpring/Summerシーズン向け素材の代名詞的存在」として君臨し続けているSeersuckerこそが現代のSpring/Summerシーズンにおいても「本命」なのかもしれません。

加えて、Seersuckerは「しじらによってシワになりにくい/元からシワ(というかしぼ)があるので仮にシワになっても目立ちにくい」「見た目にも涼しげである」「色鮮やかなストライプやチェックも存在する」といった魅力も併せ持っています。

また、日本ではシンプルに「サッカー」と表現されることも少なくありません。

Seersuckerの主な品質は100% Cottonで、我々はウールやシルクで作られたSeersuckerを便宜上「ウールサッカー」「シルクサッカー」などと呼ぶことが多いです。

ということは、こちらなら「ウールコットンサッカー」あるいは「綿麻サッカー」と呼ぶのが日本風でしょうか?

いずれもモダンクラシックな色柄なのが嬉しいですね。

 

 

Sondrio 2-1:Savile Row Cotton & Linen

 

 

数多くのメゾンブランドを顧客に持つイタリアを代表する名門コットンメーカーSondrioがSavile Rowのビスポークテイラーを意識して開発したニューボディをリリースしました。

その名もSavile Row Cotton & Linen!?

かなりバッシバシのCotton + Linenボディです。

品質は60% Cotton + 40% Linen(380g/m)、組織はツイル(というか変形ツイルのヘリンボン)です。

従来のCotton + Linenボディよりも素材感はかなりしっかりしています。

それもそのはず、ネーミングにもその想いが込められているように仕立て映えにとことんこだわって設計されたそうです。

確かに。。。

思い起こしてみると、僕がGIEVES & HAWKESで働いていた時にこのタイプの素材で作られたレディメイドのボトムスがUKではベストセラーだった記憶があります。

ベイシックカラーはもちろんレッドやオレンジやグリーン等々、カラーヴァリエーションもかなりあったような?

それから、UKのデザイナーやスタッフもオフの日にこのタイプの素材で作られたボトムスのブラックやホワイトを愛用していたような?

「日本では売れないだろうな〜」と思ったのでまあまあはっきりとした記憶があります。

いずれももちろんSpring/Summerシーズンのエピソードです。

という過去の話はともかく!

このニューボディはすごくイイですね〜。

そして。。。

時代の流れを読むことに長けたSondrioがここまでクラシックなボディを発表したということは。。。

今後のトレンドを読み解くうえでも注目すべきトピックになるかもしれません。

という、文章にご記憶がある方は鋭いです!

はい、前回ご紹介したバンチブック:Italian Contemporaryにもこちらの4マークがコンパイルされていたので同じ文章をコピー&ペーストしました。

 

 

Sondrio 2-2:Royal Party

 

 

同じくSondrioのエレガントな無地コレクション:Royal Partyです。

こちらは高密度に糸を打ち込んだサテン(朱子織)組織の100% Cotton(460g/m)ボディです。

芯がありながらも滑らかな風合を誇る日本のオーダースーツ/ジャケットマーケットではあまり見ることがない、そして「クラシックエレガンスの権化」と評しても決して大袈裟ではないラグジュアリーCottonです。

 

 

Olimpias

 

 

Olimpias!

不勉強なことに今回初めて知りました汗。

リリースによれば。。。

—–

Olimpiasは1982年に創業された、かつてCotton工業が盛んだったベネチア地方をルーツに持つCottonメーカーです。

紡績部門と製織部門を所有することに由来する優れた開発力と品質管理力を武器に昨今急激にプレゼンスを高めている注目株です。

—–

こちらはそんなOlimpiasの春や秋にぴったりのライトウエイトコーデュロイコレクションです。

品質は100% Cotton(260g/m *148cm巾)です。

made in Italyならではのなめらかな風合いと美しいカラーリングが特徴です。

トレンドのコーデュロイですが、軽量のものは意外と少ないためこちらはマーケットにビタッとハマる可能性を秘めていると思います。

春先は暖かく、秋口は暑過ぎない「丁度よい塩梅の上品なコーデュロイ」です。

こちらもSondrio 2-1:Savile Row Cotton & Linenと同様、前回ご紹介したバンチブック:Italian Contemporaryにもコンパイルされていたので同じ文章をコピー&ペーストしました。

全体のご紹介は以上です。

今日は諸般の事情から全マーク紹介ではなく一部だけ割愛しました。

なので、「全マーク」ではなく「全体」と表現しました。

最後に、今日の「僕のBest 5」をご紹介します。

いつも書いていますけれど、あくまで「今日の」なので、そしてどれも素晴らしい素材なので明日には変わっているかもしれません!

 

 

FTDからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

このロープを編み込んだような組織!

オーガニックでナチュラルでどこかコロニアルなカラー!!

そして、Canapaならではの素材感!!!

サイコーにカッコいいと思います。

僕はこちらなら今秋作った&今春も作った(数日前に仕上がった2着のうち1着がそれです!)お気に入り「ミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスタイル」のジャケットを作りたいです。

デザインは「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドチケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」です。

全体は下のベイジュを、カラー(上衿)やターンバックカフス等のパーツは上のオフホワイトを使いたいです。

パーツ用素材との「ストーリー」で、ライニングはホワイトベースのロックなプリントライニングにしたいです。

ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)ボタンにしたいです。

ボトムスはホワイト無地のCotton + Linenにしたいかな?

だとすると。。。

Sondrio 2-1:Savile Row Cotton & Linenのホワイトが最良の選択かもしれません!

シルエットはいつものテイパードではなくスーパーワイドシルエットにしたいです。

 

 

William Halsteadからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

これはもう絶対に作りたいですよね〜!

先のCanapa素材と同じミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドジャケット。

あるいはよりクラシカルな6ボタン×2がけスタイルのダブルブレステッドブレザー。

そのどちらかで作りたいです。

ボタンは手持ちのヴィンテージメタルボタンを使いたいです。

ライニングもヴィンテージ感のあるプリントをセレクトしたいですね!

 

 

Baird McNuttからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

シャークスキン組織の100% Linenというレアさとなんとも渋くてキレイなブルーグラデーションに心奪われました。

僕はこちらならクラシカルなシングルブレステッドのスリーピーススーツを作りたいです!

ボタンはブルーに染めたマザーオブパールボタンにして、ライニングはまだ在庫が少しだけ残っている “♡ Camo” silk c/# RWBにしたいです。

 

 

Dragoからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

この洗練されたカラーリングが堪らなく好きです!!

僕はこちらなら、この2マークを巧みに組み合わせたシングルブレステッドジャケットを作りたいです。

デザインは最近お気に入りの感じにしたいです。

具体的には「10.5cm巾のピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + クラシックフロント + アウト/パッチ仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドチェンジポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作ってみたいです。

フォーマルテイスト強めのデザインがこの素材の魅力をより一層際立たせることでしょう!

ボタンはブルーに染めたマザーオブパールボタン、ライニングはブルーベースのロックなプリント素材にしたいです。

素材の使い方は。。。

「全体は上:グリーンを、胸ポケットやターンバックカフス等のパーツは下:ベイジュを使う」というパターンか、もうちょっと大胆に、例えばアシンメトリック使いをしたいですね。

どちらもクールにキマるに違いありません!!

 

 

Maring & Evansからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

ジャケット推奨の素材ですが。。。

この素材感ならボトムスもいけると思います。

という訳で、僕はこちらなら上述の通り1930’sスタイルのヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです!

 

そして、しばしばジャケットとボトムスをセパレートして使いたいです。

 

以上です。

 

Best 5のご説明はもっと深く書きたかったのですが。。。

今日はいつにも増して時間がかかったためタイムアップ!

これくらいにしておきます。

もし気になる方がいらっしゃったらぜひとも店頭でお尋ねください!

次回はDormeuilの極めて「危険な」新作コレクションをご紹介予定です。

乞うご期待ください!

 

 

 

14th. Mar. 2025

Ryoji Okada

 



Category

Recent Entry

Archive

Pagetop

© Ryoji Okada All Rights Reserved.