昨日、自分用に仕込んでいたスーツが2着仕上がってきました!
本当ならバシッと2月末に仕上がるタイミングで仕込みたかったのですが、諸般の事情でできませんでした。
が、しかし、まったくもって「ファッション屋失格」なことに例年はもっと遅いんですよね。。。
なので、少し早く動けた今年の己のムーヴに満足している部分もあります。
それにしても!
やっぱり新しい服が仕上がると本当に興奮しますよね〜!!
実は、2着中の1着は工房がディテイルを軽くミスしているのですが。。。
「俺もこうしようか悩んだけどやめたんだよね。。。ディテイル間違いではあるけれど結果的にこの方がよかったかな?」と思っています!
やっぱりファッション、スタイリング、そして何が起こるか分からない(笑)オーダーメイドって最高に楽しいです。
昨日はドタバタでまだ写真を撮れていないのでご紹介はまた後日!!
手前味噌ながら超スーパーカッコいいです!!
乞うご期待ください。
ところで。
「スーツ」「ご紹介」といえば。
2日振りに新作バンチブックをご紹介します。
おとといも書いた通り、もう間もなくオーダーメイドシャツ用の新作コレクションが入荷するのですが、それまでに「最低でも10回目まで終えておきたい!」と思っているのでまあまあ必死です汗。
このDiaryで何度も書いている通り、バンチブックのご紹介は撮影・リサーチ・説明文作成(とFacebook Pageへの転載)等々にかなりの労力と時間がかかる(転載を含めると合計6時間前後)ので、そして毎回かなり長くなるためあまりに続くとウンザリする方もいらっしゃると思うので、できれば多くとも1週間に3回までくらいにとどめておきたいのが本音です。
*Facebook Pageの転載は1時間ほどを要するのですがあふれんばかりの誤字脱字をその際に修正しているのでかなり重要です!
が、しかし、2025年2月の中盤以降はRumi Rock様とのイヴェントに全力投球したこともあり今シーズンは少しで遅れ気味です。
もちろんポジティヴな理由なのでまったく問題でなはいと思っているのですが、その一方でバンチブックのご紹介を楽しみにしてくださっているお得意様が少なからずいらっしゃるのも事実です。
なので、先週からかなり気合を入れて頑張っています!
結果、1週間で5回目となりました汗。
8回目となる今日はmade in ItalyのSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)がコンパイルされたバンチブック:Italian Contemporaryです。
具体的にはE.Thomas、Dondi、Marlane、Sondrio、Olimpiasの新作がコンパイルされているバンチブックです。
全体的にナイスな仕上がりですが、特にE.Thomasの優雅さとMarlaneの進化と深化は白眉です。
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです!
前回ご紹介したBritish Classicsに負けず劣らず、5メーカーの「らしさ」と「個性」が見事に花開いた76マークのSuitingがコンパイルされている1冊です。
今日もまた最初から最後まで全マークが見所、抜粋してのご紹介はできなそうなので全マークを熱く丁寧に魂を込めてご紹介します。
とはいえ。。。
様々な注意を払って写真撮影をしているつもりではありますけれど、それでもやっぱり実物の素晴らしさを100%表現できていない画像が少なからずあると思いますし、かといって全マークをすべて個別画像でお見せすることも叶いません。
つきましては、ご来店の際にぜひともじっくりと最初から最後までチェックをしてみてください!
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「E.Thomasの上から2番目と3番目に近いストライプでネイヴィブルーってある?」とか「Dondiのシャドウストライプってどれくらいの厚さ?」とか「Extender 4 Seasonsのチェックだけど上から3番目と4番目をもう少し全体像が分かりやすい画像で見てみたい」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。
すぐにご対応します!
それでは、ここ数回と同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介して、最後に「僕のBest 5」を披露します。
E.Thomas
E.Thomasは1922年にイタリアのスイス国境にほど近いルガーノという湖の一角でErnesto Thomasによって創業されました。
以来、実に1世紀以上もの長きに渡って「高品質なWool素材をはじめ、CashmereやSilk、Linen、Mohairといった高級素材/天然素材を混紡したラグジュアリーかつクリエイティヴな素材」を作り続けています。
年間生産量がそこまで多くないせいか、あるいはかつて日本のエージェントさんが仰っていた「多く流通させることが目的ではない。セールスも量より質!」という方針のせいか、日本における知名度はそこまで高くないのですがその品質の高さは間違いありません!
それが証拠に僕の知る限り、テイラー業界内にもファンが少なくないミルです。
かくいう僕も、洗練されたイタリア的感覚と旧き佳き英国的なモノづくりに強く共感してCarlo Barberaとともに一時期すごく憧れていました。
結構お高いので、この業界に30年近くいながらも2着くらいしか作れていませんけれど汗。
でも、いつかまた作りたいと常々思っています。
ちなみにエージェントさんの話は実話で、GIEVES & HAWKESをやっていた時に2回だけ会食でご一緒したことがあり、その際に濃厚な大阪弁で上記趣旨のお話をなさっていた記憶があります。
さすがにもうご引退なさっているかな?
というエピソードを何度かこのDiaryで書きましたが、1年ほど前に引退なさったそうです。
当時から既に大御所という感じでしたもんね。
もしかしたら現在80歳前後かもしれません。
ご夫婦で仲良くお仕事をなさっていたのがすごく印象的でした。
隠居後も楽しくやって欲しいです!
Kさん、お疲れ様でした。
ちなみに、E.Thomasは長くVBCのエージェントをなさっているOさんが引き継いだそうです。
VBCもUKテイストの強いイタリアンミルですから、E.ThomasとOさんも相性抜群かもしれませんね。
余談が長くなりましたが、そんなE.Thomasの新作Suitingはいずれ劣らぬ美しい10マークがコンパイルされています。
いずれも、業界内で「孤高の名門」と呼ばれるE.Thomasらしい素晴らしい素材だと思います!
上画像はLuxury Classicsと名づけられたラグジュアリー&クラシックなニューボディ6マークです。
ひと目で分かる優美な光沢と触った瞬間に分かる滑らかな肌触りが最大の特徴ですが、それ一辺倒ではいどこか威厳に満ちたマスキュリンな香りのする表情を持っているのも見逃せません。
この優れたバランス感こそE.Thomasが誇る独特なハイセンスの賜物だと思います。
品質は100% Super 130’s Wool(250g/m)、組織はツイル(綾織)です。
下画像はLuxury Classics Aboveと名づけられたヘリンボン4マークです。
名前の通り、上画像のLuxury Classcisに更なるこだわりを加えてより一層の「高み」を実現した逸品です。
具体的には、Super 130’s原料を使用した細番手糸を高密度で打ち込むことで「とろみとハリコシという相反する要素を両立させた」絶妙な仕上がりの極上素材です。
一見するとCottonのような見た目でもありますが、意図して微かに表現されているWool特有のメランジがナチュラルなカラーリングに確かな上質さをプラスしているのが最高に粋だと思います。
この僅かな「違い」をさりげなくもきっちりと表現できる実力こそが、同業他社がE.Thomasをハイセンスと畏怖する理由のひとつです。
僕はこのボディ。。。
超大好きですね〜!
品質は100% Super 130’s Wool(280g/m)、組織はツイル(綾織)です。
いずれもSuper 130’s Wool。
さすがは「Super 130’sを使いこなすテクニックも業界トップクラス」なE.Thomasです!
Dondi by Ermenegildo Zegna
Dondiは1970年に北イタリアで創業された世界屈指の高級Jerseyメーカーです。
2019年にイタリアンミルの最高峰Ermenegildo Zegnaの傘下に入り、現在はCashmereやWoolを中心とした最高品質のJersey素材のみを生産しています。
以前からトップメゾンがこぞって愛用するJerseyメーカーであったと同時にファッショントレンドの変化によってJersey素材の需要が増加していることもあり「近年最も注目されるテキスタイルメーカー」として業界内でのプレゼンスを急激に高めています。
柔らかくとろけるようなタッチと洗練されたカラーリング、そして歴史ある専業メーカーならではの安定した品質を兼ね備えたDondiのJersey素材は「極上の着心地」と「織物とはまた異なる気品」を誇ります。
基本的に天然繊維のみを使用するというポリシーも嬉しい限りですね!
今回入荷したこちらの4マークは世界的にリクエストが多かったというセットアップ(= ジャケット + パンツ)対応可能なニューボディです。
つまり、その群を抜いた快適さとDondiらしいシックな「顔」に、パンツにも使えるしっかりとした素材感が加えられたスーパーナイスなニューボディです。
ぱっと見はそこまでJerseyっぽくないのもイイですよね。
さすがはDondi!
そして、さすがはErmenegildo ZegnaとのWネームコレクションだけはあります!
*Dondi単独ネームのコレクションも存在します
上2マークは75% Cotton + 25% Polyester(350g/m *140c巾)のデニム風Jerseyです。
スーツを作ってよし、上のブルーでジャケットを下のブラウンでボトムスを作ってよし、ジョガーパンツを作ってよし。
あれこれ想像力が刺激されるJerseyだと思います。
下2マークは92% Cotton + 7% Polyamide + 1% Polyurethane(340g/m *145cm巾)のシャドウストライプです。
あまり見たことがないタイプのエレガントな「顔」を持つJerseyだと思います。
これはイイ!!
ご覧の通り、いずれもJerseyらしからぬ高級感ときっちり感を持った素材です。
「次世代の最高級トラヴェラー素材」をぜひともご体験ください!
*Jersey素材は織物ほどの伸長回復率を持っておりませんので誠に勝手ながら特性をご理解の上ご注文をお願いします
Marlane ①:Extender 4 Seasons
“Power Stretch” と自称するほどの驚異的なストレッチ性を持った100% Wool素材、「素晴らしく快適な着用感」と「天然繊維にしか出せない上品な風合い」を併せ持ったMalraneのスマッシュヒットボディ:Extender “4 Seasons” です。
が、Extenderの魅力は高いストレッチ性だけではありません。
抗シワ機能、撥水機能も兼ね備えているのです!
加えて、ご覧の通りパッと見だと高い機能性を感じさせないリッチ感あふれるルックスも併せ持っています!
収束してから2年、ご出張もコロナ禍以前に戻っている方がほとんどかと思います。
そんな方にぜひともオススメしたい至極優秀な素材です。
品質は100% Wool(255~265g/m)で、組織はクリアカットのツイル、いわゆるFour Seasonsタイプのボディです。
ウエイト/目付は、255g/m・260g/m・265g/mと混在しているのでそちらはご来店時にご確認ください。
Extenderは毎シーズンほぼ全マークが早期に完売する傾向にあります。
比類なきクオリティ&パフォーマンスの傑作素材なのでその人気の高さも納得です。
それが証拠に!でもないのですが、少し前からExtenderの後には®(レジスターマーク)がついています!?
比較的短い期間(リリースされて何年経つかの正確な記憶がありませんが汗)で完全にMarlaneの「主力」に育ちました!
という「超人気銘柄」ですので、気になる方はぜひともお早めにお願いします!
上:モダンクラシックなチェック4マークです。
中:これまたモダンクラシックなストライプ5マークです。
下:イタリアンミルらしい繊細なカラーリングが魅力の無地系/無地9マークです。
Marlane ②:VIVO Stretch
Marlaneが日本の厳しい夏を意識して開発した高級感とコンフォート性を兼ね備えたボディ:VIVO Stretchです。
VIVO Stretchはベースとなる定番ボディを素材設計から各パートで見直しグレードアップさせたSpring/Summerシーズンの新定番ボディです。
具体的には、目に見えない細部にこだわることでWoolならではの上品な光沢を研ぎ澄ませ、安心の着心地や仕立て映えにつながる素材の安定感を大幅に向上させ、それと同時に新開発したコンフォートストレッチを付加させています。
ストレッチ性はExtenderには及びませんが、そこはMarlaneですのでかなりの伸縮性です。
また、少しUKミルを彷彿とさせる双糸使い由来の比較的しっかりとした素材感も魅力だと思います。
品質は100% Wool(230g/m)、組織はトロピカル(平織)です。
上:ダンディ極まりないチェック6マークです。
中上:スマート&ハンサムなストライプ4マークです。
中下:遠目には完全な無地にも見えるシックな織柄・ピンヘッド・ハウンズトゥース5マークです。
下:圧巻の無地11マークです。
Marlane ③:Summer Breeze
絶妙なカジュアルテイストとスタイリッシュなモダンレトロテイストが堪らない2024 Spring/Summerシーズンにデビューした人気ボディ:Summer Breezeです。
品質は43% Cotton + 26% Wool + 18% Viscose + 11% Linen + 2% Polyurethane(220g/m)です。
かなりしっかりした素材感を彷彿とさせる「顔」ながら、実はとってもライトウエイトかつソフトな仕上がりなのも面白いですよね。
そして。。。
上記の通りこのボディは「5者混(ゴシャコン)」な訳ですが、これがまたすごく「意味のある5者混」な気がします。
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それぞれの個性が高次元で見事な化学反応を起こしている、極めてクリエイティヴで合理的な5者混だと思います!
また、かように「表情のある素材」は欧米を中心に人気が高まっていると同時に日本でも人気が出そうな気配があります。
1着あるいは2着作っておけば、オフにも使えるスーツやセットアップとしてワードローブに豊かな彩りを加えてくれるに違いありません!
という素晴らしいSummer Breezeはこちらの8マーク展開です。
1年前に「いやはや、これは素晴らしいニューボディの登場です!」と感動したのですが、2025 Spring/Summerシーズンはマーク数が倍増(4マーク→8マーク)したのでまたまた感動しています!!
嬉しい!!
そして作りたい!!
皆さんはどれがお好きですか?
僕が好きなのは。。。
後述します!
Sondrio
数多くのメゾンブランドを顧客に持つイタリアを代表する名門コットンメーカーSondrioがSavile Rowのビスポークテイラーを意識して開発したニューボディをリリースしました。
その名もSavile Row Cotton & Linen!?
かなりバッシバシのCotton + Linenボディです。
品質は60% Cotton + 40% Linen(380g/m)、組織はツイル(というか変形ツイルのヘリンボン)です。
従来のCotton + Linenボディよりも素材感はかなりしっかりしています。
それもそのはず、ネーミングにもその想いが込められているように仕立て映えにとことんこだわって設計されたそうです。
確かに。。。
思い起こしてみると、僕がGIEVES & HAWKESで働いていた時にこのタイプの素材で作られたレディメイドのボトムスがUKではベストセラーだった記憶があります。
ベイシックカラーはもちろんレッドやオレンジやグリーン等々、カラーヴァリエーションもかなりあったような?
それから、UKのデザイナーやスタッフもオフの日にこのタイプの素材で作られたボトムスのブラックやホワイトを愛用していたような?
「日本では売れないだろうな〜」と思ったのでまあまあはっきりとした記憶があります。
いずれももちろんSpring/Summerシーズンのエピソードです。
という過去の話はともかく!
このニューボディはすごくイイですね〜。
そして。。。
時代の流れを読むことに長けたSondrioがここまでクラシックなボディを発表したということは。。。
今後のトレンドを読み解くうえでも注目すべきトピックになるかもしれません。
Olimpias
Olimpias!
不勉強なことに今回初めて知りました汗。
リリースによれば。。。
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Olimpiasは1982年に創業された、かつてCotton工業が盛んだったベネチア地方をルーツに持つCottonメーカーです。
紡績部門と製織部門を所有することに由来する優れた開発力と品質管理力を武器に昨今急激にプレゼンスを高めている注目株です。
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こちらはそんなOlimpiasの春や秋にぴったりのライトウエイトコーデュロイコレクションです。
品質は100% Cotton(260g/m *148cm巾)です。
made in Italyならではのなめらかな風合いと美しいカラーリングが特徴です。
トレンドのコーデュロイですが、軽量のものは意外と少ないためこちらはマーケットにビタッとハマる可能性を秘めていると思います。
春先は暖かく、秋口は暑過ぎない「丁度よい塩梅の上品なコーデュロイ」です。
全マークのご紹介は以上です。
最後に、今日の「僕のBest 5」をご紹介します。
いつも書いていますけれど、あくまで「今日の」なので、そしてどれも素晴らしい素材なので明日には変わっているかもしれません!
E.Thomasからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
これはもう間違いなくカッコいいですよ!
僕はこちらなら軽快にして重厚なダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットが「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2がけ + アウト/パッチポケット仕様のチェストポケット + アウト/パッチポケット仕様のウエストポケット + アウト/パッチポケット仕様のアウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)つき + サイドヴェンツ + 毛芯&肩パッド&タレわたなしのアンコンストラステッド仕立て」で、ボトムスが「グルカパンツ仕様 + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ボタンはブラウンマザーオブパール(茶蝶貝)ボタンにしたいです。
プラス。。。
バルマカーンコートとNews Boyキャップとネクタイも作ってオーダーメイドならではの5ピーススタイルを愉しみたいです!!
Dondi by Ermenegildo Zegnaからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
こちらはJerseyなのでやっぱり素材のコンフォタブルさを活かしたデザイン/仕様が「間違いない」でしょう!
でも、あまりにも普通なのは面白くない!!
という訳で、僕は敢えて少々フォーマルテイストがあるデザインで「料理」したいです。
具体的にはジャケットが「7.5cm巾のピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ウェルトポケット仕様のチェストポケット + アウト/パッチポケット仕様のウエストポケット + アウト/パッチポケット仕様のアウトサイドチケットポケットつき + サイドヴェンツ + 毛芯&肩パッド&タレわたなしのアンコンストラステッド仕立て」で、ボトムスが「イージーパンツ仕様 + 0プリーツ + ワイドシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。
ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)ボタンにしたいです。
あるいはカーディガン風のノーカラー&ロングレンクスジャケットもアリかもしれません!
Marlaneからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
これは!
抜群にクールですよね〜!!
素材感もサイコーですし、ウインドウペーンのカラーが縦横で違うとい「小技」もゴキゲン以外の何物でもありません!!!
とっても作りたいです。
僕はこちらなら今秋作った&今春も作った(昨日仕上がった2着のうち1着がそれです!)お気に入り「ミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツ」を作りたいです。
デザインは、ジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドチケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスが「ハイライズ + ベルトループレス + サイドアジャスター付き + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。
全体はこちらを、カラー(上衿)やターンバックカフス等のパーツはカラー違いのブルーを使いたいです。
パーツ用素材との「ストーリー」で、ライニングはブルー系のロックなプリントライニングにしたいです。
ボタンはブラックマザーオブパール(黒蝶貝)ボタンにしたいです。
そして、ブルーでもボトムスを作っておいてセットアップでも愉しみたいですね!
Sondrioからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
ブラックでクラシカルなスーツを、ホワイトでボトムスを作りたいです!
間違いなくダンディなセットに仕上がることでしょう。
デザインはごくごくオーセンティックにまとめて、ライニング等のディテイルで遊びたいです!
Olimpiasからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
上のベイジュでノーフォークジャケットを下のオフホワイトでニッカボッカーズを作りたいです!
もちろんそれぞれの素材の「クロス使用」もしたいですね。
ボタンはくるみボタンがいいでしょうか?
以上です。
ちょっと明日あさってはお休みして、次回は金曜日に考えています。
乞うご期待ください。
11th. Mar. 2025
Ryoji Okada