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Diary

Vertical, horizontal and diagonal!

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 12月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

 *12.4 Wedは18:30で閉店いたします

  ☑︎ 形態安定シャツ ¥2,200yen campaign開催中!

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ “Robots” Shirting入荷!

  ☑︎ “World Map” Shirting入荷!

  ☑︎ “Polka Dots” Shirting入荷!

  ☑︎ “Music Legends on Cards!” Shirting入荷!

  ☑︎ “Dinosaurs” Shirting入荷!

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  ☑︎ 俺のエキサイティングなシャツ2枚 2024秋

  ☑︎ 俺のワイドなカモフラージュパンツ 2024秋

  ☑︎ 俺のちょっとミリタリーなジャケット 2024秋

 

New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Special Lining

  ☑︎ vol.2: Classic Shetland by W.Bill

  ☑︎ vol.3: Dorchester by Hardy Minnis

  ☑︎ vol.4: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.5: Marling & Evans / Kynoch etc.

  ☑︎ vol.6: Bodega

  ☑︎ vol.7: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.8: Drago

  ☑︎ vol.9: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.10: The Album vol.20

  ☑︎ vol.11: Premier Cru by Harrisons

  ☑︎ vol.12: Masquerade by Harrisons

  ☑︎ vol.13: Loro Piana

  ☑︎ vol.14: Marzotto

  ☑︎ vol.15: John Foster / Woodhead

  ☑︎ vol.16: Piacenza / Ferla / Drago etc.

  ☑︎ vol.17: E.Thomas / Dondi / Moon etc.

  ☑︎ vol.18: Di Pray / Redaelli / Sondrio etc.

  ☑︎ vol.19: Novara / Marlane / Sondrio etc.

  ☑︎ vol.20: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.21: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.22: Plain & Fancy Linings by LBD

  ☑︎ vol.23: Abito & Supersonic by VBC

  ☑︎ vol.24: Flanella, Giacca & Cappotto by VBC

  ☑︎ vol.25: Overcoat

  ☑︎ vol.26: Johnston Of Elgin / Drago

 

 

 

THE WATERBOYSが2025年の4.4 Friに新譜をリリースするとのこと。

デュエットアルバムではないけれど複数のゴキゲンなゲストミュージシャンが複数参加しているとのこと。

年明け1.6 Monに詳細がアナウンスされ、1.10 Friに最初のミュージックヴィデオが公開されるとのこと。

ちょっと前にマイクさんことMIKE SCOTTがポストしたのですがこれは嬉しいニュースです!!

更に。。。

どうやらゲストミュージシャンにはSTEVE EARLEが含まれているらしいこと。

色々な場所でレコーディングがされていること。

コンセプトアルバムでマイクさんが「THE WATERBOYSの最高傑作(の1枚)になる」と自負するほどの自信作らしいこと。

というより一層ワクワク感が高まる情報もありました。

もちろんどんなミュージシャン/バンドも「次作こそが最高傑作だ!」と思って作るんでしょうけれど、マイクさんがリリースの4ヶ月も前にこのような公言をするのは珍しい気がします。

ここ10年くらいカチッとコレクションを作っていませんが僕もそうありたいですね!

そんな風に思いました。

そして、2025年の楽しみが増えました!

そしてそして、またマイクさんと会いたいなとも思いました!!

 

 

 

ところで。

「最高傑作」といえば。

個人的にここ数年の最高傑作(のひとつ)だと思っている作品/デザインのスリーピーススーツがあります。

5年くらい前かな?

いや、もう少し前かな?

自分用にカラー違い:チャーコールグレイとネイヴィブルーで2着作った “Vertical, horizontal and diagonal/縦・横・斜め” なスリーピーススーツです。

どこが最高傑作かというと。。。

ちょっとした(とはいえ裁断と縫製はそこまで簡単ではない)アイディアが斬新さを生んでいる点、パッと見は正統派ジェントルマンに見える点、そして僕が知る限りでは他にやっているデザイナーやテイラーが皆無な点。

上記の3点セットゆえの最高傑作です!

僕はそう思っています。

もちろん単純にカッコいいこと、オーダーメイドならではのギミックが散りばめられていること、LOUD GARDENらしいテイストであることも大事ですが、そしてそのスリーピーススーツは上記の3要素を兼ね備えていますが、それだけでは最高傑作とは呼べません!

ちなみに、そのスリーピーススーツが最高傑作なのは僕の勘違いではなさそうです。

それが証拠にSNSでアップした時の反応がいつもより大きいし、複数のお得意様が「これと同じスリーピーススーツを作りたいんだよね!」と仰ってくださいます。

なだけでなく、今までに僕と同じ素材で4着、素材を変えたヴァージョンでも4着お作りしました。

今日ご紹介するスリーピーススーツもそんなお得意様からご注文いただいた1着です。

具体的には、僕が作ったチャコールグレイとライニングやフラワーホール(衿穴)/ボタンホールのカラーといった一部のディテイル(ともちろんサイズ)以外は同じ素材/デザイン/スタイル/ディテイルでお作りした1着です。

という訳で、僕が近年の最高傑作と自負するモデル/スリーピーススーツの最新作品をご紹介します!

皆さんも機会があればぜひともお作りください!

では、さっそくご紹介しましょう。

 

 

 

↓こちら↓ です。

 

 

サイコーですよね!

実はこちらも昨日ご紹介した “Super cool and sexy black and white houndstooth jacket!” をご注文くださったK様のご注文品です。

確か2週間ほど先にこちらをご注文いただき、仕上がりもこちらの方が先でした。

が、諸般の事情でご紹介の順番はこちらが後になってしまいました汗。

それはともかく。

繰り返しになりますが。

サイコーですよね!

素材は「Savile Rowのビスポークテイラーが愛する逸品:老舗UKマーチャントSmith WoollensのBotany」にコンパイルされているチャーコールグレイベースのボールドストライプです。

ご存知の方も少なくないと思いますが、Botanyは「ヴィンテージテイストあふれる&頼りがいのあるハードな打ち込み」と「トラディショナルな色柄」が魅力の傑作定番バンチブックです。

圧巻のヴァリエーションを誇る無地からヴェリーイングリッシュなストライプ/チェックまで70マークを超えるヴォリュームの素晴らしいコレクションですのでご来店の際にはぜひともチェックをして欲しいです!

最近かなり少なくなってきているバーズアイやシャークスキンといったクラシカルな織柄無地素材が充実しているのも嬉しい限りです。

品質は100% Pure Merino Wool(380/410g/m)、こちらのボールドストライプはこのハンサム極まりないチャーコールグレイと少し明るいトーンがナイス過ぎるネイヴィブルーとの2カラー展開です。

はっきりとした力強いストライプと2.0cmピッチのワイド巾が最高にカッコいいと思います!

というあれこれ「語りどころ」が盛りだくさんの素材を、自慢の “Vertical, horizontal and diagonal” デザイン/スタイルで「料理」したのがこちらのスリーピーススーツです。

具体的には。。。

ジャケットは「ハイゴージーライン&クラシック巾:8.0cm巾のセミノッチドトラペル」「実際に細いロープを入れて構築する立体的/男性的なロープドショルダー」「段返りスタイルのシングルブレステッド3ボタンフロント」「クラシカルなフロントカット」「急アングル:前後差5.0cmのハッキング/スランテッドポケット」「ウエストポケットと2.0cm重ねてウエストポケットより2.0cm前に出したボジションかつホリゾンタルカッティングをしたアウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)」「ターンバックカフス仕様」「やや深め:25.0cmのサイドヴェンツ」で、このスリーピーススーツのキモであるヴェストは「ラペルレス」「シングルブレステッド6ボタンフロント」「ヴァーティカル/ホリゾンタル/ダイアゴナルが混在したカッティング」で、ボトムスは「ベルトループレス&サイドアジャスターつき」「1インプリーツ」「テイパードシルエット」「5.0cm巾のターンナップヘム」でお作りしました。

結果、ご覧のように極めて「クラシック but アヴァンギャルド」な1着に仕上がりました!

「made in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン」「表素材と見事なグレイグラデーションを作っているライトグレイベースのウインドウペーンカラークロス(上衿裏のフェルト生地)」「上前(ウワマエ:左手側の前身頃)のラペル(下衿)裏にシルヴァーグレイ糸でお入れしたEast meets West刺繍」「LOUD GARDEN完全エクスクルーシヴ&間もなく完売の “♡ Camo” silk c/# GPライニング」「左右ウエストポケット下におつけしたヒドゥンポケット」「6個&大きさ違い(1番下のみ20㍉)&リアルボタンホール(本開き切羽)&スランテッドボタンホールのスリーヴボタン」「左袖先裏にシルヴァーグレイ糸でお入れしたe-mailアドレス刺繍」といったオーダーメイドならではの遊び心溢れるディテイルも見逃せません!

続いて、そのディテイルたちを「寄り画像」で見ていきます。

 

 

バストアップの「寄り画像」です。

 

 

モダンクラシックなハイゴージーライン&クラシック巾:8.0cmのセミノッチドトラペル。

ちょっとしたひと手間がかかるロープドショルダー。

スリーヴライニング(シルヴァーグレイのペイズリージャカード)を使用しポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。

バストアップだけでも楽しいギミックがてんこ盛りです!

チェストポケット袋地の「ポケットスクウェア仕様」は「極めて小粋な便利ディテイル」としてとっても好評です。

もちろんポケットとしても機能しますので、例えばホワイト無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。

ペンは胸ポケットに入れない方がいいですけれど。

 

 

カラークロスです。

 

 

チャーコールグレイ(表素材)に対してライトグレイ(カラークロス)。

ストライプ(表素材)に対してウインドウペーン(カラークロス)。

とてもナイスで楽しいハーモニー&コントラストが生まれていると思います!

思わず「衿立て」をしたくなりますね。

 

 

East meets West刺繍です。

 

 

昨日も書きましたが。。。

K様はご自身が率いていらっしゃる企業グループの根底に流れる理念に近いワードということで、最初にお作りいただいたスーツからずっとこの位置にこのワードをお入れくださっています。

また、刺繍糸は常にこちらのシルヴァーグレイ糸にしています。

大事なワードなので敢えて「色をつけない」というこだわりが素敵ですよね!

 

 

ポケットです。

 

 

 

いい感じのデザインアクセントになっている「ホリゾンタルカッティング」かつ「ユニークなポジションについた」アウトサイドティケットポケット。

さりげなくも楽しいギミックでありLOUD GARDEN/RYOJI OKADAのオリジナルディテイルでもあるヒドゥンポケット。

いずれもオーダーメイドならではのロマンあふれるスペシャルなディテイルですよね。

そして、(両玉縁のダイアゴナルカッティングを含めて)こちらのポケット部分だけでも “Vertical, horizontal and diagonal” が成立しているのもポイントです!

 

 

ライニングです。

 

 

ボディライニング(胴裏)は残り1着分となった “♡ Camo” silk c/# GPにしました。

表素材と完璧なハーモニーを奏でているグレイ。

表素材とポップなコントラストを演じているピンク。

そして、K様は “♡ Camo” silk c/# GPのネクタイとポケットスクウェアをお持ちです。

かくかくしかじかから、このセレクトはどう考えても「これ以外にない!」と思います!

また、 “♡ Camo” silk c/# GPのポケットスクウェアはお持ちなので(ポケットスクウェア代わりになる)チェストポケットの袋地はスリーヴライニングを使用しました。

加えて、上記の通り “♡ Camo” silk c/# GPは残り1着分です。

気になる方はぜひともお早めにお願いします!

 

 

スリーヴボタンとe-mailアドレス刺繍です。

 

 

 

  •  ☑︎ ターンバックカフス
  •  ☑︎ made in Japanのリアルホーンボタン
  •  ☑︎ 6個ボタン
  •  ☑︎ 大きさ違いボタン
  •  ☑︎ リアルボタンホール(本開き切羽)
  •  ☑︎ スランテッドボタンホール
  •  ☑︎ 刺繍

 

はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。

*刺繍は左袖先にお入れしているのですがなぜか上画像は右袖を撮ってしまいました汗

 

 

上述の通りこのスリーピーススーツのキモであるヴェストです。

 

 

 

はい、「 “Vertical, horizontal and diagonal” そのものなカッティング」ゆえにこのスリーピーススーツのキモになっています。

具体的には、ウエストポケットをヴァーティカル(縦)に、下前(シタマエ:右手側の前身頃)をホリゾンタル(横)に、上前(ウワマエ:左手側の前身頃)をダイアゴナル(斜め)にカッティングしています。

初期段階では「ホリゾンタルとダイアゴナルを反対にする」とか「ダイアゴナルを腰ポケットにしてヴァーティカルを上前にする」といったアイディアもあったのですが、デザイン画を描きまくった結果「これがベストだろう」と判断しました。

結果は大正解だったと思います!

スリーピーススーツとして着た時に「ほとんどのパーツがヴァーティカルなジャケット」から「チラ見え」するヴェストのフロントはホリゾンタル + ダイアゴナルの方が絶対にバランスがいいですもんね!!

加えて、基本的に人間の視線は左から右に移行するといわれていますが、それを肯定したら右端が上がっている方が間違いなくシャープに感じるはずですから!!!

また、このスリーピーススーツを最初に作った時、ちらっと「ジャケットとボトムスももっと大胆に “Vertical, horizontal and diagonal” をやってやろうかな?」とも思いました。

が、「ロック&ロールなアンダーステイトメントを表現してやろう!」と考え直しこのデザイン/スタイルに落ち着きました。

もしもっと大胆にやっていたら、恐らく合計8着程度ものご注文はいただけなかったと思います。

ルックスの高い完成度といい、8着程度のご注文といい「ロック&ロールなアンダーステイトメント」は正しい選択でした!

ちなみに、背表(セオモテ:後ろ身頃の表面)はチェストポケットの袋地とスリーヴライニングで使用したシルヴァーグレイのペイズリージャカードライニングにしました。

ロック&ロールな御仁な一方でかなり高い社会的立場にいらっしゃるK様ですので、ジャケットを脱いだ時に注目を集めがちな背表は少しシックにしたいというご意向でした。

という感じでヴェストも超スーパー盛りだくさんです!

ちなみに僕も時々やっているのですが、このヴェスト(特にチャーコールグレイ)は単品使いしても◎なんです!

僕は例えばブラックのモーターサイクルジャケットに合わせたりしています。

カジュアルスタイルにも合わせやすいのは、もちろん “Vertical, horizontal and diagonal” の賜物です。

だって、普通にヴァーティカルオンリーだったらいかにも「スリーピーススーツのヴェストだけ」という感じになりますもんね。

 

以上です。

 

K様、いつも本当にありがとうございます。

心より御礼を申し上げます。

今後とも当店を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

3rd. Dec. 2024

Ryoji Okada

 

 

 



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