いよいよ南青山 EAT & JAZZ ストリート 2024が1週間後:9.7 Satに迫りました!
昨日だったらきっとお天気に気を揉んだことでしょう。
よかった。
って、当日もお天気がどうなるかは分かりませんが。。。
とにもかくにも、皆さんぜひともSave the date! でお願いします。
初回ですからいろいろと課題は出るかもしれませんが、運営はプロ(ライヴハウスの方たち)がやっているのできっとめちゃくちゃいい感じかつ最高に楽しいイヴェントになるはずです。
基本的に僕はずっと店にいますが、20:00スタート予定のThe Aoyama Grand Hotelさんのルーフトップバー:The Top.のライブには駆けつける予定です!
現地で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
The Top.を含めて4箇所の会場で複数のミュージシャンが演奏する、そして近隣の店舗も参加するという少し複雑なイヴェントです。
ご不明な点等はお気軽にお問い合わせください。
水曜日に行った商店会の最終ミーティングで完璧に理解したつもりです!
あくまで「つもり」ですけど。。。
とにもかくにも!
ワクワクです!
ところで。
「最高」といえば。
おととい「今日から数日をかけて先週金曜日に入荷したオーダーメイドシャツ用の新作コレクションを魂込めてご紹介します!と思っていましたが、諸般の事情を鑑みてそれはあさってからにしました」と書きましたが。。。
舌の根も乾かぬうちに。。。
やっぱり、再延長してオーダーメイドシャツ用新作コレクションのご紹介は明日からにします!
もし万一ご興味を惹かれている方がいたとしたら本当に申し訳ありません。
その理由ですが、おとといも書いた通り今回入荷したオーダーメイドシャツ用新作コレクションのご紹介は恐らく合計6日くらいが必要になりますし、始めたら極力連続でやりたいと思っています。
となると、軽い内容を心がけている定休日や緊急の告知等が入る可能性があることを考えると1週間以上は他のネタやブツのご紹介ができないことになります。
はい、そうです、その前にどうしてもご紹介したいネタがもうひとつだけ増えたので明日からにした!という訳です。
あとは、今日が「9月の初日:2024-2025 Autumn/Winterシーズンの正式開幕日」というのもあるでしょうか。
というのも、今日ご紹介するのは完全にAutumn/Winterシーズン向けのネタなのです!
具体的には。。。
2ヶ月ほど前でしょうか、某お取引先の営業さんが彼らが扱う新作コレクションの事前プレゼンテーションをしにわざわざ来てくれたのですが、その際にすごく気に入って自分用の着分を購入したバンチブック:W.BillのClassic Shetlandを今日はご紹介します。
もちろん最近入荷したオーダーメイドシャツ用の新作コレクションも2023-2025 Autumn/Winterシーズン向けではあります。
ですが、Shirting(シャーティング:シャツ向けテキスタイル)の多くはオールシーズン着用可能なボディですし、今回入荷した新作もほぼすべてがそうでした。
しかし、今日ご紹介するClassic Shetlandはツイードですから上述の通り「完全に」Autumn/Winterシーズン向けです。
そして、入荷を待ち侘びていたところ遂に先週金曜日に着荷しました。
そしてそして、内容は事前プレゼンテーションでも確認していた通り最高です!
かくかくしかじかで、9月の初日:シーズン開幕日にふさわしいと思い急遽予定を変更した次第です。
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
W.Billのアイコンカラーであるキレイなイエローのカヴァーがとてもカッコいいですよね!
今日ご紹介するClassic Shetlandは「シェットランド諸島の伝統的製織方法を再現して織り上げた通好みのボディと美しいカラーリングが魅力のツイード」がコンパイルされたバンチブックでW.Billのベストセラーコレクションです。
今回は3年振りにリニュアルされたこちらのバンチブックが入荷しました。
全61マーク中リニュアルされたのはわずか7マークで、他は前回のバンチブックからの継続マークですがそれでも内容は最高だと思います!
まあ、前回のバンチブックも最高でしたからそれも当たり前ですね。
W.Billは1846年創業の歴史あるカントリー素材専業マーチャントで「E.Hillary卿が人類初のエヴェレスト登頂を達成した時に同社の素材を着用していたこと」や「粋人としても有名だった巨匠P.Picassoが愛したこと」でも知られています。
ドネガル、シェットランドといったツイードからアイリッシュリネンやメルトンまでバラエティに富んだユニークなジャケット/セットアップ/コート素材の取り扱いに定評があり、Savile Rowの名門テイラーからも絶大な信頼を得ています。
そういえば僕がGIEVES & HAWKESで仕事をしていた時にもSavile Rowの本店で同社のバンチブックを見た。。。ような記憶があります。
もう25年以上前のことなので、確かではないけれど笑。
いずれにしても!
前回から(どころか前々回から)極めて魅力的な内容でしたが今回のリニュアルで更なるグレードアップを遂げたClassic Shetland!
ご来店の際にはぜひともじっくり全61マークをチェックしてみてください。
でも、今日はその前にこのDiaryで全61マークをお見せします!
品質は100% Wool(390gm)です。
まずは冒頭にコンパイルされているグレンチェック3マークです。
いずれもナイスカラーリングですよね!
ちなみに僕が完全なるひと目惚れをして自分用に着分を購入したのは1番上のBlue & Redです。
「トラディショナルなボディとチェック + 大胆かつモダンなカラーリング」にハートを撃ち抜かれました。
僕はこちらでジャケットを作るつもりです。
が、しかし、モタモタしてしまいまだ工房に投入できていません汗。
でも、おおよそのデザインが固まっているのとライニングを “♡ Camo” silk c/# RWBに決めているので、今週の水曜日くらいには送りたいと思います。
そうすると仕上がるのは10月中旬。
ちょっと早いくらいかな?などと思うと油断するので頑張って作業をしなければ汗。
いずれにしても、どんなジャケットが仕上がるか今からすごく楽しみです。
ちなみに、グリーンのウインドウペーンが最高にキマっている上から2番目もかなり好きです!
が、この画像では全貌が把握しにくいですね。。。
もし「全貌が見たいけれどすぐに店には行けない!」という方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。
すぐに写真を撮ってe-mail等でお送りします!
グレンチェック3マークの次はいかにもW.Billらしい鮮やかな無地13マークがコンパイルされています。
どれもキレイですよね〜!
さすがはW.Billです。
僕はサックスブルーやホワイト、パープルにも興味津々ですが。。。
実は「これ、作りたいな〜!」と強く思っているカラーがあります!
それは後述しますね。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
クラシカルなチェック3マークが続きます。
上からブラウンのグレンチェック、グリーンのグレンチェック、ブラックウォッチです。
いずれも(継続マークではなく)新作です。
ブラックウォッチでミリタリーテイスト強めのダブルブレステッドジャケットあるいはゆったりサイズのバルマカーンコートを作ってみたいな〜と思います。
次はまた無地がコンパイルされています。
前回のバンチブックは冒頭に無地がドド〜ンとコンパイルされていましたが、今回はよりコンセプチュアルな順番・構成に変わっているようです。
具体的には先にコンパイルされているチェックのカラーに呼応するような無地がセレクトされているようです。
それにしても、この最高にキレイで繊細なグリーンとブルー!
そして、見事なグラデーション!!
素晴らしいですよね。
今回は「懐事情」からこのレンジで作ることは叶いませんが、どれも「いつか作ってみたい!」というカラーばかりです。
チェックが続きます。
いずれも「トラディショナルながらどこか洗練されているチェック」に仕上がっていると思います。
なので、作り方によってはとてもモダンな1着が仕上がると思います。
例えば、フォーマルテイスト強めのピークトラペル&シングルブレステッド1ボタンとか。
ノーフォークジャケットあたりで作ってカントリーに寄せてももちろん◎だと思います!
次はヘリンボン7マークが登場します。
ヘリンボンは「完全な無地だと少しつまらないかな?」という方にオススメです。
上でご紹介した完全な無地19マークに比べるとこちらはカラーリングが比較的クラシックですが、華やかなカラーの無地ならヘリンボンより完全な無地の方が映えるのでこれが「正解」だと思います。
だって、例えば「オレンジの無地」だったらオレンジという時点で「少しつまらない」という発想はまず出てきませんもんね笑。
また、その一方で、ブラック(1番下)があるのとひとひねりあるカラーが存在するのは嬉しい限りです。
ブラックツイードのジャケットって。。。
ちょっと、いやかなり魅力的ですもんね。
僕ならトラディショナルなシングルブレステッド3ボタンスタイルで作りたいです。
あるいは敢えてのノーフォークジャケットもいいかも!?
いずれの場合でも、同素材でキャスケットも作りたいですね。
W.Billとしてはかなり抑えたトーンのグレンチェック3マークが続きます。
このグレンチェック3マークは。。。
ジャケットはもちろんのことコートを作ると間違いなく超スーパー素敵でしょうね!
ジャケットの場合でもコートの場合でもワイドシルエットパンツを作ってセットアップしたらより一層ナイスに違いありません。
僕なら1番下のBlack & Whiteを選ぶでしょうか。
皆さんならどのカラーを選びますか。
次はオートミール3マークがコンパイルされています。
オートミールはヘリンボンとともに(一見無地っぽく見える)ツイードの代表柄なのですが、最近はかなり減ってきているので新鮮に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
*1番下はオートミールではないですね、失礼しました汗
他の「攻めた」色柄に比べると少し地味に見えますが、こういった渋い素材でクラシカルなジャケットを作るのも悪くないですよね。
きっと飽きのこない「一生モノ」が仕上がると思います。
最後にウインドウペーンが登場します。
前回のリニュアル時はウインドウペーンに新柄が多かった記憶があります。
僕もその中から1マーク選んでスリーピーススーツを作りました。
昨年はほとんど着なかったので今年はまたたくさん着たいです!
ちなみに、僕が作ったウインドウペーンは今回のリニュアルでドロップしてしまったようです。。。
もしかしたら人気がなかったのでしょうか?
いや、そんなはずはない!!
ともあれ、めちゃくちゃ残念です。
だって、もしドロップしていなかったら僕のスリーピーススーツを仕上がり見本としてお見せできるじゃないですか。
それはともかく、いずれもとてもいい感じですよね。
僕はこの中なら下画像の1番上:サックスブルーベースがお気に入りです。
前回もこれと悩んだんじゃなかったかな?
僕はこちらならバシッとモダンクラシックなスリーピーススーツを作りたいです。
ハードに打ち込んでいる素材ではありませんしW.Billもあくまでジャケットを推奨していますから、あまりボトムス(特にタイトフィットなボトムス)にはオススメできないのですが「どうしても!」という方がいらっしゃれば承りも可能です。
尻グリ等に工夫をして縫製します。
余談ですが、僕が3年前に作った(スリーピーススーツの)ボトムスはまだ生存しています!
以上がリニュアルされたClassic Shetlandの全マークです。
大充実の傑作コレクションですよね。
冒頭でも書きましたが、ご来店の際にはぜひともじっくりチェックをしてみてください。
続いて、61マーク中僕が「これは作りたい!」と思った/思っている素材を「単独画像」でご紹介します。
まずは既に僕が自分用に着分を購入した&冒頭にコンパイルされているBlue & Redのグレンチェックです。
なかなか僕の拙い技術と古い携帯電話(iPhone 11Pro)だと実際のカラーを正確にはお伝えできないのですが、このグレンチェックは本当に最高です!
まだ数日は着分が店頭にあると思いますので、タイミングが合えばぜひとも見てやってください。
無地をところで「これ、作りたいな〜!」と強く思っているカラーがあると書きましたがそれは ↓こちら↓です!
ヴィヴィッドでパッショネイトなレッド!
サイコーです。
僕はこちらでモダンクラシックなジャケットを作りたいです。
が。。。
作りたい素材が他にもたくさんあるので、そしてこのバンチブックからは既にひとつ上でご紹介したグレンチェックをセレクト済みなので今年はもう無理かな??
来年まで残っていれば作ろうかな?
最後にチェック3連発!
どれもすごく素敵で激しく作りたいです汗。
ジャケット、スーツ、コート、ネクタイ、キャスケットエトセトラ。。。
色々なアイテムが頭に浮かびます!
いずれも想像力が駆り立てられる傑作チェックだと思います。
皆さんのお気に入りと一致しましたか?
もし1マークでも一致していたら嬉しいです。
以上です。
いやはや。。。
新作バンチブックが届くとやっぱり心躍ります!
そして、新作バンチブックを端から端までチェックしている時は正に至福です!
そしてそして、いつくかに候補を絞ってあれこれ仕上がりをイメージする行為は堪らない快感です!
店頭には既に30冊強の新作が入荷済みです。
ぜひとも皆さんもチェックしにいらしてください。
次回はDRAGOの予定ですが、その前にオーダーメイドシャツ用新作素材を一気にご紹介します。
そちらもぜひぜひ乞うご期待ください。
1st. Sep. 2024
Ryoji Okada