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New bunch book collection for 2024-2025 Autumn/Winter, vol.8: Drago

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 9月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ Statement shirt: DON’T LOOK BACK

  ☑︎ Statement shirt: The Union Jack

  ☑︎ リペア&リメイク一部再開しました

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ “Robots” Shirting入荷!

  ☑︎ “World Map” Shirting入荷!

  ☑︎ “Polka Dots” Shirting入荷!

  ☑︎ The Loudest Voice vol.38 in store now!

  ☑︎ オーダーメイドシャツ¥3,300 offキャンペーン

 

New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Special Lining

  ☑︎ vol.2: Classic Shetland by W.Bill

  ☑︎ vol.3: Dorchester by Hardy Minnis

  ☑︎ vol.4: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.5: Marling & Evans / Kynoch etc.

  ☑︎ vol.6: Bodega

  ☑︎ vol.7: Fratelli Tallia Di Delfino

 

 

 

今日は3連休の最終日です。

歴史的&屈辱的大失速中のカープは1勝1敗で最終日を、節目となる3年後の15周年に向けて恐らく本当の正念場にいるLOUD GARDENは1勝0敗1分で最終日を迎えます。

ともになんとか勝利を飾って明るい気持ちで連休を終えたいです。

カープはまったく打てないヴェテラン2人をやっとのことで抹消すると同時に二軍で好調だった若手野手2人を新戦力として投入したことで少しチームが活性化したかに見えました。

が、昨日はまたそれ以前に戻るかのような先発オーダーを組んで負けました。。。

LOUD GARDENも新作バンチブックを筆頭に大充実の新戦力が目白押し状態です。

昨日の「引き分け」は勝ちに等しい今日につながるポジティヴな引き分けでした。

カープはともかく。。。

ぜひとも引き続きLOUD GARDEN/RYOJI OKADAの応援をよろしくお願いします!

ご注文を心よりお待ち申し上げております。。

Go! CARP!

Go! LOUD GARDEN!

 

 

 

ところで。

「新作バンチブック」といえば。

4日連続で新作バンチブックをご紹介します。

新作バンチブックのご紹介はなかなか時間と労力を要するのですが。。。

気合を入れて頑張っています!

冒頭に書いた通り、なんとか3連休最終日を勝利で終わりたいので、少しでも「勝利の呼び水」になる可能性があるアクションは「すべてやるべし!」ですもんね。

8回目の今日は、人気高騰に伴い2年前から遂に「単独バンチブック」での展開となったDrago/ドラゴの新作です。

Dragoといえば。。。

はい、LOUD GARDENでも高い人気を誇るSuper 180’sコレクション:Skyfallですよね!

詳細は後述しますが、もちろん今シーズンもナイスなSkyfallたちがたくさんコンパイルされています。

なだけでなく、CortinaやVantageといったSuper 130’sコレクションも大充実しています。

「必見」なコレクションですのでご来店の際にはぜひともじっくりご覧くださればと思います。

では、早速ご紹介しましょう!

 

 

 

今日ご紹介するバンチブックは ↓こちら↓ です。

 

 

単独のバンチブック展開になってから5シーズン目、昨年からカヴァーも一段と洗練されましたし内容も更なるグレードアップを遂げています!

素晴らしい。

以前にもご紹介しましたが、Dragoは比較的若いイタリアンミルです。

具体的には ↓こういった↓ 企業になります。

—–

1973年にUmberto DragoとLaura Drago夫妻により紡績工場として創設。

ビエラ地区の主要な毛織物工場と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収。

両社は2001年に合併。

以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。

「Super 130’sを中心にSuper 160’sやSuper 180’s原料を使用した素材を多数展開していることに加え、Super表記のトップ品質Super 210’s原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。

またルーツである紡績業を見ると、Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては「世界の約70%を生産している超強力なサプライヤー」としても有名です。

映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツ素材を手掛けたことからスタートしたSuper 180’s Woolシリーズ:Skyfallがベストセラーを記録しているのも見逃せません。

—–

今年で創業51周年。

僕の方が2歳も先輩です笑。

それはともかく、長い歴史を誇る企業が多いと同時に危機が迫ると大手の傘下に入る企業が多いビエラ地区の中で、約50年間に渡り独立資本でここまで成長するのはすごいことですよね。

能書はこれくらいにして、早速中身を見ていきましょう!

今日も魂を込めて出来るだけ丁寧にコンパイルされている全59マークをご紹介します。

超スーパー素晴らしいコレクションに仕上がっていますのでぜひとも最後までお付き合いください。

今日も皆さんのハートに刺さるナイスな素材がありますように!

もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っていますので「オリジナルSkyfallの上から4番目が気になるんだけれど質感がもう少し分かりやすい写真が見たいんだけど」とか「Cortinaみたいなタッチでmade in Englandの素材はある?」とか「Vantageのイチオシが気に入ったので前回と同じデザインでスーツを作っておいて!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申し付けください。

それでは、前回と同じようにバンチブック冒頭から順番に「複数素材を撮ったグループ写真」と「そのグループ写真の中で僕が最もオススメしたいイチオシ素材」を1セットとしてご紹介していきます。

 

 

 

Skyfall ①

 

 

 

 

Skyfallは14.5μ(マイクロン)の細さを誇るSuper 180’s原料を使って織り上げられた逸品、Dragoの主力シリーズです。

いや、「その比類なきハイクオリティと美しさから10年足らずという短期間で主力に育ったホットなシリーズ」という表現の方が正しいかもしれません。

その最大の魅力はSuper 180’s原料由来のカシミアライクな極上の肌触りです。

特に、2023-2024 Autumn/Winterシーズンから登場したこのボディは触った瞬間にその極上の肌触りがお分かりいただけると思います。

リアルに「まるで上質な100% カシミア」です!

また、気品ある光沢や洗練されたカラーリングも素晴らしいと思います。

オリジナルヴァージョンリリース以降、毎シーズン進化と深化を続ける新定番:Skyfall。

短期間で主力まで上り詰めたのも納得です。

こちらの23マークは、我々が微起毛などと呼ぶわずかにミルド(起毛)加工を施したボディで上記の通り昨シーズンデビューしました。

とにかく滑らかでしなやかで高貴な肌触りを誇る超スーパーラグジュアリーボディです!

デビュー時は8マーク展開だったのですが、今シーズンから一気に3倍弱の拡大展開となりました。

やはり、後でご紹介するオリジナルSkyfallより「素材の贅沢さが分かりやすい」ので人気が爆発したのかもしれません。

いずれにしてもこの素晴らしいボディの色柄が増えるのは大歓迎です!

どれもこれも作りたくなるので困る部分はありますけれど汗。

品質はまちまちです。

少々分かりにくいと思いますが下に列記します。

a. 上画像の上5マーク:こちらの完全な無地は93% Super 180’s Wool + 7% Silk(275g/m)です。

b. 上画像の下3マーク:こちらのヘリンボンは93% Super 180’s Wool + 7% Silk(295g/m)です。

c. 中画像の全7マーク:こちらは93% Super 180’s Wool + 7% Silk(295g/m)です。

d. 下画像の全8マーク:こちらは100% Super 180’s Wool(290g/m)です。

aとbの違いはウエイトです。

また、dのみSilkがブレンドされていません。

ちなみに、上画像の上から6番目と中画像の上から4番目は同じネイヴィブルーのヘリンボンですが少しだけトーンが異なります(後者の方が少し明るい)。

並べて比べないと分からないほどわずかなトーン違いの同品質・同柄素材をコレクションに共存させる深いこだわり?遊び心?間違い?がとてもいいですよね。

さすがDragoです!

美しく、高貴で、贅沢の極致ともいえる微起毛Skyfall。

皆さんはどの素材がお好きですか?

 

 

微起毛Skyfallの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

上画像の上から6番目:ネイヴィブルーと8番目:ブラウンです。

微起毛Skyfallはどれも本当に魅力的ですが、最近「久し振りにネイヴィブルー無地のスーツが作りたい」と思っているのでこちらに目と心を奪われました。

まずは上のネイヴィブルーですが。。。

深く知的なネイヴィブルー、絶妙な巾(1.3cmほど)のヘリンボン、美しい微起毛加工。

そして、それがSkyfall!

僕の欲望を満たすにはこの上なく完璧です!

「ピークトラペルの1ボタンジャケット」「ダブルブレステッドヴェスト」「2インプリーツのテイパードボトムス」といった色気あるクラシックスタイルのスリーピーススーツを作ってみたいです。

ライニングは間違いなく “♡ Camo” silk c/# RWBがベストでしょう!

また、下の少しだけグレイッシュなタッチがシック極まりないブラウンではボトムスを作ってみたいです。

そして、上のネイヴィブルーで作った(スリーピーススーツの)ジャケットとヴェストを合わせたセットアップスタイルを愉しみたいです。

高価なボトムスになりますが、きっと「その価値やアリ!」だと思います。

泥酔して破いたりしたら泣きますけれど笑

とにもかくにも、この微起毛Skyfall!

オリジナルSkyfallのような無骨さはありませんが、そしてしつこいようですが本当に素晴らしい素材です。

スーパーファイン原料由来の高貴な佇まい、キレイにカットされた微起毛加工ならではの優しい温かみ、洗練されたカラーリング、そしてSkyfallならではの最高の肌触りと4拍子揃った逸品です。

ご来店時には絶対に触っていただきたいです。

 

 

Skyfall ②

 

 

 

オリジナルSkyfallです。

オリジナルSkyfallは375g/mのウエイトを持つしっかり打ち込んだ素材のため「スーパーファイン原料を使用しているにも関わらず堅牢性にも秀でたシワになりにくい」という、先にご紹介した微起毛Skyfallとは少々異なる特徴を持っています。

ほのかに(いや、かなり?)英国テイストを感じさせるナイスな色柄も魅力です。

上述の通り、映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)をDragoが手掛けたことからこのシリーズはスタートしているのですが、それゆえのこのクオリティだそうです。

確かにハードなアクションがウリかつ英国諜報機関のはみ出し者(?)が主役の映画ですからね、それも納得です!

という、映画の背景がなければ生まれ得なかったと思われるボディ。

やっぱり魅力的ですよね〜。

「通好み」のDragoということも相まって、人気なのも納得です。

このシリーズは常々「作りたい!」と思っているのですが、人気の色柄/僕が狙った色柄は毎シーズン早期に完売してしまうので今のところは叶わないままです。

という訳で、今シーズンこそ作ってみようかと考えております。

品質は100% Super 180’s Wool(375g/m)です。

上:ヴィンテージテイストあふれるメランジの柄物が中心の9マークです。

下:デビュー以来変わらずベストセラーを続ける無地5マークです。

 

 

オリジナルSkyfallの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

ヴィンテージ感強めのメランジシャークスキンベースにライトグレイのチョークストライプ!

素晴らしくダンディではないでしょうか!?

クールなグレイグラデーションと約2.1cmとクラシック巾のストライプも白眉だと思います。

僕はこちらならDaniel Craigのように無骨にして優雅なスーツを作りたい気もしますが、やっぱりそこはRYOJI OKADAらしくクラシカルだけれどエッヂの効いた遊び心があるスリーピーススーツを作ってみたいですね。

ということは、お得意の 「縦横斜め」な ↓こちら↓ でしょうか!

ジャケット:セミノッチドラペル・シングルブレステッド&段返りの3ボタン・スランテッド/ハッキングポケット・サイドヴェンツ・ホリゾンタル裁断したアウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)

ヴェスト:ラペルレス・シングルブレステッド6ボタン・前身頃の上前(ウワマエ:左手側)を正バイアス裁断/下前(シタマエ:右手側)をホリゾンタル裁断・腰ポケットはヴァーティカル裁断

ボトムス:ベルトスープレス&サイドアジャスター付き・2インプリーツ・テイパードシルエット・6.0cm巾のターンナップヘム

といった感じ。

ライニングは完売が迫ってきた “♡ Camo” silk c/# GPにしたいです。

 

 

Skyfall ③

 

 

今シーズンデビューしたSkyfallコーデュロイです。

2022-2023 Autumn/Winterシーズンに1シーズン限りでウールコーデュロイの展開があったのをご記憶している方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、あれとはまた別のボディです。

具体的には92% Cotton + 8% Super 180’s Wool(300g/m)のコーデュロイです。

僕の拙い技術と古いスマートフォン(iPhone 11Pro)で撮った画像にしては珍しくかなりリアルに近いナイスな画像が撮れていると思います!

という画像をご覧いただいても分かる通り、素晴らしく上品なコーデュロイですよね!

Skyfallを意味するSuper 180’s原料のWoolは8%のみのブレンドですが、92%のCottonが凄まじく上質らしく風合いも肌触りも抜群です!

カラーもすごくキレイですよね。

サイコーです。

先日ご紹介したBodegaの時にも書いたのですが、コーデュロイやヴェルベット、モールスキンといった「ちょっと特殊なCotton素材」は昨今需給バランスが著しく崩れていますので、そういった希少性からもこのボディは価値があると思います。

来シーズンはカラーヴァリエーションが増えることに期待したいです。

この3カラーだけでも1マークに絞るとなると相当悩ましいですけれど笑。

Skyfallは以上です!

圧巻の40マーク、いかがでしたでしょうか?

が、しかし、実は。。。

数年前からSkyfallはJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)にも拡大しています。

今シーズンのJacketingは20マーク展開、つまりSkyfallは全60マーク展開です。

1冊のバンチブックが組めるヴォリューム、さすがは「主力」ですね!

Jacketingはまた別の機会にご紹介します。

乞うご期待ください。

 

 

Skyfallコーデュロイの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

3カラーともすごくいいのですが。。。

どうしても1マークをセレクトするならば、今日の気分はこちらでした。

この新ボディ:Skyfallコーデュロイはスーツを作ってよし、ジャケットを作ってよし、ボトムスを作ってよし、ヴェストを作ってよし、そしてもちろんコートを作ってよしの極上素材です。

全カラーで何かしらのアイテムを作ってみたい!というくらいに「いいな〜」と感嘆しました。

けれど、懐事情もありますので作るとしたら1カラーのみですね泣。。。

僕はこちらならややタイトフィットのダブルブレステッドスーツを作ってみたいです!

 

 

続いて、僕がSkyfallと同じくらい気に入っているシリーズCortinaです。

 

 

CortinaはオリジナルSkyfall以上に英国ミルっぽいアプローチをした逸品です。

具体的には「Super 130’s原料の70番手双糸(ソウシ)」を使って織り上げた「滑らかな肌触りとハリ/コシに恵まれた素材」です。

もう少し突っ込んだご説明を。

よくこのDiaryでも書いている、例えばSuper 130’sやSuper 150’s等にある「Super以下の数字」は原毛のクオリティを表しているのですが、その数字は大きくなればなるほど「原毛が細く/細番手糸を紡績しやすく」なります。

Super 130’s原料なら100番手前後の糸を引くのが一般的でしょうか。

*糸の細さ/太さの単位である「番手」も数字が大きくなるほど細くなります

そして、ソフトさを追及した素材を織る場合、緯糸(ヨコイト)を単糸(タンシ)使いにするのがイタリアンミルの常套です。

*経糸(タテイト)はほとんどの毛織物/綿織物が双糸使いです

例えば「70番手糸を2本撚り合わせるイメージの70番手双糸の実質的な番手は35番手(70番手単糸の倍の太さ)になる」ため、同番手糸であれば単糸を使った方が素材がソフトに仕上がるのです。

もちろんそれによって失われるモノ(堅牢度やハリ/コシ等)もありますが、よりソフトでエレガントな素材を織り上げるひとつの優れた手法であることは間違いありません。

また、一般的には70番手の糸を紡績するのにSuper 130’s原料は必要ありません。

しかしながら、このCortinaは「ハリ/コシと滑らかな肌触りを両立させる」ために敢えてSuper 130’s原料を使用しています。

ロマンあふれる「逆転の発想」ですよね!

もちろんこれは紡績大手でもあるDrago(上述の通り、一説には「世界市場におけるSuper 130’s以上を使用した高級細番手糸の約70%を紡績/生産している」ようです)だからこそ実現出来るという側面もあると思います。

という感じで、英国素材とイタリア素材のいいところ取りをしたような、そしてDragoならではの素材がこのCortinaなのです!

かくかくしかじかで僕はこの素材が大好きです!

もちろん品質同様に英国フレイヴァーが香る色柄もナイスですよね。

まずはSkyfallで作りたいと思いますが、いつかはCortinaでも作ってみたいですね。

品質は100% Super 130’s Wool(315g/m)です。

 

 

Cortinaの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

上から6番目のグレンチェックです。

これだけ鮮やか(?)なテラコッタカラーのグレンチェックはかなり珍しいのですごく心惹かれました。

ナイスカラーですし、グレンチェックが「正統派」な「顔」をしているのも魅力です。

僕はこちらならほんのりカントリーテイストが薫るスリーピーススーツが作りたいですね。

例えば「セミノッチドラペルの段返り3ボタンジャケット」「ラペルドヴェスト」「2インプリーツのテイパードボトムス」といったイメージです。

カントリーテイストはディテイルで表現したいです。

そして、スリーピーススーツではもちろんのこと、ジャケット/ヴェスト/ボトムスをセパレートしての着回しも楽しみたいです。

 

 

続いて、こちらもDragoの代表的なクオリティVantageです。

 

 

Vantageは17.0μのSuper 130’s原料を細番手に紡績して織り上げた素材です。

Cortinaの発想とは異なり「素直」なアプローチですね笑。

ですので、Cortinaよりモダンでエレガントな「顔」が売りの素材に仕上がっています。

美しくカットされた表面、細番手糸を使用したツイル(綾織)組織由来の豊かな光沢、255g/mのミディアムウエイトが特徴ですね。

ヨーロッパでいうFour seasonsタイプ(日本では盛夏を除くオールシーズンタイプ)という点も嬉しい特徴ではないでしょうか。

イタリアンミルらしい色気を放つクール&スタイリッシュな柄物(上5マーク)も遠目には無地に見えるスマート&ハンサムな織柄無地(上から6番目〜9番目)もとてもナイスだと思います。

極めて優雅で洗練されたスーツ/ジャケットが仕上がること間違いなしのVantageです!

品質は100% Super 130’s Wool(255g/m)です。

 

 

Vantageの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

最近めっきり少なくなった「ブルーのウインドウペーンを切ったグレンチェック」です。

実はこの素材は定番柄なので3年連続で狙っていました!

カラーリングといいチェックの大きさといい本当に素敵だと思います。

Skyfallのネイヴィブルーヘリンボンと同じになってしまいますが、敢えて「ピークトラペルの1ボタンジャケット」「ダブルブレステッドヴェスト」「2インプリーツのテイパードボトムス」といった色気のあるクラシックスタイルでスリーピーススーツを作ってみたいです。

カラー違いのレッドもすごくいいですよね!

 

以上です。

 

もし皆さんのハートに響くナイス素材があったなら嬉しい限りです。

次回もイタリア製素材のバンチブックをご紹介予定です。

乞うご期待ください。

 

 

 

23rd. Sep. 2024

Ryoji Okada

 

 

 



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