遂に昨日、KCの連勝が止まりました。
止めたのは僕が応援しているBUFです!
シーズン前の下馬評があまり高くなくシーズン序盤はそこまで強さを感じなかったBUFですが9-0だった王者KCを撃破、昨日の勝利で6連勝、AFC首位をうかがえる位置まで上げてきました。
KCも好きなチームのひとつですし、どうせならスリーピートという歴史的な偉業を成し遂げて欲しい気もするのですが、こうなればPlayoffsで2021年を上回る死闘を演じた上でKCをねじ伏せSBまで駒を進めることに期待してしまいますね。
なかなかそううまくはいかないでしょうか?
でも、今シーズンのKCはそこまで状態がよくないように見える(それでも9連勝をしたのが「真の強さ」なのかもしれませんけれど)ので期待できる気もします。
NFCは僕が好きな複数チームはすべて低迷していてDETが9-1と首位に立っています。
昨シーズンの躍進はフロックではなかったようですね。
DETファンは楽しいでしょうね。
もし、僕が応援しているチームがPlayoffsに進めなかったらDETを応援しようかな?
なにはともあれ、現在Week 11とかなり盛り上がってきたNFLから目が離せません!
ところで。
「昨日」といえば
昨日に引き続き今日も新作バンチブックをご紹介をします。
26回目となる今日ご紹介するのはスーパーラグジュアリーな100% Cashmere素材だけがコンパイルされている、その名もCashmere Collectionです!
具体的にはJohnstons Of ElginとDragoの厳選された100% Cashmere素材が合計10マークコンパイルされているスモールコレクション、完全に「量より質」なバンチブックです。
昨日ご紹介したColombo/コロンボのCashmere + THERMOシリーズも素晴らしいですが、今日ご紹介する2社の100% Cashmereもサイコーです。
また、100% Cashmereコレクションは他にも「あの」メゾンブランドへの供給でも有名なMTRのご用意もあります。
どの100% Cashmereも無地ですが、それぞれ確かな個性が豊かに花開いている見るだけでもとても楽しいコレクションばかりです。
ご来店の際はぜひともじっくりとチェックをしてみてください。
では、今日も全マークご覧いただきます。
今日もまた皆さんの心に響く素材がありますように!
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
シックなブラウンヴェルヴェットのカヴァー、そして美しいゴールドの型押しロゴ。。。
ラグジュアリーを極めた中身には負けますがカヴァーも至極贅沢であります!
冒頭にはJohnstons Of Elginの美し過ぎる4マークがコンパイルされています。
まずJohnstons Of Elginについてご説明します。
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1797年にスコットランドの北東に位置するElginで創業した老舗ブランドJohnstons Of Elgin/ジョンストンズオブエルガン。
以来、200年以上にわたってジョンストン家とハリソン家のファミリーが経営に携わり、CashmereやVicugna、Camel Hair、Lambswoolといった高級原料を使用した素材、スカーフ、ホームファーニシングなどを作り続けています。
その長い歴史とともに、現在でも原毛選定・紡績・ウィービング・ニッティングまで一貫して自社工場で手掛けるUK内唯一のメーカー/ブランドとしても有名です。
また、1840年代より続くタータンチェックはモダンブリティッシュのスタイルアイコンとして世界中の淑女や紳士に愛され続けています。
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Johnstons Of Elginの100% Cashmereマフラー/スカーフをお持ちの方も少なくないと思います。
僕も持っていますけれど最高の一言ですよね!
そんなJohnstons Of Elginによる最高級の100% Cashmere(500g/m)がこちらの4マークです。
美しい光沢と優雅な毛並みが見事ではないでしょうか。
昨日ご紹介したColomboのCashmere + THERMOシリーズ同様に卓越した技術に裏打ちされたZibeline Finishが生み出す「我々がウロコなどとも呼ぶ豊かな毛足の波打ち」も素晴らしいです。
僕が拙い技術&古めのスマートフォン(iPhone 11 Pro)で撮ったこの画像からでも少なからずその見事さが伝わると思います。
ウエイトは500g/mですからジャケットよりもコートがいいでしょうか。
一生モノのチェスターフィールドコートを作るならこの4マークから選びたいですね!
Johnstons Of Elginの「僕のイチオシ(というかヨンオシ)」は ↓こちら↓ です。
はい、このバンチブックはマーク数が少ないので、全マークを「寄り画像」で見ていただくことにしました!
この画像だと、素材の美しさと光沢の豊かさ、そして見事な「ウロコ」が確認しやすいと思います。
いやぁ、ホレボレする美しさです。
が、実物はもっと美しいです!
ご来店の際にはぜひとも実際の美しさを見てやってください。
さて、皆さんはどのカラーがお好きですか?
僕は。。。
1番上のゴールドとも表現できそうなほど豊潤なキャメルではクラシカルなポロコートを作りたいです。
その場合はノーギミック!
ライニングすらもシックにキメたいかもしれません。
1番下の深く高貴なブラックでは上述した「一生モノのチェスターフィールドコート」が作りたいです。
考えてみたらポロコートを作っても一生モノなのですが笑。
とにもかくにも、全マークが素晴らしい素材、そしてカラーだと思います!
残りの6マークはDragoです。
以前にも書きましたが。。。
Drago/ドラゴは1973年にUmberto DragoとLaura Drago夫妻により紡績工場として創設されました。
僕より2歳年下、毛織物関係の企業としては比較的若い会社ですね。
ビエラ地区の主要な毛織物工場と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収。
両社は2001年に合併。
以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。
「Super 130’sを中心にSuper 160’sやSuper 180’s原料を使用した素材を多数展開していることに加え、Super表記のトップ品質Super 210’s原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。
またルーツである紡績業を見ると、Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては「世界の約70%を生産している超強力なサプライヤー」としても有名です。
映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツの素材を手掛けたことからスタートしたSuper 180’s Woolシリーズ:Skyfallがベストセラーを記録しているのも見逃せません。
という、密かに(?)偉大なテキスタイルメーカーDragoの100% Cashmere(490g/m)6マークです。
ウエイトはほぼ同じですがJohnstons Of Elginに比べて少しフワッと仕上げているのでとてもソフトな肌触りです。
それでいて、490g/mというウエイトに裏打ちされたしっかりさがあるのも頼もしいです!
あまりキラッ(あるいはギラッ)と高級感があり過ぎるより「少々ナチュラルな方がいいかな?」という方にはこちらがオススメです。
490g/mあるのでコートが「本命」ですが、これだけの素材感ならばジャケットを作っても素晴らしく素敵だと思います。
間違いなく超スーパー贅沢なジャケットに仕上がることでしょう。
Johnstons Of Elginより少しこなれたプライスも嬉しい限りではないでしょうか!
*少しでも素材感が把握しやすくなればと思い2画像をご紹介しましたが上画像も下画像も同じ素材です
Dragoの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。
この優しくもモダンなペールトーンのライトカラーを100% Cashmereで見つけるのはなかなか難しいと思います!
ColomboのコレクションにもMTRのコレクションにもライトカラーはありますがこんなにスーパーモダンではないですもの。
フワッとしたバルマカーンコートや軽快なスタンドカラーコートを作ってもよさそうですが、やっぱりチェスターフィールドコートかアルスターコートといったエレガントなコートがより素敵だと思います。
上述の通りジャケットも◎だと思います!
でも、ジャケットを作るならネイヴィブルーかキャメルの方がいいでしょうか?
以上です。
今月中に26回目まで!という目標はこれで達せられましたが、まだ日にちがあるので今月中にあと1回は新作バンチブックのご紹介をしたいと考えています。
次はもう1冊だけあるJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)かな?
あるいはJersey??
いずれにしても熱い気持ちで今から準備をしますので乞うご期待ください。
19th. Nov. 2024
Ryoji Okada