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New bunch book collection for 2024-2025 Autumn/Winter, vol.20: Darrow Dale 2-1

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 10月/11月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ 11.25 Monまで開催!オプションフリーキャンペーン

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ “Robots” Shirting入荷!

  ☑︎ “World Map” Shirting入荷!

  ☑︎ “Polka Dots” Shirting入荷!

  ☑︎ 俺のエキサイティングなシャツ2枚 2024秋

  ☑︎ 俺のワイドなカモフラージュパンツ 2024秋

 

New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Special Lining

  ☑︎ vol.2: Classic Shetland by W.Bill

  ☑︎ vol.3: Dorchester by Hardy Minnis

  ☑︎ vol.4: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.5: Marling & Evans / Kynoch etc.

  ☑︎ vol.6: Bodega

  ☑︎ vol.7: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.8: Drago

  ☑︎ vol.9: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.10: The Album vol.20

  ☑︎ vol.11: Premier Cru by Harrisons

  ☑︎ vol.12: Masquerade by Harrisons

  ☑︎ vol.13: Loro Piana

  ☑︎ vol.14: Marzotto

  ☑︎ vol.15: John Foster / Woodhead

  ☑︎ vol.16: Piacenza / Ferla / Drago etc.

  ☑︎ vol.17: E.Thomas / Dondi / Moon etc.

  ☑︎ vol.18: Di Pray / Redaelli / Sondrio etc.

  ☑︎ vol.19: Novara / Marlane / Sondrio etc.

 

 

 

10月も残すところ今日を含んでわずかに3日。

光陰矢の如し。

加齢とともにその感覚は増すばかりです。

2024年の後悔がひとつでも少なくなるように残り2ヶ月を必死に生きたい。

いやその前にまずは10月です。

絶対に悔いが残らぬようこの3日間を昨日までより懸命に生きたいです。

 

 

 

ところで。

「10月」といえば。

このDiaryで何度も書いた通り「10月中に新作バンチブックのご紹介を20回まで必ず進める」というミッションを己に課しました。

という訳で、今日は20回目となる2024-2025 Autumn/Winterシーズン向け新作バンチブックのご紹介を遂行します!

記念すべき(←というほどではないかな?)20回目はその高いクリエイティヴィティからLOUD GARDENに集ってくださる粋人、伊達者の間でも熱心なファンが多いイングリッシュミルDarrow Daleの新作です。

毎シーズン「ハズレなし」な独特のコレクション、そして毎シーズンかなり膨大なマーク数が自慢の一冊です。

中でも特に圧巻なのは「これでもか!」と連打されるチェックコレクションです。

今シーズンもその「圧巻のチェックコレクション」は健在、かなりの傑作バンチブックに仕上がっていますのでご来店の際にはぜひともじっくりチェックをしてみてください。

内容が素晴らしいのでいつも通り全マークをご紹介したいのですが、あまりにヴォリュームが多いのでDarrow Daleは2回に分けてご紹介します。

では、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。

 

 

クールなピュアホワイトのカヴァーとゴージャスなゴールドの型押しロゴがとってもスタイリッシュですよね!

もちろんスタイリッシュなのはカヴァーだけではありません。

肝心の中身も「英国らしさ満点」で「インパクト満点」で「ヴォリューム満点」のチェックコレクションを筆頭に極めて充実した内容に仕上がっています。

テイストも用途も異なりますが、昨日ご紹介したジャケットの素材がコンパイルされているHardy MinnisのDoechesterと甲乙付け難い充実度です。

また、そのヴォリュームですが。。。

「前半にコンパイルされている85マークがAutum/Winter向けのツイル(綾織)素材(100% Wool・270/300g)」で「後半にコンパイルされている76マークがAll Season表記のツイル素材(100% Wool・240/260g)」、合計すると実に161マークにもなります!

ジャケットをオーダーなさる方もいらっしゃいますがボディ的にはいずれもSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)です。

ちなみに、Suitingのバンチブックは80~100程度のマーク数が一般的なのですが、中には50程度という控えめマーク数のバンチブックも存在します。

そう考えるとこの161というマーク数の「強烈さ」がお分かりいただけると思います。

という事情も鑑みて、今日は前半の85マークをご紹介します。

Darrow Daleのバンチブックはとにかく濃厚なのでご紹介するのにかなりのエネルギーを使います。

そのせいか、2023-2024 Autumn/Winterシーズンは結局ご紹介できずでした汗。

ぜひともご覧いただきたいバンチブックなのにこれではいけませんね。。。

そこで、今シーズンは「Darrow Daleは節目となる20回目(と21回目)にご紹介しよう!」と10回目前後の時から決めていました。

タイミングを逸するとこの素晴らしいコレクションを「結局またご紹介できず。。。」という事態に陥ることもあり得ますから!

 

 

まずは圧巻&魅惑のチェックコレクションを一気に!

 

 

 

 

 

 

 

 

ファンシーチェック、クラシックチェック、ビッグチェック、そしてタータンチェックまで、Autumn/Winter向け素材だけでもこれだけのヴァリエーションです。

そのマーク数はなんと56!?

いかがでしょうか!?

素晴らしいの一言ではないでしょうか!?

よき意味であまり垢抜けしないテイストを持ったヴェリーイングリッシュな色柄が多いのも堪りません!

この中からお気に入りの1マークをセレクトするのは至難の業かもしれません。

そういった意味では全マークをお見せしない方がよかったかも笑。

あるいは、どうせ全マークをお見せするならもう少ししっかり色柄が分かる画像の方がよい気もする(ストライプに見える素材もありますものね)のですが、そうすると画像の量があまりに膨大になってしまうので今回はこのような画像にしました。

それでも、工夫して撮って多少はコンパクトにしたつもりです。

が、しかし、7つもの画像。。。

圧巻過ぎる56マークゆえであります。

目移りしてしまうので、そもそものコレクション自体をもう少しコンパクトにしてもいいのでは?とも思ったり笑

それはともかく、上記の通り品質は全マーク100% Wool(270/300g)ですが、クリアカットの素材と我々が微起毛などとも呼ぶわずかなミルド(起毛)加工を施した素材が混在しています。

Autumn/Winter向けのコレクションではありますが、前者なら夏を除いた3シーズン愉しめると思います。

という圧巻にして魅惑のチェックコレクション!?

皆さんはどのチェックがお好きですか?

僕のセレクションは。。。

最後にご紹介します!

 

 

続いてコンパイルされているのはダイヤモンドパターンやマイクロチェック等の「変わり種」です。

 

 

広義ではこれらもチェックでしょうか?

だとしたらチェックは合計63マークになります。

尋常ならざるマーク数ですね笑。

それはともかくこちらですが。。。

どれもかなり個性的でとても素敵ではないでしょうか!?

上2マーク:ピンドットで表現したダイヤモンドパターンがなんともクールな逸品です。ダイアモンドパターンといってもさりげない表現なので無地感覚で合わせられる1着に仕上がると思います。上がブルーで下がブラックに限りなく近いミッドナイトブルーです。

上から3番目:花びらのようにも家紋の外枠のようにもバーズアイにも見えるドット風織柄素材です。これは「さりげない超個性派」だと思います!きっとジャケット単品で作っても◎ですね。

下4マーク:ハウンズトゥースです。いずれもモダンなカラーリングが堪りません!下2マークはカラーリングの妙でしょうか、かなり立体的に見えるのが面白いです。

 

 

ストライプとワイド巾のヘリンボンです。

 

 

ストライプはわずかに5マーク。

チェックの10分の1以下。

でも、それが却って潔くてイイと思います!

いずれもすごくカッコいいですしね。

下4マークのワイドヘリンボンもラグジュアリーでナイスだと思います!

シルクのような美しい光沢も素晴らしいと思います。

ヘリンボンの巾は約2.0cmです。

カラーは上からグリーン、ブルー、ネイヴィブルー、ブラックです。

グリーンとブルーはよき意味で「危険な香り」がしますね!

 

 

無地系/無地ももちろん大充実しています!

 

 

ヘリンボン8マークと完全な無地5マークです。

後者に関しては次回ご紹介するAll Season向けの方が使い勝手はいいかもしれません。

が、「やっぱりスーツの素材はしっかりしているに限る!」というこだわり派の方にはこちらをおすすめします。

前者は1番上のベイジュと上から8番目のブラウンがとっても気になります!

その2者を巧みに使ったアヴァンギャルドなスーツを作ってみたいですね〜!

 

 

続いて、この素晴らしきDarrow DaleのAutumn/Winter向けコレクションからセレクトした僕のBest 3をご紹介します!

 

 

ビッグサイズ:H11.0cm×W9.0cmのグレンチェックです。

「モノトーングラデーションのスーパークールなカラーリング」と「バンチブックサイズのカット見本だと柄の全貌が捉えにくいほどのビックサイズ」がトラディショナルパターンのグレンチェックをモダンな「顔」に変身させている傑作だと思います。

僕はこちらなら最近お気に入りのややフォーマルテイストが強めのデザインで「料理」したいです。

具体的には「ワイド巾ピークトラペル&シングルブレステッド1ボタンのジャケット + ダブルブレステッド8ボタンのラペルレスヴェスト + 2インプリーツ&テイパードシルエットのボトムス」といったデザインです。

上衿やターンナップカフスはブラック無地素材にして、ボタンはくるみボタンにして、ライニングは完売が見えてきた “♡ Camo” silk c/# GPにしたいですね!

それから、同素材でネクタイとキャスケットも作りたいです!

そして、時として5アイテムを全部使ってキメたり、時として逆にキャスケット + ジャケット + ヴェストの3アイテムのみを使ったスタイリングをしたり、時としてボトムスだけを使ってブラックのレザーブルゾンと合わせたり。。。

とにかく色々なスタイリングを満喫したいです!

 

 

ダイヤモンドパターンからもセレクトしました。

 

 

めちゃくちゃクール&シャープですよね〜!

UKミルならではの粗さ(などと書いたら他のミル/マーチャントから「主語が大き過ぎる!」と叱られるかも汗)でしょうか、ところどころダイヤモンド内にランダムなピンストライプが走っているのもすごくイイと思います。

なんだか雨が降っているみたいで素敵♡

僕はこちらならタイトフィットなダブルブレステッドスーツを作ってみたいです。

 

 

最後にストライプです。

 

 

ベイジュにピンクのストライプ!

この滅多に出会える機会がないに違いないスーパークールなカラーリングに惚れました。

僕はこちらならイングリッシュジェントルマンなスリーピーススーツを作りたいです。

 

以上です。

 

上述の通り次回はDarrow Daleの後半、All Season向けのコレクションをご紹介します!

そちらもかなり濃厚ですので乞うご期待ください。

 

 

 

29th. Oct. 2024

Ryoji Okada



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