遂にNBA Playoffs 2024が開幕しました!
僕が応援している2チームはいずれもPlayoffsに出場します。
RSをWC5位で終えたDALはWC4位のLACとRSをEC3位で終えたMILはEC6位のINDと1st Roundで激突します。
いずれも簡単ではないでしょうけれど、両チームともにまずはCSFに駒を進めることを信じたいですね。
群雄割拠状態の今シーズンです、DALもMILも奇跡的に噛み合えば頂点に上り詰める可能性は充分にありそうですから。
ないかな〜〜??笑
ちなみに、両チームとも初戦は今日でDALは既に負けました。
Game 2は負けられません!
MILはこの後日本時間8:00にTO予定です。
エースG.Antetokounmpoは欠場ですが、もうひとりのエースD.Lillardがやってくれるでしょう!
Go! MAVS!
Go! BUCKS!
ところで。
「遂に」といえば。
遂に幕を開けたOption free campaign for made-to-measure shirtsですが、ここまでの3日間は1日1枚ペースでご注文をいただいております。
本当はもう少し多めのペースだとより一層嬉しいのですが、この土日はありがたいことに久し振りの千客万来(嬉泣)で「これから行けるのでもし時間があればギフトのシャツをオーダーしたく。お尻の時間があるんだけれど」と連絡をくれた友人に「ごめん、今から2時間半くらいはどうしても時間が作れそうにありません!」とお断りを入れざるを得ないような状況だったので仕方がありません。
痛恨ではありましたが「来てもらったもののお待ちいただき結局お尻の時間になってしまう」というケースが最悪なのでお断りしました。
とにもかくにも久し振りの千客万来は本当にありがたかったです。
ご来店いただいた皆さま、ご連絡いただいた皆さま、ご来店しようか迷った皆さまにこの場を借りて改めて心よりの御礼を申し上げたいです。
それから、昨日スリーピーススーツをご注文くださったY様の「何度も手書きメッセージ付きのお手紙をいただいたので段々と作りたくなってきました」という趣旨(←だったと記憶しています)のお言葉にもジーンときました。
というか、お帰り後少しホロリとしてしまいました。
そして「明日からは更に頑張ろう!」と思いました。
という訳で、今日も熱い気持ちでオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介します!
3回目の今日は国産の定番素材がコンパイルされているBasicsの新作です。
では、さっそくご紹介しましょう!
今日ご紹介するのは ↓こちらの4マーク↓ です。
はい、いずれもリリース以降安定的な人気を誇る「製品加工シリーズ」の新作です。
「製品加工シリーズ」とは、シャツ完成後にバイオ加工を施すことで「色落ちや*アタリ、ふくらみといったヴィンテージタッチあふれる味わい」を表現するインディゴ(藍色)染め素材シリーズのことです。
*アタリ:加工時に「素材が縮み」「糸が縮まない」ことによって生まれる縫い目やエッヂステッチ沿いに生まれるランダムな波打ちのような「表情」のこと
『「指定寸法で仕上がることが重要なオーダーメイド」と「素材によって異なる縮みが発生する製品加工」は相性がよくない』というのがファッション業界内の常識でしたが、このシリーズは「素材各々の縮率から逆算した少し大きめの寸法でシャツを仕上げた上で加工を施す」という手法をとって相反する異なる要素を両立させています。
シャツファクトリーが「デニムの聖地」岡山県に所在するからこそ実現したマジカルなシリーズです。
*上記工程により通常のシャツより「許容範囲」は少し大きくなります
*上記工程がありますので納期は通常のシャツより7日~10日ほど長くなります
今回入荷した4マークはいずれもシリーズ初のLinenブレンドボディです。
具体的な品質は63% Cotton + 37% Linen、糸番手は経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに40番手単糸(タンシ)です。
これからの季節にぴったりですよね!
ちなみに、上段の2マーク・下段の2マークともに右と左でかなり濃度が違いますが元々は同じ素材です。
もう少し詳しく書くと、上段・下段ともに左が「バイオブリーチ加工を施した後のイメージサンプル」で、右が「バイオウォッシュ加工を施した後のイメージサンプル」です。
はい、ブリーチの方が色落ちが大きくなります。
要するに「ご注文いただいたシャツは素材サンプルの濃度と素材感で仕上がります!」ということです。
しかし。。。
バイオブリーチとバイオウォッシュではかなり違いますよね!
時と場合によってはこの間の濃度になったりしないのかな?と思って聞いてみたらこれくらいの差を安定的に出すことは容易だそうです。
さすがは「デニムの聖地」岡山の業者さんです。
ご来店の際にはぜひともその矜持にも触れてみてください。
尚、お電話/e-mail/SNS等でご注文やお問い合わせをなさる際には「寄り画像」の左上に記すFMから始まる品番でご依頼ください。
では、それぞれを「寄り画像」で見てみましょう
FM22118/119
平織2マークです。
左上がバイオブリーチ加工後、右下がバイオウォッシュ加工後のサンプルです。
いずれもすごくカッコいいですよね!
僕なら右下でクラシカルなドレスシャツを作りたいです。
例えば「ラウンドタブ + ラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント(比翼仕立)+ ポケットレス仕様」といった感じです。
ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)ボタンにして、ヨークにイエローのてんとう虫刺繍を入れたいです。
オーダーメイドシャツ:¥20,900~
*シャツジャケットは承れません
FM22120/121
ナロウ巾のヘリンボン2マークです。
左上がバイオブリーチ加工後、右下がバイオウォッシュ加工後のサンプルです。
こちらの「顔」もとってもいいですよね!
僕は左上でカウボーイシャツを作りたいです。
オーダーメイドシャツ:¥20,900~
*シャツジャケットは承れません
シャツファクトリーさんの展示会で撮らせてもらったお写真ですが仕上がりイメージをご紹介します!
左がヘリンボンのバイオブリーチ加工:FM22120で、右が平織りのバイオウォッシュ加工:FM22119です。
どちらもすごくいい感じです!
また、この2枚のカラー回りに見えている波打ち?シワ?のようなものを我々は「アタリ」と表現しています。
ユーズド感やヴィンテージ感をシャツに与えてくれるアタリは「製品加工シリーズ」特有の個性です。
*イエローが強い照明の室内で撮ったので素材サンプルとカラーが違って見えますが間違いなく同じ素材です
安定的な人気を誇っている「製品加工シリーズ」ですが、今回の入荷で合計20マークとなりました。
具体的には昨年入荷したリップストップと100% Linen(←申し訳ありません!100% Linenのみ写真を撮る時に漏らしてしまいました汗)の他に、ツイル、オックスフォード、ヘリンボン等々の展開があります。
*リップストップと100% Linenはガーメントブリーチ加工は承れません
最初はツイル2マーク(左上)から始まったんですよね〜!
僕もツイルのバイオブリーチは重宝したので2回作りました。
次に作るとしたら、今回入荷した平織かな?
あるいはネップ入りかな?
皆さんはどれがお好きですか?
最後に渡ししたばかりの1枚をご紹介します。
こちらはオックスフォードのバイオブリーチでお作りした1枚です。
一般的なサックスブルーのオックスフォードとはひと味違う「味わい」が魅力です。
また、ボタン止めフラップ付きのインボックスプリーツポケットがとってもいいアクセントになっていますよね!
S様、いつも本当にありがとうございます。
次はデニムパンツが仕上がり次第またご連絡申し上げます。
以上です。
今日ご紹介した「製品加工シリーズ」ももちろんOption free campaign for made-to-measure shirts対象です!
ぜひともこの機会をご利用ください。
22nd. Apr. 2024
Ryoji Okada