カープは昨日もオープン戦に臨みました⚾️
相手は今季も間違いなくAクラスを争うライヴァルチームになるであろうGでした。
結果は。。。
序盤から大量リードを奪われての大敗:1-10でした。
オープン戦は「勝敗より内容」ですが悔しい負けでした!
でも、まあ、2回2失点だったもののハッチ投手が予想通りそこそこやれそうなのと、斉藤投手や石原選手、久保選手等にまだまだ課題が山積みなことが明確になったのはかえってよかったのかもしれません。
「現有戦力の底上げでチーム強化をする路」を選んだ訳ですからね、そんなに簡単&順調に強くなる訳もありません。
とはいえ、負け癖がつくのはよろしくない。
という訳で!
今日は必ず勝つ🔥
Go! CARP!
ところで。
「順調」といえば
昨日に引き続いて今日も2024 Spring/Summerシーズン向けの新作バンチブックをご紹介します!
新作バンチブックのご紹介は今日で10回目。
「2月中に10冊はご紹介したい」と思っていたので順調です!
とはいえ、Darrow DaleとMaurizioはそのヴォリュームの多さから2回に分けたため今日は10回目ながら8冊目です。
なので、本当ならあと2冊ご紹介できれば完璧です。
が、しかし、オーダーメイドシャツの新作やオーダーメイドネクタイの新作もご紹介したいですし、先日お渡しした自信作のワンピースドレスを筆頭に最近お作りした作品もお披露目したいです。
なので、今月は新作バンチブックのご紹介を今日で終了とします。
ついては、いつも以上に丁寧にご紹介したいと思います。
10回目の今日はHolland & Sherryの4回目:Crystal Springsです。
Crystal SpringsはHolland & SherryのSpring/Summerシーズン向けJacketing(ジャケッティング:ジャケット素材)を代表する定番コレクションです。
2024 Spring/Summerシーズンはリニュアルのタイミングだったので新作を手配しました。
冒頭にコンパイルされている38% Wool + 31% Silk + 31% Linen(240gm)の傑作ボディを筆頭にして品質・組織ともに多様な5ボディで構成されています。
マーク数は全37マークでうち36マークが遊び心あふれる洗練を極めたチェック/チェック系で1マークがストライプです。
Holland & Sherryらしい高品質ボディと繊細で美しい色柄が魅力の傑作コレクションに仕上がっていますので、ご来店の際にはぜひともじっくりと最初から最後までご覧になってください。
という訳で、早速ご紹介しましょう!
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。
カヴァー左下に書かれているLuxury Lightweight Jacketingsというサブタイトルが言い得て妙な極めて贅沢なコレクションです。
それゆえにプライスもやや高めで「素材ランク」は “O” です。
“O” ランクはLOUD GARDENが持っているバンチブックの中でもかなりハイエンドです。
ですが、極上のクオリティおよび他にはない色柄が本当に素晴らしいのとリニュアルのタイミングだったので取り扱いを決めました。
結果、まだご注文こそいただいておりませんが現在おふたりのお得意様が「ご検討中」です。
せっかく取り扱いを決めたのでどなたかからご注文が入ると嬉しいです😌
ちなみに、おとといご紹介したCrispaireは早くもご注文が入りました!
Y様、いつも本当にありがとうございます。
では、全37マークをご紹介しましょう!
まずはイチオシの38% Wool + 31% Silk + 31% Linen(240gm)ボディからご紹介します!
こちらのボディは全16マーク。
バンチブック中最多マークがラインナップされています。
ということは、僕だけではなくHolland & Sherryもイチオシなんだと思います!
全16マークが同じコンポジション&ウエイトながら下3マークだけがやや粗めに、ツイーディに織り上げられています。
僕の嗜好は本来なら下3マークなのですがこちらに関しては別で、上13マークの美しさにうっとり見惚れてしまいました。
品格あふれる繊細なカラーリングが堪りません。
上質なSilkに由来する優雅な光沢と滑らかさ、Linenブレンドならではの清涼感と軽快さとシャリ感も素晴らしいです。
もしかしたら、滑らかさとシャリ感を相反する要素に感じる方もいらっしゃると思います。
実は僕も同意見です。
が、しかし、このボディ(の上13マーク)は確かに&見事に滑らかさとシャリ感が高い次元で融合されています。
さすがはHolland & Sherryですね!
ご来店の際にはぜひともその至高の肌触りもお確かめください。
もちろん力強いカラーリングとツイーディなタッチが魅力の下3マークも大好きです😉
続いて、44% Cotton + 31% Silk + 25% Linen(240gm)ボディの3マークです。
こちらのボディはCottonをメインとしているので、先にご紹介した38% Wool + 31% Silk + 31% Linen(240gm)ボディよりカジュアルで少々ハードタッチです。
が、それでもとってもラグジュアリーな仕上がりです。
そういえば、10年以上前にHolland & Sherry 日本総代理店社長のMさんに「Holland & SherryのCottonはなんでここまで高価なんですか?」と不躾かつ無粋な質問をしたことがあります。
LOUD GARDEN創業時に取り扱っていた100% Cottonコレクションで “I” ランクがありましたから思わず尋ねてしまいました!?
するとMさんはバシッと「岡田さん、他社様の100% Cottonとは肌触りも風合いも全然違いませんか?Holland & SherryのCottonは他社様と異なりWool/Wool系素材とまったく同じ丁寧な工程を経て織り上げられているのです」とご回答くださいました。
*かなり昔の記憶ですからニュアンス等は違っているかもしれません
そして、改めて触ってみて「むむむ。やはり全然違うな!」と思ったものです。
かくかくしかじかで、こちらのボディもCottonが44%ながらここまでラグジュアリーなのだと思います。
でも、そうだとすると。。。
「では、わざわざCottonを使わずとも?」という疑問がちらりと脳内をかすめるのも事実です。
が、そこは「オーガニック感」「ナチュラル感」を高めるためじゃないかな?と想像します。
それが証拠に、ラグジュアリー感とオーガニック/ナチュラル感が絶妙なハーモニーを奏でる逸品に仕上がっていると思います。
次に、64% Wool + 18% Silk + 15% Linen + 3% Polyamide(230gm)ボディの5マークです。
「ハード目な打ち込み」と「ほのかかついい具合にヴィンテージ感を加えているLinenブレンド由来のスラヴヤーン」と「シックかつ洗練されたカラーリング」が三位一体となった粋な「4者混」Jacketingです。
先にご紹介した19マークと比べるとやや地味に見えるかもしれませんが、実際はとっても華やかです!
僕はこのボディもすごく好きですね😊
Polyamideは日本でいうNylon/ナイロンのことです。
100% Super 130’s Wool(230gm)ボディの7マークです。
これまでご紹介した24マークはほとんどがトロピカル(平織)組織でしたがこちらはすべてツイル(綾織)組織です。
それゆえのソフトな風合いとドレープ、美しい光沢が魅力です。
もちろんクリエイティヴかつ洗練されたカラーリングも素晴らしいの一言だと思います!
特に上5マーク:ブルーはアクセントカラーの使い方が「さすがはHolland & Sherry!」と思わず感嘆の声を上げたくなるほど見事です。
皆さんはどのチェックがお好きですか?
僕は。。。
後述します!
100% Super 120’s Wool(250gm)ボディの6マークです。
ひとつ上でご紹介したボディのSuper 120’s Woolヴァージョン、こちらもツイル組織です。
1番上のベイジュも素敵ですし、上から4番目のレッドやその下のパープルもキレイですよね。
いやはや目の保養になるバンチブックです。
こちらとひとつ上でご紹介したボディはいずれもジャケットだけではなくボトムスもいけそうですのでスーツを作るのもアリだと思います!
では、(Best 5まで絞り切れなかったので)今日の「僕のBest 6」をご紹介しましょう!
冒頭にコンパイルされている38% Wool + 31% Silk + 31% Linen(240gm)ボディからはまずこちらのイエローをセレクトしました。
下のクインティプルウインドウペーンをメイン使いしてカラー(上衿)やアウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)、ターンナップカフスといったパーツに上のマイクロチェックを使ったジャケットを作りたいです。
イエローのジャケットって個人的には「あまり似合わないんだよね」というイメージなのですが、この素材なら自信を持って着られそう!と思いました。
すごく作ってみたいです!
が、Holland & Sherryの新作からは最低でも1着・最高なら3着と考えていますので多分選外になるだろうな。。。とも思っています汗。
もし作るなら、セットアップ用にブラウンのコットンリネン素材でボトムスも作りたいです。
38% Wool + 31% Silk + 31% Linen(240gm)ボディからもう1マーク。
この最高に優しくて穏やかでシックでナチュラルで美しいカラーリングよ!
超スーパー素晴らしいですよね!
僕はこちらなクラシカルなシングルブレステッド3ボタンジャケットを作ってみたいです。
ボタンはブラウンマザーオブパール(茶蝶貝)ボタン、ライニングはピンク系のペイズリープリントにしたいです。
セットアップ用にピンクのリネンパンツもあわせて作りたいです!
44% Cotton + 31% Silk + 25% Linen(240gm)ボディからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
同ボディかつ同カラーリングの「柄違いコンビネーション」です。
僕はこの2マークを巧みに組み合わせたスリーピーススーを作ってみたいです。
Cottonがメインですしこの打ち込みとハンドリングならボトムスもいけそうですので😉
具体的にはストライプでスーツをウインドウペーンでヴェストを作りたいですね。
そして、もちろんスーツの一部パーツ(カラーやターンナップカフス等)はウインドウペーンでヴェストの一部パーツ(背表等)はストライプで仕上げたいです。
デザインは1930’s風のシングルブレステッドが雰囲気でしょうか。
具体的にはジャケットを「ワイドなピークトラペル + 段返りの3ボタン + アクションプリーツ&バックベルト付き + ノーベント」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + サイドアジャスター付き + 2インプリーツ + ワイドシルエット」で作りたいです。
ボタンはブラウンマザーオブパール(茶蝶貝)ボタン、ライニングは(ダークカラーだと透けるので)ホワイト系のロックなプリント素材(そんなライニングあったかな?笑)にしたいです。
ちなみにこの2マーク、ベースのヘリンボンの幅が少々異なるのもユニークですよね。
具体的にはウインドウペーンの方が少し幅が広いです。
そういった微妙な違いも服になった時に面白い個性を生むかもしれません!
64% Wool + 18% Silk + 15% Linen + 3% Polyamide(230gm)ボディからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
「レッドLover」の僕としてはこの完璧なカラーリングのグレンチェックを見逃す訳にはいきません!
すごくいいですよね!!
僕はこちらなフォレスティエールを作りたいです。
ボタンはヴィンテージのメタルボタン、ライニングはスカルプリントにしたいです。
100% Super 130’s Wool(230gm)ボディからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
ベースカラーのブルーグラデーション、アクセントカラーのパープル。
それぞれが完璧な役割を果たしている傑作素材だと思います。
僕はこちらならモッズスタイルのタイトフィットスーツを作りたいです!
絶対にかっこいいと思います!!
100% Super 120’s Wool(250gm)ボディからは ↓こちら↓ をセレクトしました。
高貴なパープルのオーヴァーチェックです。
こちらも素晴らしいカラーリングですよね!
僕はこちらならシングルブレステッド3ボタンのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルレスヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」といったヴェリーイングリッシュなデザインで作ってみたいです。
ボタンはネイヴィブルーに染めたmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはパープルがアクセントカラーで使われているド派手なプリント素材にしたいです。
以上です。
次回はまだ何をご紹介するか未定ですが。。。
乞うご期待ください!
明日はオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介予定です。
25th. Feb. 2024
Ryoji Okada