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New bunch book collection for 2024 Spring/Summer, vol.1: Ermenegildo Zegna

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  ☑︎ 2月の水・木定休に戻して営業いたします

  ☑︎ 2.13 Tue – 16 Friは臨時休業いたします

  ☑︎ リペア&リメイクは一時休止中です

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン vol.2

  ☑︎ 俺の新作:Reversible coat

  ☑︎ “♡ Camo” silk neckties in store now!

  ☑︎ “♡ Camo” のMessenger bagを作りました

 

 

 

 

現在も行われているPro Bowl Games🏈

真剣勝負ではなくお祭りなので時々うつらうつらしながらの視聴ですけれど楽しんでおります。

さあ!

Pro Bowl Gamesが終わったらいよいよ来週はSuper Bowlです!

下馬評ではSFの方がやや有利という見方が多いようですね。

確かにRSの闘いを見るとそうかもしれません。

が、Playoffsでの手堅い勝ちっぷりを見ると経験値で勝るKCが最後は笑っているような気もします。

とはいえ、昨シーズンまでの圧倒的なOの火力がないのも事実。

そして、SFが負けてもおかしくない展開を2ゲーム連続でひっくり返してSBまで駒を進めたのも事実。

僕が応援するKCが勝つにはCMCを止めることが重要かもしれません。

RSにおけるRusing Defenseのスタッツはよろしくないけれどどうでしょうか。

逆にSFが勝つには追いかける展開ではなく逃げる展開を作る必要がありそうです。

B.Purdyの1stドライヴに注目ですね。

とにもかくにも、ワクワクしながら待ちましょう!

 

 

 

 

ところで。

「シーズン」といえば。

スギ花粉が飛び始めた!

ということは春の訪れが近い!!

ということは2024 Spring/Summerシーズンの幕開けも近い!!!

という訳で、今日から新作バンチブックのご紹介をスタートしようと思います。

2023-2024 Autumn/Winterシーズンはスタートが遅くて中途半端に終わってしまいました。

また、複数のお得意様から「今シーズンはバンチブックの紹介がないのかな?と思い残念に思っていました」と嬉しい告白もいただきました。

そこで、2024 Spring/Summerシーズンは早めに始動することにしました。

内容確認、リサーチ、撮影等々でかなり労力がかかるので毎日という訳にはいきませんが「今月中に10冊はご紹介したいな!」と考えています。

ちなみに現在は10冊が入荷済みです。

そして、今月中にあと15冊くらいは入荷する予定です。

なので、最低でも現在入荷済みの10冊は今月中に!という算段です。

初回の今日はLoro Piana/ロロピアーナとともにイタリアンミルの最高峰(= 世界最高峰)に君臨するErmenegildo Zegna/エルメネジルドゼニアの新作をご紹介します。

Ermenegildo Zegnaは諸般の事情というか大人の事情というか、色々あってA WORKROOM時代から積極的には取り扱ってきませんでした。

ご要望をいただくことがあまりなかったというのも理由のひとつですけれど、積極的に取り扱わなかったのはやはり「事情」の方が大きいでしょうか笑。

もし「事情」の詳細を知りたいという方がいらっしゃいましたらぜひとも店頭でお尋ねください😌

そんなErmenegildo Zegnaですが、2022 Spring/Summerシーズンから、つまり2.5年前から「単独で収録されているバンチブック」の取り扱いを始めました。

複数のイタリアンミルで構成されたバンチブックにErmenegildo Zegnaの素材が収録されていたことはここ数年だけでもしばしばありましたけれど、単独収録のバンチブックとなるとどうでしょう。。。超久し振り。。。というよりもLOUD GARDENをオープンさせてから初めてだったかもしれません!

なので、僕もすごく入荷を楽しみにしていたのですがやっぱり素晴らしかったです。

webで見たり、この業界にいる数少ない友人の店舗で見せてもらったりしているためコレクション概要は少なからず知ってはいるのですが、やっぱり現物を手元に置いてじっくり見て触るとと全然違いますもんね。

今日ご紹介するのは単独収録のバンチブックを取り扱い始めて5シーズン目となるErmenegildo Zegnaの新作です。

果たして半年振りの新作の内容はどうでしょうか!?

早速ご紹介します!

 

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

 

 

Ermenegildo Zegnaをフルコレクション揃えるとなるとかなり膨大な量になりますので今シーズンもひとまず1冊、「いいところ取り」をしたバンチブックを手配しました。

具体的には「Traveller、15 MilMil 15、Cool EffectといったErmenegildo Zegnaを代表するクオリティ」と「ジャージー素材やLoopといった2020年代らしいクオリティ」がナイスバランスでコンパイルされた1冊です。

具体的には前半にJerseyとTravellerが、中盤以降に僕が「いつかは!」「一生に一着だけでも!」と常々思っている15 MilMil 15がコンパイルされています。

Cool EffectとLoopは最終盤に登場します。

「さすがZenga!」な極めて充実した素晴らしいコレクションに仕上がっておりますのでご来店の際にはぜひともじっくりと時間をかけてご覧になってください!

もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。

気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。

ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします😊

では、初日ですので気合を入れて全マークをご紹介しましょう!

皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように。

 

 

 

Jersey

 

 

2019年にZegnaグループの傘下に入ったDondi Jerseyとコラボレートしたコレクションです。

( Dondiではなく)Ermenegildo Zegnaの名を冠してあるだけあってとてもシックな「顔」に仕上がっていると思います。

*Dondiの名を冠しているコレクションも存在します

上2マーク:All Season向けのコットン&リネンウールジャージーです。伸縮性に乏しいといわれるリネンを使ったジャージー素材とは「さすがはErmenegildo Zegna!」だと思います。リネン混紡由来の通気性、清涼感、カジュアル感、豊かな発色に恵まれると同時にジャージーならではの伸縮性と快適性に富んでいる訳ですから素晴らしいの一言ですよね!伸縮性に富んでいるということはシワになりにくいことも意味するので、「リネンはシワがちょっと」という方にもオススメできると思います。リネン混紡ではありますが、Ermenegildo Zegna目線だとこちらもオールシーズン扱いになります。清涼感あふれるカラーリングのトラディショナルチェックも素晴らしいですよね。品質は60% Cotton + 40% Linen + 15% Polyester(400/440g)です。

上から3番目:シャークスキンのような「顔」を持つAll Season向けのコットンジャージーです。品質は100% Cotton(235/265g)ながらまるで細番手糸を使用した100% Wool素材のような風合いが白眉な逸品です。ジャケットはもちろんスーツを作ってもすごくいいと思います。潔くもこちらのブルー1カラー展開です。

上から4番目/5番目:All Season向けのコットン&ナイロンジャージーです。シックなカラーと優雅な光沢が特徴です。かなりしっかり打ち込んだ素材ですのでボトムスにも◎だと思います。品質は87% Cotton + 13% Polyamide(330/360g)です。

上から6番目:55% Linen + 45% Cotton(310g/340g)のグレンチェックです。上2マークと同じコットン&リネンですがこちらの方がよりクラシックな佇まいを持つジャケットに仕上がると思います。

上から7番目/8番目:All Season向けのコットン&ウールジャージーです。立体感のあるギンガムチェックがモダンクラシックな素材です。品質は43% Cotton + 42% Wool + 15% Polyester(350/390g)です。ジャケットだけではなくスーツにも使えるボディです。

下2マーク:All Season向けと書いてありますが僕の目にはAutumn/Winter向けに見えるウールコットンジャージーです。ブルー2カラー展開です。品質は63% Wool + 37% Cotton(390/430g)です。

毎シーズンのことながら、Ermenegildo ZegnaのJersey Collectionはかようにたくさんの異なるテイスト・アプローチを持った素材が百花繚乱したナイスな内容に仕上がっています!

皆さんはどのジャージーがお好きですか?

 

 

 

Jerseyの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

一見プリントにも見えるマーブル調のグレンチェックが最高にクールですよね!

僕は部屋着以外のジャージーアイテムをほとんど所有していないので、そしてたくさんのお客様から「やっぱりジャージーは楽だよね〜〜!」というご感想をいただいているので、常々「一度は作ってみなきゃ」と思っている(つまり、まだ一度も作ったことがありません汗)のですが、どうやら最良の候補が見つかったようです。

軽快にパッチ/アウトポケットで作るのが王道だと思いますが、天邪鬼なので敢えてドレッシーなダブルブレステッドで作ってみたいです😎

ボタンはアンティークショップで調達したメタルボタンにしたいです。

きっと、既製品ではまず見つけられないであろう、そして快適極まりないOne of a kindなジャージージャケットが仕上がると思います。

 

 

 

Traveller

 

 

 

 

 

Travellerはその名の通り移動や出張の多いビジネスパーソンに向けて開発された素材で、「強撚糸使いによる反発力の強さ」に由来する「抗シワ性が非常に高い」「シワの回復が極めて早い」という特性を誇るErmenegildo Zegnaのベストセラーファブリックです。

「シワになりにくい」「移動の多い方に最適」といったワードを至るところで目にする昨今ですが、その元祖に近い存在がこのTravellerです。

それが証拠に、僕はGIEVES & HAWKESのデザイン/企画をしていた時(25年以上前の話です)にイデアビエラやプルミエールヴィジョンといったヨーロッパで行われる素材の展示会に高頻度で出張していたのですが、その頃からTravellerはあったと記憶しています。

当時は「世界最高峰の高級毛織物産地」であるビエラ地区で高機能素材を取り扱っているミルはほぼ皆無だったのでは?と思います。

記憶に残っているのは、Trabaldo TognaのナチュラルストレッチとこのTraveller(とHigh Performance)くらいです。

Travellerで作ったスーツを愛用していたErmenegildo Zegnaを愛するダンディなT先輩が出張後に「岡ちゃん、Travellerはやっぱりいいわ!」とよく自慢していた旧き佳き思い出も蘇ります。

T先輩もそろそろ定年かな?

さすがにまだかな?

*もし記憶違いがあったらすみません汗

いずれにしても、世界中のアパレル企業やテイラーが長きに渡ってフューチャーし続けている事実、つまり世界中のビジネスパーソンから長く支持されているという事実は「Travellerが誇る機能の高さ」を明確に証明していると思います。

もちろんこの素材の素晴らしさは機能だけではなく、最上級原料しか使わないErmenegildo Zegnaならではの高い品質にもあります。

優雅な光沢、しっとりとした滑らかな肌触り、そして繊細な色柄とたくさんの魅力が詰まった逸品です!

品質は100% Wool(250g)、組織はツイル(綾織)、All Season向けのボディですね。

1番上の画像:柄物8マークです。Ermenegildo Zegnaらしいクラッシーな色柄がとてもカッコいいですね

上から2番目の画像:マイクロパターンとバーズアイの7マークです。バーズアイにブラウンがあるのが嬉しいですし、美しいブルーのヴァリエーションもさすが!だと思います。

上から3番目の画像:ヘリンボン4マークです。一番上のややスモーキーなグレイがすごく気になります!

1番下の画像:シャークスキンと完全な無地のグループです。ブルーのヴァリエーションが白眉過ぎます!

 

 

 

Traveller の「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

最近またヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作りたくてウズウズしています。

となると、やっぱりUKミル/マーチャントの素材が「本命」になるとは思いますが、上のチョークストライプも捨て難い魅力があります!

「絶妙な巾&濃度のストライプ」と「上品極まりないベースカラー:ミッドナイトブルー」がともにたまらなく魅力的だと思います。

激しく作ってみたいです。

具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルレスヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」といったデザインで作ってみたいです。

下のシャークスキンにも強く心惹かれます。

こういったブルーのシャークスキンって極めてレアですものね!

実は人生で初めて作ったスーツがシャークスキン(だったはず)なので、かねてより原点回帰でいつかシャークスキンのスーツをもう一度作りたいと思っていました。

ですが、その時と同じライトグレイというのも芸がないよねぇ。。。とも思っていました。

しかし、これならバッチリですよね😉

原点回帰とはいえ、デザインは現在進行形でいきたいです。

具体的には、最近お気に入りの「ワイド巾ピークトラペル&シングルブレステッド1ボタンのジャケット + ダブルブレステッド8ボタンのラペルレスヴェスト + 2インプリーツ&テイパードシルエットのボトムス」がいいでしょうか。

これもすご〜く作ってみたいっ!

このシャークスキンを見た瞬間に「ああ、ブルーマスターのY様ならきっとすごく素敵に着こなすに違いないなぁ」と思い、先月末にご来店くださったタイミングでオススメしました。

すると、「いいですね!」と仰りご注文してくださいました。

春物のご注文はちらほら入り始めているのですが、Ermenegildo Zegnaはこちらのシャークスキンが第1号でした!

Y様、いつも本当にありがとうございます。

次のご注文品が仕上がり次第またご連絡申し上げます。

 

 

 

15 MilMil 15

 

 

 

 

「高品質素材だけを生産しているErmenegildo Zegnaの中でも最高級との誉れ高いSuiting(スーティング:スーツ素材):15 MilMil 15」は、15μ(マイクロン)という極細の原毛を使用していることから名付けられた超絶に高級なコレクションです。

Ermenegildo Zegnaは「Super表記」を嫌います(例えば、Super 130’sと表記してしまうと他のSuper 130’s表記をしている有象無象と同じクオリティだと思われてしまう恐れがあるためです)のでこの素材にもSuper表記はありませんが、仮に15μ原毛をSuper表記で表現するとSuper 170’sに相当します。

この業界では細番手糸を使用した素材をSuper Fineという言葉で表現しますが、こちらならどうでしょうExtremely Super FineとかUltimate Super Fineといった言葉を使いたくなりますね!

その品質の素晴らしさは触っていただければ「瞬時に」お分かりいただけると思います。

King of Zegna’s fabricという異名をとるのも納得です。

ぜひともご来店の際には実際に触ってみてください。

「間も無く新作が入荷予定かつLOUD GARDENでも人気を博しているコレクション:Super 180’s原料を使っているDragoのSkyfall」も甲乙付け難いほどに素晴らしいのですが、その出自の影響もあるのかあちらは敢えて少しハードに仕上げています。

一方、この15 MilMil 15は「原料の秀逸さを極限まで活かそう」というコンセプトで織られているため、単純に肌触りの「とろみ」で比べたらSkyfallより格段に「上」です。

ちなみにLOUD GARDENではまだ承ったことがないのです(汗)が、この素材で仕立てた先輩のスーツは見たことがあります。

惚れ惚れするほどの美しさでした!

僕も人生で一度は作ってみたいです。

品質は100% Wool(220/230g)です。

15 MilMil 15はクインディッチ・ミルミル・クインディッチと読みますが、この業界では短縮して「ミルミル」と呼ぶのが一般的です。

ミルミルというワードの響きは少々アレですが、この業界では「やっぱりミルミルは最高ですよね〜」という会話を大真面目にすることが頻繁にあります笑。

上:ヴェリーシックなチェックです。

中:スーパーエレガントなストライプです。

下:大充実のヘリンボン/無地です。

こちらのバンチブックにコンパイルされている15 MilMil 15コレクションは昨年から10マーク以上増えています。

この時代に。。。

いや、この時代だからこそ。。。

15 MilMil 15のような雲上素材を求める人が増えているのかもしれません。

LOUD GARDENもこの波に乗り遅れていはいけない!!

という訳で、どなたかぜひともご注文をお願いいたします。

本当に贅沢で優雅でシルキーな素晴らしい素材です。

15 MilMil 15は全マークがツイル組織です。

 

 

 

15 MilMil 15の「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

15 MilMil 15のような絶品素材で初めてスーツを作る場合、無地とか極めてシックな色柄をセレクトするのが普通(というか王道)ですよね。

ですが、僕はやや変人な部分を持っているので、まずは上:ブラウンのストライプに強く心惹かれてしまいました。

少しグレイッシュなブラウン、約2.0cm巾のボールドストライプ、そして15 MilMil15ボディ。

強烈に猛烈に魅せられました。

また、下:ブルーのヘリンボンもすごく気になります!

LOUD GARDENが15周年を迎えられたら。。。とか

僕が60歳になった時に。。。とか。

節目を迎えた時に自分へのご褒美として作りたいですね。

クラシックに「料理」するのもいいかもしれませんけれど、どうせならばLOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいスリーピーススーツを作ってみたいです。

いつか。。。

必ず!!!

絶対に!!!

間違いなく!!!

 

 

 

Cool Effect

 

 

Cool Effectは「温暖化が進む世界に生きるすべてのビジネスパーソンに過酷な夏を少しでも快適に過ごして欲しい」というErmenegildo Zegnaの熱い想いを実現させるために独自開発した「太陽光を反射させる特殊トリートメント」を施した素材です。

そのトリートメントを施した素材は表面温度を約10度も低くするという実験結果が得られています。

加えて、強撚糸で織り上げているため耐久性に優れると同時にしなやかな光沢に恵まれているのも魅力です。

ウエイトも200g前後と超軽量、盛夏にスタイリッシュなビジネススタイルを装うのにこれ以上の素材は存在しないと思います!

上8マーク:柄物です。上5マークは100% Wool(220g)のツイル組織で下3マークは100% Wool(200g)のトロピカル(平織)組織です。いずれも「いかにも」な涼しげな色柄ではなくシックかつエレガントな色柄なのがすごくいいですよね。

下2マーク:無地です。こちらはすべてトロピカルです。

 

 

 

Cool Effectの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です

 

 

Jersey以外は全コレクションかなりシックな色柄のErmenegildo Zegnaですが、こちらは少しパンチが効いていますよね!

なので。。。

大好きです😎

こちらならばモダンなデザイン、あるいは少しカジュアルなデザインで作っても良さそうですね。

 

 

 

Loop

 

 

Loopは数年前にリリースされたエコフレンドリーなボディです。

具体的には「紡績の際に発生するこれまでは廃棄していた余剰羊毛をブレンド/ミックスして織り上げられたSuiting」です。

それゆえの「Loop/ループ = 循環」という名称です。

Fratelli Tallia Di DelfinoのHoney Wayもそうですが、多くのミルがそれぞれのやり方で循環やサステイナブルや環境について考えています。

こういった流れに対して冷ややかな皮肉屋も世の中には少なからずいると思いますが、実際の行動に起こしているのはとってもプレシャスですよね。

僕も見習わなくては!

また、肝心のクオリティですが「廃棄していた余剰な原料を使っている」としてもそこは天下のErmenegildo Zegnaです!

しっとりした肌触りと洗練された色柄が魅力の素晴らしい素材に仕上がっています。

それもそのはず。。。

余剰羊毛には15 MilMil 15やTrofeoから出たモノも含まれているとか。。。

なんと贅沢な「余剰」「廃棄」でしょうか!!

品質は100% Wool(240g)、組織はトロピカルです。

 

以上です。

 

初回から高濃度のご紹介となりました!

次回は方向性こそ違うものの同じくスーパー高濃度高のDarrow Daleをご紹介しようと思います。

乞うご期待ください。

 

 

 

 

◆本日の一曲◆

 

 

Disorder

JOY DIVISION

 

引き続き先々週届いたHEATWAVEのOfficial Bootleg Seriesを順番に堪能したいと思います。

今日は#008:Unknown Pleasures(2022年作品)です。

2021.12.26に渋谷のDuo Music Exchangeで行われたライヴを70分に凝縮したライヴアルバムです。

タイトルはJOY DIVISIONの1stアルバムから拝借している訳ですが、そのタイトルと連動するかのように敢えて収録曲の記載がなされていません。

これはコロナ禍で行われたライヴ音源ということが大きく影響していて、ライヴに参加できなかった人たちが自宅で、車中で、あるいは散歩中にライヴを疑似体験できるようにと願って制作されたためです。

心にくい配慮ですよね!

僕はコロナ禍以降一度もHEATWAVEのライヴに行けていないので本作に凝縮されている2021.12.26のライヴも観ていません。

なので、とっても嬉しい音源です。

収録曲を書くのは野暮過ぎるのでしませんが選曲もサイコーです!

という訳で、HEATWAVEの曲にするとどうしても本作収録曲をセレクトしたくなるので、「本日の一曲」はJOY DIVISIONにしました。

あまり詳しくないけれどカッコいいですよね〜!

(HR/HMではなく)JOY DIVISIONやTHE SMITHSあたりから洋楽に入っていたらもう少し知性に満ちた人生を歩んでいたかもしれないのになぁ。

と思ったりします笑。

 

 

 

 

5th. Feb. 2024

Ryoji Okada

 

 

 

 



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