今日は日本時間10:30TOでIND@MILが行われます。
1-3と追い込まれているMILですが、G.AntetokounmpoもD.Lillardも出場できない可能性が高いようです。
なんとか勝ってほしいけれど、もし2人が出場できないならINDの勢いは止められないかな?
かといって、怪我が癒えていないのに出場してもねぇ。。。
僕が応援しているもう1チーム:DALは明日Game 5を闘います。
ロードですが、なんとか勝利してシリーズを3-2にして欲しいですね。
Go! BUCKS!
Go! MAVS!
ところで。
「3」といえば
3日連続で新商材/新作バンチブックをご紹介します。
23回目の今日は昨日に引き続きイタリアを代表する名門ミル、現在最も勢いのあるイタリアンミル、毎シーズン斬新な新クオリティをリリースしているイノヴェイティヴなミル:Vitale Barberis Canonico(以下VBC)の新作です。
昨日ご紹介したAbito & Giaccaも素晴らしくクリエイティヴでスタイリッシュでしたけれど、今日ご紹介する新作もかなりゴキゲンです!
つきましては、ご来店の際にぜひともじっくりご覧になってください。
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡ください。
より精度の高い画像や動画をお送りするなどご来店なしでもご注文いただけるように工夫をします。
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。
「パッと見はモダンクラシックながらもさりげなく高機能!」という極めて現代的な特徴を持つ人気ライン:SupersonicとOfflimitsがコンパイルされているバンチブックです。
表紙にはSupersonicの表記しかありませんが、確かにOfflimitsの新作もコンパイルさています。
実は。。。
Supersonic/Offlimitsは昨日ご紹介したAbito & Giaccaと対に/両表に/W表紙になっているコレクションです。
また、全28マークと比較的スモールなコレクションです。
なので、昨日ご紹介してもよかったのですが、Abito & Giaccaとは少々方向性/テイストが異なるコレクションということで2日に分けることにしました。
決して手抜きではありません!
という訳で、今日も全マークを丁寧にご説明していきます。
Supersonic 3-1: 21μ Natural Stretch Tropical
Supersonicは「スタイルと自由な動きを最大限に組み合わせる」というコンセプトのもと「100% Woolに特殊加工を施したりWoolに他の繊維を混紡させることでWoolが持つ自然なストレッチ性を最大限まで引き出した」比較的新しいラインです。
個性が異なるたくさんの素材がラインナップしているSupersonicですが共通点はひとつ!
それは「比類なきコンフォート」です。
というSupersonicを代表するSuiting(スーツ向けテキスタイル)がこの21μ Natural Stretch Tropicalです。
21μ Natural Stretch Tropicalは「昨日ご紹介した複数のボディにも見られた、そしてここ最近VBCがかなり力を入れている21μの原毛を使うことでやや太番手に紡がれた糸」で織り上げたSuitingです。
ベースとなる素材は「しっかりとした素材感、豊かな膨らみと弾力性、ヴィンテージ感のあるドライなタッチ」が魅力のトロピカル(平織)素材なのですが、こちらはSupersonicラインということでNatural Stretch加工(Polyurethane等の伸縮性の高い原料を混紡せずにストレッチ性を付加する加工)とWater Repellent加工(撥水加工)が施されています。
元々が比較的シワになりにくい素材ですが、高いストレッチ製がテンションを分散してくれるので抗シワ性が更に向上、ご出張やご旅行のお供にも◎だと思います!
急な雨に襲われる可能性がある、そして会食が多くなるであろうご出張やご旅行には撥水加工も嬉しい限りですよね。
情報によれば世界的にも人気が高いらしい21μ Natural Stretch Tropicalは今シーズンこちらの16マーク展開です。
柄物5マーク・無地11マークともに、スーツとしてはもちろんのこと「ジャケットとボトムスをセパレートしての着用」が可能な色柄なのもナイスではないでしょうか。
複数本数の単品ボトムスを作るのも「アリ」かもしれません!
品質は100% Wool(250g/m)です。
Supersonic 3-2: Natural Stretch Wool And Mohair
こちらはVBCが得意とするMohairブレンド素材にNatural Stretch加工とWater Repellent加工を施したSupersonicラインのニューボディです。
品質は85% Wool + 15% Mohair(250g/m)です。
Mohairブレンド素材特有の「美しい光沢、優れた通気性、豊かな仕立て映えを約束してくれるハリコシ、心地よい涼感のあるシャリ感」といった魅力を堪能できる一方で、Mohairブレンド素材の「弱点」でもあるストレッチ製の乏しさと若干のシワ感を解消してくれる機能を持った素晴らしいアイディアのニューボディだと思います。
しかも、Natural Stretch加工とWater Repellent加工が施されていない似たボディと同じプライス!
とってもナイスなニューリリースだと思います。
きっとデビューシーズンの今春夏にスマッシュヒットを記録して、来年以降展開マーク数が増えることでしょう。
そこそこ「肉」がある素材なのでジャケットを作るのもアリだと思います。
Supersonic 3-3: Natural Stretch Mesh Blazer
ナチュラルストレッチ加工と撥水加工を施したHopsackタイプのトラヴェルジャケット/ブレザー用Jacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)です。
昨日ご紹介したAbito & GiaccaにコンパイルされているMesh Jacketingより目透き感が強めなので通気性は「超抜群」だと思います!
そして、先にご紹介した2ボディと同じNatural Stretch加工とWater Repellent加工。
盛夏にも着用可能なジャケット/ブレザーを作る素材の最適解はこちらかもしれません!
いずれも軽快なジャケット/ブレザー、具体的には「シングルブレステッド3ボタン + 3パッチ/アウトポケット + アンンコンストラクテッド仕立て」で作りたいですね。
品質は100% Wool(290g/m)です。
Offilimits 1-1: Fine Canvas Bistretch
Offlimitsはこんなコンセプトから生まれたラインです。
—–
現代に生きる人々は日常的にデジタル世界とリアルが混在する環境で暮らし、着こなしにおいてもその環境が要請する様々なオケージョンに適したウエアを身につける必要に迫られています。
このOfflimitsは、VBCが現代に相応しいエレガンスを徹底追求して生み出した「クラシックとモダンが最良のバランスで共存したハイブリッドな最先端ライン」です。
—–
こちらはそんなOfflimitsラインを代表する、独特のハード&ドライな肌触りを持つ2Way Stretch(縦方向と横方向のストレッチ)素材です。
一見普通のWool素材に見えるとてもユニークな素材だと思います。
品質は91% Wool + 9% Polyurethane(250g/m)、通常は1~3%程度しか混紡されないPolyurethaneが9%も混紡されているので、一般的なWool素材のような見た目、パキッとした肌触りに反してスーパー伸びます!
しかも縦方向にも伸びます!!
このギャップが素晴らしいですよね。
そして、間違いなくすごく快適だと思います。
この素材のテイスト、僕はたまらなく好きですね〜!
以上です。
それでは、これまでと同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介したので、最後に「僕のBestセレクション」を披露したいと思います!
21μ Natural Stretch Tropicalからはこちらをセレクトしました。
上から2番目のブルーストライプです。
1番上のグレイと悩みましたがこちらにしました。
僕はこちらならモダンクラシックなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
クラシカルな6ボタン2掛けスタイル + ハッキング/スランテッドポケット + アウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)つきがいいですね。
毛芯や肩パッドは極力軽量にしたいです。
ボタンはネイヴィブルーに染めたmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはブルー系の華やかなプリント素材にしたいです。
ボトムスはワイドシルエットでもいいかもしれませんね!
Natural Stretch Wool And Mohairからはこちらをセレクトしました。
やや明るめのトーンが絶妙なネイヴィブルー!
最高です。
僕はこちらならヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです!
具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + ダブルブレステッド8ボタンのラペルドヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」で作りたいです。
ボタンはネイヴィブルーに染めたmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはブルー系の華やかなプリント素材にしたいですね。
Natural Stretch Mesh Blazerからはこちらをセレクトしました。
涼しげで上品で洗練されたグレイ!
いいですよね。
上述の通り、軽快なジャケット/ブレザー、具体的には「シングルブレステッド3ボタン + 3パッチ/アウトポケット + アンンコンストラクテッド仕立て」が「本命」な素材だと思います。
ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)かブラックマザーオブパール(黒蝶貝)ですね。
ただ。。。
よくよく見ていたら。。。
敢えてフォーマルテイスト強めのデザイン:ピークトラペル + シングルブレステッド1ボタンで作ってもよさそうに思えてきました!
Fine Canvas Bistretchからはこちらをセレクトしました。
僕はこのグレイ3カラーを巧みに使ったLOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいジャケットを作りたいです!
例えば。。。
上のライトグレイ:カラー(上衿)・胸ポケット・腰ポケット・左右細腹(サイバラ)・左右袖
中のミディアムグレイ:左手側前身頃・右手側後ろ身頃・右手側ラペル(身返し)
下のダークグレイ:右手側前身頃・左手側後ろ身頃・左手側ラペル(身返し)
といったイメージです。
すごくかっこいいと思うな〜!
以上です。
次回も多分VBCになると思います!
乞うご期待ください。
1st. May. 2024
Ryoji Okada