Ryoji Okada Official Website

Diary

New bunch book collection for 2024 Spring/Summer, vol.21: TCS

Hiroshima Carp / Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 5月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ ゴールデンウィークは通常通り営業いたします

  ☑︎ オーダーシャツのOption free campaign開催中!

  ☑︎ リペア&リメイク一部再開しました

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン

  ☑︎ 俺の新作:Reversible coat

  ☑︎ “♡ Camo” silkの12周年カラー決まる!

 

New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.2: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.3: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.4: Maurizio 2-1

  ☑︎ vol.5: Maurizio 2-2

  ☑︎ vol.6: Strona

  ☑︎ vol.7: Holland & Sherry – Oceania –

  ☑︎ vol.8: Holland & Sherry – Crispaire –

  ☑︎ vol.9: Holland & Sherry – Azure –

  ☑︎ vol.10: Holland & Sherry – Crystal Springs –

  ☑︎ vol.11: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.12: Martin Sons, Marling & Evans etc.

  ☑︎ vol.13: Dormeuil, William Halstead etc.

  ☑︎ vol.14: Woodhead, John Foster

  ☑︎ vol.15: Smith Woollens

  ☑︎ vol.16: Holland & Sherry – Sherry Stretch –

  ☑︎ vol.17: Loro Piana

  ☑︎ vol.18: Ferla, Cerruti, Drago etc.

  ☑︎ vol.19: Novara, E.Thomas, Dondi, Kynoch etc.

  ☑︎ vol.20: Marlane, Angelico, Sondrio, Bonotto

 

 

 

報道によればNFL Draft 2024は3日間で過去最高となる70万人超の観客を動員したとか。

ゴールデンウィーク最初の2日は静かだった小売店の店主としては羨ましい限りです。

さて、昨日もカープはバンテリンドームでDとの試合でした。

勝てば。。。

貯金生活突入!

3位浮上!

首位Tと2位Gの結果次第ではTとは1.0ゲーム差、Gとはゲーム差なしに接近することも可能!

という前半戦ではもしかしたら分岐点になるかもしれない試合でした。

Dからは前回の対戦で3タテどころか3連続完封負けを喰らっていますし、先発は開幕投手ながらいまだに勝ち星がない九里投手でしたからね。

なんとしても勝ちたい試合でした。

果たして。。。

いわゆる「壮絶な譲り合い」という試合展開の末、延長12回引き分けでした。。。

今日から本拠地マツダスタジアムに戻って首位Tとの3連戦です。

先発は大瀬良投手 → 床田投手 → ハッチ投手になると思います。

やや変則的な日程と雨天中止等があり、分かりにくくなっていますが裏ローテーションなのかな?

でも、現状のカープ先発投手陣で最も状態がいいのは床田投手ですからね、裏呼ばわりは失礼ですね。

とにもかくにもこの3連戦は最低でも勝ち越し、あわよくば3連勝をしたいところです。

それにはやっぱり初戦、大瀬良投手に期待です。

雨天中止の可能性あるけれど。

Go! CARP!

 

 

 

ところで。

「裏」といえば。

今日は久し振りに新作バンチブックをご紹介します。

といっても、今日ご紹介するのは表素材ではなく裏地/ライニング用の新作です。

先日もお知らせした通り、(旭化成さんの)工場火災の影響から現状100% Cuproライニングの選択肢がかなり狭くなっています。

そこで、100% Polyesterのリーズナブルなライニングでならいくらでも代替できるのですが、それはしたくないので新たに54% Polyester + 46% Rayon(RayonはヨーロッパでいうViscoseですね)品質のラグジュアリーなツイル無地ライニングを導入しました。

*高品質な100% Polyesterライニング/他品質では存在しない色柄の100% Polyesterライニングは取り扱っています

その新作ライニングですが、嬉しいことにご好評をいただいています。

よかった。

その新作ライニング導入をお知らせした際に「第1弾は」という書き方をしました。

はい、今日ご紹介するのは「第2弾」です!

いや、第2弾というよりは「2024 Spring/Summerシーズンの本命新作ライニング」という書き方の方が正しいかもしれません。

というのも、今回入荷した新作は極めて稀少な100% Cuproの新作なのです!

具体的には、100% Cuproの生機(キバタ)にプリントを施したスペシャルライニングの新作です。

生機はもちろんmade in Japan、プリントを施しているのは「ネクタイ用シルクの聖地としても有名なイタリア北部にあるコモ湖」のほとりに工場を構える名門プリント素材メーカー(というかプリント工場?)TCS/Tessuti Camicie Stampati社です。

コモ湖は何度か訪れたことがあるのですが、セレブリティの保養地としても有名なとっても美しい湖です。

湖畔の街並みもすごくキレイだった記憶があります。

またいつか行ってみたいですね〜。

もちろん僕は保養ではなく仕事で行きました。

僕のことはともかく、今日ご紹介するのは2020-2021 Autumn/WinterシーズンにデビューしたTCSのバンチブックに追加投入された新作です。

元々のコレクションはかなりエッヂーな色柄が多かったのですが、今回入荷したのはエレガントな色柄が中心です。

なので、今回の入荷でコレクション全体のバランスがとってもよくなりました。

が、しかし、エッヂー好きな僕は少し残念。。。

かと思いきや、そこはイタリア企画です!

繊細で美しく洗練されていながらも華やかな色柄の展開もあるので大満足です。

実際に今日ご紹介する新作の中にすごく使ってみたいライニングが複数あります。

ちなみに。。。

生機は僕が知る限りの情報では(上述した工場火災の影響で)新規に作れないはずですから、このバンチブックの追加用にストックしていたのか?あるいはどこかにデッドストックがあったのか?

恐らく前者だと思います。

が、TCSのコレクション並みにクリエイティヴなプリントの100% Cuproライニングこそ存在しませんけれど、チェックやリバティでは実績があるので後者の可能性もありますね。

今度担当者さんに会ったら裏話を聞いてみようと思います。

とにもかくにも、僕らにはどうしようもない理由で100% Cuproライニングの選択肢が極端に狭まってしまったので、なんとか少しでも現状を打開しようと思って導入した新作です。

しかも、他に存在はしますけれどかなり希少な「プリントの100% Cuproライニング」です。

しかもしかも、かなりの力作です。

ご来店の際にはぜひともじっくりとチェックをしてみてください。

では、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今回入荷したのは ↓こちらの15マーク↓ です。

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

極めてエレガントかつ美しいですよね。

入荷して開封した時はしばし見惚れてしまいました。

そして、「この上品極まりない新作コレクションこそTCSが得意中の得意な色柄じゃないのかな?」とも想像しました。

だって、どれもモダンレトロ&スーパースタイリッシュなプリントネクタイの色柄を彷彿とさせますもんね。

「いかにもコモ湖製!」な色柄だと思います。

僕は上から3番目のペイズリーと1番下のサークル柄が特にお気に入りです。

前者は今まで見たことがないようなちょっとシャンデリアを思わせるペイズリーに惚れました。

まずは1番下のピンク/パープルを使ってみたいです。

後者は緻密なサークル柄はもちろんのことベースカラーがさりげなく(?)グラデーションストライプになっているのが好きです。

この3マークの中だと、最もグラデーション(つまりストライプ)がハッキリしているブルーがダントツでいいですね!

ブルー系のスーツを作る時に使ってみたいです。

それ以外だと、上から2番目も柄とカラーリングがすごく素敵ですよね。

「ネクタイも作ってライニングと合わせる!」という妄想もしたくなるスーパーナイスな色柄だと思います。

もちろんCuproならではのラグジュアリーな肌触りも堪能できます。

という傑作ライニングコレクションです。

日本から生機を運んで一流メーカーに企画/プリントをさせた極上ライニングゆえにアップチャージがかかりますが、その価値やアリ!だと思います。

国内だと、感性面と技術面の両方でこのプリントは難しいそうです。

また、生産国表記は最終工程をイタリアで行っているためmade in Italyになります。

 

 

今日ご紹介した新作はいずれも ↓こちら↓ のバンチブックにコンパイルされています。

 

 

このバンチブックもデビューからもう3.5年が経つんですね〜。

今回はデビュー以来初めての追加投入です。

しかも、100% Cuproライニングが大量欠品しているこのタイミングです。

本当に嬉しい限り!

LOUD GARDENで取り扱っている100% Cuproライニングコレクションは基本的に無地あるいはジャカードオンリーです。

そして、その70%程度が欠品中です。

そういった意味では、ジャカードでも人気が高かったペイズリーや小紋柄が入荷したのはこれ以上にない「補強」かもしれません。

もちろんジャカードとプリントではテイストがかなり違いますが。。。

 

 

一方で、デビュー時に話題をさらったエッヂーな色柄たちも依然として健在です!

 

 

 

 

 

これはそのうちのごく一部です。

デビュー時は60マーク展開でしたが品切になった色柄はまだわずかです。

 

 

また、このバンチブックとは別ルートからもTCSの新作100% Cuproプリントライニングを入手しましたので合わせてご紹介します。

 

 

 

こちらはエッヂーな8マークです!

なんともセクシーな上の右をコートで使ってみたい!と思いました。

妻に呆れるでしょうか笑

下の右もいいですね!

イエローベースのライニングってそう多くはありませんからとても新鮮です。

こちらの8マークは便宜上(というかカット見本の大きさ違いから)、昨日までTCSのバンチブックとは別のバンチブックにコンパイルしていました。

が、よく考えたら綴じる「パンチ穴」の大きさはバンチブックと同じなので今日からTCSのバンチブックの巻末に仲間入りさせました。

仕入ルートこと違えど、同じメーカーの同じライニングですからね。

お客様もその方が見やすいはずです。

ということは。。。

TCSのバンチブックには都合23マークの新作が加わったことになります。

その魅力が更に上がったTCSの100% Cuproプリントライニングコレクション。

ぜひともお見知りおきください。

 

以上です。

 

LOUD GARDENが現状取り扱っているインポートのライニング用バンチブックはLBDのP&F Linignsが1冊、HFWのFlashが3冊、Bernstein & BanleysのPrinted Lining Collectionが1冊、そしてこのTCSが1冊、合計6冊になります。

6冊もあると全部チェックするのは大変です。

が、いずれも見ているだけでもすごく楽しい気持ちになれる極上コレクションですので、ご来店の際にはぜひともじっくりとチェックしてみてください。

なお、LBDもHFWもBernstein & BanleysもUKマーチャントです。

UKマーチャントの品質は基本的にViscoseです。

 

 

 

29th. Apr. 2024

Ryoji Okada

 

 

 



Category

Recent Entry

Archive

Pagetop

© Ryoji Okada All Rights Reserved.