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Diary

New shirting collection, Apr. 2024, vol.5: Book Ⅱ

Hiroshima Carp / Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 5月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ ゴールデンウィークは通常通り営業いたします

  ☑︎ オーダーシャツのOption free campaign開催中!

  ☑︎ リペア&リメイク一部再開しました

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン

  ☑︎ 俺の新作:Reversible coat

  ☑︎ “♡ Camo” silkの12周年カラー決まる!

 

New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.2: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.3: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.4: Maurizio 2-1

  ☑︎ vol.5: Maurizio 2-2

  ☑︎ vol.6: Strona

  ☑︎ vol.7: Holland & Sherry – Oceania –

  ☑︎ vol.8: Holland & Sherry – Crispaire –

  ☑︎ vol.9: Holland & Sherry – Azure –

  ☑︎ vol.10: Holland & Sherry – Crystal Springs –

  ☑︎ vol.11: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.12: Martin Sons, Marling & Evans etc.

  ☑︎ vol.13: Dormeuil, William Halstead etc.

  ☑︎ vol.14: Woodhead, John Foster

  ☑︎ vol.15: Smith Woollens

  ☑︎ vol.16: Holland & Sherry – Sherry Stretch –

  ☑︎ vol.17: Loro Piana

  ☑︎ vol.18: Ferla, Cerruti, Drago etc.

  ☑︎ vol.19: Novara, E.Thomas, Dondi, Kynoch etc.

  ☑︎ vol.20: Marlane, Angelico, Sondrio, Bonotto

 

 

 

昨日は今季初の神宮球場でした!

先発は中5日で九里投手が予定されていましたが、昨日の第2戦が雨天中止となったためハッチ投手がスライドしました。

九里投手は日曜日のD戦@バンテリンドームに回るようです。

九里投手の今季初白星にも期待したかったけれど、ハッチ投手も見てみたかったので結果オーライです。

お天気もよかったし気温高め/湿度低めでしたから絶好の野球観戦日和。

なだけでなく、午前中にハードなウエイトトレーニングをやって午後は日用品の買い出し、16:00から散髪を済ませるなど球場に出かける前もかなり充実した1日。

加えて、観戦は妻と一緒。

これで試合に勝てればサイコー!!

という昨日でした。

結果は悔しいサヨナラ負けでしたけれど、まあいい試合だったしよかったです。

ハッチ投手は決め球がないのが厳しいかな〜。

 

 

 

ところで。

「充実」といえば

2日振りにオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介します!

5回目の今日は「定番素材が収録されているBasics」「高機能素材とニット/ジャージー素材が収録されているBook Ⅰ」「Linen系素材とジャカードの無地素材が収録されているBook Ⅲ」「国産素材の最高峰コレクションThe Royal Caribbean Cotton」「形態安定素材専用コレクションWrinkle Free」以外の国産素材がコンパイルされているBook Ⅱの新作です。

Book Ⅱはよき意味で「枠にはまらない個性派集団」「はみ出しモノの集まり」みたいな「統一感があまりないコレクション」なので、見ているだけですごく楽しい気分になれると思います。

また、仮に「ノープラン」でご来店いただいても必ずや「ハッ!」とする素材が見つかる一冊だと思います。

つきましては、ご来店の際にはぜひとも冒頭からじっくりご覧になってみてください。

*新作はバンチブックの最後に加えています

というBook Ⅱの新作は今回もとってもナイス、いかにもBook Ⅱらしい個性派ばかりです。

そして、入荷マーク数も2ヶ月連続で14マークと大充実!

嬉しい限りです。

では、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今回入荷したBook Ⅱの新作は ↓こちらの14マーク↓ です。

 

 

左上2マークはホワイト無地のLeno Cloth/レノクロス(絡み織り)、その隣のストライプ3マークはOrganic Cottonシリーズの新作、中央の無地3マークは遂に登場したSilkブレンド、その隣のチェック2マークはAir Cotton Seersucker、そして右4マークはビッグフローラルプリントです。

いかがでしょうか!?

「個性の方向」は全然違うけれど、いずれもエッヂが効いた素晴らしい素材ではないでしょうか。

僕は「おお!今回のMVPは。。。Libertyもあるけれど、この物量と内容からしてBook Ⅱだなぁ」と思いました。

ところで、Book Ⅱは控えめプライスということもあるのでしょうか、人気素材は比較的早いタイミングで完売になることが多い気がします。

つきましては、もし気になる素材が見つかりましたらぜひともお早めのオーダーをお願いします!

もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っています。

お忙しくてご来店が憚られるという方はぜひともお気軽にご連絡ください。

その際には「寄り画像」の左上に記す「FMから始まる品番」にてご依頼ください。

その「寄り画像」ですが、ビッグフローラルプリント4マークのみLiberyの時と同様、少しでも全貌を把握しやすいように、少しでも仕上がりをイメージしやすいようにカットサンプル画像の下にもうひとつ別の画像もおつけします。

これは1.5年くらい前でしょうか、最近導入された「バンチブックのカットサンプル裏に貼ってある品番シール横のQRコード」にスマートフォンをかざすと出てくる画像です。

QRコード自体は「通常コレクション」の全マークについています。

QRコードを取り込んで仕上がりのイメージを確認する作業はなかなかどうして楽しいのでご来店の際にはぜひともスマートフォンをかざしてみてください!

 

 

FM12881/882

 

 

通気性に優れシワになりにくいLeno Clothです。

Leno Clothは、2本の経糸(タテイト)を撚りながら緯糸(ヨコイト)を打ち込んで織り上げることで「凹凸に恵まれた細かな編み目状の組織」に仕上がる素材で、その組織ゆえ着用時の「肌への接触面積」が通常の素材より極めて少なくなるという特徴を持ちます。

織り方の詳細にもよりますが、肌への接触面積は一般的にポプリン/ブロード(平織)組織の半分くらいになるといわれています。

編み目状組織と肌への接触面積の少なさは「肌触りがさらっとしていて汗をかいてもベトつきにくく乾きやすい」「通気性に富んで清涼感あふれる(というか、実際にかなり涼しい)」という、これからの季節にとっても嬉しい機能を生み出します。

2017年にThe Royal Caribbean Cottonコレクション内で本格デビューして以来、「一度これを着たら他のシャツで日本の夏を凌ぐのは無理!」「本当に涼しい」「あの素材まだあれば追加で作ります」という嬉しい声をたくさんいただいています。

中には、(決して誇張ではなく)60枚以上ご注文くださった強者?猛者?もいらっしゃいます!?

それだけ快適ということですよね。

そのBook Ⅱヴァージョンが今回入荷したこちらの2マークです。

Book Ⅱは基本的にThe Royal Caribbean Cottonより少しリーズナブルなのでプライス面でも嬉しい限りです。

さて、Leno Cloth最大の特徴である「編み目状の組織」「表面の凹凸」は上画像でもはっきりと分かると思うのですがいかがでしょうか。

そして、そのようにお感じになった方も少なくないと思いますが、「顔」自体は鹿の子に近いと思います。

ですが、ニット素材ではありませんので、ピシッとしたドレッシーな佇まいのシャツに仕上がります!

ところで、「Leno Cloth登場前」における「汗ばむ季節向け素材」の代表選手といえば綿麻素材や超細番手素材だったのですが、前者はやっぱりシワっぽさ(もちろんそれが「味」ではあるのですが。。。)が、後者は汗をかいた時のベタつきと透け感が「どうしても好きになれない」という方が少なくありませんでした。

しかしながら、Leno Clothはシワにはなりにくいですし、上述のようにベタつきがほとんどありませんし、(実際には透け感がないことはないのですが)その凹凸ゆえに透けが目立ちにくいという「涼しい以外のメリット」も目白押しです

更に書き加えれば、その凹凸ゆえにノータイで着た時もいい具合のカジュアル感が表現されるというメリットもあります。

つまり、Leno Clothはこれから訪れる梅雨と夏用のシャツとしてはほぼ「無敵」な素材なのです!

今回はホワイト無地2マークのみの入荷ですが、好評ならば他の色柄も登場する可能性が高いです。

つきましては、「お!」とお思いの方がいらっしゃいましたらぜひともご注文をお願いします。

品質は100% Cotton、経糸(タテイト)に80番手双糸(ソウシ)と40番手単糸(タンシ)撚り合わせた糸を、緯糸(ヨコイト)に80番手双糸を使用しています。

左はよりきめの細かなLeno Clothで、右はティピカルなLeno Clothです。

 

オーダーメイドシャツ:税込¥15,400~

 

 

FM12883/884/885

 

 

Book Ⅱの隠れた人気銘柄:Organic Cottonシリーズの新作3マークです。

「Organic Cottonならではの優しい風合」と「モダンレトロなストライプ」と「組織変化由来の豊かな表情」が最高に素敵だと思います!

品質は100% Cotton、経糸に50番手単糸を、緯糸に50番手単糸と80番手双糸を撚り合わせた糸を使用しています。

カジュアルテイストが強い素材でもドレッシーに仕上げたくなる天邪鬼な僕ですが、こちらはさすがにドレスシャツではなくカジュアルシャツを作りたいですね。

具体的にはややゆったりサイズのプルオーヴァーシャツを作りたいです!

カラーはホワイト無地素材を使用したバンドカラーにしたいです。

どれも素敵ですけれど。。。

作るなら真ん中のイエローでしょうか?

皆さんはどのカラーがお好きですか。

 

オーダーメイドシャツ:税込¥15,400~

 

 

FM12886/887/888

 

 

「通常コレクション」には初めて登場するSilkブレンド素材です!

具体的な品質は93% Cotton + 7% Silk、糸番手は経糸・緯糸ともに60番手単糸、「環境や社会に配慮したテキスタイルとマテリアルを使用したEcoarchⓇ」のローンです。

ローンはLibertyの100% Cottonボディのようなシルキーで薄い平織組織を指します。

上品かつ軽快な無地シャツが仕上がること間違いなしのナイス素材だと思います。

また、7%だけですがシルクをブレンドすることにより控えめながらも確かな光沢に恵まれ、接触冷感性も獲得している点も見逃せません。

というか、それが最大の「売り」でした笑。

もちろん肌触りもとても滑らかです。

シャツファクトリーさんの展示会では見落としていたのか、この素材が入荷することをまったく知らなかった僕はかなりびっくりしました!

だって、すごくいい素材なんですもの。

ひと味違う上品な無地シャツを探しているすべての方にオススメしたいです。

左からホワイト、グレイ、ネイヴィブルーです。

僕はネイヴィブルーでモダンクラシックなドレスシャツを作りたいです。

具体的には「クラシックラウンドカラー + ミラノカフス + フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス」あたりでしょうか。

ボタンは二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタン、カラーとカフスの裏面はネイヴィブルーベースのホワイトドットプリント素材にしたいです。

加えて、ギャザースタイルにして袖は敢えて太めに仕上げたいですね。

きっと少々貴族っぽい高貴な1枚が仕上がると思います!

アメリカントラッドスタイルのボタンダウンシャツを作っても素敵そうですね〜。

Silkブレンドにもかかわず ↓このプライス↓ というのもサイコーです!

 

オーダーメイドシャツ:税込¥15,400~

 

 

FM12889/890

 

 

60番手単糸と80番手単糸のCottonを交織して織り上げた2way(縦横)ストレッチのSeersucker/シアサッカー素材です。

従来のSeersuckerよりも「軽量で清涼感ある風合い」と「2wayストレッチ故の快適な着心地」が嬉しいこれからの季節にぴったりな逸品です。

シックなカラーリングのチェックも◎だと思います。

具体的な品質は97% Cotton + 3% Polyurethane、糸番手は経糸が60番手単糸で緯糸が80番手単糸です。

こういった素材ですから。。。

シャツ、シャツジャケット、シャツワンピース、サファリジャケット。

いろいろなアイテムが想定できると思います。

僕は右でサファリジャケットを作りたいです。

この色柄ならカジュアルスタイルにもタイドアップスタイルにもバッチリなサファリジャケットが仕上がるはずですし、このボディなら旅行や出張にも重宝すること間違いなしだと思います。

なだけでなく、左でシャツを作って右で作ったサファリジャケットとセットアップしたいです。

最後に今春は既に3回くらい書いていると思いますが、再度Seersuckerについてご説明します。

Seersuckerとは「しじら(縞状のしぼ)」の入った織物のことです。

もう少し具体的に書くと、「波状の凹凸のある部分」と「平らな部分」を交互に表現することで縦方向に縞状のしぼを走らせた織物のことです。

このしじらにより肌への接触面積が少なくなること、つまり「肌へのベトつきが少なくなり」「通気性に富み」「さらっとした肌触りに恵まれる」ことこそがSeersuckerの真髄です。

毎年さまざまな高機能素材がリリースされる昨今ですが、Linenとともに100年以上に渡って「メンズファッションにおけるSpring/Summerシーズン向け素材の代名詞的存在」として君臨し続けているSeersuckerこそが現代のSpring/Summerシーズンにおいても「本命」なのかもしれません。

加えて、Seersuckerは「しじらによってシワになりにくい/元からシワ(というかしぼ)があるので仮にシワになっても目立ちにくい」「見た目にも涼しげである」「色鮮やかなストライプやチェックも存在する」といった魅力も併せ持っています。

また、日本ではシンプルに「サッカー」と表現されることも少なくありません。

Seersuckerの主な品質は100% Cottonで、我々はウールやシルクで作られたSeersuckerを便宜上「ウールサッカー」「シルクサッカー」などと呼ぶことが多いです。

こちらはそのスーパーな軽さから、メーカーが「Air Cotton Sucker/エアコットンサッカー」という名前を冠しています。

 

オーダーメイドシャツ:税込¥17,600~

オーダーシャツワンピース:税込 ¥37,400~

オーダーサファリジャケット:税込¥39,600~

オーダーシャツジャケット:税込¥48,400~

 

 

FM12891/892

 

 

 

文句なしにカッコいいビッグフローラルプリントです!

上がブラック&グリーン、下がブラック&ブルーです。

いずれも品質は55% Cotton + 45% Rayon、糸番手は経糸・緯糸ともに60番手単糸です。

Rayon由来のテロッとした質感、シルキーなタッチがすごくいいです。

僕はブラック&ブルーでロングシャツを作りたいです。

 

オーダーメイドシャツ:税込¥17,600~

 

 

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よりアーティスティックでロックなビッグフローラルプリントです!

上がブラック&ホワイト、下がネイヴィブルー&オレンジです。

*僕が撮った画像(上の画像)の方が実物に近いです

こちらの品質は100% Cotton、糸番手は経糸・緯糸ともに60番手単糸です。

これ。。。

めちゃくちゃカッコいいですよね!

僕はブラック&ホワイトでモダンなドレスシャツを作りたいです。

具体的には「ハイネックショートレギュラーカラー + カーヴドトリプルボタンカフス + プラケットプリント(表前立)+ ボタン止めフラップ付きのインボックスプリーツポケット左右仕様」で作りたいです。

ボタンはブラックマザーオブパール(黒蝶貝)ボタン、カラーとカフスはブラック&ホワイトのドットにしたいです。

そして、衿先に音符かスカルの刺繍をシルヴァー糸で入れたいです。

でも、これってドレスシャツじゃないですね笑。

僕はスーツスタイルにも合わるけれど。

とにもかくにも最高にクールでロックでスタイリッシュな素材だと思います!

大オススメです。

 

オーダーメイドシャツ:税込¥17,600~

 

以上です。

 

次回は最終回、Book Ⅲの新作をご紹介します。

乞うご期待ください。

 

 

 

26th. Apr. 2024

Ryoji Okada

 

 

 



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