昨日はオープン戦最後の試合がマツダスタジアムで行われました。
投手陣は。
「6番目の男」に決まったアドゥワ投手が強力H打線を3回41球1被安打1奪三振1与四球0失点と完璧に抑え。
体調不良でベンチ外が続いていた島内投手が1回11球0被安打1奪三振0与四死球0失点と「間に合った」ことをアピールし。
育成1位ルーキー杉田投手が1回17球1被安打1奪三振0与四死球0失点でまた半歩くらい支配下契約に近づき。
育成落ちしたかつてのドラフト1位&侍ジャパン選出右腕岡田投手が1回9球0被安打0奪三振0与四死球0失点と完全復活への2歩目を踏み出し。
「即戦力」を期待されたものの昨季はプロの壁が高かかった&今季は一軍定着を目指す2年目右腕河野投手が1回9球1被安打1奪三振0与四死球0失点と結果を残し。
昨季は最初から最後までほぼずっと不調だった左腕森浦投手が1回16球0被安打2奪三振0与四死球0失点と完璧な投球を披露し。
最後は大道投手がボールがことごとく高めに浮く苦しい状態ながらも1回16球2被安打2奪三振0与四死球0失点で締め。
7投手による零封リレーを完成させました。
色々と課題はありますけれど、最終戦での零封は好材料で間違いないでしょう。
打線はねぇ。
8安打3点で勝利に貢献こそしたけれど、Hのリレーが「ルーキ投手 → ルーキー投手 → 育成契約投手 → 育成契約投手」でしたし最低でも二桁安打はして欲しかったですし大量得点が理想でした。
でも、まあ、「またしても沈黙!」よりは遥かにマシですし、新井監督も初めて1番起用したシャイナー選手と昨日は体のハリで出場機会がなかった野間選手について、恐らく「長い目でみた時の決断」ができたと思いますしヨシとしましょう。
とにもかくにも、今季のNPBはいよいよ金曜日に開幕です!
下馬評は低くても目指すぞ優勝!
Go! CARP!
ところで。
「大量」といえば。
4日連続でオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介します!
今日は国産の「高機能素材」と「ニット/ジャージー素材」のみがコンパイルされているBook Ⅰ用の新作です。
今月は前者:高機能素材がどど〜ん!と大量入荷しました。
素晴らしい!
が、もちろん素晴らしいのは「量」だけではありません。
その「質:豊かな素材感や意外な品質や驚異的な機能等々」も白眉です。
やっぱり日本のテキスタイルメーカーは高機能モノを作らせると超優秀ですよね。
なんだか誇らしいです。
ただ、素材感や品質はともかくとして機能については画像で見るだけよりも実際に見て、触って、引っ張っていただいた方が「話が早い」かもしれません。
つきましては、ご来店の際にぜひともその個性あふれる機能をじっくりとご確認ください。
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っております。
お忙しくてご来店が憚られるという方はぜひともお気軽にご連絡ください。
その際には「寄り画像」の左上に記す「FMから始まる品番」にてご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう。
今回入荷したBook Ⅰの新作は ↓こちらの15マーク↓ です。
左の5マークがTech Woolという名称を持つ高機能満載の100% Wool素材で、それ以外の10マークはHybrid Fabricsと名付けられたハイパーな機能を誇る100% Polyester素材です。
アプローチは異なれどいずれも超スーパー快適な高機能素材です!
Woolだったり豊かな素材感があったりダークカラーが多めだったりしますから、どちらかといえばオーヴァーシャツやシャツジャケット、サファリジャケットといった「羽織り系」のアイテムが適しているでしょうか?
いや、作り方によってはシャツやシャツワンピースもすごくいいに違いない!
とにもかくにも、これからの季節に超重宝すること間違いなしの新作たちです。
そして、「日本の手キスタイルメーカーもなかなかやるじゃん!」と思わず感嘆したくなる新作たちです。
ぜひぜひ「要チェック」でお願いします!
ちなみに。。。
Book Ⅰは3.20 Wedからスタートした¥3,300offキャンペーンの対象外コレクションです。
オーダーメイドシャツのキャンペーンはほぼすべてがシャツファクトリーさんとのコラボレーション企画なのですが、Basics/Book Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを筆頭にした定価が低めのコレクションは元々の原価率をかなり頑張っている(= 原価率が高め)ので割引すると「しんどい」というのがその理由です。
すみません。
でも、ということは「元からかなりお得」ということをご理解いただければ幸いです。
続いて、個別画像でご紹介します。
FM17132/133/134/135/136
Tech Woolの新作5マークです。
といってもTech Woolは通常コレクションに初登場。。。だったかもしれません。
という訳でご説明すると、Tech WoolはReda社のActiveに似た「細番手糸を利用した軽快なウォッシャブルウール素材」です。
ウォッシャブルは特殊加工を施すことで実現しています。
もちろん、日本の高い技術力から生まれた高機能素材ですから機能はウォッシャブルだけではありません!
具体的には、*Natural Stretch、*Easy Care、接触冷感、抗菌防臭等の機能を併せ持っています。
*Natural Stretch:Polyurethane等の原料を使わずに天然繊維オンリーで実現する高ストレッチ機能
*Easy Care:お洗濯後・着用時のシワを軽減させる(Wrinkle Freeほど強くはない)ナチュラルな形態安定機能
また、Cotton系素材とは異なるカラー、美しいドレープ、還元性といったWool素材特有の個性も見逃せません。
左からオフホワイト、ベイジュ、グレイ、ネイヴィブルー、ブラックです。
品質は100% Super 120’s Wool、組織はトロピカル(平織)、糸番手は経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに80番手双糸(ソウシ)です。
ウエイトの表記がないのですが恐らく200g/m前後、あるいは200g/mを切っていると思います。
僕はベイジュでサファリジャケットを作ってみたいです。
シャツを作るならブラックでややゆったりサイズ&ややロング丈の羽織り系シャツにしたいですね。
オーダーメイドシャツ:税込¥20,900~
オーダーシャツワンピース:税込 ¥40,700~
オーダーサファリジャケット:税込¥42,900~
オーダーシャツジャケット:税込¥48,400~
FM17137/138/139/140
「Linenを超える究極のドライ感」を追求した100% Polyesterのハイテク清涼素材です。
具体的には以下のような機能を持っています。
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上記の機能に加えて「究極のドライ感」を誇るこの素材。。。
なんというか。。。
Spring/Summerシーズンに着ることを考えたら「無敵に近いハイパー機能素材」ではないでしょうか!?
Linenを超えるシャリっとした手触りを持っているのでドレスシャツには少々不向きですが、カジュアルシャツ、オーヴァーシャツ、サファリジャケット、シャツジャケット、シャツワンピース等々、色々なアイテムにオススメできる逸品です。
左からベイジュ、グレイ、ブラウン、ネイヴィブルーです。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
僕は。。。
ブラウンでサファリジャケットを、ネイヴィブルーでシャツジャケットを作ってみたいです。
オーダーメイドシャツ:税込¥16,500~
オーダーシャツワンピース:税込 ¥36,300~
オーダーサファリジャケット:税込¥38,500~
オーダーシャツジャケット:税込¥44,000~
FM17141/142/143
先にご紹介したHybrid Fabrics:FM17137/138/139/140のSeersucker/シアサッカーヴァージョンです。
ですので、こちらの素材も以下の強力な機能性を誇ります。
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一方で、FM17137/138/139/140とは明らかに異なるアプローチで清涼性を高めているという独自の特徴も持っています。
具体的にはFM17137/138/139/140が「Linenを超える(つまり、Linen的な)」アプローチだったのに対して、こちらはSeersuckerに仕上げることで清涼性を高めています。
また、FM17137/138/139/140が横方向にのみ伸びるストレッチ機能だったのに対して、こちらは縦方向にも伸びるバイストレッチ機能を誇ります。
しかも、縦方向へのストレッチ性は「おまけ」程度ではなく相当なモノです!
更に、ウエイトが記されていないので確かではないのですが、こちらの方がより軽くて薄く仕上がっていると思います。
かくかくしかじかですので、FM17137/138/139/140が上述の通り「(Spring/Summerシーズンに着ることを考えたら)無敵に近いハイパー機能素材」だとしたら、こちらは「完全無欠の超ウルトラハイパー機能素材」だと思います!
左からホワイト、グリーン、ネイヴィブルーです。
僕はこちらならホワイトでショートスリーヴのカジュアルシャツを作りたいです。
具体的には「テイラーカラー + スリット入りショートスリーヴ + ストレートカット&脇スリット入りのLボトム + フレンチフロント(裏前立)+ 左右ボタン止めフラップ仕様の胸ポケット付き + サイドタックバック」で作りたいです。
ボタンは敢えてホワイトではなくリングカップ&ベイジュカラーの高瀬貝ボタン、カラーの裏面はホワイトベースのプリント素材にして「衿立て」時のアクセントにしたいです。
そして、夏場にBoater(カンカン帽)とクラシカルなストレートシルエットのデニムパンツとホワイトバックスを合わせて小粋なカジュアルスタイルを愉しみたいです。
首周りは数珠、ではなくバンダナですね!
すごくよさそうです。
最後にSeersuckerの復習を。
Seersuckerとは「しじら(縞状のしぼ)」の入った織物のことです。
もう少し具体的に書くと、「波状の凹凸のある部分」と「平らな部分」を交互に表現することで縦方向に縞状のしぼを走らせた織物のことです。
このしじらにより肌への接地面積が少なくなること、つまり「肌へのベトつきが少なくなり」「通気性に富み」「さらっとした肌触りに恵まれる」ことこそがSeersuckerの真髄です。
毎年さまざまな高機能素材がリリースされる昨今ですが、Linenとともに100年以上に渡って「メンズファッションにおけるSpring/Summerシーズン向け素材の代名詞的存在」として君臨し続けているSeersuckerこそが現代のSpring/Summerシーズンにおいても「本命」なのかもしれません。
そういった意味では、このHybrid Fabricsのアプローチ(「Linenを超える」というアプローチとSeersuckerというアプローチ)はいずれも「正解」なのかもしれません。
加えて、Seersuckerは「しじらによってシワになりにくい/元からシワ(というかしぼ)があるので仮にシワになっても目立ちにくい」「見た目にも涼しげである」「色鮮やかなストライプやチェックも存在する」といった魅力も併せ持っています。
また、日本ではシンプルに「サッカー」と表現されることも少なくありません。
Seersuckerの主な品質は100% Cottonで、我々はウールやシルクで作られたSeersuckerを便宜上「ウールサッカー」「シルクサッカー」などと呼ぶことが多いです。
この素材なら。。。
「ポリサッカー」でしょうか。
とにもかくにも、色々と「すごい」素材です。
オーダーメイドシャツ:税込¥16,500~
オーダーシャツワンピース:税込 ¥36,300~
オーダーサファリジャケット:税込¥38,500~
オーダーシャツジャケット:税込¥44,000~
FM17144/145/146
こちらは完全なるFM17141/142/143の柄違いです。
はい、SeersuckerアプローチのHybrid Fabricsです。
FM17141/142/143が縦方向にしじらが走る王道Seersuckerだったのに対して、こちらは横方向にもしじらを走らせることでギンガムチェックを表現しています。
また、凸部分と凹部分で少々カラートンを変えることでしじらで表現したギンガムチェックをより明確にしています。
という訳で、FM17141/142/143以上にカジュアルテイストが強く出ていると思います。
左からベイジュ、ネイヴィブルー、チャーコールグレイです。
僕はこちらならチャーコールグレイでややモード感のあるロングシャツを作ってみたいです。
具体的には「バンドカラー + 6.0cm巾のスクウェアシングルボタンカフス + フライフロント(比翼仕立)」あたりでしょうか。
胸ポケットは左右につけたいのですが、そしてこれはシャツファクトリーさん的にはルール違反ですが、左右で高さを変えてみたいです。
ボタンはブラックマザーオブパール(黒蝶貝)ボタン、カラーの素材はファンシーなプリント素材にしたいです。
このロングシャツはアウター使いしたいですね!
オーダーメイドシャツ:税込¥16,500~
オーダーシャツワンピース:税込 ¥36,300~
オーダーサファリジャケット:税込¥38,500~
オーダーシャツジャケット:税込¥44,000~
以上です。
5年くらい前までの僕は「ふ〜ん。Polyesterか。Polyesterならもちろん色々できるよね。でも、あんま興味ないね」という感じでしたが、昨今の技術革新が織り重ねられた、そして感性が高まりつつあるPolyester素材には興味津々です。
これだけ、ナイスなテイストに仕上がっていたらね、あとは「どう料理するか」次第ですもの!
という訳で、真剣に作ってみたいです。
あ、もちろんTech Woolにも興味アリです!
次回はBook Ⅱの新作をご紹介予定です。
乞うご期待ください。
25th. Mar. 2024
Ryoji Okada