日曜日に大学生時代からの友達A君に教えてもらったメンバー全員がまだ20代のジャパニーズルーツロック(?)バンドTHE TIGER。
月曜日にいらっしゃったお客様との会話で出てきたSMALL FACES。
時代や国はまったく異なるけれど、どちらもソウルミュージックに色濃い影響を受けた素晴らしいバンドです。
さて、僕にとってのソウルミュージックといえば、このDiaryでも何度か書いてきた通りVAN MORRISON、THE WATERBOYS、THE POGUES、HOTHOUSE FLOWERS、そしてHEATWAVEがその筆頭です。
いずれもIrish Musicと密接な関係を持つバンドです。
Irelandとは縁もゆかりもない僕がなんでこうなったのかは分かりませんが、とにかく僕の魂を最も強く揺さぶってくれた/くれるのは上記の人たちです。
広島とは縁もゆかりもない僕が幼少の頃からそこそこ熱狂的な広島東洋カープファンをやっているのと同じくらいちょっとしたミステリーです笑。
もちそんどちらもかなり明確なきっかけはあるのですが、THE WATERBOYSとTHE POGUESとHOTHOUSE FLOWERSにまとめて衝撃を受けた17歳時点/1988年時点でも既に他の優れた音楽をたくさん聴いていたし、スワローズやホークスやオリオンズを好きになる可能性もあった(諸般の事情からジャイアンツとタイガースを好きになる可能性は0%でした笑)と思います。
そして、日々を生きる中で「僕にとってのソウルミュージック」や「最も好きなスポーツチーム」が変わることがあってもよさそうなものだとも思います。
が、いずれも長きに渡って変わっていません。
まあ、無様な負け試合を生観戦した日の就寝前には「もうカープファンなんて今日でやめる!」と思うこともありますけれど。
とにもかくにも僕にとってのソウルミュージックは上記の人たち(が紡ぐ音楽)です。
機会があればぜひとも聴いてみてください。
僕は音楽のサブスクリプションは今までもこれからもやりませんが、各種サブスクリプションサーヴィスでも聴けるはずです。
ちなみにBRUCE SPRINGSTEENとPRINCEとJOHN HIATTとLOS LOBOSとTHE BLACK CROWESとTHE NEVILLE BROTHERSとLUCKY PETERSONとROLLINS BANDとSIONとTHE GROOVERSはソウルミュージックとはまた違う存在です。
が、上記の人たちと同じくらい好きです!
今年の2月にTHE WATERBOYSの豪華ボックスセット1985が発売されました。
リリースによればこういう作品です。
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スコットランドが生んだ現代の吟遊詩人MIKE SCOTT率いるウォーターボーイズ。
Big Musicとも形容される「ニューウェイヴにケルティックミュージックを取り入れたロックサウンド」で全世界を魅了した彼らの3rdアルバムThis Is The Sea(1985年作品)の最新リマスターに加え、ホームレコーディング、初期デモ、別ヴァージョン、アウトテイク、ライヴ、テレビ/ラジオセッションなどの未発表音源64曲を含む全95曲が収録されたCD6枚組のデラックスボックスセット1985がリリースされる。
今回、全世界限定3,000枚プレスでリリースされるこのボックスセットには、レコーディングの詳細、背景、文化的背景、写真 (未公開写真多数)、ソングライティングのページ、歌詞、未公開の文章など、当時のアルバム制作の「生の声」が詰まった220ページのハードカヴァーブックが付属される。
テキストはMIKE SCOTTが担当し、ANTHONY THISTLETHWAITEとMAX EDIEによる追加文も掲載。
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僕の「THE WATERBOYS原体験」なので最も思い入れが強い作品はFisherman’s Blues(1988年作品)なのですが、もちろんThis Is The Seaも大好きです。
だって、代表曲The Whole Of The Moonを筆頭にDon’t Bang The Drum、The Pan Within、Medicine Bow、Old England、This Is The Seaといった数々の名曲が綺羅星の如く並んでいる超スーパー大傑作ですもの!
なので、もちろん入手しました!
↓こちら↓ です。
まだDisc 3までしか聴けていないのですが、近いうちにしっかり聴き込んでThis Is The Seaがどうやって作られたのかを俯瞰したいと思います。
ただ。。。
2年前にリリースされたFisherman’s BluesからRoom To Roam(1990年作品)までの軌跡を辿ったボックスセット:The Magnificent Seven: The Waterboys Fisherman’s Blues/Room To Roam Band 1989-1990もそうでしたが、こういった作品を頻繁に聴くことはありません。
入手してしばらく聴いて、また数年後に思い出したように聴くことになるケースがほとんどです。
豪華ハードカヴァーのブックもパラパラっと見る程度ですし。
では、なぜ入手するかといえば。。。
大好きなバンド/ミュージシャンの歩みを超深掘りしたいという訳でもない(ちょっとはしたいけれど)ですし、もちろんお布施という訳でもありません。
でも、なんだか手元にないとイヤなんですよね。
そして、1684/3000という数字を見て「0001か0069か1985が良かったなぁ」などと思ったり。。。
なんというか子供みたいな所有欲に駆り立てられて入手しているのかもしれません。
でも、本作はですね。
特に今日聴いているDisc 3はですね。
すごく印象深いのでしばしば聴くことになるかもしれません。
すぐ聴けるようにCDオンリーのリーズナブルなセットも入手しようかな?
Disc 4と5を聴いてから判断しよう!
という訳で、Disc 4と5が今から楽しみです。
もちろんDisc 6のリマスター状態も楽しみです。
4th. Apr. 2024
Ryoji Okada