先日「リペア&リメイクの承りを一時的に停止いたしました」というお知らせをした時に12.11 Mon以降はバタバタっと忙しくなる予定と書きました。
その12.11 Monとはつまり今日です。
忙しくなるといいなぁ。。。
が、ということは、逆に昨日までは忙しくなる予定がないという風にも取れますが、果たして。。。
はい、その通りです汗。
例年「秋冬シーズン開幕から行ってきた様々なキャンペーンがひと段落して次なるビッグセール開催までの期間」は暇になりがちなのです。
「年内納め」のタイムリミットが全アイテム過ぎてしまうことも関係しているかもしれません。
まったくもって「それではいかん」のですが、どうしても暇になりがちです。
そして、その期間が今年は昨日までの1週間(というか正確には10日間?)ほどで、やっぱりご来店はとても少なかったです。
でも、今年はその期間にやるべきことがすごく多かったのと開店休業状態ではなく少ないなりにご来店に恵まれたのとで、日々で「ああ、暇だ」「これが続いたら危険過ぎる」「やばいなぁ」とこの世の終わりのように悩まずにすみました笑。
また、そのやるべきことの概ねすべてがポジティヴな解決を迎えたのも精神衛生上幸いでした。
という訳で、今年のその期間はいわゆる「高く飛ぶためには、思いっきり深くかがむ必要がある」時期だったと考えています。
ということは。。。
今日からは高く飛ばねば!
つきましては、お得意様の皆さま。
ご来店あるいはお電話/e-mail/SNS等でのご注文をどうぞ何卒よろしくお願い申し上げます。
ところで。
「ビッグセール」といえば。
ご住所をいただいていて、ダイレクトメール等の紙媒体ご送付OKの意思表示をいただいていて、ここ最近もご縁が続いているお得意様にはハガキDMでお知らせしている通り「オーダーメイドシャツ2枚 = 税込¥19,800~」キャンペーンの先行受注を本日12.11 Monよりスタートします。
*最近ご縁がないお得意様にはご迷惑になってもいけないと思いお送りしませんでした
「勝負の年」「正念場」である2023年最後の、そして半年に一度だけしか開催できない、そしてそして(本当に)いつ開催ができなくなってもおかしくないビッグセールです。
気合を入れています🔥
が、しかし、正直なところ、前回の結果はいまひとつでした。
*シャツファクトリーの常務さんによれば「他さんも厳しいよ。岡田さんのところはいい方じゃないかな」という言葉をいただきましたが。。。
開催時期、告知方法、陳列方法、接客対応エトセトラ。。。
いろいろと考えましたが。
まずはなんといってもキャンペーン専用素材の品揃えです!
当キャンペーンは通常コレクションからはセレクトいただけませんからね、キャンペーン専用に確保した素材が「魅力薄」だと仮にご来店いただいても「今回は2枚でいっか」「見送るか」となってしまいかねません。
そこで今回は!
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上記の5ポイントにとりわけ力を入れた品揃えをシャツファクトリーさんにお願いしました。
他にも「国産着分のホワイト無地にシャドウストライプ以外を増やす」という課題もありましたが、それはスワッチコレクションの充実で補えると考えました。
何せ、前回はスワッチコレクションが5マークしかご用意できませんでしたから汗。
あれは「クラシカルなドレスシャツを狙っている方からしてみるとかなり片手落ち状態だったのでは?」と猛省しています。
幸いにも今回はポプリン/ブロードやオックスフォードのホワイトとサックスブルーを筆頭に全20マークのスワッチコレクションをご用意することができました。
*スワッチコレクションはシャツファクトリーに原反が積んであるキャンペーン専用のクラシカルな国産素材です
*スワッチコレクションに着分コレクションと同じ素材は含まれておりません
また、上記したスワッチコレクション充実以外の4ポイントも概ね満足のいく内容で着分が到着しました。
満足度はどうでしょう、90%くらいには達していると思います。
まあ、着分の総本数は変えられないですから細々した課題を全部クリアすることは不可能な訳で、それを鑑みたら100%に限りなく近い満足度なのかもしれません。
実は金曜日のうちに陳列は終わっております。
つきましては、ご来店の際にはぜひとも自慢の品揃えをじっくりと吟味してくださいませ。
もちろん、オススメ着分およびスワッチコレクション全マーク紹介も今日から順次やっていきます!
今日はインポート着分の無地。。。
と、その前に。
当キャンペーンの概要を以下にお知らせします。
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「工場の閑散期利用」「国内有力素材メーカーの協力 」「ご注文を一定量集めてからの一斉裁断」といった条件が整って初めて実現する「オーダーメイドシャツ × 2枚 = ¥19,800~」キャンペーンを今冬も開催いたします。会期は12.23 Sat-1.15 Monですがお得意様およびこのDiaryをご覧の皆さまに限り本日12.11 Monより先行受注を承ります。シャツファクトリーさんの幹部曰く「この値段もいつまで続けられるか分かりません」とのことです。ぜひともこの機会にまとめ買いをお願い申し上げます。
*国産350/インポート150のキャンペーン専用着分コレクションとスワッチコレクション20マークをご用意いたします
*3枚目以降は奇数でのご注文も承ります
*シャツの縫製は国内です
*お出来上がりはご注文の2ヶ月後から2.5ヶ月後を予定しております(通常は1ヶ月以内です)
*インポート素材は2枚で¥31,900~です
*お電話やe-mailでのご注文も承っております。詳細はお問い合わせください
*会期中はこのDiaryや各種SNSでオススメ着分を随時ご紹介いたします
*価格維持実現のため当キャンペーンに限りLOUD GARDENのロゴが入った通常のショッピングバッグではないお渡し袋をご用意する予定です
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今日から高く飛びたいのでぜひともよろしくお願い申し上げます!
では、オススメ着分をご紹介しましょう!
ご来店なしでのご注文・お問い合わせの場合は「個別画像」左上に記すSFから始まる品番でご依頼ください。
「強化したホワイトとサックスブルー以外の無地」のインポート着分4選です。
もちろんこの4カラー以外にもナイスな無地のインポート着分は多数入荷しています。
そして、国産着分にもいつもより多めにホワイトとサックスブルー以外の無地が混ざっています。
それらはまたご紹介しますね。
という充実した「ホワイトとサックスブルー以外の無地」ですが、その中でもパッと見て特に僕が心惹かれたのがこの4マークでした。
いずれも素材自体のクオリティも高い上に通常コレクションにはなかなか登場しないタイプのカラーなのが素晴らしいと思います。
どれもスーパーナイスなのでもし最終日まで残っていたら僕が作りたいです。
どれも1点モノなので恐らく作れないと思いますけれど。。。
前回はS.I.C. Tessのブラウンストライプで作ることができた訳ですが、あのような奇跡が再び起こるのか!?
それも楽しみにしながら会期を全力疾走したいです。
では、それぞれを個別画像でご紹介しましょう。
左上:SF90383
このカラーの無地ならば、たくさんではないですけれど通常コレクションの中にも1マークか2マークが見つけられると思います。
が、しかし、こちらは品質が58% Linen + 42% Cottonなんですよね。
これはまず通常コレクションには出てこないでしょう!
「なぬ?これから冬本番なのにLinen?」とお思いの方もいらっしゃると思います。
ですが、当キャンペーンは仕上がりまで2.0~2.5ヶ月をいただきますので仕上がった頃には「もうすぐ着られるかな〜?」という季節になっていると思います。
58% Linenですし爽やかなブルーですから、スキッパーカラー等、スマートカジュアルシャツがオススメでしょうか
いずれにしても素晴らしいと思います。
こちらもイタリアの名門シャツテキスタイルメーカーMontiの素材です。
しかし。。。
やっぱりMontiはいいブルーを出しますよね!
ありがとうございました、こちらは完売いたしました。
右上:SF90353
クラシカルな素材に加えてTechno Shirtシリーズに代表される野心的なハイパフォーマンス素材も得意とする「進化する老舗」なイタリアンシャツテキスタイルメーカCancliniのグレイです。
組織は一般的なポプリン/ブロード(平織)ながらやや高密度なので少々パリッとしたシャツに仕上がると思います。
また、このカラーです。
少しミリタリーテイストが強めのカジュアルシャツが「本命」でしょうか。
例えば胸ポケットを左右につけたり、エポーレット(肩章)をつけたり。。。
その上でカラー&カフスをブラック無地にすればモードなミリタリーテイストシャツが出来上がりますね!
もちろん例えばクレリック仕様にしてドレッシーに作ってもクールだと思います。
右下:SF90257
世界最大手のイタリアンシャツテキスタイルメーカーAlbiniのミッドナイトブルーです。
通常コレクションにはブラック無地もネイヴィブルー無地も複数マークが存在します。
が、しかし、ミッドナイトブルーは存在しません。
そういった意味でもとても貴重な着分だと思います。
と思ったのですが、こちらは調べてみると正式にはブラックでした汗。
ですが、老眼で信用できない僕を除くまだ若い2人のスタッフがともに「超濃いネイヴィですかね?」と申しているののも事実。
写真でも青みを帯びていると思います。
ついては、やや青みがかったブラックとご理解いただければ幸いです。
そういった意味でも貴重かつ希少ですね😉
組織はポプリン/ブロードです。
定番的な細番手ボディですね。
当キャンペーンの着分には基本的に糸番手が明記されておらずこちらも分からないのですが、恐らく縦糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに120番手双糸(ソウシ)程度だと思います。
触った感じでは緯糸のみ単糸(タンシ)使いはしていなさそうです。
セクシーに作るか、知的に作るか。。。
悩ましいカラーですね。
皆さんならどちらにしますか?
僕なら前者寄りに作るでしょうか。
*何度か撮り直しましたが「個別画像」だとどうしても少し白っぽく写ってしまいます。現物は「集合写真」のカラーに近いです。
ありがとうございました、こちらは完売いたしました!
左下:SF90182
名門UKブランド(現在はAlbiniの傘下に入っているためコレクションはすべてmade in Italyです)、LOUD GARDENに集ってくださるお得意様の間でも人気が高いThomas Masonのワインレッドです。
ポプリン/ブロードの定番ボディ:縦糸・緯糸ともに100番手双糸でしょうか?
だとしたら「間違いない」1枚が仕上がると思います。
初日ですしね、今日ご紹介する4マークはどれも超スーパーオススメなのですが、敢えて1マークをセレクトしなければいけないとしたら僕はこちらにすると思います。
僕はこちらならモダンクラシックなドレスシャツを作りたいです。
具体的には最近お気に入りの「ラージラウンドカッタウェイカラー + 大丸シングルボタンカフス + フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス」です。
ボタンは二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタン、カラーとカフスの裏面は同じワインレッド系のファンシー素材を使用したいですね。
カラーとカフスにパープル糸でハンドスティッチを入れるのもアリでしょうか。
通常コレクションには入荷することはまずあり得ない(あまり売れないに違いないからです笑)けれど、美しくも高貴なワインレッド無地。
イチオシです!
ありがとうございました、こちらは完売いたしました!
以上です。
上述の通り、インポート着分は2枚で税込¥31,900~です。
ということは、1枚あたりだと「税抜」で¥14,500になります。
MontiもCancliniもAlbiniもThomas Masonも通常コレクションの平均税抜価格は¥20,000を超えてきます。
もちろん縫製は当キャンペーン分もいつもと同じファクトリーで行います。
つまり、当キャンペーンは通常時の30%~40%引きに近いValueがあるということになります。
ぜひともよろしくお願い申し上げます😌
「勝負の年」「正念場」の最終月、最後のキャンペーンで高く飛ばせてください!
明日はスワッチコレクションを全マーク公開したいと思います。
11th. Dec. 2023
Ryoji Okada