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Diary

New bunch book collection for 2023-2024 Autumn/Winter, vol.5: Ferla / Novara / Drago / E.Thomas etc.

Hiroshima Carp / Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  ☑︎ 12月の水曜日は「14:00-20:00」で営業いたします

  ☑︎ リペア&リメイクの年内承りは終了しました

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン vol.2

  ☑︎ 俺の新作:Reversible “♡ Camo” cotton canvas coat

  ☑︎ ¥2,200 off for “Wrinkle Free Shirt” campaign

  ☑︎ 舞台Out Of Orderの衣装を作りしました

 

< Introducing brand new bunch books! >

  ☑︎ vol.1: Drago

  ☑︎ vol.2: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.3: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.4: Lassiere Mills / Marling & Evans etc.

 

 

 

 

おとといの午前中に待ちに待ったニュースが報じられました⚾️

はい、ターリー投手とアンダーソン投手をリリースしてからまったく動きがなかったカープが新外国人投手の獲得を発表したのです!

MLBのウインターミーティング終了後だとマネーゲームになる可能性があるためカープはたいてい新助っ人との契約を11月中にまとめます(←何かの記事で読んだので事実だと思います)。

そして、S.Ohtaniの去就が決まるであろう今シーズンのウインターミーティングはいよいよ日本時間の今日から始まりました。

今オフは野手こそ例年通りの契約だったものの、投手はリリース後の情報がまったくなかったのでファンとしては少々ヤキモキしていました。

「まさか投手の新助っ人は0?」とか「石田選手を狙うなら早く動かなきゃ」とか「もしかして打者に大本命がいてウインターミーティング後に?」とか。。。

が、しかし、ヤキモキは杞憂でした。

年齢や健康に不安があり成績が上振れている可能性が高いターリー投手、力のあるストレートはあるものの2年連続で思ったような活躍ができなかったアンダーソン投手。

2人とも好きな投手だったものの「彼らよりいい投手が獲得できるならばリリースはやむなし」という感じでいましたが。。。

果たして新たに契約した2投手は恐らくターリー投手とアンダーソン投手より上だと思います。

具体的には最速157km右腕のハッチ投手、最速160km左腕ハーン投手を獲得しました。

ともに29歳、目立った成績は残せていませんが今シーズンもMLBでの登板経験があります。

ハッチ投手は数日前に「FがKBO数球団との争奪戦を制して獲得か?」という情報が出ていたのですがどういう訳かカープに入団することに。。。

しかも、いかなる「技」を使ったのか分かりませんが、その報道でFが用意したとされていた総額よりかなり安めに獲得したという。。。

そのハッチ投手は平均球速152.9km、回転数が多い4シームを軸にカットボールとチェンジアップを巧みに織り交ぜる総合力の高さと複数イニングを消化できるタフネスさが売りだそうです。

恐らく獲得時にアンダーソン投手が期待されていた役割、先発ローテーションの一角を期待されていると思われます。

ハーン投手は198cmの長身から火を吹く豪速球が武器の元プロスペクトです。

三振が取れるのもいいですよね。

恐らくターリー投手が担っていた「左のセットアッパー」「火消し役」のアップグレードを期待しての獲得だと思われますがキャリアでは先発もやっているようなので配置は適正を見てからということになるのでしょうか。

野手2人は正直「当たりだと嬉しいけどどうだろうか。。。」という感じを受けましたが、ハッチ投手とハーン投手はかなりやってくれそうな気がします!

あとは現役ドラフトと西川選手の人的補償ですね。

こうなれば、現有戦力の底上げと新助っ人の躍動、そして、現役ドラフトと人的補償で獲得した選手の覚醒で日本一を目指そうじゃありませんか!

Go! CARP!

 

 

 

 

ところで。

「連続」といえば。

昨日の予告通り2日連続で新作バンチブックのご紹介を!

5回目となる今日ご紹介するのは、made in Italyの極上Jacketing(ジャケッティング:ジャケット素材)をコンパイルしたJacketコレクションです。

どのミル/マーチャント/ブランドの新作も素晴らしいのですが、冒頭にコンパイルされているFerlaとSkyfallのJacketing展開が拡大しているDragoは特に白眉です!

ご来店の際にはぜひともお見逃しなきようお願い申し上げます😌

では、早速ご紹介しましょう!

 

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。

 

 

国内最大手(だと思います)の問屋であるT社さんが独自編集したバンチブックです。

収録されているのはFelra、Novara、Drago、E.Thomas、Di Pray、TG Fabio、Bottoli等の12社で、全社がイタリアンミルになります。

それぞれが得意技を見せつけるかのような素晴らしいコレクションに仕上がっています。

ので、今日も魂を込めて全マークを出来るだけ丁寧にご紹介します💪

皆さんが「おっ!?」と思う素材がありますように!

ではでは、早速いきましょう。

 

 

 

Ferla 1-1

 

 

1857年創業、SilkやMohair、Baby alpacaを筆頭にした様々な極上マテリアルを巧みにブレンドして個性豊かなJacketingを「発明」し続けている老舗ミルFerlaの超強力な新作です!

Women’sも得意としているミルならではの「他社の追随を許さない華やかな色彩と豊かな表面感」がFerla最大の魅力なのですが、今回入荷した新作もご覧の通りいかにもFerlaらしいナイスな素材ばかりです。

1番上:59% Baby Alpaca + 26% Wool + 15% Polyamide(290g)のグレンチェックです。最高品質のBaby Alpaca(生まれて初めて刈り取った原毛の中でも最高級の「背中の毛」)ならではの柔らかくしなやかで光沢に恵まれた素材感と洗練を極めたカラーリングが魅力の逸品です。優雅な毛並みを持つ素材の割には軽めのウエイトも魅力です。エレガントなデザインかつ軽快な仕立てのジャケットがオススメです。

上から2番目:37% Wool + 31% Baby Alpaca + 12% Polyamide + 10% Silk + 10% Linen(370g)のハウンズトゥースです。Ferlaお得意の「5者混」ですね!Baby AlpacaとSilk、そしてLinenをブレンドするという発想がまずはクリエイティヴの一言です。そしてツイーディな「顔」としっとりとして贅沢な肌触りもお見事。加えてこの品のあるカラーリング!この画像だと見えにくいですが(汗)本当に素晴らしいです!

上から3番目:50% Baby Alpaca + 26% Wool + 19% Polyamide + 4% Linen + 1% Lycra(330g)のヘリンボンです。こちらも「5者混」ですね。ベイジュのリングヤーンが独特の立体感を表現しているこれまたFerlaらしい素材だと思います。着るたびに元気いっぱいになれそうなオレンジもすごくいいですよね!Lycraが混紡されているのでストレッチ性にも恵まれています。

上から4番目/5番目:57% Baby Alpaca + 31% Polyamide + 12% Linen(340g)のストライプです。「約3.0cmのワイド巾とハンド刺繍のように入ったストライプ」が極めてスタイリッシュな素材です。リングヤーンでランダムに表現したネップも素敵ですし若干のカントリーテイストが入ったモダンなカラーリングも絶妙ではないでしょうか!?

上から6番目:73% Wool + 17% Baby Alpaca + 10% Polyamide(390g)のヘリンボンです。穏やかで洗練されたベイジュと大きめなネップとやや甘めの打ち込みが見事なハーモニーを奏でている7マーク中最もFerlaらしい、そしてwomen’sでも多く使われているに違いないソフトツイードです。敢えてカチッとしたダブルブレステッドのブレザーを作ってもいいかもしれません!

1番下:36% Baby Alpaca + 36% Wool + 20% Polyamide + 7% Linen + 1% Lycra(395g)のストライプです。約4.4cmとスーパーワイド巾のチョークストライプがとてもクールですよね!ジャケットはもちろんのことコートを作っても間違いない素材だと思います!

 

 

 

Ferlaの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

上から4番目と5番目のストライプです!

7マークのどれもがこうして全貌が分かる画像で見ると素晴らしく素敵なのですが。。。

今回は特にこの2マークに惹かれました。

完全に「ジャケット推奨」の素材ながら。。。

上のブラウンでダブルブレステッドのジャケットを下のライトグレイでワイドシルエットのボトムスを作りたいです!

長くは履けないと思いますがワイドシルエットかつ尻グリに補強テープを入れてから縫製すれば何とか3年くらいはサヴァイヴすることでしょう。

ちょっと勿体ない気もしますがそれでも作ってみたい気がします!

もし皆さんがボトムスを作る時には。。。

申し訳ありませんが短命であることをご理解いただいた上でお願いいたします😌

 

 

 

Novara 1-1

 

 

Tessitura Di Novaraは1932年創業のSilk専業メーカーです。

そのクオリティの高さは業界でも折り紙つき、それが証拠に世界最高峰のイタリアンミルErmenegildo ZegnaがSilk部門を強化する目的で2009年に買収しました。

以来、Zegnaグループ内の1ブランドとして確固たる地位を築き、Silkを中心に様々な原料を使った素材をコレクションに加えながら着実な成長を続けています。

今回入荷した新作8マークはそんなNovaraらしいシルクブレンドのラグジュアリーなJacketingです。

上4マーク:84% Wool + 13% Silk + 3% Cashmere(440g)のビッグパターンJacketingです。具体的には上2マークがグレンチェックで下2マークがヘリンボン、いずれも太番手由来の大きめ柄が自慢です。もちろんNovaraならではの美しいSilk使いも魅力です。ジャケットにはもちろんコートにも◎だと思います。

下2マーク:50% Wool + 48% Silk + 2% Cashmere(250g)の無地4マークです。いかにもNovraらしいクオリティとアイリッシュツイードを意識したかのようなネップが魅力の逸品です。かなりのネップが入っていながらにして極めて都会的な「顔」に仕上がっているのは細番手のWoolとNovaraならではの極上Silkの賜物でしょうか。さまざまな要素が複雑に絡み合い見事な化学反応を起こしている素晴らしい素材だと思います。美しいカラーと春先まで着用できる軽快さも魅力です。

 

 

 

Novaraの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

ビッグなグレンチェック。

完璧なブラウングラデーション。

豊かな毛並み。

と三拍子揃ったこちらがとっても気に入りました。

僕はこちらならロングレンクスのチェスターフィールドコートを作りたいです。

フロントは打ち抜きにするなど少しカジュアルっぽく「料理」したいですね。

あるいは先日ご紹介したReversible Balmacaan Coatの「片面」にもアリかもしれません!

 

 

 

Drago 2-1

 

 

Dragoの看板商品に育ったSkyfallシリーズのJacketingコレクション2-1:柄物です。

新作バンチブックの初回でご紹介した通り、Skyfallは14.5μ(マイクロン)というかなりの細さを誇るSuper 180’s原料を使って織り上げられた傑作、Dragoの主力Sutingです。

映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツ素材をDragoが手掛けたことからこのシリーズはスタートしています。

その最大の魅力はSuper 180’s原料由来のカシミアライクな極上の肌触りと美しい光沢です。

品のあるカラーリングも素晴らしいと思います。

そんなSkyfallシリーズはJacketingの展開もあります

その柄物がこちらの9マークです。

いずれも品質は80% Super 180’s Wool + 20% Silkです。

ウエイトは上の6マークが395gで下の3マークが585gです。

とにかくとろけるような(本当にとろけたらまずいですが笑)極上の肌触りですのでご来店の際にはぜひとも触ってみてください。

ヘタな100% Cashmereよりとろけます😉

もちろんご覧の通りパンチが効いた色柄も魅力です!

 

 

 

Drago 2-1の「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

オフホワイトとグレイとサックスブルーの最高にスタイリッシュなカラーリング。

大きめのグレンチェック。

リングヤーンを巧みに使って表現した独特の立体感。

そして、Skyfallクオリティ。

最高の一言ではないでしょうか!?

下はこの素材でお作りいただいたジャケットです。

まだお渡し前ですがこのタイミングですので、そして手前味噌ながら白眉な仕上がりですのでご紹介してしまいます!

本当に素敵ですよね〜!

僕も作りたくて堪りません。

Y様、いつも本当にありがとうございます。

週末のご来店を心よりお待ち申し上げております。

 

 

 

Drago 2-2

 

 

上6マークはDragoの看板商品に育ったSkyfallシリーズのJacketingコレクション2-2:無地です。

品質は100% Super 180’s Wool(395g)です。

こちらも素晴らしい肌触りです。

下2マークは通常のJacketingで、上が100% Wool(335g)で下が95% Wool + 5% Silk(335g)です。

どちらもいい具合にレッドが効いていてクールですよね!

DragoだとやっぱりどうしてもSkyfallに目がいきがちですがこちらも捨て難い魅力を持っていると思います。

念のためにDragoの復習を。

—–

1973年にUmberto DragoとLaura Drago夫妻により紡績工場として創設。

ビエラ地区の主要な毛織物工場と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収。

両社は2001年に合併。

以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。

「Super 130’Sを中心にSuper 160’SやSuper 180’S原料を使用した素材を多数展開していることに加え、Super表記のトップ品質Super 210’S原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。

またルーツである紡績業に目を向けると、Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては「世界の約70%を生産している」超強力なサプライヤーとしても有名です。

—–

 

 

 

Drago 2-2の「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

美しいキャメル!

最高です。

僕はこちらならややミリタリーテイスト強めなスタンドカラージャケットを作りたいです。

フロントボタン多め、エポーレット付きといった感じでしょうか。

絶対にカッコいいはずです!

 

 

 

E.Thomas/Di Pray 1-1

 

 

華やかなイタリアンツイード6マークです。

上3マークは僕も大好きなミルE.Thomasのツイードです。

E.Thomasは1922年にイタリアのスイス国境にほど近いルガーノという湖の一角でErnesto Thomasによって創業されました。

以来、1世紀に渡って「高品質なWool素材をはじめ、CashmereやSilk、Linen、Mohairといった高級素材/天然素材を混紡したラグジュアリーかつクリエイティヴな素材」を作り続けています。

年間生産量がそこまで多くないせいか、あるいは(もし20年以上前と変わっていなければ)日本のエージェントさんが掲げる「多く流通させることが目的ではない。セールスも量より質!」という方針のせいか、日本における知名度はそこまで高くないのですが、その品質の高さは折り紙つきです!

それが証拠に僕の知る限り、テイラー業界内にもファンが少なくないミルです。

かくいう僕も、洗練されたイタリア的感覚と旧き佳き英国的なモノづくりに強く共感して、Carlo Barberaとともに一時期すごく憧れていました。

結構お高いので、この業界に30年近くいながらも2着くらいしか作れていませんけれど汗。

でも、いつかまた作りたいと思っています😊

品質は3マークとも55% Wool + 19% Mohair + 17% Polyamide + 9% Cashmere(350g)です。

ツイードにMohairを混紡させて、更にCashmereも掛け合わせるとはクリエイティヴですよね!

さすがはE.Thomasです。

下3マークは1948年創業、ビエラ地区のミルとしては比較的若い企業(といっても創業75年!)Di Prayの新作6マークです。

Di Prayは主に「しなやかな風合いと精細な色柄が特徴的なMen’s向けJacketing」を得意とするミルです。

こちらの3マークもいかにも「らしい」素材だと思います。

品質は86% Wool + 14% Polyester(349g)です。

いずれも上の画像だけだと柄の全貌がかなり掴みにくいと思います汗。

つきましてはご来店の際にじっくりと見てやってください。

 

 

 

「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

Di Prayもすごくいいのですが、僕はこちらに強く惹かれました。

はい、E.Thomasの上から2番目:ハウンズトゥースです。

「ざっくりした素材感」と「Mohair混紡ならではのハリコシと光沢」と「カシミア混紡ならではの滑らかさ」と「力強いハウンズトゥース」。

4拍子揃った傑作ツイードだと思います!

僕はこちらなら敢えて「ピークトラペル + シングルフレステッド1ボタン + クラシカルフロント + スランテッド/ハッキングポケット + ターンナップカフス付き」といったフォーマルテイスト強めのデザインでジャケットを作りたいですね。

あるいはレイドバックしたゆったりサイズのバルマカーンコートもいいかもしれません。

とにかくすごくいい素材だと思います!

 

 

 

TG Fabio 1-1

 

 

A WORKROOM時代に僕が自分用のスーツに多用したTG Fabioの新作7マークです。

なぜに多用していたかというと。。。

TG Fabioはモードブランドにも多く供給しているだけあってコレクションがとてもクリエイティヴなのとプライスが比較的リーズナブルだったからです。

記憶によれば最低でもスーツを3着、パンツを2本位は作ったと思います。

というTG Fabioですが今では格が上がったのでしょうか。。。

プライスはそこまでリーズナブルではなくなってしまいました汗。

が、ご覧の通りクリエイティヴィティは変わらず高いと思います!

上5マーク:70% Wool + 15% Polyamide + 10% Cotton + 4% Linen + 1% Cashmere(350g)のツイードです。いずれもモダンなカラーリングとベースのシャークスキン組織がスーパークールですよね!ワイルドな表面感もナイスだと思います。

下2マーク:47% Wool + 47% Cotton + 4% Polyamide + 2% Polyurethane(355)の無地です。デニム風なルックス、ソフトな風合い、高いストレッチ性等々、魅力たっぷりのTG Fabioらしい逸品です!Jacketingコレクションではありますが間違いなくスーツにもいいですよね。

 

 

 

TG Fabioの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

大胆なカラーリングが最高に好きです!

僕はこちらならロングレンクスのスタンドカラーコートを作りたいです。

あるいは先日ご紹介したReversible Balmacaan Coatの「片面」にもアリかもしれません!

その場合でも前回より15cmくらいはロングレンクスにしたいですね。

モード感強めのジャケットを作っても間違いなくカッコよく仕上がると思います。

 

 

 

Bottoli 1-1

 

 

Bottoliは1861年に創業された、毛織物大国イタリアの中でも数少ない「原毛の選別からフィニシングまでを一貫で行うミル」です。

創業以来数世紀に渡って上質でエレガントな素材を追求してきた結果、JacketingやOvercoating(オーヴァーコーティング:コート素材)に特化した希少なミルとして世界的に高い評価を得ています。

具体的には「新素材開発に対する弛まぬ研究心」「異素材を巧みに組み合わせる技術力」「ユニークな織組織を構築する創造力」がその特徴です。

また、サステイナナビリティも強く意識しており、Bottoliのコレクションにはアンダイド(無染色)なエコフレンドリー素材:Lana Italianaも多数含まれています。

今回入荷したと4マークのうち1番下のハウンズトゥースもLana Italianaです。

Lana ItalianaはBottoliの現社長Roberto Bottoliが長年の素材リサーチの末に完成させた渾身のアンダイド素材です。

原毛はイタリア中部から南部に位置するプーリア州、アブルッツォ州、モリーゼ州で暮らす羊から刈り取った最上質のイタリア産メリノウール(ソプラヴィザーナ種およびジェンティーレインプーリア種)のみを使用、化学染料を一切使用せずに原毛のナチュラルなカラーを活かすと同時に化学溶剤を使用しないエコフレンドリーさがその特徴です。

Marling & EvansのUndyed British Woolと似た(というか同じ)アプローチの素材ですね。

ともに一貫工場を持っていて比較的近隣で刈り取られた原毛を利用している点もそっくりです。

生産が近隣で完結すればそれだけ二酸化炭素排出量が少なくて済みますからね。

一貫工場を持っている強みはこんなところでも発揮されます。

原毛のナチュラルカラーを利用している訳ですから当たり前ですけれどカラーリングもUndyed British Woolと似ています。

オーガニックでナチュラル、そして優しさと温もりを感じる素敵なカラーですよね。

上3マーク:80% Wool + 18% Silk + 2% Cashmere(320g)の「3者混」素材です。こちらで使われているウールもアンダイドウールだと聞いています。かなりざっくりとした甘めの打ち込みがすごくいい感じの素材です。

1番下:100% Wool(300g)のLana Italianaです。上3マークに比べてかなりしっかりとした打ち込みが特徴です。

 

 

 

Bottoliの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

僕はこの2マークを巧みに使ったジャケットが作りたいです!

この2マークなら。。。

メインを下のダークトーンにしてパーツを上のライトトーンにするのがいいでしょうか。

本当はワイドパンツも作ってみたいのですがさすがにこのボディは甘過ぎなので断念せざるを得ません。

先日ご紹介したReversible Balmacaan Coatを作っても間違いないですよね。

きっと仕上がったその日からいい感じにクタッとした1着になっているはずです。

 

 

 

Angelico 1-1

 

 

クリエイティヴなデザインと比較的リーズナブルなプライスが魅力のイタリアンミルAngelicoも6マークが収録されています。

全6マークがしっかりした素材感と高級感を併せ持ったナイス素材です。

洗練された色柄もとても素敵ですよね。

上3マーク:100% Wool(350g)のチェックです。クリエイティヴな色柄としっとりとした肌触りとシックな光沢が魅力です。

下3マーク:100% Wool(320g)のヘリンボンです。ぱっと見はハードなツイード風に見えますが、肌触りはそこまでハードではありません。それでいてしっかりしているのがいいですね!

 

 

 

 

Angelicoの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

爽やかで知的なライトブルーに魅せられました!

冬に着る夏色アイテムって本当に粋ですもんね。

僕はこちらでダブルブレステッドのジャケットを作ってみたいです。

そして、ホワイトのコーデュロイパンツ + 100% Cashmere&ホワイトのタートルネックニットウェアあたりを合わせたいですね。

はい、せっかくなのでとことん爽やかにキメたいです。

でも、そういった装いをする時はヘアも清潔感あふれる長さとスタイルにしないとダメですね。

今のように中途半端に伸ばしている状態では似合わなそうです汗。

それはともかくすごくキレイなブルー!

オススメです。

 

 

 

VBC 1-1

 

 

現在最も勢いがある老舗イタリアンミルVBCによる「サッカー風の凹凸」が魅力のジャージーライク素材です。

品質は99% Wool + 1% Polyurethane(345g/m)です。

かなりのストレッチ性を有しているので着心地は快適極まりないと思います。

ダイヤ柄の凹凸が醸し出す強いカジュアル感も魅力です。

トラヴェルジャケットに◎ですね!

 

 

 

Tollegno 1900 1-1

 

 

Tollegno 1900は、母体であるLoro Piana社が1900年にメゾンやアパレルメーカー向けのテキスタイルを提案するために設立したミルです。

以前はLanificio di Tollegnoと名乗っていましたが、現在はTollegno 1900で統一されています。

* “Lanificho” はイタリアのミルがよくつけているワードで「服地製造工場」の意味です

Tollegno 1900はテキスタイルの企画から紡績、染色、製織、整理までを一貫して行うミルですが、糸自体を販売する紡績メーカーとしても知られています。

そんなTollegno 1900のコレクションは「120年以上に渡る歴史と伝統に裏打ちされたこだわりの一貫生産が生む安定したクオリティ」「常にファッショントレンドが織り込まれたテキスタイルデザイン」「戦略的なリーズナブルプライス」といったたくさんの魅力を誇ります。

その出自からテイラーへの販売にそこまで積極的ではないせいか日本ではあまり知られていませんが、イタリアでは確かなプレゼンスを誇る実力派ミル、要注目のミルです。

その実力の確かさはイタリアのビッグメゾンがこぞってTollegno 1900に別注素材をオーダーしていることからも証明されています。

上2マーク:54% Wool + 44% Viscose + 2% Polyurethane(350g)のストライプです。大胆なワイド巾のストライプもさることながらパンチが効いたカラーリングも極めてスタイリッシュだと思います!

上から3番目/4番目:48% Wool + 40% Cotton + 10% Linen + 2% Polyurethane(280g)のストライプです。こちらも大胆なワイド巾のストライプとクールなカラーリングが特徴の素材です。また、品質的にもウエイト的にも盛夏を除いたほぼオールシーズン着られるのも魅力だと思います。

上から5番目:上2マークと同じ品質、54% Wool + 44% Viscose + 2% Polyurethane(350g)のギンガムチェックです。ちょっとぼやけたような表現がアーティスティックなナイス素材です。

上から6番目:45% Wool + 35% Cotton + 9% Linen + 9% Polyamide + 2% Polyurethane(320g)の無地です。華やかでありながらも上品なマルチカラー使いがとても素敵だと思います。

上から7番目:49% Wool + 40% Cotton + 10% Linen + 1% Polyurethane(280g)のランダムチェックです。ベースカラーのディープなワインレッドとランダムに走るチェックがとてもクリエイティヴな素材です。

1番下:44% Wool + 31% Cotton + 17% Polyamide + 8% Linen(290g)のバーズアイです。シックでモダンクラシックな1着が仕上がること間違いなしの素材だと思います。

ストレッチ素材を大得意にしているTollegno 1900だけあって、1番下のバーズアイ以外はすべてPolyurethane混紡です。

 

 

 

Tollegnoの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

カラーリングといい約4.2cm巾のボールドストライプといい豊かな素材感といい。。。

すごくカッコいい素材だと思います。

かなりタフな素材ですので僕はこちらならスリーピーススーツが作りたいです。

 

 

 

Campore 1-1

 

 

Camporeは1830年創業の老舗ながら、主力のビジネススーツ用のクラシカルなウールやトラディショナルなツイード以外にも大胆に意匠糸を用いた華やかなファンシーツイードやジャカードといった遊び心いっぱいの素材を毎シーズンリリースしている「進化する老舗」的なミルです。

僕もGIEVES & HAWKES時代にしばしばそのコレクションを拝見していたのですが結局一度も使うことはなかった記憶があります汗。。。

が、しかし、このタータン4マークは素晴らしいですね!

どれも作ってみたくなります。

品質は100% Wool(332g)です。

 

 

 

Camporeの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

ブラック&ホワイトのタータン!

新鮮じゃないですか?

僕はこちらならモッズスーツを作ってみたいです。

絶カッコいい仕上がりになると思います。

でも。。。

他のカラーもいいですよね。

ワイドシルエットパンツやバルマカーンコートを作ってみたいです。

 

 

 

Emmetex 1-1

 

 

トリはコットンやフランネルを得意とするイタリアンミルEmmetexです。

かなり強めに打ち込んだ素材感が魅力の無地素材2マークです!

この厚さ、打ち込み、ウエイトならコートにも◎ですね。

上:70% Wool + 30% Recycled Polyester(520g/m)です。こちらでジャケットを作ってくださったお得意様がいらっしゃるのですが「このハードさ、一生モノですね!」と喜んでくださいました。

下:50% Wool + 15% Cotton + 13% Polyester + 12% Acrylic + 10% Polyamide(560g/m)です。

Emmetexらしいハード&クールな素材ですね!

 

以上です。

 

今日ご紹介した1冊もそうでしたが、多くのJacketing専用バンチブックはたくさんのミル/マーチャント/ブランドの素材がコンパイルされているだけでなく品質も多岐に渡るのでどうしても説明が長くなってしまうのですけれど。。。

もし「いいじゃん!」と思える素材が見つかったとしたら本当に嬉しいです。

皆さまからのご注文・お問い合わせを心よりお待ち申し上げております。

次はまたJacketingかな?と考えております。

恐らく明後日になると思います。

乞うご期待ください。

 

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

NICK CAVE & THE BAD SEEDS音源はお休み。

今日は昨日訃報が届いた大学の先輩故チバユウスケさんが率いたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのGear Blues(年作品)を。

闘病していることは報道で知っていましたけれど、まだ55歳。。。

若過ぎます。

僕は大学1年生の時に友人から誘われてソングライツというサークルに入りました。

その時のサークル長(でいいのかな?)がチバユウスケさんでした。

スカジャンを着た眼光鋭い無口で無骨な先輩。

ほとんど話したことはないけれど当時からすごくクールでしたし、当時からTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTというバンドをやっていました。

ブレない男ですよね。

フワッとして浮かれたイメージの明治学院大学からあんな硬派なロッカーがメジャーのディールを勝ち取って大ブレイクするとは想像もしませんでした。

いつか縁がつながってスーツを作る機会に恵まれたら嬉しいな。。。と思っていたのですが叶いませんでした。

あまりに若いけれど、若過ぎるけれど、やれることを全力で猛スピードでやり切った人生だったのでは?と想像します。

願わくば偉大な先輩が最後は苦しまずに安らかに逝ったことを願うのみです。

それにしても。。。

この作品は日本語で歌われるR&Rアルバム史上でトップクラスに入る傑作ですね。

魂が震え血が滾るハードボイルドR&R!

サイコーです。

 

 

 

 

では、僕も時々カラオケで熱唱するスモーキンビリーのミュージックヴィデオをどうぞ

 

 

チバユウスケ先輩、ありがとうございました。

そして、サークルの部屋で喧嘩をおっ始めてしまい誠に失礼いたしました。

 

合掌。

 

 

 

 

6th. Dec. 2023

Ryoji Okada

 

 

 

 



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