今日は2024年2月の最終営業日です。
2月は8月とともに1年で最もご来店が少ない月です。
が、2月・8月ともに本格的な新シーズン幕開けに向けた準備でバタバタする月です。
今年の2月も多分にもれずご来店は多くなかったけれどバタバタは相当なものでした。
でも、コロナ禍が伴わない春を久し振りに迎え、漏水事件が収束済で、エアコンが新しくなり、この数ヶ月は「お試しの週一勤務」だった大型新スタッフT君の本格ジョインが決まり、数年振りに取り扱いを再開したHolland & Sherryに新作が素晴らしくエトセトラ。
超スーパーポジティヴに過ごせました!
そして、御来店こそそこまで多くなかったけれど、セールス的にはHip Hopダンススクールの衣装を(LOUD GARDEN基準では)大量に承ったことを除いても堅調です。
週休2日に戻しただけではなく、店内の部分改装もあり臨時休業までいただいたのにありがたい限りです。
ご注文・ご来店くださった皆さまに改めてこの場を借りて心より御礼を申し上げます。
が、しかし、まだ営業日は1日、2月自体は3日も残っています。
この3日間で少しでも多くのご注文をいただけたら嬉しいです😌
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ところで。
「2月」といえば。
昨日に引き続いて今日もオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介します。
オーダーメイドシャツ用の新作素材については「入荷した当月中にご紹介したい!」と常々思っているのですが、2月分は入荷が大量過ぎてどうやら今月中に全マークをご紹介するのは難しそうなので一部(いや、正確には半分以上)は3月のご紹介になります。
新作バンチブックのご紹介もしたいので、全マークのご紹介が終わるのは3月中旬になってしまうかも。。。
そして、その頃にまた3月入荷分が入荷するという汗。
それだけ「弾」があるということですからね、とってもポジティヴなことではありますが少々焦ります。
それはともかく、3回目の今日は「国産素材の最高峰コレクション:The Royal Caribbean Cotton」の新作をご紹介します。
何度もこのDiaryに書いている通り、The Royal Caribbean Cottonは「肌触りが抜群にいい!」「この素材でないとダメだね」と仰ってくださるファンがたくさんいらっしゃるスペシャルなコレクションです。
実に手間のかかるこだわりの工程を経て作られている素材なのでそれも納得なのですが、その素晴らしさをまだご存じない方が多数いらっしゃるのもまた事実だと思います。
つきましては、ご来店の際にぜひともその優れたクオリティをじっくりとご確認ください。
*こだわりの工程等は最後にご説明します
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っております。
その際には「寄り画像」の左上に記す品番にてご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう。
今回入荷したThe Royal Caribbean Cottonの新作は ↓こちらの17マーク↓ です。
柄物14マークが経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに100番手双糸(ソウシ)を基本としたSiver Lineの新作、無地3マークが経糸・緯糸ともに120番手双糸を基本としたGold Lineの新作です。
シャツファクトリーさん曰く「The Royal Caribbean Cottonコレクションのクラシックストライプとギンガムチェックはこれまで新色をチョロチョロ補強しては完売を繰り返していたので今回思い切って定番化を図りました」とのことです。
もちろん、(クラシックストライプは)既に入荷済の定番色を加えての定番化です。
これは本当に嬉しい限りです!
なにしろ。。。
これまで「このストライプ、ネイヴィブルーとブルーを作ってよかったんだけれど他のカラーはないの?」「申し訳ありません、レッドがあったのですがつい先日完売してしまいました汗」といったやりとりは何度もしましたし、「The Royal Caribbean Cottonってギンガムチェックがないの?」というお問い合わせもしばしばいただきました。
そして、そういったやり取りを繰り返す度に、そういったお問い合わせをいただく度に残念かつ面目ない気持ちでいっぱいになりました。
それも今回の入荷で解消します😌
本当に嬉しい限りです!
また、Gold Lineの3マークもとても素晴らしい逸品です。
それでは、続いて「寄り画像」で詳細のご説明をします。
FM84719/720/721/722/723
左からピンク、ベイジュ、グレイ、グリーン、レッドです。
このクラシックストライプは今回の入荷で「以前に入荷したブルー、ネイヴィブルー、ブラック、ブラウンと合わせて合計9マーク展開」になります。
これだけのマーク数になると「全マーク作りたい!」と思ってしまうのがファッション好きの性だったりもしますよね。
実際に9マークを作るかは別にしても、ぜひとも複数カラーでのご注文をご検討ください😉
ちなみに僕は、今回入荷したピンクがすごくいいピンクなので、ピンクとブルーとベイジュを作ってみたいと思っています。
胸部のバルクアップと腹部のデブりで昔作ったクラシカルなシャツがタイト過ぎるため補充したいんですよね。
このストライプはその最有力候補になりそうです。
品質は100% Cotton、組織はポプリン/ブロード(平織)です。
オーダーメイドシャツ:¥17,600(税込)~
FM84724/725/726/727/728/729/730/731/732
右からピンク、ベイジュ、グレイ、グリーン、レッド、ブルー、ブラウン、ネイヴィブルー、ブラックです。
驚いたことにこのサイズのギンガムチェックはThe Royal Caribbean Cottonから消滅していました!
なので、今回はこの9カラーが投入されました。
はい、先にご紹介したストライプと同じカラー展開になったという訳です。
こちらもすごくいいですよね。
作ってみたいです。
品質は100% Cotton、組織はポプリン/ブロードです。
オーダーメイドシャツ:¥17,600(税込)~
FM85626/627/628
Gold Lineの新作3マークです。
今回は我々がカルゼとかフランス綾と表現するツイル(綾織)組織がコレクションの仲間入りをしました。
昨日ご紹介したAlbiniのツイル:FM89681のようなラグジュアリー極まりない「顔」もナイスですが、こちらの上品な素材感もとっても魅力的ですよね。
クラシカルなドレスシャツがオススメです。
右からピンク、サックスブルー、ホワイトです。
品質は100% Cottonです。
オーダーメイドシャツ:¥19,800(税込)~
最後にThe Royal Caribbean Cottonコレクションがいかに素晴らしいか、いかにこだわった素材かをご紹介します。
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まずは原材料です。
良質の綿花のみを手摘みで収穫、38㎜以上の超長繊維綿のみを選りすぐっております。
これが上品な光沢としなやかさを持ち自然な肌触りを感じ取ることが出来る素材の「土壌」となります。
続いてThe Royal Caribbean Cottonの最重要ポイントともいえる「ガス焼き」です。
「ガス焼き」とは、紡績の段階で「糸の1本1本を2回に分けてガス管に通して焼くことで余計な毛羽を除去する工程」のことです。
この工程により、素材の表面が均一化し染色性が向上、繊細な色合いを表現する事が可能になります。
また、糸ムラが抑えられるため素材表面が一層美しく仕上がります。
某俳優さんを筆頭にした数々のファッション上級者をも魅了してきた滑らかな肌触りと上品な光沢は、原材料の品質の高さとこのガス焼き工程に由来します。
最後に製織です。
昔ながらの低速のシャトル織機を用いて丁寧に織られていることと、製織段階での糊付けを行っていないことから素材本来の豊かな風合いを失うことなく仕上がります。
かように原材料、紡績工程、製織工程の3段階、すべてにおいてこだわりを凝縮した素材がThe Royal Caribbean Cottonなのです!
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素晴らしい!
以上です。
次回はWrinkle Freeの新作をご紹介予定です。
乞うご期待ください!
27th. Feb. 2024
Ryoji Okada