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Diary

New shirting collection, Feb. 2024, vol.8 Alumo

Hiroshima Carp / Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

< News! >

  ☑︎ 3月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ リペア&リメイクは一時休止中です

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン vol.2

  ☑︎ 俺の新作:Reversible coat

  ☑︎ “♡ Camo” silk neckties in store now!

  ☑︎ “♡ Camo” のMessenger bagを作りました

 

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  ☑︎ vol.1: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.2: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.3: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.4: Maurizio 2-1

  ☑︎ vol.5: Maurizio 2-2

  ☑︎ vol.6: Strona

  ☑︎ vol.7: Holland & Sherry – Oceania –

  ☑︎ vol.8: Holland & Sherry – Crispaire –

  ☑︎ vol.9: Holland & Sherry – Azure –

  ☑︎ vol.10: Holland & Sherry – Crystal Springs –

 

 

 

 

昨日はとってもびっくりな、そして最高に嬉しい偶然がありました。

あまり詳細を書くのは野暮だと思うのですが、僕の敬愛する音楽家山口洋先輩との間に起きた偶然です。

山口さんもびっくりなさっていたようです。

それから。。。

昨日のDiaryでも書いてくださっていますけれど、お作りしたスーツやシャツ等と熱い気持ちで対峙してくださっていて光栄極まりないです。

ここ数年で昔作った服がほぼすべて着られなくなってしまった僕も少しは見習わなければ!

 

 

 

 

ところで。

「シャツ」といえば。

7日連続でオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介します。

「まだ10冊以上残っているバンチブックのご紹介もせねば!」と思ってはいるのですが、オーダーメイドシャツ用新作素材のご紹介もあと数回で終わるので「まずはそっちをきっちり丁寧に!」とも思っています。

そうこうするうちに3月分の入荷もありますしね、なんとかその前に2月入荷分は終えておきたい!という算段です。

「それは分かるけれどこの2月はやけに入荷量が多くない?」とお感じの方がいらっしゃったら鋭いです!

実は、LOUD GARDENのオーダーメイドシャツ用のバンチブックは、我々が便宜上「通常コレクション」と「スペシャルコレクション」と呼ぶ2種に分かれています。

前者はシャツファクトリーさんが在庫を積んでいるコレクションで、後者はスーツやジャケットのバンチブック同様に問屋さんが在庫を持っていて都度都度必要㍍数をカットしてもらうコレクションです。

大きな違いはその内容(かぶっている素材はほとんどありません)、納期(取り寄せの期間があるので後者の方が1週間ほど長くなります)、キャンペーン対象のになる/ならない(オーダーメイドシャツのキャンペーンはほぼほぼすべてシャツファクトリーさんとコラボレートしているので後者は基本的に対象外です)です。

*通常コレクションがFMから始まるのに対してスペシャルコレクションはまちまちですので品番も違います

プライスは同クオリティの素材ならほぼほぼ同じ(ごく稀に仕入れ値が変わることもありますがその場合はお安い方でご案内しています)です。

大きな違いの第一項目:内容ですが、これは本当に大きく違います。

まずは通常コレクションには国産素材のバンチブックが存在しますがスペシャルコレクションには存在しません。

また、Thomas MasonやCancliniやAlbini等々、「通常コレクションにもスペシャルコレクションにもコンパイルされているShiritng(シャーティング:シャツテキスタイル)メーカー/ブランド」は多数ありますが、その一方で前者にはコンパイルされることがないメーカー/ブランドのバンチブックが後者には複数存在します。

その代表が、HFWでありMontiでありDavid & John  Andersonであり今日ご紹介するAlumoです。

あ、Montiは3年に一回くらいは通常コレクションに新作素材が入荷することもあるのかな?

でも、すごくレアだと思います。

とにもかくにも、かような感じで「通常」と「スペシャル」という2種のコレクションが存在する訳です。

そして、スペシャルコレクションは滅多なことでは新作が追加投入されることがありません。

*その代わり完売することも少ないです

Monti、David & John Anderson、Alumoは取り扱い始めてから4年強経つはずなのですが、記憶によれば新作が追加投入されたのは今回が初めてです!

はい、そうなのです。

今回は通常コレクションと同タイミングでスペシャルコレクションの新作も着荷したのです。

そういう訳で今回は入荷マーク数がいつもより多いのです。

かくかくしかじかですので、もう数日オーダーメイドシャツ用新作素材のご紹介にお付き合いください😌

あ、ちなみに、昨年大好評だったPunk Rock Shirtingや細く長く売れ続けているポルカドットShirtingは通常コレクションともスペシャルコレクションとも異なるエクスクルーシヴコレクションです(ややこしい汗)。

それはともかく、8回目の今日はスイスを代表する名門Shiritngメーカー:Alumoの新作をご紹介します。

早速見てみましょう。

 

 

 

 

今回入荷したAlumoの新作は ↓こちらの7マーク↓ です。

 

 

スイスの雄、世界最高峰のShirtingメーカー、そして我々洋服屋の憧れでもあるAlumoの新作です!

悪かろうはずがありません。

が、やはり先入観は禁物ですので目線をフラットにして見て触りました。

して、その結果は。。。

やっぱり最高ですね〜!

かなり高価ですので、恥ずかしながら僕はまだ作ったことがありませんが機会を作って1枚くらいは近い内に作りたいです!

そのAlumoについて簡単にご説明します。

—–

1918年に創業されたAlumoは世界屈指の高級Shirtingメーカーとして100年以上の伝統を紡いできました。

「100年以上に渡って連綿と積み重ねられてきた技術とノウハウと矜持」「澄み切った山の湧き水と空気」「世界で最も厳格なスイスの自然環境に対するサスティナビリティの基準に対応した製造工程」が三位一体となって生み出されるAlumoのコレクションは、その発色の素晴らしさや豊かな光沢、シルクのようななめらかさ、適度なしなやかさによるハリとコシなど、高級シャツの要素をすべて併せ持っています。

世界中の一流テイラーはもとより、ラグジュアリーメゾンのHやLV等が好んでAlumoの素材を取り扱っている事実がその何より証左ではないでしょうか。

また、Alumoは高い品質を維持するために原料選定、紡績、組織設計、製織、整理にいたるまでの全工程を、一貫して自社のマネジメントの下で実行していることも有名です。

—–

というAlumoの新作です。

ご来店の際にはぜひともじっくりとその素晴らしさをお確かめください。

もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っております。

お忙しくてご来店が難しい方はぜひともお気軽にご連絡ください。

その際には「寄り画像」の左上に記す「ALMから始まる品番」にてご依頼ください。

では、ボディ別に「寄り画像」を見ていきましょう。

 

 

 

ALM40066/067/068/069

 

 

 

経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに120番手双糸(ソウシ)を使った上質かつ高い耐久性を誇るベストセラークオリティSupraluxeのVoyageです。

いずれもAlumoらしい洗練を極めたカラーリングが見事な逸品だと思います。

上:*ロイヤルオックスフォードベースのハウンズトゥース風マイクロチェックです。左がサックスブルーで右がブルーです。

*ロイヤルオックスフォードは通常のオックスフォードに比べてきめ細かな「顔」を持つピンポイントオックスフォードよりも更にドレッシーな細番手糸を使用したオックスフォードです

下:少々のイングリッシュフフレイヴァーを感じさせるポプリン/ブロード(平織)組織のマルチカラーストライプです。左はブルーとグリーンのストライプで右はブルーとオレンジイエローのストライプです。アクセントカラー以外はまったく同じ素材ですね。

個人的には下のストライプをすごく作ってみたいです。

バシッとダンディなドレスシャツにしたいですね。

品質は100% Cottonです。

尚、Voyageという名前が付けられていますがナチュラルストレッチやイージーケア機能が付加されている訳ではありません。

 

オーダーメイドシャツ:¥41,800(税込)~

 

 

 

ALM40070/071/072

 

 

ツイル(綾織)素材のベストセラーボディ:Twill Sopranoです。

こちらも品質は100% Cotton、糸番手は経糸・緯糸ともに120番手双糸です。

細番手糸を使用したツイル素材ならではの美しい光沢と優雅な肌触り、そして力強いストライプが魅力の素材です。

ベースがヘリンボンになっているのでストライプの太さが均一でなく見える少々トリッキーな「表情」も楽しいですよね。

左からサックスブルー、ネイヴィブルー、レッドです。

 

オーダーメイドシャツ:¥41,800(税込)~

 

以上です。

 

はい、Alumoだけにお高いです。

でも、それだけの価値のある最高品質の素材だと思います!

ぜひとも「ここぞの1枚」をお作りください。

時が来たら僕も作ります。

次回はMontiをご紹介予定です!

ナイスなプリント素材が入荷していますので乞うご期待ください。

 

 

 

 

◆本日の一曲◆

 

 

Prayer On The Hill

HEATWAVE

 

HEATWAVEのファンになって恐らく20年ほど。

まだまだ新参者であります笑。

それはともかく、山口さんの言葉と音楽と優しさには節目節目で救われてきました。

この曲が収録されているLand Of Music(2007年作品)にはことさら救われました。

僕がファンになって数年後にリリースされたため、HEATWAVEの音楽がものすごく新鮮に響いたこともあるでしょう。

でも、それ以上に公私両面で大きな迷いを抱えていたことが大きいかな?

そんな訳で全曲に強烈な思い入れがあります。

が、しかし、その中でも最も思い入れが強い曲があります。

10. 出発の歌です。

何度となく涙を流し、繰り返し繰り返し聴いて奮い立たされた名曲です。

なので、本当は出発の歌の動画を貼りたかったのですがYouTubeにはないので、出発の歌の次に、遠い声やWild In The Streetsと同じくらいに思い入れがあるPrayer On The Hillの動画を貼りました。

2008年くらいだったかなぁ。

ライヴに行くとなぜだか涙腺が決壊してしまう曲のひとつでした。

また聴きたいですね。

山口さんとは4月のソロライヴ@マンダラでお会いできそうです。

楽しみです!

 

 

 

 

3rd. Mar. 2024

Ryoji Okada

 

 

 

 



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