2月も残すところ2日のみ。
ということは半年振りの「週休2日生活」も終わりです。
なので、今日あすは仕事を遠ざけてゆっくりしたいなと思っています。
具体的にはオープン戦でも見ながら真っ昼間からビールでも飲むかね!と思っています。
が、しかし、そうでした。
次のオープン戦はあさって、月曜日から木曜日は試合なしでした。
くっそ〜笑。
という訳で、まずはGGに出動して有酸素運動とウエイトトレーニングを猛烈に頑張ってきます💪
仕事を遠ざけてゆっくりするつもりですが、ご注文は大歓迎です!
もしSNSやこのDiaryを見て「この素材でオーダーしたいんだけれど」とお思いになりましたらぜひとも遠慮なくご連絡ください。
ありがたく承ります!
ところで。
「素材」といえば。
このDiaryをしばしば見ていただいている方はお気づきかもしれませんけれど、お休みの日は極力シンプルな更新をしています。
音楽関連のネタは書いていませんし、リサーチも含めるとかなりの時間と労力が必要になると同時に長くなりがちな新作バンチブックのご紹介やオーダーメイドシャツ用新作素材のご紹介もしないようにしています。
あまり仕事に忙殺され過ぎるのもよろしくないかな?と思ってのことです。
が、しかし、今日に限ってはオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介しようと思います。
昨日も書いた通りオーダーメイドシャツ用の新作素材は「極力入荷した当月中にご紹介する!」を基本にしているので、少しでも2月に入荷した新作を2月中にご紹介できれば!と思ってのことです。
まあ、今日ご紹介したとしても今月中に全マークをご紹介することはできないのですが。。。
それはともかく、4回目の今日は昨日も「予告」した通りWrinke Freeの新作です。
いずれも素晴らしくハンサムでハイパフォーマンスな新作ですので、ご来店時の際にはぜひともじっくりご覧ください。
なお、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文・お問い合わせも絶賛承っております。
その際には「寄り画像」左上に記す品番にてご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう。
今回入荷したWrinkle Freeの新作は ↓こちらの4マーク↓ です。
今回入荷した4マークはすべてCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズの新作です。
数年前にスタートして以来、じわりじわりと静かに人気が上向いているCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズですが、今回この4マークが入荷したことでマーク数が14になりました。
37マーク展開の100% Cotton Wrinkle Freeシリーズには及びませんが着実に「増殖」しているのは嬉しい限りです。
僕はまだ作ったことがないのですが、お作りいただいたお得意様からは「確かにクールだよ!」「COOLMAXはやっぱりサラッとしていていいね」というたくさんの賛辞をいただいていますから、その人気/好評シリーズの「弾」が増えるのは好材料以外の何物でもありません。
しかし、このWrinkle Freeコレクション!
合計52マークとなかなかのヴォリューム、そして新陳代謝もそこそこあります。
デビュー当初は20マーク程度のスモールコレクションだったはずなので「育った」ものです!
加えて、例えばBook Ⅰに他の複数機能が付加されたWrinkle Free素材がコンパイルされていたり、Thomas MasonにWrinkle Freeより形態安定性は低いけれどお洗濯後のアイロンがけがとても楽チンなEasy Care素材がコンパイルされていたりするなどこのカテゴリーの素材は増える一方です。
世のジェントルマンたち(レディたちもかな?)も「楽チン」には弱いようですね😌
ジェントルマンかどうかは別にして僕ももちろんそうですけれど。。。
続いて、「寄り画像」でご説明をしていきましょう。
FM16015/016
サックスブルー無地です。
左:ピンポイントオックスフォードです。
右:オックスフォードです。
*ピンポイントオックスフォード:通常よりもキメの細かな「顔」に仕上げた上品なオックスフォードです
この2マークの入荷でCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズのサックスブルー無地は5マーク展開となりました。
ホワイト無地の4マークより1マーク多いことになります。
100% Cotton Wrinkle Freeシリーズは圧倒的にホワイト無地が多いのですが、COOLMAX Wrinkle Freeシリーズはブルーの方が売れているのかもしれませんね。
だとしたらとても面白い傾向だと思います!
さて。
4年ほど前まででしょうか、かつてのWrinkle Freeコレクションは全マークが100% Cottonでした。
Polyesterを混紡すれば形態安定機能は容易に高められますが、上質なCotton特有の心地よい風合いや通気性が損なわれるからです。
そして、その100% Cotton Wrinkle Freeシリーズは「素材として織り上がった後ではなく紡績の段階で加工を施すため通常の100% Cotton素材と着心地がほとんど変わらない」というこだわりの工程と優れた特徴を持っています。
つまり、少し前までのWrinkle Freeコレクションは、「それ」っぽくない(言い換えると通常の100% Cotton素材っぽい)Wrinkle Free素材のみがコンパイルされていました。
しかし、この4年ほどの間に起こった生活様式の変化と技術の進化はコレクション内容を大きく変えました。
その先陣としてまず4年前に、一見するとCottonに見える、そして肌触りが至極ソフトな65% Polyester + 35% Tencel Wrinke Freeシリーズが登場しました。
*65% Polyester + 35% Tencel Wrinke Freeシリーズは既に全マーク完売しました
そして、2年前に満を持してデビューしたのが「更なる進化系」であるCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズです。
今回入荷した4マークははいずれもそのCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズの新作です。
COOLMAXは。。。
皆さんもうご存知かと思います!
スポーツウェア等にも広く取り入れられている高機能素材ですよね😊
こちらはそのCOOLMAX素材にWrinkle Free機能を付加させた素材になります。
COOLMAXですので品質的には100% Polyesterになりますが、ご覧のように見た目は100% Cottonと遜色ありません。
そして、肌触りはかなりドライ、とてもサラッと快適です。
季節的にはこれからやってくるSpring/Summerシーズンに人気が高騰する素材ですが、実はCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズの人気は通年を通してとても高いです。
例えば暖房が効いている電車内、スーツスタイルで大事なプレゼンテーションに臨む時、ご出張時にスーツ&コートを着たままスーツケースを引いている時等々、Autumn/Winterシーズンでも汗だくになりかねないシーンは多々ありますよね。
そんな時にもCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズのシャツなら比較的快適なはずです!
僕も今シーズンこそは遂に1枚作ってみようと考えています。
しかしながら、Polyesterの進化はすごいものがありますね。
最近Recycled Polyesterのツイードやスーツ素材なんかも出現していますけれど、あれも実にいいですもの!
上述の通り品質は100% Polyester、糸番手は経糸・緯糸ともに75D(デニール)です。
オーダーメイドシャツ:¥17,600(税込)~
FM16017/018
同じくCOOLMAX Wrinkle Freeシリーズの新作、ギンガムチェックです。
左:ネイヴィブルーです。
右:ライトグレイです。
こちらの方がよりPolyester感が低めですね!
最初に作る1枚はこのギンガムチェックのどちらかにしようかしら?
端正なネイヴィブルーか?
涼しげなライトグレイか?
悩みます!
品質は100% Polyester、組織はピンポイントオックスフォード、糸番手は経糸・緯糸ともに75D(デニール)です。
オーダーメイドシャツ:¥17,600(税込)~
以上です。
最後に。。。
Wrinkle Free素材でお作りになる方はご家庭でのお洗濯がほとんどだとは思いますが、念のためにお知らせすると出来るだけクリーニングは避けた方が「吉」です。
クリーニング店さんが「もし洗濯表示をきちっとチェックせずに通常のクリーニング(特に高温・高湿プレス)をしてしまう」とネックサイズやカフス回りがかなり縮むことがあるようです!
これは、Wrinkle Free素材専用の芯地によるそうです。
ご注意ください😌
もちろん予期せぬひどい汚れがついてしまった時やご出張時等にはクリーニングに出さざるを得ないケースもあると思います。
その際には、ぜひとも「ちゃんと洗濯表示を読んでからやってくださいね!」とお口添えしていただければと思います。
次回はBook 1をご紹介予定です。
今回もユニークな高機能素材が入荷しました。
乞うご期待ください。
28th. Feb. 2024
Ryoji Okada