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Super cool and dandy “Crown Flannel” suit!

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

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  ☑︎ リペア&リメイクは一時休止中です

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  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン

  ☑︎ 俺の新作:残布パッチワークブルゾン vol.2

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  ☑︎ vol.5: Maurizio 2-2

 

 

 

 

4日間の臨時休業。

ご不便をおかけしました。

公式website、Facebook page、このDiary、Googleのページ、お得意様にお送りしているお手紙、お電話、口頭、店頭のPop等々で告知をしましたが、もしもそれらに触れることなくご来店してしまった方がいらっしゃったとすれば本当に申し訳ありません。

この場を借りて深くお詫びを申し上げます。

僕はこの臨時休業を利用して妻と小旅行に出かけてきました。

久し振りの大阪(とお好み焼き)、初めての淡路島、25年振りくらいの姫路城。

いずれも満喫できました!

まだまだあちこち行きたい場所があるので生きているうちに淡路島を再訪できるかは分かりませんが「また来たいな」と思いました😊

さあ、今日から営業再開です!

今まで以上に頑張って店を盛り上げたいと思っています。

ぜひとも引き続きの温かいご愛顧と熱い応援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

ところで。

「満喫」といえば。

今日はちょうど1週間前にお渡しした極上フランネルスーツをご紹介します。

日増しに春の足音が大きく聞こえるようになってきている今日この頃ですが、それでもまだこの冬何度かはその素晴らしい風合いを満喫できると思います!

いや、なんとしても満喫していただきたいです。

ヴィンテージテイストあふれる昔ながらのしっかりしたWoollen Flannel(紡毛フランネル)ですから、10年どころか20年以上はお召しいただける、つまり活躍の場はこの冬だけではない1着ですが、やっぱり仕上がったばかりですのでできるだけ多くこの冬もお召しいただきたいのです😊

では、その極上フランネルスーツを早速ご紹介しましょう!

 

 

 

 

↓こちら↓ です。

 

 

「1875年創業の老舗イングリッシュミルWilliam Halstead/ウィリアムハルステッド」が圧倒的な自信を持ってリリースしたWoollen Flannelでお作りしたスーツです。

その自信の表れでしょう。

このフランネルにはCrown Flannelという名前が冠せられています!

「ヴィンテージ感あふれる強い打ち込みと温もりのある風合い」「端正で知的なブルーグレイ」「ヴェリーイングリッシュなチョークストライプ」とたくさんの魅力を持った傑作素材です。

デザインはノーブルなイングリッシュジェントルマンスタイルでまとめました。

具体的には「ハイゴージーライン&ナロウ巾:7.0cmのノッチドラペル」「段返りスタイルのシングルブレステッド3ボタン」「ハッキング/スランテッドポケット」「サイドヴェンツ」「1アウトプリーツ&テイパードシルエットのボトムス」といったスタイルです。

結果、ご覧のとおりモダンクラシックでダンディ極まりない1着に仕上がりました。

「ネイヴィブルーに染め上げたmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン」「LOUD GARDENで高い人気を誇る名門UKマーチャントLBDの “London” lining」といったオーダーメイドならではのエキサイティングディテイルも見逃せません。

このCrown Flannelは2023-2024 Autumn/Winterシーズンがデビューなのですが、その時に僕は以下のようにご紹介しています。

—–

William Halsteadはイングランド北部に位置するウェストヨークシャー州ブラッドフォードにて1875年に創業されたミルです。

「William HalsteadといえばMohair素材」と称される、そして「Mohair素材の大家的存在」とも呼ばれるWilliam Halsteadですが、今シーズンはCrown Flannelという気合が入った名前の素晴らしいフランネルをリリースしました。

昨今はフランネルすらも「軽くてソフト、そして薄め」という要素がキイワードになっていますが、このCrown Flannelはその逆を突き進む「よき意味で時代遅れ」な逸品です。

もう少し突っ込んで説明をすると。。。

Crown FlannelはWilliam Halsteadの地元であるウェストヨークシャー州で紡績された短繊維糸を使用した紡毛フランネルです。

最近はフランネルも梳毛が増えてきていますが、そしてそれはそれで悪くないのですが、やはり本来は紡毛ですよね!

僕はそう思います😊

もちろん特徴は短繊維糸を使用した紡毛というだけではありません。

「フィニッシュ工程で表面を丁寧に掻く事で表現している独特のふっくらとした滑らかな肌触り」「450gとやや重めのウエイト」「昔ながらのしっかりとした打ち込み」といった豊かな特徴も併せ持つ、クラシックなイングリッシュスタイルがお好きな方でしたら堪らない会心作だと思います!

こういったフランネル素材を生産すること自体はそこまで難しくないのかもしれません。

が、だとしても、この時代に敢えてこのボディを15マークも取り揃える心意気に敬意を表したい気持ちでいっぱいです!

お金があれば全マークで何かしらを作って妻にこっぴどく叱られたいくらいです笑。

—–

ベタ褒め状態です笑。

そりゃそうですよね。

だって、めちゃくちゃ素晴らしい逸品なんですもの!

来秋冬に向けて僕も1着だけでいいからぜひとも作りたいです。

僕のことはともかく、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。

 

 

 

ラペルです。

 

 

シャープかつエレガントなハイゴージーラインかつややナロウなノッチドラペルが最高にかっこいいですよね!

そして、 “London” liningを使用してポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるように作ったチェストポケットの袋地もいい感じではないでしょうか。

このライニングはブルーがアクセントカラーになっているのでVゾーンのスタイリングには似たブルーを取り入れたいですね。

もちろん、きちんと「袋地」としても機能します。

 

 

 

ウエストポケットです。

 

 

前後差4.5cmとやや急アングルにしています。

それによりスーツがよりシャープな印象になっていると思います。

それにしても。。。

この画像からでも素材の風合いの素晴らしさが分かりますね!

やっぱり。。。

僕も激しく作りたい!

 

 

 

ライニングです。

 

 

いかにも英国的な素材、そして英国紳士的なデザインのスーツですからこのライニングも最高に似合っていますよね!

というか。。。

こうして見てしまうと「これ以外の選択肢はない!」と思えるくらいのベストマッチではないでしょうか!?

ブルーマスターの異名を取るY様。

さすがの慧眼です。

 

 

 

スリーヴボタンです。

 

 

  •  ☑︎ made in Englandのリアルホーンボタン
  •  ☑︎ リアルボタンホール(本開き切羽)

はい、もちろんアップチャージ不要のディテイルです。

 

以上です。

 

Y様、いつも本当にありがとうございます。

心より御礼を申し上げます。

次のご注文品が仕上がりましたらまたご連絡をいたします。

 

 

 

 

 

17th. Feb. 2024

Ryoji Okada

 

 

 

 



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