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Diary

Brand new shirting collection, Feb. 2023, vol.4: The Royal Caribbean Cotton

Loud Garden / NBA / Ryoji Okada

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  – 2月は「水曜日/木曜日定休」に戻して営業いたします

  – Made-to-order “Skull Hat/スカルハット” debut!

  – “♡ Camo” cotton canvasとデニムのトートバッグ

  – RYOJI OKADA流Forestière/フォレスティエール

  – 渾身のSafari Jacketを作りました!

  – リペア・リメイク(お直し)はしばらくお休みします

  – ロックな “♡ Camo” cotton canvasスーツ

  –  “♡ Camo” cotton canvasのグルカパンツ!

 

 

< Introducing new bunch books! >

  vol.1: Biellesi

  vol.2: Darrow Dale

  vol.3: ISCA by Harrisons

 

 

 

昨日おとといは本当に素晴らしい小旅行ができました。

素晴らしい風景、極上の温泉、最高のホスピタリティ、贅沢な空間、美味なる食事。。。

感謝です。

もちろん「この厳しい環境下のサヴァイヴ」を考えたら、本来は「仕事!仕事!!仕事!!!」モードで休みなく働くべきかもしれません。

実際のところ、常に元気に前向きに情熱的にやっている一方で、現状に対する焦燥と不安で頭の一部がいっぱいなのもまた事実です。

そして、それを解消するには「これ以上できない!」というところまでやるしかありません。

なので、休みなく働くとのも選択肢ではありました。

が、我が家族、我が身、我が人生も大切なので昨日おとといは完全休暇をいただきました。

充電ができたので今日からはまた馬車馬のように頑張ります!

つきましては、ぜひとも引き続きの温かい応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

ところで。

「我が」といえば。

引き続きオーダーメイドシャツ用の新作素材をご紹介します!

4回目となる今日から我が国製素材、made in Japan素材のご紹介を始めます🇯🇵

その初日は。。。

やっぱり「国産素材の最高峰コレクションThe Royal Caribbean Cotton」ですよね!

何度もこのDiaryにて書いている通り、The Royal Caribbean Cottonには「肌触りが抜群にいい!」「この素材でないとダメだね」と仰ってくださるファンの方がたくさんいらっしゃいます。

実に手間のかかるこだわりの工程を経て作られている素材なのでそれも納得なのですが、その素晴らしさをまだご存じない方が多数いらっしゃるのもまた事実だと思います。

つきましては、ご来店の際にぜひともその優れたクオリティをじっくりとご確認ください。

*こだわりの工程等は最後にご説明します。

もちろん、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っております。

その際には個別画像左上に記します品番にてご指示をお願いします。

では、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今回入荷したThe Royal Caribbean Cottonの新作は ↓こちらの11マーク↓ です。

 

 

左の6マークが経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに100番手双糸(ソウシ)を基本としたSiver Lineの新作で、右の5マークが経糸・緯糸ともに120番手双糸を基本としたGold Lineの新作になります。

ただ、後者(Gold Line)の右3マークは一昨シーズンから展開がスタートした目玉素材(のひとつ)であるAmerican Sea Island Cottonコレクションの新作になりますので糸番手は異なります。

*具体的な糸番手等は個別説明にてご紹介します。

数年前までのThe Royal Caribbean Cotton Gold Lineは「経糸・緯糸ともに120番手双糸を使用した生真面目なクラシック柄のドレスシャツ向け素材」だけがコンパイルされていましたが、ここ最近はこういったより付加価値の高いユニークな新作も投入されるようになりました。

かような「一定の場所にとどまらず前に進む姿勢」。

やっぱり大事ですよね!

それが証拠にここ最近、The Royal Caribbean Cottonをオススメする頻度がより増加している気がしますし、ご注文自体も確かに増えています😊

僕も大いに見習わなくては(汗)!

では、「個別画像」で見ていきましょう!

 

 

上:FM 84703/中:FM 84704/下:FM 84705

 

 

The Royal Caribbean Cotton Silver Lineの新作無地です。

具体的にはオックスフォードに少し似た独特の凹凸を持つドビー組織の無地素材です。

ポプリン/ブロード(平織)素材だとフォーマル過ぎるし、オックスフォードだとカジュアルテイストが強過ぎるなぁ。。。という方にぜひともオススメしたい素材です!

上:「基本のキ」ホワイトです。

中:爽やかなサックスブルーです。

下:品格あふれるラヴェンダーです。

上質極まりないThe Royal Caribbean Cottonですから、ドレスシャツかキレイめカジュアルシャツが「本命」だと思います。

が、敢えてカプリシャツを作ったりするのもアリじゃないかな?とも思ったり。。。

ちなみに僕はラヴェンダーでモダンクラシックなドレスシャツを、具体的には「ユーロクラシックワイドカラー + フレンチカフス(ダブルカフス)+ フレンチフロント(裏前立)+ ポケットレス仕様」といったデザインのシャツを作ってみたいです。

こちらはThe Royal Caribbean Cotton Silver Lineの定番クオリティ:経糸・緯糸ともに100番手双糸の100% Cottonになります。

 

オーダーメイドシャツ:¥16,500~

 

 

上:FM 84706/中:FM 84706/下:FM 84707

 

 

The Royal Caribbean Cotton Silver Lineの新作ストライプです。

我々が「フランス綾」などとも呼ぶ、凹凸がはっきりしたツイル(綾織)ベースの上にストライプを配した「ツイル組織特有の優雅な光沢とThe Royal Caribbean Cottonならではの上質な肌触りと洗練されたストライプが魅力のヒネリのある素材」です。

ツイルの「山(凸部分)」とストライプが交差している箇所のストライプが消えたように見えるのも面白いですよね。

これにより、仕上がったシャツは独特の美しい立体感に恵まれるはずです。

上:ハンサムなサックスブルーです。

中:クールなライトグレイです。

下:知的なネイヴィブルーです。

こちらはドレスシャツが絶対的な「本命」だと思います。

モダンレトロな素材ですので人気再燃中のレギュラーカラーで作っておくのもアリかもしれません!

例えば「エドワードレギュラーカラー + 大丸シングルボタンカフス+ フライフロント(比翼仕立)+ ポケットレス仕様」といった感じでしょうか。

「通好み」のナイスな1枚が仕上がりそうですよね😉

こちらもThe Royal Caribbean Cotton Silver Lineの定番クオリティ:経糸・緯糸ともに100番手双糸の100% Cottonになります。

あれこれ想像力が駆り立てられるナイス素材ですが、僕は「ナロウレギュラーカラー + フレンチカフス(ダブルカフス)+ フレンチフロント(裏前立)+ ポケットレス仕様」といったデザインで優雅にキメたいですね!

 

オーダーメイドシャツ:¥16,500~

 

 

上:FM 85607/下:FM 85608

 

 

The Royal Caribbean Cotton Gold Lineの新作です。

超絶に美しいサテン織にコードストライプを配した逸品です!

ストライプ部分はポプリン/ブロード組織なのですが、その「組織違い」効果で上質な細番手糸を使用したサテン織ならではの高貴な光沢が際立っています!!

この素材の美しさはぜひとも店頭でお確かめいただきたいです。

そして抜群に滑らかな素材感もお確かめいただきたいです。

エレガントなドレスシャツをお考えの方でしたら「おお!作ってみようかな?」とお思いになること間違いなしの素材、スーパーエレガントかつ柔和な1枚が仕上がること間違いなしの素材だと思います。

上:洗練されたグレイです。

下:端正なブルーです。

こちらの2マークはThe Royal Caribbean Cotton Gold Lineの定番クオリティ:経糸・緯糸ともに120番手双糸の100% Cottonになります。

 

オーダーメイドシャツ:¥18,700~

 

 

上:FM 85810/中:FM 85811/下:FM 856812

 

 

 

 

その上質なシルクのごとき光沢と繊細な柔軟性から「奇跡の綿花」とも呼ばれるAmerican Sea Island Cottonを使用したオックスフォード素材の新作3マークです。

この3マークの入荷でAmerican Sea Island Cottonコレクションのオックスフォードは、無地が4マーク展開(今回の2マーク以外にホワイト・サックスブルーがあります)、ストライプが4マーク展開(今回入荷したグリーン以外にサックスブルー・ネイヴィブルー・レッドがあります)、合計8マークとなりました。

他にはポプリン/ブロードの無地が2マーク(ホワイト・サックスブルー)、ボールドストライプ(ネイヴィブルー)が1マーク、シャンブレイが2マーク(サックスブルー・ネイヴィブルー)のご用意があります。

現状は全13マークのスモールコレクションな一方で、見応えたっぷりで(後述の通り)ロマンあふれる極上コレクションでもありますのでご来店の際にはぜひともチェックをお願いします!!

さて、Sea Island Cottonといえば、ご存知の方も多いと思いますが日本では海島綿(カイトウメン)と呼ばれている/呼ばれていた特別な綿花です。

実は、先時代の偉人たちが苦労して開発したアメリカ産のSea Island Cottonは害虫発生の問題等があり1922年に栽培を終えています。

しかし、熱いハートを持った人々が2004年に復活を模索して研究をスタートし、13年にも及ぶ月日を経て遂に商業栽培を成功、2017年に米国産海島綿/American Sea Island Cottonが復活を遂げました!

という、ロマンあふれる背景を持った素材です。

かくかくしかじかで、American Sea Island CottonながらThe Royal Caribbean Cotton Gold Lineのブックにコンパイルされております!

手に触れてみると確かに「違い」が分かると思いますのでご来店の際にはぜひとも触ってみてください😊

ちなみに、今まではブック内で「バラバラに並んでいる」という極めて杜撰な管理をしていたのですが、今回の入荷を受けてAmerican Sea Island Cottonはひとまとめにしましたので見やすくなりました。

上:絶妙なトーンのネイヴィブルーです。

中:まぶしいばかりにフレッシュなグリーンです。

下:スタイリッシュなグリーンストライプです。

どれも魅力的なのですが、僕は1番下のグリーンストライプでデタッチャブルカラー仕様のプルオーヴァーシャツを作りたいです。

それから、1番上のネイヴィブルー無地でシャツジャケットを作っても軽快で素敵かな??と思っています。

真ん中のグリーン無地ならサファリジャケットでしょうか。

グリーンストライプのシャツとグリーン無地のサファリジャケットを合わせるスタイリングもすご〜くよさそうですよね😉

品質は100% Cotton、糸番手は経糸は3マークとも40番手単糸で緯糸はネイヴィブルーが20番手単糸で他の2マークが10番手単糸です。

糸番手は数字が大きいほど「細くなります」ので、ネイヴィブルーの方が若干だけ滑らかですね。

確かに肌触りが違います!

 

オーダーメイドシャツ:¥22,000~

*シャツワンピース/サファリジャケットは上記価格の¥19,800アップ・シャツジャケットは上記価格の¥27,500アップになります。

 

最後にThe Royal Caribbean Cottonがいかに素晴らしいか、いかにこだわった素材かをご紹介します。

 

—–
まずは原材料です。
良質の綿花のみを手摘みで収穫、38㎜以上の超長繊維綿のみを選りすぐっております。
これが上品な光沢としなやかさを持ち自然な肌触りを感じ取ることが出来る素材の「土壌」となります。
続いてThe Royal Caribbean Cottonの最重要ポイントともいえる「ガス焼き」です。
「ガス焼き」とは、紡績の段階で「糸の1本1本を2回に分けてガス管に通して焼くことで余計な毛羽を除去する工程」のことです。
この工程により、素材の表面が均一化し染色性が向上、繊細な色合いを表現する事が可能になります。
また、糸ムラが抑えられるため素材表面が一層美しく仕上がります。
某俳優さんを筆頭にした数々のファッション上級者をも魅了してきた滑らかな肌触りと上品な光沢は、原材料の品質の高さとこのガス焼き工程に由来します。
最後に製織です。
昔ながらの低速のシャトル織機を用いて丁寧に織られていることと、製織段階での糊付けを行っていないことから素材本来の豊かな風合いを失うことなく仕上がります。
かように原材料、紡績工程、製織工程の3段階、すべてにおいてこだわりを凝縮した素材がThe Royal Caribbean Cottonなのです!
—–

 

素晴らしい!

 

以上です。

 

次回はBook ⅠとWrinkle Freeの新作をご紹介予定です。

はい、「高機能軍団」ですね!

乞うご期待ください。

 

 

 

17th. Feb. 2023

Ryoji Okada

 

 

 



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