The list of the [ Ryoji Okada ] category.
11月になり心機一転!
頑張っていこう!!
いつもは見ることがない占いも良好だしいきなり好転する可能性もあるしあれもこれもやるぞ!!!
と思って迎えた3連休ですが。。。
残念なことに&悔しいことに土日は「大爆死」しました。
今回の絶不調は10月の3連休から始まっている(以前にも書いたけれど「予感」はもう少し前から)のでもうすぐ1ヶ月。。。
5月の絶不調期にも書いたけれど、A WORKROOM時代を含めて1ヶ月におよぶ不調って今までに経験したことがないので心身ともにかなり削られます。
しかも、土日に感じた肌身感は5月より危険な感じ。。。
このままだと、5月を除いて大健闘を続けてきた2025年は結局昨年並みに終わるかもしれません。
いや、それどころか、もしこの土日の「大爆死」状態を繰り返すようだと「まさかの」昨年実績を下回る可能性すら出てきます。。。
そんなこんなで。。。
そして、複数入っていたご予約がキャンセルとなったこともあり、日曜日の夕方に「いったいこの店はどうしちゃったんだろう」「LOUD GARDEN/RYOJI OKADAって2025年にはもはやいらない存在なのかな?」などと思いじわっと涙が出てしまいました。
情けない限り。。。
という事態に加えて、数日前にチラッと書いた仕入先からの連絡もあり心重いスタートとなってしまった11月ですが。。。
3連休最終日の昨日は開店直後にコートのピックアップにいらしたお得意様がシャツを2枚ご注文くださったのを筆頭にご来店が立て続いてバタバタ忙しい1日となりました。
具体的には「ランチ休憩なしでご対応を続け夕方になってひと息ついた」といった1日でした。
正直に書けば、夕方以降は暇になってしまったこともあり忙しかったとはいえ大爆死した土日のどちらかをカヴァーできるほどのセールスにはなりませんでしたが、まずは皆さんがいらしてくださったことそれ自体が本当にありがたったです。
病気と闘う大切な友人が商況を心配して「必要なアイテム」を絞り出してくれたのも嬉しかったです。
心の底からガックリのスタートだった11月。。。
ですが、昨日は悪くなかったし、まだ日にちはある!
持ち前の反骨精神でなんとか頑張り抜きたいと思います。
つきましては、どうぞ引き続きの温かい応援をよろしくお願いします!
Go! LOUD GARDEN!
ところで。
「コート」といえば。
今日は昨日開店直後にお渡しした超スーパークラッシー&ダンディなチェスターフィールドコートをご紹介します。
深いNavy Bueと豊かな毛並みが見事な国産の100% Cashmere素材でお作りした1着です。
やっぱりKing of overcoatと呼ばれる本格的なチェスタフィールドコートは絶対に持っておかないとダメだ!
その素晴らしい仕上がりを目の当たりにして、バルクアップとデブ化で昔作ったチェスターフィールドコートが着用できなくなった僕はそう思いました。
では、早速ご紹介しましょう!
↓こちら↓です。

最高に素敵ですよね〜!
素材は日本が誇る&カシミアを得意とする某ミル謹製の100% Cashmere(410g/m)です。
コートにしては少しだけウエイトが軽めゆえに重厚感のあるルックス&長めのレンクスながら着心地は軽快そのもの。
それでいて上質なCashmereなのでとっても暖かいです!
お客様も「軽いですね!これはイイや」と仰ってくださいました。
デザインは「9.0cm巾のノッチドラペル + フライフロント(比翼仕立)+ シングルブレステッド3ボタン + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差5.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + センターヴェント」です。
はい、王道スタイルのチェスターフィールドコートです!
王道スタイルということでカラー(上衿)にVelvetを使用したり、チェストポケットをなしにするご提案もしましたがそこは実用性やカジュアルスタイルとの相性等々を考えて「カラーも表素材使用」「チェストポケットあり」になりました。
また、パッと見こそ王道ですがオーダーメイドならでは(というかLOUD GARDEN/RYOJI OKADAならでは)のギミック/ディテイルをバシッといくつかさりげなく封じ込めています。
という訳で、そのギミック/ディテイルを「寄り画像」で見てみましょう!
バストアップの「寄り画像」です。

モダンクラシックな9.0cm&ややハイゴージーラインのノッチドラペル。
ライニングを使用しポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。
そのライニング/チェストポケット袋地のGreyと呼応したフラワーホール(衿穴)。
美しいステッチワーク。
バストアップだけでも楽しいギミックがてんこ盛りです!
ポケットです。

急アングル:前後差5.0cmがとてもクールかつシャープですよね!
*ハッキング/スランテッドポケットのアングルは前後差を0.5cm単位で指定して決めています
*アングルはこの画像より1番最初の画像の方がリアルに近いです汗
工房によれば「アングルは急なほど縫製が難しい」とのことです。
また、一般的なハッキング/スランテッドポケットのアングルは1.5cm~3.0cmくらいとのことです。
そして、LOUD GARDENは「お任せ」の場合4.5cmに設定することが多いです。
という諸々を鑑みると。。。
5.0cmはなかなかの急アングルですよね!
見た目の効果もさることながら、コートの場合はポケットに手を入れやすくなるという実用性も見逃せません。
ちなみに、今までで最も急だったアングルは11.0cm(!?)でした。
ライニングです。

絶品Cashmereと美しい “♡ Camo” silk c/# blue/charcoalが奏でる素晴らしいハーモニー!
素敵過ぎます!!
このライニング。。。
僕も使いたかったなぁ。。。
*何度もお知らせした通り完売済みです
スリーヴボタンです。

袖先もエキサイティングにキメました!
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いずれアップチャージ不要のディテイルです。
最後のカラー違いボタンホールですが。。。
写真の撮り方がまずく全部同じカラーに見えるかもしれません汗。
が、1番下だけフラワーホールと同じGreyになっています!
以上です。
K様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
昨日ご注文いただいたシャツが仕上がりましたらまたご連絡いたしますのでどうぞしばらくの間だけお待ちくださいませ。
4th. Nov. 2025
Ryoji Okada
WSはGame 7も文字通り死闘でしたね!
両チームとも本当に素晴らしい戦いを見せてくれました。
いちスポーツファンとしてMLB史に残る激闘を演じた両チームに感謝です。
そして、日本のエースから世界のエースとなったY.Yamamotoの驚異的な活躍に脱帽です。
WS3勝&MVP獲得、おめでとうございます。
こうなれば。。。
目指せ3連覇!!!
そうそう、おめでとうといえば。
家族ぐるみでおつきあいさせてもらっている大切な友人にしてLOUD GARDENの長いお得意様でもあるTさんが経営しているItaianレストラン:Quattro Mani 82が先月末に6周年を迎えました。
Tさん、おめでとうございます。
Tさんの手腕と人柄、そしてシェフの腕前なら10周年は余裕、長く繁盛店として人気を博し続けることでしょう。
最近行けていませんがまた参上します!
ところで。
「Quattro Mani 82」「シェフ」といえば。
今日はそのQuattro Mani 82のシェフであるYさんことM様がご注文くださったとってもクールでハンサムなBlack & Whiteアイテムをご紹介します。
Tさんに負けないくらいの高身長でスマートでハンサムなM様ですから。。。
ご自身では「ファッションは苦手なんです」的なことを仰っていましたが。。。
何を着てもお似合いになります。
が、しかし、今回お作りいたアイテムたちは格別にお似合いでした!
そのアイテムたちとはスーツとシャツとネクタイです。
という訳で早速ご紹介しましょう。
まずはスーツから。


クールでハンサムでシックでスマートでクラッシーでインテレクチュアルでモダンなBlackスーツ!
サイコーに素敵ですよね!!
素材は国産のストレッチコレクションからセレクトいただきました。
遠目には完全な無地にも見えるトリプルシャドウウィンドウペーンのBlack無地素材です。
「スーツで着るのがメインだけれどジャケット単体でも着たい」「シェフゆえに食べ歩きが趣味なので体重が変わりやすい」「カッコいい系が希望」というご意向を受けてこちらの素材をご紹介しました。
この色柄(とデザイン)なら間違いなくジャケットとしても使えるし、高いストレッチ性を誇るので仮に食べまくり過ぎて多少「成長」しても大丈夫だし、シンプルにカッコいいですもんね!
デザインは以下の通りです。
ジャケット:ややナロウ巾:8.0cm&ハイゴージーラインのノッチドラペル + ロープドショルダー + シングルブレステッド2ボタン + クラシックフロント + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差6.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + ややハイウエスト + ターンバックカフスつき + サイドヴェンツ
ボトムス:ベルトループレス + サイドアジャスターつき + 1インプリーツ + テイパードシルエット + 5.5cm巾のターンナップヘム
ボタンはmade in Japanのリアルホーン(本水牛)ボタン、詳細は後述しますがボディライニングは “♡ Camo” silk c/# BGRでスリーヴライニングはBlackベース × Redハートプリントにしました。
そこそこに散りばめられたヴェリーRedなエキサイティングギミックも見逃せません!
続いて、そのエキサイティングギミックたちを「寄り画像」で見ていきましょう。
バストアップの「寄り画像」です。

シャープな8.0cm巾&ハイゴージーラインのノッチドラペル。
実際に細いロープを入れて構築するマスキュリンなロープドショルダー(この写真だと肝心のショルダーが少し切れてしまっています、すみません汗)。
スリーヴライニングを使用しポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。
そのライニング/チェストポケット袋地のRedと呼応したフラワーホール(衿穴)。
バストアップだけでも楽しいギミックがてんこ盛りです!
特にこの中だと。。。
チェストポケット袋地のポケットスクウェア仕様は「極めて小粋な便利ディテイル」としてとっても好評です。
もちろんポケットとしても機能しますので、例えばWhite無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。
書くまでもなく本来ペンはチェストポケットに入れない方がイイ訳ですが。。。
また、M様はボディライニングを “♡ Camo” silk c/# BGRになさったのですが、敢えて袋地はボディライニングではなくスリーヴライニングをお使いになりました。
カラークロス(上衿裏のフェルト生地)です。

ライニングやフラワーホールとの「ストーリー」でRedにしました!
RedはBlackと相性抜群ですからね!!
ハイコントラストでありながらも絶妙なハーモニーが生まれていると思います。
そして、思わず衿立てをしたくなるカラーリングではないでしょうか!?
ポケットです。

かなりの急アングル:前後差6.5cmがとてもクールかつシャープですよね!
*ハッキング/スランテッドポケットのアングルは前後差を0.5cm単位で指定して決めています
工房によれば「アングルは急なほど縫製が難しい」とのことです。
また、一般的なハッキング/スランテッドポケットのアングルは1.5cm~3.0cmくらいとのことです。
そして、LOUD GARDENは「お任せ」の場合4.5cmに設定することが多いです。
という諸々を鑑みると。。。
6.5cmを「かなりの急アングル」と表現する理由をお分かりいただけると思います。
ちなみに、今までで最も急だったアングルは11.0cm(!?)でした。
アウトサイドティケットポケットもナイスなデザインアクセントになっていると思います。
ライニングです。

既に原反が完売してしまった “♡ Camo” silk c/# BGRです。
表素材との相性も抜群ですし、散りばめられた「Redのギミック」との「ストーリー」もバッチリですし。。。
これ以上にないコンビネーションだと思います。
しかし。。。
素敵なライニングですよね。
つくづく早期完売が(超嬉しいと同時に)悔やまれます。。。
また、上述の通りスリーヴライニングはチェストポケットの袋地でも使ったBlackベース × Redハートライニングをセレクトいただきました。
これまたこれ以上にないパーフェクトコンビネーションだと思います!
袖先です。

袖先もこだわり満載です!
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いずれアップチャージ不要のディテイルです。
続いてシャツを。



ウインドウペーンのスーツにウインドウペーンのシャツ!?
最高に粋なスタイリングですよね〜!!
素材はWrinkle Freeの100% Cottonシリーズからセレクトいただきました。
*既に完売となりました汗
デザイン/仕様は「Newセミワイドスプレッドカラー + ラウンドダブルボタンカフス + フレンチフロント(裏前立)+ 胸ポケットレス仕様 + 2.5mm厚の高瀬貝ボタン」です。
右バックヨークにWhite糸でお入れしたキャット刺繍がナイスアクセントになっているニート&ノーブルな1枚です。
最後にネクタイを。


ブークレ糸に由来するランダムな「ループヤーン」が印象深いモードなストライプSilkでお作りいただきました。
このSilk。。。
サイコーにカッコいいですよね!
僕もすごく好きです。
そろそろ在庫が少なくなり始めたようなので作っておこうかな?と思ったり。
僕のことはともかく、M様はご身長が高いので全長は152.0cmにしました。
一般的な全長は145.0cm程度なのでかなり長めです。
セミウィンザーノットがメインならばもう1.0cm~2.0cm程度長くしても良かったのですが、M様はプレインノットでしか結ばないとのことだったので152.0cmにしました。
そして!
閂止め糸とライニングはRedにしました!!
これはもちろんスーツとの「ストーリー」からです。
長さにしてもこういったディテイルにしてもオーダーメイドならではですよね。
ネクタイは比較的採寸が簡単(おおよそのご身長とご体重だけでも算出可能です)なのでギフトアイテムとしても「優秀」です!
ぜひ機会があればギフトにも使ってやってください。
以上です。
M様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
Tさん、6周年おめでとうございます。
また参上します!!
3rd. Nov. 2025
Ryoji Okada
負けたら終わりのWS Game 6に先発したY.Yamamoto。
僕のような小市民には想像もつきませんけれど現MLB最高峰の投手でもかなりの重圧だったのではないでしょうか?
が、しかし、相手チームへの大声援が鳴り止まない敵地にて、初回から味方がエラーをするような展開で、登板中にファンが球場に乱入するハプニングがあったにも関わらず6回96球5被安打6奪三振1与四球1失点の快投でチームを勝利に導きました。
本当にすごい投手ですね!
が、しかし、昨日で終わった訳ではありません。
両チームにとって最後のゲームとなるGame 7は今朝行われます!
TORもすごく応援したくなるチームではあるけれど。。。
こうなれば。。。
2-3からの劇的カムバックで連覇を成し遂げて欲しいな〜!
Go! DODGERS!
Go! OHTANI!
ところで。
「応援」「カムバック」といえば。
このDiaryで「“♡ Camo” silkのライニング用原反が2カラーともソールドアウトしたこと」をご報告したのは10.6 Monでした。
“♡ Camo” silk史上最短でのソールドアウトが誇らしくちょっと有頂天になりました。
が、その後に店舗が絶不調に陥るという。。。
まさに「好事魔多し」ですね。。。
が、しかし、LADのようになんとかカムバックを果たさないと!
つきましては、どうぞ引き続き温かい応援をよろしくお願いします。
それはともかく、10.6 Monに「c/# BGRのネクタイとポケットスクウェア(チーフ)およびc/# blue/charcoalのポケットスクウェアは在庫があります!よろしくお願いします」というお知らせとお願いもしました。
そして、そのc/# BGRのネクタイが数日前に完売しました!!
c/# blue/charcoalのネクタイは数ヶ月前に完売済なのでこれにて2025年カラーの “♡ Camo” silkネクタイは完売です。
上記の通り原反も完売済のためオーダーメイドで承ることもできません。
何度もこのDiaryで書いていますけれど。。。
完売、品切、ソールドアウト!!!
小売店主にとってこれ以上に嬉しい言葉はありません。
もう本当に。。。
大大大感謝です泣。
また、ポケットスクウェアも段々と枚数が減っています。
という訳で、今日は現在在庫がある “♡ Camo” silkのポケットスクウェアをご紹介します。
↓こちら↓ の2025年カラーはいずれもまだ在庫があります。

が、c/# blue/charcoalはラスト1枚、c/# BGRはラスト3枚と在庫が僅少になっています!
どちらも間違いなく「使えるヤツ」です。
それが証拠にでもありませんが。。。
↓こんな感じ↓ でスタイリッシュにキマリます!


手前味噌ですが。。。
すごく素敵ですよね〜!
ちなみに、上画像は最も相性がよいカラーのスーツに合わせていますが、もちろん他カラーのスーツにも◎です。
具体的には、c/# blue/charcoal(上)ならGrey系はもちろんBrown系やGreen系にもバッチリですし、c/# BGR(下)ならこれまたGrey系はもちろんPurple系やRed系やBrown系との相性も超良好なはずです。
また、 “♡ Camo” silkポケットスクウェアは初年度から「裁断効率」を考えた&国産にありがちな小さめサイズ(30cm前後四方)ではなくインポートでよくある大きめ(40cm四方)サイズで作っているため、ポケットスクウェアとしてはもちろんバンダナ的にも使えます。
僕も時々首に巻いたりしています。
そう考えると、例えばc/# blue/cahrcoalはBlue Denimのトラッカージャケットを着た時の、c/# BGRはBlack Leatherのブルゾンを着た時の首元にもよさそうですね!
加えて、淑女のお客様にはバッグのハンドル部分にアクセントとして巻いたりなさる方がいらっしゃることもお知らせします。
クール&スタイリッシュなだけではなくとってもユーティリティな “♡ Camo” silkポケットスクウェア!
LOUD GARDENにしては珍しくすぐにお持ち帰りいただけるレディトゥウェア(既製品)アイテムです。
ということは、ギフトにも使っていただけます!
どうぞよろしくお願いします。
この2カラーはもしも年末まで残っていたら僕が買おうかな?と思案しています。
“♡ Camo” silk pocket square (made in Japan) :¥9,900
他にこちらの5カラーも在庫があります。

先日このDiaryで、縫製中に裁断ミスがあったりすると困るので「原反の完売告知をする時はジャケットのボディライニングに使える程度の長さを念のため予備として残している」といった趣旨のご説明をしました。
完売告知後その予備分がある程度の期間「動かなかった」時。
キープ分にキャンセルがあった時。
僕の誤計算由来等で工房から思ったより長めの残布が戻った時。
「え?こんなところに。。。」と想定外の場所から短い在庫が出てきた時。
エトセトラ。
ポケットスクウェアはヴェストの背表にも使えない45cm程度の長さがあれば作れるので追加生産するケースが多々あります。
*2025年カラーもc/# blue/charcoalは予備分があるので最終的にそれがポケットスクウェアになる可能性はあります(c/# BGRは可能性「0」です)
はい、こちらのポケットスクウェアも追加生産しました!
追加生産分ということでいずれも在庫は少ないです。
具体的には左から2枚・2枚・1枚・2枚・5枚です。
そうそう!
1番右はライニングとしての人気が振るわず(汗)でポケットスクウェアの追加生産を多めにしたんだった汗。
とにもかくにも。
手前味噌ですが。
いずれもすごくナイスカラーです。
ぜひともよろしくお願いします!!
ネクタイもこの2カラーはまだ在庫があります。

左が2本、右が1本です。
どちらもVゾーンを華やか&ハイセンスに彩ってくれること間違いなしです!!
「あ、これ買い逃していた」「ふ〜ん、こんなカラーがあるんだ!」「イイじゃん!」という方がいらっしゃいましたらどうぞこの機会にお願いします。
“♡ Camo” silk necktie (made in Japan) :¥22,000
2nd. Nov. 2025
Ryoji Okada
今日から11月。
10月の絶不調は引きずりたくない。。。
なにしろ、昨年実績は10月より11月の方が大きいですから。
頑張らねば!!
つきましてはどうそ引き続き温かい応援をよろしくお願いします。
そういえば、おととい長くお世話になっている仕入先のオーナーさんから電話をもらいました。
そして、昨日これまた長くお世話になっている別の仕入先さんからe-mailが届きました。
いずれもちょっと頭が痛い話であると同時に色々と考えさせられる話でした。
僕なりに咀嚼してまた近いうちにこのDiaryで「国内縫製の現状と未来について」の現状と想いを書いてみたいと思います。
ところで。
「引き続き」といえば。
昨日に引き続き新作バンチブックをご紹介します。
はい、昨日ご紹介したバンチブック:トップItalianミルFratelli Tallia Di Delfino/フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ(以下FTD)からUKを代表するツイードメーカーMoon/ムーンまで、いやそれだけではなくRecycled Woolを使用した国産Tweedまで取り揃えたヴァリエーション豊かなコレクションが自慢の1冊の後編です。
ご来店の際にはぜひともその圧巻のヴァリエーションをじっくりとご堪能ください。
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能です。
気になる素材があってもしご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、今日も魂を込めて出来るだけ丁寧にご紹介します。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
*これまでにご紹介した22回のリンク集は末尾にあります
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

昨日も書きましたが、こちらのバンチブックは素材見本が左右二列にコンパイルされているため正方形に近い形状になっています。
昨日の前編では左列をご紹介したので後編は右列の番です!
もちろん今日もできるだけ丁寧に全マークをご紹介します。
Di Pray

1948年創業、Italyが誇る高級毛織物産地:Biella地区のミルとしては比較的若い企業(といっても創業77年!)Di Pray/ディプライの新作6マークです。
Di Prayは主に「しなやかな風合いと精細な色柄が特徴的なMen’s向けJacketing」を得意とするミルです。
こちらの6マークもいかにも「らしい」素材だと思います。
上5マークは世界的な人気を集めているDi Prayの主力Jacketing:モダンクラシックなチェックです。
品質は様々で1番上と上から3番目が100% Wool(310g/m)、上から2番目と4番目が100% Wool(330g/m)、1番下が89% Wool + 11% Polyester(400g/m)です。
Di Rrayは5マークを同じカテゴリーにくくっていますけれど、ざっくりしたタッチでややハードな1番下だけ少々テイストが異なります。
その1番下を含めて全マークナイスですが、個人的には上から2番目の最高にキレイなカラーリングがナイス過ぎるグレンチェックがツボです!
が、この画像だけだといずれの素材も柄の全貌がかなり掴みにくいと思います汗。
つきましてはご来店の際にじっくりと見てやってください。
1番下はDi PrayのベストセラーであるTweedコレクションからのセレクションです。
UK Tweedを思わせる定番使いができるボディ&色柄なので10年、20年と愛用できるジャケットが仕上がること間違いなしだと思います!
品質は100% Wool(340g/m)です。
Angelico

クリエイティヴなデザインと比較的リーズナブルなプライスが魅力のItalianミルAngelicoの新作です。
昨シーズンは2マークだけしかコンパイルされておらず「ちょっと寂しい!」と残念に思いましたが今シーズンは5マークと「復調」気配。
面白い素材を作るミルなので来年はもっと増えていると嬉しいです!
5マークともAngelicoらしいさりげない個性がふんだんに表現されたナイス素材だと思います。
左4マークはGorgomoroシリーズのStretch Blazerと名づけられたボディです。
GorgomoroはBiella地区にある唯一の湧水のことです。
Italyは基本的に硬水ですが、Biella地区は南Alps山脈からの雪解け水の影響もあり軟水が流れていてGorgomoroも軟水だそうです。
そして、その軟水は色素の定着を阻害するミネラル分が少ないためカラーのノリが良好になるそうです。
このGorgomoroシリーズはその軟水をふんだんに使って生産されています。
そう聞くと。。。
カラーがすごくイイ感じがします!
こちらはそんなGorgomoroシリーズのモダンクラシックなブレザー向けJacketingです。
「クラシック」なのはその見た目:組織とカラーです。
前者はいわゆるHopsackに似たメッシュ調の平織組織です。
「モダン」なのはその着心地です。
クラシックな見た目からは想像できないかなりのストレッチ性を備えています。
ご来店時にはぜひとも引っ張ってみてください!
品質は100% Wool(295g/m)です。
「品格ある見た目と快適な着心地」を両立してくれる、普段使いはもちろんのことご出張やご旅行のお供にもぴったりな1着が仕上がること間違いなしの優秀なJacketingだと思います。
夏場を除いた3シーズンお召しいただけるボディです。
右は、Italian Texture Jacketという名前がつけられた一見パイルにも見える独特の素材感と洗練された色柄がなんともスタイリッシュなJacketingです。
品質は50% Viscose + 33% Wool + 17% Polyamide(370g/m)です。
AngelicoはこのボディをModern Tweedとも呼んでいるらしいのですが、なるほどそういう切り口での表現もできますね。
具体的には「ブークレ糸をふんだん使った凹凸のある表面」「ドライな肌触り」「Viscoseならではのややテロンとした質感」「トラディショナルチェックとモダンなカラーリングが織りなすモード感」等々のヴェリーグッドなポイントを多数持つとてもカッコいい素材だと思います。
Armaniあたりが好んで使いそうなボディでもあると思います。
Marzotto

LOUD GARDENでも時々Suiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)のバンチブックを取り扱っている(今シーズンは取り扱いがありません)Marzotto/マルゾットのJacketingです。
「芯を感じるしっかりとした素材感」「クラシックなヘリンボン」「モダンな感性漂うブークレ糸使用」が三位一体となった素晴らしい素材です。
ブークレ糸を使った素材でかようにクラシックテイストが強めな素材は珍しいのですが、そういった面からこの素材のバランス感を新鮮に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
かくいう僕もそうです!
しっかり打ち込んだ素材なのでジャケットはもちろんコートを作ってもよさそうですよね。
品質は60% Wool + 17% Polyester + 17% Acrylic + 6% Polyamide (420g/m)です。
この4者混はかなり珍しいです。
「さすがはMarzotto!」といったとことでしょうか。
ちなみにMarzottoとは ↓このようなミル↓ です。
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MarzottoはFratelli Tallia Di DelfinoやGuabello、Marlaneといった豊かな歴史と確かな個性を持つ高級ミルを傘下に収める老舗テキスタイルメーカーです。
その品質の高さは「提携しているAustralia屈指の優良牧場から供給される原毛の紡績からフィニッシングまでのサイクルを自社に集約し徹底管理すること」から生まれています。
また、「Men’sだけでなくWomen’s向けの素材も多く作ってきた実績」と「化学繊維を使うことを厭わない未来志向の姿勢」もMarzottoの独自性を際立たせています。
Marzottoの傘下に入って以降、Fratelli Tallia Di Delfinoがコレクションの幅をかなり広げると同時に極めて野心的な素材開発に成功するなど質量ともに躍進を遂げていますが、この躍進にもMarzottoの独自性とスケール(の大きさ)は多大な影響を与えています。
というMarzottoの歴史はかなり古く、Italy統一王国誕生前の1836年にグループ創業者である貴族Luigi Marzottoがイタリア北部Valdagno/ヴァルダーニョにある小さな毛織物工場に投資を始めたことが起源です。
その後、1950年代にはプレタポルテの生産も始めるなど巨大グループ企業へと成長します。
*アパレル部門は現在切り離されています
190年近い長い歴史の中で育まれた伝統に驕ることなく時代の薫りを的確に掴み取り刷新を続ける原材料選び、トレンドをふんだんに取り入れた高いデザイン性、先を見据え徹底して行われている特殊機能の研究と開発、そして持ち前のスケールメリット/生産力を武器に現代の多様なニーズに全面対応可能なヴァリエーション豊かなコレクションを展開している「進化する老舗」。
それがMarzottoです。
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Marlane

Marlane/マルラーネの極めてシックかつItalianテイラードの王道を表現したJacketing 6マークです。
上4マーク:我々が微起毛などとも呼ぶ僅かなミルド(起毛)加工を施した上品なチェックJacketingです。品質は100% Wool(270g/m)です。かなりしっかりとしたボディなので僕はこちらならスーツを作りたいかも!上から2番目のナチュラルなカラーリングが素敵過ぎるオーヴァーチェックでスポーティなデザインのダブルブレステッドスーツを作ったらすごくカッコよさそうですよね!
上から5番目:Four Seasonsタイプのブレザー向けJacketingです。品質は100% Wool(270g/m)です。「上質な肌触り」も「やや凹凸のある平織組織」も「ネイヴィブルーの深さ」も申し分ない極めて優秀な素材だと思います。
上から6番目:ホームスパン調のモダンレトロなJacketingです。品質は61% Wool + 28% Polyamide + 10% Silk + 1% Polyurethane(360g/m)です。Greyがかった大人っぽいTerracottaカラーとランダムに入ったネップがサイコーにナイスですよね!?ストレッチ素材の先駆的存在MarlaneによるPolyurethaneブレンドボディゆえに見た目に反した強力なストレッチ性を誇るのも嬉しい限りです。
Marlaneとは ↓このようなミル↓ です。
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Marlaneは1952年創業のMarzottoグループに属する中高級テキスタイルメーカーです。
Biella地区にコントロールオフィスを持ち、Marzotto本体とは一線を画し同じく傘下のFratelli Tallia Di DelfinoやGuabello、Sondrioとともに独立運営されています。
上品な艶と独特のソフト加工による柔らかな風合いを特徴に持つSuper 100’s ~ 120’sのウーステッドSuitingが主戦力ですが、昨今は強力なストレッチボディやエコフレンドリーボディを多くリリースしていることもありそのコレクションはかなり現代的な変貌を遂げています。
比較的リーズナブルなプライスも魅力のひとつです。
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Domestic


このバンチブックは上述の通りインポートだけでなく国産素材もコンパイルする懐の深さを持っています。
こちらはその国産素材です。
上画像の1番上は定番のブラックウォッチです。
品質は100% Wool(320g/m)です。
Jacketingのバンチブックにコンパイルされていますが、スーツも可能なボディ(というか完全にSuitingボディ)なのでジャケットだけではなくボトムスにもオススメです!
もちろんスーツを作っても間違いないと思います。
そうそう、超伊達者のお得意様I様は以前こちらをコートのライニングにお使いになりました。
「ああ、そういう使い方もあるな〜!素敵」と感銘を受けたのが記憶に新しいです。
上画像の下2マークは100% Wool(300g/m)のブレザー向けNavy Blue Jacketingです。
いわゆるFour Seasonsタイプですね。
下画像はSustainable Woolen Tweed Jacketと名付づけられた超力作です!
Sustainable Woolen Tweed Jacketは不要になったニットウェアなどのWool製品を回収し、そこから改めて紡いだ糸を織物として再生させたサステイナブルな国産Tweedです。
製品の回収、紡績、製織をそれぞれの分野で国内をリードする尾州(日本における毛織物の産地です)の企業が担うことで、Recycled Woolが持っていた色の再現性や風合いといったクオリティ面における課題を完全に克服した「この時代にこそふさわしい傑作」です。
「毛織物の生産技術は世界でもトップクラスとの評価を受ける尾州の企業が共同で研究開発して生み出した!」というストーリーもとっても夢があると思います。
尾州はもう10年以上行っていないけれどまた足を運んでみたくなりました!
Jacketingとしては最もリーズナブルなDランクというプライスも嬉しい限りです。
リサイクル素材って手間がかかるので割高になるのが一般的なんですけれど。。。
その点でも素晴らしい!
しかも、このなんでもプライスが上がる世の中で昨年から「お値段据え置き」です!!
1番上:69% Wool + 26% Polyester + 4% Polyamide + 1% Acryic(380g/m)のガンクラブチェックです。ガンクラブチェックとはいえキレイなBlueを軸としたカラーリングなのでとてもイイ具合のUrabn Countryジャケットが仕上がること間違いなしです!
上から2番目:68% Wool + 27% Polyester + 5% Polyamide(380g/m)のハウンズトゥースです。今までのこのシリーズになかったタイプのシャープなBlack & Whiteがナイスだと思います。
上から3番目:68% Wool + 28% Polyester + 3% Polyamide + 1% Acrylic(380g/m)のグレンチェックです。少々意外性のあるカラーリングがとても素敵だと思います。
上から4番目:68% Wool + 25% Polyester + 6% Polyamide + 1% Acrylic(380g/m)のグレンチェックです。アクセントカラーのRedがすごく効いた逸品です。個人的には上から2番目とともにすご〜く気になります。
1番下:70% Wool + 26% Polyester + 4% Polyamide(380g/m)のグレンチェックです。こちらもRedが効いています!そしてすごくキレイなブラウンが目を惹きます!さすがは尾州の力を結集したコレクションです。
Sustainable Woolen Tweed Jacketは本当にどれも素晴らしいですよね!
しかし。。。
全マーク少しずつ混率が違うのは困りモノ、というか確認・照合・打ち込みがまあまあ面倒臭いです笑
それはともかく日本の高い技術力が存分に発揮されたナイスコレクションですのでご来店の際にはぜひともじっくりとチェックをしてみてください。
また、「リーピートマーク」は1番下だけなので、昨年見ていただいた方もぜひもう一度ご覧ください。
Redaelli

数多くのメゾンが愛用するItalyの名門Velvet/CorduroyメーカーRedaelli/レダエリのVelvet & Corduroyです。
Redaelliは世界的な名声を得ていたGermanyが誇る最高級Velvet/CorduroyメーカーNiedieckの「受け入れ先」であり、その世界最高峰のファクトリーが生み出す極めて美しい「作品」が全世界の津々浦々で「一級品」との高い評価を得ている名門です。
この画像でもその片鱗がお分かりいただけるに違いない美しい発色、そして画像では伝えにくい圧倒的に上質な質感はRedaelliならではのものです。
上3マーク:100% Cotton(363g/m *145cm巾)のVelvetです。こちらは「いかにもRedaelli」な優雅極まりない毛並みが美し過ぎる逸品です。カラーは左からBlack、Navy Blue、Wine Redです。Wine Redのヴェルヴェットジャケット。。。超スーパー素敵ですよね〜!ロッカーならスーツを作ってもイイかもしれません!あの方にオススメしてみようかな?
下3マーク:100% Cotton(460g/m)の細畝Corduroyです。従来のRedaelliの印象と少し異なるBritish Corduroyを彷彿させるハードタッチのPure Cotton Corduroyですね。このセレクションはここ最近このDiaryでも何度か書いている通り「UKメイドのCorduroyやVelvet、Moleskinといったやや特殊なCotton素材の供給が激減している」影響かもしれません。いずれにしてもハードタッチ好きの僕には嬉しいセレクションです!やや渋めのカラーリングも◎ですよね!!
Olimpias

2025 Spring/Summerシーズンに突如としてバンチブックに登場したOlimpias!
不勉強なことに僕は半年前に初めて知りました汗。
リリースによれば ↓このようなミル↓ です。
—–
Olimpiasは1982年に創業された、かつてCotton工業が盛んだったVenezia/ヴェネチア地方をルーツに持つCottonメーカーです。
紡績部門と製織部門を所有することに由来する優れた開発力と品質管理力を武器に昨今急激にプレゼンスを高めている注目株です。
—–
こちらはそんなOlimpiasの軽快なCorduroyコレクション:Corduroy Lightです。
品質は100% Cotton(260g/m *148cm巾)です。
Made in Italyならではのなめらかな風合いと美しいカラーリングが特徴です。
ここ数年トレンドのCorduroyですが、ラウトウェイトかつキレイな表面の優良品は意外と少ないためこちらはマーケットにビタッとハマる可能性を秘めていると思います。
春先は暖かく、秋口は暑過ぎない、そして冬も楽しめる、「丁度よい塩梅の上品なCorduroy」です。
Sondrio


数多くのメゾンブランドが顧客でもあるItalyを代表する名門CottonメーカーSondrioによるこだわりのCottonコレクションです。
上画像の3マークはRoyal Chinoと名付けられた高密度に打込んだクラシカルなヘヴィウエイトボディです。
具体的な品質は100% Cotton(420g/m)です。
420gということは15oz弱、かなりヘヴィですよね。
ですが、上記の通り高密度なのでそこまで厚みはありません。
Sondrioの言葉を借りれば「上質なCottonを惜しみなくしっかりと打ち込んだこのボディの肌触りは柔らかさの中に確かなハリコシがあります」とのことです。
美しい光沢も見逃せません!
上品なコットンスーツが仕上がること間違いなしの名品だと思います。
下画像の上2マークはここ最近めっきり見なくなったCotton & Woolボディです。
具体的な品質は上が59% Cotton + 41% Wool(370g/m)で下が57% Cotton + 41% Wool + 2% Polyurethane(370g/m)です。
再度Sondrioの言葉を借りれば「上質なWoolのしなやかさやとCottonの軽やかさを持ち合わせたこのボディで作るジャケット/ボトムスはWoolによるドレープが美しいシルエットラインを構築すると同時にCottonのさっぱりした質感がこなれた印象を与えてくれることでしょう」とのことです。
いずれもバシバシに強く打ち込んだハードタッチのボディですが、下はPulyurethaneブレンドのためストレッチ性を持っています。
これだけバシバシなのにストレッチ。。。
ちょっと不思議な感覚です笑。
下画像の下3マークはキレイなカラーとソフトな風合いが特徴のストレッチCottonボディです。
具体的な品質は98% Cotton + 2% Polyurethane(430g/m *145cm巾)です。
優しい素材感とPolyurethaneブレンド由来の高いストレッチ性が人気の定番ボディです。
全マークのご紹介は以上です。
*巾の表記がない素材はすべて150cm巾です
最後に今日の「僕のBest 5」をご紹介します。
いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。
悪しからずです!
今日の「僕のイチオシ」5-1

Di Prayからはこちらをセレクトしました。
フレッシュで穏やかで鮮やかなカラーリングに惚れました!
これはカッコいいですよね〜〜!!
僕はこちらなら少しフォーマルテイストのあるジャケットを作りたいです。
具体的には「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
ボタンはmade in EnglandのBeigeリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはLiberty LiningsからBlueベースのフローラルプリントをセレクトしたいです。
そして、ウインドウペーンおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)糸や一部ボタンホール糸をBlueにしたいです。
絶対にスーパースタイリッシュにキマると思います!
今日の「僕のイチオシ」5-2

Angelicoからはこちらをセレクトしました。
Urban Countryというワードがよく似合うボディ + パターン/チェック + カラーリングに心惹かれました。
僕はこちらならオーヴァーサイズ気味のスーツかちょっと異色のスリーピーススーツを作りたいです。
後者はラグランスリーヴ + セミステンカラーのバルマカーンコートとトラッカージャケットとグルカパンツの3ピースです。
サイコーに素敵なスリーピーススーツだと思うな〜!
いや。。。
プラスでキャスケットとボウタイも作ってファイヴピーススーツにした方がもっと素敵かもしれませんね!!
ライニングはGreen系のペイズリープリントライニングにしたいです。
そして、チェックおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール糸や一部ボタンホール糸をGreenにしたいです。
今日の「僕のイチオシ」5-3

Sustainable Woolen Tweed Jacketからはこちらをセレクトしました。
ジャケット推奨素材ですが、このボディならボトムスもいけるでしょう!
という訳で、僕はこちらならオーセンティックながらも遊び心あるEnglishスタイルのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「7.5cm巾のセミノッチドラペル + シングルブレステッド3ボタン×中ひとつがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + センターヴェント」で、ヴェストを「ノッチドラペル + シングルブレステッド6ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + クラシックシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ボタンはLeatherのバスケットボタン、ライニングはLiberty LiningsのRedが効いた定番のStrawberry Thiefをセレクトしたいです。
そして、ウインドウペーンおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール糸、一部ボタンホール糸等はRedにしたいです!
あ、もしかしたら。。。
カラー(上衿)等の一部パーツをRedaelliのWine Red Velvetにしたいかも!
今日の「僕のイチオシ」5-4

Redaelliからはこちらのセレクトしました。
こちらは色々想像力が駆り立てられますね〜。
まず僕は「ノーフォークジャケット + ニッカボッカーズ」のセットアップを作りたいと思いました。
そうなると。。。
キャスケットも欲しくなります。
そして、ボウタイも作りたくなります。
更に、バルマカーンコートもいきたくなります。
という訳で、上記のファイヴピーススーツを作ってみたいですね。
あるいは、ひとつ上と同じヴェリーEnglishなスリーピーススーツでしょうか?
その場合でもキャスケットとボウタイは作りたいな。。。
となるとやっぱりファイヴピーススーツですね笑。
皆さんならどう「料理」しますか?
しかし。。。
Redaelliのイメージから最も遠いこちらをセレクトするとは。。。
やっぱり僕は天邪鬼ですね笑。
今日の「僕のイチオシ」5-5

Sondrioからはこちらをセレクトしました。
このカラー!
いずれもすごくイイですよね!!
僕はこちらなら上のBlueでダブルブレステッドジャケット/ブレザーを下のGreen Beigeでボトムスを作りたいです。
ダブルブレステッドジャケットは「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスは「ハイライズ + グルカパンツ仕様 + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。
ボタンはストックしているヴィンテージのSilverメタルボタン(ボトムスはmade in EnglandのBeigeリアルホーンボタン)、ライニングはロックなプリントライニングにしたいです。
以上です。
次回もJacketingのバンチブックをご紹介予定です。
かなりの労力を要するので明日という訳にはいきませんが極力近いうちにご紹介します!
乞うご期待ください。
1st Nov. 2025
Ryoji Okada
泣いても笑っても10月は今日で終わり!
己の力不足が悔しい限りですが、悔いなきように最後の24時間を過ごしたい!!
昨夜はそんなことを思いながら眠りに落ちました。
そういえば。。。
水曜日のこと。
13:45くらいに出勤したらウィンドウディスプレイを熱心に見ている男性がいました。
「何を見てるのかな?」と思いつつ掃除等をして13:55くらいに店を開けました。
店を開けたタイミングでその男性がエントランスまで来てくれたので「いらっしゃいませ!」と元気いっぱいに声をかけました。
が、しかし、彼ははにかんだ笑顔とともに1分くらいエントランスで佇んだのちに帰りました。
「店内を覗いてみたらイメージが違ったかな?」と思ったのですが、5分後くらいに「ハッ!」と気がつきました。
いつも店を開ける際に閉店時は店内にある立て看板をエントランスの外に出して「Closedの面」から「POP等の販促物が貼ってある面」に反転させるのですが、なんとその日は前者:Closedの面のままだったのです。
「まじか!申し訳ないことをしてしまった」と思ったけど後の祭りです。
と思ったら、15:00くらいに再度ご来店になりウィンドウで熱心に見ていた(と仰っていました) “♡ Camo” socksのc/# BGRをご購入くださいました。
お支払いいただいたクレジットカードからすると恐らく隣国中国の方(英語がご堪能そうだったので香港かも?)だと思うのですが。。。
異国の地にて、シャイな性格(だと思います)の方が、(Closedの面を表に向けて)入店を阻止するような目下不調中の小売店に二度も足を運んでいただき本当にありがたかったです。
と同時に、もっとフレンドリーに声をかけなかったことを深く反省しています。
もしあれこれ話せば「Closedだけど大丈夫?」という話になって再度のご足労は不要だったかもしれません。
それにしても。。。
不調を嘆き、己の力不足を不甲斐なく思う前に「基本中の基本以前のこと」をちゃんとやれていないことが終わっていますね。。。
店がClosedだったらご来店もク⚪︎もないじゃないか!!
俺のバカやろー!!!
という訳で、今日からあれこれ初級レヴェルのことも見直して営業をしたいと思います。
そんなLOUD GARDENですが、そして最初に戻りますが今日は10月の最終営業日です!
ぜひともご来店・ご注文をお願いします!!
ところで。
「戻る」といえば。
今日は久し振りに新作バンチブックのご紹介に戻ります!
新作Shirting(シャーティング:シャツ向けテキスタイル)が大量入荷したのでしばらくご紹介できなかったのは予定通りとはいえ、前回:Bodegaから2週間はさすがに空き過ぎました汗。
こういう極端になってしまうところも課題だよなぁ。。。
それはともかく!
22回目の今日は様々なミル/マーチャント/ブランドの極上Jacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)がコンパイルされている1冊をご紹介します。
具体的にはトップItalianミルFratelli Tallia Di Delfino/フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ(以下FTD)からUKを代表するツイードメーカーMoon/ムーンまで、いやそれだけではなくRecycled Woolを使用した国産Tweedまで取り揃えたヴァリエーション豊かなコレクションが自慢の1冊です。
ご来店の際にはぜひともその豊かなヴァリエーションをお確かめください。
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能です。
気になる素材があってもしご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、今日も魂を込めて出来るだけ丁寧にご紹介します。
最後までおつき合いいただければ幸いです。
*これまでにご紹介した21回のリンク集は末尾にあります
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

皆さんもお気づきかと思うのですが、このバンチブックはその他ほとんどのバンチブックと異なり正方形に近い形状です。
これは素材見本が左右二列にコンパイルされているためです。
Autumn/Winter向けのJacketingは肉厚になりますので「収録マーク数を減らさない」ための工夫なのですが、それでもやっぱり二列にすると収録マーク数は減らないどころか増えます。
*こちらのバンチブックもSpring/Summer向けヴァージョンは通常の形状です
つまり、こちらのバンチブックは質だけでなく量も大充実しています!
「質も量も大充実」となると。。。
正直ご紹介するのもひと苦労です。
はい、このバンチブックは通常のバンチブックより撮影もかなり時間がかかります汗。
ですが、今日も熱い情熱を込めて丁寧に全マークをご紹介します。
と思いましたが、画像と文字量がかなり多くなってしまうので今日は左列のみを全力紹介して右列は次回ご紹介します!
そして、最後に「僕のBest 5」をお披露目します。
レッツゴー!
FTD 1:FTD Gold Collection

冒頭にコンパイルされているのは「Loro Piana/ロロ・ピアーナ、Ermenegildo Zegna/エルメネジルド・ゼニアとともに世界3大ミル(毛織物工場)の一角を担う存在」として世界中のビッグメゾンやトップテイラー(←注:LOUD GARDENを含みます!)から高い評価を得ている、そしてその強力にハイクオリティかつ極めてクリエイティヴィティに富んだコレクションが最高に僕好みなItalianミルFTDの新作です。
まずは、FTDについて「復習」しましょう。
—–
FTDは1903年にBiella/ビエラ地区のStrona/ストローナに発祥した120年以上の歴史を誇るItaly屈指の最高級テキスタイルメーカーです。
その最大の特徴は「高級織物」しか生まれえない生産背景にあります。
具体的には、FTDの生産が「豊富な水資源により古くから繊維・織物産業が根づいてきた環境」の中で「梳毛織物においてはSuper 120’s ~ 200’s(17.5 ~ 13.5μ*)のみを扱うなど常に最高級原料を使用」し「最新設備と伝統技術に基づいた生産体制を構築」して行われていることにあります。
世界中から熱い支持を集めている「繊細な表現」はこの生産背景の賜物といえます。
また、Italy(つまり、世界)トップクラスとの誉れ高いクリエイティヴチームが担当するデザインも特徴的で、毎シーズン「歴史に裏打ちされたクラシックな感性」と「時代を引っ張っていくという高い志」が絶妙なバランスで融合されたコレクションをリリースしています。
2008年にはMarzottoグループの傘下に入り、これまでに培ってきたレガシーはそのままにスケールメリットを獲得したことでエコフレンドリーな新機軸を打ち出すなど更なる躍進を遂げてますます業界内のプレゼンスを高めている点も見逃せません!
*μ=マイクロン
—–
というFTDのトップレンジ:Gold Collectionに今秋Super 180’s原料を使用したJacketingが加わりました。
「贅沢至極なトロみ」「美しい表面」「繊細なカラー」が三位一体となった逸品中の逸品です。
ちなみにSuper 180’s原料とは原毛の細さが14.5μクラスであることを意味します。
これは高級なCashmereにも匹敵するクオリティです。
まさにGoldなJacketingですよね!
まだご注文くださったお得意様はいらっしゃいませんが。。。
見るからに高貴な1着が仕上がること間違いなしの極上品だと思います。
また、これだけのクオリティなので贅沢さばかりに目がいきがちですが意外やかなりしっかり打ち込んでいるゆえに頼もしさを併せ持っている点も見逃せません。
これなら永く着られる、大幅な体型変化がなければ「一生モノ」なJacketが仕上がることでしょう!
100% Cashmereよりはかなりリーズナブルなのも嬉しいですね。
はい、超スーパーオススメです!!
僕もとっても作りたいです!!
品質は100% Super 180’s Wool(360g/m)です。
FTD 2:FTD Luxury Collection



FTD Luxury Collectionは、創業以来120年もの間「Excellence Italia:イタリアの伝統・技術・感性の結晶」というヴィジョンを磨き上げてきたFTDが誇るハイレンジのJacketingコレクションです。
具体的には「上質なWoolに極上のSilkを贅沢にブレンドした “Wool & Silk” Jacketing」「最高の原料に由来する滑らかでしなやかな肌触りと洗練を極めた色柄と美しい発色等たくさんの魅力を誇る珠玉のコレクション」です。
高価かつ希少原料を使用しているがゆえに既製品ではほとんど出回ることがない(と聞いています)このFTD Luxury Collectionにこれだけの選択肢があるということ自体もオーダーメイドの大きな魅力かもしれません。
上画像:77% Wool + 23% Silk(350g/m)のややハードタッチ&モダンレトロな2マークです。シックな「顔」としっかりとした打ち込み、そしてFTD Luxury Collectionならではの贅沢な素材感が特徴の素晴らしいボディです。華やかなJacetkingが多いこのバンチブックの中に入ると少し地味に映るかもしれませんが、仕上がった時には確かな存在感を放つダンディ極まりない1着に仕上がること間違いなしだと思います。僕はかなり好きです!
中画像:こちらはWool & Silkにプラスαのブレンドを加えたJacketing4マークです。品質は1番上が60% Wool + 18% Silk + 16% Polyamide + 6% Linen(330g/m)で、下3マークが76% Wool + 14% Silk + 10% Linen(290g/m)です。いずれもポイントとなるのはLinenで、「Silk由来の美しい光沢とランダムな節が生む高級感と独特の立体感」および「Linen由来のさりげない野趣味」が見事な化学反応を起こしていると思います。また、ご覧の通りカラーリングのキレイさも白眉だと思います。以前にもこのDiaryで書きましたが、ここ数年Spring/Summer向けの原料というイメージが強いLinenをAutum/Winter向けのボディにブレンドするケースが増えてきました。Winter Linenという名前を冠するShirtingがスマッシュヒットを記録したのも記憶に新しいです。テキスタイルも多様性の時代ですね!そして、Linenならではの風合いは他の原料では表現が難しいのでこの傾向には僕も大賛成です!こちらの4マークもわずかにブレンドしたLinenがとっても「効いている」と思います。
下画像:こちらの3マークも上画像同様Linenをブレンドしていない純粋なWool & Silkボディです。品質は88% Wool + 12% Silk(290g/m)です。大胆かつスタイリッシュなカラーリングで気品あるスポーティさを表現したナイスJacketingですよね!もちろんFTD Luxury Colletcionですから高級感もたっぷりですけれど!
しかし。。。
同じWool & Silkベースのボディでもこれだけ豊富な展開をしているのは「さすがFTD!」だと思います。
FTD 3:Napoli Jacket

FTDの代名詞的存在である世界的ベストセラーSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)コレクション:Napoliから派生したJacketingがNapoli Jacketです。
NapoliはFTDのモノづくりに対する崇高な哲学を体現したハイクオリティシリーズですが、このNapoli JacketもItalianクラシックの最高峰を存分に堪能することができるハイレヴェルなボディに仕上がっています。
上3マーク:丁寧なミルド(起毛)加工を施したモダンクラシックJacketingで品質は100% Wool(340g/m)です。いずれもとっても繊細なBlueが素敵です。また、ヘリンボンはここ1年ほど再浮上している柄ですので1マークとはいえ展開があるのは嬉しい限りです。
下3マーク:クリアカットのチェックJacketingです。品質は上2マークが100% Wool(320g/m)で1番下が77% Wool + 23% Silk(350g/m)です。Silkブレンドの1番下がどうしてFTD Luxury Collectionに入っていないのかは不思議ですがきっと色々な事情があるんだと思います。それはともかく、いずれもチェック自体はトラディショナルながらFTDらしい絶妙なカラーリングックでコンテンポラリーな「顔」に仕上がっているのがイイですよね!また、上記の通りこちらの3マークはクリアカット(上2マークは超わずかにミルド加工を施しています)なので夏を除く3シーズン楽しめるのも◎だと思います。
E.Thomas

E.Thomas/Eトーマスは1922年にItalyのSwitzerland国境にほど近いLuganoという湖の一角でErnesto Thomasによって創業されました。
以来、実に1世紀以上もの長きに渡って「高品質なWool素材をはじめ、CashmereやSilk、Linen、Mohairといった高級原料/天然原料を使用したラグジュアリーかつクリエイティヴな素材」を作り続けています。
年間生産量がそこまで多くないせいか、あるいはかつてエージェントさんが仰っていた「多く流通させることが目的ではない。セールスも量より質!」という方針のせいか、日本における知名度はそこまで高くないですがその品質の高さは間違いありません!
それが証拠に僕の知る限りテイラー業界内にもファンが少なくないミルです。
かくいう僕も、洗練されたItaly的感覚と旧き佳きUK的なモノづくりに強く共感してCarlo Barberaとともに一時期すごく憧れていました。
結構お高いので、この業界に30年近くいながらも確か2着しか作れていませんけれど汗。
でも、いつかまた作りたいと常々思っています。
こちらは、そのE.Thomasの本領が発揮されたラグジュアリーなTweedコレクション:Breraの新作です。
BreraはMilanにある芸術的なエリアとして有名なエリアです。
僕も何度か訪れたことがありますが、確かにどことなく洗練されたBreraエリアを彷彿とさせる上品で洗練されたボディとカラーリングに感じます。
ややワイド巾:1.2cm巾のヘリンボンに由来するシックな光沢も魅力です。
ご覧の通りの洗練さなのでエレガントなライフスタイルを生きる淑女にも大オススメです。
上記の情報だとかなりソフトな素材感をご想像なさる方も少なくないと思います。
そして、確かにソフトではあります。
が、そこはE.Thomasです。
強めに打ち込んでいるため頼り甲斐のある素材感も併せ持っています。
品質は100% Wool(310g/m)です。
Dondi by Ermenegildo Zegna

2019年にZegnaグループに入ったJersey素材のトップランナー:Dondi/ドンディの新作です。
(Dondi単独ではなく)Ermenegildo ZegnaとのWネームコレクションだけあってとてもシックかつラグジュアリーな「顔」に仕上がっていると思います。
*Dondiの名前のみを冠しているコレクションも存在します
1マークだけとはいえ。。。
まるでCashmereのような豊かな膨らみを感じる&温かいカラーリングのハウンズトゥースが最高にスタイリッシュですよね!
もちろんJerseyならではの快適性も魅力です。
毛芯や肩パッドを省いた、いわゆるアンコンストラクテッド仕立がオススメです。
品質は47% Wool + 40% Cotton + 13% Polyester(340g/m *136cm巾)です。
Dondiは ↓このようなミル↓ です。
—–
Dondiは1970年に北イタリアで創業された世界屈指のJerseyメーカーです。
現在はErmenegildo Zegnaの傘下に入り、CashmereやWoolを中心とした最高品質の原料のみを使用したJersey素材を生産しています。
以前からトップメゾンがこぞって愛用するJerseyメーカーであったと同時にファッショントレンドの変化によってJersey素材の需要が増加していることもあり「近年最も注目されるテキスタイルメーカー」として業界内でのプレゼンスを急激に高めており、現在は「高級Jersey」の代名詞的存在になりつつあります。
「柔らかくとろけるようなタッチ」と「洗練されたカラーリング」、そして「歴史ある専業メーカーならではの安定した品質」を併せ持ったDondiのJersey素材は「極上の着心地」と「織物とはまた異なる気品」を兼ね備えたこの時代に相応しい新定番として世界中のハイエンドマーケットで重宝されています。
—–
William Halstead / John Foster / Lassiere Mills

名門UKミル3社:William Halstead/ウイリアム・ハルステッド・John Foster/ジョン・フォスター・Lassiere Mills/ラッシャーミルズによるNavy Blue Jacketingです。
いずれもそれぞれの個性が存分に発揮されているナイス素材だと思います!
長くなってしまうので今回は3社の詳細な説明は割愛します。
もし「知っておきたい」という方がいらっしゃいましたら、3社ともすでにご紹介したミルなので以前の回でチェックをしてください。
William Halsteadはこちら、John Fosterはこちら、Lassiere Millsはこちらでご確認いただけます。
1番上:William HalsteadのRoyal Heritageです。品質は100% Wool(580g/m)。ウエイトもさることながら打ち込みも強力なのでかなりハード&ヘヴィなJacketingです。(よき意味で)めちゃくちゃバシバシです!こちらはリリースして数十年(正確なリリース年は現時点では確認できませんでした汗)経っているそうですがリリース以降一度もマイナーチェンジを行なっていないそうです。イイですね〜!
上から2番目/3番目:John FosterのOld Timerです。品質は100% Wool(360g/m)。200年以上の歴史を誇るJohn Fosterのアーカイヴから復刻されたトラディショナルボディです。William HalsteadのRoyal Heritageを少し軽快にソフトにした感じでしょうか。とはいえ、それでもかなりハードタッチです!カラーは2マークともNavy Blueです。個人的には下の方が好みですが。他の2社がいずれも下に近いNavy Blueなのでよりダークな上があるのは嬉しい限りです!
1番下:Lassiere MillsのParis Tailor “Blazer 17.5” です。品質は100% Super 120’s Wool(340g/m)です。 “French British” という異名も持つLassiere Millsらしい「上品かつ洗練された、そしてエスプリに富んだParisのテイラーをイメージしたJacketing」です。17.5μのSuper 120’s原料を使用したボディはしっとりとし滑らかさと優雅な光沢を誇ります。打ち込みはかなり強めです。
以上、三者三様なNavy Blue Jacketingでした!
いずれもクラシカルなブレザーをイメージした素材ですが。。。
そして、同じNavy Blueですが。。。
全然仕上がりが違います!
素材というのはやっぱり奥が深いですね!
Harris Tweed

お馴染みのHarris Tweed/ハリスツイードです。
品質は100% Wool(480g/m)、いわゆるFeather Weightです。
Feather weightという表現から「少し軽いのかな?」と想像される方も少なくないと思いますが、現在一般的に流通してるHarris Tweedはこちらですのでまったく軽く感じないと思います!
とはいえ、もちろん「もっとヘヴィなTweedがいい!」という方もいらっしゃいますので、そういった場合には別途Donegal Tweed等をご紹介しています。
それはともかく、洗練されたカラーリングがとてもナイスではないでしょうか!?
僕は特に左のブルーグラデーションが気になります!
すごくキレイですよね〜!
Harrsi Tweedはもうご説明の必要はないと思います。
が、念のため。。。
Harris Tweedは、ScotlandのOuter Hebrides/アウターヘブリディーズ諸島発祥のツイードで、Virgin British Woolを使用、島内で染色と紡績をし、Harris島の市民権を持った職人の自宅で手織り(厳密に言うと人力織機を使用)されています。
また、Harris Tweed協会によって決められた厳しい基準をクリアした素材のみがHarris Tweedと認められ商標が与えられます。
Harris島の豊かな自然が生み出す天然のカラーパレットをモチーフにしたデザインは唯一無二の美しさがあり、20世紀初頭にはLondonで流行しその後世界中の人々を魅了して現在に至ります。
Maring & Evans



Undyed British Woolのスマッシュヒット等で、この10年くらい実力派UKミルとして世界中で注目を集めているMarling & Evansのヴァラエティに富んだ極上Tweedコレクションです。
いずれも目の詰まった手応えのある素材感と上品かる豊かな風合いが特徴のTweedです。
下画像の2マークがそのUndyed British Wool(詳細は後述します)です。
やっぱりUndyed British Woolはね〜、抜群に素敵です!
が、存在感あふれる他の6マークもすごく魅力的だと思います。
皆さんはどのTweedがお好きですか?
上画像:トラディショナルパターンをモダンなカラーリングで「料理」したモダンクラシックTweedです。いずれもとてもカッコいい仕上がりだと思います。品質は100% Wool(370/gm)です。
中画像:ややソフトなタッチで仕上げたBlue系のアーバンTweedです。Italianミルを彷彿とさせるこういったカラーリングを得意とするのもMarling & Evansの魅力かもしれません!品質は1番上が100% Wool(340g/m)で下2マークは100% Wool(370g/m)です。
下画像:Undyed British Woolです。詳細は下に記しますがいずれも染色していないWoolを使用しています。つまり、このカラーの羊がいるということです。品質は100% Wool(370g/m)と上画像および下画像の2マークと同じですがUndyed British Woolの方が肌触りはかなりハードです。
Marling & Evansは ↓このようなミル↓ です。
—–
Maring & Evansは1782年にEngland南西部のStroudに紡績・製織・整理の機能を持つ一貫生産体制のメーカーとして設立されました。
19世紀にはFlannelで広く知られるようになり、1920年代にはロールスロイスが厚手のFlannelを内装に使用したことでも話題になりました。
1960年代には現在のHuddersfieldに移転、Flannel、Saxony、Lambswool、Shetland、Undyed British WoolといったUKスタイルの素材だけを展開して今日に至ります。
特に「UK羊毛のナチュラルカラー糸で生産するUndyed British Wool」はその生産工程のこだわりを数多くのメディアが取り上げるなど、Marling & Evansの代名詞的存在にまで育ちました。
具体的には「希少なUK羊毛のみを使用して」「紡績・製織工程に染料や化学物質は使用せず」「フィニッシュ工程では天然の石鹸を使用して」Undyed British Woolは生産されます。
加えて、全生産工程が半径6マイル以内の工場で行われるため二酸化炭素の排出量が最小限に抑えられます。
Undyed British Woolは環境への負荷が抑えられると同時にUK羊毛が誇る昔ながらの味わいが見事に表現されたこの時代に相応しい傑作なのです。
—–
Moon

名門TweedメーカーMoonのTweedです。
品質は100% Wool(370g/m)です。
England北部のYorkshire州に本社を構えるMoonはヴィクトリア女王が即位した1837年創業です。
創業者Abraham Moonが起業した際は「家庭で紡いでいたTweedの糸を集めて買い取りそれを仕上げて販売するスタイル」の会社だったそうです。
そして、1868年に毛織物の仕上げに理想的な創業地の水を引き込み製織工場を設立。
新しく敷かれた鉄道の力もあり、 間もなくMoonのTweedは国内のみならずEurope中へと一気に広まりました。
Moonは創業以来現在に至るまで「染色、紡績、製織、整理といった全工程」を自家工場内で一貫して行っています。
MoonのTweedが工場生産でありながらも、家庭で作られるような手織り感のある深い味わいを持っているのはそのためです。
ちなみに、UK内はもちろん世界的に見ても紡績もできるミルは極めて稀少です。
僕が知る限り日本には存在しないはずです。
という「優位性」から生み出される「複雑に何色もブレンドされた美しい糸」はMoonが多く持つ優れた特徴のひとつで、それゆえの個性的なデザインも世界中で高い評価を受けています。
また、自社の一貫生産ゆえにコストパフォーマンスにも非常に優れており「TweedならまずはMoonから探してみる」のも良策かもしれません。
こちらの3マークもいかにもMoonらしいTweedだと思います!
僕は一度だけMoonの本社を訪れたことがあります。
確かに駅から近かった記憶があります。
そして、思いの外モダンな会社(特にデザインルーム)だったことに感銘を受けました!
以来、Moonが大好きな僕です!
全マーク紹介は以上です。
続いて、この膨大かつどれもこれも素敵なコレクションの中から懸命になってセレクトした「僕のBest 5」をご紹介します。
いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。
悪しからずです!
今日の「僕のイチオシ」5-1

FTDからはこちらをセレクトしました。
冒頭にコンパイルされているGold CollectionのBeige(左)とBrown(右)です。
素材の美しさはもちろんBeigeに貼られている堂々たるGold Collectionの織ネーム(タグ)もナイスですよね〜!!
僕はこちらならBrownをメインに使って、ここ最近のお気に入りであるミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスタイルで作りたいです。
はい、今春GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルです。
具体的なデザインは「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」です。
そして、カラー(上衿)やチェストポケット、ターンバックカフス等の一部パーツにBeigeを使いたいです。
ボタンは「いつか使おう」とストックしているヴィンテージのGoldメタルボタン、ライニングはLiberty PrintからGold系のフローラルプリント(あったっけ?)をセレクトしたいです。
一部パーツに使うBeigeとの「ストーリー」でフラワーホール(衿穴)糸やボタンホール糸の一部はBeigeにしたいです。
今日の「僕のイチオシ」5-2

E.Thomasからはこちらをセレクトしました。
このクール&ペールトーンの美しいGreigeに惚れました!
E.Thomasの素材で久し振りに作るならスーツかな?と思っていましたがこちらもすごくよさそうです!!
軽快なロングコートを作ってもよさそうですがやっぱりジャケットですね。
僕はこちらなら少しフォーマルテイストのあるジャケットを作りたいです。
具体的には「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
ボタンはくるみボタン、ライニングはLBDのP&F LiningsにコンパイルされているBlackベースにSilverのスカルプリントにしたいです。
そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール糸や一部ボタンホール糸をBlackにしたいです。
絶対にスーパースタイリッシュにキマると思います!
今日の「僕のイチオシ」5-3

Willam Halsteadからは(というかUKミルのNavy Blue Jacketingからは)こちらをセレクトしました。
このバンチブックにWilliam Halsteadの素材はこの1マークのみしかコンパイルされていませんが、その存在感は抜群に濃厚、文句なしの傑作だと思います。
昨年このバンチブックに初登場した(と記憶しています)のですが、それ以来「ブレザーを作るなら絶対にこれ!」と決めています。
僕はこちらなら、ミリタリーテイストが強い8個ボタンスタイルのダブルブレステッドブレザーを作りたいです。
具体的なデザインは「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド8ボタン×4がけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」です。
ボタンはストックしているヴィンテージのSilverメタルボタンでキマリですね!
ライニングは。。。
“♡ Camo” silk c/# blue/charcoalがイイのですが、何度も書いた通り既にソールドアウトしました汗。
が、しかし、裁断ミス等のトラブルがあると困るため、ソールドアウト告知時には念のため通常サイズのジャケット換算でボディライニング1着分くらいの余裕を残しています。
なので、もし “♡ Camo” silk c/# blue/charcoalでご注文いただいたスーツ/ジャケット/コートが問題なくすべて仕上がったら1着分余る計算です。
でも、それとてお客様優先ですからね。。。
となると、Liberty LiningsからStrawberry Thiefをセレクトするのがベストでしょうか?
なお、 “♡ Camo” silk c/# BGRは「余裕を残した分」も完売済みです。
今日の「僕のイチオシ」5-4

Marling & Evansからはこちらをセレクトしました。
このクリエイティヴなカラーリング!
超スーパー素敵ですよね!!
最近RedとYellowに続いてGreenが気になっているせいかこの素材もめちゃくちゃカッコよく見えます!!!
皆さんはいかがお感じですか?
僕はこちらならヴェリーEnglishなスタイルで「料理」したいです。
具体的には「7.5cm巾のセミノッチドトラペル + シングルブレステッド3ボタン×上ふたつがけ + ロープドショルダー + 両玉縁&フラップ仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはLiberty LiningsからGreenが効いたフローラルプリントを見つけたいです。
そして、ウインドウペーンおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール糸や一部ボタンホール糸をGreenにしたいです。
今日の「僕のイチオシ」5-5

Moonからはこちらをセレクトしました。
Urban Countryというワードがよく似合うボディ + パターン(ハウンズトゥース)+ カラーリングに心惹かれました。
僕はこちらならちょっと異色のスリーピーススーツを作りたいです。
具体的には、ラグランスリーヴ + セミステンカラーのバルマカーンコートとノーフォークジャケットとニッカボッカーズの3ピースです。
サイコーに素敵なスリーピーススーツだと思うな〜!
いや。。。
プラスでキャスケットとボウタイも作ってファイヴピーススーツにした方がもっと素敵かもしれませんね!!
ボタンはDark BrownのLeatherボタン、ライニングはPurple系のペイズリープリントライニングにしたいです。
そして、チェックおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール糸や一部ボタンホール糸をPurpleにしたいです。
以上です。
次回はこのバンチブックの右側をご紹介します!
右側もかなり濃厚です!!
乞うご期待ください。
31st Oct. 2025
Ryoji Okada