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New bunch book collection for 2025-2026 Autumn/Winter vol.19: M by Biellesi 2-2

Loud Garden / Ryoji Okada

 

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水曜日にいらしたお得意様との会話。

「あれ?この曲なんでしたっけ?」

「WHITESNAKEのSlide It Inです」

「そうだ〜!懐かしい〜」

「高市新総裁がCOZY POWELL好きとのことで昨日から関連音源をセレクトしています」

「そうなんですね!」

音楽の話で盛り上がれるのは本当に嬉しく楽しいです!

ちなみに今日のCOZY POWELL関連音源はCINDERELLAのLong Cold Winter(1988年作品)です。

もっと有名な関連音源もありますけれど、CINDERELLAはよりアーシーでレイドバックした次作Heartbreak Station(1990年作品)の方が個人的には断然好きなので本作はこういう機会じゃないと聴かないと思ってセレクトしました。

しかし、本作にCOZY POWELLが参加しているんですね〜。

知りませんでした。

そして、聴き直してみたらよくできたアルバムですね。

本作をCINDERELLA最高傑作に挙げる人が少なくないのも納得です。

 

 

 

ところで。

「今日」といえば。

今日は3日振りに新作バンチブックをご紹介します。

19回目の今日ご紹介するのはItalyの個性派テキスタイルブランドBiellesiの後半:All Season向けコレクションです。

All Season向けコレクションは、前回ご紹介したAutum/Winter向けコレクションより30マーク近くも多い84マークがコンパイルされています。

通常のバンチブックは50マーク前後〜80マーク前後ですから。。。

Biellesiは1冊で2冊分のヴォリュームという訳です!?

すごっ!!

というヴォリュームなのでじっくり見ると少し時間がかかりますが。。。

見ているだけですごく楽しい気持ちになれるナイスな1冊なのでご来店の際にはぜひともじっくり見てやってください。

では、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

 

 

パッショネイトなRedのカヴァーがとってもクールですよね!

同じバンチブックだから当たり前ですが。。。

18回目:Autumn/Winter向けと同じカヴァーです。

今日ご紹介する84マークの品質はすべて100% Wool(250g/m)、クリアカットのツイル(綾織)ボディです。

続いて、今日も超スーパー熱い気持ちで全マークをご紹介します。

そして、最後に「僕のBest 3」を披露します。

今日も皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように!

もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。

気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。

ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をして即座にご対応します!

 

 

まずは37マークに及ぶ圧巻のチェックから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファンシーチェックからクラシックチェックまで。

いや、それに加えてシャドウチェックやマイクロシャドウチェック(1番下画像の1番下)も!

素晴らしいヴァリエーションですよね。

前回ご紹介したAutumn/Winter向けコレクションのチェックは39マークでしたから合計すると76マーク!

実にこのバンチブック(全141マーク)の半分以上がチェックということになります。

その潔さ!

そして、この高いクリエイティヴィティ!!

素晴らしいの一言だと思います。

「次はチェックかな?」と思っている方がいらっしゃったらぜひお見逃しなきようにお願いします。

 

 

続いてストライプです。

 

 

 

 

 

 

チェックが大充実しているとストライプは手薄になるのが普通です。

前回ご紹介したAutumn/Winter向けコレクションもそうでした。

が、All Season向けコレクションはストライプもかなり充実しています。

そして、ご覧の通り大いに濃厚です!

エレガントなストライプがほぼ皆無でほとんど全マークが大胆不敵なストライプ!?

この偏り!

サイコーですよね〜!!

最近はUKモノでもここまで大胆不敵なストライプが揃うバンチブックはレアです。

シビれるカッコよさのストライプコレクション!!

ご来店の際にはぜひとも圧巻のチェックコレクションとあわせてご覧ください。

 

 

無地系と無地です。

 

 

 

 

チェックとストライプだけでなく無地系/無地も充実しているという!

またしても素晴らしいの一言ですね。

上画像は遠目には無地に見えるヘリンボンです。

繊細なカラートーンと優雅な光沢が魅力です。

また、こちらはいずれも縦糸(タテイト)と緯糸(ヨコイト)に濃度が異なる糸を使用することでSolaro/Sun Clothに似た「見る角度によってカラーが少し違って見える」タマムシ効果を表現しています。

中画像と下画像は完全な無地です。

Purple、Wine Red、Greenのとってもキレイな上3マークが目を惹きますよね!

そして、made in Italyらしい豊か極まりないBlueのヴァリエーションも◎だと思います。

また、このボディは比較的しっかり打ち込んでいますのでパンツ単品にもオススメです。

個人的には完全な無地のWine Red、Green、Beigeでテイパードシルエットのボトムスを作りたいです。

全マーク紹介は以上です。

最後に今日の「僕のBest 3」をご紹介します。

いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。

悪しからずです!

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-1

 

 

チェックからはこちらをセレクトしました。

まずは「大きめリピート(サイズ):7.0cm × 6.5cm」と「独特の立体感を表現しているBrownグラデーションのクインティプルウィンドウペーン」がイカしていますよね!

ウィンドウペーンのBrownグラデーションはベースカラーのNavy Blueと絶妙なコントラストを生み出していると思います。

加えて、ウインドウペーン内だけヘリンボンにした巧みな組織変化も見逃せません。

僕はこちらならモッズテイストとミリタリーテイストが見事にフュージョンされたスーツを作りたいです。

はい、今春GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルをイメージしています。

具体的にはジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。

ボタンはくるみボタン、ライニングはBrownが効いているロックなプリントライニングにしたいです。

そして、カラー(上衿)やくるみボタン、ターンバックカフスといった一部パーツは同ボディのBrown無地にしたいです。

となると、その一部パーツ&ウインドウペーン&ライニングとの「カラーストーリー」でフラワーホール(衿穴)やボタンホールの一部はBrownですね。

加えて、キャスケットも作りたいです!

モッズ風だけれど、IZZY STRADLIN風にもキメたいです!

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-2

 

 

ストライプからはこちらをセレクトしました。

GreyとBlue!

めちゃくちゃスタイリッシュなコンビネーションですよね。

やく3.8cmというワイド巾のストライプもイイ!

僕はこちらなら。。。

「縦横斜め」もいいかなと思いましたが。

フォーマルテイスト強めのスリーピーススーツを作りたいです。

具体的にはジャケットを「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。

ボタンはくるみボタン、ライニングはLibery LiningsからBlueベースのフローラルプリントライニングをセレクトしたいです。

そして、ストライプおよびライニングとの「カラーストーリー」でフラワーホール(衿穴)やボタンホールの一部はBlueにしたいです。

よく考えれば。。。

ヴェストをシングルブレステッドにして縦横斜め仕様にすれば。。。

このデザインでも「縦横斜め」ができますね!

いや、これは僕のアイディアではなくって、お得意様I様のアイディアでした!

I様、いつも本当にありがとうございます。

Crown Flannelの取り寄せは手配いたしましたので仕上がりまでどうぞしばらくだけお時間をくださいませ。

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-3

 

 

無地系/無地からはこちらをセレクトしました。

高貴なPurple!

素敵ですよね〜!!

実は昨日チラッとご紹介した若い淑女からご注文いただいたスーツはこの素材で作ります。

はい、アシンメトリックのダブルブレステッドジャケットとサイドシームがカーヴしているボトムスのスーツです。

仕上がりはかなり先になると思いますが、仕上がり次第このDiaryでご紹介しますので乞うご期待ください。

僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいです。

具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。

ボタンはmade in EnglandのCharcoalリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはPurple系のロックなプリントライニングにしたいです!

 

以上です。

 

次回も引き続きmade in Italy素材のバンチブックを紹介予定。。。

だったのですが、恐らく1回だけmade in Engaldn素材に戻ると思います。

乞うご期待ください。

 

 

 

2nd Oct. 2025

Ryoji Okada

 

 

 

< New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Perennial Classics by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.2: Mallalieus / Dormeuil

  ☑︎ vol.3: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.4: Botany by Smith Woollens

  ☑︎ vol.5: Bower Roebuck / Arthur Harrison etc.

  ☑︎ vol.6: John Foster / Woodhead

  ☑︎ vol.7: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.8: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.9: Drago

  ☑︎ vol.10: Carvico

  ☑︎ vol.11: Glenroyal by Porter & Harding

  ☑︎ vol.12: Lanificio Rogna

  ☑︎ vol.13: Loro Piana

  ☑︎ vol.14: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.15: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.16: E.Thomas / Marlane / Novara

  ☑︎ vol.17: Lanificio Di Tollegno

  ☑︎ vol.18: M by Biellesi 2-1

 



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