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Diary

New bunch book collection for 2025-2026 Autumn/Winter vol.18: M by Biellesi 2-1

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 12月まで水曜日も14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ 新作 “♡ Camo” socks in store now!

  ☑︎ 俺のRockなヒョウ柄スカルハット

  ☑︎ 13周年Tシャツ既製品在庫情報

  ☑︎ LOUD GARDEN迷彩キャップ残り2点です

 

 

 

9.13 Satにスタートしたオーダーメイドシャツ¥3,300offキャンペーンも残すところ(今日を含んで)あと2日!

2025-2026 Autumn/Winterシーズン最初のキャンペーンということでかなり気合を入れて望みましたが、その成果でしょうか。

ご注文は目標に近い枚数に達しています。

でも。。。

だいたいいつも終盤に強いLOUD GARDENですが、今回は序盤から中盤にかけてが好調で先週末を含めて終盤に入ってやや停滞しています汗。

要因は色々あると思いますが、2025-2026 Autumn/Winterシーズンからオーダーメイドシャツ用新作コレクションの入荷が3ヶ月連続ではなく2ヶ月になったのも影響している気がします。

具体的には、今シーズンから第1弾入荷が8月・第2弾入荷が10月に変わりました。

*Spring/Summerシーズンは2月と4月になる予定です

この変化は僕も納得できる諸般の事情によるもので総マーク数はあまり変わらないのでポジティヴに受け止めました。

そして、今もポジティヴに捉えています。

が、例年はオーダーメイドシャツ¥3,300offキャンペーンが盛り上がりを見せるタイミング:9月下旬に第2弾が入荷していたのも事実なんですよね〜。

しかも、何度かこのDiaryでも書いた通り僕は10日間ほど前まで第2弾入荷が9月だと思い込んでいたので対策を打てなかったんですよね〜。

恥ずかしい凡ミスが招いた無策。。。

小売店主として情けない限りです。

とはいえ、まだ会期は2日間残っています。

そして、昨日はシャツ3枚(とベルト1本)のご注文をいただきました!

なんとかこの2日間で更なるご注文をいただいて目標に到達したい!

つきましては、ご注文をよろしくお願いします!

Go! LOUD GARDEN!

 

 

 

ところで。

「ご注文」といえば。

今日は6日振りに新作バンチブックをご紹介します。

10月末までに20回目を終わらせる。

このDiaryで何度かそう書いたのでなんとかやり遂げるつもりです!

が、予定より少しだけ順調にきていることもあって少し余裕を感じてしまいこの5日間は別のネタをご紹介しました。

あと3回なのでイージーと思いきや、上記の通り今月はオーダーメイドシャツ用新作コレクションの第2弾入荷があるし、ご紹介できていない自慢の作品はてんこ盛りだし、次回用意しているキャンペーンの告知も必要だしエトセトラ。

あまり余裕をぶっこいているとギリギリになる可能性が大です。

なので、10.15 Wedまでに「リーチ」をかけておきたい。

それには早急に18回目をこなしておかねばいけない。

そう思った次第です。

という18回目の今日ご紹介するのはItalyの個性派テキスタイルブランドBiellesiの新作です。

実は。。。

このバンチブックが2025/2026 Autumn/Whiterシーズンの一番乗りだったんですよね。

そして、既に複数のご注文をいただいている人気バンチブックなんですよね。

ですが、質量ともにかなり濃厚だったこともあり後回しになっていました汗。

面倒臭がりな面が出てしまいました。

これではいけません。。。

という反省とともに今日はいつにも増して熱い気持ちで全マークをご紹介します。

では、いきましょう。

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

 

 

パッショネイトなRedのカヴァーがとってもクールですよね!

もちろんクールなのはカヴァーだけではありません。

創造性豊かで自由奔放でヴォリューム満点のチェックを軸にそのコレクションも極めてクールに仕上がっています。

見ているだけで楽しくなる1冊なのでご来店の際にはぜひともじっくり見てやってください。

すごいヴォリュームなのでじっくり見ると少し時間がかかりますが。。。

具体的には前半にコンパイルされているAutumn/Winter向けの100% Wool(280g/m)ボディが57マークで後半にコンパイルされているAll Season表記の100% Wool(250g/m)ボディが84マーク。

脅威の141マークで構成されるビッグコレクションです。

いずれもクリアカットのツイル(綾織)ボディのSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)です。

*一番乗りで入荷したため一部に完売品番が出ていますが今日は完売品番を含めて全マークをご紹介します

ちなみに、Biellesiとはmade in Italy素材のブランドでMとは以前に存在したブランドMaurizioの頭文字です。

はい、MaurizioがM by Biellesiに進化を遂げたと理解してください。

それでは、冒頭から順番に見ていきましょう!

一気にいきます!!

と思いましたが、あまりにマーク数が多いので今日は前半にコンパイルされているAutumn/Winter向けの全57マークをご紹介します。

*後半は明日以降にご紹介予定です

そして、最後に「僕のBest 3」を披露します。

今日も皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように!

もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。

気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。

ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をして即座にご対応します!

 

 

まずは39マークにも及ぶ圧巻のチェックから!

 

 

 

 

 

 

 

ファンシーチェックからクラシックチェックまでAutumn/Winter向けボディだけでもこれだけのヴァリエーションがあります!

総マーク数が57ですから、実に7割近くがチェックという訳です。

この潔さ!

そして、クリエイティヴィティ!!

素晴らしいの一言だと思います。

また、Autumn/Winter向けというのは「あくまでAll Season向けとの差別化のためかな?」と感じる素材感でもあります。

表現を変えると「280g/mのクリアカットツイルですからミル/マーチャント/ブランドによってはAll Season表記をしていても不思議ではない」素材感です。

というボディなので、少なくとも「秋→冬→春」はお召しいただけます。

いや、それだけでなく初夏も問題なくお召しいただけそうです。

とにもかくにもこの圧巻のチェックコレクション!

「次はチェックかな?」と思っている方がいらっしゃったらぜひお見逃しなきようにお願いします。

 

 

続いてストライプです。

 

 

 

チェックが大充実しているとストライプは手薄になるのが普通です。

しかも、このバンチブックのAutumn/Winter向けボディは上記の通り7割近くがチェックですからね。

なので、確かにストライプは少々「弱い」です。

が、しかし、そこはBiellesiです!

シビれるカッコよさの素材も複数コンパイルされているので「見逃し厳禁」です!!

ご来店時にはぜひストライプもしっかりとチェックをしてみてください。

上:モダンレトロな逸品(左2マーク)からスーパーシャープなBlackのヘリンボンベースまで個性あふれるストライプ5マークです。

下:美しい光沢が見事なシャドウストライプ6マークです。1番上と1番下はBlackです。

 

 

無地系です。

 

 

チェックが大充実、マーク数こそ少ないもののストライプも個性派揃いとなると無地系はやはりストライプ以上に「弱く」なります。

バンチブックによっておおよその総マーク数は決まっている訳ですからこればっかりは仕方がないです。

が、しかし、こちらの7マークはその「弱くなり方」がなんともユニーク&極めてBiellesiらしくて微笑ましいです。

まず、完全な無地がないという。。。

そして、Greyがないことを筆頭にカラーリングがかなりエッヂーという。

少ないマーク数で「勝負」するすごく効果的な「作戦」だと思います。

さすがBiellesi!だと思います。

*完全な無地は次回ご紹介するAll Season向けコレクションに多数コンパイルされています。

上4マークは約3.2cmのワイド巾がとってもクールなヘリンボンです。

カラーは上からWine Red、Green、Brown、Blackです。

素晴らしくキレイな上2マークが特に目を惹きますよね!

そして。。。

上記した通りGrey、そしてNavy Blueがないという。。。

その潔さやヨシ!ですよね〜!

下2マークはクラシカルなバーズアイです。

2マークともBlue系というこれまた潔さが大好きです。

なお、上から5番目のハウンズトゥースを「無地系」に加えるのは少し無理があるかもしれませんが、無地系の並びにコンパイルされているのに加えてその下のバーズアイと同様にスーパートラディショナルパターンなのでOKと考えました。

Autumn/Winter向けコレクションの全マーク紹介は以上です。

最後に今日の「僕のBest 3」をご紹介します。

いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。

悪しからずです!

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-1

 

 

チェックからはこちらをセレクトしました。

冒頭にコンパイルされているBlack & WhiteベースにLight Yellowのウインドウを切ったグレンチェックです。

チェックはあれもこれもカッコいいのでかなり悩みました。

でも、今日の僕にはこのカラーリングがグサっと刺さりました!

刺さったのは。。。

1番上に登場するというごくシンプルな理由もあるかもだし、パキッとしたハイコントラストなBlack & Whiteが超ウルトラシャープだということも間違いなくあるし、グレンチェックがイイ具合の大きさ(縦7.0cm×横6.5cm)なのもあると思います。

が、それ以上に、最近の僕は幼少時からのフェイヴァリットカラーであるRedと同じくらいYellowが気になっているのでその影響が大きいと思います。

Yellowを使ったSuitingってかなりレアですから。

そして、この素材はYellowがとってもイイ具合に効いていますから。

僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいです。

具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。

ボタンはmade in EnglandのCharcoalリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングは “♡ Camo” silk c/# BGRにしたいけれど完売してしまったのでLiberty LiningsからLight Yellowが使われたフローラルプリントをセレクトしたいです。

そして、ウインドウペーンおよびライニングとの「カラーストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト)やフラワーホール(衿穴)やボタンホールの一部はLight Yellowにしたいです。

仕上げにカラー(上衿)やチェストポケット等の一部パーツを(同ボディのBlack無地がないので)All Season向けのBlack無地にしたいかも!

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-2

 

 

ストライプからはこちらをセレクトしました。

記憶によれば無地以外のBlack素材でスーツを作ったことがないんですよね。

今までおはあまり惹かれませんでした。

が、こちらを見たら「おお!これはすごく凝った素材だし作ってみたい!」と思いました。

まず、ベースの組織を巧みに変化させることで生まれた独特の立体感が気に入りました!

次に、ストライプの入り方がストレートではなくさりげなく段々?段違い?になっているのも気に入りました!

*段々?段違い?は実物を見た方がより分かりやすいと思います

そして、上記の2ポイントとBlackが強力なケミストリーを起こしていることも気に入りました!

Biellesiの「どちらかといえば華やかな素材が多い」という印象をガラッと変えるシック&クールな傑作だと思います。

僕はこちらならフォーマルテイスト強めのスリーピーススーツを作りたいです。

具体的にはジャケットを「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。

ボタンはくるみボタン、ライニングはBlackベースのロックなプリントライニングにしたいです。

そして、カラーやチェストポケット等の一部パーツをAll Season向けのBlack無地にしたいです。

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-3

 

 

無地系からはこちらをセレクトしました。

ワイドなヘリンボンと高貴なタッチのGreenが絶妙なハーモニーを奏でている逸品です。

すご〜〜く好きです!!

そして、今秋はかなりGreenが気になります!!

僕はこちらならここ最近のお気に入りのひとつであるミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツを作りたいです。

はい、今春GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルです。

具体的なデザインはジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。

ボタンはくるみボタン、ライニングはGreen系のロックなプリントライニングにしたいです。

エポーレットをつけるのもアリかな?

 

以上です。

 

次回はこのバンチブックの後編をお届け予定です。

乞うご期待ください。

 

 

 

7th Oct. 2025

Ryoji Okada

 

 

 

< New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Perennial Classics by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.2: Mallalieus / Dormeuil

  ☑︎ vol.3: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.4: Botany by Smith Woollens

  ☑︎ vol.5: Bower Roebuck / Arthur Harrison etc.

  ☑︎ vol.6: John Foster / Woodhead

  ☑︎ vol.7: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.8: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.9: Drago

  ☑︎ vol.10: Carvico

  ☑︎ vol.11: Glenroyal by Porter & Harding

  ☑︎ vol.12: Lanificio Rogna

  ☑︎ vol.13: Loro Piana

  ☑︎ vol.14: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.15: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.16: E.Thomas / Marlane / Novara

  ☑︎ vol.17: Lanificio Di Tollegno

 



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