昨日のDRでBUFは敗れました。
勝機はあったのですが残念。
今日は8:30KO予定で僕が応援しているもう1チームLARがロードでのCHI戦に臨みます。
こうなればLARがSBを制するのを期待するのみ!
Go! RAMS!
ところで。
「今日」といえば。
今日は3日連続で「オーダーメイドシャツ2枚 = 税込¥22,000~キャンペーン」のオススメ着分をご紹介するつもりでいました。
昨日のDiaryで書いた通り「『中だるみ現象』に真っ向から対峙する!」という決意もしていますしね!
が、今日は急遽予定を変更して昨年お渡しした超ゴキゲンなスーツをご紹介することにしました。
ちなみに、この土日に承ったシャツの枚数はわずかに4枚泣。
はい、完全なる「中だるみ現象」です。。。
ハートが弱い僕は情けないことにめちゃくちゃ落ち込んでしまい。。。
気分転換をしないと元気を保てなそうなのです。。。
という訳で、予定を変更しました。
ポジティヴ要素も書けば、なんとか昨日で100枚に到達しましたしね!
さて、今日ご紹介するのはいつもとってもスタイリッシュな装いでご来店くださる&洋服屋の僕も憧れてしまうほど粋な女性のお得意様I様がご注文してくださったスーパークール&アヴァンギャルドなフランネルスーツです。
仕上がりを見て作り手の僕も「おお!!なんというカッコよさ!俺もこれをベースに新作を作りたい!!!」と思った1着です。
なだけでなく、着荷したその日にたまたまスーツをご注文しにいらっしゃった淑女が「素敵ですね!このデザインを参考にします」となった1着です。
はい、超スーパー自信作です。
という訳で、早速ご紹介しましょう。
↓こちら↓ です。


素材は僕も狙っている(来秋こそ必ず作るぞ!)William Halsteadの傑作Crown Flannelです。
Crown Flannelについてはバンチブック紹介の時に書いた以下の文章をご参照ください。
—–
2023年の秋にセンセーショナルなデビューを果たしたWilliam HalsteadのCrown Flannelは今シーズンも健在でした!
ご注文いただいたお得意様が皆さん「最高です!」と仰ってくださる逸品中の逸品、まさにマスターピースです。
なので、「2シーズンで終了!」とならなくて本当によかったです。
William HalsteadはEngland北部にあるWest Yorkshire州Bradfordにて1875年に創業されたミルです。
「William HalsteadといえばMohair素材」と称されるWilliam Halstead。
「British Mohairの大家」とも呼ばれるWilliam Halstead。
とにかくWilliam HalsteadはMohair素材が得意です。
名門マーチャントのバンチブックにコンパイルされているmade in EnglandのMohairブレンド素材はその多くがWilliam Halstead謹製なのもこの業界では有名な話です。
また、2025 Spring/Summerシーズンも少なからぬお得意様がWilliam HalsteadのMohairブレンド素材でスーツやジャケットをご注文くださいました。
あ、そうだ、僕もWilliam Halsteadの傑作ボディMohair TwillのBlack無地でスリーピーススーツを作りました!
そんなWilliam Halsteadが、一昨秋Crown Flannelという気合が入った名前の素晴らしいフランネルをリリースしたのはちょっとした驚きでした。
昨今はフランネルですらも「軽くてソフトで薄め」というキイワードが重要になっているファッション業界ですが、Crown Flannelはその逆を突き進む「よき意味で時代遅れ」なボディです。
もう少し突っ込んでご説明すると。。。
Crown FlannelはWilliam Halsteadの地元であるWest Yorkshire州で紡績された短繊維糸を使用したWoollen/ウールン(紡毛/ボウモウ)フランネルです。
最近はフランネルもWorsted/ウーステッド(梳毛/ソモウ)が増えてきていますが、そしてそれはそれで決して悪くないのですが、やはりフランネルといえば本来は紡毛ですよね!
僕はそう思います。
短繊維糸を使用した紡毛フランネル!
最高です!
が、もちろんCrown Flannelの特徴はそれだけではありません。
「フィニッシュ工程で表面を掻く事で表現している独特のふくらみと滑らかな肌触り」「450gとヘヴィなウエイト」「昔ながらのしっかりとした打ち込み」といった豊かな特徴を併せ持つ、クラシカルなBritishスタイルがお好きな方でしたら堪らない傑作だと思います。
こういったフランネルを生産すること自体はそこまで難しくないのかもしれません。
でも、だとしても、この時代に敢えてこのボディのコレクションを15マークも展開する心意気には心底から敬意を表したいです!
はい、「Mohair素材のWilliam Halstead」がこのように秀逸な古き佳きフランネルをリリースしたことが驚きだったという訳です。
もしも僕にお金があれば全マークで何かしらを作って妻にこっぴどく叱られたいくらいに素晴らしい素材です笑。
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というロマンあふれるマスターピースをLOUD GARDEN/RYOJI OKADAならではの大胆不敵なデザインで「料理」したのがこちらのスーツです。
具体的には ↓こんなデザインのスーツ↓ です。
ジャケット:ラウンドティップのノッチドトラペル + ダブルルブレステッド1ボタン + ウェルト仕様のチェストポケット + フラップつき&両玉縁仕様のウエストポケット + ダイアゴナルカットフロント + センターヴェント
トラウザース:ややハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + ブレイシーズボタンつき + 1インプリーツ + ボタンフライ + 渡り巾33.5cm/膝巾28.5cm/裾巾27.0cmのワイドシルエット + ストレートヘム
以上です。
ミニマムでありながらアヴァンギャルド、そしてちょっとだけアシンメトリックなデザインの1着です。
手前味噌ながら。。。
最高にカッコいいですよね!?
10日ほど前にご来店になられた際にこちらのスーツをお召しでしたが、超スーパースタイリッシュでした!
ちなみに、このデザインはI様と相談を重ねながらじっくり練り上げたのですが僕もあれこれご提案をしました。
なので、少々誇らしい気もします!
ボタンはmade in EnglandのCharcoalリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングは “♡ Camo” silk c/# BGR、ライニングとの「ストーリー」でカラークロスもRedにしました。
先日もお知らせした通り、何度も完売告知をした “♡ Camo” silk c/# BGRですが「最終在庫」としてヴェストの背表分が残りました。
そちらはまだ完売になっていません(c/# blue/charcoalはおふたりがご検討中です)ので、気になる方はぜひともよろしくお願いします!
続いて、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう!
ジャケットを逆アングルから。

アングルによって少し見え方が変わるスーパーナイスデザインだと思いますが。。。
いかがでしょうか?
バストアップの「寄り画像」です。

(肩巾とのバランスから見ると)ややワイド巾:9.0cm巾&ハイゴージーライン&ラウンドティップのノッチドラペル。
敢えてのフラワーホール(衿穴)なし。
ライニングを使用してポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。
美しいスティッチワーク。
バストアップだけでもエキサイティングなギミックがてんこ盛りです!
カラークロスです。

このスーツの「隠れたアクセントカラー」はRedです。
なので、カラークロスもパッショネイトなRedにしました。
I様そのような無粋な着方はなさらないと思いますけれど。。。
思わず「衿立て」をしたくなりますね!
フロントです。

ダブルブレステッドでありながらひとつボタン。
ダブルブレステッドでありながらダイアゴナルなフロントカット。
このスーツの最も重要なデザインポイントはこのフロントです!
手前味噌ですが、とってもスタイリッシュですよね!?
ライニングです。

ライニングは10月に完売告知をした(上述の通りヴェストの背表分だけ在庫アリ&早い者勝ちです!) “♡ Camo” silk c/# BGRにしました。
表素材と完璧なハーモニーを奏でているBlackとGrey。
表素材とポップなコントラストを演じているRed。
サイコー以外の何物でもありません!
袖先です。

袖先はクラシックにまとめています。
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はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
バックです。

ダブルブレステッドであればサイドヴェンツを採用するのが王道中の王道です。
が、このデザインでしたら間違いなくセンターヴェントの方がクールなので、ここは僕の独断で決めさせていただきました。
結果は。。。
大正解だと思います!
トラウザースのフロントです。

女性でボタンフライフロントは珍しいのですが。。。
やっぱりカッコいいですね!
さすがI様です。
以上です。
このスーパーカッコいいスーツをご紹介したら元気が湧いてきました!
I様、いつも本当にありがとうございます。
次のご注文品が仕上がり次第またご連絡を申し上げます。
どうぞ今しばらくの間だけお待ちくださいませ。
19th. Jan. 2026
Ryoji Okada