昨日の山本投手の熱闘は強烈でしたね⚾️
最終回でも150kmを超えるストレートをバンバン投げて三振を奪う勇姿に感動しました。
2回表に本塁打 + 2連打を喰らった時は「うわぁ、今日も調子悪いのかぁ。。。」と思いましたが。。。
重いプレッシャーもあったでしょうにあそこから立ち直り完投するとはさすが日本のエースです!
山本投手を救う森選手の好捕も光りました。
好試合でした!
山本投手にはぜひともMLBでも躍動して欲しいですね😌
さてさて。
最終戦はどうなるか?
日本一はどちらか?
今日も目が離せません!
ところで。
「今日」といえば。
今日は数日前にお渡ししたばかりの超エレガント&ラグジュアリーなスリーピーススーツをご紹介します。
元々は。。。
昨年お作りいただいた「ホワイトに近いライトグレイのコーデュロイジャケット」に合わせるボトムス(のご注文)のご相談をいただきました。
まあ、コーデュロイのジャケットですからね。。。
普通に考えたらフランネルが有力候補になると思います。
が、フランネルだけだと面白みがない、LOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしくないのでオフホワイトベースにミディアムグレイのピンストライプ素材もご提案しました。
というか、発見した時に「この素材こそイチオシ!」と思ったので、「ついで」ではなく「本命」としてご提案しました。
すると、お客様が「これはいいですね!」と仰ってくださいました。
それだけでなく、10日後くらいだったでしょうか?
じっくりご検討いただいた結果「あのストライプ素材でスリーピーススーツを作りましょう!」と相成りました。
僕も「スーツで作っておいて時々セパレートするのもアリですよね」とお話ししていたので「絶対それがいいです!」と大いに喜びました、はい😌
が、でも、仕上がってご試着いただいたところ「これは素晴らしくいいですね!セパレートするのはもったいない感じなのでパンツはまた考えましょう」となりましたけれど。。。
決して「そういうつもり」だった訳ではありませんが。。。
本当にありがたい限りです。
では、早速ご紹介しましょう。
↓こちら↓ です。
イタリアを代表する老舗ミルVBCの定番クオリティ:Perennial 110’sのストライプ素材でお作りしたスリーピーススーツです。
Perennial 110’sは100% Super 110’s Wool(260g)品質のツイル(綾織)素材です。
いわゆるFour Seasonsタイプ(日本においては盛夏を除く3シーズンタイプ)の素材で、なめらかな質感と優雅な光沢が魅力のベストセラークオリティです。
という素材なのでもちろん無地のヴァリエーションは大充実していますし、バーズアイやシャークスキンといったトラディショナルパターンも豊富に用意されています。
その一方で、このストライプのような『他のバンチブックではまず見つけられないであろう「攻めた」色柄』もコンパイルされているという。。。
さすがはVBCの主力クオリティ!であります。
それにしてもこの素材。
オフホワイトとグレイの絶妙なカラーリング、約1.8cmとクラシカル巾のピンストライプ、Perennial 110’sならではのエレガントな佇まい。。。
最高ですよね!
デザインは「メンズウェアが最もエレガントだった時代」といわれる1930’sを少し意識しています。
具体的には以下のデザインでお作りしました。
ジャケット:クラシカル巾(8.5cm巾)のピークトラペル・ベストバランスの2ボタンシングルブレステッド・前後差4.5cmの急傾斜スランテッド/ハッキングポケット・アウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)付き・やや開きの狭いクラシカルなフロントカット
ヴェスト:クラシカル巾(6.5cm巾)のピークトラペル・6ボタンシングルブレステッド・懐中時計チェーン用の縦ホール付き
ボトムス:ベルトループレス・サイドアジャスター付き・ブレイシズ(サスペンダー)ボタン付き・ボタンフライフロント・ワイドシルエット(渡り巾38.0cm/膝巾28.0cm/裾巾27.0cm)・極太巾(7.0cm巾)のターンナップヘム
以上です。
結果、ダンディ極まりないOne of a kindな1着に仕上がったと思います!
30年くらい前だったかな、1930’sスタイルにはまっていたことがあったのですが、このスーツを見ていたらあの頃の気持ちがなんだか蘇ってくるようでした😎
では、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。
ポケットです。
アウトサイドチケットポケットがとてもいいアクセントになっていますよね!
美しいスティッチワークにも惚れ惚れとしてしまいます。
ライニングはフローラルジャカードのピュアホワイトにしました。
“♡ Camo” silkのc/# RWGBもオススメだったのですが。。。
やっぱりホワイト系の表素材だと透けが心配なので今回は断念いただきました。
スリーヴボタンです。
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
ヴェストです。
ボトムスはもちろんですが、このヴェストもセパレートして単品使いしたら楽しそうですよね!
ヴェストとボトムスをセットアップしてレザーブルゾンと合わせたりしてもすごくよさそうです😎
ボトムスのこだわりディテイルもどうぞ。
上画像:サイドアジャスターとブレイシズボタンです。ブレイシズボタンはフロントの4つを内側にバックの2つを外側にお付けしています。クラシックスタイルです!
下画像:こだわりのボタンフライフロントです。機能性ではファスナーに負けますがやはりこの佇まいがいいですよね!僕もオーダーする時は必ずボタンフライにしています。
以上です。
S様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
ぜひとも時が来たらボトムスもお願いいたします!
5th. Nov. 2023
Ryoji Okada