SION with Bun Matsuda @UNIT, Daikanyama, Tokyo. [Diary]

SION with Bun Matsuda @UNIT, Daikanyama, Tokyo.

昨日はSIONさんのライヴに行って来たのです。

夏の日比谷野外音楽堂に続いて今年二度目のSIONさん。

とはいえ、夏は野外でバンドスタイル、昨日はライヴハウスで松田文さんとのアコースティックセット、趣はだいぶと異なるのです。

12月。

2012年ももうすぐ終わりだしね。

「何かやり残したような柔らかな後悔」を軽くするために行こう、と思ったら、僕の2012年に「やり残した”ような”後悔」は何ひとつ無かった（笑）。

実際にはね、出来なかったこと、やり残したことはたくさんあるのよ。

でも、やり残した「ような」感覚も実際に出来なかったことに対する後悔も無い、素晴らしい厄年だったのです！

決して100点だった訳ではないけれどね。

会場は代官山のUNIT。

この会場はね、HEATWAVEやJOE BONAMASSAを観たり、大切な人との出会ったり、同じ建物の1階上にあるカフェバーで飲んだり、その上にある雑貨屋さんで買物をしたり、更にその上にある展示会場を利用したり、いろいろと馴染みがあるのです。

かつての通勤路の近くでもあったしね。

でも、A WORKROOMを解散してからは、代官山自体にほとんど行かなくなったのでだいぶと久し振り。

という訳で、LOUD GARDENから移動する道すがら、代官山の懐かしい風景を楽しみました。

と書きつつも実は、かつてのA WORKROOM周辺はですね、かなり様変わりしていましたよ。

去年は空きテナントだらけだったけれど、新しい店がいろいろと出来ていました。

一度ゆっくり散策したいな〜。

Super Nice Guyで人生の岐路に立つユーキと駅周辺で合流していざUNITへ！！

ほぼ定時にライヴはスタート。

最近足を骨折したSIONさん、松葉杖で登場。

「ぜ〜んぜん痛くないぜ！」と何度も言っていたけれどね、数ヶ月前に肋骨をやった僕でなくとも、それが優しい嘘だと会場にいた全員が分かっていました（笑）。

しっかりとSIONさんの歌を引き立たせながらも、表情豊かに自身の個性も織り交ぜる松田さんのギター。

アコースティック効果で、輪郭がくっきりと浮かび上がった最新作 Kind Of Mindの名曲たち。

説得力の塊のようなSIONさんの声と歌詞。

すべてが極上。

しかし、本編はかなり淡々と、しかも昔の曲はほとんど披露すること無く進行したので「こんな感じで終了するのかな？」と個人的にはちょっとだけ違和感が。。。

やっぱりね、年の瀬、アコースティック、ライヴハウス、SIONさん、男二匹。

若い頃、時に涙に付き合ってくれて、時に肩を押してくれた優しい曲たちに包まれて、しっぽりといきたいのが本音であります。

すみません。

が、このね、極上ながらも淡々とした本編は、超極上のアンコールのためには絶対必要なものでした！

アンコールはね、まずSIONさんがひとりで、6曲くらい弾き語ったのであります。

MCもゴキゲンなカヴァーもたっぷり！

それにしても、12月、Machiko、ゆうじ、彼女少々疲れ気味などなど、大好きな曲が次々披露されたのはね〜、堪らんかった！！

彼女少々疲れ気味、僕ね、この曲大好きなんだよね〜、涙が出ました。

いつどこで聴いても最高に素晴らしい曲です。

幸福感に満ち満ちたSION with Bun Matsudaのアコースティックライヴ、大満足でした！！

SIONさん、松田さん、有り難うございました！

今年良いことがいっぱいあった僕は来年もいい年にします！

いろいろあったユーキは来年はいい年になるに違いないね！

でもよ、ユーキ。

「なぁゆうき

走るなら

止まるなよ

そんなところで

なぁゆうき

走るなら

残すなよ

そんなところで」

なぁ、ユーキ。

俺も走るよ。

◆本日の一枚◆

Kind Of Mind

SION

2012年の新譜を振り返る旅、今日はもうこれしかないやね。

23rd. Dec. 2012

Ryoji Okada

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Loud Garden / Ryoji Okada