昨日から本拠地マツダスタジアムで始まったGとの3連戦。
ちょうど1週間前だった同じくGとの3連戦@東京ドームは3タテを喰らったんですよね。
ちなみにその1週間前はマツダスタジアムで現在首位のDに3タテを喰らわされています。。。
3週連続の3タテ回避、1週間前の雪辱を果たすためにも昨日は負けられない初戦でした。
絶対に負けられないキャンペーンを昨日スタートしたLOUD GARDENと似た環境のカープです。
昨日の先発はカープもGも開幕投手、九里投手と戸郷投手でした。
1週間前は戸郷投手を攻略しながらも九里投手が大炎上して敗れました。
戸郷投手を2週連続攻略できるほど甘くはないけれど、九里投手も2週連続で炎上するような凡投手ではないはずです。
という試合前でしたが果たして。。。
予想以上の投手戦、12回引き分けでした。。。
今日は勝つ!
Go! CARP!
ところで。
「3」といえば。
今日からしばらくの間、オーダーメイドシャツ用の新作素材を全力でご紹介したいと思います。
はい、昨日入荷したばかりのホットな新作たちです!
今シーズンはこここ数シーズンと同様に3ヶ月連続の新作投入が予定されているのですが、3ヶ月連続の場合「初月:ドレッシーな色柄が中心で最もマーク数が多め」「2ヶ月目:個性的なカジュアル素材が多めになりマーク数は(初月ほどではないけれど)多め」「3ヶ月目:個性的な色柄オンリーでマーク数は少なめ」という流れになる傾向が強いです。
果たして今シーズンもそうでした。
ということはつまり、2024 Spring/Summerシーズンの3ヶ月目となる今月は「LOUD GARDENに集ってくださるエキサイティングライフを生きる皆さまのハートを強く揺さぶるに違いない新作素材」がたくさん入荷した!ということです。
しかも、2024 Spring/Summerシーズンの3ヶ月目は例年に比べて少し多め:32マークの入荷がありました。
「いつもの3ヶ月目」は25マーク前後なことが多いのでこれは嬉しい限りです。
見ていてワクワク感が高まる新作32マーク!
ご来店の際にはぜひともじっくりとチェックをしてください。
もちろん電話/e-mail/SNSでのご注文・お問い合わせも可能です。
その際には個別画像左上に記す「FMから始まる品番」でご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう!
初日の今日ご紹介するのはLibertyの新作4マークです。
どれも華やかかつアーティスティックですごく素敵ですよね!
ちなみに、先月も書きましたが。。。
今シーズンのLiberty(の新作)は昨シーズン同様に過去最高レヴェルの充実度です。
こちらの4マークと先月入荷済の5マークは本当にどれも作ってみたくなる、ワクワク感が止まらない傑作ばかりです。
Libertyの人気柄は比較的完売するのが早いので「お!」とお思いになられた方は「善は急げ!」でお願いします。
続いて、全マークを「個別画像」で見ていきましょう!
が、その前に。
Libertyはリピートの大きいパターンが多いため、入荷したバンチブック用のカットサンプルだけだと全貌が分かりにくい、あるいは仕上がりをイメージしにくいという問題があります。
そこで、少しでも全貌を把握しやすいように、仕上がりをイメージしやすいようにカットサンプル画像の下にもうひとつ画像をおつけします。
これは1.5年くらい前でしょうか、最近導入された「バンチブックのカットサンプル裏に貼ってある品番シール横のQRコード」にスマートフォンをかざすと出てくる画像です。
QRコード自体は「通常コレクション」の全マークについています。
QRコードを取り込んで仕上がりのイメージを確認する作業はなかなか楽しいのでご来店の際にはぜひともスマートフォンをかざしてみてください!
オーダーメイドシャツ:¥20,900~
*昨日スタートしたOption free campaign for made-to-measure shirts対象です
*今回入荷した新作はすべて100% Cottonです
*今回入荷した新作はすべて(Libertyとしては)レアなmade in Italyです
*LOUD GARDENで取り扱っているLiberty FabricsコレクションはLiberty Londonが毎シーズンリリースする膨大なパターン/素材の中から選りすぐった素材のみをコンパイルしています
FM78288:Fiona Devaux
3種類のブルージェムストーン:サファイア・ラピス・トパーズが美しく輝く、まるで「宝石の庭」のようなFiona Devaux/フィオナドゥヴォーです。
小さな宝石の花々が一面に広がるカンバセーショナルなこのパターンは、ロシアルーツの宝飾品ブランドFabergé/ファベルジェのシークレットガーデンコレクションをインスピレーション源に水彩で複雑かつ繊細に描かれました。
パッと見だと「いかにもLibertyらしいフラワーモチーフプリント!」と思いがちなパターンながらよく見ると宝石で花が精緻に表現されている!
最高にクール&ロマンティックではないでしょうか。
カラーリングも抜群にキレイですよね。
ぜひとも淑女のお得意様にフェミニンなシャツやシャツワンピースを作って欲しいです!
紳士のお得意様には敢えてマスキュリン&ドレッシーなシャツを作って欲しいです!
FM78289:Periwinkle
1962年にLibertyがリリースしたアーカイヴパターンにインスパイアされたPeriwinkleです。
Periwinkleは日本でいうニチニチソウという花のことで、このパターンで描かれている5枚の花びらを持つ花がそのニチニチソウです。
かわいらしいですよね。
ニチニチソウのことはともかく。。。
手書きのデルフト陶器の様式美を彷彿とさせる「モノクロームの葉」と「グラフィカルなストライプの花びら」のハーモニーがモダンレトロな逸品だと思います。
ネイヴィブルーにもグレイにもブラウンにも合いそうなこのカラーリングですから、スーツやジャケットスタイルに合わせることを想定したドレスシャツを作っても間違いなく素敵だと思います。
それが証拠に、僕ならかなりクラシカルなドレスシャツを作ると思います。
例えば「ラウンドピンホールカラー + コンヴァーチブル仕様の大丸シングルボタンカフス + フライフロント(比翼仕立)+ ポケットレス仕様」といった感じです。
ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)ボタン、カラー&カフスの裏面は別布専用コレクションのブルー系プリント素材にしたいです。
FM78290:Indigo Morris
William Morris/ウィリアムモリスが1876年に発表したブロックプリントの傑作インテリア用素材HoneysuckleをベースにしたIndigo Morrisです。
具体的には緻密なラインワークを際立たせる目的でHoneysuckleを丁寧に描きなおして再構築されました。
William Morrisの最も有名な作品のひとつであるHoneysuckleは、葉の茂った「蔓のトレリス」にパーロットチューリップとハニーサックルが美しくも複雑に織り込まれた優雅極まりないボタニカル柄です。
その進化版ともいえるこのIndigo Morrisは「モノクロームのレンズを通して見る」ことで、「よく知られた古典がさらにドラマチックな高みへと昇華されている」モダンクラシックな傑作です。
高貴にして力強い、そしてなんともいい薫りがしてきそうなパターンですね。
ドレスシャツを作ってももちろん素敵だとは思いますが、僕はこちらならロングシャツを作ってみたいです。
FM78291:Fruit Punch
1964年にLibertyのマートン工場で制作・印刷された甘く愛らしいこのFruit Punchには、ジューシーな夏のフルーツがたくさん描かれています。
具体的には、花、葉、ベリー、ブドウ、オレンジ、洋ナシなどが極めてカラフルに描かれています。
これらのカラフルなボタニカルデザインは1960年代の典型的なグラフィックプリントを彷彿とさせ、Libertyの繊細でポップな美学を感じさせます。
今回入荷した4マーク中で「最も今のLibertyらしい!」と思いきや1964年の作品、僕よりお年寄りとは。。。
エヴァーグリーンなデザインって本当に素晴らしいですね!
僕はこちらなら普段着使いできるスマートなシャツを作りたいです。
具体的には「ワンピースカッタウェイカラー + ミラノカフス + フレンチフロント(裏前立)+ ポケットレス仕様」といった感じでしょうか。
ボタンはマザーオブパールボタン、カラー&カフスの裏面はピンクの無地素材にしたいです。
以上です。
次回はRedaのベストセラーウォッシャブル100% Woolシリーズ:Activeをご紹介予定です。
乞うご期待ください!
20th. Apr. 2024
Ryoji Okada
昨日はリフレッシュできました。
ダラダラもできましたし、GGではかなり追い込めましたし、美味しいあれこれも食べられましたし満足です。
やはりお休みって大事ですね!
皆さんもどうぞ休養を十分に取ってエキサイティングライフを爆進なさってください。
リフレッシュといえば、先週末まで多くのファンが貧打を嘆いていた我がカープですが火曜日・水曜日の勝利でいつの間にか水曜日終了時点でセ・リーグトップタイの総得点となりました。
やっぱり打線は水物!といういうよりは対戦相手Bの四球と失策が大きかった2試合でしたが、2連勝&昨日おとといのお休みで打線が完全リフレッシュできていると嬉しい限りです。
投手陣は現状まあまあ(チーム防御率セ・リーグ4位)ですし、シート打撃に登板した常廣投手と日高投手・ブルペン入りを再開したハーン投手等々の「伸び代」もあります。
打線が上向けば大型連勝の可能性も出てきます!
という訳で、今日から始まるGとの3連戦@マツダスタジアムでの勝ち越し、あわよくば3連勝に期待したいです。
Go! CARP!
ところで。
「今日」といえば。
今日:4.19 Friから人気キャンペーン “Option free campaign for made-to-measure shirts” を正式開催します!
商況が厳しいので少しフライングして4.15 Monから先行受注を開始しましたが、残念なことに先行受注期間中のご注文は「0」でした。
辛い。。。
なので、月曜日に先行受注の告知をしたばかりですが、今日は再度「正式開催スタートの告知」をします。
具体的には ↓このようなキャンペーン↓ です!
—–
オーダーメイドシャツの有料オプションが「シャツ1枚につき合計3つまで無料になる」スペシャルキャンペーンを「4.19 Fri ~ 5.19 Sunの期間限定」で開催いたします。ぜひともこのとてもお得な機会にこだわりと遊び心を満載にした「世界で一枚だけのエキサイティングなシャツ」をオーダーくださいませ!
Made-to-measure shirt ▶︎▶︎▶︎ ¥13,200~
*2月・3月の2ヶ月で「合計約90マークの新作素材」が入荷いたしました!
*デビュー12周年を迎えるLoud Girlコレクションは「現在残っている9マークが完売次第終了」です!
*お電話、e-mail、SNSのメッセージ、video電話等でのご注文・ご予約・お問い合わせも承っております
*Women’sシャツ・Kids’シャツ・オーヴァーシャツも対象です(下記オプションの一部はMen’sシャツ専用になります)
*「通常コレクションではないインポートコレクション」や「お持ち込み着分」等の一部素材は対象外です
*共地マスク·デタッチャブルカラー·本前立·後ろ身頃ニット切り替え等の一部オプションは対象外です
*シャツワンピース・シャツジャケット・サファリジャケット・カヴァーオールジャケット等の一部アイテムは対象外です
<キャンペーン対象オプション一覧>
—–
個性的なディテイルに初挑戦するのに。
超スーパーOne of a kindなシャツを作るのに。
パッと見はクラシカルでも見えない部分にこだわりと遊び心が満ち溢れたシャツを作るのに。
これ以上にないキャンペーンです。
今日入荷予定の新作素材もいきなりキャンペーン対象です!
ぜひともよろしくお願いいたします。
今回作ったA4サイズのフライヤー/ダイレクトメールことThe Loudest Voice 36.5の表面です。
手前味噌ながら、素材の撮影方法やレイアウトを工夫した結果、過去に作った当キャンペーンの告知フライヤー/ダイレクトメール中で最も優れた紙面に仕上がったと思います!
こちらは「ご住所をいただいていて」「ダイレクトメールご送付OKの意思表示をしていただいていて」「最近もご縁がある」お得意様皆さまには既に発送済みです。
今までハガキ大のダイレクトメール以外はヤマト運輸さんのDM便を利用していましたが、前回から日本郵便さんの定形外郵便で出すことにしました。
なので、既に発送した全フライヤーが到着済みだと想像しています。
また、裏面・宛名面には本キャンペーンのご説明とその他のお得情報等々が所狭しと紙面を飾っております。
つきましては、「ぜひともゴミ箱に直行させず」に目を通してやってくださいませ。
なお、宛名管理ソフトのアップグレードをしたり、スタッフが変わったりしたためお送りすべきお得意様にご送付できていない/名簿からデータが失われてしまったケースが稀に発生しているようです。
それから、「ここしばらくご縁がないお客様にお送りするのもご迷惑かな?」と思い送付を止めたお客様もたくさんいらっしゃいます。
もしも「あれ、最近届いていないな。欲しいんだけどな」という方がいらっしゃいましたらご一報ください。
すぐに登録をし直して次回以降必ずご送付します!
ちなみにですが、キャンペーン中に例えば僕が作ったこのシャツと同じ仕様でご注文いただくと。。。
上記の合計¥3,300分のオプションアップチャージが無料になります!
CD1枚を購入してもおちりが出ますよね。
お得です。
ちなみにこのシャツは他にもフライフロント:¥550やスプリットヨーク:¥550といったオプションも付いています。
そういった場合は単価が高い順番に3オプションを無料にします。
つまり、4つ目以降の単価が低いオプションをお客様にご負担いただきます。
あるいは、キャンペーン中に例えばこのシャツをご注文いただくと。。。
上記の合計¥3,850分のオプションアップチャージが無料になります!
ちょっとした贅沢ランチに行けますよね。
かくかくしかじかで、こだわりや遊び心を満載にしたOne of a kindな1枚がかなりお得にご注文いただけるOption free campaign for made-to-measure shirts!
一喜一憂するのが小売店というモノですが。。。
この4月の苦境には正直かなり落ち込んでおります。。。
なので、このキャンペーンは「絶対に成功させたい!」、いや「絶対に成功させなければ!」とかなりの気合いを入れております。
それゆえに今までより約10日間程度も長い会期設定をしました。
つきましては、どうぞご注文をよろしくお願い申し上げます。
19th. Apr. 2024
Ryoji Okada
本当に厳しい4月。。。
昨日もおとといもご来店がすごく少なかったですしご注文もほぼ「0」でした。。。
久し振りに「この状態が続いたらどうなってしまうのだろう?」という不安を抱いています。
コロナ禍や漏水の時はそんな不安を抱いても一応は理由がありましたから、「まあ、最悪はね。天が味方しなかったというエクスキューズもできるかな。。。」などと思い平静を保ちましたがこの4月は違います。
コロナ禍が収束して1年が経った4月、3番目/最後に漏水した系統の最終工事と壁面の一部塗り替え工事が終わり完全にフレッシュな気持ちになれた4月、期待の大型スタッフ竹林君が正式ジョインした4月です。
New Chapterと位置付け「新しいことと今まで大事だったことを両方やり抜こう」「昨年と同じ取り組みは精度と熱量を昨年以上にしよう」「竹林君の魅力を引き出すと同時に彼から見たRYOJI OKADAの魅力も彼に伝えてもらおう」と決意し迎えた4月です。
が、このザマ、コロナ禍が始まる前年の12月に匹敵する厳しさ・苦しさに見舞われています。
平成を保つのは難しいし、簡単にこの苦境を脱することはできないと思います。
己の力不足が悔しくて情けない限りです。
でも、僕は自分たちが作っている服が最高にカッコいいと思っているし、お客様にもお取引先にもますます正直かつ誠実に接することができていると思っているし、「僕 + 竹林君 + (週末のみだけれど)Gordenさん」という現在の布陣は過去最強だと思っています。
*大川さんがいた時は僕は人間的にGordenさんは技術的に未熟な部分がありました
なので、4月の残り10日間を悔いなく全力疾走をすべく、今日はゆっくりすると同時にあれこれ思索を巡らせてリフレッシュしたいと思います。
Go! RYOJI!
ところで。
「大川さん」といえば。
LOUD GARDENのアイコンパターン、創業メンバーのLoud Girlこと大川さんと僕で生み出したマスターピース、たくさんのアイテムに使用されているベストセラーといえば。
はい、ハートとカモフラージュを合体させた “♡ Camo” です。
“♡ Camo” の原点はソックスでした。
大川さんと一緒にソックス屋さんを訪ねたのは今でもよき思い出です。
そのソックスがスマッシュヒットを記録したことでライニング等に使うSilkを作成、その後Shirting(シャーティング:シャツ向けテキスタイル)やSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)やCotton Canvasに転用してきました。
アイテムという切り口で考えても、ソックス、ライニング、ネクタイ、ボウタイ、ポケットスクウェア(チーフ)、ストール、シャツ、スーツ、ジャケット、ボトム、コート、トートバッグ等々を作ってきました。
あ、初年度からTシャツも作っていますね!
今年もそろそろ仕込まなければ。。。
実は、Silkも初年度から作り続けています。
もちろん12周年カラーも企画をしています。
例年通り12周年カラーも2カラー展開です。
という訳で、今日は12周年カラーのイメージをご紹介します。
↓こちら↓ です。
—–
カラーA(上画像):Greys + Pink
カラーB (下画像):Red, White and Blue 2.0
—–
この2カラーです。
カラーAはお取引先のお力もお借りして生み出しました。
僕もイメージを持っていたカラーなのですがお取引先のご助言に肩を押されました。
Oさん、いつも本当にありがとうございます!
カラーBは数年前にビッグヒットとなったRed, White and Blueのマイナーチェンジヴァージョンです。
具体的には前回よるライトブルーをダークにしています。
もちろんまだ本決まりではないのですが、ほぼほぼこの2カラーになると思います。
最終判断は明日仕上がる予定の桝見本を見てになります。
週末ご来店予定の方はぜひとも桝見本を見てやってください!
ご来店を心よりお待ち申し上げております。
そして、この時点で「これは!」とお思いの方がいらっしゃいましたらぜひとも早速のご予約をお願い申し上げます。
18th. Apr. 2024
Ryoji Okada
諸般の事情により「本日の一枚」をやめてから1ヶ月くらいが経過しました。
僕はただ単純に「素晴らしい(と僕が思う)音楽をひとりでも多くの人に伝えたい!」と思っていただけなのですが。。。
諸般の事情のバカやろー!
それはともかく、あれをやめると数日間連続して同じ音源を聴くケースが増えます。
好きな音源を聴き続ける生活も決して悪くはないけれど、理想の音楽を見つけることを人生の目的(のひとつ)にしている僕にとってはデメリットでもあります。
という訳で、昨日は前日までの流れをぶった斬って久し振りにJUNIOR WELLSのHoodoo Man Blues(1965年作品)を聴きました。
大学生時代に僕がブルース沼にハマるきっかけを作ったブルースマンがOTIS RUSHとBUDDY GUYとLUCKY PETERSON、そしてJONIOR WELLSでした。
上記4人の生ライヴを比較的短い期間の間に観ることができたのは本当に幸運でした。
その4人ですが。。。
JUNIOR WELLS以外の3人はギタリストでもあるせいか、高かったとはいえ想定の範囲をちょっと越えたくらいの衝撃度でした。
*大学生時代は僕もかなり熱心にギターを弾いていましたから
でも、JUNIOR WELLSの衝撃度は桁違いでした。
まず風貌からしてすごかったです。
赤い(多分)Polyesterのスーツ、ガリガリの体型(もしかしたら他のブルースマンが太っているためそう見えただけで実際はそこまでガリガリではなかったかも笑)、おばあちゃんが被るようなネット着用。。。
そして、危険なほどハイテンションなパフォーマンス!
1992年に日比谷野外音楽堂で観ているはずなのですが、なんというかチビりそうになるくらいの衝撃でした。
カッコよかったな〜!
ということをふと思い出して今日はHoodoo Man Bluesを聴いています。
リリースしてから59年経っているというのにまったく古臭くない最高のアルバムです。
やっぱり音楽っていいですね。
「本日の一枚」はやめても極力毎日異なる音源を聴き続けたいと思いました。
ところで。
「諸般の事情」といえば。
ここ1年くらいの間にスーツやジャケット、コートをご注文くださったお得意様はご存じかと思いますが、現在「Cupra/キュプラ系のライニング」にかなりの欠品が出ています。
2022年に起きた諸般の事情、ではなく「宮崎県延岡市にある旭化成さんのキュプラ工場火災(幸いにも人的被害はなかったようですが工場が全焼したそうです)」によりこの2年とちょっとの間新たなCupraライニングが生産されていないためです。
Cupra(旭化成さんではベンベルグと称しています)は旭化成さんの専売特許的繊維なのでやむなしな状況です。
という訳で、現在はLOUD GARDENも他のテイラーさんと同じく工場/工房さんが持っている在庫、日本に数多くある問屋さんが持っている在庫で対応しています。
が、日増しにその在庫も少なくなっているのが実情です。
そりゃそうですよね。
火災から2年以上経っている訳ですから在庫も減ります。
が、旭化成さんが工場の再建を始めたという話はまだ耳に入っていません。
そして、LOUD GARDENでは厳選したPolyesterライニングも取り扱っていますが、安価なPolyesterライニングは増やしたくないと考えています。
もちろん、いつもLBDのPlain & Fancy LiningsやHFWのFlashなど英国から取り寄せるライニングを選んでくださるお得意様なら現状でもまったく問題はありません。
ですが、いつも国産のCupraライニングをお選びのお得意様やお急ぎのお得意様だとかなり選択肢が狭くなってしまっています。
数えてみたら現状でもジャカードの無地を中心に100マーク以上の在庫が残っているのですが、それでも火災前は完全な無地だけで100マークを超えていましたからね〜。
ジャカード織の柄物も含めた合計だと300マーク以上は選択肢があったはずです。
かくかくしかじかです、このまま手をこまねいていたら選択肢はどんどん狭まるばかりです。
という訳で、今春から新たなライニングを複数導入することにしました。
↓こちら↓ です。
第1弾は「ヨーロッパ発のメゾンブランドが多く使っているクオリティにかなり近いPolyester + Rayonのツイル(綾織)」です。
ヨーロッパではRayonをViscose表記することが多いので、Polyester + Rayonという品質表示にご記憶がある方も少なくないと思います。
このツイルライニングは肌触りも抜群にいいですし、ご覧の通り高級感もかなりあります!
いや、実際にかなり高級です。
100% Rayonにしていないのでシワっぽさも皆無だと思います。
そしてカラーもナイス!
という訳で導入することにしました。
Cupraの代替として胸を張ってオススメできる逸品ですので次回オーダーする際はぜひとも候補に入れてやってください。
寄り画像です。
キメ細かで上品なツイルですよね!
僕も次の1着はこちらのレッドにしようかな?
とにもかくにも、ぜひぜひお見知りおきください。
17th. Apr. 2024
Ryoji Okada
Gとの3連戦@東京ドームに3連敗したことで単独最下位に転落したカープです。
カープも調子が悪いし、昨日も書いた通りLOUD GARDENも調子が悪い。。。
泣きたいけれど、昨日は2017年にご注文いただいたコートのリピートオーダーが入ったりと朗報もありました。
こうなれば!
今が底だと開き直って、ここからなんとか巻き返をはかって、いい状態で鯉のぼりの季節を迎えたいです!
はい、カープもLOUD GARDENもです。
そのカープですが、今日からBとの2連戦@マツダスタジアムを闘います。
前回は度会選手にやられましたからね。
今回は投手陣が度会選手を沈黙させると同時に打線が奮起して勝利をモノにして欲しいです。
Go! CARP!
ところで。
「2」といえば。
今日は2日振りに新作バンチブックをご紹介します。
日曜日の晩に期待の大型新スタッフ竹林君とこの難局を乗り越えるためのミーティングを行いました。
とても楽しい企画が生まれましたし、新たな認知度向上作戦のアイディアも出ました。
が、しかし、それらをやり抜くことの重要度がすごく高い一方で、「今できることに丁寧かつ全力かつ高精度かつ昨年/昨シーズン/昨月よりも熱く取り組む!」ことの優先度が何よりも高いという意識の共有もできました。
その一環として昨日はあれこれ店内で作業をやりました。
おとといよりもきれいになったし、すっきりしたし、もしあったとすれば邪気を追い出すこともできたんじゃないかな?と思います。
加えて、フライングで先行受注をスタートさせた “Option free campaign for made-to-measure shirts” の告知フライヤーにメッセージを添えて投函したり、新作バンチブックご紹介の準備に勤しんだりもしました。
今日は数日前から別のもう少し簡易なネタを考えていたのですが、やっぱり今最も大事なのは新作素材のご紹介だろう!と思ったのと昨日のうちに準備に勤しむことができたので2日振りに新作バンチブックをご紹介することにしました。
もうすぐオーダーメイドシャツ用の新作素材も入荷しますからね。
その前に20回目を終わらせておかないと!
という訳で、今日も熱く丁寧に新作バンチブックを全マークご紹介します。
20回目の今日は、おとといの最後で予告した通りもう1冊あるJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)コレクション!
ではなく、予定を変更してイタリアンミルのSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)がコンパイルされたバンチブック:Italian Contemporaryにしました。
2日前にご紹介したJacketingのバンチブックにもコンパイルされていたMarlaneやAngericoのSuitingが今日ご紹介するパンツブックのメインなので「流れ」を考えて変更しました!
全体的にナイスな仕上がりですが、特にMarlaneの進化と深化は白眉です。
ご来店の際にはぜひともじっくりご堪能ください。
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。
高級感あふれるディープグリーンのカヴァーに負けず劣らずなシック&エレガント&リッチなコレクション仕上がっています。
Marlane、Angelico、Sondrio、Bonottoともにプライスが比較的控えめ(D〜Fランク)というのも嬉しい限りです。
いつものようにまずは魂を込めて全マークをご紹介して最後に「僕のBestセレクション」をご紹介します。
もちろん、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「Extender “4 Seasons” のストライプ上から4番目をもう少し全体像が分かりやすい画像で見てみたい」とか「これに近いチェックでmade in Englandの素材はある?」とか「良さそうなのでこれで前回と同じボトムスを作っておいて!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申し付けください。
まずはMalraneからご紹介しましょう!
Marlane 5-1: Alpinist “Extra Move”
「アルプスの麓に広がる雄大な自然をイメージした美しいナチュラルカラー」を揃えたAlpinistラインのExtra Moveです。
Extra Moveはひとつ下で出てくる「Marlane近年のスマッシュヒットラインExtender」よりも強力な、驚くほどのストレッチ性を誇ります。
また、Extra MoveはExtenderのように他の機能こそ兼ね備えていませんが、Extenderよりも細番手原料を使用することで驚異的なストレッチ性とともに上質なウールが持つしなやかさと美しさを追求しているという特徴も持ちます。
加えて、この5マークは「Alpinistラインならではのモダンかつオーガニックなカラーリング」という見逃せないカラーリングも誇ります。
きっとクラシカルなスーツスタイルに新鮮さや優しさ、温もりを加えてくれることでしょう!
具体的な品質は100% Super 100’s wool(260g/m)です。
左からダークグリーン、ライトグリーン、オレンジ、テラコッタ、ネイヴィブルー、このコレクションは全マークがイチオシです!
だって。。。
他のバンチブックではなかなか見つからないような優しくてキレイなカラーばかりなんですもの!
このカラーですからスーツはもちろんボトムス単品を作っても素敵でしょうね。
2日前にも書きましたがMarlaneとはこのようなミルです。
—–
Marlane(マルラーネと読みます)は1952年創業のMarzottoグループに属する中高級テキスタイルメーカーです。
イタリアのビエラ地方にコントロールオフィスを持ち、Marzotto本体とは一線を画し同じく傘下のGuabelloやSondrioとともに独立運営されています。
上品な艶と独特のソフト加工による柔らかな風合いを特徴に持つSuper 100’S〜120’SのウーステッドSuitingが主戦力ですが、昨今では強力なストレッチ素材やエコフレンドリー素材といった今日的な素材も多く手がけています。
比較的リーズナブルなプライスも魅力のひとつです。
—–
Marlane 5-2: Extender “4 Seasons”
“Power Stretch” と自称するほど驚異的なストレッチ性を持った100% Wool素材、「素晴らしく快適な着用感」と「天然繊維にしか出せない上品な風合い」を併せ持ったMalraneのスマッシュヒットライン:Extender “4 Seasons” です。
が、Extenderの魅力は高いストレッチ性だけではありません。
抗シワ機能、撥水機能も兼ね備えているのです!
加えて、ご覧の通りパッと見だと高い機能性を感じさせないリッチ感あふれるルックスも併せ持っています!
コロナ禍が収束してから1年、ご出張などがコロナ禍前に戻っている方がほとんどかと思います。
そんな方にぜひともオススメしたい至極優秀な素材です。
品質は100% Super 100’s wool(260~270g/m)です。
クリアカットのツイル(綾織)組織でウエイトが260~270g/m(←260g/mの素材と270g/mの素材が混在しています)ですからシーズンカヴァー率はかなり高めです。
具体的にはヨーロッパならFour seasons、日本だと盛夏を除くオールシーズン的なボディです。
Extenderは、昨シーズンも昨年もほぼ全マークが早期に完売しました。
その人気も納得の素晴らしい逸品です。
という訳で、気になる方はぜひともお早めにお願いします!
上:モダンクラシックなチェック4マークです。
中:これまたモダンクラシックなストライプ8マークです。
下:イタリアンミルらしい繊細なカラーリングが魅力の無地系/無地7マークです。
Marlane 5-3: Sartorial “Wool Canvas”
とても面白い発想のWool Canvasというボディです。
CanvasといえばCotton!という印象ですが、確かにWoolでもあり得ますよね。
ある意味でMarlaneらしくない、極めてクラシカルでブリティッシュテイストが強めの佇まいがとってもいいと思います!
そして、コロニアルテイストを感じさせるカラー展開もナイスではないでしょうか?
そしてそして、こう見えてナチュラルストレッチ機能が付加されているのも嬉しい限りです!
*Extra MoveやExtenderよりもストレッチ性は低いです
品質は100% Wool(270g/m)です。
Marlane 5-4: Prominent “Summer Comfort”
Summer Comfortはこれからの季節にぴったりな「軽快で清涼感あふれるトロピカル(平織)組織の文字通りSummer Confortなモダンクラシックボディ」です。
品質は100% Wool(220g/m)です。
「220g/mというかなりのライトウエイト」と「強めに撚った糸を使用して織り上げたことによる確かなハリコシと仕立て映え」、そして『「シックでありながらも地味になり過ぎない」「洗練されていながらも派手とは縁遠い」ジェントルマンが夏に着るスーツに申し分のない色柄』が魅力の見事なコレクションです。
上:イタリアンミルらしい粋さを感じさせるカラーリングが特徴のチェック9マークです。
中:かなり渋めなテイストがとてもカッコいいストライプ7マーク(下2マークはシャドウストライプ)です。
下:完全な無地9マークです。
Marlane 5-5: Summer Breeze Suit
絶妙なカジュアルテイストとスタイリッシュなモダンレトロテイストが堪らないニューボディ:Summer Breeze Suitです。
品質は43% Cotton + 26% Wool + 18% Viscose + 11% Linen + 2% Polyurethane(220g/m)です。
かなりしっかりした素材感を彷彿とさせる「顔」ながら、実はとってもライトウエイトかつソフトな仕上がりなのも面白いです。
いやはや。。。
これは素晴らしいニューボディの登場です!
そして。。。
上記の通りこのボディは「5者混」な訳ですが、これがまたすごく「意味のある5者混」な気がします。
—–
—–
5者の個性が高次元で見事な化学反応を起こしています。
極めて合理的な5者混だと思います!
また、かように「表情のある素材」は欧米を中心に人気が高まっています。
1着あるいは2着作っておけば、オフにも使えるスーツやセットアップとしてワードローブに豊かな彩りを加えてくれるに違いありません!
大オススメのニューボディです。
Angelico 1-1: Wool Blend Seersucker
クリエイティヴなデザインと比較的リーズナブルなプライスが魅力のイタリアンミルAngelicoのWool Blend Seersuckerです。
品質はいずれも60% Wool + 40% Cotton(220g/m)です。
クラシカルなシアサッカーといえば100% Cottonですが、最近ではより通気性に優れた100% WoolのSeersuckerもしばしば目にします。
が、Wool + Cottonは結構珍しいと思います。
両者の良いどころ取りをしたかのようなリラックスムードとエレガントな質感が絶妙なハーモニーを奏でている新感覚のSeersucker、夏向けのカジュアルジャケット/スーツに絶対のオススメです。
ちなみに、何度もこのDiaryでは書いていますが。。。
Seersuckerとは「しじら(縞状のしぼ)」の入った織物のことです。
もう少し具体的に書くと、「波状の凹凸のある部分」と「平らな部分」を交互に表現することで縦方向に縞状のしぼを走らせた織物のことです。
このしじらにより肌への接地面積が少なくなること、つまり「肌へのベトつきが少なくなり」「通気性に富み」「さらっとした肌触りに恵まれる」ことこそがSeersuckerの真髄です。
毎年さまざまな高機能素材がリリースされる昨今ですが、Linenとともに100年以上に渡って「メンズファッションにおけるSpring/Summerシーズン向け素材の代名詞的存在」として君臨し続けているSeersuckerこそが現代のSpring/Summerシーズンにおいても「本命」なのかもしれません。
加えて、Seersuckerは「しじらによってシワになりにくい/元からシワ(というかしぼ)があるので仮にシワになっても目立ちにくい」「見た目にも涼しげである」「色鮮やかなストライプやチェックも存在する」といった魅力も併せ持っています。
また、日本ではシンプルに「サッカー」と表現されることも少なくありません。
Seersuckerの主な品質は100% Cottonで、我々はウールやシルクで作られたSeersuckerを便宜上「ウールサッカー」「シルクサッカー」などと呼ぶことが多いです。
ということは、こちらなら「ウールコットンサッカー」あるいは「綿麻サッカー」と呼ぶのが日本風でしょうか?
おとといもこのDiaryを見てくださった皆さんの中には「あれ?既視感。。。」と思いになる方もいらっしゃると思います。
はい、おとといご紹介したバンチブックにコンパイルされている4マークと同じボディです。
そして、下3マークはその4マークと被っています。
なので既視感があるのも当然かもしれません。
ですが、ということは、上3マークは被っていませんので念のために全マークご紹介しました。
いずれにしてもすごく優秀なSeersuckerだと思います!
昨日ご来店くださったお得意様も上から3番目のネイヴィブルーでスリーピーススーツをご検討中です。
Sondrio 1-1
こちらもおとといご紹介したバンチブックと被っています!
こちらはAngelicoと異なり全マークが「被り」です。
が、せっかくですから「復習」を兼ねてご紹介します。
ナイスコレクションですしね。
では、改めて!
数多くのメゾンブランドが顧客でもあるイタリアを代表する名門コットンメーカーSondrioのクリエイティヴな無地コレクションです。
いずれもSondrioらしいナイス素材ばかり!
ですが、実はこの7マークは少々個性が異なる2つのボディから構成されています。
上3マークはRoyal Partyと名付けられた高密度サテン(朱子織)の100% Cotton(460g/m)です。
芯がありながらもなめらかな風合いを誇る上品なボディです。
上から4番目から7番目は気品あふれるルックスのボディにコロニアルなテイストのカラーを揃えたSartorial Cotton & Linenです。
品質は55% Cotton + 45% Linen(360g/m)、Linen由来の野趣味とカジュアル感、強い打ち込み由来のヴィンテージタッチが白眉です。
*おとといご紹介したバンチブックにはコンパイルされていたParadeはこちらのバンチブックにはコンパイルされていません
Bonotto 1-1
1972年に創設され、現在はErmenegildo Zegnaグループ傘下に入っているヴィチェンツァ州モルヴェーナのイタリアンミルBonotto(ボノットと読みます)はグループ内でも特にトレンド感のある洗練されたコレクションを展開していることで知られています。
それが証拠にパリで行われている世界最大の素材展:Première Vision/プルミエールヴィジョンでは毎回行列ができるほど大きな注目を集めているそうです。
Première Vision。。。
もう20年以上行っていないですけれど、またいつか行ってみたいですね〜。
それはともかく、こちらの2マークはGOTS認証を受けている正真正銘のオーガニックコットンを使用した無地です。
カラーはもちろん、組織がここ最近トレンドに浮上しているサテンというのがいいですよね!
「オーガニックコットンの柔らかさとカジュアル感」と「サテンならではの美しい光沢と」が見事なハーモニーを奏でている逸品だと思います。
具体的な品質は98% Cotton + 2% Polyurethane(270g/m)です。
こちらも、Polyurethane混紡のためかなりのストレッチ性を誇ります。
僕は。。。
上のイエローでジャケット + ボトムスのセットアップを作りたいです。
このバンチブックの全貌ご紹介は以上です。
ご覧の通りストレッチ素材がかなり多いバンチブックです。
ストレッチ性は。。。
静止画像でお伝えすることは不可能です。
つきましては、ご来店の際にバンバン引っ張ってストレッチ性をお確かめください!
それでは、これまでと同じように、冒頭から全マークをご紹介したので最後に「僕のBestセレクション5」を披露します。
MarlaneのExtender “4 Seasons”からはこちらのチェックをセレクトしました。
上述の通りスーパーに高い機能性を誇るExtenderですから、ぜひとも出張や旅行にも持っていきたいです!
ということは、ジャケットとボトムスをセパレートしてもスタイリッシュにキマる色柄がいいだろうと思いこちらをセレクトしました。
僕はこちらならタイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいですね。
ボタンはブルーに染めたマザーオブパール(白蝶貝)ボタン、ライニングはブルー系の華やかなプリント素材にしたいです。
そして。
ジャケット単体で使う場合はボトムスをブルー無地にしたいです。
ボトムス単体で使う場合はジャケットをブルー無地にしたいです。
また、スーツで着る時もジャケット/ボトムスを単体で使う時もVゾーンと足元はブルーでまとめたいです。
最高に「使えるトラヴェルスーツ」になりそうです!
MarlaneのProminent “Summer Comfort”からはこちらのチェックをセレクトしました。
こちらはですね。
バンチブックが届いて、まずパラパラパラッと全体をチェックした際に「おお!いいなこれ!」と真っ先に思ったチェックです。
まずはベースとなっているグレイのトーンが好きです。
そして、ベース部分でグレイグラデーションのチェックを表現しているさりげなさが好きです。
そしてそして、もちろんこの素材の最も力強いポイントであるブルーグラデーションのダブルウインドウペーンが好きです。
問答無用にカッコいい素材ですよね!
Marlaneですから、この素材にストレッチ機能と撥水機能が付加されていたら更にサイコーなのですが。。。
まあ、Summer Comfortは機能よりも軽快さと清涼感を優先したボディなのでこれが正解なのかもしれません!
僕はこちらならヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです!
具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルドヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」で作りたいです。
ボタンはネイヴィブルーに染め上げたmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはブルー系の華やかなプリント素材にしたいですね。
MarlaneのSummer Breeze Suitからはこちらのストライプをセレクトしました。
Summer Breeze Suitは4マークともサイコーにナイスなのでかなり悩みました。
が、このストライプが最も光り輝いて見えました!
「合理的な5者混」ならではの傑作ボディもさることながら、かすれストライプのかすれ具合(の強さ)とアクセントカラーのレッド?テラコッタ?がいいですよね!
本当に素敵な素材だと思います。
もちろんスーツで作るべき素材ですが、ジャケットとボトムをセパレートして着ても間違いなくスタイリッシュだと思います。
僕はこちらでもヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです!
Angelicoからはこちらのストライプをセレクトしました。
おとといは惜しくも選外となりましたが今日はこちらをセレクトしました!
実はおとといも「このストライプもすごくいいよな〜」とかなり悩んだのです。
「Seersuckerボディとピッタリなナチュラルなカラーリング」と「Seersuckerには珍しいワイド巾:2.5cm巾のバンカーストライプ」が見事なハーモニーを奏でた傑作素材だと思います。
すごく作ってみたいです!
ミリタリーテイストあふれるダブルブレステット8ボタンのスーツか超リラックスムードのビッグシルエットなシングルブレステッドスーツが作りたいです。
Sondrioからはこちらのレッドをセレクトしました。
この絶妙なトーンよ!
最高です!!
僕はこちらなら最近お気に入りの「ワイド巾ピークトラペル&シングルブレステッド1ボタンのジャケット + ダブルブレステッド8ボタンのラペルレスヴェスト + 2インプリーツ&テイパードシルエットのボトムス」デザインのスリーピーススーツを作ってみたいです。
きっとすごくセクシー&ダンディな1着に仕上がると思います!
以上です。
次回はVBCにするか1冊残っているJacketingにするか考え中です!
いずれにしても近いうちにまたご紹介するつもりでいます。
乞うご期待ください。
16th. Apr. 2024
Ryoji Okada