いよいよ今日で8月も終わりです!
皆さんはどんな1ヶ月を過ごしましたか?
皆さんが楽しく幸福な1ヶ月を過ごせていたなら嬉しいです。
さて、何度もこのDiaryで書いている通り、小売店主たるもの「自分たちでは変えられない要素」をセールス不調の原因に挙げては絶対にいけません。
僕がこれまで頻繁に見て/聞いてきたその際たるダメな例は「天気が悪く集客が厳しかった」です。
実際に天気が要因なのは分かるけれど、天気は自分たちでは変えられない訳で、それを原因にしたら「打つ手なし」と白旗を上げるようなものですから。
ちなみに、2024年8月の商況は。。。
猛烈な暑さと線状降水帯や台風の影響もあってか極めて厳しかったです。
はい、最もダメなパターンの言い訳ですね笑。。。
これではまったくいけません!!
来年以降夏はもっと厳しくなるかもしれませんしね、対応しなければ。。。
が、しかし、その間に明日から始まる2024-2025 Autumn/Winterシーズン(業界の通例にならって我々は9月をAutumnn/Winterシーズンの初月と位置づけています)に向けた準備はかなりしっかりできたと思います。
なので、明日から(いや今日から!)の千客万来に大いに期待したいと思います!
皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。
Go! LOUD GARDEN!
ところで。
「夏」といえば。
今日は涼しげかつ軽快かつダンディなサマースーツをご紹介します。
大学時代からの友人、超スーパー博識でダンディ極まりないO君がオーダーしてくれたスーツです。
超暑がりのO君ですが、今週もきっとこのスーツでバシッとキメてクールに仕事をしたことでしょう!
いや、さすがにこのスーツでももし日中に商談等で外出したら汗だくですね。。。
とにもかくにも、ご覧の通り最高にスマートでハンサムに仕上がりました。
自信作です!
では、早速ご紹介します。
↓こちら↓ です。


Summer Eleganceをテーマに、高級イタリアンミルが集結している北イタリアのビエラ地区を拠点に40年以上の歴史を持つ「CottonやLinenといった天然繊維のスペシャリストSubalpino/スバルピーノ」による*コードレーン素材でお作りしたスーツです。
*コードレーン:「先染めの細番手糸とホワイトの太番手糸を交互に配した経糸(タテイト)」と「ホワイト&細番手の緯糸(ヨコイト)」で織り上げられた「ホワイトの縦畝が特徴的な清涼感あふれるトロピカル(平織)の織物」。シアサッカーほどちぢれ/凹凸がないとてもスマートなサマーシーズン向けのスマートカジュアル(現代においてはとてもドレッシーな)素材です
こちらはコンテンポラリーなコードレーンとでも評しましょうか、「クラシック:典型的なブルーとホワイトのコードレーンストライプ」と「モダン:Polyurethaneを2%混紡したことによる優れたストレッチ性」が見事なハーモニーを奏でた素晴らしい逸品です。
そんな逸品をシックかつスポーティに「料理」したのがこちらのスーツです。
具体的には「ナロー巾:7.5cm巾のセミノッチドラペル + シングルブレステッド2ボタン + アウト/パッチスタイルのウエストポケット + マニカカミーチャ(シャツ袖)」のジャケットと「ドローストリングとサイドエラスティック入りのイージーパンツスタイル + 1アウトプリーツ + 渡り巾35.0cm/膝巾24.5cm/裾巾17.5cmのテイパードシルエット + 5.0cm巾のターンナップボトム」のボトムスです。
結果、テーマであるSummer Eleganceを完璧に体現した1着が仕上がったと自負しています!
O君はピックアップ/試着の際にストローハットをかぶっていましたが抜群の相性でした!
というか、ストローハットと合わせてこそSummer Eleganceが完成していました。
ちなみにそのストローハットは。。。
もちろんLOUD GARDENメイドのスカルハットです!
ロックなスカルハットでSummer Eleganceが完成するというのもいかにもLOUD GARDENらしいですよね。
とにもかくにも、O君、いつも動く/歩く広告塔になってくれて本当にありがとうございます。
「軽快さを追求した毛芯なし/肩パッドなし/大身返し/観音開き背裏仕様」「贅沢な光沢が美しいマザーオブパール(白蝶貝)ボタン」「こりにこったスリーヴボタン:5個ボタン/大きさ違いボタン/リアルボタンホール(本開き切羽)/スランテッドボタンホール」といったオーダーメイドならではのエキサイティングなディテイルも見逃せません。
では、そのディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。
胸部の「寄り画像」です。

シャープなセミノッチドラペル。
品格を感じさせるピックステッチ。
ホワイト無地のフローラルジャカードライニングを利用してポケットスクウェア/チーフ代わりに出せるように作った胸ポケットの袋地。
軽快なマニカカミーチャ。
この画像だけでも盛り沢山です!
そのマニカカミーチャです。

「雨降り」もいい具合ではないでしょうか。
上述の通り、マニカカミーチャということもあり肩パッドもたれ綿も「なし」にしています。
ポケットです。

美しいラウンドシェイプと丁寧なピックステッチに職人技を感じます。
身返し(ミカエシ:前身頃の内面)です。

上述の通り大身返し仕様にしました。
通常の仕立て:本台場仕様より若干表地が多くなりますが、このスーツは毛芯を排していますしWool系素材に比べてハリが少ないCotton + Polyurethane素材ですから大身返しが「正解」だと思います。
バックライニング(背裏)は観音開き式のハーフライニング仕様にしました。

バックライニングは完全に排することも可能ですが、着脱時のスムースさを考えたらこのように少しでもおつけすることをオススメしています。
こちらの「観音開き」は一般的な「背抜き」仕様より手間が掛かりますが、その分着心地にも優れます。
具体的には腕を前に出した時や前傾姿勢になった時にバックライニングのテンションが左右に分散されるため着心地が良好になります。
このスーツは表素材と相性がよく涼しげなホワイト無地のフローラルジャカードライニングを使用しました。
また、職人の矜持を感じさせる丁寧なピックステッチも嬉しい限りです!
スリーヴボタンです。

はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
ボトムスのトップです。

「内紐仕様のドローストリング」と「サイドに内蔵したエラスティックラバー」がポイントです。
ドローストリングは表素材に合わせてホワイトにしました。
また、「内紐仕様」と「ベルトループつき仕様」により「ベルトをするとイージーパンツということが分かりにくくなる」ところが「ミソ」です。
以上です。
O君いつも本当にありがとうございます。
少し涼しくなったらぜひとも暑気払いの一献に参りましょう!
9.7 Satもぜひ!!
31st. Aug. 2024
Ryoji Okada