昨日はSとの3連戦@マツダスタジアム第2戦でした。
今季のカープ対Sはともに「超内弁慶状態」です。
具合的には、昨日試合前時点でカープが1勝8敗@神宮球場・Sが0勝10敗@マツダスタジアムでした。
となると。。。
「そろそろ」感が強くなりますよね〜。
Sの先発はカープ戦での防御率が1.74の左腕ピーターズ投手でしたし。。。
が、なかなかTが負けない現状です、もしもまだ首の皮0.5枚くらいだけつながっている優勝の望みを捨てないとすれば残り試合を全勝するくらいのファイティングスピリットがないといけません。
カープの先発は1試合のみながらS戦での防御率が0.00の森下投手でしたし、前日のサヨナラ勝ちで雰囲気も最高でしたし、好調な西川選手と堂林選手が牽引する打線も一時期よりは状態が上がっていますからね。
という試合前でした。
結果は森下投手の乱調と拙守が重なって失った5点が重く負け。。。と思いきや点の取り合いなって最終的には大逆転勝利をモノにしました!
デビッドソン選手の2発、来日初めての猛打賞が効きましたね!
素晴らしい。
今日は黒原投手が先発です。
この3連戦で登板する見込みだと報道されていた野村投手が体調不良になったため黒原投手に白羽の矢が立ったようです。
一軍ではなかなか結果が出ませんけれど、ここ最近は二軍で悪くない投球を続けていたようですから楽しみです。
持ち前の力のある速球でS打線を沈黙させられるといいのですが。。。
とにもかくにも、立ち上がり、先頭打者四球、2順目以降にはくれぐれも注意して欲しいですね。
Go! KUROHARA
Go! CARP!
ところで。
「今日」といえば。
今日は「一昨年100周年を迎えた老舗ロンドンマーチャントSmith Woollens/スミスウールンズの “Solaro/ソラーロ” 」でお作りしたチェスターフィールドコートをご紹介します。
Solaroとは『「経糸(タテイト)が表面に緯糸(ヨコイト)が裏面に強く出る織物の特性」を利用して「亜熱帯の植民地にいる英国兵士が紫外線から肌を守るために開発された」』という由来を持つ、そして20世紀初頭にSmith Woollensが開発し今でも商標が保護されている「英国服飾史に大きな足跡を遺す特別な素材」です。
具体的には紫外線を反射する明るめのカラーを経糸に、着用者の肌を少しでも守るために暗めのカラーを緯糸に使用して織り上げられた素材です。
*この素材は縦糸にライトグリーンの糸を緯糸にブルーの糸を使用しています
織物ですからもちろん緯糸の色も弱めながら表面に出てくるのですが、それ故の複雑なカラーの出方/玉虫色効果も極めて特徴的です。
かようにロマンあふれるストーリーに満ちた特別な素材をシャープ&スマートに、そして素材のルーツを活かすためにも少しだけスポーティにお仕上げしたのが今日ご紹介するコートです。
早速ご紹介します!
↓こちら↓ です。
すごくかっこいいですよね〜!
そして、この写真でも美しい経糸のグリーンとほのかに見える緯糸のブルーが確認できると思いますが、とってもキレイですよね〜!
デザインは「細め:7.5cm巾&フラワーホールなしのピークトラペル」「ハコ巾2.0cmの胸ポケット」「やや低めに設定した打ち抜きスタイルのフロントボタン」「フラップ巾5.0cmの腰ポケット」でお作りしました。
「made in. Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン」「左右非対称のカラーリングが印象深い英国LBD社のプレーンライニング」といったオーダーメイドならではのディテールも見逃せません!
ちなみに、こちらは女性のお得意様からご注文いただいた1着です。
マニッシュなデザイン・ディテールがお好みのお得意様からのご注文ということでご覧のようにメンズライクなテイストでお作りしました。
きっと秋口からカッコよく着こなして街を闊歩してくださることと思います。
*トルソに着せつけるにはサイズがスリム過ぎるのでこの写真にしました
では、そのアシンメトリックライニングを見てみましょう。
ボディもスリーヴもアシンメトリーにしました😊
オーダーメイドらしいナイスアイディアのディテイルですよね!
K様、いつも本当にありがとうございます。
こちらのコートは表素材の紆余曲折があり、仕上がりが遅れてしまいまして誠に失礼いたしました。
深くお詫び申し上げます。
また、今後ともどうぞ当店をよろしくお願い申し上げます。
27th. Aug. 2023
Ryoji Okada