各チーム残り試合が30試合近くになってきた、つまりペナントレースが終盤に差し掛かったNPBです。
8.14 TueのB戦@マツダスタジアムで超スーパー劇的なサヨナラ勝ちを記録し真夏の9連戦を「100点満点の勝ち越し(5勝3敗1分)」で終えたカープはおとといまでSとの3連戦@神宮球場に臨んでいました。
LOUD GARDENが臨時休業した(ご不便をおかけしました)8.16 Friの初戦こそ台風接近のため中止となりましたが、土曜日と日曜日は大瀬良投手と九里投手を先発に立てて好調S打線に対峙しました。
1試合中止になったので「ずっと状態が悪いように見える九里投手を一回飛ばすのもアリなのかな?」とも思いましたが、同じ負けでもSとの対戦なら「ただの1敗」・Gとの直接対決なら「1ゲーム縮まる」という点を考慮したのかもしれませんし、中止で2日(木曜日・金曜日)空いて昨日はお休みでしたから日曜日は中継ぎ投手をガンガン注ぎ込めると計算したのかもしれません。
いずれにしても、金曜日の雨天中止を受けてカープ首脳陣は「当初は土曜日に先発予定だった森下投手を今日から始まるGとの3連戦@東京ドーム初戦に回して大瀬良投手を前日(金曜日)からのスライド登板。九里投手は予定通り」と先発ローテーションを再編しました。
今週予定されている6連戦(= Gとの3連戦 + Tとの3連戦)はかなり重要ですからね、再編が奏功することを願ってやみません!
ちなみに、Gとの3連戦は「森下投手 → 床田投手 → アドゥワ投手」が先発します。
さて、金土日のAクラス3チームの戦績ですが、カープは1勝1敗、Gは1勝1敗、Tは2敗1分でした。
日曜日に先発した九里投手は6回98球4被安打6奪三振0与四死球1失点の好投で6勝目をマークしました。
心配したことをお詫びしたいです。
ただ、状態はそこまでよくないのも事実なのでしょう、昨日抹消となりました。
しっかり休養をとって最短で上がってきて欲しいですね!
一方、2登板連続で炎上した大瀬良投手は完全に「魔法」が解けた感じかもしれません。。。
次回登板で「キレ」が戻っているといいけれど。
また、真夏の9連戦および5位Dとの3連戦が5つもの黒星先行と低調に終わったTは優勝争いから一歩後退でしょうか?
もちろん昨年の優勝チームですからね、噛み合えば一気に巻き返す地力があるはずなので侮れません。
が、現状は首位カープとのゲーム差が5.0ゲームまで広がっています。
ということは、しばらくの間カープと2位G(カープと1.0ゲーム差)のマッチレースが続き、その間にTがチーム状態を上げられるか?という展望になるかもしれません。
Gに対しては。。。
カープは残り試合数が5試合も多く、敗戦数が3少なく、今日から始まる3連戦を除く残すGとの直接対決は6試合ともマツダスタジアムという好材料があります。
が、しかし、ここで3タテを喰らうようだと一気に沈みかねません。
という訳で、「狙うは勝ち越し!」「最低でも1勝!」でこの3連戦に臨みたいです。
Go! CARP!
ところで。
「黒」といえば。
今日はお盆前にお渡ししたスーパークール&カリスマティックなジャケットをご紹介します。
シャープなブラック&ホワイトのチェックとフォーマルテイスト強めのデザインが高い次元で見事な化学反応を起こしている逸品。
ご注文くださったH様も作り手の僕も大満足した傑作。
かなりの自信作です。
では、早速ご紹介しましょう!
↓こちら↓ です。

「Dormeuilが日本の高温多湿な春と夏を意識して2023 Spring/SummerシーズンにリリースしたRising Sun」という「3ボディがコンパイルされているJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)バンチブック」からセレクトしたチェック素材、Naturalsボディの4者混:35% Wool + 23% Bamboo + 22% Silk + 20% Linen(235g/m)素材でお作りしたジャケットです。
Bamboo由来のしなやかさと光沢、Silk由来の贅沢な風合いと光沢、Linen由来の優れた通気性とシャリ感と光沢等々、4者混ならではの複雑で楽しい特徴を持った逸品です。
BambooもSilkもLinenも「光沢」という共通の特徴を持つのも改めて面白いですね。
もちろん、Dormeuilらしい都会的で洗練されたクリエイティヴ極まりない色柄もとっても特徴的です!
ベースはトラディショナルなグレンチェックだと思うのですが、ブラック&ホワイトのカラーリングと絶妙なパターン描写によりカントリーテイスト「0」、最高にモダンでカッコいいチェックが完成していると思います。
やっぱりDormeuilって、こういった色気のある素材を作らせると超スーパー一級品ですね!
そういえば、以前はテキスタイルデザインチームのトップが貴族のような女性だったんですよね。
15年くらいだった前でしょうか?
一度フィレンツェで会食をしたことがあるのですが、「ああ、ドーメルさんのコレクションはこの美しくゴージャスな女性の影響であんなにも色気があって繊細なんだな!」と妙に納得した記憶があります。
今は変わっていると思いますが、ああいう女性をトップに据えること自体がDormeuilのコーポレイトカルチャーに違いありません。
GIEVES & HAWKES時代に可愛がってもらった男臭い尾張一宮の某社さんとはまったく違いますもの!
某社さんの無骨なコレクションも僕は大好きでしたけれど。
というミルの話はともかく。。。
そんな逸品を上述の通りフォーマルテイスト強めのデザインで「料理」したのがこちらのジャケットです。
具体的には「ややワイド:10.0cm巾のピークトラペル + 拝みボタン式のシングルブレステッド1ボタン + くるみボタン仕様 + モーニングコートのように大きなカーヴが特徴的なカッタウェイフロント + やや深め:26.5cm長のサイドヴェンツ」といったデザインでお作りしました。
チェック素材ということも考慮して、少々カジュアルな「シャツ袖:マニカカミーチャ」や「アウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)つき」というディテイルを採用しデザインアクセントにしている点も見逃せません!
では、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。
胸部です。

シャープなブラック&ホワイトのチェックとこれまたシャープなピークトラペルが絶妙にマッチしていますよね!
また、胸ポケットの袋地はライニング:100% Cuproのブラック無地ツイル(綾織)を使用してポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしました。
もちろんポケットとしても機能します。
カラークロス(上衿裏のフェルト生地)はブラックにしました。

見えない部分ではありますがすごくクールですよね!
肩先です。

敢えてのマニカカミーチャ仕様!
全体的にスーパーシャープな中に適度な柔らかさを注入するナイスデザインアクセントになっていると思います。
フロントボタンです。

左右対称に見えるエレガントな佇まいが自慢です!
ポケットです。

マニカカミーチャとともにアウトサイドチケットポケットのナイスなデザインアクセントになっていると思います。
また、職人の矜持を感じさせる完璧な柄合わせも嬉しい限りです。
身返し(ミカエシ:前身頃の内側)は軽快な大身返し仕様にしました。

キャンヴァスはソフトな総毛芯仕様、肩パッドは0.2cmの極薄にしています。
バックライニングは観音開き式のハーフライニング仕様にしました。

「観音開き」は一般的な「背抜き」仕様より手間が掛かりますが、その分着心地にも優れます。
具体的には腕を前に出した時や前傾姿勢になった時にバックライニングのテンションが左右に分散されるため着心地が良好になります。
これまた職人の矜持を感じさせる丁寧なピックステッチも嬉しい限りです!
スリーヴボタンです。

はい、くるみボタンもリアルボタンホール(本開き切羽)もアップチャージ不要のディテイルです!
以上です。
H様、いつも本当にありがとうございます。
次のご注文品が仕上がり次第またご連絡をいたします。
どうぞ今しばらくの間だけお待ちくださいませ。
20th. Aug. 2024
Ryoji Okada