数日前にチラッと書いた通り、今日は朝7:00から野暮用で店に出なければいけませんでした。
その野暮用をやってくれるとある業者さんを招き入れなければけなかった、つまり彼よりも早く行かなくてはいけなかったので6:45頃から店にいます。
自宅から店までは徒歩2分弱なのでそこまで早起きではありませんけれど、それでもいつも(7:00頃起床)より1時間は早く起床しているのでかなり眠たいです。。。
昨夜は「早く寝なきゃ、早く寝なきゃ」と思い過ぎたのがプレッシャーになったせいか、なかなか寝付けなかったのもイカンです、はい汗。
そして、野暮用は確実に3時間程度で終わると聞いているのでその後に仕入れ先との商談を入れてしまいました。
つまり、商談の後はそのまま店を開けるイメージです。
果たして閉店まで起きたままでいられるか。。。
ちょっと不安です。。。笑
気紛らわしにエナジードリンクを買わねば!
でも、早起きってやっぱりいいモノですよね。
清々しい気持ちになります。
今日はGGでのトレーニングもサボるのでこの時間を有意義に使いたいです。
Go! RYOJI!
ところで。
「清々しい」といえば。
今日はハイクオリティかつハイクリエイティヴィティな新作バンチブックを毎シーズンリリースしている「進化する老舗」の代表格である名門UKマーチャントHolland & Sherryの極上素材でお作りしたダブルブレステッドスリーピーススーツをご紹介します。
清々しいまでに美しいロイヤルブルーが最高に気高く上品な逸品です。
Holland & Sherryならではのしっかりとした打ち込みも素晴らしいです。
そんな素材が持つ気高さと上品さ、そして素晴らしさがより際立つスタイル/デザインでお作りしたのが今日ご紹介する1着です。
では、早速ご紹介しましょう。
↓こちら↓です。
いかがでしょうか。
この極めてロイヤルなブルー!
キレイ以外の何物でもありませんよね。
スタイル/デザインは以下の通りです。
ジャケット:エッヂラインに少々膨らみを持たせた11.0cm巾のピークトラペル・ダブルブレステッド6個ボタンひとつがけ・やや深め(26.5cm)のサイドベンツ。
ヴェスト:ラペルレス・シングルレステッド5ボタン・背表(セオモテ:後ろ身頃の表面)表素材使用
ボトムス:ブレイシズ(サスペンダー)ボタンつき・2インプリーツ・クラシカルな/ゆるやかなテイパードシルエット(渡巾37.8cm・膝巾26.5cm・裾巾21.0cm)・4.0cm巾のターンナップヘム
結果、モダンとクラシックが高い次元で融合した「唯一無二の1着」に、そしてスリーピーススーツとしてはもちろんのことそれぞれを単品で使っても楽しいこと間違いなしの「優れモノ」に仕上がりました!
このスリーピーススーツのデザイン面における最大のポイントはジャケットのフロントボタンです。
6個ボタンひとつがけ!
ちょっと懐かしくととっても新鮮ではないでしょうか。
「Savile Rowのビスポークテーラーも愛用しているmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン」「バックのみ外側につけた(フロントの4つは内側につけた)ブレイシズボタン」「 “♡ Camo” のsilkライニング」といったオーダーメイドならではのエキサイティングなディテイルも見逃せません。
では、そのディテイル等を「寄り画像」で見ていきましょう。
ライニングです。
表素材とのハイコントラストがすごくカッコいいですよね!
ちなみにですがこの “♡ Camo” silk c/# RWGB。。。
既に人気沸騰中でして、仕込んだ原反の25%以上が消化されました。
既製品のネクタイとポケットスクウェア(チーフ)はこれから作成する(諸般の事情で遅れています汗)ので、その分をカットしたら30%近い消化になると思います。
という訳で、気になる方はぜひともお早めにお願いいたします。
ちなみに、 “♡ Camo” silk c/# RWGBがついた最初のスーツはこちらです!
スリーヴボタンです。
made in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン、リアルボタンホール(本開き切羽)。
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
ヴェストです。
クラシックな面持ちがすごくダンディですよね!
上述の通り単品でも活躍してくれそうです。
どうしても華やかなライニングを使いたくなってしまう僕ですが。。。
このシックな背表表素材仕様はいつかやってみたいです!
フロントのブレイシズボタンです。
上述の通り、ブレイシズボタンはバックのみ外側につけてフロントは内側につけています。
加えて、このボトムスは通常と少しだけトップのアングルを変えています。
具体的にはハイバックという型紙補正を1.5cm入れてバックを上げています。
結果、ブレイシズボタンのつけ方と合わせてお召しになった時により一層クラシカルな面持ちが完成します!
以上です。
H様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
11th. Sep. 2023
Ryoji Okada