The list of the [ Ryoji Okada ] category.
WBC!
超熱いですね!!
昨日も1stラウンドの3ゲームを(最初から最後までではないけれど)楽しみました。
そしてオープン戦まっさかりのNPB、そしてカープ!
勝敗より内容の方が大事な時期ですが、火曜日から昨日まで行われたBとの3連戦@横浜スタジアムの第2戦・3戦に勝利したのは喜ばしい限りです!
火曜日の敗戦時点では3月未勝利&5連敗中でしたし、第3戦は内容が特によかったですから。
また、火曜日から昨日までは二軍が3連勝しているのも明るい兆しかな?
投手陣を筆頭に不安な部分も少なからずありますが、開幕までにガンガンにチーム状態をあげて欲しいです。
なにせ。。。
木曜日にあまりカープ戦がなかった昨季は数回しか足を運べませんでしたが、今年の神宮球場はいきなり開幕直後(3.31 Tue~4.2 Thu)のシリーズがカープ戦なんですよね!
なので、4.2 Thuに行くことにしました。
という訳で、開幕時にはチーム状態が超ホカホカになっていることを希望します!
Go! CAPRP!
ところで。
「開幕」といえば。
今日は6日振りに新作バンチブックをご紹介します。
昨日も書いた通りThe Loudest Voiceが仕上がったことで、僕的には「いよいよ2026 Spring/Summerシーズンが本格開幕したぞ!」という気分になっています。
という訳で、今日からは新作バンチブックのご紹介もより一層頑張りたいです!
楽しみにしてくださっているお得意様もたくさんいらっしゃいますので!!
6回目の今日は「看板商品」であるSuper 180’s Woolコレクション:SkyfallがLOUD GARDENでも高い人気を誇るDrago/ドラゴの新作です。
今シーズンもSkyfallはやっぱりサイコーなのですが。。。
Skyfallの後にコンパイルされているニューボディFrescanaも素晴らしい仕上がりです。
間違いなく「必見」なコレクションですのでご来店の際はぜひともじっくりご覧ください。
では、早速ご紹介しましょう!
今日ご紹介するバンチブックは ↓こちら↓ です。

Dragoの新作Suiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)コレクションです。
DragoのSuitingコレクションが単独のバンチブック展開になってから8シーズン目。
コレクションの充実度は毎シーズン高まるばかりです。
本当に素晴らしい!
さて、以前にもご紹介しましたがDragoは比較的若いイタリアンテキスタイルメーカーです。
具体的には ↓こういった↓ 企業です。
—–
Dragoは1973年にUmbertoとLauraのDrago夫妻によって紡績工場として創設されました。
創設直後からItalyの高級毛織物産地であるBiella地区の主要なミル(毛織物工場)と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintesを買収。
両社は2001年に合併します。
以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。
「Super 130’sを中心にSuper 160’sやSuper 180’s原料を使用したボディを常時多数展開していることに加えて、Super表記のトップクオリティSuper 210’s原料を使用したボディの開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。
またルーツである紡績業に目を移すと、Super 130’s以上の原毛を使用した高級細番手糸に限っては「世界シェアの約70%を生産している超強力なサプライヤー」としても有名です。
映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツの素材を手掛けたことからスタートしたSuper 180’s Woolシリーズ:Skyfallが世界中でベストセラーを記録している点も見逃せません。
—–
今年で創業53周年。
僕の方がちょっとだけ先輩です笑。
それはともかく、長い歴史を誇る企業が多いと同時に危機が迫ると大手の傘下に入る企業が多いBiella地区の中で、50年以上に渡り独立資本でここまで成長してきたのはすごいことだと思います。
もしかすると営業力も強力なのかもしれません。
見習わなくては汗。。。
それもともかく、早速中身を見ていきましょう!
今日も魂を込めて出来るだけ丁寧にコンパイルされている全マークをご紹介します。
大充実のコレクションですのでぜひとも最後までおつき合いください。
今日も皆さんのハートに刺さるナイスな素材がありますように!
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っていますので「Skyfallのイチオシが気に入ったので前回と同じスーツを作っておいて!」とか「Frescanaのグレンチェックが2マークとも気になるのでもう少しカラーと質感が分かりやすい写真を見たいんだけど」とか「N-Stretchみたいなタッチでmade in Englandの素材はある?」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。
極力素早くご対応します!
それでは、冒頭から見ていきましょう。
Skyfall 3-1


Skyfallは14.5マイクロンという圧倒的な細さを誇るSuper 180’s原料を使って織り上げられたDragoの最高峰コレクションです。
*Super表記の「細さ」は糸の細さを表現する糸番手と異なり原毛の細さを意味します
上述の通り、Skyfallという名前は「映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツの素材をDragoが手掛けたことに由来」しています。
オリジナルのSkyfallは「ハードなアクションを強いられるダンディなスパイDainel Craig(というかJames Bond)」に相応しい「抜群の高級感としっかりした強さ」を併せ持った素材で、Autumn/Winterシーズン向けコレクションにコンパイルされています。
諸般の事情(毎シーズンなんだかタイミングが合わなくって汗)から、残念なことに僕はまだ作ったことがないのですが「必ずいつか作る!」と決めている本当に素晴らしい逸品です。
また、スタート直後こそ小さなコレクションでしたが、近年は毎シーズンSuitingのニューボディや多数のJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)がリリースされるなど展開がかなり幅広く&懐深く拡大しているのも特筆すべきポイントだと思います。
*2026 Spring/SummerシーズンはSkyfallのニューボディはありません
*SkyfallのJacketingはAutumn/Winterシーズンのみの展開です
こちらは2025 Spring/Summerシーズンにリリースされたニューボディのひとつです。
品質は93% Super 180’s Wool + 7% Silk(245g/m)、定番のSkyfallより糸番手を細く設定することで軽くしなやかな素材感に仕上がると同時にSilkを7%ブレンドすることでよりリッチ感を増したSkyfallの最高級ボディです!
この素材で仕立てたスーツをDaniel Craigが着たら。。。
超スーパーセクシーだろうなぁ!
それはともかく、ご覧の通りいずれも最高に美しい「顔」を持つFour Seasonsタイプの極上素材です。
豊かなカラーヴァリエーションも◎ですし、Silkブレンドで深みを増した光沢も白眉です!
上画像の4マークがヘリンボンで下画像の6マークが完全な無地です。
こちらの10マークは「新定番」なので基本的に昨年と同カラーですが、上画像の上から3番目:Greenはニューカラーです。
Holland & SherryとHarrisonsだけでなくDragoまでもがGreenをフューチャーするとは!?
これは完全に「波」がきていますね!
Green × Blueストライプ素材でスリーピーススーツを作るつもりのワタクシ!!
乗り遅れないでよかったです。
皆さんもぜひこの波に乗りましょう!!
ヘリンボン4マークはジャケット単品を作ってもすごくよさそうですね。
Skyfall 3-2

こちらは少しだけカジュアル感を出したSkyfallです。
といってもすごくエレガントではありますが。。。
右2マークは74% Super 180’s Wool + 20% Silk + 6% Linen(270g/m)のSkyfallです。
先にご紹介したSkyfall 3-1よりも手持ち感は薄く、肌触りはより滑らかに感じるのですがウエイトはこちらの方がヘヴィです。
これは、いわゆるギャバディンのように強めに撚った糸を使用し高密度で織り上げているためです。
なので、かなりの反発力を有しています。
この高い反発力ゆえに、極めてラグジュアリーな「顔」に反して防シワ性が優れるという機能性に恵まれているのが嬉しい限りではないでしょうか。
また、Skyfall 3-1よりも多くSilkがブレンドされているのでその光沢の豊かさも見事の一言です!
カラーはNavy BlueとOff Whiteです。
こちらはかなりユニークなボディですので、そして*画像だけではその素晴らしさを伝えにくいボディですのでご来店の際にはぜひともじっくりとチェックをしてみてください。
*画像だけではその素晴らしさを伝えにくいボディ:実はSkyfallシリーズは全部がそうで何度も写真を撮り直しています
個人的にはすご〜く好きです!
なので。。。
正直。。。
BrownやGreyも欲しいです!
左2マークは2023 Spring/Summerシーズンにリリースされた56% Super 180’s Wool + 44% Cotton(215g/m)ボディです。
「Cottonを半分(近く)もブレンドしたらせっかくのSuper 180’s原料が台無しにならない?」とお思いになる方もいらっしゃるとお思います。
実は僕も2023年のデビュー時には一瞬だけそう思いました。
が、そこは「さすがのDrago!」&「さすがのSkyfall!」です。
さりげなくも確かなカジュアル感&スポーティ感に恵まれている一方で、素晴らしくソフトでラグジュアリーな素材感に仕上がっています。
Super 180’s Woolのみならず、Cottonも最上質な原料を使っているからこそのこの素材感です!
LOUD GARDENが持っているバンチブックの中で最もラグジュアリーなCotton + Wool素材だと思います。
上記の通り、デビュー時には一瞬だけ「?」と思いましたが、触ってみて瞬時にそれが誤解だと分かりました。
繊細なカラーリングも素晴らしいですよね。
ややスポーティなデザインのスーツ、例えば3パッチ/アウトポケットのシングルブレステッド3ボタンジャケット + グルカパンツといったスーツがオススメです!
もちろんジャケットやボトムス単品を作っても「間違いない」と思います。
Skyfall 3-3


こちらはSpring/Summerシーズン向けの定番ボディ100% Super 180’s Wool(295g/m)です
定番ボディを「復習」すると。。。
カシミアにも匹敵する14.5μの超極細原毛を使用しながらも「しっかりとしたウエイト/目付」と「少しフレスコにも近い感触の強撚糸」で織り上げられたこのSuper 180’s素材は、超高級原料由来の「贅沢な肌触り」とともに「丈夫さ」「シワになりにくさ」「ナチュラルなストレッチ性」にも恵まれています。
まさにエレガントにハードなアクションをこなすJames Bondに相応しい素材ですよね!
007ということでかなり「英国調」を意識した色柄になっているのもポイントです。
それでいながら野暮ったさ皆無、これだけの洗練さを持っているのは「さすがはDrago!」といったところでしょうか。
本格デビューから8シーズン(だったと思います)経っているにも関わらず作れていなかったので、今春こそはぜひ作りたいと思います!
また、プライスが「Jランク」と、Super 180’s原料を使用した素材ということを考えたらかなり控えめなのも見逃せません。
これがL社とかだったら。。。
きっと軽く「Oランク」「Pランク」くらいにはなっているのではないでしょうか!?
「通好み」のDragoということも相まって、人気なのも納得ですよね!
上画像:クラシカルな英国調の柄物です。Skyfallシリーズは基本的には無地系/無地が多いのではっきりとした柄物はこの2マークだけです。はい、極めて貴重&希少です!!
下画像:ぱっと見は無地に見えるシャドウストライプ3マークと完全な無地2マークです。これだけの素材ですから無地系/無地で作っておくというのも大いにアリですよね!
組織はこちらのボディのみがプレインウィーヴ/トロピカル(平織)で、Skyfall 3-1/3-2はツイル(綾織)です。
Frescana


夏でも快適なスーツおよびトラヴェルスーツ向けにリリースされたFrescanaは文字通り、いわゆる「Frescoタイプ」のSuitingです。
ちなみにFrescoとは。。。
Holland & Sherryの傑作Airescoをご紹介した時にも書きましたが、1907年にMartin Sons & Co.が開発したマスターピースです。
具体的には太めの強撚糸を使用しプレインウィーヴ/トロピカルで織り上げた「高い通気性」「最高のハリコシ」「独特のシャリ感」「優れた抗シワ性」「美しい仕立て映え」を誇るSuitingです。
Suitingとはいえ。。。
かなりざっくりした素材感を持つのでジャケットやトラウザースを単品でお作りになる方もたくさんいらっしゃいます。
なお、リリース後100年以上が経った現在もMartin Sons & Co.を傘下に持つHFW:Huddersfield Fine Woerstedが商標を保持しているため、HFW傘下のマーチャント/ミル以外のテキスタイルメーカーがFrescoを名乗ることは許されません。
このDiaryでしばしば「Frescoタイプ」「Frescoに似た」という表現を使うのはそのせいです。
しかし。。。
100年以上の歴史を誇るのはもちろん、現在も商標を保持し続けるほどヴァリューが高い(つまり、現在も売れている)素材だというのもすごいですよね!
僕は「オリジナルにしか宿らない価値」が確かにあると信じる人間なので、このタイプの素材なら「やっぱりMartin Sons & Co.のFrescoに限る」と思っています。
が、しかし、先日ご紹介したAirescoとこのFrescanaは別です!
なぜならば!?
Dragoならではの本物(= Martin Sons & Co.のFresco)とは少し違うひとヒネリあるアプローチのあるボディだからです。
そして、色柄が最高だからです!
いや〜。。。
Dragoといえば。。。
「やっぱりSkyfallでしょ!?」と思っていましたが、Frescanaも危険な魅力がありますね!
すごく作ってみたいです。
上画像:無地8マークです。ニュアンスのあるBlueやBeige。「波」がきているGreen。シック&ダンディなBrown。そしてベイシックカラーのNavy BlueとCharcoalとLight Grey。これ以上にない極上のカラーヴァリエーションだと思います!
下画像:柄物4マークです。UK風味ある色柄がたまりませんね!
品質はすべて100% Super 130’s Wool(265g/m)です。
例えば、オリジナルSkyfallのようなハードタッチボディにSuper 180’s原毛を使ったり、Frescoタイプの素材にSuper 130’s原毛を使ったり。。。
普通のミルでは考えないであろう「変化球」をバンバン投げるあたりもDragoの魅力ですよね!
この「変化球」は間違いなく紡績大手だからなせる技だと思います。
N-Stretch

こちらは昨シーズンリリースされたLinen + Woolボディです。
具体的な品質は52% Linen + 48% Wool(255g/m *148cm巾)、組織はツイルです。
まずはLinenが52%もブレンドされているのにこのラグジュアリー極まりない「佇まい」がナイス過ぎます!
(この画像では分かりにくいのですが)豊かな光沢も見事です。
これは48%ブレンドしたWoolが高品質 + 細番手であることと丁寧に織り上げられたツイル組織に由来します。
その一方で、Linenを52%もブレンドしたからこそのラスティックな「面持ち」も見逃せません。
着れば着るほど段々とその「面持ち」が強調されてくるに違いないですよね!
そういう意味では数年がかりでのエイジングも愉しめる素材だと思います。
加えて、Natural Stretch機能(Polyurethanを筆頭にした伸縮性のある化学繊維を使わずに天然繊維のみで実現した8%以上のストレッチ機能)を有しているのもポイントです。
Linenはストレッチ性に乏しい繊維ですからこれは超スーパーナイスな機能だと思います!
上からBlue、Grey、Brownですがどのカラーもすごくカッコいいですよね〜。
また、こちらのWoolはSkyfall(Super 180’s)ではありません。
全マークのご紹介は以上です。
次に、僕が特に気になる「本日のイチオシ」ベスト3をご紹介します。
*あくまで「本日の」なので&これだけ素晴らしいコレクションなので明日には変わっている可能性もあります汗
Skyfallからはまず ↓こちら↓ をセレクトしました。

Greenと最後まで悩んだのですが。
今日は美しく爽やかで少々セクシーなこちらのBlueに心奪われました!
間違いなく超スーパーカッコいいスーツが仕上がる素材だと思います!!
僕はこちらなら軽快なスタイル/デザインの2ピーススーツを作ってみたいです。
具体的にはジャケットを「ややナロウ巾/7.5cm巾のセミノッチドラペル + 真ん中ひとつがけ/段返りのシングルブレステッド3ボタン + シャツ袖/マニカカミーチャ + モダンクラシックフロント + アウト/パッチ仕様のチェストポケット + アウト/パッチ仕様のウエストポケット + アウト/パッチ仕様のアウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + サイドヴェンツ」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作ってみたいです。
ジャケットはショルダーパッドもキャンバス(芯地)も省いたアンコンストラクテッドテイラリングにしたいかな?
ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)ボタン、ボディライニングはなしでスリーヴライニングはWhite無地にしたいです。
ボタンおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)やボタンホールの一部はWhiteにしたいです。
スーツとしてはもちろん、ジャケットとヴェストは単品でもガンガン着たいですね!
そして、数年後にはクタクタにさせた上でトラウザースはセンタークリースも入れずに着たいかも!!
その時は、WhiteのパナマハットとWhiteのSea Island CottonポロシャツとWhiteのサンダルを合わせたいですね!!!
Skyfallからは ↓こちら↓ もセレクトしました。

BlackのSkyfall!
しかもシャドウストライプ!!
これはシックにしてセクシー!!!
すごく魅力的だと思います。
僕はこちらなら敢えてフォーマルテイストが香るスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ボタンはくるみボタン、ライニングはRedベースのロックなプリントライニングにしたいです。
そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはRedにしたいです。
Frescanaからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

Greenの無地もイイし、Greyのストライプもイイし、グレンチェックの2マークもイイ!
ですが今日の僕にはこちらが最も響きました!
僕はこちらならやっぱり。。。
LOUD GARDEN/RYOJI OKADAのアイコンモデル的存在である「縦横斜め:Vertical, horizontal and diagonalなスリーピーススーツ」のアレンジヴァージョンで作りたいです。
「アレンジヴァージョン」とは、昨秋ノンフィクションライターの石戸諭様からご注文いただいたCrown Flannelのスリーピーススーツとほぼ同じデザインです。
あちらはジャケットのデザインがオリジナルの「縦横斜め」とかなり違うんですよね。
具体的には ↓こんなデザイン/ディテイル↓ で「料理」したいです。
ジャケット:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジション&着脱式拝みボタン仕様のシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ホリゾンタル裁断したアウトサイドティケットポケットつき + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ
ヴェスト:ラペルレス + シングルブレステッド6ボタン + 上前(ウワマエ:前身頃の左手側)を正バイアス裁断 + 下前(シタマエ:前身頃の右手側)をホリゾンタル裁断 + ウェルト仕様のウエストポケットをヴァーティカル裁断
トラウザース:ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム
ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはLiberty LiningsからRed, White and Blueのフローラルプリントライニングをセレクトしたいです。
そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはRedにしたいです。
プラス、どこかにWhiteも使いたいですね!
いつもラペル(下衿)裏に入れている文字刺繍の糸がイイかな?
以上です。
今回は予定より少し遅れてしまったので次回は極力日曜日か月曜日にアップしたいです汗。
次回もmad in Italyのバンチブックを考えています。
乞うご期待ください!
13th. Mar. 2026
Ryoji Okada
LOUD GARDENの季刊ニュースペーパー:The Loudest Voiceの最新号(vol.42)が昨日納品されました。
お得意様にお送りする際に同封する某キャンペーンの告知ポストカードも昨日納品、挨拶文は明日納品予定です。
ありがたいことにいつになく忙しかった2月を受けてとにかくバタバタしていたこの2週間ほどですが、なんとか時間を見つけてコツコツ作成に勤しみ先週末に入稿しました。
作成中は「ヤバいヤバい!めちゃくちゃ遅れている汗」と焦りましたが、入稿時に昨年の納品日を確認したら今年の方が6日も早かったです!
よかった。
しかし。。。
作成中に納品日の確認をしなくてよかったです!
元来が怠け者の僕です。
もし確認をしていたら「お、まだ少し余裕があるな」と思ってまだ入稿していなかったに違いありません!
とにもかくにも明日で3点セットが揃います。
封入作業等々は明日からなので、(ご住所をいただいていてDM発送OKの意思表示をいただいていて最近もご縁がある)お得意様へ発送するのは週明けになると思います。
もちろん店頭にもストックを置きますので、明日(今日は定休日です)以降ご来店の際にはぜひともお持ち帰りください!!
ちなみに内容ですが。。。
昨日もかなりバタバタでちゃんと印刷ができているかをささっとチェックしただけの状態(写真も撮れていません汗)ですが。。。
すごくイイ感じだと思います!
乞うご期待ください!!
The Loudest Voiceが仕上がると毎回「いざ新シーズン!」とますます気合いが入ります。
3月の前半戦はやや低調に推移しています。
明日以降のご来店(あるいはご来店なしでのご注文)を心よりお待ちしています!
Go! LOUD GARDEN!
ところで。
「LOUD GARDEN」といえば。
LOUD GARDENの5周年記念アイテムとしてリリースしたReversible “♡ Camo” d-ring belt。
このDiaryをご覧の皆さんの中にもご購入いただいた方がいらっしゃると思います。
リリースは9年前、もうすぐ10周年ですね。
早いなぁ。
そのReversible “♡ Camo” d-ring beltですが、先日当時ご購入くださったお得意様から「もう寿命がきたため新調したいのですがオーダー可能ですか?」「すごく重宝していたので」というお問い合わせをいただきました。
ありがたい限りです!
そして。。。
そういえば。。。
僕も1本購入しましたが経年劣化が進んだ(特にSilk面)ので一昨年くらいに処分しました。
確かに重宝したなぁ。。。
それはともかく、お問合せに対する答えは!?
もちろん「はい!もちろん可能です!」であります。
という訳で、今日はそのお客様用にお作りした新作Reversible “♡ Camo” d-ring beltをご紹介します!
↓こちら↓ です!




前回作ったのとコンビネーションにするのも芸がないですし。。。
前回作った時に使用した素材は既にないですし。。。
という訳で、前回とは異なる以下の2素材を使ってお作りしました。
*お客様のご意向は「お任せ」でした
—–
素材① “♡ Camo” cotton canvas c/# BGR
素材② “♡ Camo” polyester c/# khaki
—–
前者は10周年記念アイテムとしてリリースしたReversible tote bags用に作った素材、後者は9周年記念アイテムとしてリリースした “♡ Camo” umbrellas用に作った素材です。
いや、正確に書くと前者は「Reversible tote bagsを作った素材を某お得意様のどうしてもというご意向を受けて復刻した素材」ですね。
いずれも残布を使用しました。
「実績」のあるアイテムですからね!
仕上がりはご覧の通りで「間違いありません」。
今回は1点だけ作成しました。
が、ご希望があればもちろんご注文いただけます!
プライスは¥6,600です。
あ。。。
僕も。。。
自分用に作ればよかった汗。
以上です。
O様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
シャツとともに間もなくお送りいたします!
12th. Mar. 2026
Ryoji Okada
先週のある日、某お取引先のトップがLOUD GARDENを訪ねてくれました。
コロナ禍の時にやっていたZoom展示会等でお名前とお顔とお声は認識していましたが実際にお会いするのは初めてでした。
アポイントなしでのご来店は大歓迎なのですがまったく予期せぬ来訪だったので少々びっくり、そして「ぎょっ!あまりにややこし過ぎて怒られるのかな汗」と不安に陥りました。
が、そんなことではなく「こちらのミスが多くご迷惑をおかけしています」「ミスはお互いの損失なのでなんとかより分かりやすい方法を考えましょう」という涙が出るくらい嬉しいお話をしてくださいました。
また「我々が御社との取引をやめる検討をしていると岡田さんが思っているようだとどこかから耳にしたのですがそんなことはありませんから」とも仰ってくださいました。
加えて「指図書等を見るといつもとても丁寧に書いてくださっている」というお言葉もいただきました。
乱筆ではありますが、お客様のお顔を思い浮かべながら丁寧にそして一筆入魂で書いているつもりなので感激でした。
いやはや本当に清々しい気持ちでいっぱいになったひとときでした!
でも、その一方で、ややこし過ぎでご迷惑をおかけしているのも事実!
今後は昨日ご提案いただいた新たな指図書をベースに「(縫製の)現場が理解しやすいよりシンプルなフォーマット」にアップグレードしていければと思いました。
お取引先といえば、特殊アイテムやこども服等々を時々お願いしていた職人さんが3月から入院、縫製業から引退しました。
大川さんがいた時からお願いしていたのでおつきあいはもう10年以上です。
その職人さんを「失う」のはとても痛いですが何よりも健康第一です。
ぜひとも早期に快復して新たな路でまた躍動していただきたいです!
その職人さんには最後までお願いしていた仕事があります。
しかしながら、どうしても2月末までに間に合わないご注文品が発生したためそれらは別の職人さんおよびこちらで引き継ぎました。
そして、こちらで引き継いだ分はその作業中に疑問点等が出てくると心苦しくも問い合わせをします。
するとその日のうちにご返信をいただけます。
なんという真摯な対応、高い矜持でしょうか!?
感謝しかありません。
でも、これ以上はもう問い合わせをしないようにしたいです。
最後に5月に2回目となるコラボレイトイヴェントを開催することになっているRumi Rockさんにちょっとした相談をしました。
するととても丁寧かつプロフェッショナルな回答をいただけました。
その相談がどのように実現するか/しないかは分かりませんがこれまた大感謝しました。
そんなことに感激&感謝している日々に、僕がやや苦手としている某お取引先の御仁がまたイラつかせてくれました。
どうしたらあのような雑かつ不誠実な対応しかできないのだろう。。。
困ったものです。
竹林君と重ねたやり取りの中での対応だったのですが、竹林君とも話をして「俺たちは絶対にああいう風にはならないぞ!」と改めて意を強くしたのであります!
ところで。
「清々しい」といえば。
今日は清々しいほどにキレイなSky Blueの100% Cotton素材でお作りしたトラウザースをご紹介します。
新作バンチブックのご紹介もしたかったのですが。。。
日曜日からまたちょっとバタバタしていたのとこのトラウザースもどこかで絶対にご紹介したいと思っていたので今日はそうしました!
土曜日に会食に行った僕の大切な友人であり、LOUD GARDENのお得意様であり、恐ろしく博学なジェントルマンO君からのご注文品です。
そうそう!
冒頭でチラッと触れたRumi Rockさんへの相談にはO君も絡んでいるので、その流れからも今日はこちらのご紹介こそが「正解」だったかも!
それはともかく、すごくゴキゲンな1本に仕上がりました。
諸般の事情で仕上がりが遅れてしまったのは恐縮でした(申し訳ありませんでした!)が自信作です!!
という訳で、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するトラウザースは ↓こちら↓ です。

最高にキレイなSky Blueですよね〜!
*メーカーさんはMint Blueと表現していますがどう見てもMint風味はありませんのでSky Blueとします!
ここ数日は「寒の戻り」で肌寒いですが。。。
これからの季節にぴったりのキレイさ、清々しさ、爽やかさだと思います。
さて、今回Light Blue系のワイドシルエットトラウザースを作るにあたって、O君の脳内にはある程度バチっとしたカラーイメージがありました。
こだわりのO君ですから妥協は考えられません!
そして、W.BillやHarrisonsやLarusmiani等々のバンチブック/ブックレットにコンパイルされているLight Blue素材にはピンとこないご様子でした。
そこで、made in Japanの素材見本を幾つか取り寄せて見てもらいました。
結果、この素材が最もイメージに近いと相成りました。
納得のいくカラーが見つかってよかったです!
ご覧の通りワイドなシルエットとの相性も◎ですよね!!
このカラーとこのシルエットとこのデザインの組み合わせはレディトゥウエア(既製服)ではまずなさそうですし!
ちなみに裾巾は27.0cmで仕上げました。
土曜日に試着&ピックアップしてもらいましたが、爽やかで軽快ながらもどこかエレガントな佇まいがサイコーでした。
エレガントさは素材が持つ控えめながらも確かな光沢とワイドシルエット由来の豊かなドレープゆえだと思います。
ちなみに素材が少しシワっぽく見えるのは縫製前に素材自体をワンウォッシュしているからです。
ワンウォッシュ加工は「新品の時から風合いにアジを出す目的」と「お洗濯時の縮みを極力防ぐ目的」で行いました。
こちらのトラウザースは膝裏レス仕様にするなどご家庭でのお洗濯ができるように仕上げました。
O君がご家庭でお洗濯するかは別として、生素材のまま仕上げてしまうと水洗い時にかなり縮む可能性があるのでそうしたという訳です。
もちろん業務用のワンウォッシュです。
といったさりげない裏技もLOUD GARDEN/RYOJI OKADAの得意分野です!
続いて、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。
ヒップポケットです。

ヒップポケットはデニムパンツ風のホームベース型にしました。
ホームベース型のアウト/パッチポケットはカジュアルテイストが増しますね!
しかし。。。
キレイなSky Blueですよね!?
バックのベルトループです。


スーツのトラウザースや単品トラウザースの場合、バックのベルトループは2本にすることが多いのですが、こちらはヒップポケットがホームベース型でもあることも鑑みて1本にしました。
1本の方がカジュアルですし、デニムパンツは1本のことが多いですからね。
ちなみに、バックループ1本でもVスリットはなくしたくなかったので「ふらし」というつけ方をしました。
1本仕様のバックループとVスリットはともに背中心に位置しますので「共存」させるには「ふらし」しか方法がありません。
そして、「ふらし」は少々手間がかかります。
そしてそして、「ふらし」は少し見た目が個性的でカッコいいですよね!
かくかくしかじかで、今回は「ふらし」にしました。
また、LOUD GARDEN/RYOJI OKADAのトラウザースは通常ベルトループが本返しという手法で作られます。
そして、本返しにすれば表面にステッチが出ないように仕上げられるからです。
その方がエレガントですから!
が、こちらはカジュアルなトラウザースなので敢えて本返しではなく通常の作り方でステッチが見えるようにお作りしました。
オーダーメイドには「芸の細かさ」もすごく大事ですからこの辺はあれこれ思案して決めています!
以上です。
O君、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
土曜日はサイコーに楽しかったです。
ぜひまた一献まいりましょう!
また、昨日はわざわざありがとうございました。
美味しくいただきます!
11th. Mar. 2026
Ryoji Okada
オープン戦に入って急に昨季のような得点力不足に陥っているカープです。
大瀬良投手の離脱と森投手のピリッとしない投球等々で先発陣に不安が出てきた中での勝ちパターン(ハーン投手・島内投手・森浦投手)全員失点での4連敗もありました。。。
この時期ではありますが、ちょっと心配ですね。
でも、まあ、そんなことより今はWBCですよね!
1次ラウンド最後の試合はCzech相手ですから、ドカ〜んとド派手に打ちまくって王者らしく堂々と決勝トーナメントに乗り込んで欲しいです。
Czechも応援したくなるチームですがここはひとつ心を鬼にして!
恐らく初出場を遂げるThe Last Samurai(← by S.Ohtani)こと小園選手にも躍動して欲しいです!!
Go! JAPAN!
Go! KOZONO!
ところで。
「ド派手」といえば。
今日は年明け早々にお渡ししたある意味で超ド派手な(いや、正しくはどう見ても超ド派手かな?)、そしてスーパーアヴァンギャルドなダブルブレステッドスーツをご紹介します。
色々あったのでご紹介が今日になってしまいました汗。
以前に「ご紹介したい作品がたくさんあるけれどなかなか」とぼやいた記憶があるのですがこちらもその作品のひとつです。。。
それはともかく!
今日ご紹介するダブルブレステッドスーツは歌舞伎脚本家のお得意様T様からご注文いただいた大胆極まりないアシンメトリーデザインおよび3素材を巧みに使ったディテイルが光る1着です。
T様からのご注文は2年連続です。
あらゆるテイラーでのオーダーをご経験なさってきた強者&伊達者&超粋人であるT様から2年連続でご注文いただけるのはこれ以上にない光栄です!
初回の仕上がりでご信頼いただけたのか、今回は今日ご紹介するスーツのオーダーに加えてかなり難しい(ので不安もあるけれど楽しさもある)リメイクも承りました。
*諸般の事情からリメイクは作業を始めたばかりです
腕前を見込まれるのは本当に嬉しいです。
また、今回お作りしたダブルブレステッドスーツはT様が脚本を手がけた新作(「あの」歌舞伎俳優さん主演で現在絶賛開催中です!)の記者会見でもお召しいただきました。
これまた本当に嬉しいです!
という訳で、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するダブルブレステッドスーツは ↓こちら↓ です。


アヴァンギャルドですよね〜!
こちらはもう。。。
僕の説明はいらないと思います。
でも、やっぱり、少しだけ。
まずアシンメトリックデザインについて。
現在作成中のThe Loudest Voice vol.42にも書きましたがアシンメトリックデザインについては以下のように考えています。
—–
LOUDGARDEN/RYOJI OKADAは左右非対称なデザイン/ディテイルが生み出す「不完全な美しさ」「完璧なアンバランス」を創業以来深く突き詰めてきました。
創業当時はそのような作品が支持を得られるという確信はありませんでしたが年々増えているご注文を考える間違っていなかったようです!
左右非対称スタイルはとても楽しく極めて奥深いです!
—–
という考えと経験を持つテイラーだからこそ、T様も安心してこのような大胆不敵極まりないアシンメトリックデザインのダブルブレステッドスーツをご注文できたのでは?
手前味噌ながらそんな想像をしています。
どんなに百戦錬磨のお客様でもアシンメトリックデザインの経験値が低そうなテイラーさんにこのダブルブレステッドスーツを発注するのはきっと勇気がいりますもんね!
実は僕も少しビビりましたけれど笑。
メインで使った素材はDarrow DaleのGreenストライプSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)です。
ワイドピッチのヘリンボンベース + ストライプ。
しかもGreen!
まずはこの素材だけでもかなりエキサイティングです。
バンチブック紹介の時には以下のように書いています。
—–
繊細な織で表現したワイドめ巾:約1.5cm巾の上に手書きしたようなチョークストライプを配した逸品です。
大胆ながらも今までのDarrow Daleにはあまりなかったタイプの色柄だと思います。
が、と同時に、他のバンチブックではあまりなさそうな色柄でもあります。
この路線はDarrow Daleの新規軸になるかもしれませんね!
楽しみです!!
—–
はい、ご紹介時点でとっても気になっていました!
というかなり特徴的な素材をセレクトなさるとはさすがはT様です。
パーツ使いした素材は「HFWのBashⅡからセレクトしたジャカードで動物を描いたファンシーSuiting」と「Collezioni Biellesiの刺繍入りSuiting」です。
前者は下前(シタマエ:右手側の前身頃)と胸ポケット、後者はカラー(上衿)に使用しました。
どちらもめちゃくちゃ効いていますよね!
デザインは。。。
素材とラペル巾が異なるピークトラペルとノッチドラペル。
両玉縁フラップつきポケットとアウト/パッチポケットのウエストポケット。
ややショート丈とロング丈のジャケットレンクス。
ターンバックカフスなしとターンバックカフスつきのスリーヴ。
エトセトラ。
とにかくアシンメトリックの「連打」です。
これだけ「濃い」のにベースとなるデザインがミニマムなダブルブレステッド2ボタンひとつ掛けというのも面白いですよね!
また、トラウザースもアシンメトリーにはせず&表素材のみでお作りしました。
一昨年承った初回のスーツはトラウザースもアシンメトリーでしたが今回は敢えてノーマルになさいました。
1インプリーツのテイパードシルエットでターンナップヘムの幅は厚めの6.0cmde
す。
続いて、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう!
バストアップの「寄り画像」です。

巾とデザインと素材が異なるラペルの共演。
敢えて通常とは反対側に開けたフラワーホール(衿穴)。
実際に細いロープを入れて構築するマスキュリンなロープドショルダー(ハリのある表素材のせいか少し出っ張りが控えめですね汗)。
美しくも丁寧に入れられたBeigeピックステッチ。
ボディライニング(胴裏)を使用してポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。
バストアップだけでもこだわりのギミックがてんこ盛り状態です!
最後の「チェストポケット袋地のポケットスクウェア仕様」はLOUD GARDEN/RYOJI OKADAの「標準仕様」なのですが、「極めて小粋な便利ディテイル」と仰ってくださる方が多くとても好評です。
もちろんポケットとしてもちゃんと機能するので、例えばWhite無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。
ここで書くまでもなく本来ペンはチェストポケットに入れない方がイイ訳ですけれど。。。
ライニングです。

可愛らしいキツネのライニング!
上前ラペルと胸ポケットで使った素材との相性も抜群ですよね。
これ以上にないナイスセレクションだと思います。
さすがはT様です。
袖先です。

袖先も攻めています!
—–
—–
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
右からのアングルです。

まず袖先ですがターンバックカフスなし、5個ボタンとアシンメトリックに仕上げました。
そして、ウエストポケットもアシンメトリック!
とってもアバンギャルドです。
以上です。
T様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
リメイクが完了したらまたご連絡いたします。
どうぞ気長にお待ちくださいませ。
10th. Mar. 2026
Ryoji Okada
2026年3月最初の「山場」と位置づけたこの金土日ですがあまりよろしくない結果に終わりました。
2月の数字が(閑散期の2月としては)すごくよかったので「流れは良好か?」と期待していた一方で、「反動が怖い」という不安を抱いて臨んだ「山場」でしたが的中したのはどちらかとえいば後者:不安でした。
ただ、「完敗」「爆死」したのは土曜日だけだったし、その土曜日とてとても嬉しいオファーをいただけたし、全体的にあまり振るわなかった原因ははっきりしているのでそこまで悲壮感はありません。
でも。。。
もし今日からご来店に恵まれない日々が続くと。。。
「悲壮感の塊」になること間違いなしです汗。
The Loudest Voice最新号の校正(←まできました!)と封入と発送、オーダーメイドシャツ2枚キャンペーン第1陣納品の検品と撮影とご連絡(先月末の着荷したのは第1陣の中で早く仕上がった分でした)、ご注文品の指図書/デザイン画作成を含むややたまり気味の作業遂行、そして日々の集客活動!!
やることはたんまりあるけれど「強烈な努力」でなんとか早急にやり切り3月も悔いなく最終日を迎えたいです。
頑張ります。
つきましては!
「そろそろ春物仕込もうかな?」とお思いの方もそうでない方も!!
ぜひともご来店(あるいはご来店なしでのご注文)をよろしく願いします。
ところで。
「3月最初」といえば。
今日は3月最初の月曜日にお渡ししたジャケットをご紹介します!
「あの」Wian ShiellのヴィンテージJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)でお作りしたジャケットです。
11月頃から仕入れ先を回ったり店の倉庫を徹底整理したりしてコツコツ「発掘」した「1着分限りのショートレンクス/着分」を放出価格で承るスペシャルキャンペーン時にご注文いただいた1着です。
あの時に放出した着分はおかげさまでそのほとんどが完売になりました。
ナイスな着分ばかりだったからある意味でそれは当たり前かもしれません!
が、まだ残っている着分も少しありますのでご来店の際はぜひともチェックをしてみてください。
それはともかく!
今日ご紹介するジャケットはサイコーにクール&スタイリッシュです!!
ご注文くださったY様も「今までにない感じでよいですね」と仰ってくださいました。
「今までにない感じ」。。。
ヴィンテージ素材をオススメした人間にとって最高のご感想です!
とっても嬉しく超スーパー光栄でした!!
という訳で、早速ご紹介します。
今日ご紹介するジャケットは ↓こちら↓ です。

この素材については放出着分ご紹介のタイミングで以下のように書いています。
↓↓↓↓↓
1807年に創業された「最初のUKマーチャント」の一軒ともいわれる老舗マーチャントWain Shiellのグレンチェックです。
まずは軽くWain Shiellの「復習」から!
—–
Wain Shiellはスーツ/背広服の聖地Savile Rowに本店を構えると同時に長きに渡り「洗練されたBritishクラシック」をコンセプトにこだわりの素材を生み出し続けることで、1980〜90年代に世界中の高級テイラーからその品質と感性が高く評価され栄華を極めます。
しかしながら、その後はオーダースーツマーケットの冷え込み等を受けて停滞。
2000年代にScabalの傘下に入りました。
Scabalの傘下に入ると同時に消滅したWain Shiellですが、最近になって1980~90年代カルチャーを再評価する機運やWain Shiellファンによる復活への熱い要望といった追い風が吹き2017年にScabalグループ内のブランドとして復活を果たしました。
—–
というWain Shiellですがここ数年は新たなバンチブックのリリースもなくいちファンの僕としては寂しい限りです。
Scabalグループ内のブランドとしての役割も終えてしまったのかな?
それはともかくこちらです。
こちらは、Wain Shiellが栄華を極めていた時代に生み出されたJacektingです。
少しDormeuilのSportexに似たボディ(もちろん近年のそれではなく昔のね!)だから、もしかしたら当時はSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)という位置づけだった可能性もあります。
いや、その可能性の方が高いかな?
いやいや、made in Scotlandだしやっぱり元々Jacketingとしてリリースされたのかな?
いずれにしてもハードでドライなタッチが堪らない「ザ・ヴィンテージ」な素材です。
Black & Blueカラーリングのグレンチェックもゴキゲンです!
Wain Shiellですからクオリティも間違いありません!
品質は不明ですが恐らく100% Wool(390/410g/m)といった感じだと思います。
こちらは2.2m程度あります。
静止画像だけではなかなかその素晴らしさの全貌を伝えにくい素材ですのでご来店の際にはぜひともじっくり見てやってください!
サイコーにイイ素材です!!
↑↑↑↑↑
以上です。
いや〜、本当にイイ素材です!!
もしY様がご注文せずに1月末くらいまで残っていたら多分僕が作っていました。
仕上がりもすごく素敵ですよね〜!!
手前味噌ながら惚れ惚れするカッコよさだと思います。
デザインはシャープ&モダンにキメました。
具体的には「ややナロウ巾:7.5cm&ハイゴージーラインのピークトラペル + シングルブレステッド2ボタン + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 4.5cmとやや急アングルのハッキング/スランテッド仕様のウェストポケット + モダンクラシックフロント + サイドヴェンツ」でお作りしました。
結果、素材が持つModern Retroなテイストが際立つ素晴らしい1着に仕上がったと思います。
はい、自信作です!
ボタンはmade in JapanのNavy Blueに染め上げたリアルナット(ヤシの実)ボタン、ライニングは100% CuproボディのItalianプリントライニングにしました。
続いて、そのライニングを含めてエキサイティングなディテイルを「寄り画像」で見てみましょう。
バストアップの「寄り画像」です。

ややナロウ巾:7.5cmと高めのゴージーラインがとてもシャープかつスタイリッシュなピークトラペル。
シックかつ軽快なナチュラルショルダー。
(この素材&画像だとやや見えにくいですが。。。)美しくも丁寧に入れられたピックステッチ。
ボディライニング(胴裏)を使用してポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。
バストアップだけでもこだわりのギミックがてんこ盛り状態です!
最後の「チェストポケット袋地のポケットスクウェア仕様」はLOUD GARDEN/RYOJI OKADAの「標準仕様」なのですが、「極めて小粋な便利ディテイル」と仰ってくださる方が多くとても好評です。
もちろんポケットとしてもちゃんと機能するので、例えばWhite無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。
ここで書くまでもなく本来ペンはチェストポケットに入れない方がイイ訳ですけれど。。。
カラークロス(上衿裏のフェルト生地)はBlackベースのダブルウインドウペーンにしました。

ライトカラーベースの表素材とダークカラーベースのカラークロス。
グレンチェックの表素材とウインドウペーンのカラークロス。
「さりげないハイコントラスト」がすごく素敵ではないでしょうか!?
*通常は表素材と同系色無地のカラークロスがつきます
その一方、「Blackつながり」で表素材と見事なハーモニーを奏でているという!
ご注文くださったY様はスーパージェントルマンなのでそのようなことはなさらないと思いますが。。。
思わず「衿立て」をしたくなります。
ポケットです。

前後差4.5cmの急アングルがとってもシャープですよね!
*LOUD GARDEN/RYOJI OKADAではハッキング/スランテッドポケットのアングルを前後差0.5cm単位で指定しています
工房によれば「アングルは急なほど縫製が難しい」とのことです。
また、一般的なハッキング/スランテッドポケットのアングルは1.5cm~3.0cm程度だとのことです。
そして、LOUD GARDEN/RYOJI OKADAにおける「標準」は4.5cmです。
はい、「標準」でも急アングルです!
が、こちらは更に「1.0cm増し」で急アングル!!
やっぱりシャープさがより際立ちますね。
ちなみに、今までで最も急だったアングルは11.0cmでした!?
あれはすごいアングルでした!
ライニングです。

今回は人気のZigzagプリントライニングをセレクトなさいました。
カラーはもちろんBlue!
間違いなく完璧なセレクト!!
表素材と「最強タッグ」なライニングだと思います。
このライニングは僕もいつか使いたいと常々思っています。
スリーヴボタンです。

—–
—–
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
最後に、ジャケットと同じタイミングでお渡ししたシャツもご紹介します。


とてもインテレクチュアルなブルーが印象深いMiletaのエンドオンエンド(ハケメ)素材でお作りした1枚。
すごく素敵ですよね!
デザインは「ショートワイドスプレッドカラー + 大丸シングルボタンカフス + フレンチフロント(裏前立)+ 胸ポケットレス仕様」です。
ボタンはLOUD GARDENが持っているオーダーメイドシャツ用ボタンの中で最もクラッシー&エレガントな二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタンです。
今回お作りいただいたジャケットを筆頭にあれこれ合わせられるシャツだと思います!
以上です。
Y様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
もう1枚のシャツが仕上がり次第またご連絡いたします!
9th. Mar. 2026
Ryoji Okada