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Very cool and stylish “Vintage Jacketing by Wain Shiell” jacket!

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 3月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ 在庫1.0m発見!”♡ Camo” silk c/# RWB

 

 

 

2026年3月最初の「山場」と位置づけたこの金土日ですがあまりよろしくない結果に終わりました。

2月の数字が(閑散期の2月としては)すごくよかったので「流れは良好か?」と期待していた一方で、「反動が怖い」という不安を抱いて臨んだ「山場」でしたが的中したのはどちらかとえいば後者:不安でした。

ただ、「完敗」「爆死」したのは土曜日だけだったし、その土曜日とてとても嬉しいオファーをいただけたし、全体的にあまり振るわなかった原因ははっきりしているのでそこまで悲壮感はありません。

でも。。。

もし今日からご来店に恵まれない日々が続くと。。。

「悲壮感の塊」になること間違いなしです汗。

The Loudest Voice最新号の校正(←まできました!)と封入と発送、オーダーメイドシャツ2枚キャンペーン第1陣納品の検品と撮影とご連絡(先月末の着荷したのは第1陣の中で早く仕上がった分でした)、ご注文品の指図書/デザイン画作成を含むややたまり気味の作業遂行、そして日々の集客活動!!

やることはたんまりあるけれど「強烈な努力」でなんとか早急にやり切り3月も悔いなく最終日を迎えたいです。

頑張ります。

つきましては!

「そろそろ春物仕込もうかな?」とお思いの方もそうでない方も!!

ぜひともご来店(あるいはご来店なしでのご注文)をよろしく願いします。

 

 

 

ところで。

「3月最初」といえば。

今日は3月最初の月曜日にお渡ししたジャケットをご紹介します!

「あの」Wian ShiellのヴィンテージJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)でお作りしたジャケットです。

11月頃から仕入れ先を回ったり店の倉庫を徹底整理したりしてコツコツ「発掘」した「1着分限りのショートレンクス/着分」を放出価格で承るスペシャルキャンペーン時にご注文いただいた1着です。

あの時に放出した着分はおかげさまでそのほとんどが完売になりました。

ナイスな着分ばかりだったからある意味でそれは当たり前かもしれません!

が、まだ残っている着分も少しありますのでご来店の際はぜひともチェックをしてみてください。

それはともかく!

今日ご紹介するジャケットはサイコーにクール&スタイリッシュです!!

ご注文くださったY様も「今までにない感じでよいですね」と仰ってくださいました。

「今までにない感じ」。。。

ヴィンテージ素材をオススメした人間にとって最高のご感想です!

とっても嬉しく超スーパー光栄でした!!

という訳で、早速ご紹介します。

 

 

 

今日ご紹介するジャケットは ↓こちら↓ です。

 

 

この素材については放出着分ご紹介のタイミングで以下のように書いています。

↓↓↓↓↓

1807年に創業された「最初のUKマーチャント」の一軒ともいわれる老舗マーチャントWain Shiellのグレンチェックです。

まずは軽くWain Shiellの「復習」から!

—–

Wain Shiellはスーツ/背広服の聖地Savile Rowに本店を構えると同時に長きに渡り「洗練されたBritishクラシック」をコンセプトにこだわりの素材を生み出し続けることで、1980〜90年代に世界中の高級テイラーからその品質と感性が高く評価され栄華を極めます。

しかしながら、その後はオーダースーツマーケットの冷え込み等を受けて停滞。

2000年代にScabalの傘下に入りました。

Scabalの傘下に入ると同時に消滅したWain Shiellですが、最近になって1980~90年代カルチャーを再評価する機運やWain Shiellファンによる復活への熱い要望といった追い風が吹き2017年にScabalグループ内のブランドとして復活を果たしました。

—–

というWain Shiellですがここ数年は新たなバンチブックのリリースもなくいちファンの僕としては寂しい限りです。

Scabalグループ内のブランドとしての役割も終えてしまったのかな?

それはともかくこちらです。

こちらは、Wain Shiellが栄華を極めていた時代に生み出されたJacektingです。

少しDormeuilのSportexに似たボディ(もちろん近年のそれではなく昔のね!)だから、もしかしたら当時はSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)という位置づけだった可能性もあります。

いや、その可能性の方が高いかな?

いやいや、made in Scotlandだしやっぱり元々Jacketingとしてリリースされたのかな?

いずれにしてもハードでドライなタッチが堪らない「ザ・ヴィンテージ」な素材です。

Black & Blueカラーリングのグレンチェックもゴキゲンです!

Wain Shiellですからクオリティも間違いありません!

品質は不明ですが恐らく100% Wool(390/410g/m)といった感じだと思います。

こちらは2.2m程度あります。

静止画像だけではなかなかその素晴らしさの全貌を伝えにくい素材ですのでご来店の際にはぜひともじっくり見てやってください!

サイコーにイイ素材です!!

↑↑↑↑↑

以上です。

いや〜、本当にイイ素材です!!

もしY様がご注文せずに1月末くらいまで残っていたら多分僕が作っていました。

仕上がりもすごく素敵ですよね〜!!

手前味噌ながら惚れ惚れするカッコよさだと思います。

デザインはシャープ&モダンにキメました。

具体的には「ややナロウ巾:7.5cm&ハイゴージーラインのピークトラペル + シングルブレステッド2ボタン + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 4.5cmとやや急アングルのハッキング/スランテッド仕様のウェストポケット + モダンクラシックフロント + サイドヴェンツ」でお作りしました。

結果、素材が持つModern Retroなテイストが際立つ素晴らしい1着に仕上がったと思います。

はい、自信作です!

ボタンはmade in JapanのNavy Blueに染め上げたリアルナット(ヤシの実)ボタン、ライニングは100% CuproボディのItalianプリントライニングにしました。

続いて、そのライニングを含めてエキサイティングなディテイルを「寄り画像」で見てみましょう。

 

 

バストアップの「寄り画像」です。

 

 

ややナロウ巾:7.5cmと高めのゴージーラインがとてもシャープかつスタイリッシュなピークトラペル。

シックかつ軽快なナチュラルショルダー。

(この素材&画像だとやや見えにくいですが。。。)美しくも丁寧に入れられたピックステッチ。

ボディライニング(胴裏)を使用してポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。

バストアップだけでもこだわりのギミックがてんこ盛り状態です!

最後の「チェストポケット袋地のポケットスクウェア仕様」はLOUD GARDEN/RYOJI OKADAの「標準仕様」なのですが、「極めて小粋な便利ディテイル」と仰ってくださる方が多くとても好評です。

もちろんポケットとしてもちゃんと機能するので、例えばWhite無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。

ここで書くまでもなく本来ペンはチェストポケットに入れない方がイイ訳ですけれど。。。

 

 

カラークロス(上衿裏のフェルト生地)はBlackベースのダブルウインドウペーンにしました。

 

 

ライトカラーベースの表素材とダークカラーベースのカラークロス。

グレンチェックの表素材とウインドウペーンのカラークロス。

「さりげないハイコントラスト」がすごく素敵ではないでしょうか!?

*通常は表素材と同系色無地のカラークロスがつきます

その一方、「Blackつながり」で表素材と見事なハーモニーを奏でているという!

ご注文くださったY様はスーパージェントルマンなのでそのようなことはなさらないと思いますが。。。

思わず「衿立て」をしたくなります。

 

 

ポケットです。

 

 

前後差4.5cmの急アングルがとってもシャープですよね!

*LOUD GARDEN/RYOJI OKADAではハッキング/スランテッドポケットのアングルを前後差0.5cm単位で指定しています

工房によれば「アングルは急なほど縫製が難しい」とのことです。

また、一般的なハッキング/スランテッドポケットのアングルは1.5cm~3.0cm程度だとのことです。

そして、LOUD GARDEN/RYOJI OKADAにおける「標準」は4.5cmです。

はい、「標準」でも急アングルです!

が、こちらは更に「1.0cm増し」で急アングル!!

やっぱりシャープさがより際立ちますね。

ちなみに、今までで最も急だったアングルは11.0cmでした!?

あれはすごいアングルでした!

 

 

ライニングです。

 

 

今回は人気のZigzagプリントライニングをセレクトなさいました。

カラーはもちろんBlue!

間違いなく完璧なセレクト!!

表素材と「最強タッグ」なライニングだと思います。

このライニングは僕もいつか使いたいと常々思っています

 

 

スリーヴボタンです。

 

 

—–

  •  ☑︎ Navy Blueに染め上げたリアルナットボタン
  •  ☑︎ リアルボタンホール(本開き切羽)
  •  ☑︎ スランテッドボタンホール

—–

はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。

 

 

最後に、ジャケットと同じタイミングでお渡ししたシャツもご紹介します。

 

 

 

とてもインテレクチュアルなブルーが印象深いMiletaのエンドオンエンド(ハケメ)素材でお作りした1枚。

すごく素敵ですよね!

デザインは「ショートワイドスプレッドカラー + 大丸シングルボタンカフス + フレンチフロント(裏前立)+ 胸ポケットレス仕様」です。

ボタンはLOUD GARDENが持っているオーダーメイドシャツ用ボタンの中で最もクラッシー&エレガントな二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタンです。

今回お作りいただいたジャケットを筆頭にあれこれ合わせられるシャツだと思います!

 

以上です。

 

Y様、いつも本当にありがとうございます。

心より御礼を申し上げます。

もう1枚のシャツが仕上がり次第またご連絡いたします!

 

 

 

9th. Mar. 2026

Ryoji Okada

 

 

 

< New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Sidogras

  ☑︎ vol.2: Frontier by Harrisons

  ☑︎ vol.3: Airesco by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.4: Summer Target by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.5: Riviera by Holland & Sherry

  ☑︎ Spin-off #1: “Stardust” suiting

 



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