The list of the [ Ryoji Okada ] category.
桜が満開のようですね!
日曜日にご来店くださった半蔵門にお住まいのお客様が「お花見の人出がすごいよ」と仰っていましたし、妻も「青山墓地の桜も満開だよ!」と教えてくれました。
という訳で、木曜日に缶ビールを片手に青山墓地を散策しようかな?などと企んでいます。
そして、17:00過ぎまでにあらゆる用事を終えて夕方から甲子園で行われるT戦をTV観戦しようと思います。
でもね〜、今日明日も完封負けしようものなら、つまり5試合連続完封負けしようものなら。。。
見る気が失せますね。
いや、もしそんな事態に陥ったら逆に「いい加減打線が爆発するでしょ!」と開き直れるかもしれません笑。
とにもかくにも。。。
今からお花見が楽しみです。
今日の風雨で散らなければいいけれど。。。
そして、2年連続でスタートダッシュには失敗したカープですがここから巻き返して欲しい!
目下甲子園10連敗中らしいですけれど。。。
今日は勝つ!!
ところで。
「スタートダッシュには失敗」といえば。
LOUD GARDENは現在、2024 Spring/Summerシーズン最初のキャンペーンである「オーダーメイドシャツ¥3,300 off」キャンペーンと「オーダーメイドネクタイ¥2,200 off」キャンペーンを絶賛同時開催中です。
このDiaryでもちらっと書いた記憶がありますが、気合十分で会期初日を迎えたもののスタートダッシュには失敗気味の立ち上がりでした汗。
が、少しずつ盛り返して「目標までもう少し!」というところまできました!
しかしながら残り会期は今日を含めて2日間のみ、会期は4.10 Wedまでです。
しかも明日は営業時間が短い水曜日です。。。
厳しいかもしれませんが、「それでもなんとか目標枚数に到達したい!」と強く思っております。
つきましては、「そろそろシャツを新調したいな」「キャンペーンいつまでだっけ?」「そういうことなら1枚作ろっか?」という方がいらっしゃいましたらぜひともお願いします!
「1週間ほど前にご紹介したオーダーメイドネクタイ用の新作コレクションのすべて」と「先月と先々月に大量入荷したオーダーメイドシャツ用の新作コレクションの半数以上」がいきなりキャンペーンの対象になります。
*もちろん過去に入荷した新作や定番もキャンペーン対象です
*オーダーメイドシャツの一部コレクションはキャンペーン対象外です
ちなみに目標枚数/本数まではあと「6」です!
どうぞよろしくお願い申し上げます。
今回作った告知POPです。
オーダーメイドシャツは我々が「通常コレクション」と呼んでいるバンチブックコレクションレンジのThomas Mason、Canclini、Imported Fabrics、Liberty Fabrics、Loud Girl、The Royal Caribbean Cottonが対象になります。
CancliniとImported Fabrics、The Royal Caribbean Cottonはそれぞれ2冊展開なので対象バンチブックは合計9冊になる計算です!
我々が「スペシャルコレクション」と呼んでいるAlumoやMonti、Canclini、HFW等のバンチブック、「通常コレクション」でも「スペシャルコレクション」でもないポルカドットコレクション等の「エクスクルーシヴコレクション」、「通常コレクション」でもBasics、Book Ⅰ、Book Ⅱ、Book Ⅲ、Wrinkle Freeのバンチブックは対象外です、申し訳ありません。
オーダーメイドネクタイは全マークが対象になります。
*詳細はお問い合わせください
以上です。
皆さまからのご注文を心よりお待ち申し上げております。
9th. Apr. 2024
Ryoji Okada
昨日までホームのマツダスタジアムでDとの3連戦に臨んでいたカープです。
Dは2年連続最下位とはいえオフに積極的な補強をしましたし、オープン戦は首位でしたし、昨季の対戦成績は五分と決して相性がよくないチームでしたし初戦の試合前から「簡単にはいかないであろうこと」が明々白々でした。
その上カープは長打を期待されている新助っ人2人と末包選手が故障で抹消中、リードオフマン野間選手が首の張りで初戦と第二戦を欠場、主力の坂倉選手と菊池選手が絶不調中、若手も伸び悩み中と打線がかなり厳しい状態です。
でも、マツダスタジアムですし「最低でも勝ち越しはするでしょう!」と思ったらいきなりの2試合連続完封負け。
貧打もありますけれど、それ以上に長打がほぼ皆無かつ機動力がうまく使えないことで完全なる「コツコツ&残塁大好き打線」と化してしまっているのが得点力不足の原因ですよね
まあ、(規定到達者の)昨季チーム内成績で打率・打点の2冠王かつ本塁打5位の西川選手と本塁打王かつ打点2位のデビッドソン選手が抜けて「前者は補強なし」「後者は代替の助っ人が抹消中」ですから長打が出にくいのも当然です。
枠の問題はありますけれど、NPB復帰が確定的との報道が出た筒香選手を真剣に取りにいって欲しかった!という気もしてきます。
とはいえ、大事なのは捕らぬ狸の皮算用ではなく目の前の試合です。
この時期にいきなりホームでの同一カード3連敗は絶対にダメ!
かくかくしかじかで、昨日は負けられない試合でした。
先発は前回登板で1回3球危険球一発退場となったプロ未勝利の2021年ドラフト1位左腕黒原投手でした。
順当に考えれば1週間前に勝ち投手になったアドゥワ投手の順番ですが「早いタイミングでもう1回チャンスを」という新井監督の親心から抜擢されました。
個人的にすごく応援している投手です。
また、野間投手が戦列復帰し菊池選手は代打待機でした。
して結果は。
黒原投手は上々でしたが3日連続零封負け。
フロントと首脳陣と野手陣の猛省を求む!であります怒。
ところで。
「3連」といえば。
3日連続で2024 Spring/Summerシーズン向けの新作バンチブックをご紹介します。
18回目の今日は、昨日も少しだけ予告した通り複数ミルの極上素材が百花繚乱しているJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)コレクションです。
どのミルの新作も素晴らしいのですが、冒頭にコンパイルされているFerlaの8マークは白眉です!
ここ数年はまさに絶好調なFerla!
ぜひともお見逃しなきようお願い申し上げます。
もちろん他のミル、例えばDragoやSubalpinoやMarling & Evansの新作も素晴らしいですし、VBCの定番Hopsackもカラーヴァリエーションが見事の一言ですし、昨年からの継続素材になりますが巻末にコンパイルされているPiacenzaのCashimere + Silkも超スーパー極上品です。
つまり、ご来店の際には最初から最後までじっくり見ていただきたいです!
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。
国内最大手(だと思います)の問屋であるT社さんが独自編集したバンチブックです。
収録されているのは表紙に記されたFelra、Cerruti、Drago、VBC、Di Pray、TG Fabio等の12社で、Marling & Evans以外の11社はイタリアンミルです。
このメンツの中にどうしてMarling & Evansが入っているのかは分かりませんが、冒頭から順番に見ていくととてもいいアクセントになっているようです。
いずれにしても、12社それぞれが「得意技」を見せつけるかのような素晴らしいコレクションに仕上がっています。
なので、今日も魂を込めて全マークを出来るだけ丁寧にご紹介します。
皆さんが「おっ!?」と思う素材があると嬉しいです。
もちろん引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。
気になる素材があってもしご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
それでは、全マークをご紹介します。
Ferla 2-1
1857年創業、SilkやMohair、Baby alpacaを筆頭にした様々な極上マテリアルを巧みにブレンドして個性豊かなJacketingを「発明」し続けている老舗ミルFerlaの超強力な新作8マーク中の4マークです!
Women’sも得意としているミルならではの「他社の追随を許さない華やかな色彩と豊かな表面感」がFerla最大の魅力なのですが、今回入荷した新作もご覧の通りいかにもFerlaらしいナイスな素材ばかりです
こちらはFerlaらしい美しくエレガントなサマーツイード4マークです。
上2マークは77% Silk + 23% Cotton(295g/m)の無地です。
「高貴かつ華やかなカラーリング」と「最高品質のシルクならではの優雅な光沢」と「太番手糸でふんわりとダイアゴナル柄を表現して織り上げられたことで生まれた豊潤な膨らみ」が三位一体となった傑作素材です。
わずか2カラー展開ですが、ブラックやネイヴィブルー、ベイジュではなく個性的なこの2カラーというのも素敵ではないでしょうか!
どちらもすごく作ってみたいです。
下2マークは38% Silk + 36% Linen + 16% Cotton + 10% Polyamide(305g/m)のハウンズトゥース風ギンガムチェックです。
上2マークよりは少し強めに打ち込んでいますが、それでもFerlaらしい「ふわりとした素材感」は十二分に愉しめます。
カジュアル素材用原料のLinenとCottonを合わせると52%の比率になりますので、経年とともにいい具合にクタッとしてくれそうなのも◎だと思います。
一見クラシックながらも個性的でラグジュアリーなジャケットをお考えの方にイチオシです!
マーク数が少ないということもありFerlaの人気素材は毎シーズンかなり早い段階で完売になりますので、もしも「お!」という素材がありましたらどうぞお早めにお願いします。
Ferla 2-2
こちらはより「パンチ」が効いた4マークです。
上2マークは48% Linen + 24% Wool + 16% Polyamide + 12% Silk(326g/m)のWild & Elegantなストライプです。
すごくカッコいい素材ですよね!
何がカッコいいって。。。
素材感はもちろん、オーガニックなカラーリングもいいですし、ストライプの入り方もすごくいいと思います!
Felraの素材としてはかなり強く打ち込んだツイル(綾織)素材ですので、この2マークはボトムスもいけそうです。
はい、つまりスーツもいけそうです。
僕はこちらなら上のブラウンでスリーピーススーツを作りたいですね〜。
上から3番目は74% Linen + 26% Polyamide (397g/m)の「2者混」サマーツイードです。
「2者混」は「Ferla基準」だと原料のブレンドが少ないのですが、にも関わらずこれだけ個性的かつ存在感抜群のネップとカラーリングを表現してしまうあたりはとっても「らしい」と思います。
軽快&スポーティなジャケットを作るのが「正攻法」だとは思いますが、天邪鬼な僕はクラシカルなダブルブレステッドジャケットを作ってみたらよさそうに感じました。
1番下は43% Linen + 21% Silk + 21% Wool + 15% Cotton(305g/m)のサマーツイードです。
約6.0cmのワイド巾とハンド刺繍のように入ったストライプが極めてスタイリッシュな素材ではないでしょうか。
カラーリングも抜群に素敵ですしストライプが1本ではなく2本というのもいいですよね。
僕はこちらならコロニアルテイストのジャケットを作りたいですね!
Cerruti 1-1
僕がかつてお世話になったGieves & Hawkesと同じく香港のTrinity Group傘下に入っていたCerrutiですが、2022年初頭にそのTrinity Groupが経営危機に陥いったことで業界内では一時的に「消滅の可能性もある」という噂が出ていました。
Natural Born Eleganceを標榜し、多数の上質で華やかで野心的なコレクションを展開しているスペシャルなミルだったのでその噂にはかなりがっかりさせられたものです。
が、後述する通り数々の印象深い逸話を持つ老舗ミルPiacenzaが消滅させるのは惜しいと考え取得、Cerrutiは現在も変わらず素晴らしい素材を供給し続けています。
ミル/マーチャントの再編劇は頻繁に行われているとはいえあのCerrutiが危機に陥るのは少々びっくりしましたし、結果として考えうる最高の受け入れ先が見つかってよかったです。
PiacenzaにとってもCerrutiの受け入れは今後に向けて好材料ではないかな?とも想像します。
ちなみにGieves & HawkesもUK資本に回帰してサヴァイヴに成功しました。
というCerrutiの素材がこのバンチブックには3マークコンパイルされています。
これまでCerrutiはHolland & Sherryのように全世界共通でエクスクルーシヴなバンチブック展開をしていたので、複数ミルの素材が共存するこのようなバンチブックにコンパイルされるのは稀でした。
が、上記の経緯も影響しているのか久し振りの登場となりました。
個人的にはとても嬉しい再会です!
左は56% Silk + 44% Wool(320g/m)のサマーツイードです。
ナチュラルテイストながらもシルヴァーグレイとゴールデンブラウンという「Natural Born Eleganceなカラー」がCerrutiらしい極上品です。
Silkならではの優雅な光沢もその「Natural Born Eleganceなカラー」をより一層引き立てていると思います。
右2マークは100% Super 130’s Wool(265g/m)の無地です。
デジタルプリントのような地組織がとてもクールですよね!
ブルー(左)とレッド(右)の2カラー展開です。
Drago 2-1
LOUD GARDENに集ってくださる「違いが分かる粋人」の皆さまからも高い人気を誇るDragoのヘリンボン5マークです。
Dragoは ↓こういった↓ テキスタイルメーカーです。
—–
1973年にUmberto DragoとLaura Drago夫妻により紡績工場として創設。
ビエラ地区の主要な毛織物工場と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintesを買収。
両社は2001年に合併。
以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して現在に至ります。
「Super 130’Sを中心にSuper 160’SやSuper 180’S原料を使用した素材を多数展開していることに加え、Super表記のトップ品質Super 210’S原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。
またルーツである紡績業を見ると、Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては世界の約70%を生産している超強力なサプライヤーとしても有名です。
映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツ素材を手掛けたことからスタートしたSuper 180’s Woolシリーズ:Skyfallがベストセラーを記録しているのも見逃せません。
—–
上2マークは32% Wool + 24% Silk + 24% Linen + 20% Cotton(270g)のビッグヘンリボンです。
ざっくりとしたツイーディな肌触りとインパクト溢れる約3.5cm巾のヘリンボンが魅力です。
これからの季節には着用機会が減っていきますがバルマカーンコートを作ってもすごくいい感じに仕上がると思います。
下3マークは68% Wool + 18% Silk + 14% Linen(260g)のヘリンボンです。
クリアカットされた艶やかな表面とイタリアンミルらしい洗練されたカラーリングが自慢です。
特に真ん中のグリーンに心躍る僕です。
Drago 2-2
Dragoのチェック&ストライプコレクションです。
存在感あふれる力強い色柄がとてもカッコいいですよね!
目移りしてしまいます汗。
1番上はDrago 2-1の下3マークと同じ68% Wool + 18% Silk + 14% Linen(260g)です。
この7マーク中では最もシックはありますが、極めて端正で知的なブルーグラデーションがすごくナイスだと思います!
この素材で作ったジャケットならばVゾーンもボトムスもシューズもブルー系にしてブルーグラデーションのスタイリングでキメたいですね
上から2番目から5番目までの4マークは44% Wool + 28% Silk + 28% Linen(285g/m)です。
強い個性の色柄と上品な品質が見事なハーモニーを奏でている傑作コレクションです。
この4マークはどれも作ってみたいです!
上から6番目は60% Linen + 40% Wool(265g/m)のダブルストライプです。
優しくナチュラルなカラーとクールなストライプが自慢です。
1番下は100% Linen(235g/m)です。
大胆なスーパービッグチェックとイタリアンリネンらしい薄さとソフトさが魅力の素材です。
こちらはボトムスもいける、つまりスーツもいけるボディです。
VBC 3-1
現在最も勢いがある老舗イタリアンミルVBCのVintageライン4マークです。
Vintageラインは1950年代や1960年代といった過去のアーカイヴからヒントを得ると同時にカラーリングと品質に気を配り現代風のアレンジを加えたモダンレトロなニューラインです。
いずれも狙い通りとてもモダンレトロでいい感じの素材に仕上がっています!
個人的にこのテイストはすごく好きですね〜。
上2マークは55% Linen + 25% Silk + 20% Cotton(285g/m)のサマーツイードです。
いずれもカラー(特にブルー)のトーンがいいですよね!
Linen特有のシャリ感と光沢も素晴らしいです。
下2マークは82% Wool + 11% Silk + 7% Linen(295g/m)のJacketingです。
モダンレトロな色柄としっかりとした打ち込みがナイスなヴィンテージ感を表現しています。
VBC 3-2
VBCの大定番Hopsack:Montecarlo 21μです。
ホップサックはその通気性の良さ、抗シワ性の高さ、そして独特のカジュアルテイスト溢れる表面感から、ヨーロッパではかなり昔から「Spring/Summerシーズン用ジャケットの王道素材」「トラヴェルジャケットの秘密兵器」として圧倒的な人気を誇っています。
ドレススタイルにもカジュアルスタイルにも相性抜群の「超有能なジャケット」をお探しの方にぜひともオススメしたい素材です。
その場合はネイヴィブルーかブラックが第一候補になると思いますが、このコレクションは全13マークという圧巻のカラーヴァリエーションを誇ります。
ひと味違うSpring/Summer用無地ジャケットをお探しの方にもオススメです。
例えば、下から4番目のオレンジやその下のピンクなんて他のバンチブックではなかなか見つからないウルトラナイスカラーだと思います。
VBC 3-3
Contemporaryライン5マークです。
上3マークは柄物のHopsackです。
1番上は大定番Hopsack:Montecarlo 21μよりも軽量な100% Wool(245g/m)のボディにアーティスティックなプリントを施した変わり種です。
Woolボディへのプリントは難しいのが定説ですが、VBCはその障壁も軽々と超えてしまいます!
さすがです。
その下2マークはは78% Wool + 22% Silk(265g/m)とシルクブレンド&チェックのHopsackです。
定番よりも強撚なのでより一層シャリッとした素材感が愉しめる素材です。
力強いカラーリングも素敵ですよね。
下2マークは55% Linen + 25% Silk + 20% Cotton(285g/m)のガンクラブチェックです。
こちらはVintageラインに混ざっていても違和感のないテイストを持っています。
その特徴的なテイストがとっても素敵だと思います。
Di Pray 1-1
1948年創業、ビエラ地区のミルとしては比較的若い企業(といっても創業76年!)Lanificio Di Prayの新作5マークです。
Di Prayは主に「しなやかな風合いと精細な色柄が特徴的なMen’s向けJacketing」を得意とするミルです。
こちらの5マークもいかにも「らしい」素材だと思います。
1番上は81% Wool + 11% Silk + 8% Linen(255g/m)のチェックです。
モダンクラシックなクアドラプルウインドウペーンがとてもスタイリッシュではないでしょうか。
上から2番目/3番目は65% Wool + 21% Silk + 14% Linen(235g/m)のチェックです。
極めて洗練された「大人な1着」が仕上がること間違いなしだと思います。
上から4番目は100% Wool(245g/m)のブラックウォッチ風タータンです。
こちらは一般的なトロピカル(平織)素材ですのでボトムスにもオススメです!
ボトムスにもいけるということはつまりスーツにもいけます。
僕はこちらならモッズスーツを作ってみたいです。
1番下は41% Wool + 32% Silk + 27% Linen(235g/m)のチェックです。
優しいカラーリングとカリッとした涼しげな素材感がとてもいい感じだと思います。
TG Fabio 1-1
A WORKROOM時代に僕が自分用のスーツに多用したTG Fabioの新作4マークです。
なぜに僕が多用していたかというと。。。
TG Fabioはモードブランドにも多く供給しているだけあってコレクションがとてもクリエイティヴなのとプライスが比較的リーズナブルだからです。
記憶によればフロッキープリントでストライプを表現した素材等々で最低でもスーツを3着、パンツを2本は作ったと思います。
というTG Fabioですが、このバンチブックに収録されている素材は比較的クラシックです。
ですが、品質や色柄がまああまあユニークだったり「さすがのひとひねり」は効いています。
上2マークは70% Wool + 30% Linen(285g/m)のHopsackです。
あまり見かけないカラーコンビネーションが素晴らしいと思います。
個人的には上:ベイジュ + ブルーが特に好きです。
敢えてダブルブレステッドのブレザーを作ってみたいです。
下2マークは50% Wool + 28% Cotton + 22% Silk(245g/m)のグレンチェックです。
ヴィンテージ風のルックスがとてもクールですよね!
このボディはスーツでもいけそうなので僕ならスリーピーススーツを作ると思います!
Subalpino 1-1
高級イタリアンミルが集結している北イタリアのビエラ地区で40年以上の歴史を持つCottonやLinenといった天然繊維のスペシャリストSubalpinoの新作です。
記憶によれば、LOUD GARDENで取り扱うバンチブックにSubalpinoが登場するのはこれが2回目だと思います。
Cerrutiに続いて嬉しい再会です!
上2マークは100% Linen(255g/m)のいかにもSubalpinoらしいクリエイティヴなLinen素材です。
ソフトな風合いと大胆なギンガムチェックが素晴らしいです。
その下2マークは100% Linen(355g/m)のリネンツイードです。
太番手糸を使用することで表現したざっくりとした素材感とクリエイティヴなカラーリングが魅力です。
下のブラウン + ネイヴィブルーはいわゆるSolaroです。
具体的には経糸(タテイト)にブラウン糸を緯糸(ヨコイト)にネイヴィブルー糸を使用したSolaroです。
Solaroならではの複雑で洗練されたカラーがすごくいいですよね〜!
といっても、この画像だとチラリとしか見えていません汗。
つきましては、ご来店時にじっくりと見てやってください。
下6マークは56% Wool + 46% Linen(215g/m)のトロピカルコレクションです。
もちろんジャケットを作ってもいいのですが、この「顔」と品質とウエイトならサマースーツを作るのが正解だと思います。
上3マークはとてもモダンなグレンチェック、下3マークは完全な無地です。
あ、ネイヴィブルーの無地でジャケットをチェックでボトムスを作ってもよさそうですね!
Subalpinoの10マークは全マークがLinen系素材としては比較的リーズナブルなEランクというのも見逃せません。
Tollegno 1900 1-1
Tollegno 1900は、母体であるLoro Piana社が1900年にメゾンやアパレルメーカー向けのテキスタイルを提案するために設立したミルです。
以前はLanificio di Tollegnoと名乗っていましたが、現在はTollegno 1900で統一されています。
* “Lanificho” はイタリアのミルがよくつけているワードで「服地製造工場」の意味です
Tollegno 1900はテキスタイルの企画から紡績、染色、製織、整理までを一貫して行うミルですが、糸自体を販売する紡績メーカーとしても知られています。
そんなTollegno 1900のコレクションは「120年以上に渡る歴史と伝統に裏打ちされたこだわりの一貫生産が生む安定したクオリティ」「常にファッショントレンドが織り込まれたテキスタイルデザイン」「戦略的なリーズナブルプライス」といったたくさんの魅力を誇ります。
その出自からテイラーへの販売にそこまで積極的ではないせいか日本ではあまり知られていませんが、イタリアでは確かなプレゼンスを誇る実力派ミルです。
その実力の確かさはイタリアのビッグメゾンがこぞってTollegno 1900に別注素材をオーダーしていることからも証明されています。
上5マークは44% Wool + 43% Cotton + 11% Linen + 2% Polyurethane(285g)のサマーツイードです。
複数カラーの糸を使用して織り上げられた素材ですが遠目には完全な無地に見えますのでどんなインナー・ボトムスにも合わせやすいジャケットが仕上がると思います。
Polyurethane混紡由来の快適なストレッチ性も◎ではないでしょうか。
こういった「顔」の素材でストレッチが効いている素材は珍しい気がします。
下2マークは48% Wool + 40% Cotton + 10% Linen + 2% Polyurethane(245g)のトロピカルです。
シックでモダンクラシックなグレンチェックがナイスですよね。
こちらもスーツ/ボトムスが可能なボディです。
Marling & Evans 1-1
「イタリアンミルの中に突如として登場する」Maring & Evansです。
しかも「いかにも!」なチェック4マーク。
上述の通りなぜここにMaring & Evansがコンパイルされているのかは分かりませんがナイスアクセントになっていることだけは確かです!
上2マークは50% Wool + 50% Linen(295g/m)、下2マークは48% Wool + 28% Linen + 24% Silk(305g/m)のカントリーチェックです。
カントリーチェックといっても、ご覧の通り(特に上3マークは)モダンなアクセントカラーを使っているのでとてもスタイリッシュなジャケットが仕上がると思います。
どれもすごくカッコいいですよね。
Marling & Evansですが ↓こんなミル↓ です。
—–
Maring & Evansは1782年にイングランド南西部のStroudに紡績・製織・整理の機能を持つ一貫生産体制のメーカーとして設立されました。
19世紀にはフランネル素材で広く知られるようになり、1920年代にはロールスロイスが厚手フランネル素材を車の内装に使用したことでも話題になりました。
1960年代には現在のHuddersfieldに移転、Flannel、Saxony、Lambswool、Shetland、Undyed British Woolといった英国スタイルの素材だけを展開して今日に至ります。
特に、「英国羊毛のナチュラルカラー糸で生産するUndyed British Wool」はその生産工程のこだわりを数多くのメディアが取り上げるなど、Marling & Evansの代名詞的存在にまで育ちました。
具体的には「希少な英国羊毛のみを使用して」「紡績・製織工程に染料や化学物質は使用せず」「フィニッシュ工程では天然の石鹸を使用して」Undyed British Woolは生産されています。
加えて、全生産工程が半径6マイル以内の工場で行われるため二酸化炭素の排出量が最小限に抑えられています。
Undyed British Woolは環境への負荷が抑えられると同時に昔ながらのブリティッシュウールの味わいが見事に表現されたこの時代に相応しい傑作なのです。
*こちらの4マークはいずれもUndyed British Woolではありません。
—–
Reda 1-1
大手イタリアンミルRedaのFlexoです
Flexoは「快適性と抗シワ性を生み出す」と同時に「Woolが本来的に持つ豊かな風合い等を損なわない」目的で生み出されたストレッチ素材です。
具体的には、Woolに極微量(1%)のPolyurethaneを混紡した素材です。
と書くと「ふ〜ん、最近よく見かける感じの品質だね」とお思いの方も多いかもしれません。
そして、それは確かにその通りです。
が、しかし、このFlexoに使用しているPolyurethaneは有害物質を一切含まないそうです。
つまり、環境にも配慮をしたストレッチ素材という訳ですね。
Activeとともに人気を博しているのも納得です!
今回入荷した6マークはすべFlexoです。
品質は99% Wool + 1% Polyurethane(280g/m)です。
Polyurethaneの混紡はわずか1%にも関わらずすご〜くストレッチします。
これは織り方の工夫もあるそうです。
さすがはRedaですね。
上2マークは完全なマイクロチェックですが、下4マークにもさりげなくチェックが入っています。
Piacenza 1-1
大トリを飾るのはPiacenzaです。
現存する世界最古のミルといわれるPiacenzaの歴史は極めて長く、実に1600年代まで遡ることが出来ます。
具体的には1623年に毛織物商を営んでいた記録が残っているそうです。
1623年といえば、日本では徳川家光が江戸幕府3代将軍になった年。。。
すごいですよね!
そして、その約100年後に自分たちで毛織物を織り始め現在に至ります。
企業としての創業年は「その約100年後」に当たる1733年だそうです。
1733年といえば、日本では円山応挙が誕生した年。。。
これまたすごいですよね!
そんな重厚な歴史を誇るPiacenzaはイタリア随一の高級毛織物産地として有名なビエラ地区で創業して以来今日まで、最上質原料の使用を徹底しハイクオリティ&ハイクリエイティヴィティな素材を生み出し続けている超名門イタリアンミルです。
数々の逸話を誇るPiacenzaですが、1913年に初めてイタリアに伝えたとされているCashmereを筆頭とした高級獣毛やSilkを使用した素材でも極めて有名です。
上述の通り、CerrutiはこのPiacenzaが取得しました。
きっと素晴らしいシナジーが生まれることでしょう!
1番上は100% Linen(270g/m)のトロピカルです。
うっすらと表現したハウンズトゥースとイタリアンリネンとしては強めなハリコシが特徴です。
ジャケットにもボトムスにも(つまりスーツにも)使えるボディです。
下2マークはPiacenzaの矜持が詰まった92% Cashmere + 8% Silk(205g/m)です。
「最後までじっくり見てよかった〜!」と思えること間違いなしの絶品です。
カシミヤの大家ならではの素晴らしいクオリティ、ツイル組織ながら205g/mという脅威のライトウエイト、洗練を極めたカラーと三拍子揃ったエピローグを飾るに相応しい傑作です。
以上です。
それでは、これまでと同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介したので、最後に「僕のBestセレクション」を披露したいと思います。
Ferlaからはこちらのブルーをセレクトしました。
このサマーツイード!
本当にサイコーです!!
僕は軽快な仕立てながらもシャープなデザインのジャケットを作ってみたいです。
春・夏・秋とヘヴィローテーションしてくれる1着が仕上がることでしょう。
ガンガン着た数年後の「エイジング」も楽しみな素材だと思います。
Dragoからはこちらの2マークをセレクトしました。
僕はこの2マークを巧みに組み合わせたジャケットが作りたいです。
例えばウインドウペーンを身頃にストライプをスリーヴに使用したロングジャケットとか。。。
ストライプを全体にウインドウペーンをパッチ/アウトポケットに使用したダブルブレステッドジャケットとか。。。
いやはや想像力がスーパー駆り立てられる逸品だと思います!
Subalpinoからはこちらのギンガムチェックをセレクトしました。
やや大きめサイズのチェック。
やや縦長のギンガムチェック。
シャープなブラック&ホワイト。
これまた本当にサイコーだと思います。
左端にも見えていますが、かなり大きめなネップがところどころに入っているのもいい感じです。
僕はこちらでモッズスーツを作りたいです!
Marling & Evansからはこちらのグレンチェックをセレクトしました。
絶妙にカッコいいカラーリングですよね!
僕はこちらならヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです!
具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルドヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」で作りたいです。
ボタンはブラックマザーオブパール(黒蝶貝)ボタン、ライニングはまだ在庫が少々残っている “♡ Camo” silk c/# FYにしたいです。
Piacenzaからはこちらの2マークをセレクトしました。
まだ具体的なイメージは湧いていないのですがこれだけの絶品素材です。
そして、完売してしまったら多分二度と入荷しないであろう希少素材です。
一生の宝物とした何か作りたいです。
クラシカルなダブルブレステッドジャケットがいいかな?
皆さんならどうしますか?
以上です。
今日のご紹介はいつも以上に根性を入れました!
なので、ご注文とお問合せがあると嬉しいです。
次回もJacketingのバンチブックをご紹介予定です。
多分金曜日になると思います。
乞うご期待ください。
8th. Apr. 2024
Ryoji Okada
2日連続で早起きに成功!
今朝も日本人メジャーリーガーたちの躍動を楽しみに起床しました。
Y.YamamotoのMLB初勝利を見ることができてよかったです。
初回はどうなることかとヒヤヒヤでしたけど本当に良かった!
ところで、カープから世界に羽ばたいたS.SuzukiはMLB最高のプレイヤーとなったS.Ohtaniと同世代なんですよね。
ふたりは仲良しらしいです。
そして、S.Suzukiは走攻守が揃ったカープ史上最高クラスの(つまり山本浩二元監督に匹敵するクラスの)右打者/外野手だと思います。
が、しかし、ドラフト時点から注目度は圧倒的にS.Ohtaniの方が高く、唯一戦った日本シリーズでもS.Suzukiのチーム(つまりカープ)がS.Ohtaniの活躍の前に敗れ、昨年のWBCもS.Suzukiが怪我で辞退した一方でS.Ohtaniは伝説となり、昨日と今日もやや明暗が分かれた結果になりました。。。
なんというか、S.Ohtaniと同世代でなければ。。。
少なくとも「S.Suzukiこそが日本人メジャーリーガーの最高峰!」という時代があった可能性は高いです。
でも、S.Ohtaniの存在がS.Suzukiをこれだけのプレイヤーにした可能性もありますからね、やっぱりその “if” はナシですね。
とにもかくにも、S.Suzukiには打って打って打ちまくってぜひとも今シーズンはオールスター出場を果たして欲しいですし、近年中になんらかのタイトルを獲って欲しいです。
ひとまず明日はS.Imanagaを援護する本塁打に期待したいですね!
それから、貧打&単打軍団と化したカープ野手陣によきアドヴァイスをお願いしたいです笑。
Go! SEIYA!
Go! CARP!
ところで。
「最高」といえば。
昨日に引き続き2024 Spring/Summerシーズン向けの新作バンチブックをご紹介します。
17回目の今日ご紹介するのは各方面から「世界最高のミル」と称賛されるLoro Pianaの新作です。
Loro Pianaは1936年にイタリアのクアローナで創業された主に最高級カシミヤと最高級ウールを取り扱う超名門ミル(毛織物メーカー)です。
「最高の製品のみを保証する」という哲学のもと、「毎年総生産量の30~40%を買いつけているといわれるオーストラリア産トップレンジ原毛(Super 100’s以上の羊毛)」を筆頭にした極上原料だけを使用して織られている同社の素材は、長きに渡って世界中のビッグメゾンやハイブランド、トップテイラーを魅了してきました。
また、Loro Piana家に代々受け継がれてきた伝統的なファミリービジネスは11年前の2013年に大きな転換期を迎えました。
「あの」LVMHグループ入りを果たしたのです。
以来、プレタポルテ事業に一層の力を入れるなど企業としての更なる進化と深化を図って今に至ります。
その一方で、テキスタイル事業における「長い伝統によって培われた物づくりへの深いこだわりと高い感性」はいささかも損なわれることがなく、大資本傘下に入った今も世界中の目が肥えた粋人たちから高い支持を集める傑作を生み出し続けています。
今日ご紹介するのはそんな素晴らしきLoro Pianaの「いいところ取り」をしたバンチブック、単一ではなくJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)からSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイ)まで幅広いボディの素材を収録した見どころたっぷりのバンチブックです。
あまりに見どころがたっぷりなので今日も一切の「手抜きなし」で全マークをご紹介します。
とはいえ。。。
やっぱり「素材の美しさ・贅沢さ」は画像よりも現物の方がはるかに分かりやすいと思います。
つきましては、ご来店の際にぜひともじっくり時間を掛けてご覧ください。
もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、早速いきましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
こちらには60マーク近い個性豊かで最高にラグジュアリーなLoro Piana謹製の絶品素材たちが百花繚乱しています!
ご来店の際にはぜひとも手に取ってその美しさと肌触りの素晴らしさをご堪能ください。
続いて全マークをご紹介します。
Softtime
スポーティながらエレガント、そして名前の通り極めてソフトなハンドリングが魅力のJacketing:Softtimeです。
品質は70% Wool + 15% Cotton + 11% Silk + 4% Linen(305g/m)、やや太番手な糸を利用してゆったりと少々甘めに織り上げられたHopsack/ホップサップタイプの素材です。
と書くと、かなりスポーティな素材感が想像できますが、その肌触りは上述の通りソフト極まりありません。
この肌触りは最高品質のWoolとSilkの賜物だと思います。
また、Hopsackの定番カラーであるネイヴィブルーやグレイがなく「美しいカラーのみ5マーク展開」という潔さも素敵だと思います。
「優雅な光沢」「Cotton由来のカジュアルテイスト」「複雑かつ繊細なカラーリング」が魅力の “Luxury Hopsack” と呼びたくなるLoro Pianaらしい傑作です。
ウエイトはそこそこありますが春から秋にかけて大活躍するジャケットに仕上がること間違いなしです。
Summertime
爽やかで涼しげなカラーリングが魅力のSummertimeのチェック7マークです。
品質は68% Wool + 20% Silk + 12% Linen(255g/m)です。
「洗練の極致」と表現したくなる素晴らしい色柄ではないでしょうか。
もちろん品質も極上の一言です。
(それは不可能なのですが)全マーク作ってみたいです!
皆さんはどのチェックが一番お好きですか?
Summertime/Softtime
こちらのグループにはSummertimeとSofttimeが混在しています。
具体的には、上3マークと下から2番目がひとつ上でご紹介したチェック7マークと同じ68% Wool + 20% Silk + 12% Linen(255g/m)品質のSummertimeです。
深みのある無地3マーク(上3マーク)もすごく素敵ですよね!
個人的には一番上のグリーンに心惹かれます。
1番下のヘリンボンもSummertimeですが、こちらの品質は49% Wool + 30% Silk + 21% Linen(245g/m)です。
上から4番目/5番目のサマーツイードはSofttimeです。
品質は最初にご紹介したSofttime:Hopsackタイプと少々異なり41% Wool + 28% Cotton + 23% Silk + 8% Linen(305g/m)です。
どちらも今までに見たことがないようなキレイでクリエイティヴなカラーリングが最高だと思います。
もちろん、Loro Pianaならではの超スーパー高品質も素晴らしいです。
Jacketingはこの19マークがコンパイルされています。
20マークに満たないスモールコレクションではありますけれど、その内容の濃厚さたるや。。。
ご覧の通りです!
ご注文よろしくお願い申し上げます。
続いてSutingをご紹介します。
Australis
近年、Loro Pianaが主力に据えているSuiting:Australisの新作です。
という訳でまずはAustralisのご説明を。
上述の通り、オーストラリアで毎年行われている羊毛のオークションにてトップレンジの原毛を大量に買いつけることで有名なLoro Pianaですが、その中でもより繊維の細い最高級原毛を使用して織り上げられた素材がAustralisです。
Super150’sという極細の高級原毛を使用したAustralisは、「優雅な光沢」と「しなやかで滑らかな肌触り」において「近しいクオリティの原毛を使って他のミル/マーチャントが織ったどの素材と比べても頭ひとつ抜けている印象」です。
まさにラグジュアリー。
「さすがはLoro Piana!」といったところでしょうか。
このバンチブックにはご覧の通り色気溢れる美しい無地のAustralisが5マークコンパイルされています。
品質は100% Super 150’s Wool(230g/m)です。
「ここぞ!」の時に着る無地スーツを作るのに絶対のオススメです。
365
文字通り(多くのヨーロッパエリアでは)365日着用可能なボディとして生み出された365です。
数年ほどヨーロッパ(というか海外)に行けていないので肌身感こそありませんが、報道を見る限りではフランスやイタリアの夏は無理そうな気もしますけれど。。。
それはともかく、この365は厳選された高級原毛をツイル(綾織)組織で織り上げクリアカットで仕上げることでシルクの様な光沢と滑らかさを表現した逸品です。
ダンディ極まりないシックな柄物から無地まで全18マーク展開です。
品質は100% Super 130’s Wool(240g)です。
上:ややファンシーなグレンチェックや織柄など9マークです。
下:Loro Pianaらしいとてもシック&ラグジュアリーなオルタネイトストライプやヘリンボン、そして無地9マークです。無地もいいですね!
Zelander Z-twist/Jersely
上3マークはZelander Z-twistです。
Zelanderは先にご紹介したAustralisとともにLoro Pianaのベストセラーボディです。
両者ともに名前は原料/原毛の産地を意味しています。
具体的には「ニュージーランド産のスーパーファインメリノウール原料を使用したSuiting」がZelanderです。
「ん、AustralisもZelanderも名前の由来は分かるけれど、それならAustraliasとZealanderが正解じゃないの?」と思う方もいらっしゃると思います。
確かに!
が、これは僕の書き間違えではなくAustralisとZelanderが正しい表記です。
Zelanderは「イタリア語でニュージーランドをNuova Zelandaと書くこと」や「レジスター登録のしやすさ(Zealanderだとレジスター登録が難しいようです)」を考えて名付けたそうです。
そして、デビューが先だったZelanderに倣ってAustralisも敢えてひと工夫した名前をつけたそうです。
そのZelanderをもう少し具体的に説明すると、中番手&強撚糸を使用した「抗シワ性」「通気性」「耐久性」に優れたいわゆるフレスコタイプのボディです。
上記の優秀さに加えて、ナチュラルなストレッチ性と優れたハリコシ由来の豊かな仕立映えも魅力です。
また、艶っぽい素材がお好みでない方でも安心してご着用いただける「光沢のなさ」もZelanderが持つ数多ある魅力のひとつかもしれません。
Zelander Z-twistは従来のZelanderをより強度にした左撚り/Z撚りの糸を使用した一段と高い復元力を誇るボディです。
品質は100% Wool(270g/m)、スーツはもちろんジャケット単品あるいはボトムス単品にもぴったりな清涼感あふれる逸品です!
Jerselyは文字通り「ジャージリー:ジャージのような」高いストレッチ性とドレープを持つ比較的新しいボディです。
「SuitingやJacketingに見えるJersey素材」というアプローチはこれまでにもたくさん見てきましたが、「Jerseyっぽい織物」というアプローチは今まで見たことがありませんでした。
そういった意味でも極めてユニークな、Loro Pianaらしいボディだと思います。
でも、考えてみたら、Jerseyは型崩れがしやすいですしややチープに見えるというきらいもあります。
その点、こちらは見た目はラグジュアリーでありながらも高い伸縮性由来の抜群な快適性を誇ります。
今までこのアプローチがほとんどなかったのが不思議なくらいですね!
デニムライクな「顔」も◎ではないでしょうか。
品質は61% Wool + 20% Silk + 10% Linen + 3% Polyurethane(325g/m)です。
365/Zelander Z-twist
巻末にはこの5マークがコンパイルされています。
上2マークのグレンチェックは365のトロピカル(平織)ヴァージョンです。
品質は100% Super 130’s Wool(230g)です。
トロピカルなので先にご紹介したツイルヴァージョンの365より少しだけライトウエイトです。
下3マークは柄物のZelander Z-twistで、品質は先にご紹介した無地と同じ100% Wool(270g/m)です。
シックな色柄のSuitingが多いこのバンチブックですが、華やかさのあるこの3マークが最後にコンパイルされていることでグッと引き締まっていると思います!
以上です。
それでは、これまでと同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介したので、最後に「僕のBestセレクション」を披露したいと思います。
Softtimeからはこちらのオフホワイトをセレクトしました。
オフホワイト無地のLuxrty Hopsackジャケット!
最高ではありませんか!!
上述の通り肌触りが極めてソフトなため、シックなジャケットを作るのが「正攻法」だとは思います。
でも、僕はこちらなら敢えてミリタリーテイストあふれるダブルブレステット8ボタン(あるいは6ボタン)ブレザーを作ってみたいかも。
ボタンはシルヴァーメタルボタン、ライニングは「透け」も考えてオフホワイト無地のハウンズトゥースジャカードあたりにしたいです。
Summertimeからはこちらのピンク/パープルをセレクトしました。
スポーティでありながらも最高に高貴なピンク/ラヴェンダー/パープルグラデーションのチェックです。
この筆舌に尽くし難い美しさは。。。
どうぞ店頭でご確認ください!
本当に最高に素敵です!!
僕はこちらならモダンクラシックなシングルブレステッドの3ボタンジャケットを作りたいです。
ボタンはパープルに染めたマザーオブパール(白蝶貝)ボタンにしたいですね。
365からはこちらのブルーストライプをセレクトしました。
Loro Pianaらしいため息が出るほどエレガントなブルーが最高に素敵ですよね!
間違いなく優雅そのもな1着が仕上がることでしょう。
僕はこちらならヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです。
具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルドヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」で作りたいです。
ボタンはネイヴィブルーに染め上げたmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはブルー系の華やかなプリント素材にしたいですね。
Jerselyからはこちらのブルー無地をセレクトしました。
インディゴブルー風味溢れるブルーです。
すご〜くいい「顔」をしていますよね!
僕はこちらならクラシカルなダブルブレステッドスーツあるいはノーフォークジャケットを作りたいです。
ボタンはマザーオブパール(白蝶貝)ボタン、ライニングはレッド系にしたいです。
そうするとRed, White and Blueのトリコロールが完成しますから!
Zelander Z-twistからはこちらのワイドストライプをセレクトしました。
4.0cm巾のワイドストライプ、オーガニックでナチュラルなカラーリング、Zelander Z-twistならではの豊かなハリコシとシャリ感。。。
三拍子揃った素晴らしい素材だと思います。
僕はこちらならフォーマルテイスト強めのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的には、最近お気に入りの「ワイド巾ピークトラペル&シングルブレステッド1ボタンのジャケット + ダブルブレステッド8ボタンのラペルレスヴェスト + 2インプリーツ&テイパードシルエットのボトムス」がいいかな?と思っています。
以上です。
次は。。。
まだ悩んでいるところですが、Marlaneか極上Jacketingコレクション3冊のうちの1冊か。
どちらかをご紹介予定です。
乞うご期待ください!
7th. Apr. 2024
Ryoji Okada
今朝は3:10に起床してLAD@CHCを観戦しました。
S.SuzukiとS.Ohtaniの今シーズン初対決ですからね!
野球好きとしては見逃せません。
結果、S.Suzukiの3打点とS.Ohtaniの2ゲーム連続弾を生で見られてよかったです。
でも、ちょっと眠い。。。
そして、明日はLADのY.Yamamotoが先発で明後日はCHCのS.Imanagaが先発予定。
つまり、3日連続で早起きをしなければいけないのはちょっと辛いかも。。。
でも、明朝は今朝より2時間弱遅い5:05プレイボールなので大丈夫かな。
とにもかくにも日本人選手は全員頑張って欲しいです!
それからカープも。。。
今日は勝つ!
ところで。
「3」といえば
3日振りにも2024 Spring/Summerシーズン向けの新作バンチブックをご紹介します!
新作バンチブックのご紹介は今日で16回目。
「今月中に20冊はご紹介したい!」と思っています。
「ということはあと4冊?余裕じゃない?」とお思いの方もいらっしゃると思います。
が、Darrow DaleとMaurizioはそのヴォリュームの多さから2回に分けたため今日は16回目ながら14冊目です。
なので、目標達成にはあと6冊が必要です。
今月は今日を含めてまだ25日間もあるのでそんなに難しくない感じもしますけれど、もうすぐまたオーダーメイドシャツ向けの新作素材が入荷しますし、もっとたくさん自信作のご紹介もしたいので結構ギリギリになると思います。
作品をご紹介するとやっぱり反響がありますし今月は自信作のご紹介も頑張りたいです!
という訳で、残り25日は「新作バンチブックのご紹介:6回」「オーダーメイドシャツ向け新作素材のご紹介:4〜5回」「自信作のご紹介:8回前後」「告知関連:4回前後」「与太話:2~4回」くらいを考えています。
与太話以外は極力丁寧に分かりやすく、情熱的に取り組むつもりですので乞うご期待ください!
16回目の今日はHolland & Sherryの5回目:Sherry Stretchです。
Sherry Stretchは「240g/m・310g/m・325g/mと3種の異なるウエイトの98 % Wool + 2% Lycra」と「230g/mの100% Super 100’s Wool」で構成されたタイトル通り高いストレッチ性を誇るHolland & Sherryの定番コレクションです。
といっても、定番なのは前者で後者は今シーズンのリニュアル時に登場したニューボディだそうです。
前者は240g/mウエイトがトロピカル(平織)、310m/gウエイトがFour Seasonsタイプのクリアカットツイル(綾織)、325g/mウエイトが微起毛ツイルです。
後者は全マークがトロピカル&無地です。
マーク数は前者が合計61マークで後者は9マークです。
クラシカルな色柄が基本ですが、大充実の無地にはHolland & Sherryらしい繊細で美しいカラーが豊富にコンパイルされていますので、ご来店の際にはぜひともじっくりとご覧になってください。
もちろんご来店なしでのご注文も引き続き絶賛承っております!
もしも気になる素材がありましたら、より分かりやすいお写真とご説明をe-mail等でお送りしますのでぜひともお気軽にお申し付けください。
という訳で、早速ご紹介しましょう!
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。
節目の12周年を迎えることもあり数年振りに新作バンチブックの取り扱いを再開したHolland & Sherryですが、2024 Spring/SummerシーズンはこのSherry Stretchが最後の入荷になります。
ありがたいことに先行で入荷した4冊がとっても好評なので2024-2025 Autumn/Winterも取り扱うことになりそうです。
*昨日Holland & Sherry日本総代理店のM社長がいらして「立て続けにご注文ありがとうございます!来シーズンもよろしくお願いします」といったご挨拶をしてくださったので取り扱いはほぼ確実です!
かなり気が早いですがぜひとも来シーズンもご期待ください!
そして、今シーズン最後の1冊:Sherry Strtetchもぜひともよろしくお願いします。
続いて、中身をじっくりお見せします。
もちろん今日も全マーク披露します!
*カヴァーにはWool with Lycraのみの表記がありますが、上述の通り今シーズンから100% Super 100’s Woolも仲間入りしています
まずは240g/mウエイトのトロピカルから。
上述の通り品質は98% Wool + 2% Lycraです。
LycraはElastinやPolyurethaneとも表現される ↓こんな化学繊維↓ です。
——
1958年にアメリカの化学者Joseph Shiversが発明、1959年にDu Pont/デュポン社によって開発されたLycra/ライクラは、クモの糸のように細く透明で引っ張ると4~7倍にも伸縮する繊維です。
Lycraはリリースされるや否や「窮屈で不便で快適とは真逆の存在であったコルセット」から女性を解放するのにひと役買い、1960年代にはウイメンズのアンダーウエアやスイムウエアに取り入れられ、1970年代に起こったパンティストッキングの大流行を陰で支え、1980年代にはスポーツウエアにまで広く普及し、1990年代にWoolと混紡する技術が開発されるや一気にテイラードウェア業界にも広まるなど、登場以来ファッションに関する数々の常識を打ち破ってきました。
また、Lycraは単独で用いられることは決してなく、常に(天然繊維、合成繊維を問わず)他の繊維と組み合わせて使用されます。
この特徴。。。
最近の繊維だとオーダーメイドシャツ用の素材で頻繁に用いられるようになったSolotexに似ているでしょうか。
加えて、Lycra混紡素材は優れた伸縮性(と伸縮性由来の快適性)だけでなく型くずれしにくいという嬉しい特徴も誇ります。
—–
こちらは見た目にも涼しげなライトウエイトのトロピカルシリーズです。
上:クラシカルなストライプとグレンチェックです。
中:遠目には無地に見えるマイクロパターンです。
下:完全な無地です。
先に入荷した4冊と比べるとかなりシックですよね〜。
でも、そのシックさこそがHolland & Sherryの魅力の一端でもあります。
続いて310g/mウエイトのツイルです。
上述の通り、いわゆるFour Seasonsなどと呼ばれるオールシーズン(日本だと盛夏を除くオールシーズン)タイプの細番手糸を使用したクリアカットのツイルです。
パッと見は「ストレッチ素材感が皆無」なのがいいですよね!
それでいて相当伸びます!!
なので、タイトフィットで作っても快適極まりないと思います。
先にご紹介したトロピカルシリーズよりも一層重厚感のあるクラシカルな色柄なのも◎だと思います。
上:完全な無地(上6マーク)と素材感のある無地(2マーク)です。
下:定番的なストライプ、グレンチェック、ヘリンボン、バーズアイです。
こちらはトロピカルシリーズと異なり無地が先にコンパイルされています。
次に325g/mウエイトのツイルです。
上述の通り「微起毛:極めてわずかなミルド(起毛)加工」を施したツイル組織です。
さりげない温もりがとてもナチュラルで優しい逸品です!
この静止画像でもそのナチュラルさと優しさが伝わると思います。
ちなみに、微起毛でもUKにおいては一応Spring/Summerシーズン向けだそうです。
確かにロンドンの小売店ではこれくらいの微起毛素材で作られたスーツが春先に売られている気がします。
日本だと今の季節から梅雨入りくらいまではすごく重宝しそうです。
そして、夏を越したら初秋からまた長く愉しめそうです。
上:完全な無地6マークです。
中:ストライプ4マークです。
下:チェック5マークです。
Lycraブレンドの3ボディだと一番作ってみたいのは意外やこちらかも!
皆さんはいかがですか?
最後にニューボディ230g/mウエイトのトロピカルです。
デビューは少々控えめに無地のみです。
どれもナイスですが特に上5マーク、美しいブルーグラデーションが白眉ではないでしょうか!?
こちらは上述の通り100% Super 100’s WoolのためLycraは混紡なし/ナチュラルストレッチです。
ですがかなり伸びます!
ご来店の際にはぜひとも横に引っ張ってみてください。
それでは、これまでと同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介したので、最後に「僕のBestセレクション」を披露したいと思います。
240g/mウエイトのトロピカルからは無地2マークをセレクトしました。
下:濃い方のベイジュでミリタリーテイストあふれるダブルブレステット8ボタンブレザーを、上:薄い方のベイジュでワイドシルエットのボトムスを作ってセットアップで着たいです。
もちろん、上衿などブレザーの一部パーツにはボトムスの素材を、腰帯などボトムスの一部パーツにはブレザーの素材を使ってLOUD GARDEN/RYOJI OKADAテイストを力強く表現したいです。
ボタンは昔ヴィンテージショップで購入したゴールドのメタルボタンにしたい!と思いましたが、フロントボタン用サイズで8個も揃っているヴィンテージボタンがないので、もし実際に作るとすれば現行のボタンにするか、改めて探すか、デザインが異なる手持ちのヴィンテージボタンを8個用意するか。。。
最後のアイディアが一番面白そうですね!
ともあれ、とっても作ってみたいです。
310g/mウエイトのツイルからはネイヴィブルーのグレンチェックをセレクトしました。
素晴らしくダンディかつエレガントなグレンチェックですよね!
今までグレンチェックのスーツってグレイ系でしか作ったことがないので新鮮です。
僕はこちらならヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです!
具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルドヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」で作りたいです。
ボタンはネイヴィブルーに染め上げたmade in Englandのリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはブルー系の華やかなプリント素材にしたいですね。
325g/mウエイトのツイルからはネイヴィブルーのストライプをセレクトしました。
これは綾織ではなく平織ですね。
それはともかく、とても端正なストライプ!
すごくかっこいいですよね。
こちらの場合もひとつ上でご紹介したグレンチェック同様にヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作りたいです。
100% Super 100’s Wool(230g/m)ボディのトロピカルからは無地3マークをセレクトしました。
すっごくキレイですよね!
さすがは特にブルーに強いHolland & Sherryであります!
美しくも爽やかで知的なブルーのボトムスを3本というのもすごくロマンがあると思います。
あるいは、1番下のブルーでジャケットを真ん中のブルーでヴェストを1番上のブルーでボトムスを作ってもスーパークールだと思います。
とっても作ってみたいです。
以上です。
次回はLoro Pianaをご紹介予定です。
乞うご期待ください。
6th. Apr. 2024
Ryoji Okada
昨年「一世一代の仕事に取り組んでいる」と仰っていたお得意様から、ご丁寧にもそのお仕事が終わったお知らせをいただきました。
そして、そのお仕事をSNSで拝見しました。
なんというか。。。
僕の陳腐な語彙力ではなかなか表現できないくらい最高のお仕事でした。
感動しました!
SNSでもあれほど素晴らしいのですから、現地で見たらきっと腰が抜けるくらいの美しさ、高貴さ、スタイリッシュさに違いありません。
一時期ご体調を崩す等のご苦労もあったと記憶していますけれど、あらゆる困難を克服して極めた頂点ですね。
S様、この度は本当におめでとうございます。
僕もいつか「一世一代」と自負できる「仕事 = 作品作り」を成し遂げたい!と思いました。
そして。
「一世一代」と思ったあの時とアプローチは変わると思うけれど、Pitti Immagine Uomoに自身のコレクションを出展していた時のパッションとクリエイティヴィティとヴァイタリティをもう一度取り戻してNew Chapterに臨もう。
と同時に、今は店をH君に100%任せられた当時とは環境が違うので「日々」も今まで以上に頑張ろう。
そんな風に元気をもらいました。
プロフェッショナルの矜持に触れられるのは本当に幸せです!
ところで。
「日々」といえば。
LOUD GARDENにとって今最も大事な「日々」といえば。
「オーダーメイドシャツ¥3,300 off」キャンペーンと「オーダーメイドネクタイ¥2,200 off」キャンペーンの成功です。
残り会期は今日を含めて6日間、会期は4.10 Wedまでです。
「数日前にご紹介したオーダーメイドネクタイ用の新作コレクションのすべて」と「先月と先々月に大量入荷したオーダーメイドシャツ用の新作コレクションの半数以上」がいきなり対象になります。
*もちろん過去に入荷した新作や定番もキャンペーン対象です
*オーダーメイドシャツの一部コレクションはキャンペーン対象外です
ぜひともこの機会をご利用ください。
今回作った告知POPです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ちなみに、オーダーメイドシャツは我々が「通常コレクション」と呼んでいるバンチブックコレクションレンジのThomas Mason、Canclini、Imported Fabrics、Liberty Fabrics、Loud Girl、The Royal Caribbean Cottonが対象になります。
CancliniとImported Fabrics、The Royal Caribbean Cottonはそれぞれ2冊展開なので対象バンチブックは合計9冊になる計算です!
我々が「スペシャルコレクション」と呼んでいるAlumoやMonti、Canclini、HFW等のバンチブック、「通常コレクション」でも「スペシャルコレクション」でもないポルカドットコレクション等の「エクスクルーシヴコレクション」、「通常コレクション」でもBasics、Book Ⅰ、Book Ⅱ、Book Ⅲ、Wrinkle Freeのバンチブックは対象外です、申し訳ありません。
オーダーメイドネクタイは全マークが対象になります。
*詳細はお問い合わせください
以上です。
皆さまからのご注文を心よりお待ち申し上げております。
5th. Apr. 2024
Ryoji Okada