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New shirting collection, Sep. 2023, vol.1: Liberty

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  ☑︎ 9月~11月の水曜日は「14:00-20:00」で営業いたします

  ☑︎ “♡ Camo” silkの11周年カラー決まりました!

  ☑︎ “♡ Camo” socks c/# khaki残り3足です!

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ リペア・リメイク(お直し)はしばらくお休みします

 

 

 

おとといは嬉しいニュースがあったのでお知らせします!

「The World’s 50 Best Barsの常連で世界的な名声を得ているバーのオーナーバーテンダーK様が9.4 MonにTBSで放映されたTV番組クレイジージャーニーご出演時にLOUD GARDENでご注文下さった一式をお召しになられていました!」というニュースです。

僕はご出演を知らなかったのでリアルタイム視聴は叶いませんでしたが、TVerなるもので拝見しました。

すごくエキサイティングな内容でした。

さすがはK様です。

番組がK様にインタヴューした記事もweb上にありました。

こちらです。

LOUD GARDENでお作りいただいた一式、最高にキマっていますよね。

番組の予告動画もまだYouTubeに残っていました。

こちらです。

ぜひご覧ください。

K様、いつも本当にありがとうございます。

心より御礼を申し上げます。

 

 

 

ところで。

「K様」といえば。

せっかくですから、今日はK様がご注文してくださった一式をご紹介しようかとも思いました。

が、それはまた後日にします。

というのも、その前にご紹介したいあれこれが溜まっているのであります。

ほぼフルコレクションが揃ったバンチブックとか、先週末に入荷したオーダーメイドシャツ用の新作コレクションとか。。。

撮影等々に手間が掛かるので後回しにすると結局「ご紹介できなかった。。。」という事態に陥りかねないのでこれらを先にしたいと思います。

という訳で、今日からしばらくの間は後者:約1ヶ月振りに入荷したオーダーメイドシャツ用の新作コレクションをご紹介しようと思います。

多分6回くらいに分けてのご紹介になると思います。

初日の今日はLibertyです!

毎シーズン書いているような気がしないでもありませんが。。。

Libertyの新作コレクションは恐らく今シーズンが過去最強です!

ご来店の際にはぜひともじっくりとチェックしてください。

 

 

 

今回入荷したLibertyの新作は ↓こちらの6マーク↓ です。

 

 

来月入荷予定の4マークと合わせての「過去最強」になりますが、この6マークだけでもかなりいい感じではないでしょうか!?

すごく作ってみたい素材が6マーク中3マークもあります!

皆さんはどれがお好きですか。

では、全マークを「個別画像」で見ていきましょう。

Libertyはリピートが大きい柄/パターンが多いため、入荷したバンチブック用のカットサンプルだけだと全貌が分かりにくい、あるいは仕上がりをイメージしにくいという問題があります。

という訳で、少しでも全貌を把握しやすいように/仕上がりをイメージしやすいようにカットサンプル画像の下にもうひとつ画像をおつけします。

これは、1年くらい前だったでしょうか、最近導入された「品番シールの横にあるQRコード」にスマートフォンをかざすと見ることができる画像になります。

ご来店の際にはぜひともスマートフォンをかざしてみてください😊

 

オーダーメイドシャツ:¥20,900~

 

 

FM78272:Adelajda

 

 

Adelajda/アデラジャは小さな雪の結晶と一面に散りばめられら星が渦巻くように描かれた夢のあるパターンで、(リリースによれば)1940年代とAll That Jazzを象徴しているそうです。

元々は2011-2012 Autumn/Winterシーズンにリリースされたパターンですが、その後2018年に新たなカラーリングとなりClassic Collectionの仲間入りを果たすなど長い人気を誇り現在に至ります。

その長い人気も納得の素敵なパターンですよね!

着るたびに晴れやかでウキウキした気分になれるシャツが仕上がること間違いなしだと思います。

僕はこちらで最近お気に入りデザイン「ラージラウンドカッタウェイカラー + 大丸シングルカフス + フライフロント(比翼仕立て)+ ポケットレス仕様」のドレスシャツを作ってみたいです。

ちょっとしたパーティの時にスター柄のデニムボウタイを合わせたいですね!

あ、あのボウタイはもう処分してしまったっけ??

とにもかくすごく素敵なシャツが仕上がると思います。

ボタンはスター柄ボタンでキマリですね。

 

 

FM78273:Annabella

 

 

 

いかにもLibertyらしいフローラルパターンであるこのAnnabellaは元々はシルヴァースタジオによってデザインされました。

Arthur Silverは設立したこのテキスタイルデザインハウスは1890年代後半の初期からリバティのためにデザインをしていました。

デザイナーの匿名性を保つ方針を推進してきたLibertyですが、シルヴァースタジオやWilliam Morrisはやはり別格だったようですね。

このAnnabellaはそんな彼らが1930年代に描いたといわれています。

「残された小さな見本からリドローされた様々な種類の花々」が見事な調和を保って描かれたこのパターンは、2019年にはClassic Cllectionに、2020年にはEternal Collectionに選ばれました。

とてもフェミニンなパターンですので、ぜひとも淑女の皆さんにオススメしたいです。

シャツはもちろんシャツワンピースもいいですよね!

が、その一方で、思いっ切りマスキュリンに作っても面白いかもしれません。

例えば。。。

「ロールドレギュラーカラー + フレンチカフス(ダブルカフス) + フライフロント + ポケットレス仕様」といったデザインです。

フェミニンさとマスキュリンさが絶妙なバランスで成立したナイスシャツが仕上がる可能性が高いと思います!

 

 

FM78274:Mortimer

 

 

 

モノクロームのヒマワリやブドウが対称にレイアウトされリピートされているこのMortimerは、19世紀を代表するテキスタイルデザイナー・詩人・アーティスト・社会活動家William Morrisが描いた壁紙から転用されたパターンで元々は1879年に作られました。

「対称性」はWilliam Morrisが主導したデザイン運動:Arts And Crafts Movementの数ある特徴のひとつです。

Mortimerは2018年にClassic Collectionに仲間入りする際に新たなカラーリングで再構築されました。

今回入荷したこちらのカラーは、Liberyには珍しいかなり抑えたノスタルジックなトーンが特徴的です。

このテイストを活かしたデザイン、例えばデタッチャブルカラー + 本前立といったデザインがオススメです。

この素材もAdelajdaとともに激しく作ってみたいです!

 

 

FM78275:Strawberry Thief Spring

 

 

 

こちらもWilliam Morris関連です。

はい、William Morrisの代表的作品Strawberry Thief/いちご泥棒です。

この傑作パターンは、彼が庭仕事をしていた時にやってくる小鳥がいちごをついばむことに着想を得て描かれたそうです。

初めて発表されたのは1883年。

実に140年余りの長きに渡って世界中から支持を集めている稀有なパターンです。

その特徴はなんといっても優美なデザインの中に組み込まれたいちごをついばむ愛らしい小鳥ではないでしょうか。

もちろん繊細な花々も美しいの一語です!

Libertyがこのパターンを初めて採用したのは1979年のこと、インテリアファブリック用でした。

その後、LibertyのShirting(シャーティング:シャツ素材)を代表するクオリティであるタナローンのために縮小されてベストセラーを記録、以来様々なカラーや品質(100% Linen等)で展開されています。

そのStrawberry Thiefを新しく解釈したのがこのStrawberry Thief Springです。

具体的には背景色がモダンなライトカラーへと変化しました。

それにより「主役」の苺がよりはっきりと存在感を発揮する構図が完成しております。

ご記憶がある方、あるいは「持っている!」という方もいらっしゃると思いますが、それはまったくその通りでこのカラーリングのStrawberry Thief Springは今回で3回目の入荷になります。

今まで作りそびれていた方、前回使ったシャツが「そろそろ傷み始めているかも」という方に朗報ではないでしょうか!?

 

 

FM78276:Ancient

 

 

 

 

ここまでにご紹介した4マークはいずれも定番パターンや復刻パターンでしたがこちらは純粋なる新作です。

音楽でもそうですが、「純粋なる新作」という言葉に伴うワクワク感は格別ですよね!

このAncientは大英博物館に所蔵されている古代ギリシャ陶器の破片からインスピレーションを得て、オリジナルのオブジェを再現するかのようにつなぎ合わせたパターンです。

「Libertyが所有する小さなプリントの断片をいくつか組み合わせた大胆な2カラー使いと繊細な描写」によってギリシャのテラコッタ陶器が持つ特徴的な表情を再現しています。

というロマン溢れる背景を持つパターンも最高にナイスですが、オレンジ(柿色?)とネイヴィブルーのハイコントラストカラーリングもすごくカッコいいですよね!

ちょっと「Liberty濃度」は薄めですが、この素材はそれがいいと思います!

そこはかとないロックテイストもありますしね。

STさんとJPさんのシャツはブラックで!というミッションですが、これでもよさそうなんだよな〜。

それはともかく、僕はこの素材でも作ってみたいです。

この素材ならシャープ&モダンに作りたいでしょうか!

例えば「ハイネックショートレギュラー + カーヴドトリプルボタンカフス + フライフロント + ポケットレス仕様」といった感じです。

カラー&カフスはネイヴィブルーの無地にしてもいいかもしれません。

*1番下の写真はシャツファクトリーさんの展示会にお邪魔した時に撮りました

 

 

FM78277:Myrtle

 

 

 

こちらも純粋なる新作です!

ふわふわとしたMyrtle(キンバイカ)の花の連なりをシンプルでエレガントに描写したMyrtleは、Libertyのアーカイブ作品からインスピレーションを受けギリシャ神話に登場する「愛の女神アフロディーテ」の物語を表現したパターンです。

さすがはLiberty!なコンセプトがいいですよね。

もちろんパターン自体もすごくクールだと思います。

こちらもそこはかとないロックテイストを感じさせてくれるのがいいですよね!

 

以上です。

 

明日はThomas Masonの新作をご紹介予定です!

乞うご期待ください。

 

 

 

12th. Sep. 2023

Ryoji Okada

 

 

 



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