The list of the [ Hiroshima Carp ] category.
カープとしては早いタイミング(だと思う)で10.1 Wedに第1次戦力外通告がありました。
今年は8人と例年よりやや多めでした。
ひとりは育成契約の小林投手なのでこれで7人分の支配下枠が空いたことになります。
ドラフトで(育成指名を除いて)5~7人を指名する、助っ人の層を厚くする(= 現状の4人から最低5人あるいは6人体制にする)、開幕前に最低でも3枠は空けておくエトセトラ。
あ、場合によっては前田投手を獲得する枠もいるなのかな?
だとすると、最大で13枠が必要になります
第1次戦力外通告前は枠がパンパンだったので、もし上記見解を肯定したらまだ6つも枠が足りません。
でも、特殊なケースを除いて第1次戦力外通告期間中に再度の通告を行うことはないし、第2次で戦力外通告される支配下選手が6人になることも今までなかった気がします。
とはいえ、大胆に血を入れ替えないとチーム力がV字回復することがなさそうなのも事実!
そして、ここ数年はあらゆる面で甘々&緩緩でやってきたのも事実!
今オフこそはバサっと大ナタを振るって欲しいです。
その一方で、カープでは構想外ながら現役続行の意志を表明したヴェテラン田中選手と松山選手に(もちろん、同じく現役続行を希望している若い選手にも)新たなチームが見つかることも願ってやみません。
が、松山選手は独立リーグが念頭にあるらしいので見つかりそうですが、NPBの球団を希望しているらしい田中選手はどうでしょう。。。
膝の関係もあり守備面の衰えが著しく、今季こそ出塁率はよかったものの2年連続で打率1割台/OPS5前後、チームが最も厳しい状態にある時に女性問題で文春砲を喰らったことがある(昨季)ヴェテランを欲しがるチームがあるかどうか。。。
とにもかくにも!
来季は生まれ変わったカープを見たいです。
ところで。
「8」といえば。
現在絶賛開催中の「オーダーメイドシャツ¥3,300 off」キャンペーンですが。。。
残り会期がいよいよ1週間を切りました!!
具体的には10.8 Wedまでです。
入荷して間もないLibertyやThomas MasonやBookⅢの新作ジャカードシリーズもいきなり¥3,300 offになる嬉しいキャンペーンです。
なだけでなく、「オーダーメイドネクタイ/ベルト¥2,200 off」キャンペーンも同時開催中です。
もちろんネクタイとベルトも先日ご紹介した新作コレクションがいきなりキャンペーン対象になります!
ぜひともこのとてもお得な機会をご利用ください。
今回作ったweb用の告知POPです。

実は。。。
こちらの告知POPに誤植があることにおととい気がつきました。。。
実際の最終日は10.8 Wedなのに告知POPには10.8 Monと謎の曜日が書かれていたのです。。。
幸いにもこの告知POPはweb専用なのですぐに差し替えをしましたがなんとも情けなく恥ずかしい凡ミスであります。
しかも、それだけではなく。。。
このDiaryの「残り2週間です!」というお知らせをした回の文章にもミスを発見しました。
最終日を10.3 Wedと書いていたのです。
今度は日にちを間違っている上に、そもそも2025年の10.3はWedじゃないし。。。
めちゃくちゃです!!
もし上記のミスで勘違いをなさってしまった方がいらっしゃったとしたら本当に申し訳ありません!
深くお詫びします。
ということもあって、今日は再度のキャンペーン告知をします。
このキャンペーンの詳細は以下の通りです。
オーダーメイドシャツは我々が「レギュラーコレクション」と呼んでいるシャツファクトリーさんが在庫を積んでいるバンチブックコレクションのThomas Mason、Canclini、Imported Fabrics、Liberty Fabrics、Loud Girl、The Royal Caribbean Cotton、BookⅠ、BookⅢが対象です。
CancliniとImported Fabrics、The Royal Caribbean Cottonはそれぞれ2冊展開なので対象バンチブックは合計11冊になる計算です!
このキャンペーンはシャツファクトリーさんとコラボレイト開催しているのですが、諸般の事情により4年ほど前から1年前まではBookⅠとBookⅢも対象外でした。
が、しかし、ここ最近の物価高を鑑み改めて交渉したところ前々回から再度対象にすることができました!
今後はもしかしたらまた対象外になってしまう可能性もありますのでぜひともこの機会をご利用ください。
なお、我々が「スペシャルコレクション」と呼んでいるAlumoやMonti、Canclini、HFW等のバンチブック、「レギュラーコレクション」でも「スペシャルコレクション」でもないポルカドットコレクションやトランプ柄等の「エクスクルーシヴコレクション」、「通常コレクション」でもBasics、BookⅡ、Wrinkle Freeのバンチブックは対象外です。
申し訳ありません。
加えて、少々ややこしいのですが。。。
例えばCancliniのバンチブックは合計3冊(= レギュラーコレクション2冊 + スペシャルコレクション1冊)存在するのですが、対象となるのはレギュラーコレクションのみです。
オーダーメイドネクタイとオーダーメイドベルトは上述の通り全マークが対象です。
*詳細はお問い合わせください
以上です。
たくさんのご注文を心よりお待ち申し上げております。
3rd Oct. 2025
Ryoji Okada
昨日は本当にびっくりしました。
このタイミングで新井監督の続投が発表されるとは!?
数日前にもこのDiaryで書いた通り個人的には新監督に期待したのですが。。。
まあ、ここ数日間に報道されたチーム内の動き(二俣選手に対する捕手再挑戦の提案とかモンテロ選手への直接指導とか)から予感はありましたけれど。。。
こうなれば切り替えてコーチ陣の刷新と支配下枠を柔軟にするための大胆な戦力外通告に期待するしかないですね。
ここにきて2軍戦でやたらとヴェテランが起用されているみたいだけれど笑。
いずれにしても、来季も従来通り応援するかどうかはチーム編成(戦力外 + ドラフト + 新外国人等)、組閣、そしてキャンプを見て判断したいと思います。
ところで。
「昨日」「切り替えて」といえば。
3日振りに新作バンチブックをご紹介します。
14回目の今日は「Loro Piana/ロロ・ピアーナ、Ermenegildo Zegna/エルメネジルド・ゼニアとともに世界3大ミル(毛織物工場)の一角を担う存在」として世界中のビッグメゾンやトップテイラー(←注:LOUD GARDENを含みます!)から高い評価を得ている、そしてその強力にハイクオリティかつ極めてクリエイティヴィティに富んだコレクションが最高に僕好みなItalianミルFratelli Tallia Di Delfino/フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ(以下FTD)の新作Suiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)コレクションです。
前回:Loro Pianaの最後で書いた通り、当初はErmenegildo Zegnaを考えていたのですが昨日(定休日でしたがアポイントメントをいただいたので少しの間店に出ました)ご注文が入ったスーツの素材がFratelli Tallia Di DelfinoのNapoliだったことと今シーズンのErmenezildo Zegnaがちょっとだけややこしい構成になっていて少し研究が必要そうだったことから切り替えました。
まずは、FTDについて「復習」しましょう。
—–
FTDは1903年にBella/ビエラ地区のStrona/ストローナに発祥した120年以上の歴史を誇るItaly屈指の最高級テキスタイルメーカーです。
その最大の特徴は「高級織物」しか生まれえない生産背景にあります。
具体的には、FTDの生産が「豊富な水資源により古くから繊維・織物産業が根づいてきた環境」の中で「梳毛織物においてはSuper 120’s ~ 200’s(17.5 ~ 13.5μ*)のみを扱うなど常に最高級原料を使用」し「最新設備と伝統技術に基づいた生産体制を構築」して行われていることにあります。
世界中から熱い支持を集めている「繊細な表現」はこの生産背景の賜物といえます。
また、Italy(つまり、世界)トップクラスとの誉れ高いクリエイティヴチームが担当するデザインも特徴的で、毎シーズン「歴史に裏打ちされたクラシックな感性」と「時代を引っ張っていくという高い志」が絶妙なバランスで融合されたコレクションをリリースしています。
2008年にはMarzottoグループの傘下に入り、これまでに培ってきたレガシーはそのままにスケールメリットを獲得したことでエコフレンドリーな新機軸を打ち出すなど更なる躍進を遂げてますます業界内のプレゼンスを高めている点も見逃せません!
*μ=マイクロン
—–
1903年といえば明治36年、英国王はエドワード7世だった時代です。
そう考えると一段とすごい歴史ですよね!
今年13周年を迎えたLOUD GARDENの約10倍。。。
ちなみに1903年はツールドフランスの第1回大会、現行MLBのワールドシリーズの第1回が行われた年だそうです。
ツールドフランスもワールドシリーズも歴史が長〜いんですね!
また、このDiaryでも何度か書いたことがある通り、僕はFTDの工場に2回ほど足を運んだことがあるのですがその素晴らしい環境と最新鋭の設備に感動した記憶があります。
ビエラ地方の高い位置、つまり空気と水がキレイな位置に工場がありました。
高級な素材を織り上げるのに立地はとても重要なようで、確かにハイエンドなミルほど高い位置にありました。
またいつかビエラを訪れる機会に恵まれると幸せなのですが。
できれば妻と。
いや、さすがに妻とビエラを訪れることはないかな?
能書きはほどほどにして早速ご紹介しましょう!
*これまでにご紹介した13回のリンク集は末尾にあります
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

美しくスタイリッシュなSuitingが合計65マークもコンパイルされた素晴らしい内容の極上バンチブックです!
最初から最後まで全マークが見所、抜粋してのご紹介はできなそうなので今日も全マークをご紹介します。
50マークを超えると「抜粋したいなぁ」となるのが本音なんですけれど。。。
無理なんだから仕方がない!
今日も熱く丁寧に全マークをご紹介します!
とはいえ。。。
細心の注意を払って写真撮影をしているつもりですが、それでもやっぱり実物の素晴らしさを100%表現できていない画像が少なからずあると思いますし、65マークをすべて個別画像でお見せすることも叶いません。
つきましては、ご来店の際にはぜひともじっくりと最初から最後までチェックをしてください。
きっとあれもこれも作りたくなると思います!
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「Supremacy 16.0に近い感じでmade in Englandの素材ってあるの?(あります!)」とか「Napoliのシャドウストライプをもう少し質感が分かりやすい写真で見てみたい」とか「Honey Way Flannel 350のイチオシがすごくよさそうなので前回と同じデザインとサイズでスーツを作っておいて!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。
それでは、前回と同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介して、最後に「僕のBest 5」を披露します!
冒頭にコンパイルされているのは超スーパー絶品ボディ:Supremacy 16.0です。



名前の通りSupremacy、至高のボディです。
と同時に、ご記憶のある方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは2年前の秋にFTDが創業120周年を記念してリリースしたメモリアルなボディです。
具体的には「高級Wool原料の中でも特に希少で高価な16.0μ原毛/Super 150’s原料を使用」して「110番手双糸という極上の糸を引き」「経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともにその110番手双糸(ソウシ)を打ち込んだ」スーパーファインボディです。
最大の特徴は「最高級素材」と呼ばれるものの多くは緯糸に単糸(タンシ)を使用するケースが多い中、こちらは緯糸にも経糸と同じ110番手双糸を使用している点で、その風合いは数字では語れない素晴らしさがあります。
曰く「目に見えない部分にコストがかさむ方法を敢えて取り入れるのは、見かけよりも着用した時の美しさを大切にしているから」だそうです。
なんとも素敵な志が込められた、そして世界でも屈指と評される「細番手糸を扱うテクニック」を持つFTDだからこそなせるまさに至高、究極のラグジュアリーボディです。
そんなSupremacy 16.0は、一昨秋喝采とともに迎えられ大変な好評を博したことを受け2024-2025 Autumn/Winterシーズンから定番化しました。
これだけのボディですから1シーズンでの終了はもったいなさ過ぎます。
定番化は大正解だと思います。
なだけでなく、デビューシーズンは7マーク展開でしたが、定番化に際して昨秋は12マークとマーク数がほぼ倍増し、今シーズンは14マークと微増したのも嬉しい限りです。
さて、このコレクション。
画像で見ると色柄のせいかややUK風の素材に見えるかもしれません。
が、触ってみるとItalianミルの最高峰が生み出したいかにもItaly的な「至高のボディ」であることがすぐにお分かりいただけると思います。
つきましては、ご来店の際にはぜひとも触れてみてください。
その比類なき風合いの素晴らしさに「これはイイ!」と心揺さぶられることと思います。
当然のごとくかなり高価ですけれど、僕も「定番化もしたことだしいつかは絶対に作ってみたい!」と強く思っています。
品質は100% Super 150’s Wool(260g/m)、Four Seasonsタイプのボディです。
上:ため息が出るほど優美な無地5マークです。1番下はTerracottaです。
中:シックでクラッシーなストライプ(上4マーク)とチェック(1番下)です。いずれも遠目には無地っぽく見えるさりげなさが素敵&知的な美素材です!
下:ややUK風味が強いウインドウペーンとストライプです。いずれもすごく素敵ですよね!
続いて「時代を超えていく傑作」をコンセプトに3年前にデビューしたMonumentシリーズの17.0 Double Warpです。

「FTDのベストセラーボディNapoliにも採用されている最高品質の17.0μ原毛を紡績した超細番手糸」を「ダブルセット」した経糸を用いて織り上げたボディです。
糸番手を太くせず経糸をダブルセットする(= 贅沢にも本数を通常の倍ほど打ち込む)ことで「エレガントな高密度」を表現したモダンレトロなボディですね。
具体的には、「豊かな弾力・肉感・ハリコシ・ドレープといった旧き佳きしっかりとしたUK素材の世界観」をまといながらも「17.0μ原毛を使用した細番手糸ならではの圧倒的な優雅さ」を併せ持つ「相反する要素を兼ね備えたしなやかなラグジュアリーボディ」です。
とてもユニークなアイディアが見事に実を結んだナイスボディだと思います。
手にしていただければ、その「しっかりとした厚み」と「しっとりとした高級感あふれる質感」を瞬時にご堪能いただけるはずです。
そんなボディとベストマッチした繊細かつ複雑なカラーリングも美しいの一言ではないでしょうか。
さすがは FTDです!
品質は100% Super 130’s Wool(330g/m)です。
FTDの世界的な定番&ベストセラーボディ:Napoliです。




名うてのビスポークテイラーが集う街としてSavile Row, Londonと並び称されるNapoli。
その聖地に相応しい「上質で仕立て映えのする最高級素材」を提供するという役割を120年に渡り担ってきた歴史や哲学を宿すFTDのベストセラーボディがこのNapoliです。
17.0μという究極の原毛のみを使用したFour Seasonsタイプのツイル(綾織)組織ボディで、品質は100% Super 130’s Wool(270g/m)です。
*無地(下画像)の下3マークのみ290g/mです
ご覧の通り、高級感あふれる佇まいと色気のある色柄が魅力です。
そして、これまたご覧の通り、無地はもちろんのこと柄物もクラシカルからファンシーまで、豊富なヴァリエーションが自慢です。
優雅でラグジュアリーで大人の色気に満ちたスーツをお探しの方に絶対のオススメです!
上:メランジ糸がいい具合にモダンレトロ感を表現しているチェック5マークです。どれもスタイリッシュなスーツに仕上がること間違いなしのスーパーナイスな色柄ですね!
上から2番目:無地系6マークです。上4マークがシャークスキンで下2マークがマイクロヘリンボンです。ひと味違う無地スーツをお考えの方にイチオシです。
上から3番目:気品溢れるストライプとチェック8マークです。
下:圧巻の無地コレクション10マークです。マニアックな下3マーク:Off White、Beige、Brownがコンパイルされているのも嬉しいですね〜!上記の通り下3マークのみウエイトが290g/mです。
120年を超える歴史を誇るFTDのアーカイヴを紐解いて着想を得ることで生み出されたモダンレトロシリーズ:Archivo 1903シリーズのWhipcordです。

「ここ数年のトレンドで今後もしばらくは人気が衰えないであろうと予想されるヴィンテージルック」を意識してリリースされたWhipcordです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、Whipcord/ウィップコードとは厚手かつ約63度に走る綾線が特徴的なツイル素材です。
強撚された中〜太番手の梳毛糸を使用し高密度で織り上げられたことに由来するその堅牢度の高さから、寒冷地や自然環境が厳しい土地で着用するオーヴァーコートやスポーツウェア等にも用いられます。
名称は「鞭の縄(むちのなわ)」を意味し、これは太めの畝(綾線)が乗馬用の鞭紐に似ていることから名付けられたそうです。
FTDはこちらで「Whipcordが本来持つ硬派かつトラディショナルなエッセンス」を活かしつつ「現代にアジャストさせた杢糸使いと見た目からは想像しにくい吸いつくようななめらかさ」を加えることで「新たなクラシック」を提言しています。
パッと見は「いかにも」な上2マークに惹かれがちですが、より「新たなクラシック」に相応しい下2マークもすごく素敵だと思います。
品質は100% Wool(350/m)です。
「なめらか」といっても極端にソフトではなく、上記の通りウエイトが350g/mあるのもイイですね。
現代的な解釈が「過ぎる」と少々興醒めですが、この塩梅は絶妙だと思います!
FTDの世界的な定番&ベストセラーボディであるNapoliのフランネル:Napoli Flannelです。

Napoliシリーズから新たに登場したこちらは「軽やかさと極上のなめらかさを併せ持ったライトウエイトフランネル」です
品質は100% Super 130’s Wool(280g/m)、美しくも丁寧に施されたミルド(起毛)加工が白眉な優美極まりないフランネルです。
今季のトレンドカラーでもある霜降りで仕上げたライトカラーのバリエーションが揃っているのも◎だと思います。
スーツはもちろん複数カラーでボトムスを作りのも大いにアリだと思います。
無地の中にさりげなくスタイリッシュなストライプが放り込まれているのもナイスですよね!
数年前にリリースされるや一躍人気ボディとなったHoney Way Flannelです。


まずはHoney Wayシリーズについて簡単に復習してみましょう!
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通常のフィニッシング工程には少なからぬ化学薬品が使われますが、FTDはその経験と最新の技術を駆使して「蜜蝋によるフィニッシング」に成功、環境に配慮しながらも高級感のあるなめらかなタッチの素材を生み出しました。
更に最新設備の導入によって使用する水の量を通常の約半分にすることも実現、人体にも自然にも優しいHoney Wayシリーズが誕生しました。
—–
そんなHoney Wayシリーズはフランネルを2ボディ(Flannel 320とFlannel 350)展開しています。
上画像のグレンチェック3マークがFlannel 320です。
はい、この名前はウエイトが320gなことに由来します。
具体的な品質は100% Wool(320g)です。
17.0μ原料を細番手に引いた糸を使って織り上げられるこちらは、よりソフトな質感や「いかにもItalianミルなテイスト」がお好きな方にオススメしたいフランネルです。
下画像の6マーク:無地とストライプはFlannel 350、「エコフレンドリー/サステイナブル素材ならではのオーガニックな風合い」と「ブリティッシュフランネルを彷彿させるようなボディ」と「驚くほど柔らかでありながらもしっかり引き締まったタッチ」が魅力の逸品です。
FTDのリリースには「しっかりと目が詰まり芯を感じるクラシカルな要素と驚くほど柔らかくなめらかなタッチを有するラグジュアリーな要素を兼ね備えた名作。クラシックかつラグジュアリーな究極のフランネル」とあるのですがそう自負するのも納得できる仕上がりだと思います。
相反するともいえるふたつの要素を素材に宿すには高度かつ繊細なテクニックとフィニッシュワークが必要不可欠なのですが、このFlannel 350はまさにその典型的な成功例です。
品質は100% Wool(350g)です。
わずか30gの差ですがかなり異なるタッチです!
皆さんはどちらがお好きですか?
僕は。。。
やっぱり。。。
350かな?
全マーク紹介は以上です。
最後に今日の「僕のBest 5」をご紹介します。
いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。
悪しからずです!
今日の「僕のイチオシ」 5-1

Supremacy 16.0からはこちらをセレクトしました。
この美しいBlueグラデーション!
そして、長く着用できる細番手糸を使用したクリアカットのツイルボディ!!
そしてそして、Supremacy 16.0!!!
サイコーです。
さりげなくも独特の立体感を表現している2本のピンストライプも至極ナイスだと思います。
僕はこちらなら20年後(74歳!?)も着られるオーセンティックながらも遊び心あるUKスタイルのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「7.5cm巾のセミノッチドラペル + シングルブレステッド3ボタン×中ひとつがけ + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ノッチドラペル + シングルブレステッド6ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + クラシックシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ライニングは “♡ Camo” silk c/# blue/charcoalにしたいけれど完売したのでLiberty LiningsのStrawberry Thiefをセレクトしたいです。
ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタンにしたいです。
そして、ストライプとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト)やフラワーホール(衿穴)糸、一部ボタンホール糸等はBlueにしたいです!
20年後も着るとすれば。。。
デザインやスタイルよりも体型の方が課題ですね笑。
今日の「僕のイチオシ」 5-2

Napoliからはまずこちらをセレクトしました。
このモダンレトロなグレンチェック!
たまりませんよね〜!!
僕はこちらならフォーマルテイスト強めのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。
ライニングはロックなスカルプリント、ボタンはくるみボタンにしたいです。
今日の「僕のイチオシ」 5-3

Napoliからはもう1マークセレクトしました。
こちらは昨日ご注文いただいたスーツの素材です。
「今回はGreyで」と事前情報をいただいていたとはいえ最も強くオススメした素材ですからこちらをセレクトいただけて最高に光栄でした!
ジャケットは「シャープなナロウ巾:7.5cm巾のノッチドラペル + シングルブレステッド2ボタン + ナチュラルショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差4.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ウエストポケットと2.0cm重ねた/ウエストポケットより2.0cm前に出したアウトサイドティケットポケットつき + モダンクラシックフロント + センターヴェント」で、ボトムスを「ベルトループつき + 0プリーツ + ストレートヘム」でお作りします。
ライニングは完売が見えてきた “♡ Camo” silk c/# BGR、ボタンはmade in EnglandのCharcoalリアルホーンボタンにしました。
また、ライニングのRedを拾って一部ボタンホール等をRedにしています!
T様、いつも本当にありがとうございます!
仕上がりまでどうぞしばらくの間だけお待ちくださいませ。
今日の「僕のイチオシ」 5-4

Napoli Flannelからはこちらをセレクトしました。
洗練されたダブルストライプと気品あふれるFlannelボディ!
最高のコンビネーションだと思います。
僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。
ライニングはBlue系のロックなプリントライニング、ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーンボタンにしたいです。
ストライプおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール糸、一部ボタンホール糸等はBlueにしたいです!
今日の「僕のイチオシ」 5-5

絶妙なトーンのベイジュに大胆なダークブラウンのチョークストライプ!
素晴らしくカッコいいと思います。
約4.4cmとかなりワイド巾のストライプもすごくイイ!!
僕はこちらなら1930年代フレイヴァーが薫るややスポーティなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「11.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + フラップ仕様のチェストポケット + ボタンどめフラップ&マチつきパッチ/アウト仕様のウエストポケット + バックヨーク&アクションプリーツつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + クラシックサイドアジャスターつき + 2インプリーツ + 裾巾30.0cmのワイドシルエット + 6.5cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。
ボタンはmade in EnglandのMottled Dark Brownリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはLiberty Liningsからクラシカルなフローラルプリントをセレクトしたいです。
以上です。
もし皆さんのハートを揺さぶるナイス素材があったなら嬉しい限りです。
次回はErmenegildo Zegnaをご紹介予定です。
乞うご期待ください。
26th. Sep. 2025
Ryoji Okada
日曜日で世界陸上2025が終わってしまいました。。。
一回だけだけれど現地にも足を運んだくらい楽しんでいたのでちょっと残念!
が、しかし、終わってしまったののは仕方がない。
これからはいよいよPSが目前に迫ったMLBとWeek3に入って各チームの「現在地」が見えつつあるNFLですね!
NPB?
広島東洋カープ??
なんですか、それは笑。。。
もちろん小園選手のタイトル、首脳陣とヴェテランの去就、ドラフトを含めた来シーズンの編成方針等には興味があります。
が、3年目でほぼまったく集大成的な成果を残せなかった現政権にはかなり失望気味です。
このDiaryでも就任時の「家族/ファミリー」発言をやや冷ややかに評した記憶があるけれど、最後まであの時感じた違和感が拭いきれませんでした。
僕だけでなく多くのカープファンが現政権に失望していることは空席が目立つ現状(というかここ数ヶ月)のマツダスタジアムが如実に表していると思います。
「Bクラスだから集客力が落ちるのは仕方がないのでは?」というご意見もあるかと思いますが、報道によれば4年連続Bクラスが決定しているDの本拠地ナゴヤスタジアムは今季過去最高の観客動員数を記録したそうです。
それはともかくとして、オーナーも踏ん切りがつくでしょうし、ドラフトの2位指名が少し有利になるし、こうなれば5位(あるいはある意味奇跡的な最下位)でフィニッシュした方がベターなのかもしれませんね。
いや、「踏ん切り」もなにも、本来なら先週土曜日にCS進出が完全に無くなった時点で「退任へ」というニュースが出ていなくてはおかしいくらいです。
いやいや、土曜日でも遅いくらいか!?
ということはもしかして。。。
いやいやいや、さすがにそれはないでしょう!
とにもかくにも、これからはMLBとNFLに軸足を置いてスポーツを楽しみたいです。
ところで。
「ファミリー」といえば
4日振りに新作バンチブックをご紹介します。
13回目の今日ご紹介するのは各方面から「世界最高のミル」と称賛されるLoro Piana/ロロピアーナの新作です。
Loro Pianaは1936年にItalyのQuarona/クアローナで創業された主に最高級Cashmereと最高級Woolを取り扱う超名門ミル(毛織物メーカー)です。
「最高の製品のみを保証する」という哲学のもと「毎年総生産量の30~40%を買いつけているといわれるオーストラリア産のトップレンジ原毛(Super 100’s以上の羊毛)」を筆頭にした極上原料だけを使用して織り上げられる同社の素材は、長きに渡って世界中のビッグメゾンやハイブランド、トップテイラーを魅了してきました。
また、Loro Piana家に代々受け継がれてきた伝統的なファミリービジネスは12年前の2013年に大きな転換期を迎えました。
「あの」LVMHグループ入りを果たしたのです。
以来、プレタポルテ事業に一層の力を入れるなど企業としての更なる進化と深化を図って今に至ります。
ちなみに、LVMH入りを果たして12年。
Loro PianaはLVMHの主要事業:ファッション/レザーグッズ部門において、グループ内の2大スターブランドであるLouis VuittonとDiorに次ぐ3番目の規模まで成長したと見られているそうです。
*LVMHはブランド別の業績を開示していないため上記は市場関係者による予測です
Marc JacobsやCelineより規模が大きいんですね。
そういえば、もちろんあれは半分以上ジョークだったと思いますが、A WORKROOM時代にとあるグループ(もちろんLVMHではありません!)から「あなたとブランドを買いたい」という打診を受けたことがありました。
あの時に売ればよかったかな笑。
それはともかく!
その一方で、テキスタイル事業における「長い伝統によって培われた物づくりへの深いこだわりと高い感性」はいささかも損なわれることがなく、大資本傘下に入った今も世界中の目が肥えた粋人たちから高い支持を集める傑作を生み出し続けています。
今日ご紹介するのはそんな素晴らしきLoro Pianaの「イイところ取り」をしたバンチブック、単一ではなくJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)からSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)まで幅広いボディの素材を収録した見どころたっぷりのバンチブックです。
あまりに見どころがたっぷりなので今日も一切の手抜きなしで全マークをご紹介します。
とはいえ。。。
やっぱり「素材の美しさ・贅沢さ」は画像よりも現物の方がはるかに分かりやすいと思います。
つきましては、ご来店の際にぜひともじっくり時間を掛けてご覧ください。
もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

こちらには60マークに及ぶ個性豊かで最高にラグジュアリーなLoro Piana謹製の絶品素材たちが百花繚乱しています!
ご来店の際にはぜひとも手に取ってその美しさと肌触りの素晴らしさをご堪能ください。
ちなみにカヴァーは毎シーズン「使い回し」ができる仕組みなので一昨シーズンまでは中身だけを新しくしていました。
この時代らしくサステイナブルではありますが、もう8シーズン/4年以上新調していなかったのでかなりボロボロに。。。
なので、2025 Spring/Summerシーズンからカヴァーも新調しました。
Wine Redのヌバック調カヴァーがとってもエレガントですよね。
高級感もあるしスーパーナイスだ思います。
続いて、まずは全マークをじっくりご紹介してから最後に「僕のBest 5」を披露します。
Silk Air


冒頭には極めて贅沢でシックなJacketing:Silk Airがコンパイルされています。
品質は2種類あって、上画像と下画像上3マークが86% Wool + 10% Silk + 4% Cashmere(280g)で下画像下3マークが88% Wool + 12% Silk(320g/m)です。
上質なWool原料とSilk(およびCashmere)ブレンド由来の優雅な光沢と際立つ滑らかさ、そして美しく繊細なカラーリング。
「さすがLoro Piana!」な逸品だと思います。
しかしながら。。。
いずれも僕の拙い撮影技術と古いスマートフォン(iPhone11Pro)で撮った画像ですからSilk Airが誇る素晴らしさの全貌を捉えることができていない気がします。
が、それでも、贅沢極まりない雰囲気は確かにお感じいただけると思います。
ということは。。。
はい、実物はもっと贅沢ですのでご来店の際にはぜひともその全貌をご自身の目と手でお確かめください!
また、Silk Airという名前の通り、一見するとそれなりの重厚感を感じる「顔」ながらウエイトは上記の通り280gおよび320g/mと極めて軽快です。
ソフト毛芯を使った柔らかな仕立てで作ったら最高の着心地に恵まれるはずです。
「たまにはエレガントにキメたい!」と常々思っている僕にとっては「魅力しかない」極上コレクションですね〜!
ちなみに、この画像だと極めて分かりにくい(すみません汗)のですが、下画像の下3マークはすべてチェックです。。。
もし「カラーリングはよさそうなので柄の全貌を把握したい」という方がいらっしゃいましたら遠慮なく仰ってください!
すぐにe-mailやSNSのメッセージ等で画像をお送りします。
Suri Alpaca

一見ニットっぽくも見える柔らかく優しいルックスが特徴的なSuri Alpacaです。
Suri Alpacaは「希少なAlpacaの中でも実に僅か5%程度しか生息していないといわれるSuri Alpacaから採取された極上のソフトさとこれまた極上のとろみあふれるしっとりとした手触りを誇る原毛」を贅沢に使用して織られた雲上素材です。
品質は41% Alpaca + 39% Wool + 20% Polyamide(310g)です。
41%のAlpacaをリングヤーンに加工して表現した「ブークレ」がその最大の特徴です。
このブークレが奏でるフワッとした立体感!
最高に素敵ですよね!
もちろん、Loro Pianaらしい洗練を極めた色柄も白眉です。
僕は特に左のNavy Blueベースの色柄が大好きです。
というSuri Alpacaは310g/mと見た目よりかなりライトウェイトなので、そして上記の通り極めてソフトな素材感なので、キャンヴァス/毛芯なし仕様など羽織る感じの仕立てで作ったら◎だと思います。
カラーレスで作ったらカーディガンのようにより一層気軽に着られるかもしれませんね!
などと書きつつ僕なら左で。。。
カチッとしたダブルブレステッドジャケットを作る気もしますけれど笑。
Suri Alpacaはその希少性のせいか「仕込み量」があまり多くないと聞いていますので気になる方はぜひともお早めにお願いします!
Dream Tweed

記憶によれば確か2015年にリリースされたDream Tweed。
もし上記の記憶が正しければこちらは10周年ヴァージョンですね!
僕はDream Tweedをしばらく見ていなかったのでとても懐かしいと同時にすごく新鮮です。
デビュー当時はSilkブレンド&Loro Pianaらしいさりげない華やかさが光るカラーリングが基本のJacketingで、その後すぐにSuitingにも展開が広がった記憶があります。
そんなDream Tweedも10年の年月を経て、あるいは昨今のトレンドも踏まえて、このようにモダンレトロなUKツイード風味あふれる「顔」に育ったようです。
品質も100% Wool(420g/m・145cm巾)とSilkのブレンドは「0」になっています。
では、なにがどうDreamなのか?
それは触っていただければ一発でお分かりいただけると思います。
かなりハードそうな「風情」に反してとてつもなく滑らかなのです。
「ん?もしかしてCashmere??」と思わせる肌触りです。
それでいて、UKツイードっぽいしっかりとした芯のある頼り甲斐も併せ持っているのが素晴らしいと思います。
Italianミルの最高峰Loro PianaがUKツイードに抱いた憧憬を自分たちらしい表現でカタチにした。
まさにDreamなTweedです!
絶妙なネップも最高に素敵です!!
中のBeigeは既にご注文をいただいていて現在シングルブレステッドジャケットを縫製中です。
今から仕上がりが楽しみでなりません。
Australis

近年におけるLoro Pianaの主力Suiting:Australisです。
品質は100% Super 150’s Wool(250g)です。
以下にAustralisのご説明を。
上述の通り、毎年行われているオーストラリアにおける羊毛オークションにてトップレンジ原毛を大量に買いつけることで有名なLoro Pianaですが、その中でもより繊維の細い最高級中の最高級原毛を使用して織り上げたのがAustralisです。
Super150’sという極細原毛を使用したこのAustralisは、「優雅な光沢」と「しなやかで滑らかな肌触り」において近しいクオリティの原毛を使って他のミル/マーチャントが織ったどの素材と比べても頭ひとつ、あるいは頭ふたつ抜けている印象です。
そうですね。。。
「ラグジュアリーの権化」なSuitingといったところでしょうか!?
触っていただくと、我々がよく「トロみ」とか「トロトロ」と表現する贅沢なソフトさがよくお分かりいただけると思います。
このバンチブックには色気あふれる美しい無地のAustralisが5マークコンパイルされています。
「ここぞ!」の時に着る無地スーツを作るのに絶対のオススメです。
いわゆるFour Seasonsタイプのボディで日本でもほぼ通年着用可能です!
左3マークが完全な無地で右2マークはシャークスキンです。
すごく細かなシャークスキンなので遠目はもちろん近くからでも完全な無地に見えるのが超スーパー上品でイイですよね。
*もちろん「シャークスキンは上品でない」という趣旨ではありません、念のため
1番左は(Blackではなく)Midnightです。
365





文字通り(多くのEuropeエリアでは)365日着用可能なボディとして生み出された365です。
報道を見る限り昨今のEuropeの夏も猛暑が強烈みたいなので盛夏は無理かもしれませんが。。。
いや、でも、この前行ってきた旅行時の気候が「いつもの夏」ならばAustriaでは365日着用可能ですね!
それはともかく、この365は厳選された高級原毛をツイル(綾織)組織で織り上げクリアカットで仕上げることで上質なシルク素材のような光沢と滑らかさを表現した美麗極まりない素材です。
僕が撮った画像でも高級感あふれる光沢が分かりますよね?
「やっぱりLoro Pianaは違うなぁ。。。」と思います!
今回はシック&エレガントな柄物からクラッシー&ダンディな無地まで34マークの365がコンパイルされています。
品質は100% Super 130’s Wool(250g)です。
上の画像から順番に簡単なご説明を加えます。
画像①:少々のヴィンテージテイストが嬉しいメランジのグレンチェック3マークと遠目には無地に見える織柄のグレンチェック2マークです。いずれもひとひねり効いたアプローチがナイスなチェックですね。上から4番目はBlackです。
画像②:リッチ&シックなストライプ9マークです。美しいの一言ですよね!上から6番目と7番目は極めてさりげなく横にもシャドウストライプが走っているので角度によってはチェックっぽくも見えます。さすがの「小技」だと思います(が、この画像では横に走るシャドウストライプは確認できません。。。すみません汗)。上から6番目はBlackです。
画像③:細かな織柄無地4マークです。1番下はHopsackっぽいタッチなのでジャケット単品を作っても◎だと思います。こちらは全マークがNavy Blueです。
画像④:完全な無地7マークです。1番上はBlack、下から2番目はGreenです。GreenはトレンドカラーですしこのGreenならGrey感覚で合わせられますしこの機会に思い切って作っておくのもアリかもしれません!
画像⑤:その他のストライプや無地、バーズアイなど9マークです。上から3番目と5番目および1番下はBlackです。
Downtown

マーケットの「モダンレトロ志向」「UK素材の復権」という傾向に対応すべくLoro Pianaが2022年の秋にリリースしたDowntownです。
しっかりとしたウエイトと強めの打ち込みとマットな質感が魅力のクラシカルにしてUKテイスト強めのボディです。
品質は100% Wool(350g)、トップダイ(先染め)のNew Zealand Woolを66番手双糸(ソウシ)に紡績して織り上げられています。
モダンレトロなボディに加えて、トップダイならではの豊かな「表情」も魅力です。
また、ナチュラルストレッチ性を有していることに由来する優れたシワ回復力も見逃せません。
全マーク紹介は以上です。
最後に今日の「僕のBest 5」をご紹介します。
いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。
悪しからずです!
今日の「僕のイチオシ」5-1

Silk Airからはこちらをセレクトしました。
正直Silk Airはどれも作ってみたいです。
冒頭にコンパイルされている僕のフェイヴァリットカラーであるRedもすごくイイし、よりクラシカルなその下2マークも超素敵だと思います。
が、今日の僕はここ数年のRedに並ぶフェイヴァリットカラー:Yellowが光るこちらに心奪われました!
ウインドウペーン(あるいはストライプ)にYellowが使われている素材ってかなりレアだし、全体的に絶妙過ぎる完璧なカラーリングだし、なによりSilk Airですからね!!
すごく作ってみたいです。
僕はこちらなら少しフォーマルテイストのあるジャケットを作りたいです。
具体的には「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
ライニングはLiberty LiningsからYellowが効いたフローラルプリントを見つけたいです。
ボタンはくるみボタンにしたいです。
そして、ウインドウペーンとライニングに呼応させてカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)糸や一部ボタンホール糸をYellowにしたいです。
絶対にスーパースタイリッシュにキマると思います!
今日の「僕のイチオシ」5-2

Dream Tweedからはこちらをセレクトしました。
上述の通り、既にシングルブレステッドジャケットをご注文をいただき現在縫製中の素材です。
実は入荷時に僕も「これ、カッコいいな〜!」と思っていました。
そんな素材をお選びいただき大変光栄でした!
現在「ややナロウ巾:7.5cm巾のピークトラペル + シングルブレステッド2ボタン + ナチュラルショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差4.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + モダンクラシックフロント + サイドヴェンツ」で作っています。
ライニングはComoでプリントしたBrown系の100% Cuproライニング、ボタンはmade in EnglandのMottled Brownリアルホーン(本水牛)ボタンにしました。
仕上がったらまたこのDiaryでご紹介しますので乞うご期待ください。
Y様、仕上がりまでどうぞもうしばらくの間お待ちくださいませ。
今日の「僕のイチオシ」5-3

Australisからはこちらをセレクトしました。
ややRedが強めなTerracottaのAustralis!
しかも細かなシャークスキンベース!!
これはかなりロマンがある素材だと思います。
もちろん、上述した「『ここぞ!』の時に着る無地スーツ」を肯定するならばNavy BlueかCharcoalで作るのが正解かもしれません。
ですが、今日の僕はこちらにすごく惹かれました。
僕はこちらならフォーマルテイスト強めのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。
ライニングは敢えてロックなスカルプリント、ボタンはくるみボタンにしたいです。
今日の「僕のイチオシ」5-4

365からはこちらをセレクトしました。
この美しいBlueグラデーション!
サイコーですよね!?
巧みな組織変化で独特の優雅な立体感が表現されているのもイイ!!
365はマーク数が多いこともあり「セレクトは難航するかな?」と思いましたが、今日は迷いなくこちらに決まりました。
オススメです。
僕はこちらなら20年後(74歳!?)も着られる「オーセンティックながらも遊び心あるUKスタイルのスリーピーススーツ」を作りたいです。
具体的にはジャケットを「7.5cm巾のセミノッチドラペル + シングルブレステッド3ボタン×中ひとつがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + シングルブレステッド6ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + クラシックシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ライニングは “♡ Camo” silk c/# blue/charcoal、ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーンボタンにしたいです。
が、しかし、嬉しいことに、もうそろそろ “♡ Camo” silk c/# blue/charcoalは完売なんですよね。。。
なので、実際に作るとしたらLiberty LiningsからBlue系のフローラルプリントをセレクトしたいです!
いずれの場合でも、ストライプおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール糸、一部ボタンホール糸等をBlueにしたいです!
20年後も着るとすれば。。。
デザインやスタイルよりも体型の方が課題ですね笑。
今日の「僕のイチオシ」5-5

Downtownからはこちらをセレクトしました。
Downtownのしっかりしたボディと約3.5cm巾のワイドストライプ!
最高のコンビネーションだと思います。
今春Greyの素材で久し振りにスーツを作ったらすごくよかったので「もう1着」と思っているのですがこちらはその有力候補になりそうです。
僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。
こちらもライニングは完売が見えてきた “♡ Camo” silk c/# blue/charcoal、ボタンはmade in EnglandのCharcoalリアルホーンボタンにしたいです。
そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホール糸、一部ボタンホール糸等をNavy Blueにしたいです!
以上です。
次回もmade in Italy素材のバンチブックをご紹介します!
Loro Pianaとくれば。。。
次回はErmenegildo Zegnaかな?
乞うご期待ください。
22nd. Sep. 2025
Ryoji Okada
世界陸上2025が開幕しましたね。
メイン会場が比較的近隣なので何らかの波及効果があると嬉しいです。
また、せっかくなので近く夜の部(平日は夜の部のみです)を見に行くつもりです!
長く南青山に住んでいるのに新国立競技場にはまだ一度も入ったことがないのでサイコーに楽しみです。
ところで。
「サイコー」といえば。
今日は5日振りに新作バンチブックをご紹介します。
ここでがっつりご紹介を頑張れば「今月中に12回」という目標は間違いなく達成できるはず!
なので、明日もご紹介する予定です。
9回目の今日は「看板商品」であるSuper 180’s Woolコレクション:SkyfallがLOUD GARDENでも高い人気を誇るDrago/ドラゴの新作です。
今シーズンもSkyfallはやっぱりサイコーなのですが。。。
冒頭にコンパイルされているNew Bodyも素晴らしい仕上がりです。
間違いなく「必見」なコレクションですのでご来店の際はぜひともじっくりご覧ください。
では、早速ご紹介しましょう!
今日ご紹介するバンチブックは ↓こちら↓ です。

Dragoの新作Suiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)コレクションです。
DragoのSuitingコレクションが単独のバンチブック展開になってから7シーズン目。
コレクションの充実度は毎シーズン高まるばかりです。
本当に素晴らしい!
さて、以前にもご紹介しましたがDragoは比較的若いイタリアンテキスタイルメーカーです。
具体的には ↓こういった↓ 企業です。
—–
Dragoは1973年にUmbertoとLauraのDrago夫妻によって紡績工場として創設されました。
創設直後からBiella地区の主要なミル(毛織物工場)と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収。
両社は2001年に合併します。
以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。
「Super 130’sを中心にSuper 160’sやSuper 180’s原料を使用した素材を常時多数展開していることに加えて、Super表記のトップクオリティSuper 210’s原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。
またルーツである紡績業に目を移すと、Super 130’s以上の原毛を使用した高級細番手糸に限っては「世界シェアの約70%を生産している超強力なサプライヤー」としても有名です。
映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツの素材を手掛けたことからスタートしたSuper 180’s Woolシリーズ:Skyfallが世界中でベストセラーを記録している点も見逃せません。
—–
今年で創業52周年。
僕の方がちょっとだけ先輩です笑。
それはともかく、長い歴史を誇る企業が多いと同時に危機が迫ると大手の傘下に入る企業が多いビエラ地区の中で、50年以上に渡って独立資本でここまで成長してきたのはすごいことだと思います。
もしかすると営業力も強力なのかもしれません。
見習わなくては!
それもともかく、早速中身を見ていきましょう!
今日も魂を込めて出来るだけ丁寧にコンパイルされている全マークをご紹介します。
大充実のコレクションですのでぜひとも最後までおつき合いください。
今日も皆さんのハートに刺さるナイスな素材がありますように!
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っていますので「ニューボディのシャドウチェックが2カラーとも気になるのでもう少し質感が分かりやすい写真を見たいんだけど」とか「Skyfallのイチオシが気に入ったので前回と同じスーツを作っておいて!」とか「Cortinaのイチオシみたいなタッチでmade in Englandの素材はある?」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。
極力早くご対応します!
それでは、冒頭から見ていきましょう。
New Body



Skyfallシリーズ以外のニューボディがバンチブックに登場するのはかなり久し振りな気がします。
そして、出来たてほやほやのせいかまだ名前もつけられていません。
が、素晴らしいボディなので、恐らく2026-2027 Autumn/Winterシーズンには何らかの名前が与えらることでしょう!
もちろん、1シーズンでドロップとなる可能性も「0」ではありませんがこれだけ優秀なボディなら定番化するんじゃないかな?
そんな風に思います。
具体的な品質は88% Wool + 12% Silk(250g/m)、組織はクリアカットのツイル(綾織)です。
はい、いわゆるFour Seasonsタイプのボディです。
12%のブレンドとは思えないほど贅沢に表現されているSilk特有の滑らかさと光沢。
繊細で深みあるシック極まりないカラートーン。
エレガントな「顔」の割には意外としっかりした素材感。
素晴らしいニューボディの登場です!
上:絶妙に繊細なカラーが見事なヘリンボン5マークです。上から2番目のニュアンスあるBlue Greyと後ほどご紹介する「イチオシ」が気になります!
中:遠目には無地にも見える上品なシャドウウインドウペーンとシャドウストライプです。いずれも上がBlackで下がNavy Blueです。
下:洗練された無地5マークです。どれも素敵ですが特に下から2番目のBlueが超スーパーキレイですよね。
Skyfall 3-1


Skyfallは14.5マイクロンという相当の細さを誇るSuper 180’s原料を紡績した糸を使って織り上げられたDragoの最高峰コレクションです。
上述の通り、Skyfallという名前は「映画007 Skyfallで主演Daniel Craigが着用したスーツの素材をDragoが手掛けたことに由来」しています。
オリジナルSkyfall(後ほど出てきます)は「ハードなアクションを強いられるダンディなスパイDainel Craig(というかJames Bond)」に相応しい「抜群の高級感と高い堅牢性」を併せ持ったボディで、Autumn/Winterシーズンのコレクションにコンパイルされています。
諸般の事情(毎シーズンなんだかタイミングが合わなくって汗)から、残念なことに僕はまだ作ったことがないのですが「必ずいつか作る!」と決めている本当に素晴らしい逸品です。
また、スタート直後こそオリジナルSkyfallのみの小さなコレクションでしたが、近年は頻繁にSutingのニューボディや多数のJacketing(ジャケッティング:ジャケット向けテキスタイル)がリリースされるなど展開がかなり幅広く&懐深く拡大しているのも特筆すべきポイントだと思います。
昨シーズン:2025 Spring/SummerシーズンもSilkブレンドのニューボディSuitingが2種リリースされました。
*SkyfallのJacketingはAutumn/Winterのみの展開です
こちらは比較的新しいSilkブレンド&ミルド(起毛)ボディのSkyfallです。
具体的な品質は93% Super 180’s Wool + 7% Silkです。
オリジナルSkyfallより細く引いた糸を使用することで軽くしなやかな素材感に仕上げ、Silkを7%ブレンドすることでよりリッチ感を増し、丁寧なミルド加工を施すことで上品な温かみに恵まれた逸品です。
ウエイトは無地(上画像の上5マーク)が275g/mで柄物(上画像の1番下と下画像の3マーク)が290g/mです。
上:無地/無地系の6マークです。1番下のヘリンボンはジャケット単品を作ってもすごくよさそうですね。
下:洗練されたチェック3マークです。
Skyfall 3-2

同じくミルドタイプですが、こちらは100% Super 180’s Wool(290g/m)とSilkはブレンドされていません。
はい、先にご紹介したボディと少し品質が異なります。
まあ。。。
Super 180’s WoolとSilkはモノこそ違いますが、プライスでいえば前者の方が高いらしいですから。。。
Silkがブレンドされていないとはいえ決してガッカリすることはありません!
いや、むしろこちらの方が高級なくらいですから「より優れた品質の素材」をお求めの方はどうぞこちらからセレクトください。
といっても、Silkブレンドは無地/無地系と洗練されたチェックでこちらはややヴィンテージテイストが強い柄物。
完全な「棲み分け」ができていますのでどちらもじっくりご覧いただき、気に入った色柄をセレクトいただくのが1番ですね!
上5マーク:モダンレトロな「佇まい」がたまらなく素敵なチェックです
1番下:存在感あふれるBlueグラデーションのストライプです。
Skyfall 3-3

こちらが「噂」のオリジナルSkyfallです。
オリジナルSkyfallは375g/mのウエイトを持つしっかり打ち込んだ素材のため「スーパーファイン原料を使用しているにも関わらず堅牢性に秀でシワにもなりにくい」という、先にご紹介したSkyfallたちとは少々異なる特徴を持っています。
ほのかに(いや、かなり?)UKテイストを感じさせるナイスな色柄も魅力です。
映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したSuitingをDragoが手掛けたことからこのシリーズはスタートしているのですが、それゆえのこのクオリティだそうです。
確かにハードなアクションがウリかつ諜報機関のはみ出し者(?)が主役の映画ですからね、それも納得です!
という、映画の背景がなければ生まれ得なかったと思われるボディ。
やっぱり魅力的ですよね〜。
「通好み」のDragoということも相まって、人気なのも納得です。
このシリーズは常々「作りたい!」と思っているのですが、人気の色柄/僕が狙った色柄は毎シーズン早期に完売してしまうので今のところは叶わないままです。
という訳で、今シーズンこそ遂に作ってみようかと考えています。
品質は100% Super 180’s Wool(375g/m)です。
上3マーク:ヴィンテージテイストあふれるメランジの柄物です。
下4マーク:デビュー以来変わらずベストセラーを続ける無地です。
Skyfallは以上です。
皆さんはどのSkyfallがお好きですか?
僕が一番好きなのは。。。
後述します!
Cortina

僕がSkyfallと同じくらい気に入っているCortinaです。
CortinaはオリジナルSkyfall以上にUKミルっぽいアプローチをした逸品です。
具体的には「Super 130’s原料を紡績した70番手双糸(ソウシ)」を使って織り上げた「滑らかな肌触りとハリ/コシに恵まれた素材感」が特徴のボディです。
もう少し突っ込んだご説明を。
よくこのDiaryでも書いている、例えばSuper 130’sやSuper 150’s等にある「Super以下の数字」は原毛のクオリティを表しているのですが、その数字は大きくなればなるほど「原毛が細く/細番手糸を紡績しやすく」なります。
Super 130’s原料なら100番手前後の糸を引くのが一般的でしょうか。
*糸の細さ/太さの単位である「番手」も数字が大きくなるほど細くなります
そして、ソフトさを追及した素材を織る場合、緯糸(ヨコイト)を単糸(タンシ)使いにするのがイタリアンミルの常套です。
*経糸(タテイト)はほとんどの毛織物/多くの綿織物が双糸使いです
例えば「70番手糸を2本撚り合わせる70番手双糸の実質的な番手は35番手(70番手単糸の倍の太さ)になる」ため、同番手糸であれば単糸を使った方が素材がソフトに仕上がるのです。
もちろんそれによって失われるモノ(堅牢度やハリ/コシ等)もありますが、よりソフトでエレガントな素材を織り上げるひとつの優れた手法であることは間違いありません。
また、一般的には70番手の糸を紡績するのにSuper 130’s原料は必要ありません。
しかしながら、このCortinaは「ハリ/コシと滑らかな肌触りを両立させる」ために敢えてSuper 130’s原料を使用しています。
ロマンあふれる「逆転の発想」ですよね!
もちろんこれは紡績大手でもあるDragoだからこそなせる「技」という側面もあると思います。
という感じで、UK素材とItalia素材のイイところ取りをしたような、そしてDragoならではの素材がこのCortinaなのです!
かくかくしかじかで僕はこの素材が大好きです!
もちろん品質同様にUKフレイヴァーが香る色柄もナイスですよね。
まずはSkyfallで作りたいと思いますが、いつかはCortinaでも作ってみたいですね。
が、しかし、今シーズンはわずか2マーク展開になってしまいました汗。
2024-2025 Autumn/Winterシーズンは9マーク展開だったのですが。。。
悲しい。。。
品質は100% Super 130’s Wool(315g/m)です。
Vantage

Skyfallに次ぐDragoの代表的ボディVantageです。
Vantageは17.0μのSuper 130’s原料を細番手に紡績して織り上げたSuitingです。
Cortinaの発想とは異なり「素直」なアプローチですね笑。
ですので、Cortinaよりモダンでエレガントな「顔」と「素材感」がウリのボディに仕上がっています。
具体的には美しくカットされた表面、細番手糸を使用したツイル(綾織)組織由来の豊かな光沢、255g/mのミディアムウエイトが特徴のボディです。
ヨーロッパでいういわゆるFour seasonsタイプ(日本では盛夏を除くオールシーズンタイプ)なので、1年を通して長く着用できるのも嬉しい特徴ではないでしょうか。
イタリアンミルらしい色気を放つクール&スタイリッシュな色柄もとてもナイスだと思います。
極めて優雅で洗練されたスーツ/ジャケットが仕上がること間違いなしのVantage!
個人的にはこちらも大好きです!
品質は100% Super 130’s Wool(255g/m)です。
全マークのご紹介は以上です。
最後に今日の「僕のBest 5」をご紹介します。
毎回書いている通り、あくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません!
冒頭のNew Bodyからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

Terracottaのヘリンボンです。
なんとも上品なカラーとNew Bodyの見事な風合いに心惹かれました。
僕はこちらなら(ここ1年弱はご無沙汰していますが)最近のお気に入りスタイル/デザインで作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾のピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + アウト/パッチ仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ピークトラペル + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作ってみたいです。
ボタンはくるみボタン、ライニングはLiberty LiningsからRedが効いている派手なヤツをセレクトしたいです。
そのライニングと呼応させるべくカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)糸や一部ボタンホール糸はRedにしたいです。
スリーピーススーツとしてはもちろん、ジャケットとヴェストは単品でもガンガン着たいですね!
ミルドボディのSkyfallからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

作るならやっぱり。。。
オリジナルSkyfallかなぁ?
あのコンセプトがたまらなく好きだし!
と思いつつも。。。
この素材もサイコーに好きです!
知的なBlueグラデーション。
約2.6cm巾のワイドストライプ。
ほのかにダイアゴナルなベース。
そして、Skyfall!!
魅力だらけなんですもの。。。
僕はこちらならやっぱりLOUD GARDEN/RYOJI OKADAのアイコンモデル的存在である「縦横斜め:Vertical, horizontal and diagonalなスリーピーススーツ」にしたいです。
↓こんなスリーピーススーツ↓ です。
ジャケット:7.5cm巾のセミノッチドラペル + シングルブレステッド&段返りの3ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ホリゾンタル裁断したアウトサイドティケットポケットつき + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ
ヴェスト:ラペルレス + シングルブレステッド6ボタン + 上前(ウワマエ:前身頃の左手側)を正バイアス裁断 + 下前(シタマエ:前身頃の右手側)をホリゾンタル裁断 + ウェルト仕様のウエストポケットをヴァーティカル裁断
ボトムス:ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスター付き + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ
ライニングは完売が見えてきた “♡ Camo” silk c/# blue/charcoalしかないですよね〜!
ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタンにしたいです。
そして、ストライプおよびライニングとの「ストーリー」で、カラークロスやフラワーホール糸や一部ボタンホール糸をBlueにしたいです。
オリジナルSkyfallからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

新たなSkyfallが増え続けているせいか、今シーズンはオリジナルSkyfallのマーク数が減少となりました。。。
となると。。。
うかうかしていると作れないままバンチブックからいなくなるかもしれません汗。
こんなに素晴らしいボディが廃番になるとは思えませんが善は急げですよね!
ストライプとちょっと悩みましたが、2025.9.13 Satの僕にはこちらがより刺さりました。
僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。
こちらもライニングは完売が見えてきた “♡ Camo” silk c/# blue/charcoal、ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーンボタンにしたいです。
Cortinaからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

この渋いGreyグラデーションがイイですよね〜!
今春Greyの素材で久し振りにスーツを作ったらすごくよかったので「もう1着」と思っているのですがこちらはその有力候補になりそうです。
僕はこちらならフォーマルテイスト強めのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ロープドショルダー + シングルブレステッド1ボタン + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ」で作りたいです。
ライニングは “♡ Camo” silk c/# BGR、ボタンはくるみボタンにしたいです。
カラー(上衿)や胸ポケットといった一部パーツは似た素材のBlack無地にしたいです。
加えて、その一部パーツに呼応させてフラワーホール糸や一部ボタンホール糸をBlackにしたいです。
Vantageからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

パキッとしたBlack & Whiteのグレンチェック、そして鮮やかなRedのウインドウペーンが完全なツボです!
これはすごく作りたいです!
僕はこちらならオリジナルSkyfallと同じダブルブレステッドスーツかモッズテイストあふれるタイトフィットなスーツを作りたいです。
後者なら、ジャケットを「7.0cm巾のノッチドラペル + シングルブレステッド4ボタン + ロープドショルダー + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ウェルト仕様のチェストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + カッタウェイフロント + センターヴェント」で、ボトムスを「ローライズ + ベルトループつき + 0プリーツ + スキニーシルエット + ボタンフライ + 5.5cm巾のターンナップヘム」にしたいです。
ウエストポケット・アウトサイドティケットポケットともにフラップは短めがイイでしょうね。
ライニングは “♡ Camo” silk c/# BGR、ボタンはくるみボタンにしたいです。
そして、ウインドウペーンおよびライニングとの「ストーリー」でカラーを筆頭にした一部パーツとフラワーホール糸および一部ボタンホール糸をRedにしたいです!
以上です。
次回もmade in Italyの新作をご紹介します。
乞うご期待ください!
14th. Sep. 2025
Ryoji Okada
数日前にThe Loudest Voice vol.41が完成したことをお知らせしました。
ご送付しているお得意様のお手元には水曜日あたりから届いているようです。
そして、水曜日、木曜日、金曜日とご注文・ご予約・お問い合わせが相次いでいます。
合計9件!?
こんなことは初めてです!!
「過去最高の仕上がり」という自負があったとはいえ。。。
本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
ところで。
「The Loudest Voice vol.41 in store now!」といえば。
The Loudest Voice vol.41に告知ポストカードを同封したので多くのお得意様はご存知かと思いますが。
そして、新しいシーズンが立ち上がったこの季節の定番といえば。
はい、「オーダーメイドシャツ¥3,300 off」キャンペーンです!
今日:9.13 Satから「入荷して間もないLibertyやThomas MasonやBookⅢの新作ジャカードシリーズもいきなり¥3,300 offになる嬉しいキャンペーン」を開催します。
会期は10.8 Wedまでです。
「オーダーメイドネクタイ/ベルト¥2,200 off」キャンペーンも同時開催します。
ぜひともこのとてもお得な機会をご利用ください。
今回作った告知POPです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
ちなみに、オーダーメイドシャツは我々が「レギュラーコレクション」と呼んでいるシャツファクトリーさんが在庫を積んでいるバンチブックコレクションのThomas Mason、Canclini、Imported Fabrics、Liberty Fabrics、Loud Girl、The Royal Caribbean Cotton、BookⅠ、BookⅢが対象です。
CancliniとImported Fabrics、The Royal Caribbean Cottonはそれぞれ2冊展開なので対象バンチブックは合計11冊になる計算です!
このキャンペーンはシャツファクトリーさんとコラボレイト開催しているのですが、諸般の事情により4年ほど前から1年前まではBookⅠとBookⅢも対象外でした。
が、しかし、ここ最近の物価高を鑑み改めて交渉したところ前々回から再度対象にすることができました!
今後はもしかしたらまた対象外になってしまう可能性もありますのでぜひともこの機会をご利用ください。
なお、我々が「スペシャルコレクション」と呼んでいるAlumoやMonti、Canclini、HFW等のバンチブック、「レギュラーコレクション」でも「スペシャルコレクション」でもないポルカドットコレクションやトランプ柄等の「エクスクルーシヴコレクション」、「通常コレクション」でもBasics、BookⅡ、Wrinkle Freeのバンチブックは対象外です。
申し訳ありません。
加えて、少々ややこしいのですが。。。
例えばCancliniのバンチブックは合計3冊(= レギュラーコレクション2冊 + スペシャルコレクション1冊)存在するのですが、対象となるのはレギュラーコレクションのみです。
オーダーメイドネクタイとオーダーメイドベルトは全マークが対象です。
*詳細はお問い合わせください
以上です。
たくさんのご注文を心よりお待ち申し上げております。
13th. Sep. 2025
Ryoji Okada