オープン戦に入って急に昨季のような得点力不足に陥っているカープです。
大瀬良投手の離脱と森投手のピリッとしない投球等々で先発陣に不安が出てきた中での勝ちパターン(ハーン投手・島内投手・森浦投手)全員失点での4連敗もありました。。。
この時期ではありますが、ちょっと心配ですね。
でも、まあ、そんなことより今はWBCですよね!
1次ラウンド最後の試合はCzech相手ですから、ドカ〜んとド派手に打ちまくって王者らしく堂々と決勝トーナメントに乗り込んで欲しいです。
Czechも応援したくなるチームですがここはひとつ心を鬼にして!
恐らく初出場を遂げるThe Last Samurai(← by S.Ohtani)こと小園選手にも躍動して欲しいです!!
Go! JAPAN!
Go! KOZONO!
ところで。
「ド派手」といえば。
今日は年明け早々にお渡ししたある意味で超ド派手な(いや、正しくはどう見ても超ド派手かな?)、そしてスーパーアヴァンギャルドなダブルブレステッドスーツをご紹介します。
色々あったのでご紹介が今日になってしまいました汗。
以前に「ご紹介したい作品がたくさんあるけれどなかなか」とぼやいた記憶があるのですがこちらもその作品のひとつです。。。
それはともかく!
今日ご紹介するダブルブレステッドスーツは歌舞伎脚本家のお得意様T様からご注文いただいた大胆極まりないアシンメトリーデザインおよび3素材を巧みに使ったディテイルが光る1着です。
T様からのご注文は2年連続です。
あらゆるテイラーでのオーダーをご経験なさってきた強者&伊達者&超粋人であるT様から2年連続でご注文いただけるのはこれ以上にない光栄です!
初回の仕上がりでご信頼いただけたのか、今回は今日ご紹介するスーツのオーダーに加えてかなり難しい(ので不安もあるけれど楽しさもある)リメイクも承りました。
*諸般の事情からリメイクは作業を始めたばかりです
腕前を見込まれるのは本当に嬉しいです。
また、今回お作りしたダブルブレステッドスーツはT様が脚本を手がけた新作(「あの」歌舞伎俳優さん主演で現在絶賛開催中です!)の記者会見でもお召しいただきました。
これまた本当に嬉しいです!
という訳で、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するダブルブレステッドスーツは ↓こちら↓ です。


アヴァンギャルドですよね〜!
こちらはもう。。。
僕の説明はいらないと思います。
でも、やっぱり、少しだけ。
まずアシンメトリックデザインについて。
現在作成中のThe Loudest Voice vol.42にも書きましたがアシンメトリックデザインについては以下のように考えています。
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LOUDGARDEN/RYOJI OKADAは左右非対称なデザイン/ディテイルが生み出す「不完全な美しさ」「完璧なアンバランス」を創業以来深く突き詰めてきました。
創業当時はそのような作品が支持を得られるという確信はありませんでしたが年々増えているご注文を考える間違っていなかったようです!
左右非対称スタイルはとても楽しく極めて奥深いです!
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という考えと経験を持つテイラーだからこそ、T様も安心してこのような大胆不敵極まりないアシンメトリックデザインのダブルブレステッドスーツをご注文できたのでは?
手前味噌ながらそんな想像をしています。
どんなに百戦錬磨のお客様でもアシンメトリックデザインの経験値が低そうなテイラーさんにこのダブルブレステッドスーツを発注するのはきっと勇気がいりますもんね!
実は僕も少しビビりましたけれど笑。
メインで使った素材はDarrow DaleのGreenストライプSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)です。
ワイドピッチのヘリンボンベース + ストライプ。
しかもGreen!
まずはこの素材だけでもかなりエキサイティングです。
バンチブック紹介の時には以下のように書いています。
—–
繊細な織で表現したワイドめ巾:約1.5cm巾の上に手書きしたようなチョークストライプを配した逸品です。
大胆ながらも今までのDarrow Daleにはあまりなかったタイプの色柄だと思います。
が、と同時に、他のバンチブックではあまりなさそうな色柄でもあります。
この路線はDarrow Daleの新規軸になるかもしれませんね!
楽しみです!!
—–
はい、ご紹介時点でとっても気になっていました!
というかなり特徴的な素材をセレクトなさるとはさすがはT様です。
パーツ使いした素材は「HFWのBashⅡからセレクトしたジャカードで動物を描いたファンシーSuiting」と「Collezioni Biellesiの刺繍入りSuiting」です。
前者は下前(シタマエ:右手側の前身頃)と胸ポケット、後者はカラー(上衿)に使用しました。
どちらもめちゃくちゃ効いていますよね!
デザインは。。。
素材とラペル巾が異なるピークトラペルとノッチドラペル。
両玉縁フラップつきポケットとアウト/パッチポケットのウエストポケット。
ややショート丈とロング丈のジャケットレンクス。
ターンバックカフスなしとターンバックカフスつきのスリーヴ。
エトセトラ。
とにかくアシンメトリックの「連打」です。
これだけ「濃い」のにベースとなるデザインがミニマムなダブルブレステッド2ボタンひとつ掛けというのも面白いですよね!
また、トラウザースもアシンメトリーにはせず&表素材のみでお作りしました。
一昨年承った初回のスーツはトラウザースもアシンメトリーでしたが今回は敢えてノーマルになさいました。
1インプリーツのテイパードシルエットでターンナップヘムの幅は厚めの6.0cmde
す。
続いて、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう!
バストアップの「寄り画像」です。

巾とデザインと素材が異なるラペルの共演。
敢えて通常とは反対側に開けたフラワーホール(衿穴)。
実際に細いロープを入れて構築するマスキュリンなロープドショルダー(ハリのある表素材のせいか少し出っ張りが控えめですね汗)。
美しくも丁寧に入れられたBeigeピックステッチ。
ボディライニング(胴裏)を使用してポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにしたチェストポケットの袋地。
バストアップだけでもこだわりのギミックがてんこ盛り状態です!
最後の「チェストポケット袋地のポケットスクウェア仕様」はLOUD GARDEN/RYOJI OKADAの「標準仕様」なのですが、「極めて小粋な便利ディテイル」と仰ってくださる方が多くとても好評です。
もちろんポケットとしてもちゃんと機能するので、例えばWhite無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。
ここで書くまでもなく本来ペンはチェストポケットに入れない方がイイ訳ですけれど。。。
ライニングです。

可愛らしいキツネのライニング!
上前ラペルと胸ポケットで使った素材との相性も抜群ですよね。
これ以上にないナイスセレクションだと思います。
さすがはT様です。
袖先です。

袖先も攻めています!
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—–
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
右からのアングルです。

まず袖先ですがターンバックカフスなし、5個ボタンとアシンメトリックに仕上げました。
そして、ウエストポケットもアシンメトリック!
とってもアバンギャルドです。
以上です。
T様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
リメイクが完了したらまたご連絡いたします。
どうぞ気長にお待ちくださいませ。
10th. Mar. 2026
Ryoji Okada