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New bunch book collection for 2025-2026 Autumn/Winter vol.17: Lanificio Di Tollegno

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

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☑︎ 13周年Tシャツ既製品在庫情報

☑︎ LOUD GARDEN迷彩キャップ残り2点です

 

 

 

今日から10月がスタート!

2025年も残り3ヶ月。

いろいろあった2025年ですが、総合的には今のところかなり満足度が高い1年を過ごしています。

ならば!

なんとしても最終四半期で更なるブーストをかけて一生忘れられない大充実の年にしたいです。

それにはやっぱり。。。

LOUD GARDENがうまく回らないと話になりません。

という訳で、引き続きの温かい応援をよろしくお願いします!

 

 

 

ところで。

「大充実」といえば。

昨日に引き続き新作バンチブックをご紹介します。

17回目となる今日ご紹介するのはLanificio Di Tollegno/ラニフィーチョ・ディ・トレーニョの新作Suiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)コレクションです。

「以前はLanificio Di Tollegnoと名乗っていたけれど現在はTollegno 1900で統一された」と聞いていましたが、前回新調したバンチブックカヴァーにはLanificio Di Tollegnoと書かれています。

* “Lanificho” はイタリアのミルがよくつけているワードで「服地製造工場」の意味です

*Lanificio Di Tollegnoのバンチブックは中身のみ支給されて毎シーズン入れ替えています

が、Italy本国の公式websiteはTollegno 1990になっています。

*今日ご紹介するバンチブックは日本で編集されています

さて、どちらが正しいのでしょうか!?

恐らくTollegno 1990が正しくて日本で素材のカット販売する時だけLanificio Di Tollegnoを名乗っているといった裏事情がありそうですが調査するのを失念してしまい現時点では不明です汗。

が、今日は本国を正解(そりゃそうだ!)とします。

ついては、以降はTollegno 1990と記します。

*今日のタイトルはカヴァーに倣ってLanificio Di Tollegnoにしました(ややこしい汗)

Tollegno 1900は、母体であるLoro Piana/ロロ・ピアーナが1900年にメゾンやアパレルメーカー向けのテキスタイルを提案する目的で設立したテキスタイルメーカー/ミルです。

テキスタイルの企画から紡績、染色、製織、整理までを一貫して行うテキスタイルメーカー/ミルとして有名なTollegno 1990ですが、実は糸自体を販売する紡績メーカーとしてもかなりの規模を持っています。

ということは、もしかしたら裏事情云々ではなくシンプルに企業全体はTollegno 1990としテキスタイル部門をLanificio Di Tollegnoと称しているのかもしれません。

だとしたらいずれも「正解」ですね!

それはともかく、そんなTollegno 1900のコレクションは「125年に渡る歴史と伝統に裏打ちされたこだわりの一貫生産が生む安定したクオリティ」「ファッショントレンドが織り込まれたテキスタイルデザイン」「戦略的なリーズナブルプライス」といったたくさんの魅力を誇ります。

その出自もありテイラーへの「カット販売」にそこまで積極的ではないせいか日本でこそあまり知られていませんが、Italyでは実力派ミルとして確かなプレゼンスを築いています。

その魅力と実力の確かさは、例えばArmaniやDolce & GabbanaなどイタリアのビッグメゾンがこぞってTollegno 1900に別注素材をオーダーしている事実が証明しています。

今日ご紹介するバンチブックも極めて素晴らしい大充実のコレクションに仕上がっていますのでご来店の際はぜひともじっくりとご覧ください。

もちろん今日も魂を込めて全マークを出来るだけ丁寧にご紹介します。

つきましては、最後までお付き合いいただければ幸いです。

早速いきましょう。

*これまでにご紹介した16回分のリンク集は末尾にあります

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

 

 

こちらのバンチブックには41マークというそれなりのマーク数が収録されているのですが、そのすべてがここ数年に渡ってTollegno 1990が最も力を入れている3D Woolです。

「その潔さやヨシ!」ですね。

3D Woolとは “Dynamic, Daily, Different” の頭文字を取ってTollegno 1990が作った造語で、優れたストレッチ性と復元性を誇るハイパフォーマンスSuitingを指します。

それでは、冒頭から順番に見ていきましょう!

今日も気合を入れて、できる限り丁寧に全マークをじっくりご紹介してから最後に「僕のBest 3」を披露します。

皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように!

もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。

気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。

ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をして即座にご対応します!

 

 

① 98% Wool + 2% Polyurethane(260g/m)の3D Wool

 

 

こちらは「ブークレ風の立体感」と「ワンウォッシュフィニッシュ風の少し野趣味ある風合い」と「モダンレトロな色柄」が魅力のニューボディです。

この素材感と色柄ならスーツはもちろんジャケット単品/ボトムス単品を作っても◎だと思います。

冒頭を飾るだけはある力作ですね!

カラーリングもナイスですよね〜!

この「感じ」は僕もかなり好きです!!

皆さんはどのチェックがお好きですか?

 

 

② 98% Wool + 2% Polyurethane(300g/m)の3D Wool

 

 

 

 

こちらは3D Woolの定番ボディです。

品質は上記の通りで組織はツイル(綾織)です。

2%のPolyurethaneブレンドにより横方向にかなりのストレッチ性を誇ります。

画像で表現できないのが残念ですが、これだけストレッチすればかなり快適だと思います!

が、しかし、このボディの優秀さはそれだけではありません!

やや強撚の糸を使用して織り上げているため(ストレッチ機能とのW効果で)高い抗シワ性も併せ持っています。

加えて、イタリアンミルらしい洗練された色柄も魅力です。

高い機能性を誇る素材が人気のテイラーさんだったら大ベストセラーになっていても決して不思議ではない素晴らしいボディ&コレクションだと思います。

LOUD GARDENはスーツもシャツもそこまで高機能素材が出ないテイラーなのでベストセラーではありませんが、それでも毎シーズン確実に複数着数のご注文をいただいていてオーダーくださったほぼすべてのお客様が「楽チンですね〜」「また作りたい」と仰っています。

さて、ストレッチSuitingといえば「某社」が有名ですが、LOUD GARDENでは取り扱いをしていません。

というのも、過去に数シーズンだけ取り扱ってみたのですがどうにも「安定性」に欠けるんですよね。

そして、値段の高騰も激しい感じがしました。

と思ったので、数少ないテイラー仲間等々からも情報を集めました。

その結果、某社の取り扱いはやめてそれなりに値頃感のあるストレッチSuitingはTollegno 1900とMarlane(と昨シーズンはMarzotto)でカヴァーすることにしました。

その中でも群を抜いて安定性が高いのがTollegno 1900です!!

ちなみに、「某社」はクオリティが低いということでは決してなくLOUD GARDENが使っている毛芯あるいは縫製工房との相性がよくないということだと思います。

でなければ、あんなにも長期間高い人気を維持できるはずがないですもんね!

*原因の詳細なリサーチは時間とコストがかかり過ぎるのでしていません

 

 

③ 93% Wool + 7% Polyurethane(300g/m *145cm巾)の3D Wool

 

 

こちらは3D Woolの進化版ボディです。

具体的には「Polyurethaneブレンドを7%まで増やすことにより横方向に更なるストレッチ性を加えると同時に縦方向にもストレッチ性を持たせたBi-Stretchボディ」です。

品質は上記の通りで組織はトロピカル(平織)です。

恐らくこのDiaryをご覧くださっているほとんどの方がご存知の通り一般的にトロピカルはSpring/Summer向けですが、こちらのボディはAll Season提案です。

確かにUK素材を思わせるしっかりとしたこの素材感です!

Spring/Summerだけしか着用しないのはもったいないですね。

All Season提案も納得です。

が、しかし、それよりも!

こちらの自慢はなんといってもそのハイパーなストレッチ性です!

ご来店の際にはぜひとも縦横に引っ張ってみてください。

めちゃくちゃ&すごくよく伸びま〜〜す!

しっかりした素材感とハイパーなストレッチ性を併せ持つユニーク極まりないこちらのボディはTollegno 1900以外では生み出し得ないマスターピースだと思います。

硬軟織り交ぜたカラーヴァリエーションも見事の一言ではないでしょうか?

現状はこちらの無地13マーク展開ですが今後はぜひとも柄物の展開にも期待したいです!

1番上はBlackです。

 

 

④ 98% Wool + 2% Polyurethane(280g/m)の3D Wool

 

 

All Season向けの3D Woolです。

品質は上記の通りで組織はツイルです。

3D Woolならではの高いストレッチ性とラグジュアリーな光沢が自慢です。

かなりオーセンティックな色柄もナイスですよね!

巻末だし、マーク数は少ないし、あまり「主張しない」色柄が揃っているけれど。。。

長い期間着られるし、快適だし、品があるし、いずれもさりげない個性を持っているので意外とこのレンジが1番人気になるかもしれません。

全マークのご紹介は以上です。

最後に今日の「僕のBest 3」をご紹介します。

いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。

悪しからずです!

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-1

 

 

①からはこちらの2マークをセレクトしました。

この2マークを巧みに組み合わせたダブルブレステッドスーツを作ってみたいです!

今春GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルがイイかな?

うん、アレがイイと思う!

具体的にはジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」というデザイン/スタイルです。

ボタンはくるみボタン、ライニングはロック&カラフルなシュガースカルライニングにしたいです。

「巧みな組み合わせ」ですが、完全なアシンメトリック:左身頃をオール上/右身頃をオール下といった感じでもよさそうですし。

メインを下にしてスリーヴ等を上にするといった組み合わせも悪くなさそうですね!

激しく想像力を駆り立てられます!

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-2

 

 

②からはこちらをセレクトしました。

Purple WatchとBrown Watchをフュージョンしたような絶妙なカラーリングのタータンがサイコーにクールですよね!

そして、ほのかにロックでもあります。

僕はこちらならモッズテイストあふれるシングルブレステッドスーツを作ってみたいです。

具体的にはジャケットが「6.5cm巾のノッチドラペル + シングルブレステッド4ボタン×3つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + カッタウェイフロント + ターンバックカフス仕様 + センターベント」で、ボトムスが「ややローライズ + ベルトループつき + 0プリーツ + スキニーシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。

ボタンはくるみボタン、ライニングはLiberty LiningsからPurple系の華やかなフローラルプリントをセレクトしたいです。

また、カラー(上衿)やターンバックカフスやくるみボタン等のパーツは同じボディのBlack無地にしたいです。

そして、パーツ使いをしたBlack無地でもボトムスを作っておいて時々ジャケット単品とセットアップして愉しみたいです。

となると、久し振りに昔愛用していたチェルシーブーツの出番ですね!

 

 

今日の「僕のイチオシ」3-3

 

 

③からはこちらの2マークをセレクトしました。

この美しいDeep GreenとTurquoise Blue!

他のバンチブックで見つけるのは間違いなく至難の業です!!

「お!」と思った方はぜひともよろしくお願いします。

僕はこちらなら上のDeep Greenでダブルブレステッドブレザーを下のTurquoise Blueでボトムスを作りたいです。

そして、ディテイルにそれぞれの素材を「クロス使い」したいです。

ダブルブレステッドブレザーは「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスは「ハイライズ + グルカパンツ仕様 + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。

「クロス使い」するのはブレザーがカラーとチェストポケットとウエストポケットおよびアウトサイドティケットポケットの両玉縁、ボトムスが腰帯とピスポケット(ヒップポケット)の両玉縁あたりかな?

ボタンは下のTurquoise Blueを使用したくるみボタン、ライニングはLiberty Liningsから鮮やかなGreen系のフローラルプリントをセレクトしたいです。

 

以上です。

 

次回も引き続きmade in Italy素材のバンチブックをご紹介予定です。

乞うご期待ください。

 

 

 

1st. Oct. 2025

Ryoji Okada

 

 

 

< New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Perennial Classics by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.2: Mallalieus / Dormeuil

  ☑︎ vol.3: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.4: Botany by Smith Woollens

  ☑︎ vol.5: Bower Roebuck / Arthur Harrison etc.

  ☑︎ vol.6: John Foster / Woodhead

  ☑︎ vol.7: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.8: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.9: Drago

  ☑︎ vol.10: Carvico

  ☑︎ vol.11: Glenroyal by Porter & Harding

  ☑︎ vol.12: Lanificio Rogna

  ☑︎ vol.13: Loro Piana

  ☑︎ vol.14: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.15: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.16: E.Thomas / Marlane / Novara

 



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