9月も残すところ今日を含んで3日のみ!
そして、今日は9月最後の日曜日!!
前半は一喜一憂が続くしびれる攻防を展開、中盤はいきなり逆風が吹いてかなりの劣勢、そして後半に猛烈な巻き返しを図っている。
そんな感じのLOUD GARDENですが、大変ありがたいことに巻き返しがかなり力強く昨年実績は既にクリアしました。
が、先月末に設定した目標に届くかどうかはこの3日間にかかっています。
特に今日は日曜日ですから期待したいです!
スタッフ一同ご来店を心よりお待ちしています。
Go! LOUD GARDEN!
ところで。
「9月」「目標」といえば。
2日振りに新作バンチブックをご紹介します。
9月は「新作バンチブックのご紹介を12回まで進める」という目標を掲げていました。
が、今月はオーダーメイドシャツ向け新作コレクションの入荷がない(来月入荷します!)ことを9月半ばに知り(まったくもってお恥ずかしくも浅薄な勘違いでした汗)、目標を「15回まで進める」に修正しました。
10月末までに「20回まで進める」という目標は変わらないのでいろいろと逆算しての修正です。
当初は「3回増えるだけだから余裕でしょ?」と思っていましたがなんだかギリギリになってしまいました汗。
こうなるともう1回やっておきたいかも。。。
昨日新たな道を見つけた報告に立ち寄ってくれた後輩I君が「色々見ていますがバンチブックの写真は岡田さんのBlogが最高だと思います!」と称賛してくれましたし(嬉しい!!)。
それはともかく、15回目の今日は前回予告した通りLoro Piana/ロロピアーナとともにItalianミルの最高峰と評されるErmenegildo Zegna/エルメネジルドゼニアの新作です。
Ermenegildo Zegnaは。。。
諸般の事情というか大人の事情というか、色々ありましてA WORKROOM時代から積極的には取り扱ってきませんでした。
なぜかご要望をいただくことがあまりなかったというのも理由のひとつですけれど、積極的に取り扱わなかったのはやはり「事情」の方が大きいでしょうか笑。
書くと長くなりそうなので「事情」の詳細は割愛しますが、もしも知りたいという方がいらっしゃいましたらお気軽に店頭でお尋ねください。
先日もご説明しました!
そんなErmenegildo Zegnaですが、2022 Spring/Summerシーズンから、つまり3.5年前から「単独で収録されているバンチブック」の手配を始めました。
複数のItalianミルで構成されたバンチブックにErmenegildo Zegnaの素材が収録されていたことはしばしばありましたけれど、単独収録のバンチブックとなるとどうでしょう。。。
あの時が超久し振り。。。
というよりもLOUD GARDENをオープンさせてから初めてでした!
なので、僕もすごく入荷を楽しみにしていたのですがやっぱり素晴らしかったです。
webで見たり、この業界にいる数少ない友人の店舗で見せてもらったりしていたためコレクションの概要は少なからず知っていたのですが、やっぱり現物を手元に置いてじっくり見て触ると全然違いますもんね。
3.5年前に「おお!やっぱイイな〜!」と感嘆したことを今でも鮮明に覚えています。
今日ご紹介するのは単独収録のバンチブックを取り扱い始めて7シーズン目となるErmenegildo Zegnaの新作です。
果たして半年振りの新作の内容はどうでしょうか!?
早速見ていきましょう!
*これまでにご紹介した14回分のリンク集は末尾にあります
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

Ermenegildo Zegnaをフルコレクション揃えるとなるとかなり膨大な量になりますので今シーズンもひとまず1冊、「いいところ取り」をしたバンチブックのみを手配しました。
具体的には「Electa、Traveller、15 MilMil 15といったErmenegildo Zegnaを代表するボディの新作」と「LoopやJerseyといった2020年代らしいボディの新作」がナイスなバランスでコンパイルされた1冊です。
また、Autumn/Winter向けのSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)とAll Season向け/Four Seasons扱いのSuitingがこれまたナイスバランスなのも嬉しい限りの1冊です。
*ここ最近は後者をお求めの方が多いせいかこのバンチブックも後者のヴォリュームが「厚め」です
とにもかくにも、「さすがZenga!」な極めて充実した素晴らしいコレクションに仕上がっていますのでご来店の際にはぜひともじっくりと時間をかけてご覧になってください。
もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っています。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡ください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、今日も気合を入れて、できるだけ丁寧に全マークをじっくりご紹介してから最後に「僕のBest 5」を披露します。
皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように!
Electa

冒頭にはErmenegildo Zegnaの看板ボディElectaの新作がコンパイルされています。
「Electa/エレクタ」とは、ラテン語で高品質とか秀逸といった意味を持つ言葉だそうです。
そんな名誉な名前を冠せられたこのElectaはErmenegildo Zegna自慢の超ロングセラーボディです。
その歴史はなんと100年近く、1929年より人気シリーズとしての地位を築いているそうです!?
さすがに当時のクオリティそのままではなく、リニュアルを重ねて&時代に即したブラッシュアップを続けて今日に至る訳ですが、「最高品質」「高い完成度」「高級感」といった理念は現在にも脈々と受け継がれています。
具体的には、(Ermenegildo Zegnaのコレクション中では)ヘヴィウエイトでシッカリとした肉感を持つと同時に優雅な光沢としなやかな風合いに恵まれたボディです。
しっかりと打ち込んでいるため「厚みをあまり感じない」「シワになりにくい」という特徴も魅力でしょうか。
ある意味で、Autumn/Winterシーズン向けボディの中で最もErmenegildo Zegnaらしいボディだと思います。
僕も「いつか作ってみたい!」と常々思っています。
が、残念なことに今シーズンは3マークのみのコンパイルです。。。
でも、すごくいい感じのチェックですよね!
そして、冒頭のコンパイルは「量より質で勝負している」という意思表示だと思います。
品質は100% Wool(310g/m)です。
*後でも触れますがErmenegildo Zegnaは「Super表記」を廃しています
High Performance


続いてErmenegildo Zegnaが誇る高機能ボディHigh Performanceがコンパイルされています。
High Performanceは(次の次でご紹介する)Travellerよりも誕生が古いErmenegildo Zegnaによる高機能ボディの元祖的な存在です。
35年ほど前にリリースされて、長きに渡り廃番となっていたのですが2019年にリリース30周年を記念して復刻されたようです。
記憶によれば。。。
Performanceという英語を素材・服地にも使うことはこのHigh Performanceに教えてもらいました。
なので、なんだかすごく懐かしい響きです!
というHigh Performanceは、Ermenegildo Zegnaが誇る高い技術力を駆使して開発された「高品質で耐久性に優れた高機能ボディ」です。
具体的には、高品質な天然原料(WoolやSilkなど)を主に使用し、特殊な加工技術を駆使することによってストレッチ性、抗シワ性、防風性、通気性、撥水性などの機能を持たせています。
後述の通りElastaneブレンドなのでストレッチ性かなりのものです。
「これはラクチンでしょうね〜!」と強く思えるくらいに伸びますので、ご来店の際はぜひとも横方向に引っ張ってみてください。
かくかくしかじかで、軽量でありながら耐久性と快適性に優れているためビジネスシーンや出張・旅行など多様なシーンでその高い実力を発揮してくれることが間違いないボディです。
また、シルク由来の気品のある光沢も◎だと思います!
上:Autumn/Winter向けのシックなカラーリングが魅力のグレンチェック2マークです。品質は92% Wool + Silk 5% + 3% Elastane(260g/m)です。Autumn/Winter向けに分類されていますが。。。All Season使えそうなボディです。
下:All Season向けの遠目には無地にも見えるクラッシー&ダンディなストライプ3マークです。品質は92% Wool + Silk 5% + 3% Elastane(250g/m)です。上とのウエイトさはわずかに10g/mです。
Loop


Loopは数年前にリリースされたエコフレンドリーなボディです。
具体的には「紡績の際に発生するこれまでは廃棄していた余剰羊毛をブレンド/ミックスして織り上げられたSuiting」です。
というボディゆえに「Loop/ループ = 循環」という名称がつけられています。
前回ご紹介したFratelli Tallia Di DelfinoのHoney Wayもそうですが、多くのミルがそれぞれのやり方で「循環」「サステイナブル」「環境」について真剣に考えている昨今のテキスタイル業界です。
こういった流れを冷ややかに見る皮肉屋も世の中には少なからずいると思いますが、実際の行動に起こしているのはとてもプレシャスですよね。
僕も見習わなくては!
また、肝心のクオリティですが「廃棄していた余剰な原料を使っている」としてもそこは天下のErmenegildo Zegnaです!
しっとりした肌触りと洗練された色柄が魅力の素晴らしい素材に仕上がっています。
それもそのはず。。。
余剰羊毛には15 MilMil 15やTrofeoから出たモノも含まれているとか。。。
なんと贅沢な「余剰」「廃棄」でしょうか!
そこはかとないヴィンテージ感を持った繊細なカラーリングも素晴らしいですよね。
上:ヴィンテージテイストがかなり強めなチェック5マークです。品質は微起毛タイプの上2マークが100% Wool(260g/m)でクリアカットの下3マークが100% Wool(300g/m)です。ミルド(起毛)加工を施した素材の方がライトウエイトなのがユニークですね。
下:モダンレトロなストライプ3マークです。品質は100% Wool(300g/m)です。
個人的には。。。
全マークが好みです!
Traveller





Travellerはその名の通り移動や出張の多いビジネスパーソンに向けて開発された「優れた強撚糸使いによる反発力の強さ」に由来する「高い抗シワ性」と「抜群のシワ回復力」を誇るErmenegildo Zegnaのベストセラーボディです。
「シワになりにくい」「移動の多い方に最適」といったワードを至るところで目にする昨今ですが、その元祖に近い存在がこのTravellerです。
それが証拠に。。。
GIEVES & HAWKESのデザイン/企画をしていた頃(23年から30年くらい前の期間?)にイデアビエラやプルミエールヴィジョンといったEurope各地で行われていた/行われている素材展へ頻繁に出かけていたのですが、その頃からTravellerはあったと記憶しています。
Travellerより歴史が古いHigh PerformanceももちろんありましたがTravellerの方がよりプッシュされていたと思います。
当時は「世界最高峰の高級毛織物産地」であるBiella/ビエラ地区で高機能素材を取り扱っているミルはほぼ皆無でした。
記憶に残っているのは、Trabaldo Tognaのナチュラルストレッチボディ:EstratoとこのTraveller(およびHigh Performance)くらいです。
「そっち系」の素材はPrato/プラート地区のミルがやる/得意という棲み分けがあったんですよね。
そんな時代から高機能素材の開発に取り組んでいたとは。。。
Ermenegildo Zegnaの高い先見性が垣間見えるエピソードではないでしょうか。
そうそう、Travellerで作ったスーツを愛用していたErmenegildo Zegnaを愛するダンディなT先輩が出張後に「岡ちゃん、Travellerはやっぱええわ!」とよく自慢していた旧き佳き思い出も蘇りました!
T先輩もそろそろ定年かな?
さすがにまだかな?
それから、まだ時々は谷町四丁目駅近くにあったピーナツの殻を地面に落とすスタイルのジャズバーに通っているかな?
昨年久し振りに天満橋に行ったらだいぶ様子が変わっていたように見えたのであのジャズバー自体がないかもしれませんね。
*色々と記憶違いがあったらすみません汗
いずれにしても、世界中のアパレル企業やテイラーが長きに渡ってフューチャーし続けている事実、つまり世界中のビジネスパーソンから長く支持されているという事実はTravellerが誇る機能性の素晴らしさを明確に証明していると思います。
もちろんこの素材の素晴らしさは機能性だけではなく、最上級原料しか使わないErmenegildo Zegnaならではの高いクオリティにもあります。
優雅な光沢、しっとりとした滑らかな肌触り、そして繊細な色柄とたくさんの魅力が詰まった逸品です!
Autumn/Winter向けとAll Season向けの2ボディが存在するTravellerなので、もちろんこのバンチブックにもその両方がコンパイルされています。
といっても前者は5マークだけですが汗。
画像上から順番に簡単なご説明を加えていきます。
画像①:Autum/Winter向けのチェックです。いずれもBlue系のグレンチェック!とてもカッコいいですよね。
画像②:Autumn/Winter向けの無地です。左からGrey、Navy Blue、Midnightです。
画像③:All Season向けのチェック(上1マーク)と無地系です。無地系は上からピンヘッド、シャークスキン、バーズアイです。
画像④:All Season向けの無地系その2です。上4マークは極めて繊細なヘリンボンで1番下は画像③のシャークスキンとはまた少しタッチが違うシャークスキンです。
画像⑤:All Season向けの無地9マークです。Indigo Blueっぽい上から4番目と鮮やか極まりないBlueが眩しい上から5番目を含めBlueのヴァリエーションが白眉過ぎます!1番下はBlackです。
品質はAutumn/Winter向けが100% Wool(280/290g/m)でAll Season向けが100% Wool(250g/m)です。
Trofeo

実は「このバンチブック初登場」となるTrofoe/トロフェオはErmenegildo Zegnaのコレクション中で最もポピュラーなSuitingかもしれません。
謳い文句が超スーパー盛りだくさんな上に、ある意味で「規格外」的な存在である次にご紹介する15 MilMil 15を除けばトップクオリティボディですからそれも納得です。
僕も密かに「このバンチブックにTrofeoがあるとより一層嬉しいな」と思っていました。
さて、そのTrofeoというネーミングの由来は英語でいうTrophy、つまり「優勝杯」からきています。
Ermenegildo Zegnaは、毎年ブリーダーを集めて「オーストラリア原料品評会」を開催するのが恒例です。
この品評会にて優勝した最優秀ブリーダーによって採取された原毛の中から集めた16μ級(Super 150’sクラス)の超極細原毛を原料として生み出される極上品がTrofeoです。
16μとはCashmereに匹敵する繊細さで、まさにトップクオリティといえるでしょう。
*上記の通りご紹介する15 MilMil 15はある意味で「規格外」です
最優秀ブリーダーの手で採取された超良質な原料を更に選りすぐって生み出されるTrofeo。
優勝杯という名前にふさわしい王者の風格漂うSuitingです。
15 MilMil 15



「高品質素材だけを生産しているErmenegildo Zegnaの中でも最高級との誉れ高いSuiting:15 MilMil 15」は、15μ(マイクロン)という極細の原毛を使用していることからその名前がつけられた超絶にラグジュアリーなボディです。
Ermenegildo Zegnaは「Super表記」を嫌います(例えば、Super 130’sと表記してしまうと他のSuper 130’s表記をしている有象無象と同じクオリティだと思われてしまう恐れがあるためだそうです!素晴らしい矜持ですよね!)のでこの素材にもSuper表記はありません。
そんな背景があるのにこれを書くのは少々野暮かもしれませんが。。。
仮に15μ原毛をSuper表記で表現するとSuper 170’sに該当します。
この業界では細番手糸を使用した素材をSuper Fineという言葉で表現しますが、こちらならどうでしょう。。。
Extremely Super FineとかUltimate Super Fineといった言葉を使いたくなりますね!
その品質の素晴らしさは触っていただければ「瞬時に」お分かりいただけると思います。
King of Zegna’s fabricという異名をとるのも納得です。
先にご紹介したTrofeoが一般的なSutingの頂点だとしたら15MilMil 15は規格外の絶品です。
ぜひともご来店の際には実際に触ってみてください。
14.5μのSuper 180’s原料を使っているDragoのSkyfallも甲乙付け難いほどに素晴らしいのですが、その出自の影響もあるのかあちらは敢えて少しハードに仕上げている素材が少なくありません。
一方、この15 MilMil 15は「原料の秀逸さを極限まで活かそう」というコンセプトで織られているため、単純に肌触りの「とろみ」で比べたらSkyfallより格段に「上」です。
ちなみにLOUD GARDENではまだ承ったことがないのです(汗)が、この素材で仕立てた先輩のスーツは見たことがあります。
惚れ惚れするほどの美しさでした!
僕も人生で一度は作ってみたいです。
品質は100% Wool(220/230g/m)です。
15 MilMil 15はクインディッチ・ミルミル・クインディッチと読みますが、この業界では短縮して「ミルミル」と呼ぶのが一般的です。
ミルミルというワードの響きは少々アレですよね。
でも、この業界では「やっぱりミルミルは最高だよね」という会話を大真面目にすることが頻繁にあります笑。
上:スーパーシックなチェック4マークです。全マークがライトトーンというのがイイですよね!
中:エレガントの極致なストライプとヘリンボンとシャドウストライプ4マークです。
下:完全な無地6マークです。
LOUD GARDENではまだご注文いただいたことがありませんが、お取引先に伺うとかなり売れているそうです!?
この時代に。。。
いや、この時代だからこそ。。。
15 MilMil 15のような雲上素材を求める人が増えているのかもしれません。
LOUD GARDENもこの波に乗り遅れていはいけない!!
という訳で、どなたかぜひともご注文をお願いします。
本当に超ウルトラスーパー素晴らしい素材です。
僕もいつか。。。必ず。。。絶対に。。。作りたいです!
Jersey


2019年にZegnaグループの傘下に入ったJerseyのスペシャリストDondiとコラボレートしたラグジュアリーJerseyコレクションです。
( Dondiではなく)Ermenegildo Zegnaの名を冠してあるだけあってとてもシックな「顔」に仕上がっていると思います。
*Dondiの名を冠しているコレクションも存在します
上画像はWoolベース、下画像はCottonベースとLinenベースのJerseyです。
*品質の詳細は後述します
まずは上画像の詳細を。
1番上:All Season向け&ダブルフェイスのWool + Cotton Jerseyです。品質は52% Wool + 48% Cotton(340/380g *145cm巾)です。パキッ&キリッとしたBlack & Whiteのハウンズトゥースがやたらとカッコいいですよね!裏面は表面より小さなハウンズトゥースです。
下3マーク:All Season向け&ダブルフェイスのWool + Cotton Jerseyです。品質は62% Wool + 38% Cotton(350/390g *140cm巾)です。1番上のハウンズトゥースより打ち込みが強いのでこちらならジャケットだけでなくボトムスもいける(つまりスーツもいける)と思います!裏面は無地です。
続いて下画像の詳細を。
1番上:All Season向け&ダブルフェイスのCotton + Wool Jerseyです。立体感のあるギンガムチェックがとってもクール&モダンクラシックな素材です。品質は43% Cotton + 42% Wool + 15% Polyester(350/390g)です。こちらもジャケットだけではなくスーツにも使えるボディです。
上から2番目/3番目:60% Cotton + 40% Linen(400/440g)のグレンチェックJerseyです。優しいナチュラルカラーが素敵ですよね!こちらもダブルフェイス仕上げで裏面はハウンズトゥースになっています。こちらも一応All Seasonと表記されています。また、もちろん表記が正しいとは思うのですがウエイトはもう少しライトにも感じます。
上から4番目/5番目:96% Cotton + 4% Polyamide(340/380g)のハウンズトゥースJerseyです。GoldとSilverにも見えるBrownとMideum Greyがとってもナイスではないでしょうか?「ほぼほぼオールLinenでもここまで伸びるんだ!?」と少々びっくりなストレッチ性の高さも「すごい」です!こちらはダブルフェイスではありません。また、こちらもAll Season表記です。
下3マーク:60% Cotton + 40% Linen(310/340g)のハウンズトゥースJerseyです。これからしばらくの季節(と来春)に超快適なこと間違いなしの素晴らしい素材だと思います!こちらもダブルフェイスではありません。こちらもAll Season表記です。
ご覧の通り、いずれもJersey(編み物)っぽさがほとんどない織物のような優雅な「顔」が自慢です。
また、下画像のほとんど(下7マーク)にLinenがブレンドされている訳ですが、伸縮性に乏しいLinenを使ったJerseyとは「さすがはErmenegildo Zegna!」だと思います。
Linen由来の通気性、清涼感、カジュアル感、豊かな発色、野趣味に恵まれると同時にJerseyならではの伸縮性と快適性に富んでいる訳ですから素晴らしいの一言ですよね!
伸縮性に富んでいるということは、(テンションが分散されるため)シワになりにくいということも意味するので「Linenはシワがちょっと」という方にも胸を張ってオススメできます!!
清涼感あふれるカラーリングのトラディショナルチェックも◎ではないでしょうか。
ちなみに、Linenブレンドではありますが上記の通りErmenegildo Zegna目線だとこれらもAll Season扱いになります。
ウエイトもそこそこありますし、それも納得です!
が、個人的には色柄を含め「やっぱりSpring/Summerシーズン + Autumnがメインになるのかな?」と思います。
毎シーズンのことながら、Ermenegildo ZegnaのJerseyコレクションはかようにたくさんの異なるテイストとアプローチを持った素材が百花繚乱したスーパーナイスな内容に仕上がっています!
皆さんはどのジャージーがお好きですか?
全マークのご紹介は以上です。
最後に今日の「僕のBest 5」をご紹介します。
いつも書いている通りあくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません。
悪しからずです!
今日の「僕のイチオシ」5-1

Loopからはこちらをセレクトしました。
この「メランジ使いのシャークスキンベース」+「Blueグラデーションのストライプ」!
Loopはそのコンセプトもナイスなのですが、それを「ナシ」で考えてもこの色柄は最高にカッコいいですよね〜!!
もちろんLoopならではのオーガニックテイスト強めの「顔」もナイスですが!!!
僕はこちらならオーセンティックながらも遊び心あるEnglishスタイルのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「7.5cm巾のセミノッチドラペル + シングルブレステッド3ボタン×中ひとつがけ + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + センターヴェント」で、ヴェストを「ノッチドラペル + シングルブレステッド6ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + クラシックシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ライニングは “♡ Camo” silk c/# blue/charcoalにしたいですけれど完売したのでLiberty LiningsのStrawberry Thiefをセレクトしたいです。
ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタンにしたいです。
そして、ストライプとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト)やフラワーホール(衿穴)糸、一部ボタンホール糸等はBlueにしたいです!
そして、Vゾーンと足元もBlueを巧みに使ってまとめたいです。
今日の「僕のイチオシ」5-2

Travellerからはこちらをセレクトしました。
モダンレトロなメランジBlueのグレンチェック!
イイですよね〜!
僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + 6.0cm巾のターンナップヘム + ボタンフライ」で作りたいです。
ライニングはBlueベースにSilverのスカルプリントライニング、ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーンボタンにしたいです。
今日の「僕のイチオシ」5-3

Trofeoからはこちらをセレクトしました。
今春Greyの素材で久し振りにスーツを作ったらすごくよかったので「もう1着」と思っているのですがこちらはその有力候補になりそうです。
僕はこちらならフォーマルテイスト強めのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + シングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。
ライニングは “♡ Camo” silk c/# BGR、ボタンはくるみボタンにしたいです。
そして、ライニングのRedハートと呼応させてカラークロスやフラワーホール糸や一部ボタンホール糸をRedにしたいです。
ストライプもRedがかったBrownなのでストライプとの「ストーリー」にもなりそうです。
今日の「僕のイチオシ」5-4

15 MilMil 15からはこちらをセレクトしました。
ライトトーンのチェックはどれも捨てがたい!
遠目には無地に見えるストライプやヘリンボンの気高さも出色です。
が、しかし。。。
15 MilMil 15のような絶品素材で初めてスーツを作る場合、無地をセレクトするのが王道な気がします。
という訳でこの美しいBlueに強く心惹かれました。
鮮やかにして高貴なBlue、深く豊かな光沢、そして15 MilMil15ボディ。
「究極の無地スーツ」にこれ以上にない素材だと思います。
LOUD GARDENが15周年を迎えられたら。。。とか
僕が60歳になった時に。。。とか。
節目を迎えた時に自分へのご褒美として作りたいですね。
クラシックに作るのもいいかもしれませんけれど、どうせならばLOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいスリーピーススーツを作ってみたいです。
いつか必ず!!!
今日の「僕のイチオシ」5-5

Jerseyからはこちらをセレクトしました。
このハウンズトゥースはめちゃくちゃイイですよね〜!
Jerseyですから快適さを極限まで引き出すデザイン/仕様ももちろん◎だと思います。
が、僕はモッズなダブルブレステッドジャケットを作りたいです。
具体的には「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
カラーとチェストポケットとウエストポケットおよびアウトサイドティケットポケットの両玉縁は裏面のミニハウンズトゥースを使いたいですね!
ボタンは今春デビューした刻印入り&ヴィンテージ加工を施したBlack & Whiteボタンがいいかな?
ライニングもBlack & White系のストイック&ロックなプリントライニングにしたいです。
そして、ボタンホールはBlack & Whiteを入り乱れさせたいですね!
以上です。
次回もmade in Italy素材のバンチブックをご紹介します。
乞うご期待ください。
28th. Sep. 2025
Ryoji Okada