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Diary

New bunch book collection for 2026 Spring/Summer vol.11: Fratelli Tallia Di Delfino

Hiroshima Carp / Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 4月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

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遂に今日!

NPBが開幕します!!

本拠地マツダスタジアムで開幕3連戦を開催できるカープです。

相手は近年相性がよろしくないDですが、なんとか「最低でも勝ち越し」「あわやよくば3連勝」をお願いしたいですね。

となると当然のことながら初戦は超重要です。

キャリア初の開幕投手を務める床田投手の快投と1番から4番を任されるはずのドラフト1位カルテット:平川選手・中村奨選手・小園選手・佐々木選手の快音に期待したいです!

Go! CARP!

 

 

 

ところで。

「今日」といえば。

2日振りに新作バンチブックをご紹介します。

11回目の今日ご紹介するのは「Loro Piana/ロロ・ピアーナ、Ermenegildo Zegna/エルメネジルド・ゼニアとともに世界3大ミル(毛織物工場)の一角を担う存在」として世界中のビッグメゾンやトップテイラー(←注:LOUD GARDENを含みます!)から高い評価を得ている、そしてその強力にハイクオリティかつ極めてクリエイティヴィティに富んだコレクションが最高に僕好みなItalianミルFratelli Tallia Di Delfino/フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ(以下FTD)の新作Suiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)コレクションです。

前回:Ermenegildo Zegnaの最後で予告した通りです!

まずは、FTDについて「復習」しましょう。

—–

 FTDは1903年にBella/ビエラ地区のStrona/ストローナに発祥した120年以上の歴史を誇るItaly屈指の最高級テキスタイルメーカーです。

その最大の特徴は「高級織物」しか生まれえない生産背景にあります。

具体的には、FTDの生産が「豊富な水資源により古くから繊維・織物産業が根づいてきた環境」の中で「梳毛織物においてはSuper 120’s ~ 200’s(17.5 ~ 13.5μ*)のみを扱うなど常に最高級原料を使用」し「最新設備と伝統技術に基づいた生産体制を構築」して行われていることにあります。

世界中から熱い支持を集めている「繊細な表現」はこの生産背景の賜物といえます。

また、Italy(つまり、世界)トップクラスとの誉れ高いクリエイティヴチームが担当するデザインも特徴的で、毎シーズン「歴史に裏打ちされたクラシックな感性」と「時代を引っ張っていくという高い志」が絶妙なバランスで融合されたコレクションをリリースしています。

2008年にはMarzottoグループの傘下に入り、これまでに培ってきたレガシーはそのままにスケールメリットを獲得したことでエコフレンドリーな新機軸を打ち出すなど更なる躍進を遂げてますます業界内のプレゼンスを高めている点も見逃せません!

*μ=マイクロン

—–

1903年といえば明治36年、UKの国王はEdward Ⅶだった時代です。

そう考えると一段とすごい歴史ですよね!

今年14周年を迎えるLOUD GARDENの約10倍。。。

ちなみに1903年はTour de Franceの第1回大会、現行のMLB World Series 第1回が行われた年だそうです。

Tour de FranceもWorld Seriesもとてつもなく長い歴史を持つんですね!

また、このDiaryでも何度か書いたことがある通り、僕はFTDの工場に2回足を運んだことがあるのですがその素晴らしい環境と最新鋭の設備に感動した記憶があります。

Biellaの高い位置、つまり空気と水がキレイな位置に工場がありました。

高級な素材を織り上げるのに立地はとても重要なようで、確かにハイエンドなミルほど高い位置にありました。

またいつかBiellaを訪れる機会に恵まれると幸せなのですが。

できれば妻と。

いや、さすがに妻とBiellaを訪れることはないかな?

ちなみに、ここ最近は「Dubrovnikに行ってみたいね!」と話しています。

能書きと余談はほどほどにして早速ご紹介しましょう!

*これまでにご紹介した10回のリンク集は末尾にあります

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

 

 

美しくスタイリッシュなSuitingが合計76マークもコンパイルされた素晴らしい内容の極上バンチブックです!

最初から最後まで全マークが見所、抜粋してのご紹介はできなそうなので今日も全マークをご紹介します。

50マークを超えると「抜粋したいなぁ」となるのが本音なんですけれど。。。

無理なんだから仕方がない!

つきましては、今日も熱く丁寧に全マークをご紹介します!

とはいえ。。。

細心の注意を払って写真撮影をしているつもりですが、それでもやっぱり実物の素晴らしさを100%表現できていない画像が少なからずあると思いますし、全マークをすべて個別画像でお見せすることも叶いません。

なので、ご来店の際にはぜひともじっくりと最初から最後までチェックをしてください。

きっとあれもこれも作りたくなると思います!

もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「FTD Executive 15.5Micronに近い感じでmade in Englandの素材ってあるの?(あります!)」とか「Napoliのチェックを全マークもう少し質感が分かりやすい写真で見てみたい」とか「Napoli “Symphony”のイチオシがすごくよさそうなので前回と同じデザインとサイズでスーツを作っておいて!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。

それでは、前回と同じようにまずは冒頭から全マークをご紹介して、最後に「僕のBest 5」を披露します!

 

 

FTD Executive 15.5micron

 

 

 

 

冒頭にコンパイルされているのは超スーパー絶品ボディ:FTD Executive 15.5micronです。

「世界を舞台に活躍するビジネスエグゼクティヴをサポートしたい!」という明確な意思からこの名前がつけられたFTDの最高級Suitingです。

具体的には、高級Wool原料の中でも特に希少で高価な15.5μの原毛を紡績した160番手双糸(ソウシ)を使用し織り上げた至高のボディです。

その柔らかくしなやかなとろけるような風合い、極上の光沢、上品な膨らみ等々、「ラグジュアリーなスーツを作るのに非の打ち所がないハイエンド素材」です。

が、この素材のこだわりはそれだけではありません。

実は。。。

タテ・ヨコ両方向に伸びる「2wayの*Natural Stretch機能」を持っているのです!!

*Natural Stretch機能:Polyurethaneに代表される伸縮性が高い原料をブレンドせずに天然繊維だけで実現したストレッチ機能

これだけラグジュアリーな「顔」と肌触りを誇る素材なのに機能的という。。。

込められた「世界を舞台に活躍するビジネスエグゼクティヴをサポートしたい!」という意思・想いは本物ですね!

ヨコ方向だけに伸びる通常のNatural Stretchと比べて製織するのが難しい一方でパフォーマンスがより優れている2way Natural Stretchというところにも意思の強さを感じます。

なにしろ2way Natural Stretchは「着心地の快適性」も「テンションが分散されることによる防シワ性」も通常のNatural Stretchより格段に上ですから!

「贅沢さと機能性を高い次元で融合させる」という発想も素晴らしいしその発想を完璧に具現化できる実力も見事、細番手糸を扱うテクニックは世界でも屈指と評されるFTDだからこそなせる「究極」のラグジュアリーSuitingだと思います。

それが証拠に。。。

このボディは2年前:2024 Spring/Summerシーズンにリリースされたのですが、その時は無地6マークのみの展開でした。

そして、デビューシーズンのスマッシュヒットを受けて2025 Spring/Summerシーズンは無地が1マーク増えると同時に柄物9マークもリリースされました。

そしてそして、昨シーズンも人気は衰えなかったようで、2026 Spring/Summerシーズンは柄物がさらに増えて合計マーク数が18にまで拡大しました。

この推移と発展は「究極」であることが広く支持されたなによりの証左だと思います。

さすがです。

上述の通り画像だけだとなかなか伝わりにくい部分もあるとは思いますが、触ってみるとイタリアンミルの最高峰が生み出したいかにもイタリア的な「至高のボディ」ということはすぐにお分かりいただけると思います。

つきましては、ご来店の際にはぜひとも触れてみてください。

当然のごとくかなり高価ですけれど僕もこれはぜひとも作ってみたいです!

いや。。。

高価ではあるけれど「Super 160’sにしては比較的控えめプライス」が正しいかな!?

上画像:ラグジュアリー至極な無地7マークです。本当に美しい素材なのでご来店時にはぜひとも触ってみてください。

中画像:エレガントの極致なストライプ5マークです。ハイエンドItalianミルならではの繊細な色柄が自慢です!

下画像:アンダーステイトメント&モダンクラシックなチェック6マークです。この画像では大変分かりづらいのですが。。。上から2番目と3番目はグレンチェックタイプです。

品質は100% Super 160’s Wool(250g/m)、組織はツイル(綾織)、いわゆるFour Seasonsタイプのボディです。

実は。。。

FTD Executive 15.5micronは既に完売品番がかなり出ています汗。

人気ボディなので納得ですけれど少し残念。。。

ややこしいので完売品番は外してご紹介することも考えましたが、それを考え始めたら2ヶ月後には「オール完売!」なんてこともあり得るので今日は完売を含めて全マークをご紹介しました!

また、Super 160’s原料を使用した超細番手糸で織り上げた絶品ながら2ply由来による頼もしさも併せ持ったボディなのでガンガン&永くお召しいただくことも可能だと思います。

 

 

Honey Way “Wool & Silk”

 

 

「ナチュラルで気品あふれるドレープを生み出すこと間違いなしの豊潤な素材感」「優雅かつ深みのある光沢」「洗練を極めたカラー」といったたくさんの特徴を誇るSilkブレンドのニューボディです。

品質は79% Wool + 21% Silk(230g/m)。

Silkをブレンドしてしっかりと打ち込んだツイル組織としては驚くほどの軽量性に成功しているのもポイントでしょうか。

加えて、Silkブレンドボディとしては珍しくNatural Stretch機能を持っているのも嬉しい限りです。

*こちらは2wayではなく横方向のみのストレッチです

優雅さと快適さ、クラシックさとモダンさを併せ持った現代の「時代感」を見事に体現したナイスなボディだと思います。

また、こちらはフィニッシング工程に天然の蜜蝋を使用することで環境に深く配慮したHoney Wayシリーズのボディでもあります。

最後にHoney Wayシリーズについて簡単に「復習」してみましょう。

—–

通常のフィニッシング工程には少なからぬ化学薬品が使われますが、FTDはその経験と最新の技術を駆使して「蜜蝋によるフィニッシング」に成功、環境に配慮しながらも高級感のある滑らかなタッチの素材を生み出しました。

更に最新設備の導入によって使用する水の量を通常の約半分にすることも実現、人体にも自然にも優しいHoney Wayシリーズが誕生しました。

—–

 

 

Napoli

 

 

 

 

名うてのビスポークテイラーが集う街、テイラードウエアの聖地としてSavile Row, Londonと並び称されるNapoli。

聖地に相応しい「上質で仕立て映えのする最高級素材」を提供するという役割を120年に渡り担ってきた歴史や哲学を宿すFTDのベストセラーボディがこのNapoliです。

17.0μという究極の原毛のみを使用したFour Seasonsタイプのツイル(綾織)組織ボディで、品質は100% Super 130’s Woolです。

*ウエイトは後述します

ご覧の通り、高級感あふれる佇まいと色気のある色柄が魅力です。

そして、これまたご覧の通り、無地はもちろんのこと柄物もクラシカルからファンシーまで、豊富なヴァリエーションが自慢です。

シックでラグジュアリーでスマートで大人の色気に満ちたスーツをお探しの方に絶対のオススメです!

上:メランジ糸がいい具合にモダンレトロ感を表現しているチェック5マークです。どれもスタイリッシュなスーツに仕上がること間違いなしのスーパーナイスな色柄ですね!個人的には1番下の鮮やかなBlueに心惹かれます。ウエイトはすべて260g/mです。

中:モダンかつスタイリッシュなストライプ4マークとヘリンボン1マーク(1番下)です。ニュアンスのあるカラーが「今っぽい」上2マーク、大胆なカラーリングが魅力の下2マーク。ストライプは4マークとも「強力」です!ユーティリティな1着が仕上がること間違いなしのヘリンボンも素敵です。ヘリンボンのみ230g/mでストライプはすべて260g/mです。

下:無地8マークです。マニアックな上3マーク:シャークスキンベースのGreenとピースダイ(後染め)のTerracottaおよびOff Whiteがコンパイルされているのも嬉しいですね〜!もちろんクラシックカラーも「間違いない」ですし上から6番目のニュアンスの効いたBlueも見逃せません!いやあ。。。8マークとはいえ。。。圧巻ですね!ウエイトはピースダイ2マークのみ300g/mで他は260g/mです。

冒頭のFTD Executive 15.5micronを見た/触った直後だと。。。

正直、肌触りは少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

が、頼り甲斐のあるボディですし、普段からガンガン着用する想定ならばこちらの方がオススメ度は高いかもしれません!

長年に渡るベストセラーボディですから「安心・安全」でもあります!

 

 

Napoli “Ice Time”

 

 

 

 

Napoliのプレインウィーヴ/トロピカル(平織)ライン:Napoli “Ice Time” です。

先にご紹介したNapoliのツイル組織ライン同様に17.0μという究極のウール原料のみを使用して丁寧に織り上げられたFTDのベストセラーです。

ベストセラーだけあって、Napoli同様にマーク数が多いですよね!

品質は100% Super 130’s Wool(220g/m)です。

プレインウィーヴ/トロピカルなので先にご紹介したオリジナルボディ&ツイルのNapoliよりもかなりライトウエイトに仕上がっています。

なので、仕立て上がりは驚くほど軽快だと思います。

とはいえ、2plyなのでソフトな素材感ながらもタフさを兼ね備えているのが嬉しい限りではないでしょうか!?

また、Natural Stretch機能を備えているのも◎です。

上:とてもスタイリッシュ&スマートなチェック5マークです。

中:ItalyテイストとUKテイストが見事な化学反応を起こしているストライプ4マークです。

下:下から2番目のGreenと1番下のTerracottaが嬉しい無地6マークです。

着用感は極めて軽快で涼感もありますが上述の通り2plyということもあり春先から秋口まで着用可能なボディです。

 

 

Napoli “Symphony”

 

 

 

FTDのシグネチャーラインであるNaploiから「特別なシーンを華やかかつ優美に彩るパーティウエアシリーズ:Symphoney」が登場しました!

上質なWoolとSilkが織りなす贅沢か高貴な光沢は見事の一言。

リリースによれば「大切な人への思いやりのように優しく煌く光沢」だそうです。

さすがFTD!

上:ジャカードでレオパード風の小紋柄(?)を表現したディナースーツ・パーティスーツ向けの2マークです。ロッカーの衣装にも絶対にイイですよね!品質は75% Wool + 25% Silk(245g/m)です。

下:より光沢が際立つ無地とシャドウストライプです。ゴージャス極まりない1着が仕上がる逸品です!品質は75% Wool + 25% Silk(225g/m)です。ひと味(いやふた味が正解かな?)違うフォーマルウエアをお探しの方にぜひともオススメしたいです!上から2番目はBlackです。

 

 

Archivio 1903 “Heritage 3ply”

 

 

120年を超える歴史が積み重ねてきたアーカイヴから着想を得て生み出されるArchivio 1903シリーズのHertage 3plyです。

その名前から容易に想像できるイメージ通り、そしてご覧の通り3ply糸を使用して「モダンヴィンテージな佇まい」を醸し出している素晴らしい素材です。

具体的には「巧みに杢糸を使用した3ply糸で表現したムリネ」がとてもクラシカルな一方で、「上品な同系色のメランジ/杢糸使いによる繊細なカラーリング」がスッキリとした印象を演出しラグジュアリーな雰囲気を加えています。

広義ではFrescoタイプのSuitingですね。

はい、独特のシャリ感、優れた通気性、そして高い防シワ性に恵まれたSuitingです。

それでいて、FTDらしく極めて上質な糸を使用して織り上げているため一般的なFrescoタイプのSuitingよりも肌触りがかなり滑らかで見た目もエレガントです。

ということは。。。

「ラグジュアリーなFrescoタイプ」という表現がぴったりかもしれません。

なので、こちらの素材で作ったスーツならば、普段のビジネスシーンやご会食ではもちろんのこと、ご出張やご旅行でもその実力をいかんなく発揮してくれることでしょう!

フレスコタイプのSuitingなら「やっぱりオリジネイターであるMartin SonsかFrescoタイプのボディに長年の実績があるSmith Woollensがベストじゃない?」とお思いの方も少なくないと思います。

他のミル/マーチャントのそれは「似て非なるニセモノ」が多いですし、僕もそう思います。

が、FTDのこちらはまったく新しい解釈で生み出された「完全な別物」ですので、Martin SonsやSmith Woollensの「対抗馬」になりうると思います!

また、Suitingとはいえこの素材感ですからジャケットを単品で作ってもすごくいいと思います。

品質は100% Wool(320g/m)、組織はトロピカル(平織)です。

 

 

Archivio 1903 “Gentle Mohair”

 

 

FTDの定番である軽快なMohairブレンドボディ:Gentle Mohairです。

Gentle Mohairは細番手のMohairを使ったSpring/Summerシーズン向けSuitingです。

「ストレスフルな軽量設計」「Mohairの光沢とハリコシを最大限に活かすべく丁寧に織り上げられているため約束されている仕立て映え」「2025 Spring/Summerシーズンからこの定番ボディ加えれたNatural Stretch機能」が三位一体になった逸品です。

昨シーズン敢行されたマイナーチェンジ/Natural Stretch機能の付加によりGentle Mohairの快適な着心地は磨きがかかりました。

アーカイヴを大切にすると同時に定番ボディを躊躇なく進化させるところも「さすがはFTD!」だと思います。

また、あまり伸縮性を持たない繊維かつ機能性を加えるのが難しい繊維であるMohairをブレンドしたボディにNatural Stretch機能をいとも簡単に付加させる技術力にも脱帽です!

品質は88% Wool + 12% Mohair(230g/m)、組織はトロピカルです。

 

 

Archivio 1903 “Gentleman’s Journey”

 

 

同じくArchivio 1903シリーズのGentleman’s Journeyは、Spring/Summerシーズン向けSuitingにおけるThe Classicともいえる「中番手の強撚糸を使用したトロピカルボディ」です。

通気性に優れ、耐久性があり、シワに強く、(横方向に)高いストレッチ性を誇るこの素材で作ったスーツは、必ずや航海や長期旅行でも大活躍することでしょう。

ややノスタルジックな「顔」とハリコシの豊かさに由来する仕立て映えのよさも魅力です。

ラグジュアリーテキスタイルメーカーとして認知される今日のFTDですが、こちらはFTDが有するもうひとつの側面:前時代のレガシーともいえる古き佳きサルトリア全盛時代を支えてきたクラシックテキスタイルメーカーの底力を強く感じさせる会心作だと思います。

それが証拠に、3年前のデビュー以来世界中でかなりの人気を博しているそうです。

今シーズンはこちらの6マーク展開です。

品質は100% Wool(280g/m)です。

このタイプの素材としては軽快なウエイトも嬉しい限りではないでしょうか。

 

 

Portofino

 

 

「絵画のような美しい港を持つイタリア有数の高級ポートタウンであるPortofino/ポルトフィーノ」をイメージしたラグジュアリーシリーズ:Portofinoです。

プライヴェイトビーチへのドライヴをイメージして企画されたそうです。

Silkを中心とした5者混ならではの繊細な「顔」とライトウエイト&ストレッチという機能性を完璧に融合させた軽やかでクラッシーなルックスが素晴らしい素材です。

具体的な品質は68% Wool + 17% Silk + 12% Linen + 2% Polyamide + 1% Polyurethane(21og/m)です。

Polyurethaneブレンド素材なのでかなり伸びます!

確かに。。。

プライヴェイトビーチへのドライヴの際にはとっても嬉しいですよね。

爽やか極まりないカラーも白眉だと思います。

間違いなく夏の青い空や海に映えるスーツ/ジャケットに仕上がることでしょう!

全マークのご紹介は以上です。

最後に、今日の「僕のBest 5」をご紹介します。

いつも書いていますけれど、あくまで「今日の」なので、そしてどれも素晴らしい素材なので明日には変わっているかもしれません!

 

 

FTD Executive 15.5micronからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

 

FTD Executive 15.5micronのようなスーパーハイエンドボディでスーツを作る場合、無地をセレクトするのが王道な気がします。

が、しかし、僕はこのダンディなストライプにひと目惚れしました!!

最高に渋くてカッコいいですよね。

僕はこちらなら。。。

「寄り画像」の下に置いた仕上がりイメージ画像(こちらのバンチブックは仕入先がこのようなとてもナイスなイメージ画像を提供してくれています!)のようなクラシックなスーツがイイ気もします。。。

でも、やっぱり。。。

LOUD GARDEN/RYOJI OKADAのアイコンモデル的存在である「縦横斜め:Vertical, horizontal and diagonalなスリーピーススーツ」のアレンジヴァージョンで作りたい気もします。

「アレンジヴァージョン」とは、昨秋ノンフィクションライターの石戸諭様からご注文いただいたCrown Flannelのスリーピーススーツとほぼ同じデザインです。

あちらはジャケットのデザインがオリジナルの「縦横斜め」とかなり違うんですよね。

具体的には ↓こんなデザイン/ディテイル↓ で「料理」したいです。

ジャケット:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジション&着脱式拝みボタン仕様のシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ホリゾンタル裁断したアウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ

ヴェスト:ラペルレス + シングルブレステッド6ボタン + 上前(ウワマエ:前身頃の左手側)を正バイアス裁断 + 下前(シタマエ:前身頃の右手側)をホリゾンタル裁断 + ウェルト仕様のウエストポケットをヴァーティカル裁断

トラウザース:ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム

ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーンボタン、ライニングはLiberty LiningsからRed, White and Blueのフローラルプリントライニングをセレクトしたいです。

そして、ストライプおよびボタンとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)や一部ボタンホールはダークなNavy Blueにしたいです。

 

 

Honey Way “Wool & Silk”からは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

 

この華やかにしてシックなPink/Purple!!

サイコーです!!

こちらはエレガントに「料理」するのが正攻法だと思います。

が、しかし、僕はこちらならミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツを作りたいです。

はい、昨春Dark GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルです。

具体的なデザインは、ジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。

ボタンはくるみボタン、ライニングはPink系のアーティスティックなプリントライニングにしたいです!

また、カラー(上衿)やターンバックカフスやくるみボタン等のパーツは同素材の明るめNavy Blue無地にしたいです。

そして、パーツ使いをしたNavy Blue無地でもトラウザースを作っておいて時々ジャケット単品とセットアップして愉しみたいですね。

加えて、そのNavy Blue無地との「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはNavy Blueにしたいです。

 

 

Napoliからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

 

最高にキレイなBlue!

そして、独特の立体感を生む太さが異なるダブルウィンドウペーン!!

そしてそして、安心&安定の高品質ボディ!!!

上記の3要素が見事な化学反応を起こした素晴らしい素材だと思います。

僕はこちらならタイトフィット&クラシカルなダブルブレステッドスーツを作りたいです。

具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。

ボタンはmade in EnglandのNavy Blueリアルホーン(本水牛)ボタン、ライニングはBlueグラデーションのスカルプリントライニングにしたいです。

そして、ウインドウペーンおよびストライプとの「ストーリー」でフラワーホール(衿穴)や一部ボタンホールはLight Blueにしたいです。

 

 

Napoli “Symphony” からは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

 

このジャカードは最高にカッコいいですよね!

ラグジュアリーでありながらロック!!

素晴らしい。

僕はこちらならフォーマルテイストが香るスリーピーススーツを作りたいです。

具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。

ボタンはくるみボタン、ライニングはRedベースのロックなプリントライニングにしたいです。

そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはRedにしたいです。

 

 

 

Portofinoからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

 

 

 

僕はプライヴェイトビーチまでドライヴをしませんが。。。

この素材は大好きです!

僕はこちらなら軽快なスタイル/デザインの2ピーススーツを作ってみたいです。

具体的にはジャケットを「ややナロウ巾/7.5cm巾のセミノッチドラペル + 真ん中ひとつがけ/段返りのシングルブレステッド3ボタン + シャツ袖/マニカカミーチャ + モダンクラシックフロント + アウト/パッチ仕様のチェストポケット + アウト/パッチ仕様のウエストポケット + アウト/パッチ仕様のアウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + サイドヴェンツ」で、トラウザースを「ハイライズ + グルカパンツスタイル + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作ってみたいです。

ジャケットはショルダーパッドもキャンバス(芯地)も省いたアンコンストラクテッドテイラリングにしたいかな?

ボタンはBrownマザーオブパール(茶蝶貝)ボタン、ボディライニングはなしでスリーヴライニングはOrange系にしたいです。

ライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールやボタンホールの一部はOrangeにしたいです。

スーツとしてはもちろん、ジャケットとボトムス単品でもガンガン着たいですね!

そして、数年後にはクタクタにさせた上でトラウザースはセンタークリースも入れずに着たいかも!!

 

以上です。

 

できれば今月もう1回更新したいと考えています。

乞うご期待ください。

 

 

 

27th. Mar. 2026

Ryoji Okada

 

 

 

< New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: Sidogras

  ☑︎ vol.2: Frontier by Harrisons

  ☑︎ vol.3: Airesco by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.4: Summer Target by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.5: Riviera by Holland & Sherry

  ☑︎ vol.6: Drago

  ☑︎ vol.7: Vintage Gabardine by Kuzuri Keri

  ☑︎ vol.8: Loro Piana

  ☑︎ vol.9: SpringRam by Harrisons

  ☑︎ vol.10: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ Spin-off #1: “Stardust” suiting

  ☑︎ Spin-off #2: Special “Leopard” collection

 



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