今月から半年弱に及ぶ「週休1日生活」に戻った訳ですが、だからこそ定休日はしっかりと充実した24時間を過ごしたい。
そんな風に思っています。
という定休日だった昨日は通常と同じ時間に起床して、午前中に事務仕事や洗濯等をして、お昼前に日用品の買い出しを済ませて、午後からGGに出動/トレーニングをして、店に出て少し仕事をして、夕方に散歩をして、晩は妻とディナーを愉しみました。
本当は午後の仕事は回避したかったのですが、依然としてバタバタしている日々なので&己のキャパシティが小さいので仕方がありません。
やるべき仕事があるのは幸せなことですしね!
という感じで充実の24時間を過ごせました。
そして、今日からの3日間:金土日は3月最初の「山場」です!
なんとか頑張り抜いてイイ感じで乗り切れればと考えています。
つきましては、もしお時間がありましたらぜひともご来店ください。
予定していた新作バンチブックも既にほぼすべてが入荷済です!
ところで。
「充実」「新作バンチブック」といえば。
今日は4日振りに新作バンチブックをご紹介します。
前回も書いた通り新作バンチブックのご紹介は今月中に10回目までを終えたいと考えています。
逆算すると3日あるいは4日に1回はご紹介をする必要があります。
「楽しみにしている」と仰ってくださるお得意様がたくさんいらっしゃいますし、水曜日にご来店くだっさったN様(ご注文ありがとうございました!)も「最近紹介されていたHolland & Sherryの新作見れますか?」と仰ってくださったし、新作バンチブックからのご注文が入り始めているし。。。
それを糧に頑張ります!
4回目の今日ご紹介するのは前回予告した通りHolland & SherryのSummer Targetです!
超スーパー大充実した傑作コレクションに仕上がっていますのでご来店の際にはぜひともじっくりご覧ください。
それでは、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するバンチブックは ↓こちら↓ です。

Summer TargetはSpring/Summerシーズンの軽快にして洗練された装いに最適なライトウエイトSuiting(スーティング:スーツ向けテキスタイル)コレクションです。
*鮮やかなカラーリングの素材が多いので前回ご紹介したAiresco同様にジャケット/ボトムス単品でのオーダーも◎なコレクションです
品質は100% Super 120’s Wool(220g/m)、組織はプレインウィーヴ/トロピカル(平織)です。
厳選されたMerino Wool原料を丁寧に紡績した細番手糸を使用したライトウエイトボディながら、UKマーチャントらしいやや強めの打ち込みにより極めて良好なバランス素材感に仕上がっています。
具合的には贅沢さ、美しさ、滑らかさ、快適さに加えて強度と仕立て映えのよさを兼ね備えています。
(このあとご紹介する)素晴らしく魅力的な色柄に目がいきがちなコレクションですが、品質自体も大きな魅力の逸品!
それがSummer Targetです。
その名前ですが。。。
Hollad & Sherryのコレクションには同じSuper 120’s Wool原毛を使用したTargetというベストセラーコレクションが存在します。
また、そのギャバディンヴァージョンのTarget Gabadineというコレクションも存在します。
Holland & SherryのTargetシリーズは、その高い品質、優れた機能性、そして魅力的な色柄で長きに渡り世界中で高い評価を得てきました。
そのSpring/Summer向けの最新コレクションがSummer Targetという訳です。
もちろんSummer TargetもTargetシリーズの伝統を受け継いでいます。
それが証拠に、Holland & Sherry社は「トラディショナルなSuitingに求められるすべての要素を満たしたSummer Targetは時代を超えてエレガントに着こなせる1着が仕上がる圧倒的コレクションです」と評しています。
ちなみに、同じ文章中で「控えめで主張し過ぎないストライプとチェックで構成される」とも述べていますが、僕はそう(控えめで主張し過ぎない)思いません笑。
いずれにせよ、Smmer Targetは日本の厳しい夏でも快適さと気品に満ちたスタイルを叶えてくれるマスターピースです!
全59マーク。
本当に素晴らしいコレクションです。
早速全マークを公開。。。
いや、その前に。。。
まずは再度Holland & Sherryについて簡単にご説明します。
Holland & Sherryは1836年にOld Bond Street 10, LondonにてStephen George HollandとFrederick Sherryによって創立された世界最大級の規模を誇る超名門マーチャントです。
ルーツは別々で後年になってGievesとHawkesが合併したGieves & Hawkesと異なりHolland & Sherryは初めからHolland & Sherryだったんですね。
1836年といえば産業革命を経て翌年にヴィクトリア女王が即位するなどUKが繁栄を極めた時期の真っ只中です。
国の繁栄とともにHolland & Sherryも着実にビジネスを大きくしていき、創立50周年となる1886年には毛織物ビジネスの中心地であったLondonのGolden Squareに本社を移転、更に規模を拡大していきます。
その後も長い年月をかけて合計で約20社におよぶ企業をグループの傘下に収めるなど成長を続けました。
その結果ともいえるでしょう、当時Golden Squareで活動していたマーチャントの中で現在も残っているのはHolland & Sherryだけだそうです。
また、Holland & Sherryは創立当初から国外市場を重視しており競合他社に比べかなり早い段階でワールドワイドな展開を始めました。
その早くからのワールドワイド展開が「バンチブック販売を世界で最初に始めたという逸話」や「年間平均で約3,000ものパターンを揃えるといわれる総量世界一を誇る圧巻のコレクション」を生み出しました。
伝統に根ざした質実剛健なクオリティとともに開拓者としての先見性と果敢な挑戦者ならではの提案力もHolland & Sherryの大きな魅力なのです。
その後もHolland & Sherryの躍進はとまりません。
20世紀初頭にはNYCに営業所を構え南北America大陸でのビジネスを一層強固なものにします。
現在も機能しているRussia第2の都市:Saint Petersburgにある倉庫はRussia革命(1917年)前の時点で成功を収めていたそうです。
1968年にはScotlandはEdinburgh近郊に位置するPeeblesのマーチャントも傘下に収めそのPeeblesに本社を移転します。
Peeblesは確か二度だけ行ったことがあるのですがすごくイイところでした!
そして、1982年にはLondonの拠点をSavile Row 9-10, Londonに移転(2022年に31に移転)して現在に至ります。
ご存知の通り/上記の通りHolland & Sherryはマーチャントですが、直営のミル(機屋・織物工場)を国内外に所有し、従来のファッションアイテム向けに加えてインテリア向けのテキスタイルを生産するなど多岐に渡る事業を展開している点も極めてユニークです。
2002年からはアメリカ最高峰との呼び声が高い縫製工場:Oxxford Clothes等を所有するIndividualized Apparel Groupの傘下に入っています。
以上です。
では、圧巻の中身を見ていきましょう!!
その美しさたるや。。。
ある意味で言葉は必要ないと思いますので一気にご紹介します!
冒頭から順番にご紹介します。












ご覧の通り、クラシカルなトーンからモダンなトーンまでSpring/Summerシーズンのスピリットを反映した多彩なカラーパレットで描かれたチェック、ストライプ、そして繊細な無地系/無地が見事なコレクションです。
Holland & Sherryでしか表現できないと思われる絶妙なトーンがこの万能なボディを新たな次元へと押し上げている。
僕はそんなふうに思うのですがいかがでしょうか?
また、一部カラー&ラインを「共有」しているストライプとチェック、カラーを「共有」しているチェックがあるのも見逃せません!
皆さんはどの素材がよさそうに思いますか?
僕は。。。
たくさんあり過ぎて困っています汗。
が、ここは絞らなくてはいけません!
という訳で。。。
今日は4回目の新作バンチブック紹介ですし。。。
僕が特に気になる「本日のイチオシ」ベスト4をご紹介します。
*あくまで「本日の」なので&これだけ素晴らしいコレクションなので明日には変わっている可能性もあります汗
本日のイチオシ 4-1

このDiaryでも何度も書いている通り、ここ数年Redに匹敵するくらい好きなカラーがYellowな僕です。
なので、この素材と冒頭(トップ)にコンパイルされているYellowのグレンチェックには激しくビビビっときました
どちらもすごくイイですよね!
どちらをセレクトするか/セレクトしないかはすごく悩みましたが、2026.3.6 Friの僕はこちらにより惹かれました。
決めては、ヴィンテージテイストあふれるウインドウペーンの「切り方」です。
少しぼやけた感じのタッチがスーパーカッコいいですよね!
ベースの鮮やかBlueのハウンズトゥースもサイコーです。
爽やかにして軽快な素材ですが。。。
僕はこちらなら敢えて少々フォーマルテイストが香る濃いめのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ライニングはYellowベースのフローラルプリントライニング、ボタンはくるみボタンにしたいです。
そして、ウインドウペーンおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはYellowにしたいです。
本日のイチオシ 4-2

ストライプもかなり悩みました!
具体的にはこちらと上から5番目の画像に写っているLight Blue(下から2番目)のストライプと悩みました。
後者ですが、こんなにもピュア&イノセントなLight Blueストライプのスーツ。。。
考えただけでもカッコいいです!!
が、2026.3.6 Friの僕は超僅差でこちらに軍配をあげました。
ニュアンスが効いたベースカラーはもちろんのこと、White(あるいはLight Pink?)とRedのダブルストライプが気に入りました!
僕はこちらなら、LOUD GARDEN/RYOJI OKADAのアイコンモデル的存在である「縦横斜め:Vertical, horizontal and diagonalなスリーピーススーツ」のアレンジヴァージョンで作りたいです。
「アレンジヴァージョン」とは、昨秋ノンフィクションライターの石戸諭様からご注文いただいたCrown Flannelのスリーピーススーツとほぼ同じデザインです。
あちらはジャケットのデザインがオリジナルの「縦横斜め」とかなり違うんですよね。
具体的には ↓こんなデザイン/ディテイル↓ で「料理」したいです。
ジャケット:10.5cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジション&着脱式拝みボタン仕様のシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ホリゾンタル裁断したアウトサイドティケットポケットつき + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ
ヴェスト:ラペルレス + シングルブレステッド6ボタン + 上前(ウワマエ:前身頃の左手側)を正バイアス裁断 + 下前(シタマエ:前身頃の右手側)をホリゾンタル裁断 + ウェルト仕様のウエストポケットをヴァーティカル裁断
トラウザース:ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム
ライニングはLiberty LiningsからRed, White and Blueのフローラルプリントライニングをセレクトして、ボタンはくるみボタンにしたいです。
そして、ストライプおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはRedにしたいです。
プラス、どこかにWhiteも使いたいですね!
いつもラペル(下衿)裏に入れている文字刺繍の糸がイイかな?
本日のイチオシ 4-3

シックなRedのグレンチェックです。
水曜日にご来店くださったN様が「これは岡田さん好きそうですよね!」と仰いましたが。。。
完全に当たりです!
はい、大好きです!!
僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ライニングはLiberty LiningsからRedが効いたロックなプリントライニング、ボタンはRedに染めたマザーオブパール(白蝶貝)釦にしたいです。
ドレススタイルはもちろんスマートカジュアルスタイルでもガンガン使いたいです!
後者のインナーはRedあるいはWhiteの100% LinenシャツやRedあるいはPinkのシーアイランドコットンポロシャツあるいはタートルネックニットにしたいですね。
本日のイチオシ 4-4

4-3より一段と鮮やかなRed。
モダンレトロなメランジ。
そして、同カラーの柄違い!
サイコーです。
僕はこちらならこの2種を巧みに使ってミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
はい、今春Dark GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルです。
具体的なデザインは、ジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」です。
ライニングはLiberty LiningsからRed系のフローラルプリントをセレクトして、ボタンはくるみボタンにしたいです。
「2種の巧みな使い方」ですが、メインはグレンチェック(右)にしたいです。
そして、カラー(上衿)やターンバックカフスやくるみボタン等のパーツはハウンズトゥース(左)にしたいです。
そして、パーツ使いをしたハウンズトゥースでもトラウザースを作っておいて時々ジャケット単品とセットアップして愉しみたいですね!
以上です。
このバンチブックの素材はどれも現物の方がよりキレイです!
ご来店の際にはぜひとも全59マークをご覧ください。
6th. Mar. 2026
Ryoji Okada