2025年8月もいよいよ残り3日間となりました。
人生最高ともいえる素晴らしいエクスペリエンスとなったAustria旅行。
幸せいっぱいだったお誕生日前後。
閑散期の8月としては比較的堅調な商況。
お盆明け後に連発したものの収束に向かいつつある複数のトラブル事案。
等々、とってもナイスな日々を過ごせている2025年8月!
なんとか残りの3日間も公私ともに充実させて「有終の美」を飾れればと思っています。
引き続きの応援を何卒よろしくお願いします!
ところで。
「8月」といえば
2日振りにオーダーメイドシャツ用の新作コレクションをご紹介します。
ここ数日何度かこのDiaryでも書いた通り、8月中にご紹介したいあれこれが山積みだったのですが。。。
時には「割り切り」「諦め」も必要と考え8月中はオーダーメイドシャツ用新作コレクションのご紹介に徹します!
4回目の今日は国産素材の最高峰コレクション:The Royal Caribbean Cottonの新作です。
The Royal Caribbean Cottonが誇る最大の「ウリ」はその比類なき上質さです。
*上質さについては後述します
が、(僕がA WORKROOMをやっていた時代だから20年以上前でしょうか?)導入時は「ウリ」が上質さオンリーなコレクションだったのも事実です。
表現を変えると、極めてクラシックな色柄が見る人によっては少々退屈なコレクションでした。
しかしながら、ここ数年は色気のある色柄やLinenブレンドボディやモダンクラシックな新定番シリーズ等々が多数リリースされるなど、クオリティ・クリエイティヴィティ・ヴァラエティの三拍子が揃った一大コレクションに成長しつつあります。
今回入荷した新作もコレクションに新鮮な彩りを加えるナイス素材です。
ご来店の際にはぜひともじっくりチェックをしてみてください。
では、早速始めましょう!
今回入荷したThe Royal Caribbean Cottonの新作は ↓こちら↓ の6マークです。

美しい光沢が見事なマイクロツイル(綾織)組織のストライプ6カラーです。
品質は100% Cotton、糸番手は経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに100番手双糸(ソウシ)です。
スワッチ見本裏に貼られている品番シールには糸番手が明記されていますが、そちらには100/2Gと書かれています。
100が糸番手を、2が双糸を、Gが後述するガス焼き工程を意味しています。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
さて、何度もこのDiaryで書いている通り、The Royal Caribbean Cottonは「肌触りが抜群にいい!」「この素材でないとダメだね」「信頼のクオリティ!」と仰ってくださるファンがたくさんいらっしゃる、そして我々「玄人」もそのクオリティの高さに思わず脱帽したくなるとってもスペシャルなコレクションです。
実に手間のかかるこだわり抜いた工程を経て生み出される素材なのでそれも納得なのですが、その素晴らしさをまだご存じない方がいらっしゃるのもまた事実だと思います。
という訳で、最初にThe Royal Caribbean Cottonの「こだわりポイント」をご紹介します。
—–
まずは原材料です。
良質の綿花のみを手摘みで収穫、38㎜以上の超長繊維綿のみを選りすぐります。
これがThe Royal Carribbean Cottonの基本的な魅力である3要素:「上品な光沢」「類稀なしなやかさ」「優しくナチュラルな肌触り」の「土壌」となります。
続いてThe Royal Caribbean Cottonの最重要工程ともいえる「ガス焼き」です。
ここでいう「ガス焼き」とは、紡績の段階で「糸の1本1本を2回に分けてガス管に通して焼くことで余計な毛羽を除去する工程」のことを指します。
この工程により素材の表面が均一化し染色性が向上、繊細な色合いを表現することが可能になります。
また、糸ムラが抑えられるため素材表面が一層美しく仕上がります。
最後に製織です。
「昔ながらの低速シャトル織機を用いて丁寧に織られていること」と「製織段階での糊づけを行っていないこと」から素材本来が持つ豊かな風合いが失われることなく仕上がります。
かように3段階:「原材料」「紡績工程」「製織工程」のすべてにおいて頑固なまでのこだわりを貫き通して生み出される素材がThe Royal Caribbean Cottonなのです!
—–
何度も読み返した(そして、今回入れた微調整を含め5回くらいの手直しをした)この文章ですが、改めて読んでみると「そりゃ、やっぱりハイクオリティな素材が仕上がるよね」と感心します!
と同時に、某俳優さんをはじめとした数々のファッション上級者を魅了してきたのも腑に落ちます。
そのThe Royal Caribbean Cottonには2冊のバンチブックが存在します。
120番手双糸を基本としたGold Lineと100番手双糸を基本としたSilver Lineです。
*Gold Line以上のシリーズ:Platinum Lineも存在しますがそちらはGold Lineの巻末にコンパイルされています
*諸般の事情でThe Royal Caribbean Cottonではないもののクオリティの高さが同等以上の国産素材:American Sea Island CottonシリーズもGold Lineの巻末にコンパイルされています
今回入荷した6マークは100番手双糸ですからSilver Lineです。
そういえば、7月にお邪魔したシャツファクトリーさんの展示会で担当営業さんがこの素材で作ってサンプルを持ってきて「岡田さん、このカリビアンの新作すごくよくないですか?」「評判良好です!」と仰っていました。
確かにボディ/クオリティはもちろん知的なフレイヴァーが薫る色柄も◎ですよね!
はい、スーパーナイスな素材だと思います。
そして、画像よりも実物を見て触っていただいた方がより一層そのナイスさを実感いただける素材だとも思います。
つきましては、ご来店の際にぜひともその素晴らしい風合いを実際にお確かめください。
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っています。
その際には「寄り画像」の左上に記す「FMから始まる品番」でご依頼ください。
続いて、「寄り画像」とともにより詳しいご説明を加えていきます。
FM84757/762

いずれも知性あふれるハンサムなLight BlueとNavy Blueです。
いずれもすごくイイですよね〜!
僕はこちらならいずれも「ギャザースタイル + ループ仕様のNewラウンドタブカラー + ラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパールボタン + カラー&カフス裏面はBlue系Libertyプリント素材(初回にご紹介したTick Tockがよさそう!)」で作りたいです。
はい、最近のお気に入りです!
超スーパー優雅な1枚が仕上がると思います。
いずれの場合もバックヨークにRed糸でてんとう虫刺繍を入れてRed, White and Blueのトリコロールを作りたいです。
「さりげなくロックな遊び心を表現したい!」という訳です。
オーダーメイドシャツ(税込):¥19,800~
FM84758/761

Champagne Goldともいえそうなゴージャスな輝きを誇るBeigeと極めてシックなDark Brownです。
これまたどちらもカッコいいです!!
僕はこちらならいずれも「ギャザースタイル + セミワイドスプレッドラウンドティップカラー + カーヴドトリプルボタンカフス + フレンチフロント(裏前立)+ 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパールボタン + カラー&カフス裏面はそれぞれのストライプカラーに合わせたドットプリント素材」で作りたいです。
このカラーですからスーツスタイルにはもちろんスマートカジュアルスタイルにもハマる1枚をという狙いです。
ボタンはBrownマザーオブパール(茶蝶貝)ボタンもアリだと思います。
こちらなら、どちらもバックヨークにBrown糸でクワガタ虫刺繍を入れたい気がします!
オーダーメイドシャツ(税込):¥19,800~
FM84759/760

クールなGreyと高貴なWine Redです。
ボディの美しさと上質さが最も際立つのはこの2カラーかもしれません!
いずれも出色の仕上がりだと思います。
Greyならフォーマルウェアにもバッチリな1枚を、Wine RedならBlue系の2カラーと同じデザイン/スタイルで作りたいです!
オーダーメイドシャツ(税込):¥19,800~
以上です。
次回はBasicsとBookⅠの新作をご紹介予定です。
ご期待ください。
29th. Aug. 2025
Ryoji Okada