何度かこのDiaryでも書いたのですが、誠に勝手ながら今日は早退して神宮球場で行われるナイターを観に行きます。
17:00くらいには店を出ると思います。
何卒ご了承ください、
尚、僕が早退して以降ももちろん店は通常営業します。
竹林君が元気いっぱいで営業しますのでお近くまでいらした折にはぜひともご来店ください。
営業時間は20:00までです。
お待ちしています!
現在今季2度目の5連勝中。
試合後には単独3位に浮上する可能性もある大事な今日の試合。
絶対に勝つ!!
ところで。
「5」「2」といえば。
2日連続でオーダーメイドシャツ用の新作コレクションをご紹介します。
昨日も予告した通り、5回目の今日はBasicsとBookⅠの新作です。
Basicsは文字通り「定番」あるいは「定番的」な素材がコンパイルされているバンチブックです。
BookⅠは国産の高機能素材とニット/ジャージー素材専用のバンチブックです。
いずれの新作も素晴らしくナイスですのでご来店の際にぜひともじっくりチェックをしてみてください。
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っています。
その際には「寄り画像」の左上に記す「FMから始まる品番」でご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう。
Basicsは今回 ↓こちら↓ の6マークが入荷しました。

左4マークがUSA cottonを100%使用した “The Sates Made” ブランドのオックスフォードで右2マークがIndigo Blue染めのダンガリーです。
いずれもこだわりいっぱいの新定番です!
「秋の足音」がちょっとだけ聞こえる気がしないでもないこの時期になるとスマートなカジュアルシャツ、あるいはドレス/カジュアル兼用のシャツが恋しくなる方も多いと思いますが、こちらの6マークはいずれもそんな方にぜひともオススメしたい逸品です!
続いて、「寄り画像」とともにそれぞれをより詳しくご説明します。
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The States Madeはリリースされた際にファッション業界内では少なからぬ話題となった「厳選したUSA cottonを使用してヴィンテージの名素材を復刻する」というコンセプトのテキスタイルブランドです。
手掛けたのは7年?8年くらいまでLOUD GARDENの裏にある一棟貸しの一軒家に入居なさっていたC社さんです。
C社さんは3年か4年くらいの間あの一軒家をオフィスとしていらっしゃいました。
その間、何人かの社員さんとちょっとだけ交流していて時々サンプル品等を見せてもらったりしていたのですが、トラッド系ファッションに精通した強いこだわりのある会社でした。
皆さん、お元気でいらっしゃるかな?
会社自体はね、こんなにも「こだわりの塊」なテキスタイルブランドを新たに展開している訳ですからめちゃくちゃ元気なんだと思います。
素晴らしいことです!
僕も頑張らなくては!!
そのC社さんはThe States Madeブランドを立ち上げるにあたり、現代の技術を駆使してヴィンテージ素材の糸(太さや形状)、組成、密度といった特徴を徹底的に分析したそうです。
例えば今回入荷したオックスフォードは、歴史あるアメリカの某アメリカンブランドに供給されていた1980年代の素材を忠実に復刻しています。
ちなみに復刻を目指した素材を作っていた工場は既に廃業しているため同じ素材は二度と入手することができません。
*復刻に際しては某アメリカンブランドのヴィンテージシャツを分析したそうです
ロマン溢れるストーリーですよね〜!
もう少し突っ込んでご説明すると、C社さんが厳選したUSA cottonは油分が少ないことに由来するドライな風合いが特徴だそうです。
その原綿を使わないと、いくら昔ながらの紡績・製織を行ってもこの独特の素材感と頑強な仕上がりにはならないそうです。
ロマン、独特の素材感、高い堅牢度、そして徐々に起こるであろうイイ具合の経年変化。。。
加えて、人と環境に配慮した安全で持続可能なコットン生産システムを導入し後世に残る素材を開発しようという心意気を持つC社さんの作品であること。
たくさんの魅力が詰まった素晴らしい新作だと思います。
ご来店の際にはぜひとも実際に触って脈打つロマンを感じてください!
品質は100% Cotton、糸番手は経糸(タテイト)が40番手単糸(タンシ)で緯糸(ヨコイト)が10番手単糸、カラーは左からNavy Blue、Blue、Red、Greenです。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
僕は。。。
やっぱりRedかな!?
C社さんのこだわりと心意気に敬意を表して、某アメリカンブランドが作っていたようなボタンダウンシャツを作ってみたいです!
オーダーメイドシャツ(税込):¥17,600~
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上述の通りIndigo Blue染めをしたダンガリーです。
デニムやシャンブレイはそれなりのヴォリュームがレギュラーコレクションにコンパイルされているのですが、これまでダンガリーはありませんでした。
ご要望は少なからずあったのですが。。。
というお客様の声が届いたのか!?
今春、White・Blue・Navy Blue・Greyの合計5マークが入荷しました。
「ダンガリーのWhite無地は色々な意味で面白い!」といったニュアンスで喝采したのでご記憶している方もいらっしゃるかもしれません。
そして、その5マークは嬉しいことにかなりご好評でした!
が、一方で、その5マークは「春先入荷」ということもあり糸番手が経糸・緯糸ともに20番手単糸とやや薄めでした。
もちろん薄めのダンガリーも軽快でイイですし味わい深いです。
しかしながら、今回入荷したこちらは経糸・緯糸ともに10番手単糸の「本格派」です!
そして、シャツファクトリーさんの展示会で拝見した時にも「おお!これはナイスですね!」と僕も感嘆した極上品です。
ご来店の際にはぜひとも今春入荷した5マークとあわせてチェックをしてみてください。
ちなみに、ダンガリーとは経糸にWhite糸・緯糸に色糸を使ったカジュアル素材を指します。
*デニムはダンガリーと逆の構造を持つ:経糸に色糸・緯糸にWhite糸を使用したツイル(綾織)組織の素材を指します
*シャンブレイはデニムのポプリン/ブロード(平織)ヴァージョン:経糸に色糸・緯糸にWhite糸を使用したポプリン/ブロード組織の素材を指します
*ダンガリー・デニム・シャンブレイともに主たるカラーはIndigo Blueです
従来はツイル組織のそれのみをダンガリーと呼んでいましたが、昨今はポプリン/ブロード組織でもダンガリーと呼ぶことが増えてきました。
それが証拠に。。。
今回入荷したこちらの2マークもポプリン/ブロード組織です。
基本的に織物は「素材の表面に経糸」が「素材の裏面に緯糸」が強く現れます。
そのため、ダンガリーの表側には色糸ではなく、White糸が多く現れるのが特徴です。
もちろんデニム同様の経年変化/色落ちが楽しめるのも大きな特徴です。
実はこちらの新作が誇る魅力はそれだけではありません!
「生」の素材でシャツを縫製した後に加工(バイオブリーチ加工/バイオウオッシュ加工)を施すことで、新品でありながら「色落ちやアタリといった味わい・風合い」を表現する「製品加工シリーズ」なのです。
「『指定寸法で仕上がることが重要なオーダーメイド 』と『素材によって異なる縮みが発生する製品加工』は相性がよくない」というのがファッション業界内の常識ですが、このシリーズは「素材各々の縮率から逆算した少し大きめの寸法でシャツを仕上げた上で加工を施す」という手法をとって相反する異なる要素を両立させています。
シャツファクトリーがデニムの聖地/デニム加工の聖地岡山県に所在するからこそ実現した素晴らしくマジカルなシリーズなのです!
はい、そうです。
このシリーズの「後加工」は、シャツファクトリーさんではなく(シャツファクトリーさんと程近い距離に工場を持つ)デニム加工業者さんが行います。
「餅は餅屋」というやつですね!
という訳で、製品加工シリーズは通常のシャツより10日前後長いお時間をいただきます。
さてさて、というマジカルな製品加工シリーズということで。。。
実はこちらの2マークは元々は同じ素材です。
はい、「生」の素材は同一で「製品加工シリーズ」のため色が変わっているという訳です。
具体的には上画像の左上がバイオブリーチ加工で右下がバイオウォッシュ加工です。
かなり色落ちするのがバイオブリーチ加工、適度に色落ちするのがバイオウォッシュ加工という訳です。
皆さんはどちらがお好きですか?
僕はバイオブリーチかな〜〜!?
ちなみに中画像はシャツファクトリーさんの展示会にて撮影したサンプルです。
前立部分等にイイ具合の「アタリ」が出ているのがお分かりいただけると思います。
下画像は素材の特徴・注意が書かれたシールです。
かくかくしかじかな素材なのでカジュアルシャツを作るのが絶対的な「正解」だと思います。
具体的には。。。
ボタンダウンカラーシャツはもちろんのこと、カウボーイシャツ/ウエスタンシャツやミリタリーテイスト強めのシャツを作るのもイイでしょうね!
が、しかし、ドレッシーなシャツを作っても間違いなくカッコいいはずです!
僕なら多分そうします。
具体的には「ギャザースタイル + ラージラウンドカッタウェイカラー + ミラノカフス + フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタン 」で作ってみたいです。
そして、カジュアルスタイルはもちろんスーツスタイルにもガンガン合わせたいですね。
品質は100% Cotton、糸番手は上記の通り経糸・緯糸ともに10番手単糸です。
オーダーメイドシャツ(税込):¥23,100~
BookⅠは今回 ↓こちら↓ の6マークが入荷しました。

上述した通り、BookⅠは国産の高機能素材とニット/ジャージー素材専用のバンチブックなのですが今回は前者のみが入荷しました。
左4マークはOrganic Cottonを使用した*Natural Stretch機能を持つ微起毛ツイル無地です。
*Natural Stretch機能:Polyurethaneに代表される伸縮性の高い原料を使わずに天然繊維だけで実現するStretch機能のこと
Organic Cottonと微起毛に由来する温かみとNatural Stretch機能ならではの快適さが魅力の素材です。
右2マークは特殊なメッシュ組織に由来する優れた通気性等々が特徴の軽やかでソフトなスーパーコンフォート素材:Dot Airです。
続いて、「寄り画像」とともにそれぞれをより詳しくご説明します。
FM17164/165/166/167

ぱっと見は機能性素材に見えない佇まいがイイですよね!
そして、Woolyなメランジ調の「顔」もナイスだと思います!!
そしてそして、上記した温もりと快適さも魅力です!!!
この素材感ですからシャツはもちろんのこと、オーヴァーシャツやサファリジャケットやシャツジャケットといったアウターを作ってもイイでしょうね。
シャツワンピースも◎だと思います。
僕は右下のBrownでシャツとサファリジャケットのセットを作りたいです!
品質は100% Cotton、糸番手は経糸・緯糸ともに30番手単糸、カラーは左上からWhite、Grew、Navy Blue、Brownです。
オーダーメイドシャツ(税込):¥17,600~
FM17168/169

Dot Airは日本が世界に誇る繊維/素材メーカーであるToray/東レさんが開発した先進素材です。
その最大の特徴は「独自の加工技術により素材全体に形成された通気孔」にあり、その通気孔が並外れた通気性と吸汗速乾性を実現しています。
*通気孔といってもパッと見だと気づかないほど小さいです
具体的には、例えば炎天下や高温多湿な都市環境や過酷なアウトドアアクティビティでも衣類内のムレを抑え、不意に濡れてもすぐに乾き、常にストレスフリーな着心地をキープします。
また、無数に通気孔が開いているためパンチングレザー同様軽量化がなされている点、抜群の肌離れ、ベタつきのなさといった高い「能力」も見逃せません。
というDot Airは、カジュアルウェアだけでなく本格的なスポーツウェアにも数多く採用されています。
その事実こそがDot Airの高い機能性を裏づけているといえるでしょう!
今回入荷した2マークの品質は68% Polyester + 32% Cotton、Dot Airの基本的な機能である上記に加えてハイパーなストレッチ性、抗シワ性も誇る「超有能」な素材です。
また、Seersuckerにも似た「肌への接地面積が少なくなる」凹凸、シックなチェック柄もナイスだと思います。
ゆったりフィッティング&ショートスリーヴのオープンカラーシャツなんかを作れば今の季節でもバッチリ活躍すると思いますが、これからの季節ならばオーヴァーシャツやシャツジャケットといったアウターがベストチョイスかもしれませんね。
もちろんシャツも「間違いない」と思います。
もしシャツを作るならゆったりフィッティングのカジュアルシャツがオススメです。
オーダーメイドシャツ(税込):¥18,700~
以上です。
次回はいよいよ最終回!
BookⅡとBookⅢの新作をご紹介予定です。
乞うご期待ください。
30th. Aug. 2025
Ryoji Okada